けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

ウェルダン

2006-04-30 02:18:47 | football
English Barclays Premier League Week 37
Liverpool 3-1 Aston Villa

リバプールの得点:モリエンテス(3)、ジェラード(60、65)
アストンヴィラの得点:バリー(57)

ピッチに出る前、元チームメイトたちと旧交を温めあい、This is Anfieldにタッチしてからピッチに登場したミラン・バロシュ。KOPからは「ミーラン!ミーラン!」のチャントも歌われたようです。


ホーム最終戦。この試合先発したモリエンテスは久しぶりのゴールを決めました。シャビのスルーパスを受けた後、右脚で打つと見せかけてから切り返し左脚で枠ギリギリへ流し込み。落ち着いた良いゴールでした。
今日はモリエンテス、全体として好感触。いつもは手数も少ないのですが、今日は何度かシュートも打てていましたし。評価基準がずいぶん低いとも思いますが…。
いつも気になる現地掲示板では、

「ウェルダン、ナンド!……シーズン通してこうだといいね!」

まったくだ。
ところでモリエンテスは得点したときに、副審に抱きついていませんでしたか? 無礼であるとかそんな理由でサスペンションになったりしないか少々不安です。

ジェラードの2得点も素晴らしかった。特に2点目は、思わず歓声を上げてしまうほどのファインゴールでした。


それから、


おめでとうございます。

ファイナリストはセビージャ

2006-04-28 21:50:49 | football
UEFA Cup Semi-Final 2nd leg
Sevilla 1-0(Ex.) (agg. 1-0) Shalke 04
セビージャの得点:アントニオ・プエルタ(101)



思わずかの有名なセリフ「見ろ!人が○○のようだ!」を思い浮かべてしまったサンチェスピスファンです。試合は見られませんでしたが、UEFA杯のセミファイナル2nd leg、セビージャが延長戦の末シャルケ04を破り、もちろん初のファイナル進出が決定いたしました。セビージャはたしか今年がセンテナリオ、まさに記念すべき1年になりそうです。


試合を決めたのはアントニオ・プエルタ。ペナルティエリアに少し入ったところから美しい曲線を描いたシュートでした。


個人的に、活躍してるなあと思っているのがこちら、GKのアンドレス・パロップ。長い間バレンシアで2nd GKでしたが、今シーズン遂にセビージャに移籍しました(正直なところ、もっと早く移っていればよかったのにとも思うのですが)。至近距離シュートへの反応が良い印象、W杯候補にも上げられるほどになりました。


バルサを出された後、モナコでも完調というわけにいかなかったサビオラですが、今シーズン特に中盤以降、がんばっているようです。競争の激しすぎるアルヘンティナ代表を目指して、もうひとがんばり。


ファイナルはオランダのアイントホーフェンにて、お相手はミドルスブラ。ボロは第1戦は1-0の敗戦、第2戦も2点先制された絶体絶命の後、怒涛の反撃をして勝ち抜きました。

ということで今シーズンのヨーロッパ頂上決戦はスペインvsイングランドであります。気になるのはバルサとセビージャが対戦を残していること。この間の日曜日、大雨で文字通り流れた試合が…日程が厳しくなりそうです。じゃんけんとかしちゃえば?

再び会長辞任

2006-04-27 06:40:30 | football
バルサがんばったなあと思いつつMARCAをチェックしにいったら

レアル・マドリーの役員会がフェルナンド・マルティン会長を辞任させる

役員会はFM会長に辞任を要求し、選挙の開催を決めたとのことです。しかし何でしょうこのごたごたっぷりは…。

しばらく前から、会長選を行わずに会長に就任したフェルナンド・マルティンに対し、役員会の何人かは正当な選挙を経た上での会長を要求しているというニュースがありました。
選挙を行うためには、おそらく会長選に出るであろうフェルナンド・マルティンが会長職を続けて選挙の実施をしぶっているのは良くない、ってことでしょうか。

ラ・レアル戦の後だったか、試合結果に怒った会長が休息日に練習をさせたなんてことがあったり、「アンリを連れてくる」なんて今までの「ギャラクティコ路線」と体制がかわってないような話が出てきていたりで、周囲の不信感が募っていたのかもしれません。

ということで、Luis Gómez-Montejanoというお爺ちゃんが選挙まで会長職を代行するようです。選挙はいつだろう。新監督なり補強なり考えると、一刻も早くお願いしたいところです。カルロス・サインツ、出るのかな?

