けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

この地で初勝利

2017-09-28 12:59:57 | football




2017/2018 UEFA Champions League
Borussia Dortmund 1-3 Real Madrid C.F.

マドリーのゴール:ベイル、クリスチアーノ・ロナウド、クリスチアーノ・ロナウド

どうも今シーズン今までのところ、「この試合どうなることか…」という試合の方が、「まあ勝てるだろう」な試合よりも、良い結果、良い試合になっているような気がするのですが。とにかく、ドルトムントのホームでの初勝利。CLは連勝です!

試合の早い段階からチャンスは結構作れていて、可能性は見えていたように思います。特に、ドルトムントの最終ラインがハイプレス、かなり高い位置どりをしていて、その分マドリーには、ラインの裏へ抜ける、その裏のスペースをベイルやクリスチアーノで活かすことができたように思います。
ということで、まずはベイルのゴラッソで先制点。カルバハルのこれも見事なクロスに、ノーバウンドで合わせてボレーシュート。相手にショックを与えるようなゴールでもあったと思います。また後半開始早々に、今度はクリスチアーノ。これもスペースがあることが良かったですね。左サイドからラインの裏へ抜け出したベイルと、そこからのクロスに中央で合わせたクリスチアーノ、と2人で取ったゴールになりました。ただそのあとはしばらく、苦労する時間帯。1点を返され、守勢に回ることが多かったように思います。ただ、守備もよく頑張っていたなと。ギリギリのところで跳ね返す、掻き出すような、決定的場面を阻止するシーンもあり、これも大きな貢献だったように思います。最後は、右サイドからのモドリッチのスルーパスに、少し厳し目の角度からクリスチアーノ簡単そうに合わせて3点目。これで試合が決まりました。

まだ序盤戦ではありますが、リーガでの苦戦とCLここまでの6ポイントという結果は、相手の戦い方によるということでしょうか。リーガではかなり対策されていて、敵地つまり相手ホームでは、相手も点を取らねばと前に出てくるけど、ベルナベウつまり相手にとってのアウェイでは、がっちり守ろうとされてしまうのかな。このドルトムント戦ではスペースたっぷりでクリスチアーノもベイルも活きましたが、スペースがない時は……。イスコやモドリッチ、セバージョスとか、個でバランスを崩せる、動きの予測がしづらい存在が重要になるのかなと思います。あと、決めるべきところを決めてくれる人…。
次の試合は日曜、難関のベルナベウでの試合になります。その後またインターナショナルウィークが入るので、良い感触を残して欲しいですね。


1週間は長い

2017-09-26 23:17:33 | football
1週間をまとめると、出張が続いてちゃんと試合を見れないでいるうちに、
・マルセロ怪我してるし
・ベルナベウで負けてるし
・連続ゴール途切れてるし
・ベティス戦の高対策は断じて納得いかない
・セバージョス、ドブレーテ素晴らしい。救世主。
・とはいえ、アラベスには勝ったとしてもヒヤヒヤで、一体何がどうなってしまったのか…
・とりあえずベンゼマ、マルコス・ジョレンテ、契約延長おめでとう


ドルトムント戦、召集選手
GK:ナバス、カシージャ、ルカ・ジダン
DF:カルバハル、セルヒオ・ラモス、ヴァラン、ナチョ、アクラフ・ハキミ、テヘロ
MF:クロース、モドリッチ、カゼミロ、マルコス・ジョレンテ、アセンシオ、イスコ、セバージョス
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベイル、ルーカス・バスケス、マジョラル

負傷欠場:バジェホ、マルセロ、テオ、コバチッチ、ベンゼマ

どうも上手くいかない流れの中で、CLグループステージの大一番を迎えてしまいました。未だ勝利したことがないという、アウェイドルトムント戦。ここのところ見ていてフラストレーションを覚える試合ばかりのように思うのですが、そうは言っても1試合1試合を切り抜いていかなければならない。しかもドルトムントは最近絶好調で、あちらの選手たちは非常に自信を持ってこの試合に臨むと言っているようです…。リーガでの苦労とはまた異なる種類の試合運びになるんでしょうね。マドリーは、左サイドバックは2人ともおらず、前線もベンゼマの不在感を実感するような苦しい状況に変わりはないですが、リーガの試合でもシュートの手数は打てているようですし、多くのチャンスにつながるような、そしてチャンスをモノにできるような、そんな試合運びができたらと思います。あとは、怪我人を出さないように。多すぎる…。

期待に応えて

2017-09-19 06:43:56 | football







17/18 Liga Española 1a division Jornada 4
Real Sociedad 1-3 Real Madrid C.F.

