けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

41日

2005-12-30 22:42:12 | football
実家のPCは少々扱いにくくて(というか非力)ネットから少々足が遠のきがちですが(正月の準備もありますし)、それでも各国各地のニュースは気になります。

MARCAをあけたらいきなり大きな文字で
Raul ya corre y toca balon
とありました。ラウルが何かしてます。ボールも関係ありそうです。
訳してみましたら「ラウルは既に走りボールに触ってもいる」

なんですと! ペップの獲得とかカペッロ+(ヴィエラ+アドリアーノ+ズラ+スチーヴィ)以上にこれこそイノセンテなんでは…ですがASにも、そしてマドリー・オフィシャルにまでこの記事は載っています。すげーラウル。もう大丈夫なんだ。そりゃリバプールまでほいほい遊びに行っちゃうわけだ…。

どうせライブドアMARCAに出るでしょうが、MARCAの記事を訳しました。
レアル・マドリーのキャプテン、ラウルはケガ(外側半月盤の損傷、前十字靱帯の部分的裂傷および左膝最外包の裂傷)以来41日ぶりにトレーニングに復帰した。ラウルは痛めた左ひざのリハビリを急ピッチで進めており、ドクターはあと3ヶ月程と見ている。すべての目標は手術の回避であり、W杯に間に合うことにある。
怪我をして以来、ラウルは膝の回復と筋肉の衰えを防止するため一日2回のトレーニングセッションをこなしてきた。
ラウルはマドリーのトップチームから喝采を受けた。


…本当らしいです。無理してるんではとそれだけが気がかりですが、その心配を抜きにすれば本当に良いニュースです。焦らずにじっくり回復してくれれば。そう思っています。


ところで明日にもまた試合があるリバプールですが、BBCによりますと
Liverpool's Fernando Morientes is out with a knee ligament injury and misses this game and Monday's trip to Bolton.
リバプールのフェルナンド・モリエンテスは膝のケガにより離脱。ウェストブロム戦とボルトン戦を欠場する。


ラウルのケガが伝染った…?(ありえません)。
この忙しい時期に離脱とは、本当にチームの皆さんに申し訳ない。オフィシャルSkySportsでは、7日のFA杯には間に合うだろうとしていますので、戻ったらこき使っていただきたいと思います。
SkySportsの別の記事では最低2週間、とも。予定通りに治らないのがモリエンテスとはいえ…早く治せ)


マドリーでは今夜、ヒルちゃん(=元アトレチコ・マドリー名物会長、故ヘスス・ヒル氏)記念、アトレチコ・マドリー-レアル・マドリーの親善試合があります。シシーニョ(11番に決定)、デビューするかもしれませんこの試合は出場しないようです。ロナウドも筋繊維を痛めていて15日間の離脱、この親善試合と年明けのコパ・デル・レイ、ビルバオ戦を欠場予定、場合によってはその次のリーガ対ビジャレアル戦まで…こちらも早く治しなさい、お願いですから。

エコパに来ました

2005-12-29 12:46:51 | football
比較的短い期間にナマ観戦をいくつかしてみて。
エコパの見やすさ、ピッチの近さは横浜の比ではありません。なんなんだ横浜って。
まもなくキックオフ。

帰ってきて追加

勝って嬉しいので踊るパルちゃん。ハーフタイムショーは、高校のチア部の演技披露の横で、どうやらハードゲイぽかったパルちゃん。相変わらずかわいかった。こんな日に限ってデジカメ不携帯とはつくづく不覚…。

ま、楽しかったです。

各代表

2005-12-29 03:11:25 | football

シシーニョがマドリーにやって来ました。メディカルチェックも問題なく無事にパスし、realmadrid.comのインタビューにも出ました…が、恒例のベルナベウでのお披露目はまだのようです。白いユニフォーム着て、リフティングをやって見せるという例のあれ。
おそらくその理由は、今日ディ・ステファノ名誉会長が手術を受けたためではないかと思われます。クリスマスに心臓の発作でバレンシアの病院に運びこまれたディ・ステファノは、容態が安定した今日(28日)に心臓バイパスの手術を受けました。手術は無事に済み、容態も安定しているようです。が、ペレス会長もバレンシアに向かったため、お披露目は先延ばし。とりあえず明日の予定です。ディ・ステファノがユニフォームを手渡してくれるのは、さすがに無理か。