イエロー・サブマリン

2006-04-27 01:57:43 | football
2005/2006 UEFA Champions League Semi-Final 2nd-leg
Villareal 0-0 Arsennal



ファイナルは届きそうで届かないものでした。ただ守るだけのアーセナル相手に試合をコントロールしたものの、決めることだけが欠けていました。大きな舞台での緊張感に、少しずつ狂ったものがあったのか。後半終了間際にリケルメのPKが止められ、そしてすべてが終わりました。

足りないものはあったけれど、CLの準決勝を戦う価値のあるチームでした。残念です。

皆のジズー

2006-04-26 21:19:01 | football
エメ・ジャケ(98年W杯優勝時のフランス代表監督)
少し悲しいよ。この2年間ジズーが過ごしてきたことを考えると、彼のためには非常に明快で誠実なものだ。ピッチの上に彼の人生と誠実さと輝きがあった。このレベルのこの位置にあるプレイヤーには、もう何もしてあげられることはない。だからフランス代表チームと共に最後のW杯を戦って止めるというのは良いことなのだろう。なんという挑戦、なんという目標だろう!

レイモン・ドメネク(現フランス代表監督)
フットボールを愛するすべての人間同様、私も悲しい。W杯の後では、これ以上ジネディーヌを、これ以上のレベルで再び見ることはできなくなるのだろうから。彼の計り知れない才能、多くの功績で、ジズーはフランスと世界のフットボールで永遠に語り継がれる。今引退すると彼が宣言したことで、彼はW杯に向けて良い準備ができ、落ち着いた精神を持って戦うことができるだろう。ドイツで彼が素晴らしい成績を治めたいと強く望んでいることを私は知っている。そして彼のキャリアに、さらにもっとも美しいページを書き足す余地があると確信している。レ・ブルでのもう1つのW杯を獲得することだ。

ミシェル・プラティニ
私は彼が2つのゴールと、ある世代を記したと考えている。1998年W杯ファイナルで2ゴールを決め、1998、2000、2006のジダン世代を…。技術的には、彼は基礎の王者だったと信じている。コントロール、パス…誰も彼のようにはスピードを殺してボールをコントロールすることなどできなかったのだから。彼には別格の基礎があった。我々のように引退すると、昔のことであれこれ言わせてもらうものだ。15年すると彼(ジダン)はこう言うだろう。「私の頃はフットボールは間違いなくもっと良かったよ」

ディディエ・デシャン
ジズーは過ごしてきたシーズンをひとつにつなげる年齢に達している。彼は非常に早くからキャリアをスタートした。17歳からプロフェッショナルとしてのキャリアをスタートしたんだ。彼は怪我で悪いシーズンを過ごし、そのクラブも困難なシーズンを送った。おそらくそれが彼の決定に影響したのだろう。それが良い時期か悪い時期かを言えるのは彼だけだ。何があっても、彼が戻ることはもうないだろうと私は考えている。彼の選択は敬意を払われなければならない。

マルセル・デサイー
引退についてはユーロ2004の時に話していた。小さな負傷があり、疲労感があった。おそらく彼は息をつきたくなっているんだろう。プロフェッショナルというものは今は非常に大きなものになっている。だから彼はフットボールから少し身を引き、そしてW杯に気持ちを完全に向けて臨みたいのだろう。私や他の者とは違い、彼はあるひとつのイメージに占められている。ジネディーヌ・ジダンは世界中で知られたプレイヤーだ。彼は自分のイメージを非常に高い位置に保っていることが絶対に必要だった。31歳というトップキャリアで引退したプラティニよりも、ジダンはそのイメージを保たなければならなかった。今、誰もジダンのレベルには並び得ないと私にはわかる。ジダン、彼はジダンだ。彼は私にとって最高のものだ。

ビセンテ・リザラズ(代表、ボルドーで同僚)
彼は私に良いタイミングで良いボールをくれた。ピッチ上で彼のように親しく分かり合える人を見つけるのはめったになかった。人間として彼は特別な人だ。もちろん私たち皆が寂しく思うだろう。でも将来、彼は自身を表現する別のやり方を見つけるだろう。

