けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

バルサにカンプノウで勝ちました

2013-02-27 07:06:41 | football


2012/2013 Copa del Rey Semifinal (Vuelta)
Barcelona 1-3 Real Madrid C.F.

マドリーのゴール:クリスチアーノ・ロナウド(13=PK、57)、ラファエル・バラン(68)

画像

始まる前はどうなるかドキドキでしたが…やったー! しかもかなりすっきり勝ち! カンプノウで勝利って久しぶりですよね(⇒昨シーズン勝ってましたね、失礼しました)。いい勢いで、週末も来週のCLも勝っていってほしい。チームにも良い自信が生まれてるんじゃないでしょうか。
これでカンプノウで6試合連続ゴールになったクリスチアーノも、前回に続いてバルサ相手に連続ゴールのバランも、ゴールしてくれてありがとう。でも、ボールを長く持たれてジリジリする時間帯も、きっちりと守り続けてくれたディフェンス、というかチーム全体が、本当に良かった。




バランのゴール、高い! ベンチのモウと喜び合ってるのが良かったです。



試合後プレスカンファレス
担当はモウリーニョでもなく、カランカでもなく、カシージャス。モウさんの指示ですかね。なんか嬉しいな。

バルセロナへ

2013-02-26 20:10:50 | football



全員でバルセロナへ
最近のバルセロナでの試合前にそうしているように、前日に現地に移動してコンセントレーションではなく、試合当日、今日の移動。いつもの召集リストは発表されてなくて、イケルを含むトップチームの全選手がバルセロナに移動したとのこと。ASによればこれは、イケル自身がチームのサポートをしたいと望んだためだそうです。
試合は本日21時キックオフ。

追加
アルビオルとマルセロは、帯同していないそうです。アルビオルは風邪(インフルエンザ?)で発熱しているため、マルセロはダブルセッションで身体を絞っているところだそうで……間に合わなかったんだ、まる。MARCAによると、ナチョも召集外だそうです。全員じゃないじゃん…てことで、タイトル変えました。

アロンソ、ベンゼマ合流

2013-02-25 07:09:29 | football
アロンソ、ベンゼマ合流
というのが、日曜のトレーニングの一番のニュース。シャビ・アロンソとベンゼマが全体練習に合流し、デポル戦に出場しなかったフィールドプレイヤーたちと同じ負荷のメニューをこなせたようです。これで負傷者はイケルだけ。ディ・マリアのサスペンションはリーガ・クラシコに適用されるため、火曜日のコパ・クラシコはイケル以外の全選手を揃えることができそうです。

リアソールにて

2013-02-24 11:17:14 | football
12/13 Liga Espanola 1a division Jornada 25
Deportivo La Coruna 1-2 Real Madrid C.F.

マドリーのゴール:カカ、イグアイン

画像

クリスチアーノ、エジル、ケディラ、コエントランといったところを温存し、マルセロがカピタン、ピボーテはモドリッチとエッシェン、トップにイグアイン…という先発でしたが、やりすぎたというか崩し過ぎたというか、ものすごい前半でした。前にいる3人、イグアイン、カジェホン、ディ・マリアに対して、ピボーテの特にモドリッチがいるところが低すぎるというか、距離が離れすぎ。カカが少し低めになって中盤に動きを出そうとしていた感じはありましたが…。モドリッチにアロンソ役というのは、なかなかうまくいかないですね。もっとボールをさばいて、前へパスを送って、と思うんですが、やっぱり合ってない。迷っているのかキープしているつもりなのか、持っているうちにパスを出す機会がどんどんなくなって、結局ボールを奪われたり…。前にいる人数が少ないのもあって、攻めるにしても人手がいないというか、裏抜けを狙っていたようですが、何かうまくいった場面なんてあったかな。
デポル側の布陣との関係もあったと思うんですが、マドリーの右サイドばかり攻め込まれ、危険な場面を何度も作られ、そのわりに右サイドでエッシェンとアルベロアが攻撃の機会を伺う場面もあり、でもこの2人では、中に入れられず戻す、横パスの繰り返しで、何にも怖くない。せっかく左ラテラルにマルセロが入ったのに、マルセロが豪快に上がるような場面もほとんどなくて、これはクリスチアーノがいたらどうだったんだろうかと思わないでもないですが、すごくミスマッチというか、要するにうまくいかない前半でした。ていうか守備も散々で、よく1失点で済んだよな…。3点くらい入れられててもおかしくなかったと思う。マルセロのクリアはナイスでした。
後半頭からは、少し意識が切り替わったのかよくなったようにも思いましたが、結局10分ほどで怒りの3枚替え。クリスチアーノ、エジル、ケディラがエッシェン、モドリッチ、マルセロと代わって、カジェホンが左ラテラルに入り…これで試合が劇的に変化しました。やっぱりクリスチアーノがいるといないとでは、前へと向かう迫力がぜんぜん違う。オフサイドだったり外したりする惜しい場面ではありましたが、前半に比べればチャンスの数は格段に増えましたし、カカやイグアインも、前半より可能性のある動きが出てきたように思います。これはクリスチアーノだけではなくて、エジルやケディラ(まとめてケディル)が入って、パスを出したり受けるバラエティが増えたからなのかな。どの場面だったか、ディ・マリアか誰かがボールを持った時、前線で「ここ!」とボールを受ける動きをする選手が何人もいて、これなら何とかなりそう、という感じがしました。
カカのゴールはゴラッソ。イグアインの勝ち越しも、カカから裏へ抜けるクリスチアーノにボールが出て、そこからイグアインへ。ゴール決まった後のクリスチアーノの笑顔も、やっと入った!な感じの全員のハグも、本当にほっとしました。正直、前半の出来を考えたら引き分けでも上出来くらいだと思ってましたので。カカは好調をキープしてますね。今日はフル出場だったから、コパ・クラシコは先発ではないと思いますが、この先重要な試合でチャンスが与えられたら、決定的な仕事をしてくれればと思います。

しかしまあ、結局「この選手がいないとダメ」なわけですね…。いなくてもうまくいくこともあるけど、やっぱり個の力を生かすタイプのチーム(よく言えば)なんだなあ…。ま、今更か。