マドリーに絡んでこんなニュースがAS紙にありました。
ブトラゲーニョは、グアルディオラに移籍してくるようにアドバイスした。

ペップ・グアルディオラ、バルセロナの中盤に君臨した元スペイン代表選手でした。ブトラゲーニョは、現在グダグダのマドリーの中盤のリーダーとして、過去に対戦した経験からもグアルディオラに再建の望みを託そうとしているようです。
ブトラゲーニョは「グアルディオラのような選手といえば、ほかにはフェルナンド・レドンドくらいのものだ。レドンドも、グアルディオラこそが必要な男だと私の考えに賛成してくれた」と言ったりだとか、グアルディオラと親しくしているラウルも「ペップは頭の中にピッチを描けていて、ベッカムの隣にいて、闘争心があり誠実で、ジダンのような素晴らしさがあり、グティのようなフットボールの力と競争心を持つ。僕たちは向上するだろう」と言い、ペレス会長にいたっては「おそらくグアルディオラはマドリーで引退するために生まれてきたのだ」とまで言い……ええと、面倒くさいからもういいや。

要するにこの記事は、おそらく真っ赤な嘘。この記事の日付は12月28日、スペイン版エイプリールフールの日です。コテコテのカタルーニャ人グアルディオラが、バルサで活躍しまくってクラシコではイエロとスペクタクルなどつきあいをしたグアルディオラが、マドリーに来るわけないだろう、と思う。いくらなんでもありになってきてしまったフットボールの世界であっても。
今回のASのネタは、「ペップの手でも借りたいんじゃないの?」というマドリーへの皮肉でしょうか。どうせだったら「レドンドとイエロ、マドリーの窮状を見かねて半年契約で現役復帰!」とか「デル・ボスケ、マドリーの監督に復帰。改革の手始めにイバン・カンポの獲得を要求」とかだったら面白かったのになあ(半分本気で前者は実現してもらっても良い)。


とはいえなんでいきなりペップがネタに引きずり出されたかといいますと、こちらのニュースで名前が出ていたからではないでしょうか。

カタルーニャ - パラグアイ
エウスカディ(バスク) - カメルーン
ムルシア - リトアニア
アンダルシア - 中国
バレンシア - コロンビア
ガリシア - ウルグアイ

今夜はスペイン各地で、(スペイン代表よりお客さんが入るらしい)各自治州選抜の親善試合があるようです。ペップはもちろんカタルーニャ代表のキャプテン。ちなみにカタルーニャといって思いつくチャビ、プジョル、ラウル・タムードなどは怪我で不出場らしい。ルケももちろん欠席。
これ以外にもムルシア代表の監督はカマーチョであるとか、アンダルシア代表にはホアキンやセルヒオ・ラモス、ディエゴ・トリスタンが入っていたりとか、バレンシア代表ではアルベルダ、ビセンテ、パロップは出ないけどアトレチコのアントニオ・ロペスやマドリーのソルダードは出るらしいとか、ガリシア代表のサルガドはP・ガルシア&ディオゴと対戦するだとか。

ま、スペインのお国事情には面倒くさいので(というか言及できないので)触れません。
それでも日本代表の試合と、清水代表vs静岡代表の試合(お正月にやる。チームの内訳は結構適当)とどっちが興味あるかといわれたら…あれ、静岡のほうかも。少なくとも代表にエスパルスの選手がいなかったら静岡のほうだなあ…。
とりあえずなかなか見る機会の少ない各自治州ユニフォームを探してみました。

カタルーニャはこんな感じ。


バスク旗と同じカラーリング(緑×赤)のエウスカディ


アンダルシア



さて、もう少しでマージーサイド・ダービーですよ。

危なげなく

2005-12-27 15:49:57 | football
Barclays PremierShip Week 17
Liverpool 2-0 Newcastle Utd.