ファビアン・バルテズ
その時がきた。友人である以前に、私にとって彼は世紀の選手であり、彼はキャリアすべてを通じて可能なことすべてを成した。今となってはこの決断は彼のものだ。しかしこのレベルにある選手、ユヴェントスからレアル・マドリーに移籍し、代表でも戦い、3日ごとにハイレベルの試合をこなしてきた選手であることも確かだ。この最後の時に当たり、私たちにできることは何もない。

ティエリ・アンリ
ジダン、彼は特別な選手だ。誰にとっても悲しいことだ。私たちは彼が良い結果を持って引退できるようすべてを尽くすつもりだ。しかしこれは少しおかしな言い方かもしれない。私たちは最後のトーナメントを共に戦うのだから。
以上、レキップ()より。


ラウル
僕たちは喜びと少しの落胆とを分かち合ってきた。他のフットボール選手には備わっていないクオリティを持った、唯一無二の選手が去っていく。フットボールを愛する我々のようなすべての人間が彼のプレイを楽しんできた。特にマドリディスタはこの最後の5年間を楽しんできた。それに彼は素晴らしい仲間であり、非常に謙虚な人物だ。彼のプレイ、彼の記したゴールが歴史となるだろう。

デイビッド・ベッカム
選手として彼はナンバーワンだ。世界最高の選手であり、同時に人間としても家族の一員としても素晴らしい。世界最高の選手がレアル・マドリーでもうプレイしないのはとても寂しく感じる。寂しいけれど、でも彼のキャリアは最高のものだった。幸運を願っているよ。

セルヒオ・ラモス
ジズーが僕たちのチームにいたことは大きな名誉だ。今シーズンで僕たちと別れることになるのは辛い。今はできる限りかれから学び、彼の素晴らしい仲間であらねばならない。

グティ
ジダンに関して短い言葉でまとめるなんてできない。彼は素晴らしい人間であり、フットボールに時代を刻んだ選手だと思う。別の誰かが彼の領域に達するまで長い時間がかかるだろう。

バチスタ
世界中のフットボールにとって極めて大きな痛みだ。彼は既にフットボールの歴史に名を残した選手だ。多くの選手がそう感じているだろう。非常に大きな、特にマドリーにとって大きな損失だ。

ロビーニョ
ジズーは世界で最高のプレイヤーだ。彼と共にプレイしたことは僕たちにとって誇りとなる。ジダンのようなフェノメノと一緒にプレイできて光栄に感じている。

パブロ・ガルシア
ジダンは人間としてもフットボールプレイヤーとしてもフェノメノだ。ここに所属して彼と共に過ごし、彼の最後のシーズンを分かち合えたことが嬉しい。これは喜びであり、名誉であり、誇らしいことだ。

シシーニョ
彼にプレイを止めて欲しくない。ここで彼と一緒に続けていきたいんだ。

エルゲラ
ジダンについて何か言おうとするなら、彼はレアル・マドリーでキャリアを過ごした世界最高の選手の一人であるということだ。さらに彼と人として付き合った俺は、彼は何よりも最高だと言うことができる。偉大なフットボール選手であるということに、彼はどんなに人間らしく素晴らしい人物であったかと付け加えられる。そして彼が引退するというなら、我々皆が寂しく感じることだろう。

ロベルト・カルロス
ジダンはフットボールに対して多くの素晴らしいことを成し遂げてきた。彼は偉大な人物だ。引退はフットボールに関わるすべての人間にとって辛いことだ。

ミチェル・サルガド
サッカー全体、世界中のサッカーにとっての痛手だ。我々仲間たちが言える唯一のことは、彼と共にプレイし、フットボールを楽しんだことを誇りに思うということだ。あらゆる点で彼が非常に特別な選手であったことは真実だから。彼の人生に幸多かれと願っている。これが一番重要だ。実際それが一番大切だと私は考えている。フットボーラーということ以上に、彼は我々にとって印象深い人物だった。彼がすべてを満たしたと信じている。

アルバロ・メヒア
彼がレアル・マドリーで過ごしたということは何よりも素晴らしいことだ。ピッチ上でのフットボール選手としても、ピッチの外での人間としても、最高だ。偉大な選手であり、偉大な人物だ。