デポル戦前

2013-02-23 19:22:26 | football
冒頭に追加:バランの離脱
公式から。バランには、筋肉の小さな違和感があり、デポル戦には出場しないとのこと。
わざわざ「軽い、小さい」と断っているということは、コパ・クラシコ、リーガ・クラシコ…等に万全を期すためということでしょうか。ということで今夜のセントラルは、ぺぺとアルビオルか、ぺぺとカルバーリョか。でもバラン、ここのところ「軽い筋肉の問題」が繰り返されてる感じで、クセにならないと良いなと思います。


デポル戦、召集選手
GK:アダン、ヘスス、ディエゴ・ロペス
DF:バラン、ペペ、コエントラン、カルバーリョ、マルセロ、アルベロア、アルビオル
MF:ケディラ、カカ、エジル、エッシェン、モドリッチ、カジェホン、ディ・マリア
FW:クリスチアーノ・ロナウド、イグアイン、モラタ

負傷欠場:イケル、シャビ・アロンソ、ベンゼマ
監督判断:ナチョ
サスペンション:セルヒオ・ラモス

シャビ・アロンソはやはり召集外。今週別メが続いていたベンゼマも、結局合流できないまま今回の召集からはずれました。MARCAやASでは「膝の違和感」だそうですが、何だろう。いつやったんだろう。
やっと召集に戻ってきたマルセロ、イグアインと一緒にダブルセッションで絞り込んでいたようで、今夜こそ復帰…できるといいなあ。アロンソの代わりは、サスペンション明けのモドリッチでしょうか。どうなるかわからないのが前線「9番」で、ラージョ戦に引き続きモラタがチャンスを与えられる可能性と、ダイエットしたイグアインが先発に復帰する可能性と。ベンゼマがどういう状態かわかりませんが、仮にコパ・クラシコに間に合わない状態だと、イグアインに調子を取り戻させたいだろうし…でもモラタが出場したって別に悪いことはないしなー。
いずれにしても、とことん相性のよくないリアソール。グティのタコナッソ→ベンゼマでお祓いが済んだ気になってましたが、10/11シーズンは分けていて……この先の重大な連戦に向けて、十分な自信の持てる試合をしてほしいです。
試合は本日20時キックオフ。


Pilot for a few hours

エルゲラさんを思い出しました。


Nivea for Men
バイヤスドルフ社とのNivea for Menのスポンサー契約のプレゼンテーションには、セルヒオ・ラモス、マルセロ、イグアイン、アルベロアが出席。この4人でCMを撮ったようです。



オープン

2013-02-22 07:20:57 | football
木曜のトレーニング
ベンゼマが水曜に続いて室内での調整のみでピッチには姿を現さなかったそうで…どこを痛めているんだろう。シャビ・アロンソは、一部は全体と一緒に、一部はピッチ上での特別メニュー。イケルも引き続きリハビリメニューを続けているそうです。MARCAによると、コパ、CLを前に、ペナルティの練習もしているそうです。水曜のトレーニングでは、クリスチアーノ、エジル、ケディラ、マルセロ、バラン、アルベロア、コエントラン、エッシェンがペナルティーシュートの練習をしていたとのこと。


ベルナベウのアディダスショップ
CMに出ていた選手たち以外にも、アディダス契約のトップチーム選手たちが集まって、ベルナベウのアディダスショップのオープンセレモニーがありました。フットボールチームからは、イケル、シャビ・アロンソ、カカ、カルバーリョ、ベンゼマ、アダン、アルベロア、ディ・マリア、カジェホン、ナチョ、モラタ…多いな。全部で11人。各選手たちに短いインタビューがありまして、現在のコンディションや、コパ・クラシコ、CLについての質問に答えています。イケルが表でコメントするのは久しぶりじゃないでしょうか。

イケル・カシージャス
「毎回良くなってきている、半分だね。そう、これまでは大きな力をかけられなかったけれど、もうキャッチングの練習もしているし、怪我から半分まで戻ってきた。まだ1か月、以前と同じような動きを取り戻すために、もう少し多くの努力を傾けていく必要があるだろう。」
「とてもポジティブな感覚でいる。ドクター・デル・セッロの手術で、僕は最悪のこと、つまり3か月離脱ということになったけれど、彼がギプスを取ってくれた時はすごくうれしかった、それもたった3週間ほどで。本当に嬉しかったよ。今は活動を高めたトレーニングをして、指の動きを増やしている。一番不自由があって、力が失われた場所だね。」
(チームを外から見ることになって)「外から試合を見るのに慣れてきているよ。毎日をチームと一緒にいたい、彼らと一緒にいて、遠征や試合にも一緒にいたい。でも、こういうことも両立している。チームを離れていると、より多くのことを経験する。チームの中にいる時に、他の人が見ているということを。手術をしたときは最悪だったけれど、ドクターは、あと1か月で戻れると言ってくれているし、その時には準備はできているだろう。」

シャビ・アロンソ
「今はリカバリーの段階、別メニューのエクササイズをして、できるだけ早く復帰できるようにしている。目標は定めないで、違和感が消えるようにとやっている。誰かの質問にあったけれど(コパのバルサ戦に間に合うか)、そうできればと思っているけれど、でも今はそれに対する答えはない。」
(CLユナイテッド戦について)「イングランドでは多くのファンが彼らを応援するだろう。
挑戦になるだろう、魅力的な試合、先制点で多くのオプションが生まれるだろう。僕たちの対戦はとてもオープンな状態(どちらにでも転び得るということ)。スペインの他の3チームにも道がある。この結果は最もポジティブなものと言うわけではないが、可能性がある。僕たちの対戦は、皆がプレイしたいと思うものだろう、大一番だ。」

カルバーリョ
「レアル・マドリーはプレッシャーに満ちた中でのこの種のイベントについては、とても大きな経験を持っている。そこでどうプレイするか知っている。我々はどちらの試合についても楽観的に見ている。」

ディ・マリア
「このとても重要な2試合をフエラで戦うのは、僕たちにとって有利にもなり得る。僕たちは、スピードを伴ったカウンターを得意にしているからだ。カウンターアタックで僕たちはうまくやれる。皆フィジカル状態は最高だ。」

