2017/2018 UEFA Champions League
Borussia Dortmund 1-3 Real Madrid C.F.
マドリーのゴール:ベイル、クリスチアーノ・ロナウド、クリスチアーノ・ロナウド
どうも今シーズン今までのところ、「この試合どうなることか…」という試合の方が、「まあ勝てるだろう」な試合よりも、良い結果、良い試合になっているような気がするのですが。とにかく、ドルトムントのホームでの初勝利。CLは連勝です!
試合の早い段階からチャンスは結構作れていて、可能性は見えていたように思います。特に、ドルトムントの最終ラインがハイプレス、かなり高い位置どりをしていて、その分マドリーには、ラインの裏へ抜ける、その裏のスペースをベイルやクリスチアーノで活かすことができたように思います。
ということで、まずはベイルのゴラッソで先制点。カルバハルのこれも見事なクロスに、ノーバウンドで合わせてボレーシュート。相手にショックを与えるようなゴールでもあったと思います。また後半開始早々に、今度はクリスチアーノ。これもスペースがあることが良かったですね。左サイドからラインの裏へ抜け出したベイルと、そこからのクロスに中央で合わせたクリスチアーノ、と2人で取ったゴールになりました。ただそのあとはしばらく、苦労する時間帯。1点を返され、守勢に回ることが多かったように思います。ただ、守備もよく頑張っていたなと。ギリギリのところで跳ね返す、掻き出すような、決定的場面を阻止するシーンもあり、これも大きな貢献だったように思います。最後は、右サイドからのモドリッチのスルーパスに、少し厳し目の角度からクリスチアーノ簡単そうに合わせて3点目。これで試合が決まりました。
まだ序盤戦ではありますが、リーガでの苦戦とCLここまでの6ポイントという結果は、相手の戦い方によるということでしょうか。リーガではかなり対策されていて、敵地つまり相手ホームでは、相手も点を取らねばと前に出てくるけど、ベルナベウつまり相手にとってのアウェイでは、がっちり守ろうとされてしまうのかな。このドルトムント戦ではスペースたっぷりでクリスチアーノもベイルも活きましたが、スペースがない時は……。イスコやモドリッチ、セバージョスとか、個でバランスを崩せる、動きの予測がしづらい存在が重要になるのかなと思います。あと、決めるべきところを決めてくれる人…。
次の試合は日曜、難関のベルナベウでの試合になります。その後またインターナショナルウィークが入るので、良い感触を残して欲しいですね。