けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

積年の呪い

2010-01-31 08:11:20 | football
すんたんの出ないエスパニョール戦の録画放送に負けたデポルvsマドリーの試合です、おはようございます。
19年間勝てていない上に、本日は雨のリアソール。両チーム共にフィリペ・ルイスのためのTシャツを着て入場。先発にはラウルが復帰。と、放送前でもこれくらいはネタバレしてもお許しいただけるでしょうか。Animo Filipeの画像2枚の下に、本日の試合について細々と。









勝ったよ!

09/10 Liga Espanola 1a division Jornada 20
Deportivo de la Coruna 1-3 Real Madrid C.F.

デポルのゴール:リキ(87=PK)
マドリーのゴール:グラネロ(13)、ベンゼマ(40、90+1)

GK:イケル
DF:アルベロア、アルビオル、セルヒオ・ラモス、マルセロ
MF:シャビ・アロンソ、グラネロ、グティ、カカ
FW:ベンゼマ、ラウル(79、ドレンテ)

まだ見ていない方には、一刻も早くご覧頂きたい、という試合です。前半と、後半の最後の辺りだけでいいかもしれないけど。何といっても、グティ。グティの2点目のアシストが試合のハイライトです。たまらん。とりあえず↓これで。


Cadena Serの人々、思わず拍手。


グティ大先生のご機嫌なコメント
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「目の端にベンゼマが見えて、GKが俺のほうに向かってくるのがわかった。それで、ベンゼマの方がラクに取れるだろうと考えたんだ。フットボールで重要なことは、一番いい場所にいる仲間にボールを渡してやることだ。」
「長い間ここでは俺たちは勝てていなかったし、勝てないまま引退するんだろうかと考えたこともあった。でも、俺たちは素晴らしい前半を披露した。良い戦いをして、2つゴールを決め、たくさんのチャンスを作り出した。」
「俺たちは、素晴らしいチームだということを示せたと思う。欠場者は多かったけれど、このチームはハードに戦い、このユニフォームを着る意味を示したんだ。」
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時系列メモ
まとめて何か書くかもしれませんが、とりあえずまた、時系列メモをほぼそのまま。

○アルベロア、本日はブーイング対象の模様。と思ったけど、最初の頃だけで、後はたいしたことない感じ。
○カカはサイドを使うよう意識している
○マドリーの波状攻撃、ベンゼマとラウルがもろかぶりのシュート……打ったのはベンゼマの方。
○デポルは左(パブロ・アルバレス)からいいクロスが飛んでくる
○グラネロ!!!!! CKの崩れでボールが跳ね回っていたのを、左から入ってきたグラネロが、えいやって感じで頭でゴール! 1-0!
○ディフェンスは、マルセロ左は少し自重してる感じがする。アルベロアは、きもちいいくらい良いタイミングで上がってくる。
○高いデポルの最終ラインを突破したベンゼマ、右サイドからきれいな折り返し、に飛び込むラウルが合わず。1点ものだったのに。
○ラウルが…ラウルが…ラインから抜け出るところまではいつもどおり完璧。だったのに、ゴールが入らない。アランスビアが上手いのか。
○シャビ・アロンソ、さすがに今日は守備の負担が大きいとは思うのですが、でもパス配球とか、やっぱりいい
○試合自体はマドリーが支配できてる。いつもよりサイドも使えていて、中に折り返してできるチャンスも増えている。でも積年のジンクスなわけですし、そろそろ次の点がほしいところ。
○カカの縦への動きのキレが非常に良い
○ラウルは良いところと悪いところが混在してる感じ。抜け出る動きは良かったけどシュートコントロールが、とか、ボール奪取は良かったのにその後のパスの精度が、とか。でもポスト的な働きなんかはさすが。
○マドリーが一方的に攻める時間が続いていたものの、デポルの攻撃の時間。こわー!こわー!
○とかいってたら追加点! カウンターで突破していくカカが左サイド寄りから一番前にいたグティへパス! グティ、自分でも打てたのに、ヒールで後ろに流してベンゼマがゴール! 2-0。
○グティは、デポルのDFとアランスビアとをたっぷり引きつけてからのラストパス。うまい。うますぎる。
○前線で喜べない人たちは、後ろで喜んでいたらしい>イケル、アルビオル、マルセロ
○仕事したぜ、という満足顔のグティ大先生

○後半
○ベンゼマがオフサイドにひっかかったのは、後半5分のが初めてのような気がする。今日は何か違うわ
○ご機嫌らしく、ファウルを受けても怒らないグティ
○こぼれるボールをほとんど拾えているマドリー。デポルにほとんど攻撃させない
○マルセロからのパスを受けてカカシュートがおしい。カカ、多少持ちすぎだけど、今日は本当に良い
○あー、バレロン下がっちゃった
○デポルにちょっと動きが出てきた感じ。攻撃の時間が長くなってきた
○少し遠目から打ってくるので精度は欠けるけど、雨降ってピッチぬれてるし、グラウンダーのシュートはちょっと怖い
○後半15分過ぎ、カカはエネルギー切れの模様。ラウルはすっかり中盤の人
○カカベンゼマでいちおう攻めてます
○ベンゼマ、相変わらず密集というか張り付かれるのが苦手の様子
○試合を落ち着けてるというならいいんだけど、でもところどころ気が抜けてるような。
○抜け出たところ、エリア内でぺこっと倒れるベンゼマ。特に大きくアピールしなかったものの、ファウルにも何にもならず、寂しそうな目をする
○リキ入るだけで、いっきに怖くなってきたデポル
○久しぶりにドレンテ登場。ラウル下げるのか。エネルギー切れたカカかと思った
○カピタンマークはグティ大先生へ
○中盤がすっかりゆるくなりました。こうなると、いかにラウルが中盤で効いてたか、ってことになる。それでいいのかという疑問はあるけれど
○恐ろしすぎな(しかも無駄な)バックパス。ベンゼマ?
○何でもかんでも後ろ下げると、セントラル2名+GKの負担が増すのですが。
○リキ、両足揃えて倒れてるのに…PK取られてしまった。リキがそのまま決めて2-1。うーん……
○この流れではカンテラの子たちは出しづらい
○手に汗握ってたら、ロスタイム入ったところでベンゼマがやっと! 3-1。ラストパスはアルベロアかな。これで何とか始末がつきそう
○グティさん1人で雄叫び。積年の思いは深い
○モスケラがスタンバイしてる。でもロスタイムもあと1分もないのに。しかも先輩たち、なかなか流れを途切れさせないから……って、あーかわいそうに。出ないまま終わっちゃった。


バルダーノ、少々批判?
今回トップチームに帯同したカンテラーノスが誰も出場できなかったことについて。
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「ペジェグリーニは、交代の効果を信頼していなかった。彼らに手助けを与えることもできただろうに。モスケラが出場できなかったのは痛かった。しかし、まだ若い選手たちだし、トップチームとはわずかしか一緒にトレーニングしていないのだ。」
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確かにカンテラの選手たちのデビュー見たかったですけど、2-0でフエラ苦手の相手とあれば、動きづらかったのもわかる気がするのですが。試合が決した3点目も、決まったのはロスタイムに入るか入らないかくらいのタイミングだったし。もう少し早く決まっていればなあ。


ペジェグリーニ
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Q:試合の評価は?
A:この勝利にとても喜んでいる。なぜなら、ずっとレアル・マドリーにとって、非常に難しい場所だったのだから。このチームは非常に素晴らしい試合をした。

Q:今シーズンのベストゲームでしょうか?
A:このチームは、既に今シーズン、多くの素晴らしい試合をしてきたと思っている。だからこれがベストだとは思わないよ。

Q:シャビ・アロンソは、スペースがあるほうがより良いと思いますか?
A:異なるバリエーションがあるということだ。このチームは、この試合を取ろうとスタートダッシュをかけた。でも、それはこの試合が決勝戦のようなものだからということではない。このチームは、最後の試合まで戦っていくだろうから。

