けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

New Kit

2013-05-30 23:06:37 | football
Goodbye Jose Mourinho!
不覚にも、読んでいてちょっとぐっとくるものがあった、ケディラからのお別れ。

「さようなら、ジョゼ・モウリーニョ!
皆知ってのとおり、僕たちの監督、ジョゼ・モウリーニョはシーズン終了後にレアル・マドリーを去る。
僕たち全員が、彼の決断を尊重する。僕は個人的に、彼にとても感謝している。レアルで彼が僕にくれたチャンスに感謝したい。彼が僕をサポートしてくれたことに感謝したい。彼はいつも、僕の背後にいてくれた。時々、僕がマスコミから批判を受けたから。レアル・マドリーで、僕が選手として、個人として成長し成熟することができた、そういったことで、彼に感謝したい。
彼の今後にあらゆる幸運がありますように、すべての点で素晴らしい人物であった彼に感謝したい。」


エミレーツ航空、New Kit
新シーズンからの胸スポンサー、エミレーツ航空との契約締結のプレゼンテーションは、イコール、来シーズンの新ユニフォームのお披露目ということになったようです。新ユニを着て集合写真に写ったのは20人。では、トップチームで不参加の残りの5人は?(モラタとナチョは、トレーニングには参加してましたがU-21代表中。マルセロは、コンフェデを控えて既にブラジル代表に合流。次の身の振り方が決まったカルバーリョと、負傷中のバランがいない) 
プレゼンテーションの式典でチームを代表してユニを持つ選手は、イケルとラモス、クリスチアーノにベンゼマ……第4カピタンのイグアインが目立つところにいないのは、やはり移籍の噂話が濃厚だから、目立つとこでは使ってもらえないのか……なんて、いろいろ邪推するのも、シーズンオフ間近の風物詩って感じでしょうか。
今日のお披露目で公開されたユニは、1stのみ。チェルシーまがいの第2、何とも言い難い黄オレンジの第3ユニは、まだ秘められたままです。明るい青とかわけわかんないオレンジとかじゃなくて、マドリー伝統の紫を使えばいいのに…という要望は、GKユニに反映されたようです。



カルバハル、ASのインタビュー
マドリーは買戻しオプションを行使するのかしないのか。先日フロレンティーノ・ペレスは、カルバハルの復帰に前向きな発言をしていましたし、実際今シーズン中、アルベロア以外の正式な右ラテラルがいなくて、ここは補強ポイントであるわけですが……。
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Q:ダニ、将来について何か新しい情報はありますか?
A:いや、今の時点で僕はまだバイヤー・レバークーゼンの選手だ。早いうちに解決されて、来シーズン自分がどこでプレイするのかわかるようになればいいと思っている。

Q:レアル・マドリーの誰かから連絡は?
A:まだ誰とも話していない。今は、U-21欧州選手権で良い結果を出すことに集中している。大会が終わればわかることだろう。

Q:フロレンティーノは「El Larguero」で、あなたはマドリーに戻るのだと言っていました。
A:会長の言葉には感謝しているよ。そういうふうに褒めてもらえることは、僕にとってとても重要なこと。買戻しに関しては、やがてすべてがわかるだろう(買戻し価格は650万ユーロ)。

Q:中で評価されるためには外に出るべきなのでしょうか?
A:外へ出るべきかそうするべきでないかとは、考えていない。それぞれ異なるケースだ。カスティージャがトップチームへの最速の道になる人もいるし、外へ出てまた挑戦する人たちもいる。どちらの場合でも、トップチームに到達するという目標が達成されるなら、その道が良いということだ。

Q:それでは、ヘセやモラタ、外へ出るという選択肢もある彼らに勧めますか?
A:それは、クラブが彼らをどう考えているか、トップチームが彼らの可能性を信頼するか次第だ。もしトップチームの中で重要な存在になれないかもしれない、見当違いの役割を担うことになりそうというなら、成長するために他のクラブで出場時間を得ることの方が良いのかもしれない。

Q:あなたのようなカンテラーノにとって、マドリー(のトップチーム)でカンテラーノがほとんど出場しないというのはつらいことですか?
A:そうだな、でも少しずつトップチームで出場機会を得ている。今はモラタとナチョが新たに登場している。これもまた、その試合次第、監督が必要とするか次第のことだ。マドリーのカンテラは、どんな場合でも最高のものだし、もし最高じゃなくても、優れたフットボール選手を輩出している。

Q:今シーズンは、アルベロアの控えになる「2番」が足りなかった?
A:モウリーニョは、時々メディオセントロのエッシェンを補填に使うことを決めたし、時にはナチョやラモスもプレイした。アルベロアを補填するにはそれで十分だったと思う。

Q:そのポジション争いに加わる準備ができていると思いますか?
A:今シーズンはドイツで経験を積むことができた。1シーズンだけのことだとしても。僕は自分自身で感じている。異なるいくつかの面で成長したし、たぶんこれまでよりも、トップチームでプレイする準備ができているということがわかるだろう。

Q:まもなく新しい監督が決まるでしょう。アンチェロッティか、ハインケスか?
A:アンチェロッティについてはコメントできない。彼がどういう人物か知らないから。彼のことは知らないんだ。ハインケスについては、ドイツでは苦しめられた。今シーズンのバイエルンのやり方、強さのあるチームでありながらボールを持つことを好むというのは、マドリーにすごくうまくフィットするだろう。

Q:モウリーニョ・マドリーについては? 彼にはマドリディスモが欠けていたのでしょうか?
A:僕は内部にいなかったのだから、わからない。でも、ドイツでマドリーの試合はたくさん見ていたし、タイトルが取れなかったのは僕個人としても辛いことだ。マドリーには、常に勝ってほしい。

Q:一方であなたは、ブンデスリーガで大成功を収めました。ベストイレブンに名を連ね、バイヤー・レバークーゼンでチャンピオンズ・リーグ出場権を勝ち取りました。
A:正直に言うと、ここまで上出来のシーズンと言うのは期待していなかった。僕はセグンダBから来たわけだから、大きなステップアップだった。自分に賭けてみたというのが実際のところで、うまく行くかどうかなんてわからないだろう。リーグの第2戦から入っていったけれど、大きな信頼を得られたのは嬉しかった。それからシーズンいっぱいプレイして、チームに貢献できた。

Q:すべてがこうもうまく行ったのは何があったのでしょうか?
A:第1に、加入した僕に便宜が図られていたこと。僕はただフットボールをすることだけを心配していればよくて、他の事はとても単純だった。さらに僕は、自分が行った場所になじんでいきたいと思っていた、真面目なヤツだったこと。すぐにドイツ語の勉強を始めて、まもなく仲間と友達になれた。そういったことを人々は評価するし、よりうまく行くように助けてくれるものだ。

Q:今はブンデスリーガがモデルとなっているのでしょうか・
A:組織構造やリーグのレベルという点では、イエスだ。スタジアムは満杯になり、設備は衛生的で、そういったことは、僕たちがブンデスリーガに関心を向ける上で重要なことだ。満員のスタジアムで、5万人もの人々の前でプレイするというのは、選手にとって理想的なこと。チケットも安い。そういうのは、クラブが受ける利益は少し減っても、といっても普通は同じものだけれど、選手が守られていると感じられるということに価値があるのだと思う。

Q:あなたの名前が人々の話題になり、Bild紙の選ぶ今シーズンのベストイレブンの右サイドバックに選ばれました。誇りに思えることですか?
A:そうだね。ここまでのことは予想していなかった。僕は、可能な限りベストを尽くす必要があった。評価はそれについてくるものだし、その結果またトレーニングを続けていこうという気持ちにしてくれる。こうして僕は十分な評価を受けた、おそらく、地元出身の選手以上に。外から入ってきた若い選手だったけれど、最初に日から温かくサポートされていると感じていた。

Q:ドイツで新たなキープレイヤーとなるか、マドリーで挑戦するか、どちらを好むでしょうか?
A:何がベストかなんてわからない。そう、マドリーでプレイしたい、それは当然のこと。もし買戻しのオプションが行使されるなら、乗り逃がすことはできない。マドリーに所属するのは、1人の選手として最高のこと。もしその電車を乗り逃がしたら、二度と来ないかもしれない……。

Q:マドリディスモはあなたと共にあります。それを感じますか?
A:SNSを通じて、強くそれを感じている。皆が僕を包み込んでやる気にさせてくれて、戻って来いと言ってくれる。まるでそれが僕次第のことのように。でも、ファンがそうやって愛情を示してくれることに感謝している。これは、とても嬉しく感じている。

Q:あなたの模範にしているラテラルは誰でしょうか?
A:小さい頃から、マドリディスタとしてベルナベウに行っていた頃から、たぶんいつでもミチェル・サルガドだった。その後は、セルヒオ・ラモスにも学んだ。最近では、ラームから多くのことに気づかされる。特に僕たちには似ている点があるから。彼は、スペクタクルなラテラルだと思う。