マドリーのゴール:ボルハ・マジョラル、マジョラルからのO.G.、ギャレス・ベイル

不安要素山積みで迎えたフエラのソシエダ戦。マルセロに代わってテオ、初先発のマジョラル。昨シーズン同様、レギュラーではない選手たちがジダンの起用に応えて頑張り、結果を出し、チームの勝利につなげる。無事に勝ち点3を取り、良い印象を残せました試合になりました。
マジョラル、良いですね。ストライカーらしい思い切りの良さというか、ゴールに向かう率直さというか。O.G.になった2点目のシーン、ボール扱いをし損ねて相手DFの人数が間に合い始めてしまったところで、態勢を立て直すために後ろに戻して…とかするのではなく、改めて自分で仕掛けていったところとか。1点目は、影のFWとして暗躍する(?)セルヒオ・ラモスのおかげだというところもありますが、やはりあの点が取れるポジションにいるということですね。アポエル戦で最後にノーゴールになったシーンも、クリスチアーノのクロスに合わせられるところにマジョラルがいたということが重要だったのかなと思いますし。起用された試合で点を取るという、FWの基本の仕事ができるって、それだけで素晴らしいことです(ベンゼマへの嫌味とかではなく…ベンゼマは普通のFWとは違いますからね…)。
3点目はベイルの、久しぶりに見た気がする超高速ラン(35km/h)からのゴールになりました。正直なところゴール以外の場面ではあまり存在感がなく、走ろうとしてもボールが出てこなかったり他の選手と呼吸が合わないところもあってまだまだかな、と思うところもあるのですが(普段はよくパスをくれるモドリッチとの関係も薄かったなと)、これだけの「らしい」ゴールを決められるのは何よりの復調の材料になるのではないかと思います。このゴールのシーンでは、かなり低めの位置でボールを持っていたのに、ちらっとベイルを見た次の瞬間、走っているベイルの行く先にぴったり合うパスを出したイスコもさすがでした。

ということで、次はミッドウィーク開催のベティス戦。リーガではベルナベウでは未勝利ですし、ようやく7番様が復帰しますし、勝って今後につなげていってほしいと思います。


テオの肩
ソシエダ戦の終盤に肩を強打、痛みを訴えてナチョと交代になったテオですが、現地紙の報道によると、幸い大きな怪我にはなってないようです。ジダンのことですから、ベティス戦では、リスクをとらせないという判断になるとは思いますが、離脱ということにはならなそうです。幸いというか不思議なことにというか、なぜかマルセロのサスペンションが1試合のみに軽減されましたし(マルセロがいてくれるのは助かりますが、上訴を受け入れて軽減措置してくれるなら、ラモスとかクリスチアーノとかもっとすべき判断があっただろうと)、またもちろんナチョがいてくれますし。


カルバハル、2022年まで
マルセロ、イスコに続きカルバハルの契約延長のサインが行われました。小さい頃からカンテラに所属、修行に出されたドイツで活躍してマドリーに戻り、ライバルにも勝ち、成功を掴み取ってきたカルバハル。下部組織の選手たちの目標、そういう存在にこれからもなっていってくれるだろうと思います。


マルセロ&イスコ、2022年まで

2017-09-17 14:53:05 | football




事前に告知があった通り、木曜日にマルセロ、金曜日にイスコの契約延長サインがベルナベウで行われました。
2007年の冬に加入したマルセロは、ここまで約10年、契約を全うすれば15年半マドリーに在籍することになります。公式に出ていたスペシャルビデオを改めて見ましたが、加入当時のマルセロは丸坊主でまだ線も細くて…でも表情やトリッキーなところは今と全く変わらないですね。2022年になっても今と変わらないんじゃないか、とすら思います。後継者問題はありますが、理想を言うならいつまでも、誰にも真似のできない「マルセロ」というポジションを担っていってほしいと思います。
そしてイスコ。延長されるだろう、話し合いをしている、話し合いはまとまっている…など情報は多々ありましたがなかなか正式発表がされず、気にされていた方も多いかと思います。それでも昨シーズンのアトレチコ戦や後半にかけて存在感を上げていき、今シーズンに入ってもスペイン代表での活躍、良いタイミングでもあったと思います。競争の激しいポジションではありますが、これからさらに、マドリーとスペインを象徴する選手になっていってほしいと思います。