Q:この先は?
A:リーグはまだ動き続けている(何も決していない)し、数字がそれを物語っている。ファイナル(シーズン終盤のこと?)はまた別のものだろうが、このように重要な試合は存在する。数字が許す限り、このチームは戦い続けていくだろう。マドリーは油断のならないチーム、デポル相手に良い試合をした。同じようなことがビルバオでもあれば良かったのだが、あの時は負けてしまった。
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試合全体のハイライト

アルベロア

2010-01-30 16:59:38 | football
デポルvsマドリーの前哨戦、OB対決のインドアサッカーでは、マドリーがデポルにこてんぱんにやられたとかいう気になるニュースもありますが(あのジャウミーニャがハットトリック、フランにも2点許し、6-15で敗れたらしい。ナイベトとかドナトとか…デポル~)、気を取り直しましてこちら。デポル所縁の選手といえばもちろんアルベロア、のインタビュー


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元デポルティーボの選手、アルバロ・アルベロアが、レアル・マドリーの選手として土曜日の重要な試合に臨む気持ちを、Riazor.orgに語った。アルベロアは、デポルティーボが、チャンピオンズ圏内に入ること、クラシコの試合(この場合デポルvsマドリーを指す)の後から始まるすべての試合で勝つことを望んだ。

アルバロ・アルベロア・コカが、デポルティビスタとしての最後の試合を戦ってから3年ぶりに、ワールドクラスの選手の仲間入りをすることになったリバプールへの移籍を経て、リアソールに帰ってくる。現在、レアル・マドリーの選手としての最初のシーズンにあって、白のユニフォームを着ての初めてのリアソールでのデポルティーボvsレアル・マドリーの試合だ。彼の、デポルの選手としての最後のクラシコ(マドリー戦)は、イングランドに移籍するほんのわずか前のことだった。

Q:フィリペの負傷は、デポルティーボにとって、そして彼にとっても、痛手ではありませんか?
A:そうだね、もちろん。何よりも彼にとって、今シーズンは重要な、彼が偉大な選手として献身していく年だった。さらにW杯がある年でもあり、そこに到達するのに多くのオプションがあった。彼の負傷は深刻な打撃だけれど、フィリペはとても強い心を持った人間なんだと僕は思っている。確実に、以前よりも強くなって戻ってくるだろう。

Q:彼とは話せましたか?
A:日曜日に話したよ。土曜日には彼にSMSを送って、それから日曜日に話をした。本当のことを言うと、彼がすごく快活だったとわかったんだ。僕にとっては驚くことではなかった。彼は本当に強いメンタリティを持っているんだから。

Q:土曜の試合では、両チーム共に多くの欠場者を抱えています。デポルのフィリペ、マドリーのクリスチアーノ、どちらがより大きな損失でしょうか?
A:わからないよ。結局は、欠けている部分をどう補うかを知っていなければならないのだと思う。2人はどちらも大きくて目立つ損失だろう。でも、彼らに取って代わる選手たちがいるし、彼らはそれぞれの価値を証明したがっている。誰もが、フィリペがデポルの中でも最高の選手だろうとわかっている。デポルティーボの試合に置いてラテラルの重要性は大きい、特に攻撃面でそうだ。そして僕たちはは、残りの選手たちでリストを全うしなければならない。そして、なにが起きるか見ていこう。

Q:クリスチアーノのサスペンションをどう見ていますか?
A:マドリーとクリスチアーノ・ロナウドがしなければならなかったことすべてが、大きく取り上げられた。でも僕が思うに最悪だったことは、マラガの選手が鼻を骨折し交代しなければならなかったことだ。それこそが、今回のサスペンション問題全体をより悪い方向に持っていくことになったんだと思っている。もし鼻ではなく彼の胸に当たっていたら、絶対こんなことは起こらなかっただろう。だけど、いずれにしても、サスペンションになってしまい、僕たちはそれを受け入れなければならない。それ以上のことはない。

Q:18年間に渡ってリアソールで勝てていないというジンクスを打ち破れるでしょうか?
A:そうだね、そう願ってる。僕たちは精一杯戦うよ。十分に注意されていることに躓くわけに行かないから。決勝戦を戦うようなつもりでリアソールに行く。何年も勝てていないのは知っているけど、そういう流れというのは破られるものだよ。

Q:あなたはリアソールでマドリーに勝ったことがある……
A:そうだね、2-0で勝って、確かリアソールでの最後の頃の試合だったと思う。あの頃、マドリーがリアソールに来ると、何か特別な雰囲気があったと思う。ファンの皆と一緒にすごく素晴らしい雰囲気が作り出されていた。スタンドでの雰囲気がすごく高まっていて、選手たちはマドリー相手に死ぬ気でやってやろうという感じだった。

Q:ロッカールームでは、この事実についてのコメントはありますか?
A:このことについてコメントするのは、ほとんどがラウルとグティだ。彼らは、これまで戦ってきたすべてのピッチで勝利を手にしてきた選手だと思う。何度も言われるのは、「ゴールが呪われていること」とか「どうしても入らないんだけど、何が起きてるかわからない」ということ。でも真実、何年もフットボールの世界にいる彼らのような人たちが、リアソールにある何かに立ち向かっているんだ。

Q:デポルのユニフォームを着るのと、マドリーのユニフォームを着て戦うのと、その違いは?
A:明らかに、まったく違うよ。デポルのユニフォームを着てマドリーと戦うのは、わかると思うけど、シーズンの中でも重要な試合のうちの1つということだ。それに人々もそれを伝えてくる。何度でも、ホームのファンたちは、この試合がすごく重要だという合図を送ってくるからだ。そして僕にとっては、最後のデポルでの試合以来、リアソールに行くのはとても特別なものだ。その(マドリーの)ユニフォームを着て、ということで、僕にとって特別な試合になることだろう。

Q:リアソールのファンにはどうやって迎えてもらいたいと思っていますか?
A:本当のことを言うと、代表の一員として行ったときは、すごく良く迎えてもらえた。交代する時には、拍手もしてもらった。今は、僕は敵であり、彼らは僕をそういうものとして迎えるだろう。僕はそれを完全に理解するだろう。

Q:バルセロナから5ポイント離れている今、あなたたちにとっては重要な試合となるでしょう…
A:僕たちが失敗することのできない試合だ。僕たちは多くの希望を持っているし、モチベーションも高い。確かなことは、エキサイティングで、とても勇敢な試合になるだろうということだ。

Q:結果を予想してみますか?
A:いや、いいよ。何にしても、マドリーが勝つのが一番いい。その後、デポルがすべての試合に勝つといいね。デポルが力を盛り返して、チャンピオンズに入ってくれればと願っている。土曜日が過ぎたら、すべてのデポルティビスタとデポルティーボにとって、あらゆる最高のものがありますように。
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ある日のアルベロアさん。

Todo sobre Guti

2010-01-30 11:07:41 | football
まだ全部見れてませんが。スペイン語、ちゃんと聞いてわかりたい…。

Informe Robinson (Enero 2010): Todo sobre Guti [01]


Informe Robinson (Enero 2010): Todo sobre Guti [02]


Informe Robinson (Enero 2010): Todo sobre Guti [03]


クラシコ自宅観戦中の、グティ&ミニグティ(父子)のリアクションがいい……。

モスケラ、マテオス、ラウル・ルイス、ロドリゴ

2010-01-30 09:51:22 | football
18人の招集選手リストに、カンテラーノス4人が含まれる今節のマドリー。全員がベンチ入りすることになります。最終ライン、中盤、前線とどこも満遍なく心もとないし、1991年以来勝てていないリアソールでの試合とあれば、誰かにチャンスが巡ってくるかもしれない。そんな4人を簡単に紹介したマドリー公式の記事。日本語になってないようなので、読んでみました。

