International Champions Cup
Real Madrid C.F. 3-2 Chelsea
マドリーのゴール:マルセロ、マルセロ、マリアーノ
事前に大雨で試合が予定通り開催できるかわからない…という情報があり、開催自体も、ピッチや気象状況で怪我のリスクが上がらないか等の懸念がありましたが、最終的にミシガンスタジアムには「10万5千人」が入り、無事に試合も開催されました。そして、今季初勝利。
先発は、カシージャ、カルバハル、ヴァラン、ナチョ、マルセロ、カゼミロ、コバチッチ、バスケス、アセンシオ、モラタ、マリアーノ。このメンバーでやっていた前半〜後半20分くらいまでの時間帯は、ほとんどの時間を優位に進めることができていたと思います。やはりクロースやモドリッチのいない中盤は、秩序を欠くというかバタついた感じはしますが、それでもコバチッチが攻撃によく絡んでいたと思いますし、前の試合で3失点したディフェンスも強かったし、カシージャも堅固で、いろいろ改善され、意識も切り替わってきているのかなと思います。決まったゴールは、マルセロの右脚、マルセロの左脚、マリアーノのゴラッソと、個人技に負うところも大きいとは思いますが、攻め込み続けていたからこそ、ゴールになり得るシュートチャンスがあったわけで、これも一定の成果ではないかと思います。
MVPは、2ゴール1アシストで、文句なくマルセロ。ここまで2試合で3ゴール!という素晴らしい成績、チーム得点王です。アセンシオと絡んでチャンスを作ろうとすることが多く、これはアセンシオにとっても良いことだと思います。アセンシオ、マルセロとのコンビもそうですし、ドリブルで前へ運ぶ→ファウルで止められるというシーンがいくつかあり、とにかく良い印象を残せているように思います。マリアーノは、先発で結果も出せて、今シーズンhはカスティージャなのか何か別の案があるのかはわかりませんが、これも自信になったのではないかと思います。モラタがんばれ。
後半途中から一気に選手が入れ替わり、キャプテンマークがナチョ、ナチョが下がった後はなんとダニーロ(2年目!)になるというくらい若手チームになって、そこから2失点。リードしているのに、妙に前がかりに急ぎすぎで裏を取られやすくなり、GKの対応もまずく…というところもあったわけですが、まあそれはそれで良い経験にもなったかと思います。
遅れて合流した3人、ナバス、ベンゼマは引き続き欠場。イスコはトレーニング中にどこかを強打したことが理由で欠場(前日のトレーニングの様子にも姿がなかったので…大きな怪我ではないようで安心)。ヘセに関しては、試合後のジダンの会見から、現在移籍話が進行中のため出場させなかったとのこと。