Q:代表の右ラテラルについても、交代の時が訪れると思いますが、準備はできていますか?
A:ハイレベルの選手達がいて、その後に続く選手達もとても価値が高い。アルベロアがいて、アスピリクエタやファンフラン、程度の差はあっても代表に定着している。それに、モントーヤやウーゴ・マジョ、今は怪我をしているけれど、それから僕と。今現在、6~7人の優れた選手達がいる。今後何年かも、十分にカバーされるポジションじゃないかと思う。

Q:今は、U-21欧州選手権を楽しむ時ですね。
A:それが、僕たちが挑戦していこうとしているもの。誰にとっても重要な大会だ。
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カルバーリョ、モナコへ

2013-05-29 05:34:31 | football

マドリー公式では出ていませんが、ASモナコFCは、リカルド・カルバーリョと2013/2014の1シーズンの契約を結んだと公式に発表。カルバーリョとマドリーとの契約は今シーズンいっぱいだそうで、フリーでの移籍ということになります。
カルバーリョ「「ASモナコFCに加入し、この新しい冒険に参加することをとても嬉しく思う。これは自分にとっての新しい挑戦だ。」

2部に落ちたと思ったら、金満になって帰ってきたモナコ。03/04のあの頃が懐かしいですね(そもそもこのブログの始まりがモナコの試合でした)……。
モウリーニョもいなくなり、今シーズンいっぱいの可能性が高かったカルバーリョ、真っ先に身の振り方を決めてきました。ロシアの大富豪の後押しで、このオフに大補強をするモナコ。ファルカオも近日中に獲得が公式に発表されそうな気配があり、また既にポルトからモウチーニョやロドリゲスという選手なども新たに獲得が決まり……って、ああ。ジョルジュ・メンデスが相当食い込んでそうですね、モナコの大補強。ポルトの2人は良く知りませんが、カルバーリョもファルカオも代理人はメンデスですし。メンデスの抱える選手が多いマドリー、今後も何かと巻き込まれそうな気がします。


おまけ:カシージャス、カタールへ
といっても移籍ではなく。オフを利用して、カシージャスはカタールに赴き、ドーハのAspire Academyの育成プログラム(特にGK)に協力するプレゼンテーションに出席。ということで、Aspire Academyでの活動をしているラウルと再会。


フロレンティーノ・ペレス

2013-05-28 22:01:53 | football


27日の夜、Cadena Serの番組「El Larguero」にフロレンティーノ・ペレスが登場し、来シーズンに向けたクラブの動き、何人かの監督や選手たちの動向について、自身の今後について…等、様々な質問に答えました。長々としていますが、なかなか興味深いことや、意外なことも話したりしているので読んでみました。ASの、速報的にざっくりまとめた記事の、さらにいいかげん訳なので、要領を得ないところもあるかもしれません、すみません(訳しづらいQ&Aは飛ばしたりも…)。内容として、気になったところはアンダーラインを付けてみましたが、読んだ方それぞれで他にも引っかかるところ、ほお、と思うようなところはあるでしょうか。

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ネイマール
「3年前、彼と契約するチャンスがあった。彼を獲得したかった。しかしそこでサントスが彼を外へ出すのを拒否し、契約を延長した。彼は素晴らしい選手だろうと思ったし、もし条件がクラブの様相を変えるものでなければ契約しただろう。私はサントス、彼の父親、彼の権利を40%持つ財団と交渉しなければならなかった。1500万ユーロ(180億円くらいですかね)以上にもなった。バルサがいくらで獲得したのか、私は知らない。」

補強
「先頃、私はマドリーの12のスポーツ紙に登場していた。もし会長選の立候補がなければ、私は火曜日にはオフィスに行き、監督の問題から始めることになるだろう。第一に、監督の問題から話し合いを始める。なぜなら、人々がそう信じているとしても、我々は誰ともまだ話をしていないからだ。ジダンにリードして欲しいと我々は望んでいる。また彼には、いつの日かマドリーの監督になって欲しいと思っている。監督が決まったら、彼はジダンとともに我々のチームのクオリティを飛躍させられるにはどうするかを見ていくことになる。」

アンチェロッティ
「来週まで、この問題については我々は話し合いをしない。」

ユルゲン・クロップ
「彼は好きだ。良い監督だ。彼がマドリーに相応しい人物かどうか、わかるだろう。ただ、彼の指揮下にいる選手達は、マドリーの選手達よりも子供だ。」

アルベルト・トリル
「鮮烈で素晴らしい。しかし彼には、カンテラで続けて欲しいと思っている。彼がバルデベバスの(下部組織の)監督全体を統率する。オファーが届いているが、彼には残って欲しい。」

チームの連帯
「2000年以来、私がこのクラブで見てきた中で、このチームが最も密な関係でいる。」

ファルカオ
「彼は素晴らしい選手だ。モナコと契約するつもりだと聞いている。」

レヴァンドフスキー
「彼は、コパ・デル・レイのファイナルを見に来ていた。私たちは人生(キャリア?)について話をした。レヴァンドフスキーが興味を持ったかはわからない。」

モウリーニョはフリーで出る
「我々は(契約解除等の)支払いをする必要がない。カランカについてはわからない。彼が出るかどうかわからないのだが、彼には(クラブからの?)年金があると思う。すべての選手が私に、モウリーニョはかつていた中でも最高の監督だと伝えてくれた。」

目に指を突っ込んだこと
「私はビラノバに謝ったよ。」

モウリーニョの権力
「どの監督も同じだ。ただそれぞれのキャラクターが異なる。監督に何かを言ったことはない。」

バルセロナ
「バルセロナではマスコミがバルサを助け、ここではマスコミはマドリーを助けない。こういう中でやっていくのは酷いものだ。」

イメージ
「我々はイメージを失ってはいない。マドリーのある監督が中指を立てたのを見たことがある。モウリーニョが悪いとされていることは、彼も認めていることで、110年に及ぶ歴史を変えるようなものではない。彼がすることは何であれ、世界的に重大なことにされた。」

クリスチアーノ・ロナウドと彼の悲しみ
「彼にPSGからオファーが来たのかどうかは私は知らない。我々が話をした時、私は彼に、彼が悲しくならないようできる限りのことを我々はする、と言った。悪い時期だった。それから、彼の振る舞いは素晴らしいものとなった。モウリーニョは私に、決して彼を売ってはいけないとアドバイスしてくれた。もし、圧倒的に最高の選手を抱えていたら、どうする? クリスチアーノは模範であり、誰とも問題を抱えたことがない。世界でも最高の存在で、彼には世界で一番の高給取りであってほしい。」

ジダンとの会話(月曜の夜にジダンと会談し、おそらくSD就任を打診)
「心のこもったものだった。彼がこのクラブにやって来て以来彼はマドリディスタであり、彼の唯一の願いはこのクラブだ。彼はそれをピッチで証明し、さらに彼の振る舞いに現れている。」

ジダン
「素晴らしい価値のあるクラブの財産だ。」

選手の加入
私は、カンテラから上げたい。ジダンは、ヘセが移籍するべきだとは考えていない。」

カカの将来
「ジダンと監督次第で決まることだろう。スポンサーとの契約更新で貢献がある。彼やその他のおかげで、4億ユーロ以上の収入がある。彼には怪我という不運があり、皆が望んでいるような場所にいられなかった。そしてエジルが加入した。しかし彼は素晴らしい人物だ。」

コエントラン
「彼がどうするつもりかはわからないが、彼を望むなら違約金を支払わなければならない。彼は素晴らしいシーズンを送った。すべてを尽くしていた。」

シャビ・アロンソ
「彼について、我々は喜んでいる。彼には1年契約が残っており、新しい監督とジダンが、どうするか見ていくことになるだろう。誰かと置き換えるのが非常に難しい選手だ。我々が将来に抱える最大の問題の1つだが、彼をもうしばらく楽しみたいと我々は望んでいる。」

イグアイン
「誰もユヴェントスと話をしていない。」

リーガ
「難しいものとなった。最初の4試合、悪いスタートを切ったから。我々は少しハングリーさに欠けていたようだ。8ポイントを失い、監督はチームのモチベーションを上げようとしていたが、そういうスタートなら当然のことだった。」

イスコ
「彼は素晴らしい選手だが、他にも多くの選手達がいる。彼が我々に必要かどうか、私はわからない。」

カルバハル
彼は戻ってくるだろうと私は考えている。彼は我々の1人だ。彼は現在のシウダ・デポルティーバの礎石を置いた。」

監督への給与
「言われているようなバカげたことはない。ペジェグリーニには400万ユーロ、モウリーニョには800万ユーロだ。1600万ユーロとか2500万ユーロとか、そんな話はない。」