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トップチームと一緒にトレーニングすることが多くのカンテラーノスにとっての夢であるなら、レアル・マドリーの一員として試合への召集リストに名前が載ることは、何よりも素晴らしいものだ。後半戦の始まりの試合に、4人のレアル・マドリー・カスティージャの選手が、レアル・マドリーの選手としてラ・コルーニャに向かう。勝利への思いと希望を持って、マテオス、ラウル(・ルイス)、モスケラ、ロドリゴは、もしペジェグリーニがデポル戦に彼らを起用するなら、可能な限りのすべてをもってチームを助けるつもりでいる。Realmadrid.comに対し、彼らはたった今ニュースを聞いたばかりなのだと認めた。「このチームと一緒に遠征できるのは名誉だ。もし出場することができるなら、このチャンスを最大限に生かせるように努めるつもりだ。」

今シーズンは何度か、レアル・マドリーのトップチームでは欠場する選手たちが思ったよりも多くなることがある。とりわけ長く厳しいシーズンでは、こうした事態にチームは直面するものだ。しかし「ラ・ファブリカ(工場、製造所の意)」は才能にあふれている。モスケラ、ダビド・マテオス、ロドリゴ、ラウル・ルイスは、チームの利益となるために、それぞれのクオリティのすべてを持って貢献するだろう。


モスケラ


ペドロ・モスケラは、4人の仲で唯一、今シーズンのトップチームのコンセントレーションに加わることを知っている存在だ。モスケラは、マラガ戦でペジェグリーニによって召集され、彼はこのことを仲間たちに伝えている。「あれは信じられないくらいすごい経験で、今またそれを繰り返すことになる。しかも僕の故郷でだ。」とガジェゴ(ガリシア出身者)は言う。「見過ごせないチャンスだ。少しの時間でもプレイしたいし、フットボーラーとして成長し続けていけるように、最大限のことをしたい。」
「トップチームに呼ばれたことをとても誇らしく思っている。僕たちは、タフな試合になるだろうと理解している。それは、何年もあそこで僕たちが勝てていないからだけでなく、デポルが素晴らしいからでもある。勝利して帰ってこれたらと願っているよ。」モスケラは非常にすばやい動きの中盤(メディアプンタ)で、サイドでもプレイすることができる。ラインの間(最終ラインと前線?)で動くための能力に、何よりもハイライトが当てられる。彼は、自分のプレイがグティと比較されることを喜ぶが、14番が持つラストパスを供給するためのがんばりが、欠けているのだということは理解している。

ダビド・マテオスもまた、トップチームの経験を持つ。2006/2007シーズン、ファビオ・カペッロがコパ・デル・レイの試合に、既に彼を招集している。しかしマテオスは、その官職は異なるものだと感じている。「僕たちは、クラブにとってとても重要なタイミングにいる。カスティージャから4人の選手が呼ばれたことは、選手たちにとっても僕たちのチームにとっても、大きな意味を表している。」
マテオスは自分自身を、セントラルに生まれついていると考えているが、メディオセントロでプレイするクオリティも持つ。マテオスは、興奮し、希望を抱き、その感覚を説明している。「個人個人では楽しまなければと思う。でも、チームにとっては良いニュースだ。なぜなら、僕たち皆に、チャンスが与えられるのだという証拠なんだから。」 ダビドにとっては間違いなく、「召集リストに入ることは、トレーニングへのご褒美」なのだ。体格に恵まれ、マテオスはそのパワーと能力を、後方からチームのために生かす。彼の特徴や動き方の多くは、フェルナンド・イエロに似たものがある。


マテオス、ラウル・ルイス


ラウル・ルイスは、レアル・マドリーで過ごす最初の1年を忘れないだろう。このストライカーは、19歳の時にセグンダのエルクレスでデビューを果たした。しかし、彼は「その時とはまったく違う。この経験は特別なものだ。レアル・マドリーは世界でも最高のチームで、夢を作り出す。」と言う。ポリバレント(複数ポジションをこなす)で、ラウルはそのスピードとボールを扱う技術とで、デランテーロとしても、エストレーモ(ウィング、サイドハーフ)でもプレイできる。彼は昨年の夏にマドリーにやって来たが、すべてが非常に速いスピードで進んでいる。「このチャンスがこんなに早く来るとは思っていなかった。これは、僕たち選手の誰もが持つ夢だ。少しの時間でもプレイできたら…何か魔法みたいだ。」


ロドリゴ


「今シーズンは、僕にとってすごい年だ。」 とロドリゴは言った。「フベニールからトップチームにまで上がっるチャンスがあって、トップチームにいることができている。」 ブラジル人フォワードは縦の動きに優れ、自身のフィジカルを相手ディフェンスのうまく交わすためにどう生かすのかを良く知り尽くしている。「この瞬間をどう表現したらいいかわからないよ。トレーニングが経験であるなら、召集されたのは夢のようなものだ。」 と、この若い選手は言った。

今週トップチームと一緒にトレーニングをさせて、ペジェグリーニはこの4人を土曜日のデポルティーボ戦に召集すると決めた。希望に満ち、彼らはチームを助け、彼らにすべての信頼を託した監督に答えようとすることだろう。
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そして誰も

2010-01-29 22:38:17 | football

左から、ラウル・ルイス、マテオス、ロドリゴ、モスケラ。だと思う。あってる?

間に合わなかった
リアソール、デポル戦に向けて召集されたマドリーの皆さん、19名

GK:イケル、デュデク
DF:セルヒオ・ラモス、アルビオル、アルベロア、マルセロ、メツェルダー、ドレンテ、マテオス
MF:シャビ・アロンソ、グティ、グラネロ、カカ、ラウル・ルイス、モスケラ
FW:ラウル、ベンゼマ、クリスチアーノ・ロナウド、ロドリゴ

負傷欠場
 ガゴ:左脚かかとの滑液包炎。医学的治療、理学療法。室内およびピッチでトレーニング
 ファン・デル・ファールト:左脚ヒラメ筋、I~II度の筋繊維損傷。室内およびピッチでのトレーニング
 ガライ:左脚ハムストリングの過負荷。医学的治療、理学療法。室内およびピッチでのトレーニング
 ラス:右かかとの打撲。医学的治療、理学療法。室内でトレーニング
 イグアイン:左大腿二頭筋、I~II度の筋繊維損傷。室内およびピッチでのトレーニング
 ディアラ:右膝の外側脛骨に浮腫を伴った滑膜炎。医学的治療、理学療法。室内およびピッチでのトレーニング
 ペペ:右膝前十字靭帯断裂。プールでトレーニング

今週別メだった選手たちは、誰ひとり、間に合いませんでした。ピボーテが、ピボーテ……。従って4名のカンテラーノスが召集リストに載りました。
クリスチアーノ・ロナウドについては、木曜に上訴していた裁定委員会から2試合のサスペンションはそのままというお達しが下り、マドリーはさらに上の、スポーツ規律委員会に上訴しています。もしかしたら出場停止の判定が覆るか…という希望を元に、クリスチアーノ・ロナウドもリアソール行きリストに名前が載ったわけです。


追加:出発前に
スポーツ規律委員会は、RFEFの裁定委員会の決定を支持する一方で、レアル・マドリーが上訴していた、裁定の一時差し止め命令の要求を拒否。ということで、クリスチアーノ・ロナウド、2試合のサスペンションで確定いたしました。

粘ります

2010-01-28 21:08:42 | football
ロッカールーム皆が、クリスチアーノと共に
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ペジェグリーニと選手たちは、ポルトガル人を保護している
彼らは、この問題に執着せずこれ以上くよくよせずに、運が悪かったのだと思うようアドバイスした(優しいなみんな)