リバプールの得点:ジェラード(14),クラウチ(と見せかけてシェイ・ギブンのOG)(43)


シアラー怖い、オーウェン怖い、ルケの左足も怖い…で見始めたリバプール対ニューカッスルの試合ですが、ほとんど危なげのない試合でした。一番「危なげ」だったのはボウヤーがシャビ・アロンソに食らわしたレイトタックルの場面でしょうか。また今年もなのかと、シャビが身体を起こすまではらはらさせられました。もっとも、むしろその後の、ジェラードが御大将シアラー様をどつき飛ばしたところの方がある意味危なかったかも。しかしボウヤーは見るたびに退場している気がしますね(今年の4月なんてダイアーと殴り合ってたし)。キュウェルとの元リーズマッチアップはちょっと楽しかったのに、残念でした。

ニューカッスルは中盤が作れていない。したがって攻撃の形もなく、最終ラインも頼りなげで、シェイ・ギブンが神様。ブランブルが交代で入ってきたときのリバプールサポーターのニヤニヤっぷりには思わずこちらも笑ってしまいましたが、オーウェンへのブーイングはちょっと複雑ですね。出て行ったことに対するブーイングか、帰って来なかったことに対するブーイングか。試合当初からブーイングされ(しかも「イスタンブールのときはどこにいたの~♪」なんてチャントまであったらしい)、試合の中では何もできず、最後までオーウェンの表情はすぐれないものでした。
個人的にはルケが元気そう(でもチームの中では生きていなかったけど)なのが嬉しかった。一時ケガで離脱してましたからね。あのゴール後の微妙な闘牛パフォーマンスが懐かしい。代表に食い込んでこれるでしょうか。

モリエンテスですが、チャンスを作り、シュートも打ったものの結局ノーゴール。プレッシャーのかかる場面でボールロストする印象があるのが気になっていましたが、現地のサポーターたちの反応は良好で一安心です。「モリエンテスは『クラス』を見せた」という評価がいくつか。まだ優しい目で見ていただけているようです。FKをヒジで叩き落としたのは…ルケごめん。

さて、そんなモリエンテス絡みで、クリスマス休みも終わったAS紙にこんなニュースが載っていました。

ラウルはモリエンテスに会いにリバプールへ
昨日ラウルはリバプール対ニューカッスルの試合でアンフィールドのパルコに現れた。ラウルはここ何日かビートルズの街に滞在して、アミーゴ・フェルナンド・モリエンテスとの再会を楽しんでいる。ラファ・ベニテスのチームはオーウェンのいるチームに2-0で勝利した。モリエンテスはゴールできなかったが(ジェラードとクラウチのゴール)。
ラウルはまた、今はニューカッスルでプレイするオーウェン、同様にニューカッスルの選手でスペイン代表でも良い友好関係にあるルケとも話し合った。また他のスペイン人選手、レイナ、シャビ・アロンソ、ルイス・ガルシアとも挨拶を交し合った。この3人はモリエンテスと同様に、90分間フルにプレイした。
モリエンテスに会うためのラウルの旅行は習慣的なものである。ラウルがリバプールを訪問するのはこれが初めてではなく、モリエンテスがモナコにいた時も同様に、数度公国を訪れていた。


確かに24日の記事では「ラウルは25日と26日のみ休むようだが」となってましたが……リバプール旅行するよりは休んでたほうが良かったのでは。脚、大丈夫ですか。もっとも気分転換にはなったでしょうから、良いのかもしれません。モリエンテスも、せっかく来てくれたアミーゴに勝ちを見せられて良かったでしょう。
昨シーズンにもラウルがアンフィールドに来ただのメルウッド(練習場)で見かけたのという話がありましたし、モナコではロッカールームにまで行ったそうですが(しかも8-3のあれだ)……いいなあ、ラウル。

冬休みの予定

2005-12-26 21:42:47 | football
週末だけれどクリスマスなため各国フットボールはお休み…というわけでもなく。

12月24日
第85回天皇杯全日本サッカー選手権 準々決勝
清水エスパルス 1-0 ジュビロ磐田 (@丸亀)