アダン
「ここで重要なものはチームだ。僕は良い状態にある。ディエゴ・ロペスが僕たちと共にあるのを喜んでいるよ。彼のことはすでに知っていた仲間だから。とてもうまくやっている。」

モラタ
「ラージョ戦でゴールを決めても僕の生活はほとんど変わらない。試合の中であんなに早くゴールできるなんて思ってもみなかった。すごくうれしいよ。僕のリーガでの初先発だったんだから。この調子で続けていければと願っているし、モリエンテスのようになれたらと思っているよ。」




店員の皆さん

2013-02-21 07:02:36 | football
ADIDAS

Adidas公式のものが見つからなかったんですが、とりあえず。カジェホンが生き生きしていていいですねー。ユニフォーム掛けてくのは笑った。あと、モラタがこういうの出てくるのは初めてな気がします。バスケットボールの選手たちも含めて、楽しいです。


トレーニング再開
日数はバラバラでしたが、それぞれ何日か休日を過ごして再集合、週末のデポル戦に向けたトレーニングのスタートです。公式の記事では、ベンゼマが室内調整、カシージャスがリハビリを続行とあり、それ以外は元気なようです。
フィールドプレイヤーたちのトレーニングウェアが一斉にきれいな水色に代わっているんですが、その中でシャビ・アロンソだけ白い。良く目立つので、(筋肉、恥骨炎的に)危険なことがないか、見張りやすそうな感じ。



おまけ1:食事会

一部の人たちですが。



おまけ2:グティさんのTwitter

さすが。ブレない。

14番は欠かせない

2013-02-19 20:48:41 | football
アルバロ・モラタ
先日のラージョ戦後のインタビューだと思います。Q&AでASにあったので。

----------------------------------
Q:リーガでの2ゴール目を決めて、あなたはエンブレムにさわりキスをしましたね。どんな気持ちでしたか?
A:何かが湧き上がるような時間だね。言葉にするのが難しいよ。ものすごく嬉しかった。フォワードにとって、良いスタートを切るのは難しいものだからね。でもその後、ラモスの退場の後に交替で下がらなければいけないのは辛かった。でもこうしたことは起こるもので、それはわかっているし完全に受け入れるよ。理解できた、別の時には、他の仲間にも起こることだから。

Q:リーガがほとんど不可能になったと見られる今、もっと頻繁に出場機会があると思いますか?
A:できるだけたくさんの出場時間を得られるよう試みているところだよ。毎日成長し続けている。このチームや、例えばクリスチアーノのような選手達と、トレーニングや試合を分かち合えるのは贅沢なこと。学び続けているよ。

Q:ラージョ戦では先発するような感触はありましたか? 何か言われましたか?
A:何も知らなかったんだ。ミステルがそのことを伝えてくれた時は、すごくワクワクしたよ。僕は何年もかけて、カンテラのすべてのチームで戦ってきた。今日僕が経験したようなこと、プリメーラのトップチームにいて、ベルナベウで先発するという…さらにゴールまで決めるって、そういう目標を持ってね。こんなに早くできるとは思っていなかったけれど。

Q:そして今その目標が達成できて、今週末はカスティージャに戻るのでしょうか?

A:すべてを尽くすよ、いつものとおりにね。僕たちは難しい状況にいるけれど、進んでいくつもりだ。僕たちは目標を成し遂げるために、最大の努力を払っている。僕たちは残留を目指しているだけじゃなく、順位表のもっと良い位置に上がっていくつもりでいるんだと、僕は確信している。
----------------------------------


シャビ・アロンソ、2つ
コパのバルセロナ戦、CLのユナイテッド戦に向けて調整を続けるシャビ・アロンソの記事が、ABC.esとMARCAとにあったので。ABC.esの書き方はちょっと大げさすぎる気もしますが、今まで頼り切ってきたチームの中心のコンディションの話なので…。

シャビ・アロンソはチームに模範を示す:ABC.es
----------------------------------
試合の召集リストからは外れたが、アロンソは、恥骨炎の治療をし、重要な時期にチームと共にいるために、コンセントレーションに参加した。

彼は、卓越したプロフェッショナルだ。レアル・ソシエダで頭角を現した頃以来、常にそういう存在であったが、プレミアへのステップが、彼のフットボールへの評価を上げた。シャビは、モウリーニョがラージョとの試合の召集リストから彼を外した後でも、レアル・マドリーが宿泊するホテルに行き、コンセントレーションに入った。アロンソは自宅で妻や家族と共に過ごす代わりに、モウリーニョによって召集された19人の選手達のバスに乗り込み、彼らと共にホテルで過ごした。アロンソは、モウリーニョが示すあるべき選手の姿がこうして生きているという例だ。例えば、医療上の許可が出てから36日たっても、コンディション不良でリストから漏れたマルセロのような選手が使うべき鏡だ(ちょっとひどい)。
(土曜の)午前中に軽くトレーニングした後、シャビは夜にはコンセントレーションに入って恥骨炎の治療を受けた。これが意味するのは、監督は彼を、チャンピオンズやコパのビッグゲームのみで使うつもりでいるということで、リーガでの数試合、セビージャ戦(出場せず)、ラージョ戦(召集外)、デポル戦(26日のカンプ・ノウでの試合のためにおそらく休養)では、出場させず取っておくということだ。
恥骨には痛みがあるだろう。もし休養しないなら、断裂の可能性があり、そうすると2ヶ月の欠場も考えられる。監督が彼を起用するのは、どこまでなら大丈夫かと伝えてくる、アロンソ次第になる。マンチェスター戦では最大限にやらざるを得なかった。そして今日(ラージョ戦)は休養が必要だ。
アロンソがこうした行動を取るのには、また別の理由がある。彼はシーズンのこの重大な時期に、チームのために仲間達と共にいたということだ。これは、モウリーニョが望む最高の模範であり、アロンソはその姿勢をチームに伝えている。シャビは、モウリーニョが抱えるチームで最も信頼を得ている男だ。彼は、誰よりもモウリーニョを理解している。それはどちらもイングランドフットボールで戦った経験があるからだ。それぞれの状況を前した準備をどう考えるかを知っている。レアル・マドリーとスペイン代表のピボーテは、すべてのプロフェッショナルの模範。多くの者が彼を見て、自己反省をした方がいい。
----------------------------------