クリスチアーノ・ロナウドは、不当な扱いを受けていると感じて、無力感に陥っている。何度も何度も彼のプレイ映像が流され、彼はムティリガを傷つけるつもりはなかったのだと強調している。彼は、2週間に渡って試合に出られないなどということは理解できない。 昨日(火曜?)、ピッチに入った彼が最初にしたことは、彼の潔白を主張することだった。いつもの冒頭訓話の前に、ペジェグリーニはクリスチアーノ・ロナウドを脇に呼んで調子はどうか尋ね、そしてCロナウドは、彼の行為についての主張を繰り返した。監督は、彼がこの問題に執着することを望まず、説得力のある議論で落ち着かせた。もう振り返らないことだ、口や顔に当たっていたなら良かったのだが、君は鼻に当ててしまったのだからと。カピタンのラウルも、同じような姿勢で彼の気持ちを盛り上げようとしていた。もう過ぎたことで、皆が君をサポートしている。悪意があったのではなく、運悪くムティリガの鼻に当たってしまったのだということは、皆がわかっているから、と。

しかし、クラブの上層部は終わりにしていない。今日、彼らは裁定委員会の判断を待ち、もし赤紙が取り消されなければ、訴えを続けていくつもりでいる。今回の「CR9」のケースはサスペンション1試合にすべきであり、レアル・マドリーはクリスチアーノを、2試合のサスペンションの該当試合となるエスパニョール戦に出させたがっている。もう1試合は、マドリーが1991年以来勝利していない、土曜日のリアソールでの試合だ。エスパニョール戦には、ペジェグリーニは、ファン・デル・ファールト(問題なく)とイグアイン(おそらくは)を間に合わせることができるかもしれない。
一方、上訴することは明言されている。セルヒオ・ラモスは昨日、ロッカールーム全員を代表して、退場とサスペンションの判断は「不当だ」と考えており、全員が彼をサポートすることを述べている。
「あのプレイで、彼はとんでもない大騒ぎを作り出してしまった。だけど僕たちは、クリスチアーノには攻撃の意思はまったくなかったと考えている。彼はただ、ムティリガを退けようとしただけだ。不公平な判断だと僕たちは考えている。彼が2試合のサスペンションに従わなければならないのは、マドリーにとっては大きな戦力減だ。クリスチアーノは、ロッカールームからのサポートを受けている。僕たち全員が同じように考えている。」
セルヒオ・ラモスは、同じ試合の中で、同様の状況に遭った。
「僕もドゥダから突かれた。でもそれは議論されてない。なぜならあれは、ボールを争う上で意図せず起こったことで、悪意も攻撃の意思もまったくなかったからだ。メッシの場合は運よく相手の顔に当たらず、クリスチアーノの場合は運悪く相手の鼻を骨折させてしまった。」
しかしながら、バルセロナからは、チャビがその試合を比べないこと、メッシのイメージを傷つけないようにということを求めている。
「それぞれの意図は比べるようなものではない。レオはプレイしようとしている一方で、クリスチアーノは平手打ちで相手を排除してプレイし続けようとしている。これは違う。その前にファウルがあったし、攻撃しようとしてのことではないかもしれない。でも自分には、あれは赤紙で2試合サスペンションは正当だと思う。」

-今日、裁定委員会が、サスペンションを1試合にするかどうかを決定する
-そうなっても、裁定委員会が赤紙の取り消しをしない限り(まったくありそうにないことだが)、レアル・マドリーはそれを不服とし、規律委員会への上訴を行うだろう
-規律委員会が決議を行う間、クラブは差し止め命令を求めるだろう。なぜなら、もしそうしなければ、クリスチアーノがデポル戦でのサスペンションを消化してしまい、クラブにとって好ましい解決方法は効果を失うだろうからである。
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実はあんまりよくわかってないのですが、今日の裁定委員会の判断が不服だったらさらに上訴するチャンスがあって(規律委員会へ)、そこで差し止め命令が取れたら(取れるのか?)、争っている間は、クリスチアーノは試合に出られるかもしれない、ということでしょうか。確かに、デポル戦に出られないよりは、ファン・デル・ファールトもイグアインも復帰できる可能性が高いエスパニョール戦辺りでサスペンションになる方が、穴は小さそうですね。

ほんとに?


それはどうですかね
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クリスチアーノ・ロナウドへのサスペンション(今日の上訴に希望を残す)とイグアインの負傷が、ラウルの先発復帰を促すかもしれない。カピタンは、11月25日(ベルナベウでのチューリッヒ戦)以来、先発で出場していないという事実がある。リーガに限って言えば、もっと以前のことになる。10月24日のエル・モリノン(アルメリア0-0)以来だ。
チリ人監督は、リアソールでの試合に向けた11人のフォーメーションに、この数日思い悩んでいる。10人は決まっている。カシージャス、セルヒオ・ラモス、アルビオル、ガライ(回復すれば)、アルベロア、シャビ・アロンソ、ラス、グティ、カカ、ベンゼマだ。残り1人は、チームのフィールドプレーヤーで最多の出場時間であるマルセロか、3ヶ月、9試合続けて控えに置かれているラウルだ。
ラウルは、ペジェグリーニを納得させるために、様々なトレーニングをハードにこなしている。さらに、シーズンの第1節、デポルティーボと対戦した際には(8月29日)、ラウルは1ゴールを決め、ペナルティを取り、この試合のスターとなった(3-2で勝利)。ASは一面の見出しに「ラウルは今でも王だ」と載せた。リアソール、次の対戦相手だ。

「7番」でより攻撃的に
ペジェグリーニは、ア・コルーニャで、クリスチアーノの代わりを誰が務めるかで、2つのシステムを考えている。もしラウルがそのまま、つまり前線同士で代わるなら、ラウルとベンゼマをカカの前に配置するということになる。もしマルセロがプレイするなら、カカがセカンドトップという形になるだろう。
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本日のトレーニング
ガライ、ラス、イグアイン、ガゴ、ディアラ、ファン・デル・ファールトは、室内でそれぞれの回復メニューを実施。ペペも、室内の施設を使って、リハビリに励んでいる様子。
トレーニングの半ばには、ファン・デル・ファールトとイグアイン、ガライはピッチに入り、ランニングを実施。ラフィは良い感じでペースを上げているようです。
カンテラからは、マテオス、モスケラ、ロドリゴ、ラウル・ルイス、ファンフランの名が呼ばれ、トップチームのトレーニングに参加。

ということで、ラフィを初め、イグアインとガライも、もしかしたらデポル戦に、と思いたいところですが、ASによれば、ラフィもイグアインもこの週末は難しいだろう、との見立て。ガライはどうなんだろう。ていうか、イグアインもガライもですが、やっぱりピボーテ欠乏症の方が気になる。なんで皆一緒にいなくなるの。ラスはどこがどうなってるんだろう。土曜の夜の試合に間に合わせるなら、今日当たりそろそろ全体トレーニングに部分合流ぐらいしてもらわないと……間に合わないんだろうか。

シャビ・アロンソとグティのドブレピボーテ? それかモスケラを? あるいはシャビ・アロンソを底1枚にして、その前に……誰を。


※MARCAから追加
負傷者の中でも、一番デポル戦に出られる可能性が高そうなのは、ガライのようです。ガゴは、負傷もあるのかもしれませんが、まだ移籍希望中でフラストレーションをつのらせている様子。移籍期間は今月一杯のはずなので、何かあるなら2,3日のうちのことでしょう。でも、今ピボーテ足りないのですが……。
気になるラスは、正確にはわかりませんが、足の怪我でスパイク、シューズが履けない状態らしい。ピッチには(冒頭のペジェグリーニの訓話の時だと思いますが)、サンダルで出てきたとのこと。


こういう話題が出てくるということ

2010-01-28 05:04:07 | football
ヒネス・カルバハル:ラウルはマドリーを2011年で出る可能性がある
ラウルの代理人は、ラウルが来シーズン終了後、マドリーを出る可能性があると話している