清水の得点:マルキーニョス(89)

今シーズン2分けだった静岡ダービーに決着をつけました。えへへへへへ。勝っちゃいましたよ。
試合内容は・・・でしたが、ま、トーナメントだもの勝てばいいです。ゴールは89分となっていますが正しくは後半ロスタイム。テウクからのロングパスにマルキーニョスが頭で合わせました。もっともマルキはそのとき脚を痛めてしまったようで、しぶーい表情でしたが…。

ともあれ準決勝に進出。29日にエコパで桜さんちと対戦です。勢いでチケット買ってしまいました。帰省ついでに見に行こうと思います。帰省ついでといっても我が家を通り越すことになるんですけどね…。
さらに、勢いが重なって1月1日決勝のチケットまで買ってしまいました。だから勝って下さい。万が一だめだったら桜サポさん、買って下さい。


その次の日。
第13回Jリーグユース選手権大会 決勝
ヴィッセル神戸Y 1-4 清水エスパルスY(@長居スタジアム)

清水の得点:町田(15),桑原(25),石垣(29),篠田(89)

エスパルスユースが優勝しました!清水はユースはわりと強いと思っていたのですが、この大会に優勝するのは第5回大会以来8年ぶりなんだそうです。当時のユースって誰だろう。市川,平松の年? その前かな? あれ,でも市川って17くらいの時にはもう天皇杯とか出ていたような気もするけど…よく覚えてません。
とにかくおめでとう! とりあえず枝村はC契約で篠田は大学進学と言っていましたが、何人昇格してくるのか楽しみです。


今日は。
Barclays PremierShip Week 17
Liverpool vs Newcastle Utd.


ボクシングデイ。寒い寒い日本遠征の後1週間は休むことができたリバプールですが、この試合も含めておよそ10日間で4試合の日程が組まれています。プレミアの選手たち、労働運動でもして休む権利か何か主張したほうが良いのではないでしょうか。
そして今日は、オーウェン帰る、です。心の底からどうぞお手柔らかに…。
ところでルケは元気?

触れません

2005-12-24 03:22:51 | football
とりあえずラシン戦の内容には触れないことにして(バルボアはがんばってましたね)、短い冬休みに入ったマドリーの動きを記録しておきましょう。あんまり書きたくないけど。

サッキ辞任
ルシェ監督解任の直後に辞任の意思を明らかにしていたサッキ。今年の夏前には既に辞任の意思を固めていたようですから…手のつけようがないって思われていたんじゃないかなあ…。ともあれ今年の最終戦を終了し、昨日サッキは辞任のコメントを出しました。
要するにイタリアに帰りたくなったこと、マドリーでの仕事は自分がしようと思うものではなかったこと、ってことでしょうか。
端的に言うと、愛想つかされたってことなんじゃ…。

ベニト・フローロ就任
イエロがスタッフとしてマドリーに戻ってくるという噂がしばらくありましたが、実際に本日就任したのは名前も挙がっていなかったベニト・フローロ。ポストは「ディレクトール・デ・フトボル」、サッキの後釜ということになりますでしょうか。
ベニト・フローロ、ご存知の方はご存知(当たり前)、92/93~93/94の途中までマドリーの監督だった人ですが、その前はアルバセテで監督をしていました。セグンダB、セグンダを1年ずつで昇格し、91/92はプリメーラで7位という成績を収めました。この年にモリエンテスをプリメーラデビューさせてくれたのも、このベニト・フローロ。
後はヴィッセル神戸、ビジャレアル、マジョルカ…。ビジャレアルの辞任の仕方がちょっとショックだったのを覚えてます。
しかし今現在ズタボロのマドリーに関わろうとするなんて…本当に奇特な方ですね。

シシーニョ決定
ルシェ辞任したし、今現在のマドリーのブラジル人たちの状態も良くない中ではありますが、サンパウロFCからシシーニョの獲得が正式決定しました。公式で発表。何がどうなるか良くわからないので、しばらく静観であります。