スペイン人選手
「我々の義務は、世界最高を連れてくること。カソルラの位置には、エジルとカカがいる。」

デル・ボスケ、ラウル、イエロ、カマーチョ、ミチェルを取り戻すこと
「ディ・ステファノは、世界最高の選手だったが、引退しなければならなかった。彼はそうしたくなかっただろうと信じているが。今挙げられた名前はすべて、マドリディスモの愛情を受けている。私がミチェルやラウルを蔑ろにしたという記事を読んだが、それは真実ではない。」

デル・ボスケの復帰
「彼はマドリー出身だ。もし彼が代表を辞めたら、ここが彼の家だ。」

クラブの構造
「ここは、世界で最も収入のあるクラブだ。フォーブスは、最も高い価値があると評価している。要求されるところから、発展していかなければならない。セミファイナルに到達するのでは不十分だ。我々はファイナルに行き欧州のカップを勝ち獲らねばならない。」

カピタンたちとの食事会(モウリーニョの解任を要求したとされるもの)
「我々は、ボーナスについて交渉していた。それが食事会の理由だ。反乱などなかった。私は、選手達がモウリーニョについて褒めていることしか聞いていない。私が言われたのは、彼は要求が高く、これまで我々が擁してきた中でも最高の監督だということ。彼が過剰に権力を持っているなどと言われたことはない。そんなことを彼らが私に言えるわけがないし、言うべきでもない。そう言えるのは、ジャーナリストの友人に対してだろう。しかし会長に対してではない。選手達は、これが規律に基づく問題であり、監督がボスであると理解している。」

ファンの幻滅
「私とソシオとの関係は常に良いもので、透明性のあるもの。私はいつも、ソシオのクラブであるようにありたいと思っていた。2000年当時のクラブの状態であっても。私のモデルは機能した。フィーゴを獲得したが、彼を得るのに3000万ユーロかかった…そして3年が過ぎ、誰もがどういう事態になったのか理解した。フェアプレイという旗を掲げるクラブにはワナがあった。今、我々は組織化されて穏やかな状態に戻った。これがソシオが求めるものだ。そして、自分達の運命を極めるための、経済面での主体性がある。」

選手達との関係
「彼らのプライバシーを妨げたくない。だから私はチームバスには乗らない。」

クリスチアーノとカシージャスの衝突
「何年も前のことだ。私が会長になって1年目か2年目のことだと思う。解決したことで、5分間のことだった。カシージャスが密告者だと誰かが言っているのは聞いたことがない。私にとって、カシージャスも同じく世界最高のGKだ。」

エジルとモウリーニョの問題
「ロッカールームで起こることは、千倍以上のものになるようだ。そういった話なら他にも挙げることができる。常に摩擦はあるものだし、ノーマルなことだ。」

マスコミ
「何かが起きていた。マイクロフォンやペンを、銃のように扱う人々がいる。こうしたことが日々のプレッシャーになる。こういったことを、ノーマルな関係に変えたいものだ。」

選挙
「私が規則を変えて、誰も立候補できないようにしたとか、財産を私有化したとかいうことを読んだが、真実ではない。私はただ、立候補できる年齢を、10歳以上から20歳以上に変えただけだ。他の事はスポーツ法のとおりで、予算の15%を承認するのが、会長ではなく、執行役員全員ということ。この法で、6人が立候補できるようになった。もし候補者がいないというなら、規則にではなく他に理由がある。」

再選
「私は責務を果たす(もしくは、責務を委譲していく、という意にもとれる)。そしてこのクラブをソシオと共にあるようにし続けてくれる人物を探したい。いつの日か、私も離れることになる。このクラブは110年の歴史があり、フロレンティーノがここに永遠にいることを必要とはしない。

クラブを離れることで残る遺産とは
「私はすべてのタイトルを手にしてきたし、私は独特だ。しかし私は、自分が見出したことから離れたいというだけだ。我々は、歴史上最高のクラブであり、それ故に6ヶ月で私を会長に選んだ。私は、ソシオのサポートを得られていることに勇気づけられている。彼らの要求は高いが、それが良いのだ。」

夫人の死
「私は同じようではない。彼女とは41年間連れ添った。今は、すべての試合に孫達と行く。マドリーBの試合、マドリーCの試合、バスケットボールの試合にも……。」
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〇ジダンが、スポーツ・ディレクターなど、会長と新監督をつなぎ、新しいチームを構築する要職に就く
〇トリルにはカンテラでの指揮を続けさせたい
〇今のところカンテラ志向の姿勢を見せている
〇クリスチアーノ・ロナウドを称賛、移籍のうわさが出てる現所属選手たちにも配慮を見せる……公の場で具体的な誰かについてネガティブなことを言ったりすることはまずしない人なので。
〇なので、シーズン中に噂された騒動のネタなども、まったく否定。
〇スペイン人色を濃くするつもりはなさそうな感じ。だけど、欲しい選手について「欲しい」と公言するわけがないので(交渉が不利になるから)…とすると、イスコとかもしかしたら(ものすごく個人的な根拠の薄い推測です)。
〇マスコミのやり口に、少々イラッと来ている感じ
〇いつまでも会長でいるつもりはないのかな

最終節の日程

2013-05-28 06:57:14 | football
6月1日(土)最終節の日程
17時
 レアル・マドリー vs オサスナ
19時
 バルセロナ vs マラガ
21時
 グラナダ vs ヘタフェ
 セビージャ vs バレンシア(CL圏)
 デポルティーボ vs レアル・ソシエダ(残留&CL圏)
 セルタ vs エスパニョール(残留)
 マジョルカ vs バジャドリ(残留)
 サラゴサ vs アトレチコ(残留
 レバンテ vs ベティス(EL圏)
 ラージョ vs ビルバオ(EL圏)

当初は、6月1日の21時に全試合が同時開催の予定でしたが、37節の結果、何もかかっていない試合がいくつかできまして、テレビ放映の関係で、マドリーとバルサの試合の時間が動きました。何かがかかっている試合は、対戦の後にカッコ付してありますが……最終節まで降格3チームが1つも決まっていないなんて、珍しい。残留できるのは4チーム中1つ。その4チームがすべてカーサでこの最終節を迎えるというのが、めぐりあわせというかなんというか…。

37節終了時



バレロン引退か
MARCAによると、ファン・カルロス・バレロンは、今週末のレアル・ソシエダとのクラブの生死を賭けた大一番を最後に、現役を引退するとのこと。クラブは、6月にオマージュのイベントを用意する考え。
……だそうです。今シーズンが終わったら決めるという記事が数日前にあり、この記事では誰かのコメントなどは載ってませんので、本人の声を待った方が良いとは思いますが。でも今度こそ、なのかな。最終節、勝ってリアソールでチームの残留を決めて、すっきり締めくくりたいだろうと思います。

ラ・レアルvsエル・レアル

2013-05-27 07:12:20 | football
放送が始まったところで、簡単に記録的な感じで。


12/13 Liga Espanola 1a division Jornada 37
Real Sociedad 3-3 Real Madrid

マドリーのゴール:イグアイン、カジェホン、ケディラ

先発は、GK:ロペス、DFが右からアルベロア、アルビオル、カルバーリョ、マルセロ、ピボーテがエッシェンにモドリッチ、その少し前にケディラ(って感じに見えた)、左にカカ、右にカジェホン、トップにイグアイン。最後にベンチから外れたのはクリスチアーノ。日曜の午前の時点で、クリスチアーノは背中(腰)を痛めていて最終的にベンチから外れるだろう、というニュースが出てましたが、その通りということになりました。クリスチアーノはスタンドから試合観戦。いつのまにかシャビ・アロンソも来てまして、負傷して召集外でもアノエタでの試合は逃すつもりはなかったようです。

攻守中盤の要がいないし、久しぶり出場の選手も多い布陣でしたが……ま、そういう試合でした。あまり多くを言うこともないかなあ。全体を通じて言うと、レアル・ソシエダの方が圧倒的にいい試合をしていましたし、試合開始からマドリーディフェンスはバタバタしてい……るのに、先制点はマドリー。ソシエダのディフェンスのマズいパス交換をイグアインが頂いて、落ち着いてゴールへ。
でもやっぱりずっと攻守ともにひどいというか…。攻めは本当にボールがつながらなくて、ボールを出すのも受けるのもキープするのも、すべてにひどい。特に前半、モドリッチはもうちょっと仕事できなかったかな。ケディラやカジェホンはどこで何してるのかわからないし、カカは持ちすぎてロストしたり…。前半の途中からは、ボールが来なくて辛くなったのか、イグアインがエッシェンと同じくらいの高さにまで下がってきてましたが、結局ボールの出しどころを探していたり…。HTで多少修正が入ったのか、後半は少し良くなったような気がします。それでも、よく3点も入ったな、マドリー。というのが素直な感想。