ラウルの代理人、ヒネス・カルバハルは、「Soccernet」で、ラウルが2011年でレアル・マドリーを出る可能性があると認めている。ラウルは、ペジェグリーニがマドリーのベンチに来て以来、リーガでわずか6試合しか先発していない。
この代理人は、ラウルが、18ヶ月したらプレミアリーグに移ることを考えていたと認めた。
「ラウルは2011年までの契約があり、現在、彼はそれを全うするつもりでいる。しかしシーズンは非常に長く、なにが起こるか見ていくことになるだろう。常に選択肢は存在し、明日なにが起こるか知っている人はいない。彼が常にプレミアを好んでいたことは秘密ではない。しかし、カタールやアメリカという選択肢もあるだろう。彼には5人の子供がいるし、多くの要素を心に留めておく必要がある。」
ラニエリ時代のチェルシーは、彼に7140万ポンドを用意していたことがあった。
「過去に多くのプレミアのチームが彼に興味を寄せていたが、唯一公式にオファーがあったのがチェルシーだった。ラニエリはクロード・マケレレとラウルを望んでいたのだ。チェルシーの同じ人たちが、マケレレの獲得の件で、私とマドリーにコンタクトを取ってきた。」
「彼らは1億ユーロのオファーを寄せてきたが、ラウルはオファーを考慮しなかった。彼には、マドリーを離れるプランはなかったからね。そういったクラブは、ラウルがマドリーのカピタンであり、自身のチームを離れることがとても難しい、ライアン・ギグスのような存在であるとわかっていたのだと思うよ。」
最後に、ラウルとコーチ陣との関係について、代理人はこう断言する。
「ペジェグリーニとの間には何の問題もない。彼らの間には、十分な敬意と対話がある。ラウルが心を砕いているのは、再びレアル・マドリーで重要な存在になることだ。彼のコンディションからいって、ベンチにいて幸せであるような選手ではない。彼は、自身の新しい状況を受け入れている。しかし、試合に出場し、彼のレベルを示すチャンスを待ち望んでもいる。」
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真っ当な競争があったとも思えないうちに、ベンチスタートが当たり前にされてしまったラウル。なぜベンチスタートになったのか。ラウルが他のFWに比べて格段に劣っていたり、調子が上がらなかったからではない。シーズン当初のラウルは、問題なかっただろう。普通に試合に出場し、普通にゴールを決めていた。いつの間にか、試合から外されているうちに、ラウルはもう衰えて使えないやつになった、と思い込まされるようになってしまった。アルコルコン戦に出ていたのが罪科になったのだろうか。ペジェグリーニにしてみたら、外すのにちょうど良かったのかもしれない。
若い選手が中心になっていくのも、ベテランにはベテランの役割があるのも、理解できる。でもそれは、機械的に「ベテランなので途中出場」とか「ベテランは穴埋めに」ということじゃないだろう。以前のペジェグリーニインタの時にも思ったけれど、重用すべきとされているらしい選手たちを快適にしてやるために、既存の選手が軽く扱われるのは、ましてその選手がレジェンドであるのに軽視されていると感じざるを得ないのは、快いものではない。

まず1人

2010-01-27 20:24:42 | football
ファン・デル・ファールト、全体練習に復帰。

今日も室内別メの人たち:イグアイン、ガゴ、ディアラ、ガライ、ラス、ペペ
人が足りなさ過ぎるので召集されたカンテラーノス:モスケラ、マテオス

デポル戦は土曜日で、まだ水曜日だから……とは思いますが、ピボーテの人々の別メが心配です。ディアラは確実に間に合わないし、ラスの状態はどうなんだろう。逆にチャンスとも言えるこんな時なのに、ガゴもフィジカルの問題を引きずっているなんて。


放送は明日
1ヶ月ほど前に記事にしました、カナル・プルスのグティ密着ルポ「Infrome Robinson」の放送が明日に迫ってまいりました。と言ったところで、日本で見れるわけもないのですが。ちょっと前には、この放送の中で、グティが「マドリーを出たい」とか言ったとか何とかいう騒ぎもありましたが、本日ASに載った、番組にその名を冠しているミケル(ミカエル?)・ロビンソン氏のインタビューで、出て行きたい云々は誤解なのだということが明らかにされております。
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「Informe Robinson」はグティに焦点を当て、何よりも知られていない、マドリーの14番の個人的なプロフィールを描き出す(木曜22時、Canal+)。ミケル・ロビンソンはグティの感受性を賞賛し、彼はマドリーを出たがってなどいないと述べた。

Q:「Informe Robinson」はグティの横顔を示すことになります。ミケル・ロビンソンはグティについてどう感じましたか?
A:とても満足したよ。マドリーの14番として14年間も過ごしていながら、誰も本当には彼を知らない。彼の母親もそう言っている。誰も、誰もだ。外側から、これまで我々が知ってきたこと以外のグティを見ていくよ。

Q:グティについて一番驚いたことは?
A:彼の感受性だ。私にとって、彼に会えたのは素晴らしいことだった。そして今、彼にとっての弱さも知ることになった。「ホセ」に会って以降、ピッチの中で起こることは、私の心を大きく動かすことになった。

Q:彼が、自身の将来とマドリーについて話したことが大きく広まっていますが......
A:私には非常に不当なことだと思えたよ。あれは、番組の中のわずか1分半のことで、彼ははっきりと、マドリーでキャリアを終わりたいと話している。私は彼に、もしグティにとってマドリーの後にフットボールがなかったらと質問し、彼は、他のリーグにサミュエル(エトオ)やウェスレイ(スナイデル)のような友人たちがいるから、他の文化に親しんでみたい、と答えたんだ。だけどそれは、もしマドリーが彼を望まなかったらの話で、しかしマドリーは彼を望んでいる。彼はマドリーで続けていくだろう。

Q:一番特別な場面は?
A:彼の子供たちと一緒にいた時だ。彼らと一緒に試合を見たよ。「Informe Robinson」は、グティについて少しでも多くのことを知ろうとした。そして我々は、彼の行動、彼の寛大さにとても感謝している。「ホセ」は、我々が初めて会ったときから快い人物だった。おそらくそれは、このフットボールのジェームズ・ディーンの背後にあるものなのだろう。
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一応、カナル・プルスのページには、番宣ビデオらしきものも載っています。

2試合?

2010-01-27 00:03:00 | football
上訴するぞ
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本日、スペインサッカー協会の競技委員会は、マラガ戦でムティリガに肘打ちを食らわして一発退場になったクリスチアーノ・ロナウドに対し、2試合の出場停止措置を決定した。競技委員会は、クリスチアーノ・ロナウドの行動が攻撃的行為ではないと考え、これにより、4~12試合のサスペンションを避けることができた。しかし、相手に対する暴力的な行為であり、スペインサッカー協会の懲罰ルールに照らし合わせると、1~3試合のサスペンションとなるはずである。
レアル・マドリーは、裁定委員会に上訴することを決定。2試合のサスペンションを受けるか、軽減されるかが決まる。裁定委員会の会合は木曜日に行われる。
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相手の選手は結局骨折してしまったわけですし、あのロハをなかったことにしろとは言いませんけど、でも2試合じゃなくてもいいんじゃないだろうか。ということで、上訴の落としどころは、1試合軽減てな感じで…ぜひ。


平日開催ASから。
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RFEFは、プリメーラの試合を月曜に、セグンダの試合は金曜に開催することを承認

スペインサッカー協会(RFEF)の役員会は、本日、プロサッカーリーグ機構(LFP)との間で、来シーズン以降、月曜日にプリメーラ、金曜日にセグンダの試合を開催する可能性を考慮する調整協定に合意した。
これは、フットボール運営組織の会合に参加したメンバーによって合意されたものである。この変化は、2010/2011シーズンに効力を持つとされるが、この決定は、その時に(金曜、月曜の)試合が開催されるかもしれないという承認に関連するのみである。このことは、来シーズンから金曜、月曜開催の試合を設定するという意味ではなく、ただその可能性があるということである。
RFEFの役員会スポークスマン、ホルヘ・カレテロは、前述の合意は2014年まで効力を持つものであり、またその週に代表およびU-21代表の公式戦、親善試合がが組まれている場合には、金曜、月曜開催は行われない、という条文も含むものであることを説明した。
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プリメーラは月曜開催だそうです。記事にあるとおり、毎週必ず、ということではないようですが。でも、金曜夜22時とかどうせなら金曜夜23時キックオフとかの方が、観客入るんじゃないかなあ、スペインだと。そういえば昔、バルサの試合が深夜0時キックオフとかありませんでしたっけ。