シャビはバルデベバスに「住む」:MARCA
----------------------------------
シャビ・アロンソは仕事場にいて、自宅よりもこちらでより多くの時間を過ごすようだ。昨日、彼は再びバルデベバスに行き、調整を続けるため午前と午後のダブルセッションを行った。
メディカルチーム、特に理学療法士たちは、バルセロナ戦やマンチェスターユナイテッドとの試合でノーマルな状態になるよう、筋肉の調整をとるケアを行った。
モウリーニョのチームのエンジンが負ったダメージは腹筋の問題で、骨盤にベルトを装着している。試合で装着できるよう、いくつかの部品は修正が必要とされる。
現在のトレーニングは、腹筋の大きな部分(直筋、斜筋、横断筋)と低部(恥骨部位にまで渡る)を調整するもの。要するに、最大の力を一連の腹筋全体に与えるためだ。
同時に、繰り返しのエクササイズによる外転筋と内転筋の柔軟性、弾性を高める特別なトレーニングも行っている。すべて痛みはない。このプランはまた、一連のマッサージも含む。要するに、完全な点検だ。
さらにコンディションを落とさないために、有酸素運動も欠かすことはできず、ランニングとジムでのエアロバイクのトレーニングもしている。すべてランニングシューズで。スパイクは履けず、ボールに触れることもできず、方向転換するような動きやハードな動きに関係するエクササイズはしない。
こうしたステップは良く考えられたもので、炎症や痛みが和らいだ後は、筋肉の調整をする必要性に力が入れられているということだ。
アロンソはマンチェスター・ユナイテッド戦の1stレグで、無理を押して出場した。非常に強い痛みがあり、その状態をモウリーニョとメディコに伝えていたにもかかわらず、後半もプレイし続けたいと訴えた。その後モウリーニョは彼を交代させざるを得なかったが、彼の努力を称えた。
そして今はストップするように言われ、バルセロナとの試合、ユナイテッドとの試合にできるだけフレッシュな状態で戻ってこられるよう、この詳細なトレーニングを実施している。このためラージョ・バジェカーノ戦は召集されなかったが、理学療法士のケアを受け続けるために、コンセントレーションに参加することになった。
土曜日のリアソールでの試合でもプレイすることはないだろう。モウリーニョが、ラージョ戦でサスペンションとなったモドリッチをこの試合では取り戻せるからだ。
シャビ・アロンソは、競技が必要とするものの犠牲となっているが、チームには、彼にこれ以上の休息を与えられるような選手がいない。モウリーニョはモドリッチとエッシェンを幾度か試したが、多大な努力を必要とするこのポジションにちょうどハマるような状態には至っていない。
----------------------------------


月曜日は、ベンゼマとこの子のお父さんも、トレーニングしてたのかな。



火曜日のバルデベバス
トップチームは今日までお休みのはずですが、休暇を1日削られたらしいイグアインを初め、マルセロ、ペペ、カジェホン、GKのディエゴ・ロペスとヘススがバルデベバスのピッチで自主トレ。イケルも室内で調整をしていたそうです。オーバーウェイトの噂のあるマルセロ、イグアインには、ちゃんとルイ・ファリアから強めのメニューの指示があった模様。みっちり絞ってやって。

先発したのに

2013-02-18 07:25:03 | football



12/13 Liga Espanola 1a division Jornada 24
Real Madrid C.F. 2-0 Rayo Vallecano

マドリーのゴール:モラタ(3)、セルヒオ・ラモス(12)

盛り上がって始まった試合が、20分で消えてしまいました。モラタがリーガ初先発、しかも開始3分で先制点をあげる最高のスタート。セルヒオ・ラモスも追加点を挙げて、攻め込まれもするオープンな展開ながら、マドリーのカウンターの迫力が良くて、まだまだゴールが入る雰囲気……1分で2枚のイエローカード(しかも別々の場面で)を受けて、17分で退場するまでは。
1枚目のカードは厳しすぎるし、2枚目になったハンドももう1枚出して退場にするには厳しいかもしれないですが、でもラモスは1枚目あんな出され方をしたならそのあとは注意すべきでしょうに…。今日は、ラモスを右ラテラルに置いたのは、コパやCLに向けたテストの意味合いもあったと思います。17分でパァになっちゃいましたが。モウとの関係がどうこうは別にして、こんなんでは、監督のプランも信頼もあったもんじゃないです。
失点直後はエッシェンが右ラテラルに入りましたが、中盤が手薄になったためかボールを持たれ幾度となく攻め込まれ、やむなくエッシェンを中盤に戻し、モラタに代えてアルビオルを投入…仕方ない交代だったけど、何とも見ている方としては残念でした。

レフェリーがイライラしたなあ…モウさん、嫌味の1つや2つ言いたいんじゃないだろうか。

ラージョ戦前

2013-02-17 10:46:33 | football

ラージョ戦、召集選手
GK:アダン、ヘスス、ディエゴ・ロペス
DF:バラン、ペペ、セルヒオ・ラモス、コエントラン、カルバーリョ、アルビオル
MF:ケディラ、カカ、エジル、エッシェン、カジェホン、ディ・マリア、ホセ・ロドリゲス
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、モラタ

負傷欠場:イケル、シャビ・アロンソ
サスペンション:アルベロア、モドリッチ、イグアイン
監督判断による欠場:マルセロ、ナチョ(カスティージャで出場)