ただ、レアル・ソシエダの方が圧倒的に良かったわけですが、(アギレチェとか)シュートを何度もミスしたのと、ディエゴ・ロペスが最後にいてくれたのとで、引き分けで済んだようなところが。3,4回くらいパラドンがあったんじゃないかと思います。モウリーニョとイケルとの不仲が言われていたり、モウはロペスの方が自分には良いGKだと明言したりで、じゃあモウリーニョがいなくなったらロペスはどうなるんだ…ということになるわけですが、実際ロペスは良いGKです。失点が多い印象はあるけど、ロペスの責任での失点というのはそう多くない(ビッグマッチも多かったし、選手をローテーションした試合も多かった)はずで……でも、イケルとロペスと2人のうち1人しか使えないというのは、やっぱりもったいない。悩むところです。


試合後のディエゴ・ロペスのコメントから
「いつもそうであるように、自分はチャンスを生かすよう挑戦してきた。マドリーでは、悲しんでいることが難しい。僕はいつでも、ベストのことを尽くすようにしている。レアル・マドリーにいるすべての日、すべての時がゴールドだ。それが、自分がしたいこと、プレイしなければならないすべてのチャンスをつかむこと。僕のプランでは、続けるということ。GK間の競い合いはポジティブなものだと僕は考えている。」

レアル・ソシエダ戦、召集選手

2013-05-26 11:25:57 | football
リーガ第37節レアル・ソシエダ戦、召集選手
GK:アダン、ディエゴ・ロペス、ヘスス
DF:ペペ、カルバーリョ、マルセロ、アルベロア、アルビオル、ナチョ
MF:ケディラ、カカ、エジル、エッシェン、モドリッチ、カジェホン、ディ・マリア
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、イグアイン、モラタ

負傷欠場:バラン、セルヒオ・ラモス、コエントラン、シャビ・アロンソ、カシージャス

膝の負傷から回復中のバランはもちろん、今週ずっと室内調整が続いていたセルヒオ・ラモスとシャビ・アロンソが欠場。アロンソは、せっかくの年に1度のアノエタでの試合なのに…。ラモスはハムストリングの微細繊維損傷、アロンソは鼠蹊部の問題、というのは、2つ下の記事から変わってません。木、金と室内調整だったコエントランは、筋肉の伸展が原因とのこと。土曜のトレーニングでは全体に合流しましたが、結局召集からは外れました。イケルは土曜は背中(腰)に問題があり、ピッチでのトレーニングをせず。そのまま召集から外れました。
一方で、ペペが懲罰が終了したらしく召集リストに復帰。全部で20名の召集ですので、GK1名とフィールドプレイヤーから1名、最終的にベンチから外れることになります。

レアル・ソシエダは現在勝ち点62で4位のCL圏内。ただし5位のバレンシアも勝ち点は62。CL出場権がかかっています。またモウリーニョと同様に、ソシエダのモンタニエ監督も既に今シーズンでクラブを離れることを明らかに。ソシエダにとっては、今シーズン最後のカーサでの試合、CL出場権、監督とのお別れ……と、熱く盛り上がる要素が多い。一方でマドリーは……選手たちの気持ちが抜けてないか心配ですが、最後まで誇りを持った戦いをしてほしいと思います。
試合は5月26日(日)20時より、アノエタにて。

「レアル・マドリーに戻りたくない選手なんていると思う?」

2013-05-24 07:10:08 | football
イグアイン兄「ユベントスとの間に合意などない」
シーズンが終わってヒマになったらしいイタリア方面から、イグアインとユベントスとの間で個人合意ができたというニュースがばら撒かれていますが、イグアインの代理人の1人である兄のニコラ・イグアインがこれを否定。まずは、マドリーとの話し合いの場を待っているとのこと。ただしユーベがかなり本気で獲得に乗り出していること、マドリーもイグアインを絶対残留させるということではなく、金額次第では話に応じるつもりがあるようです。現在の金額には大きな開きがあるそうですが。
今シーズンの数字は物足りないとはいえ、サイドに流れてからクリスチアーノにクロスを入れてゴール、というシーンが思い浮かんだりするし、だいたい第4キャプテンですし。簡単に出しちゃいかん、と思います。



最近、ここで載せる記事のタイムスタンプが1日、2日遅れになってる気がします、すみません。22日、マドリーで開かれたパデル(テニスのようなスカッシュのような)のチャリティ大会に出席したモラタ、カルバハル、イエロがマスコミに捕まり、それぞれ質問に答えています。

モラタ「モウリーニョは僕をデビューさせてくれた。彼の幸運を願っているよ。」

Q:モウリーニョの退任をどう思うか?
M:彼は僕をデビューさせてくれた監督。彼と、彼のコーチングスタッフたちの幸運を願っているよ。
(監督が動く時、チームとしてやってきたコーチングスタッフも一緒に動くことが多い)

Q:あなたの今シーズンはどうでしたか?
M:まだシーズンは残ってる。U-21の大会があるんだ。楽しみでわくわくしているよ。

Q:カルバハルはマドリーに戻るでしょうか?
M:どうなるか僕たちは見ていくことになるだろうね。でも、彼は素晴らしいシーズンを送った。

Q:監督は誰がいいですか?
M:わからないよ。考えてもいない。

Q:では、あなたの将来はここにあるのでしょうか。それともマドリーの外に?
M:僕は、世界でも最高のチームにいるし、ここで望まれればいつでも、担うべき役割を負っていくつもりでいる。ずっとそうしていくつもりだし、望まれるまでここにいるつもりだ。

Q:へセはトップチームに上がると思いますか?
M:彼と話をすると、彼について真偽の怪しいことがたくさん言われる。でも僕たちが一緒に話をするときは、フットボール以外のことばかりが話題なんだよ。


カルバハル「レアル・マドリーに戻りたくない選手なんていると思う?」

現在バイヤー・レバークーゼンに所属する、レアル・マドリーのカンテラーノは、望みを口にした。
「僕とマドリーの間には買い戻しオプション付きの契約がある。レアル・マドリーに戻りたくない選手なんていると思う? もしクラブ同士が合意してくれたら…。」

Q:いつまでマドリーにいるのですか?
C:6月24日までいて、そこからバカンスだ。

Q:モウリーニョの退任についてはどう思いますか?
C:会長と監督の間の合意で、ベストな選択だと理解した。

Q:マドリーへとステップアップする準備はできていますか?
C:そう思うよ。ポジションを争う機会をもらえる日がきたら、その場所にいるはずだ。

Q:あなたとモウの関係はどんなものでしたか?
C:選手と監督としての関係で、フレンドリーでとても丁寧なものだったよ。

Q:今シーズンについて、満足していますか?
C:とても素晴らしかった。たくさんの出場時間があったし、真価を認められるのはとても重要なこと。そしてチャンピオンズリーグ出場権という、達成しようとしていた目標に到達できた。

Q:カスティージャの選手で、誰がトップチームに上がれると思いますか?
C:モラタやヘセのように、トップチームでチャンスを手にできるたくさんの選手達がいる。彼らは、磨かれていない原石だ(ちょっと意訳)。

ダニ・カルバハルは、Bildのシーズンベストイレブンに選ばれた。レガネス出身、マドリー下部組織育ちのカルバハルは、ヒュンメルス、リベリ、レヴァンドフスキといった選手達とともにそのリストに名を連ねたのだ。
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もう1年くらいレバークーゼンでも…とも思いますが、カルバハル、戻って来るのに良いタイミングのような気がするんだけどなあ。


フェルナンド・イエロ「アンチェロッティは偉大だ、モウリーニョ同様に」

マラガについて
「喜んでいる、2年目(UEFAの大会出場停止が1年軽減された)もTASが公正さと正義とを与えてくれるよう願っている。なぜなら、現在も、そしてこれまでもフィナンシャル・フェア・プレイの模範となるチームこそ、マラガだからだ。期日までに選手を売却したんだ。TASが良い方向に解決してくれること、欧州の大会に出られることを確信している。」

ペジェグリーニ
「我々は、彼がマラガのために、この町のために何を成し遂げたかを知っている。この街に、ファンにとても馴染んだ、マラゲーニョであり、マラガに多くのものをもたらした、ファンタスティックな日々をくれた男だ。彼が移籍するのはポジティブなことではない。しかし、彼は自分の道を見出し、決断したのだ。彼はマラガの歴史に残る男だ。」

モウリーニョ
「それはレアル・マドリーというクラブ、会長の決断だ。私が言わなければならないことは、会長が言ったこと。敬意を払うべき決断だ。」

スペインフットボールにおけるモウリーニョの遺産
「今はそういう話をするのはとてもたやすい、誰もが持つ独特のやり方が遺産ということ。彼は素晴らしい監督で、素晴らしい結果を収めたし、世界でも最高の存在だ。誰もがそれぞれの意見を、それぞれの考えを持っているだろうが。」

アンチェロッティ、デル・ボスケのプロフィール(両者が似ているという意味?)
「名前に踊らされることに我々は慣れてしまっている。アンチェロッティは、多くの名声と経験を持ち、重要なチームに所属してきた。それはクラブが決めることだ。彼は、モウリーニョと同様偉大だ。比較をするなら、ビセンテ(デル・ボスケ)は必要なプロフィールということは言わなかった。誰もが、マドリディスモにとっての、世界のフットボールにとってのビセンテの意味を理解している。彼は世界でも最高だ。」