カルロス・ディオゴ
偉大な選手がフットボール会から去るということは悲しい。奇妙に感じられることだろう。ジダンがするすべてのことは素晴らしいものだ。

ラウル・ブラボ
彼がレアル・マドリーで長く過ごしたということは最高だ。彼とロッカールームで過ごす時間を分かち合えたことは、私のキャリアの中で大きな意味を占める。我々は彼から、選手として、それ以上に人間として多くのことを学んできた。フットボールプレイヤー以上の存在だ。

ディエゴ・ロペス
彼は素晴らしい選手であり、優れた人間であり、偉大なプロフェッショナルだ。だから彼が引退するということはあらゆるものにとっての損失だ。

フランシスコ・パボン
この10年間で最高の選手だ。このニュースを聞いて唯一言えることは、これは世界レベルでの損失だということだ。

アントニオ・カッサーノ
いつも彼を尊敬していた。フットボールで多くのことを成したからだ。ピッチの中では、彼は僕を兄のように扱うんだ。彼の決断は敬意を払われなければならない。彼は常に非常に論理的な人間なのだから。常に彼のことをすばらしい仲間として、優れた人間として思い出すことになるだろう。

オスカル・ミニャンブレス
大きな損失だ。彼を見てきた僕にとって、彼は別世界の偉大な選手であり、やがて彼と知り合って人間としても選手としても偉大な人物であることがわかったからだ。

以上、マドリー公式より。


正直なところ、まだ実感がわきません。来るのがわかっていたことではあるのですが…。

ジダン、引退を発表

2006-04-26 02:34:00 | football
今日、カナル・プリュスのインタビューで、ジダンが今シーズン一杯+W杯後の引退を宣言しました。正式な会見は、水曜日の午後、マドリーで行う予定。数日前からASやMARCAが報道していたことですが、本当のことでした。

やはり一番印象深いのがこのゴール。01/02CLファイナル、対レバークーゼン戦でのスーパーボレー。
今でも多くの選手が「CLで一番好きなゴールは?」という質問にこれを上げる。


カナル・プリュスのニュースの見方が良くわからないので、レキップからジダンのコメントをざっと読んでみました。Football365はサイトの大部分がジダン特集になっています。

ジネディーヌ・ジダン
W杯が終わったらプロフットボールプレイヤーとしてのキャリアを終える。
今こう宣言するのは特殊かもしれない。だが十分に考えた上での決断で、W杯の前に決める必要があると考えていた。時々頭にちらついていたことだった。それをすっきりさせたかった。クラブに対しても、W杯を終えて、3週間のバケーションを取って、戻ってきて、それから「引退するので新しい選手を探してくれ」と言ったりすることはできなかった。
とりわけ私の身体が問題だ。この1年、自分で言い返すことができない問題だった。2年間、結果がついてこなかった(註:3年間。レアル・マドリーとジダンは2003年以来何のタイトルも手にしていない)。目標に到達できない場合、自分に疑問を投げかけるものだろう。私がここまでやってきた以上に良くなることは不可能だとわかっている。より困難になる年齢だ。今私がやっているような状態でさらに1年を過ごしたいとは思えなかった。


昨シーズン辺りからプレイの衰えが目立つようになってきていました。自分の求めるものが出せなくなったら幕を引く、そういうことなのでしょう。キャリアの終わりがこんなグダグダなマドリーだったのは、彼のキャリアに対して申し訳ない気すらしてしまいますが…。

マドリーのユニフォームを着るのはあと2試合。その後はレ・ブルでキャリアを終えることになります。



88/89~91/92:カンヌ
92/93~95/96:ボルドー
96/97~00/01:ユヴェントス
01/02~05/06:レアル・マドリー

数字で振り返るジダンのキャリア

1番目
リーグ・アンデビュー:89年5月20日 ナント 1-1 カンヌ
リーグ・アン初ゴール:91年2月8日 カンヌ 2-1 ナント
ヨーロッパカップ戦デビュー:91年9月19日 Salgueiros 1-0 カンヌ(UEFA杯)
ヨーロッパカップ戦初ゴール:93年9月28日 ボルドー 5-0 ボヘミアン・ダブリン(UEFA杯)
代表初キャップ:94年8月17日 フランス 2-2 チェコ
代表初キャプテン:02年8月21日 チュニジア 1-1 フランス
初タイトル:96年11月26日 インターコンチネンタル杯 ユヴェントス