ピンチだなあ…
今節のリーガの試合は敵地でのレアル・ソシエダ戦。ここ数シーズン、アノエタでの結果は悪くなかったように思うのですが、何しろ相手が現在絶好調(リーガ連勝、ELでも快勝)なのに対し、マドリーは引き分けが2試合続いている上に欠場選手が多く…。召集リストはまだ発表されていませんが、クリスチアーノとマルセロがサスペンション、ベンゼマとコバチッチが負傷リハビリ中、に加えてバジェホとクロースまでもが土曜のトレーニングは別メニューで離脱ほぼ確定と。まあ、なるようにしかならないんですが。


おまけ:エンソ
こちらのエンソはマルセロの長男君。現在8歳、マルセロのSNSやタイトル獲得後のセレブレーションによく登場するので、マドリディスタには顔なじみだと思います。
今シーズンからマドリーの下部組織ベンハミンBに入ったようです。ポジションはお父さんとは異なってFWのようですが、早速のこの活躍ぶり。

コバチッチ、6〜8週間の離脱

2017-09-15 01:37:04 | football
マルセロの契約延長サイン、イスコの契約延長発表と良いニュースが続いていますが、残念なニュースも。

Parte de Medico: コバチッチ
マテオ・コバチッチ選手が本日、サニータス・ラ・モラレハ大学病院で検査を受けた結果、右足内転筋健の部分断裂と診断されました。今後、回復状況を見守ることになります。


アポエル戦、先発したものの20分ほどで負傷交代になってしまったコバチッチは、本日の検査で上記の負傷が確定しました。各紙によれば離脱期間は、6週間〜8週間とのこと。自分の足で歩いて交代していたし、軽症であればと思っていましたが、予想以上の大怪我でした…。

CL、まずは1勝目

2017-09-14 06:53:37 | football




2017/2018 UEFA Champions League Group Stage
Real Madrid C.F. 3-0 APOEL

マドリーのゴール:クリスチアーノ・ロナウド、クリスチアーノ・ロナウド、セルヒオ・ラモス

ものすごくスッキリする勝利ではないかもしれませんが、ゴールを決められてクリーンシートで勝ち点3で終われたこと、まずはこれを喜びたいと思います。先制点は、ナバスからシンプルに繋いだカウンター攻撃で、イスコのパスを受けたベイルがクロス、これをやや難しい角度ながら決めたクリスチアーノ。さすがでした。2点目は後半、PKをクリスチアーノが決めたもの。判定は相手にとって厳しいものだったかもしれませんが、結局そのあと、むしろこちらを取るべきでは?というエリア内でのファウルまがいがあったり、ロスタイムのマジョラル幻のゴールはオフサイドではなさそうだし…むしろ貸しがあるくらいかと。3点目は、ボールを奪取したラモスがマルセロにボールを預け、あー上がっていくなー余裕出てきてるなー……決めるのか自分で!!ということになりました。

ものすごくスッキリではない理由の1つは、もう少し点が入っても良かったんじゃないか…と思うところですが、とにかく中を守り固めようとする相手で、そう自在にはいかなかったところもあるかと思います。そういう意味では逆に、点が入らなくてジリジリするようになる前に先制できたのは、良かった。チームに余裕ができるという意味でも大きかったかと思います。
それから、ベイルについて。今日のアシストは全てベイルで、今シーズンに入って一番良い感じではなかったかと思います。クリスチアーノと一緒に出ている今日の使われ方はやりやすかったということでしょうか。ただシュート(ヘディング)が入ると良かったなとか、誰が出てないとうまくいかない、なんて波があるようだと困るなあとは思うんですが…。
あと、コバチッチ…。せっかく先発の機会だったのに負傷で早々に交代になるなんて。大腿部の内側あたりかな?と思ったのですが、状態はどうでしょうか。
他には、これってやっぱりクリスチアーノ依存だってことでは……ま、勝った試合でネガティブな話ばかりしても仕方ない。少しポジティブ視点になると、個人的にはマジョラル、幻のゴールになってしまいましたが、クリスチアーノがボールを持って打った時に、あそこにいること、決められたこと(点にはならなかったけど…)が良かったです。あまり個性的なFWというのではないかもしれませんが、シンプルで良いのではないかと思います。終末のレアル・ソシエダ戦で出番があるかわかりませんが、今のうちに周りの選手たちと連携を深める経験を色々してくれたらいいかな。