スペイン代表スケジュール:MARCAの記事のごく一部
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スペインサッカー協会は、ワールドカップまでの、スペイン代表の公式スケジュールを発表した。それによると、代表は、5月29日にリヒテンシュタインで試合。これは、リヒテンシュタインサッカー協会のセンテナリオ(100周年)を祝うものである。6月3日、インスブルックで韓国と対戦。その後、壮行試合として、6月8日にスペイン国内で試合を行う予定。ただし、対戦相手、スタジアムともまだ決定していない。
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それぞれの事情

2010-01-26 19:42:02 | football
髪、伸びたのか
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ペペは、その右膝の負傷のリハビリを続けている。髪が長く伸びた彼は、手術をした12月17日以来必要としていた松葉杖を、もう使わずにトレーニングしている。
一方でガライは、マラガ戦で負った左脚のハムストリングの過負荷の治療を、昨日開始した。ガライは、昨日が休日であったにもかかわらず、リアソールでの試合に向けて、1人ランニングを行っていた。
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手術とポルトガルでのリハビリを終えて戻ってきた時点で、少し髪が伸びて、ちょっと痛々しいくらいに修行僧じみた雰囲気を醸し出していたペペでしたが……いま、どうなってるんだろう。画像は発見できなかった。


ガゴはバルダーノに会い、出て行かせてくれるように求めた
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ガゴは、マドリーで続けることを望んでおらず、このため昨日、バルダーノと会うことにした。ガゴは、11時32分にベルナベウに到着、代理人のMarcelo Lombillaを伴っており、ASがその目撃者となった。ガゴは意気消沈した様子で、コメントを避けたがった。彼が話をするのは、レアル・マドリーのスタジアムの中でのことだ。
元ボカ所属、現在23歳のガゴは、バルダーノに対し、「お願いだから」マドリーから出て行かせてくれるように求めた。それは、彼の状況が「快いものではない」からだ。ガゴは、クラブが彼にチャンスを与えてくれるのなら非常に嬉しいことだが、現在彼の最優先事項はワールドカップでプレイすることであり、マドリーでは、マラドーナ監督を納得させるのに必要なだけの出場時間を楽しめないだろう、ということに気づいたのだと、はっきりさせることを望んだ。

ネガティブ(拒否、ネガティブな状況)
バルダーノは、彼が2007年1月にやってきたのは、クラブが必要だからと望んだためであり、スポーツ的な観点から、戦力が減退しているため(ファン・ニステルローイが移籍しペペが負傷、登録選手が22人)、移籍不可なのだと伝えた。さらに、ペジェグリーニが彼を移籍させないようにとはっきり求めている。バルダーノによれば、唯一扉が開くのは「並外れた」オファー(2000万ユーロ以上)が提示されたら、というものだ。これまでのところは、マンチェスター・シティが1500万ユーロのオファーを寄せているのみだ。これではマドリーにとって十分ではない。白のクラブが心配するのは、ガゴが残留した場合に、彼の気持ちがネガティブにパフォーマンスに影響を及ぼしてしまうことだ。

中盤の配置
こうしたことにもかかわらず、マドリーは、過去2週間にわたって、ガゴが移籍する可能性に備えてバックアップを整えようとしており、スポーツマネジメント部門は、中盤の選手について、マーケットを探索していた。しかしながら、この探索は実らなかった。マドリーに加わるに足るクオリティを備えた選手はいなかったのだ。実際、ベルナベウの貴賓エリアでは、「ラスのようなケースは、20年に1回しか起こらないようなものだ」というコメントが聞かれた。
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ガゴの気持ちもわかるのですが…でも、待てば良いこともあると、残ってくれないだろうか。ファンの我侭か。



背後の白いのは雪。

本日のトレーニング
1日の休暇の後、マドリーの選手たちは10時30分よりトレーニングを再会。ピッチは、昨夜降った雪に覆われているとのこと。
いつものペジェグリーニの冒頭訓話の後、ファン・デル・ファールト、イグアイン、ラス、ガゴ、ガライは、室内に場所を移してトレーニングを行ったとのこと。ペペとディアラは、それぞれのリハビリメニューを実施。冒頭訓話に出てこなかったのはペペのみ。人手が足りなさ過ぎる(フィールドプレイヤー16名)ので、ベラージョス(右ラテラル)がカスティージャから呼ばれた、とASには書いてありましたが、マドリー公式には載ってないような。
本日のプレスカンファレンス担当はガライ。

当たり前といえば当たり前だけど、室内調整のリストから、ファン・ニステルローイの名前がなくなった。


ラファ……
リタイヤって……膝、やっぱりだめだったのか。
(第2セットの終わり辺りから、しかも飛び飛びにしか見てないので、どういう経過だったのかよくわかってないのですが)。

この先シーズン長いんだから、無理しないで。

折り返し

2010-01-25 07:14:06 | football
09/10 Liga Espanola 1a division Jornada 19
Real Madrid C.F. 2-0 Malaga

マドリーの得点:クリスチアーノ・ロナウド(35, 39)

GK:イケル
DF:セルヒオ・ラモス、ガライ(46、マルセロ)、アルビオル、アルベロア
MF:ラス、シャビ・アロンソ、グティ(67、グラネロ)、カカ(78、ラウル)
FW:また退場したクリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ

グティいいなあ。前半の、あの強いシュートも良かったし、1点目の起点、2点目のアシスト、その他諸々。

残りの感想は後で。そういえばガライはどうなったんだ。来週リアソールで、クリスチアーノ・ロナウド出場停止+イグアイン間に合わず+ガライも……とかなったら、えらいことになりますな。



最後のプレスカンファレンス:ASから
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ルート・ファン・ニステルローイは、マラガ戦においてサンチアゴ・ベルナベウのファンにお別れを告げた後、感情にあふれたプレスカンファレンスに姿を見せた

オランダ人ストライカーは、彼がマドリーを離れる最大の理由は、南アフリカで行われる次のワールドカップに向けて、出場時間を積み重ねていくことなのだとはっきり述べた。
「ここへきた最初の日から、皆が私にどのようにして対応してくれたか、感謝したい。それは印象に残るものだったし、いつも快適な気持ちでいられた。そしてだからこそ、私がやってきたようにプレイすることができた。そして、プレイし続けられる、自分には力がある、ワールドカップに向けて時間が必要だと感じている。これは、私の決断にとって、何よりも大切なことだった。W杯に到達できるように、向上していきたい。少なくとも、その場に挑戦していきたい。」

ファン・ニステルローイは、彼の負傷がピッチでの場所を失わせたこと、そのために、レアル・マドリーを離れる決断をしたと述べた。
「私の最近の怪我が、すべてを変えた。ここには4人の優れたストライカーたちがいる。私がその場にいられない時に、彼らが良いプレイをしているなら、彼らがプレイし続けるのは当然のことだ。私は、自分のキャリアの最後の年月を、試合で戦って過ごしたい。だから、こうして私がここを離れるようにしてくれたクラブには感謝している。」

しかし彼は、レアル・マドリーとマドリーの街への感謝の想いをはっきりと伝えたがった。
「素晴らしい想い出がある。ここで過ごした3年半の素晴らしい時は、この先も常に私と共にある。マドリーは、常に私と、私の家族と共にあることだろう。今日のセレモニーは、本当に素晴らしいものだった。すべてを心に刻み付けたよ。それに、試合の最中や後で、ファンの皆が歌ってくれているのが聞こえて……。」

彼はまた、レアル・マドリーの前線で彼の後を継いでいくべきベンゼマに言葉を贈った。
「彼は素晴らしいストライカーだ。ここで偉大なことを成し遂げるだけのすべてを持ち合わせている。今後の年月で、レアル・マドリーでの最高のベンゼマを見ることができるだろう。」