厳格であること(?)
「より優れていることもより悪いこともあるが、何にせよ良くないのは単調な繰り返し。ロッカールームは健全で、そこには素晴らしいスターたちがやってきていた。1つのものがあるといつでも、何か他の側面を探そうとするもの。しかしマドリーのロッカールームは健全だ。」

レアル・マドリーの選挙で挙がる名前
「これから、名前に踊らされていくことになるだろう。選挙がある時はいつでもそうだ。すべてが議論となる。はっきりしているのは私が14年間所属したクラブに敬意を払うこと、誰がいいとか悪いとかあっても、私は何も言えない。誰もが、私にとってのレアル・マドリーの意味を知っている。私の人生のクラブだ。誰も私に接触してきていない。」

白・青・橙

2013-05-22 22:23:12 | football
上に追加:モウリーニョ2試合、クリスチアーノ1試合の出場停止
国王杯ファイナルでのモウリーニョのクロス・ゴメス主審への抗議は退席処分という結果となりましたが、本日競技委員会は、モウリーニョに2試合のベンチ入り禁止の裁定を下したとのこと。それじゃあ残りのリーガはもう指揮できないってことか…と思いきや、これは国王杯対象のサスペンション。モウリーニョの今シーズンいっぱいでの退団は決まっていますが、この後どこの国で指揮を執ったとしても、そこでのカップ戦の最初の2試合ではベンチに入れない、ということになるんだそうです。不思議なきまり。
ガビのタックルを受けて足を高く上げた行為で退場になったクリスチアーノには、1試合の出場停止処分。これも同じように、国王杯への適用。リーガ残り2試合、出られます。


選手たちの様子
今シーズンいっぱいでの契約解除が発表されても、トレーニングはいつもどおり行われ、モウリーニョもいつもどおりトレーニングを指揮し、次の対戦相手レアル・ソシエダの戦力分析を続けているそうです。
トレーニングでは、週明けから3日続けて、セルヒオ・ラモスとシャビ・アロンソが別メニュー。ラモスはハムストリングの微細繊維損傷、アロンソは鼠蹊部の問題を引きずっているとのこと。ビッグマッチが終わるまではと、それぞれ無理していた部分もあったんでしょう。ごちらもシーズン終了後にもう一大会予定されているだけに、今シーズンの残りで無理をするようなことはないかもしれません。


白・青・橙

最初記事を流し読みして画像がぱっと目に入った時は、マドリーの新ユニと、チェルシーと、黄色はどこのだ?と思いました。ぜんぶマドリーの、来シーズンのユニフォーム、らしいです。この時期だから、たぶんもう間違いはないんじゃないかなー。
一番大きく変わるのは、もちろん胸スポンサーで、Bwinからエミレーツ航空に。1stユニは、白なのは当たり前ですが…うーん…丸首に、首元と袖、脇に赤の縁取り。去年の金ユニとか好きだったんだけどなあ…慣れるかなあこれ。
セカンドはずいぶんと明るい青で、きれいといえばきれいですけど…やっぱりチェルシーだ。そして近年チャレンジングな色展開を見せている3rdユニは、今度はオレンジというか濃い黄色。赤3rdの時は、最初はギョッとしたけど、赤系を着なれていた人もいたしスペイン代表も赤だからそんなに違和感はなかったんですが、オレンジ系……ま、個人的にはエスパルスでこの手の色(もっと派手)に慣れてるんでいいですけど。
ASによると、多くのマドリーファンが、トラディショナルな白と紫のカラーリングへの復古を求めている、とのこと。紫が入ったユニ、いいですね。あのKelmeの、足跡が紫でぺたぺた入ったやつとか。



ラウル:「World Soccer」誌のインタビューについての記事(AS)から
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マドリーからの移籍は理想的なものではなかったのではと聞かれ、ラウルは、むしろ論争から解放されるものだったのだと答えた。「物事というのはこう進むものだよ。僕には、変化と新しい冒険が必要だった。」
また移籍は、モウリーニョの就任とは何の関係もないと断言した。「マドリーを出ると決断したのは、モウリーニョがやってくる何ヶ月か前のこと。もちろん、彼とは話をしたし、僕にはとても親切に接してくれた。」
自身のキャリアで関わった監督達への評価について、ラウルは特に2人の名前を挙げて感謝した。「バルダーノとかペッロ。彼らは人間としても監督としても、すごく違うタイプだ。カペッロは真面目で、完全にプロフェッショナルな典型的イタリア人監督。真の勝利者だ。バルダーノは選手達と話をするのを好み、とても情に厚い。彼が、僕をマドリーでデビューさせた。」
ラウルは、自身がマドリーで最高のときを過ごしていた際、他クラブからオファーがあったことを隠さない。「ユヴェントスから、3回オファーがあったけれど、断った。トリノには引っ越したくなくて。バルセロナからは2回オファーが届いたけれど、マドリディスタとして、あそこではプレイしたくないね。絶対に。マドリーは僕の街だ。マドリーで生まれ、家族も兄弟姉妹も、友人達も、みんなマドリーにいる。」

代表
代表に召集されなくなったのは、ルイス・アラゴネスとの間の個人的な問題のせいなのかと尋ねられ、ラウルはこれを否定する。「いや、彼が、僕を召集しないと決めたんだ。あんなに良い選手たちがいたなら普通のことだ。それが人生、それがフットボールというもの。10年間を代表で楽しんで、102キャップを数えた。スペイン人として、ファンとして、スペイン代表の成功は嬉しいよ。今のチームは3大会続けて優勝している、これはすごいことだよ。ブラジルでのW杯も獲ってくれればと思う。そうなったら歴史的快挙だ。」
また、デル・ボスケがルイス・アラゴネスの後を引き継いだことが、彼の代表復帰を意味するものではなかったということについても話した。「当時、代表は欧州王者で、ベンチにも素晴らしい選手達がいた。勝利しているチームに戻るというのは非常に難しいことだ。そして最後の決断を僕はした。デル・ボスケは、人物としても監督としても素晴らしいし、マドリーで2度のチャンピオンズ・リーグを獲っている。」

カタールとワールドカップ2022
レベルの劣るフットボールに到達しても、ラウルの強い大志は低下するところがない。ラウルは、アル・サッドでの目標を持っている。「すべてに勝つこと。今僕たちはリーグ王者だけれど、2011年にはこのチームはアジアチャンピオンズ・リーグの王者になった。だから僕は別の大陸の王者にもなりたいんだ。」
ラウルは、2022年ワールドカップのホスト国としてのカタールの力に信頼を寄せており、この大会が成功することを疑わない。「この国はこの大きなプロジェクトを成功させるために一生懸命動いている。これからの9年間で、世界は素晴らしいワールドカップを目にすることになるだろう。もちろん、天候の問題がある。6月と7月は本当に暑いんだ。だから、ワールドカップをやるのは12月か1月がベストだろうと思う。天気がパーフェクトなんだ。でも夏にやるとしたら、スタジアムの気温はエアコンで20度に調整されるだろうね。」
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本当にもう今となっては何を言っても…なんですが、2006年以降の代表での扱いは、今でも忸怩たる思いがあります。本人がいくらなんでもない、入れ替わりは当然のことだ、なんて言ったとしても。代表は優勝したけれど、例えば9番とラウルとだったら、いったいどっちが点が取れてハードワークができるのか……。


おまけ:何を言い出す
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元レアル・マドリーの監督であったラドミール・アンティッチは、ジョゼ・モウリーニョの退任の後に、フェルナンド・モリエンテスをクラブの監督として提案した。「マドリーは変化、フレッシュな空気を必要としており、ここでの良い選択はフェルナンド・モリエンテスだろう。彼は笑顔を与えられる。」とアンティッチは、Esports Cope(番組名)で語った。
(後略)
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モリエンテスが好きだった自分でも、マドリーの監督なんてまず無理、と率直に思う……ま、笑顔を与えられるのは間違いないと思いますが。

契約解除

2013-05-21 06:13:43 | football
レアル・マドリーとモウリーニョ、契約解除で合意
月曜日、マドリーでは役員会があり、終了後フロレンティーノ・ペレスは以下の内容を発表。
1)ジョゼ・モウリーニョと話し合った結果、今シーズン終了後に契約を終了することになった。しかるべき時であるということで合意した。役員全体を代表して、ジョゼ・モウリーニョの働きに感謝を述べたい。彼と共に、我々はスポーツ面での大きな飛躍と競争力を手にした。彼の新しいキャリアでの幸運を祈りたい。
2)クラブ法規第38条b項に基づき、また役員会の提言により、会長選を推進するよう選挙委員会に通達した。クラブの法規により、6月16日に行われる。私は選挙に出馬することを決めている。近日中に立候補を行う。