13個目
Decimotercera(デシモテルセーラ)というそうです。ここ何年かゴール裏3階が定位置にされていた熱心なマドリーウルトラが、今シーズンから1階へ。ゴール裏が真っ白というのは見ていてきれいだし、相手へのプレッシャーにもなると思うので、ちょっと嬉しいです(以前問題になっていた暴力分子を排除して、戻ってこられたのだと思います)。



シーズン3人目

2017-09-10 18:53:08 | football

17/18 Liga Española 1a division Jornada 3
Real Madrid C.F. 1-1 Levante

マドリーのゴール:ルーカス・バスケス

マルセロとテオの併用、ジョレンテ先発、ベイルはベンチでベンゼマとアセンシオ、バスケス。ローテーションをやり過ぎたのか、決定機を決められる人は誰?問題なのか。またも勝ち点2を失った試合となってしまいました。しかもベルナベウっていうのがね。インターナショナルウィークに余裕があったはずのベンゼマが前半のうちに負傷交代。代わって入ったベイルが、いくつかあったチャンスのどれかを決めていれば、の展開。前のアタッカーの力不足もありますが、連携が悪く漫然と試合が進んでいくだけ…と感じる場面も多々ありました。
マルセロとテオの同時起用は、最初はテオの方が後ろだったように見えましたが、失点したことで最終ラインは従来通りが良いと判断したんでしょうか。その後は、マルセロが積極的にテオを縦に動かして、テオも持ち前のスピードを生かして…とそこだけ見れば良いのですが、テオには上がった後のアイディアがなく、クロスの精度はまだまだ。またこの状況はつまりマルセロが普段通りに攻撃に貢献できないということでもあって、悪循環になってしまった気がします。中盤ジョレンテの先発にも期待したのですが、ボールを捌いているだけで精一杯の感がありました。まあでも、ローテーションやり過ぎだろうといったところで、モドリッチやカゼミロを休ませられたのは良かったとも思うし、ジョレンテだってどこかで使っていかなければとも思うし…。
あとは、やはり油断、集中力の欠如がなかったとは言えないんじゃないかと。そもそも失点しなければ、なんだかんだで1点は取れるチーム、勝てるわけです。もちろん、マドリーがウノゼロのチームでないというのは重々承知ですが…。

マルセロの退場は、瞬間キレたのか不幸な偶然だったのか。マルセロは特殊なDFで従来ファウルも警告も少ないんですが(累積がないシーズンもあったと思う)…。相手の背中を蹴った印象も悪く、1試合では済まないという見方もあります。代役は、この試合の感じでは、申し訳ないけどテオよりはナチョに任せたいかなあ。しかし、今シーズン始まってからほんの数試合でクリスチアーノ、ラモス、マルセロとカピタン3人が退場コンプリートって。理不尽に感じられるレフェリングもありましたが、ちょっと如何なものか…。

開幕直後の試合がパッとしなかったり引き分けになったりするのは、わりと例年よくあることでもありますが、でもベルナベウ連続引き分けで試合の後味も印象が悪い。次はレアル・ソシエダのアノエタです。マルセロ出場停止。ベンゼマは詳細はまだわかりませんが、数週間の離脱の見込み。クリスチアーノもまだあと1試合出られない。開幕早々に、あと一枚アタッカー補強しなくて良いの?という危惧が現実になってしまったようです。ま、いないものは仕方ない。マジョラルはいささか頼りないとしても、試合に出ればそれなりに点は決めているし、ゴール前で力む感じもあまりないので、良いボールを入れられれば結果出してくれるかも。前向きに期待したい。それか、ゴール前でチャンスに冷静という点からいえば、ラウールに現役復帰を打診……。やっぱりクリスチアーノ・デペンデンシアなんでしょうか。

次のCLは、クリスチアーノもマルセロも出られます。チームが上向き気分になれるような結果となるよう、期待しています。

レバンテ戦、召集選手

2017-09-09 17:19:12 | football
レバンテ戦、召集選手
GK:カシージャ、ルカ・ジダン
DF:カルバハル、バジェホ、セルヒオ・ラモス、ナチョ、マルセロ、テオ
MF:クローズ、カゼミロ、ジョレンテ、アセンシオ、イスコ、セバージョス
FW:ベンゼマ、ベイル、ルーカス・バスケス