エルゲラ離脱
エルゲラはラシン戦で負傷し前半で交代しました。右内転筋を痛めて3週間の離脱、と公式ではされていますが、1ヶ月とみたほうが良いようです@MARCA。当然短い冬休み中に何とかなるものでもなく、年明けすぐにあるコパ・デル・レイの2試合、リーガのビジャレアル、セビージャ戦は無理と見られているようです。
…ウッディもまだ無理みたいだから、CBはパボンとセルヒオ・ラモスになるでしょうが……だ、だって他にいないよね、仕方ないよね。

ラウルは
こんな惨状では多少膝が動かなくとも「復帰する!」と言い出しかねないカピタン・ラウル。そんな無理はしないと思いますが…。そのラウルのニュース記事がMARCAにありました。

ラウルはクリスマスのバケーションをキャンセル、というのも彼の目標はできるだけ速く回復するため、そして手術を避けるためにに大きなステップを歩み続けることであることによる。カピタンはわずかに2日間(25、26日)を休養するだけである。
リーガが休みに入っているこの期間に、ラウルは1日2回の練習を継続する。木曜日にはバルデベバス練習場のジムに行き、主に大腿四頭筋の強化に努めた。
このトレーニングはこの種の膝の怪我には基本的に良いものである。しかしラウルは「通常の」トレーニングをするだけではない。ウエイト・サーキットを行って「より上」を目指している。ラウルは既にローイング・マシーンのトレーニングが効果的だと知っているが(この文自信なし)、適切なトレーニングで心拍を100以上に持っていき、トレーニングのリズムを失わないようにしている。
「彼は練習がやめられないんだよ」と言われている。フィジオセラピストを伴って、午後は治療を行った。このようにしてラウルはクリスマスの大部分を過ごすようだ。ラウルは25日と26日のみ休むようだが、それはドクターが休まなければいけないと言ったからだ。

今のところラウルは回復の最後のストレートライン上にいる。もし手術を回避できるなら。膝は回復しつつあり、炎症も血腫もない。ラウルとともにトレーニングを行ったスタッフは、彼の膝は安定していると述べている。しかし手術を回避しても大丈夫か否かを確定するには、まだ一通りの検査をパスしなければならない。
今月末には専門家集団が手術が必要か否かを検査、決定する。磁気共鳴検査を行って膝の安定性を検査し、結論が下る。


やはりラウルは「速く速く」でリハビリトレーニングをしているようですが…うーん…。できるだけ速く復帰していただきたいと思いつつ、焦らないでほしい。ことは選手生命にも関わる問題です。できるだけ速くリーが復帰へ、そしてW杯へという気持ちもわかります。わかるんですが……。

自分で言うな
「僕は戦士であり、沈もうとしている船を見捨てるようなことはしない。言い訳をするつもりはない。」

沈もうとしている船を見捨てるようなことはしない

沈もうとしている船

…仮にもあなたの所属クラブですよ、ロナウドさん。いや、まさにそのとおりなんでしょうけれど。
以前からそうですが、ロナウドは実に正直な人間だと思われます。言い換えると「お口が過ぎる」んですけどね。

抱き合わせ

2005-12-22 19:44:33 | 
某イングランドの赤いチーム(ManUじゃないよ)がブラジウのサン・パウロに敗れた日の昼間のことですが、ついで(?)なので前から見ようと思っていた『ヴェニスの商人』を見てきました。
なにしろ洋風時代物好きですし、気になる俳優さんが何人も出ていましたし。


もう何ていうか…ジェレミー・アイアンズも素敵ですが、ジョセフ・ファインズも良いんですが、やはりアル・パチーノ(=シャイロック)。すごい。良い。圧倒的な迫力というか存在感です。好きだー、アル・パチーノ。


このアル・パチーノもけっこう好き。


小学生の頃、子供向けに書かれたシェイクスピア集を読んで以来だったので、ストーリーは途中で「ああ、思い出した」って感じだったんですが…見終わると喜劇のはずなのに、重くやるせない気になります。シェイクスピア当時は「ユダヤ人に罰が下った、残りの僕たち皆幸せワーイ」なんでしょうけど、今ではそういうわけにいきませんからね。
そんな気にさせられるのは、やはり作中でユダヤ人としての苦しみを怒涛のように吐き出すアル・パチーノの迫力の演技のおかげかもしれません。