ASから、フロレンティーノ・ペレスの質疑応答
モウリーニョとの関係が終わるにあたり、どちらの影響が大きかったか。成功か、監督と周囲との問題か
「その質問は事実とは一致しない。誰も誰とも問題を起こさなかったし、これは相互の合意によるものだ。」

新しいプロジェクトにふさわしい理想の監督は
「それは今まさに進めていること。他の誰とも、何の合意にもいたっていなければ契約も成立させていないということを、私ははっきりさせておきたい。その仕事は今後のことだ。」

モウリーニョのマドリーはどうだったでしょうか。落胆、悲しみ、怒り?
「誰でも同じように、出て行くときには、家にいる方が良いもの。出て行くことが良いという人は誰もいない。しかし今シーズンを経て、我々両者で、この関係を終了するのに正しい時だと合意したのだ。監督の働きに感謝している。」

モウリーニョが成し遂げた最高のこと、そして失敗とは何か
「今後わかるだろう。私が考えるのは、我々の見方にとって、モウリーニョのバランスは、スポーツ面、競争力について、質の面で躍進を得たということだ。マドリーにはあるべき場所があるが、我々は長年にわたってベスト16で敗退していた。今や我々はセミファイナルに進出した、上位で何年も続けて。ただ、リーガ、国王杯で2位で終了し、チャンピオンズのセミファイナルで終わるのを当然のことと見る人たちもいるだろう。多くにとってそれで十分でも、我々にとってはそうではない。我々の文化は勝つということ、それ以上のものはない。スポーツの観点から見たバランスは、ポジティブなものだ。」

モウリーニョを見てきてどうだったか、彼の話すこと、求められる監督としてのプロフィール
「今シーズンは、モウリーニョとクラブに対して求められるレベルについて、十分だと考えられるものではない。しかし悪いシーズンではなかった。我々は率直に、普段通りに話をし、この状況を分析してきた。そしてそれ以上のことはない。次の監督については、新しいステージとなるだろう。我々が向上し続けるのを助けてくれる人間であればよいと思う。今日、我々クラブは経営的に非常に安定しており、スポーツレベルについて我々は失ってはいけないものだが、これを失った。」

スポーツ・ディレクターについて。ジダンの名前が噂されている
「しばらくは、我々が話をしない人たちについて詮索が行われるだろう。今日はその日ではない。」

1年前、モウリーニョと契約を延長し、今その関係を終わらせるとは何があったのか。マドリディスモが壊されたのか
「2つ目の質問から答えよう。マドリディスモは、かつてないほどに団結している。私が来た時、マドリーのソシオたちは、繰り返し思い出したくない混乱の時から来ていた。マドリディスモはかつてなく団結している、壊されてなどいない。
モウリーニョは、今のプリメーラ20チームの中で最も長く指揮を執ってきた監督だ。しかし彼は、このクラブを去ることがベストだと考え、伝えてくれたその理由を私は共有した。」

モウリーニョについて、また選挙についてどう感じているか
「彼には続けてほしかった。継続性が監督に与えられるべきだと私は思っている。しかしプレッシャーのレベルが増していき、人々には限界があり、そしてこのような事になった。前回の選挙を除いて、常に複数候補者がいる。他の候補者がいることについては、当然のこと、健全なことだ。今回の決断は、多くの物事に対して行われた。もしわれわれがCLを獲っていたとしてさえも、何かこうした話し合いがあったことだろう。彼は、耐えることが困難なレベルのプレッシャーがあるyと考え、こうなった。彼は多くを求める監督だ。彼自身についても、他の人に対しても。彼は消耗した。」

選手達に対するモウリーニョの発言、彼は口を慎むべきだったか
「私は真実を言う必要がある。どの監督にもそれぞれのパーソナリティがある。しかし彼の要求のレベル、競争力は最高のものだ。確かに、彼はかつて過ちを犯し謝罪をした。しかし彼を主対象としてかかっていたこのプレッシャーのレベルは普通ではない。我々はこのプレッシャーを名誉に思っている。それがマドリーであり、ここでは勝つということだ。しかし彼にはノーマルな限界があったのだ。そして監督の判断という点については、私はそれに敬意を払っている。こうしたことは起こるものだ、レアル・マドリーでも何度も起きた。重要なことは、ソシオが一体となっていること。ジョゼ・モウリーニョのバランスが取れていれば、彼は我々に強さと競争力とをもたらしてくれていたと考えている。過去に、ヨーロッパの大会で抜きん出ることができなかったのは事実。今日では、そういうことはない。そして、セミファイナルで幸運がなかったも真実だ。バルサ、ドルトムント戦では運がなかったし、バイエルン戦はペナルティ……すべては相対的なもの。我々がいた場所から、我々は大きな飛躍を遂げた。そして我々の義務は、向上し続けること。もし我々が欧州のカップを手にしていたとしても、こういうことについて話すことはしなかっただろう。」

彼は選手達に対して無礼だったと言った。モウリーニョは教育が足りてないのか、あるいは甘やかされすぎたのか
「君はそういう小説が大好きなんだろう…私は知らないことだ。ディエゴ・トーレスの想像力ときたら(質問をしたのはEl Paisの記者)。しかし彼はよく書いているよ。選手達に近いいくつかの視点から、私は話すことができる。私の目標は、選手も監督も、いらだたせることではなかったよ。」
※El Paisは一般紙ですが、スポーツ担当(マドリー番?)の記者ディエゴ・トーレスは、モウリーニョ叩きの記事を実によく書いてました。チームの不調や選手の不調、何が起きても結論はモウリーニョが悪いことになるという……。また選手たちの不和を創造し、真実ではない、とアルベロア等を怒らせていたことも。」

モウリーニョ自身の敗北か、あなたの失敗か
「あなたが第3者に、このレベルの争いの世界での「失敗」という単語について話すなら、68ポイントで優勝できるリーグがあることと、今や我々は100ポイントが必要になっているということについて考えてほしい。失敗という単語は、事実と一致しないものだし、またマドリディスタはそのとおりに感じないだろう。1950年以来、我々は9個の欧州のカップを手にしてきた。毎年ではなかったのだよ。」

メダル授与にクリスチアーノやモウリーニョがいなかったのは正しいことではないと思うか(国王杯の準優勝メダル授与の場面でこの2人が姿を見せなかったことを、マスコミが取り上げていた)
「2人は退場になった。それが理由だろう。」

モウリーニョの限界を行き過ぎたというプレッシャー、それは何か
「このクラブは、プレッシャーとともにあることに慣れているクラブだ。私が2000年に会長に就任した際、このプレッシャーを理解するのは大変なことだった。このプレッシャーは重要なものだし、人々も影響を与えることを望む。しかしこのプレッシャーの中では時に行き過ぎたものになる、外から来た人々にとって。ジョゼ・モウリーニョが私に言ったのは、イングランドでは、フットボールというのは、試合の2時間前から始まり、試合の2時間後まで続くものだということ。しかしここでは、1週間、7日間続くのだ。ここでは、1日眠ることもできない。ある種の侮辱や、文明化されていない人間のようなこと、これは普通ではない。なぜなら、それを読んだり、その環境で我々のように暮らす家族がいるのだから。そういうことだ。」

アンチェロッティは、PSGに、フランスを離れたいということを伝え、マドリーを可能性として挙げた。何の事前合意もないとあなたは言ったが…
「私が言ったとおりだ。PSGおよびその会長に対する私の最大限の敬意であり、他のすべてのクラブに対しても同じこと。先週ゼネラル・マネージャーがパリへ行き、彼が来る可能性について問い合わせをした。なぜなら、(アンチェロッティの)契約が終了するのだと考えていたからだ。彼らはノーと答えた。そう、完璧なことだ。明日にも解決すべきという問題ではない、やがて着手することだ。また、彼だけではない、2人、3人と候補がいる。それ以上にだ。」

アンチェロッティとジダン
「先ほど、その手の質問については回答した。ジダンはマドリディスタたちの心の中にいる選手であり、それは彼が素晴らしいプレイをしたからというだけではなく、彼が体現するものの価値によるのだ。彼の目標は、若年カテゴリーの監督をすることであり、そういったこと(アンチェロッティのアシスタントなどに就くこと)について話をしてはいない。しかし彼は、このクラブの財産の1人だ。

シーズンの締めくくりに向けて

2013-05-20 07:13:32 | football
クリスチアーノ・ロナウド、今シーズン終了?
国王杯ファイナルで、ガビのタックルを受けた後、報復行為を行ったとして退場になったクリスチアーノ・ロナウドですが、競技委員会の裁定次第で、今シーズン終了になる可能性があるとのこと。