1:W杯優勝(98年),ユーロ優勝(00年),CL優勝(02年),バロンドール(98年)
2:W杯決勝でのゴール数
3:FIFA世界年間最優秀選手(98,00,03)
5:マドリーでの背番号,カンヌ,ユヴェントス,レアル・マドリーでの所属年数
6:W杯の決勝トーナメントで戦った試合
7:ボルドー時代の背番号
13:出場可能性のある残り試合(リーガ3試合,フランス代表の親善試合3試合,W杯でファイナルまで行った場合7試合),プロのキャリアの中で受けたレッドカード
14:ユーロの決勝トーナメントで戦った試合
20:プロのキャリアにおいてジダンに関わった監督:ジャン・フェルナンデス,エリック・モンバーツ,シネ・フェルナンデス(以上カンヌ),ローラン・クルビス,トニ,エリック・グエリット,スラボ・ムスラン,ジャルノー・ロア(以上ボルドー),マルチェロ・リッピ,カルロ・アンチェロッティ(以上ユヴェントス),ビセンテ・デル・ボスケ,ガルシア・レモン,カルロス・ケイロス,アントニオ・カマーチョ,バンデレイ・ルシェンブルゴ,ファン・ラモス・ロペス・カロ(以上レアル・マドリー),エメ・ジャケ,ロジェ・ルメール,ジャック・サンティニ,レイモン・ドメネク(以上フランス代表)
21:ユヴェントス時代の背番号
28:フランス代表(94~06)での ゴール数
94:リーグ・アン,セリエA,リーガ・エスパニョーラでの総ゴール数
99:フランス代表キャップ数
108:ヨーロッパでのカップ戦出場試合数
503:リーグ・アン,セリエA,リーガ・エスパニョーラでの総出場試合数
75000000:2001年,当時の世界最高金額で移籍した際のコマーシャル契約料(単位ユーロ)

逃げる

2006-04-23 23:44:23 | football
2006 Jリーグディビジョン1 第9節
清水エスパルス 2-1 浦和レッドダイヤモンズ

清水の得点:マルキーニョス(23)、チョ・ジェジン(25)
浦和の得点:ワシントン(42=PK)

前半は自分たちのリズムを維持して得点し、後半は守り倒しました。後半から前に上がってきて攻撃しまくりだったトゥリオに斉藤トシくんを当てた采配が一番利いたように思います。最後はDF登録が6枚入って、一人一殺状態に。トシくんを入れたところで「守備増やすだけ?」と少し驚きましたが、その後の展開を見て納得。あらかじめ計画していた手のひとつだったようです。2年目の健太監督、自分の考えを着々と実行に移して成果を出しつつある感じです。ちなみに健太は監督修行中にイルレタ@デポルに通ったことがあります。イルレタデポルみたいなチームになるのかな、清水。
しかしロスタイム5分、と見せかけて5分30秒以上はきつかった。皆よくがんばった。

冷凍みか~ん♪


FA Cup Semi Final
CHELSEA 1-2 LIVERPOOL

リバプールの得点:ヨン・アルネ・リーセ(21)、ルイス・ハビエル・ガルシア・サンス(53)
チェルシーの得点:ディディエ・ドログバ(70)

チェルシーがジョー・コールやダフを入れるまでは「チェルシーどうしたの~」なんて思ってましたが、その後は危ないシーンがいくつかありました。でも試合開始から一貫して良いムードを保てていたリバプールが逃げ切り。左サイドに固定しないキューウェル、良かったですね。交代時の負傷が気になりますが…鼠径部を痛めた可能性があるようですが、正確な情報はまだ不明。せめてW杯に支障がないように…。
モリエンテスは10分+5分ほど出場時間をいただきました。役どころは時間稼ぎ、ボールキープ、前線からのプレス。この辺りは年の功でした。やり慣れないタックルにも果敢に挑戦したおかげか、現地サポーターからの評価もすこーし上がったようです。

試合後にジョゼさんがずいぶんリバプールを腐していたようですが、勝ったのはリバプールだもんね~。ファイナルは5月13日に、ウェンブリーが完成しなかったのでミレニアムスタジアムで。お相手はボロかハマーズか、もうすぐ決まります。