ここ数日言われていたように、シャビ・アロンソは欠場となりました。土曜日もピッチで全体と一緒にトレーニングはしていましたので、とにかく大一番に向けて疲労をためない、股関節を酷使しない、ってことなんでしょう。
手薄になりそうなピボーテに、ホセ・ロドリゲスが召集されました。今回の召集は19人で、GKが1人外れるだけですので、ベンチ入りは確実。できたら使ってほしいなあ。あと、モラタも。ここのところベンゼマも、低パフォーマンスと言われているし、思い切ってモラタ頭から使うとか、それくらいしてほしいな。
そろそろ使っても良いのでは…といってたマルセロですが、今回も召集漏れ。まだ体重が減り切ってないということですかね。El Mundoのラージョ戦のプレビュー記事では、「Muchas risas, muchos kilos(笑顔たくさん、体重たくさん)」みたいなタイトルまで付けられて、ひどいっていうか…でも笑ってしまった。
マルセロ本人も自覚があるようで、「こんばんは皆。眠ったら、明日は、できるだけ早く復活できるようハードにトレーニングするよ」とコメント。本当に、早くコンディション戻してください。来週までには。コパもCLも、ゴールが必要なんだし。

試合は本日21時、サンチアゴ・ベルナベウ。これが終わると、久々にミッドウィークに試合のない週になります。休暇もまるまる2日間あって、再集合は水曜日11時となります。

ちなみに、今回サスペンションの選手たちは、土曜日のトレーニングには不参加。アルベロアとモドリッチは、合計4日間の臨時休暇ということになります。ただしイグアインについては、まだ適正体重に戻ってないらしく(1kgオーバー)、1日早くトレーニングを再開するようモウリーニョに指示されたとか。MARCA情報では、この指示にイグアインが相当怒ったそうですが(この休暇中にイギリスに遊びに行くつもりだったらしい)、コンディション不良なんだから仕方ないでしょ……。

263cm

2013-02-16 10:42:56 | football
トレーニング再開
マドリーは、1日休んで金曜からトレーニングを再開。この日は、負傷がはっきりしているイケル以外は、全員がピッチに出てトレーニングを実施できたようです。シャビ・アロンソも、水曜の試合に長時間出場した選手たちのリカバリーメニューを、他の選手たちと一緒に実施。MARCAも、アロンソは当分温存されるだろうという記事を載せていますが、室内にこもりっきりの調整というわけではなさそうです。一方で、CL出場時間が短かった/出場がなかった選手たちは、よりハードなメニュー。カスティージャからは唯一ホセ・ロドリゲスが呼ばれています。
今週末のリーガ(ベルナベウでラージョ戦)は、アロンソの出場が微妙なのに加えて、確かモドリッチとアルベロア、イグアインがサスペンション。足りないわけではないですが、各ポジション、少しバックアップが薄いかな?という感じがします。右ラテラルは、またエッシェンか…よりも、セルヒオ・ラモスを回して、セントラルをぺぺとバランで行くとかどうだろう。ピボーテはケディラとエッシェンしかありえないので、ホセ・ロドリゲスが帯同する可能性は高そうです。モラタも入るかな。
あと、体重オーバーを報道されていたマルセロ、少し顔周りがすっきりしてきた気もするので、そろそろどうでしょうか、モウさん。



バランの存在:MARCAの記事から
---------------------------------
バランの出現で、レアル・マドリーにおける議論が再開される。昨シーズンからまったく閉ざされていた議論、セントラルのペアについてだ。ぺぺとラモスのコンビは、エジルとクリスチアーノ、シャビとケディラと共に、ジョゼ・モウリーニョのチームにとって確実なもの。しかし、ぺぺの手術があったことで、モウリーニョとマドリディスモは最高のバランを発見することになる。
バランは、思いがけずヒーローになった。彼がマドリーに加入して以来、彼はレアル・マドリーで成功するための途方もない力を持つことが見て取れる。しかしモウにとっては、彼はそのままの存在―19歳になったばかり―で、彼のフットボールに重要な存在になっている。ラモスの5試合のサスペンションとぺぺの負傷が、彼に黄金のチャンスを与えた。バルサとのコパの試合では、ディフェンスのリーダーとして傑出していた。素晴らしいパフォーマンスが、マンチェスター・ユナイテッド戦でも、ペペよりも彼に先発の座を与えることになった。
赤い悪魔たちと対峙して、バランはまた良い点を取った。ファン・ペルシやウェルベックとの1対1に勝ち、1度だけミスをしたのは、ディエゴ・ロペスとの連携で。著しく高いパフォーマンスは、ディフェンスの構成を変える理由になり得る。
モウは今、自身のチームのセントラルで最もフィットしているのはバランだと考えている。このため、2月26日バルセロナ戦、3月5日のユナイテッド戦それぞれに向けた重大な決断を下すことになる。最高のセントラル3人のうち、1人をベンチに置くのも痛いことだろう。このため、モウはラモスを右でプレイさせることも考えているだろう。
これが、3人の最高のセントラルを同時に起用できる唯一の方法で、ついでに言えば、大きな問題も改善できる。つまり、アルベロアが攻撃での貢献がないということだ。
---------------------------------


ジダンは来シーズン下部組織を率いる?
MARCAの、「El Confidencialによると」という記事。これによると、ジダンが来シーズン、マドリーの3つのフベニール(A、B、C)のうちいずれかを率いることになるだろう、んだそうです。ただ、ジョゼ・モウリーニョが来季マドリーの指揮を取らない場合には、トップチームの監督の選択肢になる可能性もあるんだとか。
うーん…いきなりトップチームはどうだろう…。


263cm:ASの記事
先日のユナイテッド戦でクリスチアーノがゴールを決めた際の最高到達点、Punto Pelotaが専門家を呼んで測定・計算したところ、263cmだったそうです。彼本来の身長から単純計算すると78cmのジャンプ、でも、クリスチアーノならもっと飛べる気がする。
マドリーも、水曜の対戦とこのゴールで特別に動画を作っていて、バルサ相手に決めたコパの決勝ゴール等、クリスチアーノが決めたヘディングゴールをいくつか紹介。コパの決勝ゴールも、左からクロスを入れたのはディ・マリアでした。


次の日

2013-02-15 07:04:47 | football
木曜日、トレーニングはお休みでした。

シャビ・アロンソのコンディション
試合後のASの記事によると、途中交代したシャビ・アロンソは筋肉に問題があり、週末のラージョ戦への出場の可能性は低いようです。

モウリーニョはプレスカンファレンスで、シャビ・アロンソのコンディションに言及(マドリー公式日本語より
「難しい状況の中、素晴らしい試合をした。すべてのことに満足している。ハーフタイムで交替することもあり得たが自分の限界までやり、今は少し休まなければならない。今週末はプレーすることはない。」