ASによれば、競技委員会の裁定は火曜日に決まるそうです。穏便な攻撃(そんなものがあるのか知りませんが)と判断されれば1試合のサスペンション。適用されそうな規則もいくつかあるようで、例えば、ボールをプレイする機会がないところでの違反と解釈されれば2試合、ただしこれは国王杯での適用。怪我をさせずに相手を攻撃、これが試合が中断している際に起きた場合、あるいは距離があって(審判が?)介入できない状態で起きた場合とみなされると、4試合~12試合のサスペンションで、これはリーガの残り試合に適用(さらには来シーズンの頭にも)。

報復行為がカードそのまま1試合ってことはなさそうだし……。


アンチェロッティが発言
「私の意思はこのクラブ(PSG)を離れること。クラブからの返事を待っている、決めるのには数日かかるだろう。いくつかのオファーがある、レアル・マドリーはそのうちの1つだ。でも私にはPSGと1年の契約が残っている、そしてクラブの決定を待っている。」
カナル・プリュス・フランスに。
PSGの会長やレオナルドも、アンチェロッティの申し出があったことを認めています。


マドリーの決断
おそらく、モウリーニョは解任ということになるでしょう。一部には、月曜にも発表されるという話も。ASは、一応最終節まで率いて今シーズンいっぱいで終了、としています。

一応2位は確定してますが、残り2試合が、CLを狙うレアル・ソシエダ戦、残留を確定したいオサスナ戦とリーガ的には重要な試合ばかり。何よりも、いくら失敗のシーズンだったとはいえ、グダグダで今シーズンを終えてほしくはありません。モウリーニョはもう辞めるんだな、という中での残りのトレーニング、試合になるのかもですが、できるだけ良い形で今シーズンの残り2週間を過ごしてほしいと思います。


おまけ:延長戦前

大きい画像にリンク

声をかけたりタオルを配ったり上着を着せかけたり。イケル、優しい。

準優勝

2013-05-18 07:33:15 | football

決めるものを決めなければ勝てません。
…って、ドルトムント戦の時にも思ったんですけどね。あのセカンドレグの、前半で何度もチャンスを無駄にしたときの。今日は、早い時間に先制点が入って……その後で余裕を出したのか受けに回って落ち着いて過ごしていた時間が本当にもったいなかった。気が緩んでいたなんて、そんなことはないだろうけど…でもアトレチコに先制してまずはホッと一息、ってところがどこかあったんじゃないだろうか。攻めきって、畳み掛けてしまうこともできただろうに。なんか、こういったメンタルの問題は、ここ何シーズンもずっと言っている気がします。そんなつもりはなさそうだけど、でもどこか舐めてたんじゃないの?とか、大一番で平常心ではなくなってしまっているようなところが。はっきり見えるものではないので、推測でしかないですが。

何度もあった絶好のチャンスにも、ポスト、GKの正面、打ち上げ…と、決められなかった。クリスチアーノ以外の(特にFWの)ゴールがなかなか決まらないのが、今シーズン気になる点の一つではありましたが、今日がまさにそういうことに。決められた決勝点がセットプレーからだったってのも、まさに今シーズンの象徴ってとこですかね。

後半終了が近いころから、トンネルの出口あたりにマルセロがいて、延長開始前の円陣には、マルセロはもちろんヘススにモラタ、ナチョ、アダン、ペペ…と今日は召集外で本当はスタンドにいなければいけない選手たちが加わり、その後もベンチ付近にたむろして…本当はいけないんだろうけど。選手たちの一体感とかタイトルへの気持ちってのはあったんだとは思うんですが。





試合後のモウリーニョ
プレスカンファレンスでモウリーニョが、自分のキャリア史上で一番の失敗シーズンだったと言ったようです。そうでしょうね…。

キャリアの中で
「キャリアとは何年もあるもの、1シーズンではない。いつでもファンタスティックなシーズンを送り、主要なタイトルを手にする人がいるのかはわからない。今シーズンは、私にとってもレアル・マドリーにとっても十分ではないタイトルしか取れなかった私の最悪のシーズン、悪いシーズンだ。ファイナル1、セミファイナル1、2位、スーペルコパ。多くの人にとっては良いかもしれないシーズンでも、私には最悪だ。」

不公平な結果
「スコアが1-1の時、チームはボールをポストに3度も当てた。3回もボールがポストに当たるなんて普通じゃない。この結果がフェアではないと考える、つまりアトレチコがタイトルを取ったという結果はフェアではない、と考えるフットボールの魔法使いになる必要はない。延長戦には2回チャンスがあった。1つはイグアイン、1つはエジルだ。この結果は相応しいものではない。フットボールではすべてが忘れられる。審判のこと、ポストに当たったこと。勝者が残り、それはアトレチコだ。

マドリーで失敗したのか、隠れていたのか(プレカンに出なかったこと?)
「もし君が正直なら、君がそうだというなら、この3シーズン、私が敗戦の後に隠れたことが決してないことについて話すべきだ。決して、引き分けの後も隠れない。絶対にだ。勝利の場合は、大きな勝利の時、たとえばリーガやコパのバルセロナ戦の後も、隠れていない。試合の前については、行くか行かないか決める権利がある。クォーテーションマーク付で、“私は正直”だ。もしクォーテーションマークを取りたいというなら、モウリーニョは常に顔を出した、この3シーズン、すべての敗戦でモウリーニョがいた、と書くべきだ。」

失敗なのか?
「私は今シーズン失敗した。最初のシーズンにコパを取り、リーガとチャンピオンズのために戦ったというのは普通のことだろう。だれもが、世界で最高のチームがレアル・マドリーに対していたと考えた。2シーズン目は失敗ではない。世界で最高のチームに対して、リーガを獲得した。そしてチャンピオンズはペナルティで敗れた。私自身はペナルティを蹴れない。そこでも失敗した。この2年は良いシーズンだった。3年目は良いものではない、破綻だ。物事がうまくいっていれば、それは皆のもの。物事がうまくいかなければ、それは監督のせいだ。失敗するのも作り上げるのも選手ではない。それは監督だ。近づいたと思っても、フットボールでは近くづいていない、そういうものだ。私にとっては、これは最悪のシーズンだと言える。多くの人にとって良いものでも、私には最悪だ。」

リーガあと2試合、将来
「レアル・マドリーとは3シーズンの契約が残っているし、将来について会長と座って議論もしていない。アンチェロッティや他の監督の話がされるのは普通のことだろう。私がチェルシーに行くとか、あそことかどことか、そういうこともだ。私は、正直でいると約束しなければならない。会長が私に思うことがあれば、クラブはそれを公式に発表する。そういうようにあらねばならない。リーガ残り2試合について、それに敬意を払うことが重要だ。目標のために戦っているチームがある。レアル・ソシエダは、チャンピオンズ・リーグを目指すことが重要だろうし、オサスナには降格の危機がある。会長と私は座って話をする。シーズンの終わりを待つ必要がないことは当然のことだと思う。何が起こるか見ていくことだ。」

退席のシーンは何があったのか
「言わない方が良いだろう。」

国王杯ファイナル、召集選手

2013-05-17 07:09:21 | football
国王杯ファイナル、召集選手
GK:イケル、ディエゴ・ロペス、アダン、ヘスス
DF:セルヒオ・ラモス、ペペ、アルビオル、カルバーリョ、アルベロア、コエントラン、マルセロ、ナチョ
MF:シャビ・アロンソ、エッシェン、ケディラ、カカ、モドリッチ、エジル、カジェホン、ディ・マリア
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、イグアイン、モラタ

負傷欠場:バラン

膝の手術をしたばかりのバランを除き、トップチームの全選手が召集されました。


プレカンはラモス
ファイナルの試合前日のプレスカンファレス…なのに、モウリーニョは姿を現さず、セルヒオ・ラモスがメディアの質問に答えました。

「僕がここで話すことは、モウリーニョが話すことと同じだ。監督が僕に、プレスの前で話をしたいかと聞いてきたので、そうしたいと答えた。」
「僕がここにいるのなら、それには理由がある。僕たちはここに、フットボールの話をするためにいる。誰かの将来のことでもないし、論争を作り出すためでもない。カピタンの1人として、誰に対してもリスペクトをする。論争も騒動もない。」

雰囲気:重要なのはチーム。マドリーは我々以上の存在。タイトルの上にあるものなどない。僕たちはファイナルの準備をしてきて、本当に試合が待ちきれないでいる。

どちらが有利か:ファイナルにそういうものはない。チャンピオンズ・リーグの後で、この大会は特別なものになっている。怪我?言い訳するものは何もない。ファイナルとは勝つために戦うものだ。

選手たちの団結:これは選手たちの試合。相手を知っていて、難しいものになるとわかっているし、タイトルが賭かっているんだ。自分たちを駆り立てていかないといけないし、コパを勝ち取るためにすべてを尽くしていかないといけない。ドルトムントとの試合で僕たちがしめしたような熱い気持ちをファンに再び捧げることができたら、素晴らしいことだろう。