同様に彼は、負傷に注意していたら、先発を取れたかどうかという推測を好まなかった。
「それを知ることはできないし、それは関係ないことだ。物事は、そうであるようにしかならないし、私たちはそういったことから理解し学ぶ必要がある。ただ、時にそれは難しいことだけれど。」

このクラブでの、彼にとっての最高の想い出は、間違いなく
「私の最初のシーズンでリーガを制覇したこと、そしてタイトルを掲げたこと。ベストゴールは、一番素晴らしいものというのではないけど、サラゴサ戦で決めた2点目、偶然エスパニョールがカンプノウで決めたゴールと同時になったものだ。失いかけていたリーガを、1秒のうちに手にしたんだ。私のキャリアの中でも最高にめちゃくちゃな瞬間だったし、それでタイトルを手にしたのはすごくエキサイティングだった。」
同時に、最もフラストレーションのたまることもわかっている。
「ここに来て9個目の欧州制覇に続くことだった。妻はすぐにそうできると言ったが、それを見ることなく……。」 (この部分、うまく訳せなかった)

最後に、ハンブルガーSVへの移籍について説明した。
「新しい経験だ。私がプレイしたことがない国で、選手としても人間としても、新しく何か学ぶことがある。ハンブルガーは非常に若いチームで、私が何かを助けることができる。大志を抱いたチーム、それは私のキャリアにおける今の時点で必要なものだ。」
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何か自分でも、思うこととか一言書いておきたいとか思うんですが、なかなかまとまりません。本当に、特別な人だった。




マドリー公式動画

ありがとう、ルート

2010-01-24 06:24:25 | football
公式発表:レアル・マドリー
レアル・マドリーCFとハンブルガーSVは、ルート・ファン・ニステルローイの移籍の件で合意に至った。


公式発表:ハンブルガーSV
HSVはルート・ファン・ニステルローイとの契約を成立した。33歳のストライカーは、2011年6月30日までの契約を保有する。


ルートのお別れの言葉
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最愛のクラブと最愛のマドリディスタの皆さんに

私たちは、ここに居たことを決して忘れないでしょう。最初の日から皆さんは、私たちに家に居ると感じられるようにしてくれた。マドリーはいつでも私たちの心の中にあるでしょう。それは、私たちの2人の息子たちがここで生まれたことからも。
皆さんは、いつでも私たちを手助けしてくれた。そのことに、私たちは心の底から深く感謝しています。私たちは、一分一秒を、毎日を楽しみました。ゆえに、皆さんのご多幸をお祈りしています。

Hala Madrid!
ルートとファン・ニステルローイ家

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マラガ戦でのお別れ(ASより)
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ファン・ニステルローイは、明日ベルナベウで、その功績を称えられる
ファン・ニステルローイ自身が、彼の新しい所属クラブであるハンブルガーSVの公式サイトでのインタビューで明らかにしたところによると、レアル・マドリーはマラガ戦の前に、彼への感謝と敬意を示すだろうということだ。
「素晴らしいものとなるだろう。マドリーの行いは、非常に良いものだった。首脳陣は、私がハンブルガーSVに行くことに、まったく妨げとならなかった。試合前には私のビデオが流され、私はピッチから別れを告げることができるだろう。マドリーでは本当に心地良い時を過ごした。」

ファン・ニステルローイはまた、ラファエル・ファン・デル・ファールトがハンブルガーSVについて高く評価していたこと、ドイツでプレイすることが彼にとって特に嬉しいものであるということを、認めている。
「ブンデスリーガは常に私をひきつけていた。プレミアリーグに近く、ヨーロッパでも最高のリーグだ。非常に強力なチーム、大きなスタジアム、チケットを売り切れにさせるファンたちがいる。幼い頃からオランダで、私はブンデスリーガの試合を見ていた。大好きだったよ。」

フィジカルの状態については、
「マドリーで、私は個別のトレーニングをしていた。来週には、チームと一緒のトレーニングができるコンディションになるだろうと思う。楽しみにしている。」
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マドリー公式:ルートの軌跡
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レアル・マドリーで過ごした4シーズン、ルート・ファン・ニステルローイは、レアル・マドリーのアイコンとなった。ハンブルガーは彼のドイツへの旅立ちを決め、白のファンたちは、マラガ戦(日曜21時)のキックオフ前に、チーム全体と共に、彼に値する敬意を表することができる。

ファン・ニステルローイはレアル・マドリーを去る。しかし彼の思い出は、ファンの記憶に長く残ることだろう。ピチーチ1回、リーガ制覇2回、公式戦97試合64ゴールは、ストライカーとして容赦なくゴールを決めてきた素晴らしい記録を作っている。4シーズンの間に、クラブ史上第4位のゴール率、0.67を記録した。

ファン・ニステルローイの加入は、当初からゴールを予告するものであった。そして最初の印象は、2006/2007シーズンのまさにデビュー戦で現実のものとなった。第2節のレバンテ戦で、レアル・マドリーでの最初の3ゴールを決めた。このシーズンは、パンプローナで4ゴールを決めた輝かしいパフォーマンスやリーガのタイトルに向けて加速していくターニングポイントとなったカンプ・ノウでの2ゴールのことを、思い出させるだろう。
ゴールへの彼のロマンスは、彼にとっての最初のリーがタイトルを手にするのに、またレアル・マドリーにとって、重要なものとなった。彼はこのシーズンのリーガでの決定的な時期、最後の10試合で、10ゴールを決めた。白のファンたちは、タイトルに手が届く可能性を残すことになったラ・ロマレダでの2ゴールをいつでも思い出すことだろう。ゆえに、彼が2006/2007シーズンに計25ゴールでピチーチのタイトルを手にしたことは不思議なことではない。このとき、ゴールデンブーツには1ゴール足りなかった。最終戦のマジョルカ戦で、早い時間に負傷してしまったためだった。

ファンとの別れ
マドリディスタたちの心を掴みと敬意を得るには、このシーズンだけで十分だった。ファン・ニステルローイはベルナベウのアイドルになり、彼にとっての2シーズン目でも、さらにゴールを決めていった(16ゴール)。しかし彼のゴールへのロマンスは、3シーズン目で挫かれた。深刻で時宜に合わない膝の怪我が、彼を8ヶ月に渡ってピッチから遠ざけた。このストライカーは、今シーズンのシェレス戦で復帰、彼ができる最高のものを見せたと言える-つまりゴールを決めたこと、彼のキャリアを体現している良い方法だ。そしてマラガ戦、ルート・ファン・ニステルローイとレアル・マドリーのファンは、さようならを言う機会を得ることになる。

数字の記録
-レアル・マドリーにおける、1シーズン内でのフエラでのゴール数新記録を打ち立てた(17ゴール)。それまでは、プスカシュ(1962/1963)とウーゴ・サンチェス(1988/1989)の16。
-レアル・マドリーにおける、シーズン得点王(2006/2007、25ゴール)
-7試合連続ゴール(60年代以来達成されていなかった)
-3つの異なるリーグでのシーズン得点王(リーガ、プレミア、エール・ディビジ)
-レアル・マドリーにおける、リーグ戦1シーズンあたりのゴール数第3位(2006/2007シーズン、25ゴール)。これを上回るのは、ディ・ステファノ(1953/1954、27ゴール)とイバン・サモラーノ(1992/1993、26ゴール)のみ
-FIFAによって、現代の史上最高の選手125人に選ばれた

栄誉
-2度のリーガ・エスパニョーラのタイトル(レアル・マドリー、06/07、07/08)
-2度のエール・ディビジタイトル(PSVアイントホーフェンで。99/00、00/01)
-プレミアリーグ制覇(マンチェスター・ユナイテッド、02/03)
-FA杯優勝(マンチェスター・ユナイテッド、03/04)
-スペイン・スーペルコパ(レアル・マドリー、2008)
-オランダ・スーパーカップ(PSVアイントホーフェン、1998)
-イングランド・スーパーカップ(マンチェスター・ユナイテッド、2003)
-リーガ・エスパニョーラ得点王(レアル・マドリー、06/07)
-プレミアリーグ得点王(マンチェスター・ユナイテッド、02/03)
-エール・ディビジ得点王(PSVアイントホーフェン、98/99、99/00)
-チャンピオンズリーグ得点王(マンチェスター・ユナイテッド、02/03、04/05)
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画像で追う軌跡