シャビ・アロンソの試合後のコメントより
「違和感はあるが、なんとか持ちこたえて十分に良い試合をした。でもこれは言い訳にはならない。」


昨日の試合前


ホセ・ロドリゲス、契約延長
今シーズン、既にリーガ、コパ、CLでもトップチーム出場を果たした18歳のホセ・ロドリゲスは、マドリーとの契約をこれまでよりさらに2年延長し、2017年までとした。


ケーキ2種
2月14日、25歳の誕生日を迎えたアンヘル・ディ・マリア。誕生日がバレンタイン。おめでとうございます。
そんなディ・マリアのバースデー・ケーキは、エジルとイグアインから贈られたもの。 →ディ・マリアのInstagramアカウントはフェイクだよ、という情報があったので、削ります。なんか残念…っていうか、すみません。


11日が誕生日だったカジェホンへのバースデー・ケーキは、アルベロアから。マドリディスタ御用達のケーキ屋さんってのがあるんだろうか。

Tarta top de mi vecino top! Gracias @17arbeloa! Eres muy grande...

CL16-1

2013-02-14 07:26:50 | football

2012/2013 UEFA Champions League Round of 16
Real Madrid C.F. 1-1 Manchester United

マドリーのゴール:クリスチアーノ・ロナウド

画像

大一番の試合が、これ…? と、だいぶがっかりというかフラストレーションがたまる試合でした。もう2、3点くらい取っても…って、甘かったか。シュートは多かったと思いますが、エリアの中まで入りこんで打てるシーンよりも、エリアぎりぎりとかエリアの手前から打つシーンが多くて…止められちゃうよなあそれは、と。ポゼッションも高かったけど、持たされてる感はありましたね。結局崩せないんだから。ケディラがボールを持つのが目立ってたけど、ケディラは縦にパスとか送りこめないのか。だいぶ後半の方だったとおもいますが、カウンターのチャンスだったのにケディラがイグアインに出すのに躊躇した挙句大きく戻したシーンとか。モドリッチが入ったのもそんなに生きなかったし、結局上手く守られたってことですかね。
良かったのは…まずはディ・マリアか。ボールの行先の精度に波がある選手のようなところがありますが、今日は全般にコントロールも良いし、どっちのサイドに出てもボールをチェイスしに行くのも、良い方向に目立ってたように思います。それからコエントラン。左を崩される感じはほとんどなかったし、それ以上に攻撃で目立って…ああああもうでも、あの持ってない感。どっちもデヘアが上手かったんだろうけど、ポストにはじかれたのと、足からスライディングで突っ込んでいったのと。決まらないんだなあ、あれが。あとは個人的にシャビ・アロンソ。事前に、負傷を抱えたままプレイすることになる、という報道がありましたが、本当にそんな感じでした。恥骨炎だと、簡単に治るってものじゃないから…。ダッシュとか強い動きは控えめで、無駄な動きをしないようにしつつ、でに普段通りの仕事をする…という矛盾するような、でもちゃんと仕事はこなしているという。セルフジャッジでDFたちの動きが止まった中、ボールをクリアすべくゴールラインに突っ込んでいったのは素晴らしかった。でもこの感じだと、週末はお休みした方が良さそうです。
ディ・マリアは良いとして、かなり固くディフェンスが引かれた分、前は大変だったと思います。でもなあ…ベンゼマ。借りてきた猫の置物が脚先でボール突っついてるだけのような、微妙すぎる出来でした。もうちょっと動くなり、チャンスで思い切った動きをするなり、できなかったかなあ…。
クリスチアーノは、思い通りに動けない、ボールタッチも普段よりはるかに少ない中、貴重なゴールを決めたのはさすがでした。でももう1、2点くらいは……。

大ポカをしたわけではないですが、こんなんでオールドトラフォードへ行って何とかなるものなのか…。今日のスコアは忘れて、次は勝つしかない、くらいの勢いで行くしかないですかね。コパ・クラシコとリーガ・クラシコの、その次の試合になりますけど。なんで毎年こんな日程になるんだろうなあ…。


白のルート

2013-02-12 21:38:43 | football
Champions Leagueマンチェスター・ユナイテッド戦、召集選手
GK:ディエゴ・ロペス、アダン、ヘスス
DF:バラン、ラモス、ペペ、マルセロ、アルビオル、コエントラン、カルバーリョ、アルベロア
MF:シャビ・アロンソ、ディ・マリア、ケディラ、エッシェン、カカ、モドリッチ、エジル、カジェホン
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、イグアイン

負傷欠場:イケル・カシージャス
監督判断:ナチョ、モラタ

負傷者がほとんど復帰し、モウリーニョが指揮下における選手が充実。22人の召集なので、最終的に4人がベンチ入りから外れます。ここから4人外すのか…もったいない。
今日のトレーニングについての公式の短い記事では、「選手たちはアダン、ヘスス、アルベロア、コエントラン、セルヒオ・ラモス、バラン、シャビ・アロンソ、ケディラ、エジル、ディ・マリア、ロナウド、ベンゼマのグループと、それ以外のグループとに分かれて、ボール回しのタッチ&スピードのトレーニングを行い…」といった感じの下りがあり、わざとなのかどうか、先発フィールドプレイヤーを暗示させるような。
ところで、これ書いている時点ではまだやってませんが、たぶんUEFAの試合前日会見のルールはリーガより厳しそうなので、久しぶりに試合前日会見にモウさんが出てくることになるんじゃないかと思います。選手の担当者は誰かな?(って、クリスチアーノかな、このカードだと)。



ルート・ファン・ニステルローイ:数日前ですが、MARCAから。
----------------------------------------
Q:チャンピオンズ・リーグでのレアル・マドリーvsマンチェスターの試合まで1週間を切りました。どちらを応援しますか?
A:(ルートは笑い出しながらインタビューをスタートした)選ぶなんて不可能だよ。僕の2人の子供達のどちらかを選ぶようなもので、できないよ。僕はどちらのチームも大好きで、だからハートが引き裂かれてるよ。