サスペンション:クリスチアーノ・ロナウド
監督判断による欠場:ナバス、ヴァラン、アクラフ・ハキミ、モドリッチ、マジョラル

インターナショナルウィークが終わり、ありがたいことに全ての選手が怪我なく戻ってきました。ただ、中米・南米で2試合を戦ったナバスとカゼミロの合流は遅くなり、全体練習ができたのは金曜のみ。ということでナバスは召集から外れました。カシージャがいるので大丈夫、むしろカシージャに出場機会があって良かったと思います。また、悪天候でイレギュラーな試合を戦うハメになった(しかも第2戦は敵地で敗戦)クロアチア代表の、モドリッチも召集外。今日はモドリッチの32歳の誕生日で、出場して良いところを見せて欲しかったなー、なんて思うのですが。そのほかに目新しいところでは、バジェホがリーガ初召集、テオが先発の噂…。ローテーションなのは確かですが、ジダンはどうしてくるでしょうか。テオを使ったり、中盤もモドリッチがいなくて、戻ったばかりのカゼミロももしかしたら休ませるかもしれない…でもやりすぎると、試合がうまく回らなくなってしまう危険性も。前線は、休んでいたベンゼマは間違いなく出てくるでしょうが、ベイルか、アセンシオか…。今マドリー公式のトップが、ベンゼマとベイルなので、そういうものかもしれない…。

本日は、非常に早い時間の試合。現地13時、日本時間20時、サンチアゴ・ベルナベウにてキックオフ。

月曜日

2017-09-05 07:08:22 | football
マドリー
月曜日、トレーニングが再開されました。前述の通り、次の試合がサスペンションのためブラジル代表を離脱したマルセロが合流。移動距離が長いので、早めに戻ってこれるのはマドリー的に助かりますね。バジェホはすでに全体練習に戻ってこれていますが、ヴァランとマルコス・ジョレンテが別メニュー中。
日曜で代表戦が終わったクリスチアーノ、月曜のクロースも順次戻ってくると思います。ただクリスチアーノはどうせ週末出られないから、マイペースで良いのではないかと…。
残りのインターナショナルマッチは大部分が5日に行われます。2日のクロアチア代表の対コソボ戦が豪雨で順延されたのですが、試合の残りが翌3日に実施され、また中1日でアウェイのトルコ戦を戦わなければならないとあって、試合管理をするFIFAへのモドリッチの怒りのコメントが出てもいました。もちろんW杯出場のためそれぞれ必死だと思いますが、まずは、とにかく怪我だけはせずに無事に帰ってきてくれればと思います。

ちなみにセバージョスのその後ですが、特段の追加情報もなく、U21の仲間たちと共に試合が行われるエストニアへと向かったようです。大丈夫なのか…。


Isco! Isco!
Spain 3-0 Italy

スペインのゴール:フランシスコ・ロマン・アラルコン・”イスコ”x2、アルバロ・モラタ

今更ですが、スペイン対イタリアの大一番。イスコ、素晴らしかったですね。3点満点で採点するASが4点をつけたほど。キレッキレでボールを運び、動かし、相手を交わす。まさかFKでゴールするとは思わなかったです。2点目はまさにゴラッソ。3点目は攻撃参加のラモスの、サイドバック時代を彷彿とさせる(?)右からのクロスにモラタが合わせてのゴール、とマドリー尽くしでした。
試合会場がベルナベウで、それが真っ赤になっているのは普段なかなか目にできない珍しいものでしたが、マドリディスタを兼ねていたファンも多かったでしょうし、気持ちよく盛り上がった感じでした(ま、ピケへのブーイングも一部ありましたが)。ちなみにロッカールームも、普段マドリーの選手たちのパネルがはめ込まれている部分がスペイン代表の選手たちのパネルに入れ替わっていたりして、細部まで盛り立てる感じがいいなと思いました。





フェルナンド・アロンソ
4日、名誉ソシオとしてのプレゼンテーションが行われました。本業の方は今揉めているようだし、ひっそり動向が気になっている身としてもフラストレーションが溜まるシーズンではありますが、気分転換くらいにはなってくれたらいいかなと…。