いたいいたい


なんとなくこの2試合、気分的に似たパタンでした。リードしてるけど逃げきらなければいけない状態で、おまけに最後はロスタイム5分超。疲れたー。

シアラー引退

2006-04-22 13:14:59 | football
BBCSkySports
月曜日のサンダーランド戦で膝の靭帯を損傷したニューカッスルのアラン・シアラーが、キャリアの終わりを発表した、と出ています。今シーズンで引退とは前から言っていたけど、シーズンを全うできなかったのは残念…


以下は、BBCよりシアラーがThe SUNに語ったコメント。
ここで終わる。残念だけれど残り3試合はプレイできない。でも不満なんて言うことができるか?私にはすばらしい記憶がある。後悔はしていない。すばらしいキャリアだった。
膝に水が溜まっている。手術の必要はないが、数週間は膝を固定するギプスが必要だ。
心の底では、私が脚を引きずってスタジアム・オブ・ライトから出て行ったあの時、それで終わりだろうとわかっていた。ファンもそれは良くわかっていただろう。4-1でサンダーランドに勝利して引退するのは劇的で素晴らしいと思う人もいるだろう。それも正しいかもしれない。
私がトロフィーを獲得できなかったこと、それは問題ではない。私は私のやり方を通し、夢のような人生を送った。
子供の頃の私の夢はニューカッスル・ユナイテッドでプレイしセントジェイムスパークでゴールを決めることだった。このクラブのためにプレイすることがすべてだ。誰もそれを私から取り上げることはできない。


ニューカッスルで404試合出場206ゴール。
94/95シーズン、プレミアシップ獲得(ブラックバーン)。
イングランド代表(1992~2000年)63キャップ、30ゴール。
サウザンプトン、ブラックバーン、ニューカッスルの全キャリアで733試合出場379ゴール。


シーズン終了が近づき、他にも今シーズン一杯と宣言している選手たちが気になるようになって来ました。W杯が終わった後で、と考えている選手もいるでしょう。さびしい季節です。

心の琴線に触れたニュースでした。

栗鼠

2006-04-20 13:43:13 | football
2005/2006 UEFA Champions League Semi-Final 1st-leg
Arsenal 1-0 Villareal

アーセナルの得点:コロ・トゥレ(41)



戦力的には厳しい状況が続きますが、次はエル・マドリガル。まだチャンスはあるはずです。



UEFA Champions League 03/04・04/05 「 CLベストマッチ10」

Keiさんに情報を頂きました。スカパー最高~。モナコの試合が(なぜか)3試合もあります。とりあえず初回放送だけ自分用メモに。

03/04 グループステージ第4節 モナコvsデポルティーボ 
初回放送:4/29(土)17:00(150) Ch.184 パーフェクト チョイス

03/04 準々決勝 2nd.leg モナコvsレアルマドリード 
初回放送:4/30(日)15:00(150) Ch.184 パーフェクト チョイス

03/04 準決勝 2nd.leg チェルシーvsモナコ 
初回放送:4/30(日)17:30(150) Ch.184 パーフェクト チョイス

03/04 グループステージ第5節 インテルvsアーセナル 
初回放送:5/6(土)11:30(150) Ch.184  パーフェクト チョイス

04/05 グループステージ第6節 リバプールvsオリンピアコス 
初回放送:5/6(土)17:30(150) Ch.184 パーフェクト チョイス

03/04 ベスト16 2nd.leg マンチェスターUvsポルト 
初回放送:5/7(日)15:00(150) Ch.184 パーフェクト チョイス

04/05 準々決勝 2nd.leg チェルシーvsバルセロナ 
初回放送:5/7(日)17:30(150) Ch.184 パーフェクト チョイス

04/05 ベスト16 2nd.leg リヨンvsブレーメン 
初回放送:5/14(日)17:30(150) Ch.184 パーフェクト チョイス

03/04 準々決勝 2nd.leg デポルティーボvsミラン 
初回放送:5/13(土)15:00(150) Ch.184 パーフェクト チョイス

04/05 ベスト8 2nd.leg PSVvsミラン 
初回放送:5/13(土)17:30(150) Ch.184 パーフェクト チョイス

TO DO

2006-04-18 23:16:57 | football
FERNANDO MORIENTES: THE BIG INTERVIEW
リバプール公式サイトより、モリエンテスのながーいインタビュー。