Q:ベルナベウに行くつもりですか?
A:うん、もちろん。もう旅行の計画は立てている、この大一番を見に行くよ。パルコで見ることもできるけれど、もっと雰囲気を楽しめるスタンドで見るのは捨てがたいね。チャンピオンズ・リーグでのベルナベウは信じられないほど素晴らしい、マンチェスターからも多くのファンがやって来て、狂ったみたいに応援するはずだ。ピッチの上では2つのビッグチームがぶつかる…マドリーへ行って試合を楽しむよ。

Q両チームはどんな状態で試合に臨むでしょうか?
A:どちらも非常に良い状態で来ているね。マドリーは、この数週間でチームが改善してきている。グラナダ戦を除けば、強いチームになっていると思う。バルセロナ戦やビッグゲームでは非常に良くやって来た。試合は、小さな点で決すると思うよ。

Q:どちらが優勢というのはあるでしょうか?
A:いや、ないね。僕が思う差は、クリスチアーノとファン・ペルシーのコンディションだ。この2人の選手のどちらかが、差をつけるよ。

Q:どちらのチームの方が、より良いブロック、より良い個人技を持っているでしょうか?
A:もしマドリーがすべてを手にしているというなら、マドリーがより高いクオリティを見せるだろうと思う。しかしマンチェスターは毎週勝利を重ねている。0-2で敗れていればやり返すし、1-0であれば試合をコントロールする。マンチェスターは立派なチームだ。全員が一緒になって守り、それからファン・ペルシーとルーニーに向けてプレイする。マドリーは、負傷者が出て、ブロックを作ったり、毎週堅実なチームを繰り返すことができなかった。ペペとマルセロが負傷し、イグアインとベンゼマをローテーションし、ディ・マリアはずっとはプレイできない…イケルの負傷もだ、彼は常に出場していて非常に経験がある選手なんだから。この点で、マドリーにはよりブロックを作り出すのに問題があって、エジルとクリスチアーノでつながっている。こういったことをあわせても、本当に面白い試合になるだろう。

Q:あなたはファーガソンをよくご存知です。彼はどんな試合をベルナベウで展開するでしょうか?
A:この決勝トーナメントをコントロールするよりも、ベルナベウでゴールを上げようとするだろう。試合開始から攻撃は市内だろうが、秩序正しく、機会を狙うはずだ。すべてはオールド・トラフォードということになるだろう。

Q:ボール(支配)はマンチェスターに? それともマドリー?
A:マンチェスターがマドリーにボールを持たせると思う。それからスピードを上げて、バレンシアやルーニー、ファン・ペルシーと…彼らは攻撃を諦めないだろうが、初めはボールをマドリーに持たせるだろう。

Q:マドリーで心配なことは?
A:マンチェスターは、ゴールをするのに多くのチャンスは要らない。1本をファン・ペルシやルーニーに渡して、内側へ入っていく。失敗はない。そして問題は、1度でもチャンスを成功させれば、どうすれば自分達に有利に結果をコントロールできるかを彼らがわかっていると言うことだ。マンチェスターでは、誰もが狂ったように走り回る。なぜなら、こういった試合でのファーガソンの第1のモットーは、ボールが持てないならテルセーラ(4部相当)のチームのごとく走らねばならない、というものなんだから。

Q:この試合は10年前のようなものになるでしょうか?
A:ありえるね。あの対戦は印象的なものだった。あの2試合のことは、イエロと何度も話をして、ものすごい試合だったということでお互い一致しているんだ。1stレグでは3-1(ベルナベウ、マドリー勝利)、そしてセカンドレグではマンチェスターで4-3(あの頃のロナウドがハットトリック、マドリーはこの試合は敗れるもAwayゴールで勝ち抜け)。誰もがユナイテッドの敗戦と見ただろう。でもイエロが僕に言ったのは、あと5分続いていたら、ユナイテッドが逃げ切っただろうということ。オールド・トラフォードは、大きな後押しもしてくれる。

Q:スタジアムで最も印象的なことは?
A:両方とも違っているね。ベルナベウは、その構造が印象深い。周囲を取り巻く様子、その高さ…。オールド・トラフォードはより伝統的で古さがある。どちらも戦うのには本当にすごいスタジアムだ。僕の場合、ベルナベウについては、マンチェスター時代は怖いとも思わず、どの試合も楽しんで戦っていたよ。でもこれが重荷になる選手達がいるということも理解している。だから、前日のトレーニングは良いものだ。試合前にスタジアムを見ないでピッチに入ったら、ベルナベウの人々が後押しをしている中では、気後れしてしまうだろう。

Q:スタジアムは重要な要素になるでしょうか?
A:そうなるかどうかはわからないけど、でも影響することはあり得る。オールド・トラフォードは強い後押しをするし、マンチェスターは今シーズンはホームでとても強い。そして彼らはそのことを知っている。ホームに戻ることが、彼らにとっては不可欠なものなんだ。

Q:クリスチアーノは、オールド・トラフォードでどんな受け入れられ方をするでしょうか?
A:彼らは大喝采を送るだろうね、間違いなく。サー・アレックスの銅像の除幕式で僕がオールド・トラフォードに行った時、大スクリーンにクリスチアーノからのメッセージが流れた。皆立ち上がって拍手を送っていたよ。彼らは、彼を大好きなんだ。

Q:ファン・ペルシとルーニーは、何が最高なのでしょうか?
A:ファン・ペルシーは、ゴールを決め自身でプレイもする。どちらもだ。それに今シーズンは、ルーニーがセカンドラインから入ってきて、大きな脅威になっている。彼らは死をもたらすペアだね。

Q:ファン・ペルシは、ベンゼマあるいはイグアインよりもゴールを決めるでしょうか?
A:現時点ではイエス。ファン・ペルシは、2シーズン続けてスペクタクルなレベルにいる。ピピータやカリムよりもたくさんゴールを決めている。でもこれは、彼らが試合を決められないという意味じゃないよ。今のところ、マドリーvsマンチェスターの試合のことを考えて最初に意識に上るのは、エジル-クリスチアーノ対ルーニー-ファン・ペルシだ。でも決してわからないことだよ。この間のクラシコでは、クリスチアーノもメッシも目立たなかった。