映画ついでに。このヴェニスの商人の予告編で見て、思わず見に行こうと決意したのがこちら

Gone With the Wind 、風と共に去りぬであります(12月28日~1月31日、ル・テアトル銀座)。
活字おたくだった小学生時代、我が家の古い本棚にあった『風と共に去りぬ』を手に取ったのが気になる作品になった始まりであります。ちなみにその本、旧かなづかいでした。よく読んだな~。
父も母もわりと好きだったようで、たまたまテレビでやったのを一緒に見たりしたような記憶があります。アトランタ炎上のシーンと、マミー(スカーレットの乳母)が赤いタフタのペチコートをレットに見せるシーンが好き。せっかく大きなスクリーンで見られるチャンスなので、また何かの「ついで」に(たぶん帰省の行き帰りで)、見てこようと思います。

放送は1日遅れなんですけどね

2005-12-21 22:35:57 | football
LIGA 1ª DIVISIÓN - Jornada 17
Real Madrid - Racing Santander


今年最後のリーガの試合は今夜21時キックオフであります。放送は丸々1日と1時間遅れなんですけどね!



フォーメーションはMARCAがかなりいい加減だったので(だってジダンガ2トップの片割れだったりベッカムがピボーテだったりするんだもの)、elmundo.esから頂きました。少し改訂しましたが。

先日の荒れまくったらしいオサスナ戦でカードを頂いたグティとサルガドは、ほんのちょっと早い冬休み。サスペンションです。
オサスナ戦はまだ30分くらいまでしか見ていないのですが、解説の某S藤氏が「マドリーはスペシャリストを置くようになった、右サイドのベッカムとかピボーテにセルヒオ・ラモスとか」とひっくり返るようなことを言っていましたっけ。よくやってはいますが、セルヒオ・ラモスをピボーテのスペシャリストだなんて、世界中のボランチ専門職さんたちにこの上なく失礼と思われます。
見終わっていないのに先走ってますが、蹴球計画さんのマドリーvオサスナ戦の解説が面白かったです。要するに「パスの配球元であるグティさえ消してしまえば、マドリーの攻撃はたいして怖くない。セルヒオ・ラモスはほったらかしでもフリーでも平気。だってパス下手なんだもん」ということのようです。ハートの面では熱くひたむきで良いものを持っているとは思いますが、パス出しが苦手な上に守備だってまだ成長途上(しかもその守備はバックライン的)のセルヒオ・ラモスをして「ピボーテのスペシャリスト」とはいかがなものかと。(というかなんでS藤氏の解説は的が外れてるんだろうなあ…。この間の散々な出来だったヘタフェ戦でマドリーを絶賛してたし。わざとやってるのかな?)

まあピボーテにせよ本来のSBのポジションでにせよ、セルヒオ・ラモスにはこれから経験と練習を積んでパスも守備ももっともっと上手くなってもらえば良いのですが、とりあえず当座のこの試合のことを考えますと……グティ、いないのね~。心配です。代わりに入るのはPガルシア。でもこれなら守備をPガルシアに任せて攻撃参加するセルヒオ・ラモスが見られるかもしれません。その方が楽しそう。 

この試合のゲームキャプテンは、順から行けばロベルト・カルロス。先日の「ブラジル帰ろうかな」発言に加えルシェが辞めたことが気にかかっているのか、ここのところ少しおかしいです。少し前までの元気に弾むボールのようなロベカルが戻ってくると良いのですが。



ところでモナコは今夜リーグカップ。こちらも今年最後の試合ですが、相手は何とリール。きついなあ…リーグ戦では勝ってるけど。モナコ関連のニュースを見ていたら、モナコフロントがジュリ@バルサと接触した?というニュースが目に入ってきました。ジュリ……。