プレミアシップでの2位確保か、それともFA杯を制することか?
理想を言えば両方とも。でももしどちらかを選ばなければならないとしたら、チャンピオンズリーグの予備予選を戦う方に僕は落ち着くよ。それでもうひとつトロフィーを飾れるというのならね。フットボールでタイトルを獲得するチャンスがあるならいつだって、それを掴み取らないと。僕はFA杯と3位という地位を受け入れるよ。そうすれば良いシーズンになるだろうね。

FA杯のファイナルであなたが決勝点を決めたら…
そうしたら特別にすごいだろうね。でも僕たちが勝つのなら誰が得点しようと気にしないよ。

イングランドフットボールにおいてFA杯がどれだけ重要なものかということをどのくらい知っていますか?
新しいリーグ、新しいクラブに移籍したら別の大会について知る、これは大切なことだ。他の国から適切な行動を取るのは不可能だろうから。僕がリバプールに来て最初にされた質問のひとつがFA杯の重要性についてだった。ここの選手全員が、そしてファン全員がこの大会に勝利することを求めていることを知っている。これはスペインとは少し違うね。コパ・デル・レイはここまで高い注目を集めはしないから。でも僕たちは、イングランドではFA杯が本当に重要なものだとわかっている。

ジョゼさんと彼の選手たちが、我々とファイナルとの間に立ちふさがっています―我々は彼らに勝てるでしょうか?
もちろん勝てる。今シーズン初め頃、彼らが余裕をもって勝利していた頃では、チェルシーは負かすのがもっと大変なチームだったと思う。守備も攻撃も彼らは非常にすばらしかったから。でも今はおそらく、シーズンの状況は少しずつ彼らに追いついてきている。彼らは常に簡単に試合に勝利できるわけではなくなっている。ここ何週間で彼らは勝ち点を落としているし、だから無敵だなんて雰囲気はもうない。試合当日、僕たちが上手く機能すればそこにつけ込めるはずだ。僕たちがチェルシーと対戦するという事実は、僕たちにとって戦う大きなモチベーションとなるだろう。

チェルシーの評判は少し落ちてきました。あなた自身の評判も同様に、昨年をある程度、それとも少し上回るものだと思いますか?
15ヶ月間ここにいて、僕がやったことよりもはるかにもっと多くのことをもたらせると思っていた。僕はもっと多くのことを自分に期待していたんだ。これは周りの人たちが僕に期待していることというのではなくて、僕が僕自身の期待を持っていたということだ。自分の期待に沿っていないのだったら、楽しくはやっていけないと思う。僕が、僕自身にとって一番厳しい教師なんだ。僕はサッカー選手としての14年間から、こういった状況から抜け出す唯一の方法はとにかく一生懸命に練習することだけだということを理解している。その点では僕は幸せだ。どんなに一生懸命僕が練習しているか、これからもどんなに一生懸命練習し続けていくか、僕はわかっているから。今の状況に関しては僕はすごくポジティブだよ。僕はリバプールで成功できるだろうとまだ確信している。

それでも批判はあなたを動揺させたはずですが…
僕はフットボールの世界をとてもよく知っている。だから批判は僕にとってはもう驚きではない。スペインにはこんな格言があるよ。ゴールを決めれば人は近づいてきて賞賛し話しかけたがる、でも悪い時期には人は近づきたがらず話したがらない、って。フットボールがどんなものか、僕は現実として十分に理解している。僕は批判に影響を受けずに、長い間プレイしてきた。得点すれば賞賛される。賞賛されないなら、それを受け入れなければならない。

あなたの華々しいキャリアの中で、あなたの能力に疑問が投げかけられたのはおそらく初めてでしょう―これがなおも成功しようという覚悟を促すものでしょうか?
僕は自分のキャリアでは高いレベルでプレイしてきたし、うまくやって来た。フットボーラーがプレイしていく上で、ピークの時も谷間の時もあるということを僕たち皆が知っている。トップフォームの時もあれば、もっと難しい時もある。いつでもトップフォームではいられないんだ。リバプールの皆はフットボールをする方法を知っている―どうやってプレイするか忘れてはいけない。そうすれば突然悪い選手になったりはしないから。たぶん僕はある意味僕自身の成功の犠牲だとも言えるだろう。人は僕を批判している。なぜなら彼らは、僕がプレイできる可能なレベルを知っているからだ。それは僕が受け入れるものだ。この先のある段階になれば僕は良いレベルに戻ることができると自分でわかっているよ。