マラガ戦前日

2010-01-23 21:08:37 | football
今週末、マドリーはマラガをベルナベウに迎えます。トレーニングの情報が出る前に(報道陣非公開)、召集選手が発表になりました。

GK:イケル、デュデク
DF:セルヒオ・ラモス、メツェルダー、アルベロア、アルビオル、ガライ、マルセロ
MF:ラス、シャビ・アロンソ、カカ、ドレンテ、グティ、グラネロ、モスケラ
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ラウル、ベンゼマ

ファン・ニステルローイ、ファン・デル・ファールト、イグアイン、ディアラ、ペペ、ガゴは負傷のため欠場、とマドリー公式。昨日からの報道のとおりなら、ルートは、ハンブルクへと契約に向かっている可能性もありますが、現時点で公式は何とも言っていない。
アルバニアから戻って以来、昨日、一昨日と全体トレーニングができなかったガゴも召集外に(ASでは左かかとの滑液包炎)。ボカの噂やマンチェスター・シティの噂など、ガゴの身の回りもにぎやかで、召集リストから外れるのは、移籍の気配もちょっと気にしてしまうところ。ただ、ディアラが2週間離脱(膝の怪我が多い)で中盤が不足し、カンテラからモスケラが召集されているくらいなので、やはりマドリーはガゴは出したくないだろう、と思える。

試合は、1月24日(日)21時より。


嬉しいお知らせ
通常、カーサの試合でも前夜からコンセントレーション(ホテルに集合して試合までを過ごす)することが習慣となっていたマドリーですが、今回のマラガ戦で、ペジェグリーニは選手をこの習慣から解放することを決定。選手たちは、試合当日の朝10時30分に集合する予定。

法か道義か先例か

2010-01-23 02:06:21 | football
Publico.esから
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フロレンティーノは、最終的にデラレの問題に対する。彼は、デラレの話を聞き、またラウルを通じてチームメートの支持について話を聞く。

ベルナベウの貴賓エリアで、昼のミーティング。フロレンティーノ・ペレスは、6ヶ月を経て最終的に、デラレと代理人であるマノロ・ガルシア・キロンの話を聞く。これは、ラウルと、他のカピタンたち(グティ、カシージャス、ラモス)にも、待たれていたミーティングだ。この4人は、会長と共に、ハイチを援助するための連帯について考慮していた。しかし、彼らがペレスと顔を合わせたことは、デラレに見合うとロッカールームが考えているような扱いを、彼が受けられるよう求めていくものでもある。これはつまり、健康状態の問題でデラレがフットボールを離れているものの、2012年で切れる彼の契約すべてを支払うことで補償とするように、という意味だ。
先週MARCAが報じたところによれば、マドリーの計画は、デラレが自身の業務を行えないことによる契約の無効化を訴えたもので、これによりデラレは高額の契約を失い、1500ユーロの年金を受け取ることになる。クラブは、その考えを、公式サイトで行った発表でぼやかしている。マドリーは、「現行の労働法に基づいて」動かねばならず、このケースを労災に関する相互補償組合(la Mutua Patronal de Accidentes de Trabajo)の手にゆだね、一時就業不能の期間を、法に基づいた最大の18ヶ月まで延長する可能性、あるいは医学的な展望によりこの期間内の治癒が認められないと考えられる場合の就業不能となるか、についての報告書を待っているところだとしている。
もしデラレが、今日のミーティングに満足できない場合、フロレンティーノはカピタンたちの力を見ることになるだろう。既に彼らは、チームメイトの事情を聞いており、彼を1人にするつもりはない。デラレは沈黙を守っている。ラウルは、ロッカールームが要求することに責任を持つ1人だ。
「もちろん、僕たちは彼とともにある。僕たち皆が、同じ状況になりうるんだ。」
数日前に、カピタンたちにこの質問を投げかけたところ、「7番」から聞かれた答えだ。最初の時から、全員がデラレのために一生懸命になっている。マドリーの第1カピタンは、クラブの意図を知って以来、デラレにとって良い条件になるようにするのを諦めていない。
ラウルは、デラレ・ケースを、いくらか個人的に捉えてきた。彼はこの問題について数日間検討し、既に他のクラブにおける類似した状況についても学んでいる。このためラウルは既に、他のクラブで再びフットボールがプレイできなくなった選手たちに対し、その時所属していたクラブが契約を尊重した、という先例をフロレンティーノに示す書類を揃えている。

契約の尊重
ラウルはフロレンティーノに対し、ハビ・ヒメネスの例を示す。彼は元レアル・マドリーのカンテラーノで、バジャドリーでキャリアを送った。この選手はさまざまな外科手術を受け、フットボールに適さない身体になったが、プセラーノはのこっていた2年間の契約の間、彼に給料を払い続けた。
「私はほぼ2年の間、バジャドリで怪我をしていた。そしてLewin(会長)とラモン・マルティネス(当時のセクレタリオ・テクニコで、現在レアル・マドリーのカンテラのディレクター)は私に、心配する必要はない、契約を尊重するから、と言ってくれた。私はコンディションを取り戻せていなかったが、給料は支払われていた。」とヒメネスは思い出している。
「マドリーのように安定したクラブは、デラレに正しく対応するべきだ。」と彼は、ためらいなくそう諌言した。
別の例は、マドリーにもある。アルバロ・ベニートの件だ。元レアル・マドリーの選手であったアルバロは、スロバキアU-21との国際試合で、深刻な怪我を負った。当時の会長ロレンソ・サンスは、契約を1年間延長した。アルバロはそれでも回復できず、まさにフロレンティーノ・ペレスその人が、さらに1年間契約を延長した。最終的に9回の手術を行い、ヘタフェで最後のシーズンに挑戦した後、アルバロは引退した。
「ロレンソもフロレンティーノも、非常に素晴らしい行動を私に対してしてくれた。」とアルバロは言う。であれば、エル・レアルは同じことをデラレにもするだろう、と考えるものだ。
「クラブは契約を尊重するだろう、と私は確信しているが、法律は契約の無効化に対して適用されるはずのものだ。いずれにしても、ルベンにとって良い結果になるように。そうなるだろう。」とアルバロは、完全の自信を持って言う。
その時のカピタンは、サンチスだった。個人的なサポートのために、デラレに連絡を取っているレアル・マドリーの人たちを代表する存在だ。クラブは、そのデラレに対する義務と距離をおきたがっている。そしておそらく、法律はクラブを守ることになるだろう。しかし力の問題ではない。そしてラウルは、スポークスマンとして、今日フロレンティーノにそのことを思い出させるだろう。
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どうやら

2010-01-23 00:29:55 | football
セルヒオ・カナレス、獲得
MARCAとASと、両方で報じてるようならどうやら決まりだろう、ということで。

レアル・マドリーは金曜日、セルヒオ・カナレスの移籍の件で合意に達した。ラシンは、600万ユーロを受け取り、カナレス自身はローン形式で、1シーズンか2シーズンを、さらにラシンで過ごす。カナレスの父親であり代理人であるアンヘル・カナレスは、マドリーの代理人たちと会い、ラシン・サンタンデールの若き真珠の契約を締結した。
多くのプレミア・リーグのチームもセルヒオ・カナレスに接近していた。アーセナル、チェルシー、マンチェスター・シティは、この選手の獲得に大きな興味を持っていた。カナレスの父親は、先週ロンドンに行き、複数の英国のクラブと会って、彼らの意思を確認していた。しかし最終的に、レアル・マドリーが、スペインフットボール界で、最も将来を嘱望されるストライカーの1人との契約に至った。