14/15 Liga Espanola 1a division Jornad 21
Real Madrid C.F. 4-1 Real Sociedad
マドリーのゴール:ハメス、ラモス、ベンゼマ×2
ゆるーく試合に入っていきなり失点…と、最近流行の開幕早々失点を繰り返してしまったわけですが、早めに失点を回収できたこともあり、守備を固められていても攻めあぐねるようなこともなくチャンスが作れていて、落ち着いて勝ちを手にできた試合だったんじゃないかと思います。
クリスチアーノがいない試合でしたが、ベンゼマがいる…さらに前線ではハメスがゴールし、ベイルはチャンスをことごとくモノにできませんでしたがベンゼマへのアシストがあり、欠けている大きなピースをそれぞれが分け合って埋めていった感じでした。
ベンゼマは素晴らしかったですね。前節も献身的な働き、ゴールがありましたが、今節はさらに魅せるゴール! 特に4点目、イスコからそっと転がされてきたパスを、そのまま浮かせ上げて右上隅に決めたシュート。アシストしたイスコが、たまらん!って感じで喜んでいたのもわかる、スーペルゴラッソでした。
気にしていたイジャラは…個人としてとても良かったというわけではないかもしれませんが、でもやっぱりクロースにイジャラ付けた方が安定している感じがするんですよね。用心深いというか、確実でなければ前へパスを出さないというのは、マドリーではあまり評価されないのかもしれませんが(ぎょっとするようなタイミングでパスを出したりしていたガゴとは正反対だなあ…)、後半にベンゼマにスルーパス出したのとか、良いもの持ってると思うんですけどね。
イスコの相変わらずの魔術師ぶり、カルバハルも良かったし、あと個人的に嬉しかったのはヘセの調子が上がってきていると感じられること。調子を崩した1月の終わり、選手個々としてもチームとしても、ようやくリズムを取り戻しつつあるようです。
というところで、セビージャ戦とアトレチコ戦がこの1週間に続きます。取り戻しつつあるリズムをより感じさせてくれるような展開を期待してます。
アンチェロッティの試合後コメント
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試合
「最近そうだったように、前半は非常に良いスタートが切れなかった。コルドバ戦や、コパのアトレチコ戦でもこうしたことが起きた。早期に改善する必要がある。そこから我々はプレッシャーを強めていき、後半は非常に素晴らしかった。試合をコントロールできた。」
ベンゼマ
「ファンタスティックな試合をした。他のFWたちも同じだ。彼には高いクオリティがあり、効果的な存在だ。我々は多くのシュートを打っていた。彼が決めたゴールは高いクオリティによるもの。彼はファンタスティックなシュートが打てるFWだ。彼を評価するには、そのプレイも、またチームをどう助けているかということも見る必要がある。彼はペナルティスポットで仕事をするだけのFWではない、ペナルティエリア全体だ。」
ベイル
「彼にもっと多くのことを求めてはいない。非常に良い仕事をした。2ゴール決め損なったのは確かだが、ベンゼマの3-1のゴールアシストもした。チームのために働いた。」
イジャラメンディ
「最初の30分間はまあまあだったが、それから後半は非常に良かった。」
ルーカス・シルバ
「まだ1週間しか一緒にやっていないし、コンディションを高めるために、他の選手と同等になるようには、まだトレーニングすることが必要だ。すぐにそうなるだろう。」
「ルーカス・シルバには良いシュート、良いパスがあり、チームではいつもドブレピボーテでプレイしてきた。もちろん、クロースに代わってプレイできるだろうが、今日のイジャラのように、クロースの横でもできるだろう。」
4-4-2議論
「これが4-4-2だったのか4-3-3だったのか私にはわからない。4人で構成する2つのラインで守り、よりオープンなスペースで攻撃することを意図していた。前半はベイルだけでなく、マルセロやイスコ、ベンゼマも左サイドに入ってきていた。ベイルは最前線でベンゼマに近いところにいなければいけない役割だった。」
マルセロ
「彼はチームと共に良くなっていると思う。最後にした負傷から回復して以来、リズムを取り戻し、素晴らしい仕事をしている。」
イスコとハメスのローテーション
「ローテーションする可能性はある。おそらく何かを変更するだろう。今後に向けて、フレッシュなチームが必要だから。」
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