セバージョス、首の負傷

2017-09-02 07:02:48 | football
セバージョス、首の負傷
インターナショナルウィークエンド。既に世界各国でW杯予選などが行われ、下の記事は好例ですが、マドリーの選手たちもそれぞれ活躍を見せています。という中で恐れていた事態が。先ほど(現地1日)スペイントレドで行われていたU-21スペイン代表対U-21イタリア代表の試合、セバージョスが病院に運ばれたというニュースが。MARCAやASの記事によると、試合を通して繰り返し厳しいファウルを受けていたセバージョスは、それでも85分まで出場し交代。交代後に首の痛みとめまい、吐き気を訴えたため、救急車が呼ばれ搬送されたとのことです。この試合、ちょっと見ていたのですが、キャプテンとして10番をつけて登場したセバージョス、とにかく狙われていたというか、厳しいファウルを受けピッチ内で痛がるシーンが何度もありました。首投げのように投げられたファウルもあって、首の痛みというのはこの時のファウルのせいか…。
RFEFは「頚部の捻挫」と発表。軽いむち打ち状態のようです。セバージョスは1時間半ほど病院にいてその後宿舎のホテルに戻ったとのことで、病院を出るときには自分で歩くことができていたそうなので、とりあえず大事にはなっていないようでその点だけは安心しました。今後さらなる検査を待って、どの程度の負傷かわかるものと思います。さすがに代表は離脱になるのではと思いますが…。
試合自体は、3−0でスペインU-21の勝利。マジョラルが2点目を決めています。

追加。マジョラルのInsta Storyより。元気そうですが、首はご覧の通り…。



17人
今回のインターナショナルウィークに召集された各国代表選手は、17人にも登りました。いつもながらですが、残っている人を数えたほうが早そうです。

スペイン代表:ラモス、ナチョ、カルバハル、イスコ、アセンシオ、バスケス
・9月2日 イタリア代表(マドリード、サンチアゴベルナベウ)
・9月5日 リヒテンシュタイン代表(ヴァドゥース)

スペイン代表はイタリア代表との大一番。地方巡りが基本のスペイン代表のホームゲームですが、なんと今回は、サンチアゴ・ベルナベウでの試合です。バスケスは負傷者が出たための追加召集ですが、元から入っていなかったことに不満だったので、追加になって良かったです。グループの首位通過かプレーオフ行きの2位になるかは大きな違いとなる厳しい試合が続くだけに、出場できるかどうかは難しいところもあるかと思いますが。

クロアチア代表:モドリッチ、コバチッチ
・9月2日 コソボ代表(ザグレブ)
・9月5日 トルコ代表(エスキシェヒル)

ブラジル代表:マルセロ、カゼミロ
・8月31日 ブラジル 2-0 エクアドル代表(ポルト・アレグレ)
・9月5日 コロンビア代表(バランキージャ)

既にW杯出場を決めているブラジル代表、エクアドル戦でも無事に勝利を収めています。カゼミロもマルセロも先発しフル出場、マルセロはキャプテンだったそうです。そのマルセロ、エクアドル戦で警告が累積になったようで、第2戦には出場せずマドリーに早めに戻ってくる可能性も。

コスタリカ代表:ケイロル・ナバス
・9月1日 アメリカ代表(ニュージャージー、ハリソン)
・9月6日 メキシコ代表(サンホセ)

ポルトガル代表:クリスチアーノ・ロナウド
・8月31日 ポルトガル 5-1 フェロー諸島
・9月3日 ハンガリー代表(ブダペスト)

ポルトガル代表、1人になってしまいましたね。クリスチアーノは、下の記事のゴラッソも含めハットトリック達成。早くマドリーの試合で見たい…。

ウェールズ代表:ガレス・ベイル
・9月2日 オーストリア代表(カーディフ)
・9月5日 モルドヴァ(キシナウ)

ドイツ代表:トニ・クロース
・9月1日 チェコ 1-2 ドイツ
・9月4日 ノルウェー代表(シュトゥットガルト)
クロースは先発、FKから2点目のゴールをアシストしました。

モロッコ代表:アクラフ・ハキミ
・9月1日 モロッコ 6-0 マリ(ラバト)
・9月5日 マリ代表(バマコ)
アクラフは公式戦デビューし、1ゴール! ちなみに、左サイドバックだったそうです。

スペインU-21代表:セバージョス、マジョラル
・9月1日 スペインU-21代表 3-0 イタリアU-21(トレド)
・9月5日 エストニア U-21(タリン)
イタリアとの試合はフレンドリーマッチだったそうです。それで負傷するほどのファウルをしてくるとは…。
エストニアU21との試合は欧州選手権の予選です。