自身の怪我:監督は僕がどういう人間かわかっているし、チームのために僕の仕事をしたいと思っている。すべてが僕たちが願った通りになるよう望んでいるよ。

ペペはプレイするか:僕が決めることではない。僕は監督ではないし何の権限もない。誰もがプレイしたいと願っている。ぺぺはチームから引き離されて等いない。チームと一緒にトレーニングしている。選手を決めるのは監督だ。

準備:僕たちの監督について何かすごく好きなことと言えば、ミーティングをどう準備してどんなふうに話をするかと言うこと。でもピッチに入れば、すべては僕たち次第になる。

敗北:そうなれば、タイトルの点では失敗となるだろう。でも僕たちはすべてを出してきた。負けることもあるだろう。そうであってもなくても、ドルトムント戦での姿勢を示すこと。悲観的になったり、それを示したりしない。良い形で終わるということだ。

ファン:僕はいつも良い意味で驚かされている。スタジアムは二分されるだろうが、でもそこは僕たちのピッチ、僕たちの有利にプレイできる場所だ。

クリスチアーノとPSG:どれだけのクラブが、それだけの価値がある選手に10億ユーロを支払われるというのか、理解する必要がある。彼はマドリーにいるべき選手で、彼がここにいるのは嬉しいことだ。

ディエゴ・コスタとファルカオ:過ちから学ぶ必要がある。僕はそうしたし、彼らもそうであってほしい。僕たちが何かバカげたことをしなければいいと思う。フットボールのイメージを守らなければいけない。

チケット価格の高騰:僕からは何もない。両クラブが決めることだから。でも個人的には、もっと安いと良かったとは思う。意見は言えるけれど、変えられることではない。

マドリーが勝ったらモウリーニョを胴上げするか:タイトルはしかるべき形で祝わないといけない。フィエスタもまさにそういうものになるだろう。

モウリーニョの交代:その話をするつもりはない。

アトレチコ:チョロ(シメオネ)はそれぞれの選手たちから多くのものを引き出すが、彼らのピッチではプラスのものだ。僕たちのファンがより良い後押しをしてくれるよう願っているよ。
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プチ集まり
水曜には選手全員(バラン除く)の昼食会がありましたが、MARCAによると、木曜も選手たちの一部がカカの家に集まり…って集まったのが、ディエゴ・ロペス、カルバーリョ、シャビ・アロンソ、カジェホン、アルビオルと意外な?顔ぶれ。


さてどっち
どちらが勝ってもマドリーの街はフィエスタになるはず。マドリーが勝った場合は、金曜の夜そのままシベーレス広場でのお祝いに、アトレチコが勝った場合には翌日にネプトゥーノ広場でのお祝いとなるそうです。また市庁舎での公式レセプションは、マドリーなら午前中、アトレチコなら午後。
ちなみにシベーレス広場とネプトゥーノ広場は、400mほどしか離れていないとのこと。ベルナベウからはおよそ5㎞の距離。


おまけ:ピーナッツリフティング、指で。

25人中24人

2013-05-16 06:56:49 | football
まず最初にこの記事を……日本語にしてたら、すっかり遅れた内容になってしまいましたが。
セルヒオ・ラモス、間に合うか
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今シーズン3148分の出場時間は、チームで3位。
マドリーで既に351試合に出場、歴代24位。

通常であれば、また別の種類の試合であれば、セルヒオ・ラモスが金曜に試合をすることはないだろう。ラモスは昨日、全体と一緒のトレーニングができなかった。しかし個人で、ボールを使ったトレーニングをした。ロヒブランコとの決戦まで、トレーニングは2回しかない。しかしアイロンマン・ラモスの話だ。そして、ファイナルだ。
彼が負傷した、チャンピオンズ・リーグの準決勝ボルシア・ドルトムント戦の2ndレグ以来、離脱しなければならなくなった。この決戦の日は疲労困憊だった。ドイツのチームを相手に逆転を目指した彼の捨て身の試みには、代償が伴った。
クラブは公式のメディカルレポートを出していないが、しかしラモスは、ラリーカーよりも傷だらけだった。彼は頑丈で真摯だが、壊れないわけではない。ドルトムントとの戦い後、彼の全身には痛みがあった。
その後の数日は、休養と回復のための理学療法との組み合わせで時間を過ごしていた。しかし、チーム全体と一緒にトレーニングができないまま2週間になるというのは、重大なことだろう。彼は、リーガのバジャドリ戦、マラガ戦、エスパニョール戦を欠場した。

もしコパのファイナルを戦うというなら、ギリギリの状況にあるということだろう。しかしながら今のところ、危険信号は発されていない。なぜなら、カーサ・ブランカで言われているとおりだからだ。「この男は、すべてを手にできるのだ」と。
彼は、この試合を逃すようなことはしたくない。そしてモウリーニョにとっては、バランが負傷した今、彼をディフェンスの中央に置くことは絶対に必要なのだ。おそらく、相棒はアルビオルになるだろう。
セルヒオ・ラモスのコンディションへの疑問があるなら、それはペペのことを考えさせるものとなるだろう。ペペは、カシージャスに対するモウリーニョの発言への異議から懲罰対象となっているが、その場合、少なくとも召集はされるだろう。
ペペは、最新のリーガでのベルナベウの試合は控えだった(マラガ戦、と書かれてますがこの試合は召集外では)。その次のコルネージャ・エル・プラトでのエスパニョール戦では、バルセロナへ帯同したが、召集外だった。
マドリーの選手達の何人かは、ファイナルに間に合うかどうかといったところだが、モウリーニョは全員を必要としている。良いニュースの1つは、アルベロアの回復。1ヵ月半プレイしていなかった。彼が最後に出場したのはトルコでのガラタサライ戦で、その後背中を痛めていたが、回復し土曜日にはトレーニングに復帰した。
間に合わない可能性があるのはマルセロで、先月のベティス戦で筋肉を傷めている。
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そしてグッドニュース
水曜のトレーニングでのGood Newsは2つ。

1、セルヒオ・ラモスが全体練習に復帰しました。
2、マルセロが全体練習に復帰しました。

万全のコンディションでない選手は何人かいると思いますが、バランを除く全選手が、国王杯ファイナルに起用可能となりました。


バランのためには
優しいカピタン・イケルが、こんな画像を掲載。ちなみにバランは既にマドリーに戻っていて、リハビリを開始したところだそう。



“Essien Game of Hope”
エッシェンの財団が主催するチャリティマッチ「Essien Game of Hope」が、6月8日、ガーナの首都アクラにて行われるとのこと。「命を最大限に生かすことができるよう、普通の人たちに、希望や激励を届けたいといつも思ってきた」、(2011年にもアクラで、アフリカ代表vs世界選抜のチャリティマッチがあり)「この時のように多くのスター選手たちに参加してほしい」とエッシェン
実際にどれだけが参加できるかわかりませんが、マドリーの選手たち(など)も告知をお手伝い。


クリスチアーノ、ケディラ、マルセロ


モウリーニョ、エジル、モドリッチ

選手たちの一体感

2013-05-15 00:21:09 | football
火曜のトレーニング:エジル復帰
エジルが全体練習に合流しました。先週の水曜に負傷して、1週間で復帰。軽傷で本当に良かった。あとはラモスとマルセロが間に合うか。


バランから
「膝の手術は成功したよ!励ましのメールをありがとう!」

包帯巻いてあると痛々しいなあ…。


食事会
コパのファイナルを前に、選手たちが集合して昼食会。決起集会?
やっぱりというか何というか、監督以下コーチ陣は不参加だったそうですが、今はその方が選手たちの結束が高まりそうでいいんじゃないでしょうか。この際。一応、一部のスタッフ(理学療法士やチェンド)も参加していたそうです。





ブラジル代表:マルセロ
コンフェデレーションズカップを戦うブラジル代表が発表され、マルセロの召集が決まりました。カカは召集されず。
マルセロは負傷の多いシーズンになってしまい、現在もまた負傷中ですが、その分、シーズン通した疲労はそれほど多くないはずで…日本代表との対戦もありますし、楽しみです。

手術終了

2013-05-14 01:32:24 | football
手術終了
右膝の半月板を損傷したバランは、今日(月曜)、フランスのベジエにて、Dr. Herve Silbertの手により内視鏡手術を受け、無事成功したとのこと。今後は、マドリーにて経過を観察する。


トレーニング再開
日曜は休養をとったマドリーの選手たちは、コパ・ファイナルに向けて、月曜からトレーニングを再開。ケディラが全体練習に復帰、先週末から全体に合流したアルベロアも問題なくトレーニングを続けられているようで、この辺りがGoodニュース。
コパに間に合うかもと言われているセルヒオ・ラモスとマルセロですが、残念ながらまだどちらもピッチへ出ての調整はできないようです。またこの日は、イグアインも室内での調整。


おまけ:フットボール…ゴルフ?
イグアイン、コエントラン、エジル、バランという、何でこの4人?で、フットボールゴルフ。Bwinのプロモーション。