今度は私の番

2005-12-21 19:09:32 | 研究

本日大学のメールを開きましたら、論文を投稿した雑誌の事務局からメールが来ていました。エディターからのお手紙とレビュワーからのお手紙が添付されています。エディターさんからのお手紙を読んでみました。

2人のレビュワーさんたちからの返事を聞きましたよ。
セカンド・レビュワーさんはあなたの修正原稿でハッピィだそうです。
ファースト・レビュワーさんは、まだ2箇所直さないといけないかな、だって。
なので修正して、修正ができたら教えてください。
そうしたらハッピィにアクセプトしてパブリケーションになりますよ。
じゃあね。

要するに、もう2箇所直すべきところを直したらアクセプトになるようです。
要するに、けっこういい感じです。端的に言うと「うぇ~へっへっへ」って気分です。

うふふふふふ。嬉しいなあ。

と、喜ぶ前に修正するところは修正しないといけないので、へろへろのボロボロになった卒論生たちが帰宅して静かになった研究室で、久しぶりに自分の論文を見直しています。うーん、また英語だ…。

とにかく今週中に、か、せめて今年いっぱいで送り返してしまおうと思います。イギリスはお正月休みはあるのかな? プレミアを見る限りではないのかもね~。

22日22時30分・・・
レビュワーの要求に応じてt検定したら、出てほしくないところに1%有意が出てしまいました。消えてくれないかな…(なんて言い訳しよう…)


とろとろと。

2005-12-20 06:31:12 | 研究
TSK君の考察が書きあがるのを待っています。あちこち手直ししたいところはいっぱいあるけど、とにかく最低限論文の格好だけはさせないと。提出まで10時間を切ってるので、贅沢は言いません。
それにしても眠いなあ。お腹もすいてきた。


で、今は読んで訂正するものが手元にないので、のんびりニュースを集めてたりします。

ロペス・カロ、続投
レアル・マドリーは、ルシェの後を引き継いでいたファン・ラモス・ロペス・カロ監督が、今シーズンいっぱい監督職を継続すると公式に発表。
…要するに、想定するあらゆる監督候補に断られたってことですね。だから今のチーム体制だったら、ちょっとでも賢い監督なら引き受けようとは思わないだろう、ってことですね。経歴に傷がつくもの。
それでもロペス・カロが監督になってから、マドリーの選手には(良い意味で)笑ってしまうほどの鬼気迫る感があって良いものです。やろうと思えば必死になれるんだ。

お報せ
当ブログに度々遊びに来ていただいていたmaruko_moroさん(星の子さん)がブログを開設されました。
モリエンテス・ファンタージエン
できたてほやほやの「モリエンテス(とその仲間達)」世界です。

勝ちたかったねえ。

目の前で3点入った気がするのですが、なんでか負けてました。寒かったので良く覚えてないな。


ひとまず(7:00頃)
帰って寝ます。出勤予定は10時30分…努力目標。

おはよう(11:00)
2時間寝ました。原稿ができてました。今から読みます。〆切は16時。

お昼だー(13:30)
ひととおり見て最後の修正を入れました。ていうか全体的考察とか一部書いちゃったんですが。でもTSK君が自分で打ち直してるんでいいか。あと2時間半だよう。

印刷(14:30)
プリントアウトです。あと1時間半「も」ある~。誤字脱字など、最終チェックです。

締め切られた(16:00)
TSK君が仕上がったファイルを持って研究室を出たのは、期限10分前を切っていました。なんでこうなるんだろう…ところで間に合ったのかな?

わおー(16:05)
提出に行ったTSK君から電話が。何か不備があったのか間に合わなかったのかと、思わず声も裏返りビビるわたくし。
「ど,どうしたの!?」
「事務でKWM君が行数ミスだって言われたんです」
「えっ?つき返されたの?」
「はい。今研究室に戻るところです」
なんと…。そんなのもダメなんだ。私の(○年前の)卒論、明らかに規定からずれてるんだけど(後で気づいた)。
それはそれとして、どうやら裏締切がある様子。がんばれKWM君。