Q:予想外の主役が現れるでしょうか? 誰に期待しますか?
A:ミヤトビッチがいつも僕に言っていたのは、チャンピオンズに出ていた頃、勝っていても楽しくなかったと。自分がゴールできなかったからね。それでもどうだ、彼はファイナルでタイトルにつながるゴールを決めたんだ(97/98シーズンですね)。あのゴールが、その年彼がチャンピオンズで決められないでいたことをひっくり返したんだ。こういうことは、他の選手達のモチベーションになるし、イグアインにとっても同じことだよ。同じようにゴールできていないけれど、でも試合に出て行けば、こういう例のように、1つのゴールだけですべてを変え得ることをわかっているんだ。それに、悪い状況であっても、このモチベーションは素晴らしいもの。僕たちは戦い、常に信じなければ。この対戦の重要なゴールは、空も飛べるほどだろう。

Q:デシマへの執着をご存知でしょう。これはどうでしょうか?
A:途方もないことだけれど、同時にすばらしいことだ。マドリーにとって、ヨーロッパのカップを掲げることは、何か本当に途方もないことなんだ。そして僕にしても同じことだし、僕にはそれを勝ち取る運がなかった。

Q:あなたのチャンピオンズへの執着は、マドリーでの方がマンチェスターでのことよりも大きいでしょうか?
A:そう思うよ。ロッカールームでは、だいたい同じような感じだ。ファーガソンもモウリーニョも同じように要求するから。どちらのクラブにとっても可能性のあるチャレンジだということ。でも、マドリーの周囲やファンにあると思われているその執着は、より大きくなってきている。マドリディスモがデシマを望んでいるんだ。

Q:このプレッシャーは選手達にネガティブな影響を与えるでしょうか?
A:選手達の性格によるね。よりビッグネームの選手にはこうした問題はない。彼らは毎試合こういった試合を戦ってきてるわけだから。

Q:こういった対戦でのメディアや周囲の空気のプレッシャーはどんな影響を及ぼし得るのでしょうか?
A:わからないな。試合はストレスの大きいものだ。誰もが試合を見ているし、スタジアムの雰囲気も…前にも言ったけれど、チャンピオンズ・リーグでのベルナベウの雰囲気はものすごい。でもそういった雰囲気以上に、そこにいる選手達がすごいんだ。僕がマドリーと対戦しに行った時、目の前にはジダン、フィーゴ、ロナウド、ラウル、ロベルト・カルロス、フェルナンド・イエロがいて…すごいチームだった。そして僕たちには、ベッカム、スコールズ、ギグス、ベロン…。

Q:今は、クリスチアーノ、エジル、ベンゼマ、ルーニー、ファン・ペルシといるわけですが…10年前と今ではどちらの試合の方が良いでしょうか?
A:それは難しいな…(ルートは数秒考えて、低い声で選手達の名前を引用し始めた)僕たちが2003年に戦った時の方が、少しだけよりスペクタクルだったと思う。フィーゴ、ジダン、ロナウドがいて…。

Q:クリスチアーノは、そういった選手達と大きくかけ離れているものではないでしょう。彼がそのレベルに到達できると思ったことは?
A:イエス、彼には、いつでも素晴らしいポテンシャルがあると見ていたよ。ラファエウとの対峙はとても面白いだろうね。彼はマルセロのようなラテラルで、よく上がるし非常にスピードがある。ディフェンスより攻撃に優れていて、彼がサイドを上がりっぱなしになったら、クリスチアーノがどうするかわからないな。面白い対戦になるよ。

Q:今度の水曜のような試合が懐かしくないですか?
A:良いものと取っているよ。自分がしてきた決断を喜んでいる。いつ自分がやめるか自分で決められたし、それは僕にとってとても大切なこと。僕には僕のプライドがある。もう以前の自分とは同じじゃないと気づき始めて、やめる時が来たと自分に言ったんだ。長年プレイしていて、自分のフィジカルレベルの歳頂点まで到達してしまった。今は家族と楽しんでいるし、バカンスのプランを立てたり、スキーに行ったりできる(スキーは怪我しやすいのでたいていどこのクラブも御法度)。フットボールはファンとして楽しんでいるし、将来の計画も立てていくことを考えている。何かをするよ…そして今は幸せだ。
----------------------------------------

1人を除いて、全員

2013-02-11 23:44:08 | football

カジェホン、26歳
今日が誕生日。おめでとうございます。マドリー公式が作った画像(上に貼ったの)が、カジェホンのスピード&キレをうまく表してる感じでいいです。

1人を除いて
CLの2日前のトレーニング。ついに全員がそろいました、イケルを除いて。イケルの一定期間の離脱はもう仕方がないわけですが、その件を除けば、全員OK。日曜は別メだったシャビ・アロンソも、クリスチアーノも、モドリッチも、今日のトレーニングでは全体(セビージャ戦に先発したグループ)に合流しました。アロンソの鼠蹊部の痛みというのが、実際のところどの程度のものなのかわかりませんが(代表回避のためかもしれませんが)、とにかく良かった。
これで水曜の先発は、ディエゴ・ロペス;アルベロア、ペペ、セルヒオ・ラモス、コエントラン;シャビ・アロンソ、ケディラ;ディ・マリア、エジル、クリスチアーノ・ロナウド;ベンゼマ、でほぼ決まりだとMARCA。ま、そんなところだろうなあ。あとはぺぺの試合勘がどこまで戻っているか。あと、たまにセオリー通りを裏切るモウリーニョが、何かしてこないかとか。
誰が出るか、どういう布陣か…といったことは試合が始まるまではわかりませんが、大一番を前に、可能な限り選手が間に合ったのは本当に良かった。


クラシコ16時
今回は要望が通ったようで、コパ・クラシコとCLユナイテッド戦2nd-legの間に挟まったリーガ・クラシコは、土曜16時キックオフで公式に決まり。