デルビー・ガジェゴ

2005-12-18 00:23:14 | football


今夜はデルビー・ガジェゴです。楽しみですねえ。何しろ(セルタがセグンダに落っこちたりしてたから)久しぶりですもんね。
放送は月曜深夜?さすがW様だ、やることがハイセンス。なかなかそんな扱いできないですよ。いいですよ、別に。どうせ早朝なんて起きられる自信ないですし。もっとも月曜の深夜って確実にオンタイムでは見れません。

なにしろ卒論提出前夜だもの…。

明日丸一日、所用により(凍死覚悟で再度例のアレに行くつもりです)指導してあげられないので、今日がんばって原稿を読んで手直ししていました。もう帰ろう、帰らせて…。


MARCAのデポルスタメン予想です…スカちゃん(=スカローニ)いないのなんでですか。怪我?最近さっぱりデポルを見ていなかったので、何がなんだかわかりません。スカちゃん出てくれないかなあ…。


一方セルタはこちら。おお、ヌニェスは先発するんですね。元気かな。もっともセルタもさっぱり見ていないのでよくわからないですスミマセン…。プラセンテはしょっちゅうカードをもらうイメージがあるのですが、この試合は無事のようです。

書き方が雑ですみません。りんごもいっぱい剥いたしもう家に帰って寝よう。TSK君がんばれよ。


おまけ

ふろん太「がんばれよ」 モリエンテス「おう」 

ということでファイナルの前日練習はふろん太がお出迎え。皆で記念写真を撮ります。

(これイルカだって言われても俄には信じがたいような…)


そしてなぜかデュデクに気に入られ(暖かそうだからだろうと思う)


気に入られすぎたみたいで押し倒され


足蹴にされるふろん太でした(泣くな、ふろん太)


誰だこのアディダスの足は!スチーヴィか!それともシャビか!(シャビだな…)

こんな微笑ましい場面を見ると、つくづく夏の日本遠征が実現してたら良かったのになあと思います。なにしろうち(=清水)のパルちゃんの愛らしさと来たらグランパス君とどっちがどっちってくらいですし、芸達者でもあります(PUMAの物まねをするパルちゃんのかわいらしさは筆舌に尽くしがたいものがあります)。きっとリバプールの選手たちをメロメロの骨抜きにできていただろうに…(何にもメリットなさそうですが)。

CLドロー

2005-12-16 20:31:30 | football
CL決勝トーナメント1回戦の組み合わせ抽選会が行われました。


とりあえず時期が時期だけに暖かいところでよかったね、というのが最初の感想。次にこの対戦結果がどうなるにしても、シマオはリバプールに来るのか?というのが感想。
チェルシー-バルサとかバイエルン-ミランとか見てしまうと、マドリーもリバプールも良い対戦相手だといえるかもしれません。

…チェルシー-バルサ、楽しみ~

短く

2005-12-15 02:09:42 | football
1.朗報
ラウルが松葉杖なしで歩き始めました。それでも手術するか否かは未決。クリスマス休暇の頃(12月末~1月上旬付近)には決定するようですが…。

僕は望みを持っているし楽観的になっている。だって誰も後ろ向きでないし、ポジティブなのだから。

(残りはまた後で)


2.絶対やめたほうがいい
ル・パリジャン紙が「ディディエ・デシャンが次のマドリーの監督になるだろう」と報道した、とAS紙。すいません、タイトルだけで中身まで読んでません。パリジャン紙の元記事にも当たっていません。
でもDD、チャレンジ精神旺盛なのは素晴らしいと思うけれど、うまくいかないとおもうよ(ペレス会長と)。やめといたほうがいいと思うなあ…。

左からジャン・プティ、J・ロテン、DD、ナンド(たぶん)

あと

2005-12-13 22:46:03 | 研究


研究室にある研究員、院生の行動予定表(兼卒論生の行動把握ボード)の余白に書かれたカウントダウン。60日前くらいから稼動していましたが、遂にこんなことになってしまいました。あと1週間か…TSKくん(私が担当している卒論生)、大丈夫かな…(ちょっと心配)。
ちなみにこのカウントダウン、2日前くらいから単位が「時間」に変わります。