リバプールに来たことを後悔したことは?
いや、まったくないよ。僕はとても幸せだ。マドリーを離れる時、僕はビッグクラブに行きたかったから。そして僕は正しい選択をしたと思っている。僕はただビッグクラブに来たというだけじゃなかった。タイトルを勝ち取ること、トロフィーを勝ち取ることにひどく飢えたクラブに来たんだ。このクラブの偉大な歴史や今このクラブが見せているものを考えると、リバプールは未だヨーロッパにおける非常に大きなクラブであり、その一部分でいられることに僕は本当に喜びを感じているよ。

この難しい時期に、監督やチームメイトから受けたサポートに、個人的にはどのくらい感謝しているでしょうか?
僕のことを知らないで、ただ試合での僕を見ているだけの人間からのコメントを読んでも、それは実際に僕を悩ませたりはしない。でも監督、裏方のスタッフ、チームメイトからのコメントだったら話は別だ。彼らは毎日のトレーニングでの僕を知っているし、どんなに一生懸命僕が練習しているかも知っている。そういうサポートを受けているということが僕の自信にとって大切なんだ。そういうサポートなしでは状況は変ってくるだろうから。
誰が何を言おうと、僕は常にベストを尽くしている。僕がプレイするどんな試合でも、僕は常に100%の力を出している。僕にとって状況が良くなれば、それが僕を支えてくれた人たちにお返しをして僕の感謝を示すのに良いことだと思う。


そうすると、あなたは移籍したがっているというわけではないようですが…
僕は4年の契約にサインした。その契約を全うしたいと思っている。ここにいたいんだ。この先の何年間かで、僕たちはピッチの上でいくつもの成功を手にすることができる自信が僕にはあるから。ここでの未来はとても明るい。同時に、この先何が起きるかは決してわからないものなんだ。特にフットボールの世界ではね。4年間は長い。でも今言えることは、僕はリバプールにいられて幸せだということ、そしてここにいたいということなんだ。

最近のフラム戦とバーミンガム戦でのゴールで、あなたの自信はどれほど高められたでしょうか?
いつでも決めたゴールの数で判断されるものだ。その2ゴールを決められたのは良かったよ。つまりその試合が終わる時に僕がそこにいられたからね。同時に、別の試合で僕が得点しないで終えてもフラム戦やバーミンガム戦が終わった時よりも幸せなこともある。僕が得点して同時に良いプレイもしていればそれは理想的だけど、いつもそうはならないよ。

なかなかゴールできないことに多くの批判が集まった後で、フラム戦で得点できた時にあなたは狂ったように大喜びしなかった。なぜでしょう?
本当にわからないんだ。どうやってあのゴールを祝ったか覚えていないんだよ。ゴールを祝うのにはたくさんのやり方がある。それが決勝点だったら、5-0で勝った試合の4点目を決めた時よりも狂ったように祝うだろうね。

最近はゴールが決まるようになりましたが、ストライカーたちがひどく批判されていたのはそう昔のことではありませんでした。その間フォワードの間にに、一緒になってあらゆる悪いものを解決しなければという強迫観念のようなものがあったのでしょうか?
正確なことは言えないだろうな。すべては続いているんだ。時には良い状態であることもあり、あるときは悪い時期に突入する。僕たちは、まったくゴールができなかった悪い時期の後、5試合で20得点した。マスコミが、僕たちが悪い時期にいるときには批判して、再び得点し始めたからといって突然どんなに我々のストライカーたちが偉大かと言い出すのには楽しませてもらってるよ。強迫観念ではなく、ストライカーたちはひとつに団結しているよ。僕たちはプロフェッショナルであり、悪い時期の後には良い時期がやってくるとわかっている。フットボーラーたちでさえも、なぜフットボールにはそんな波があるのか説明するのは難しいことなんだ。ただそういうものであり、僕たちはそれを受け入れている。

この国ではストライカーが、何点ゴールを決めたかということだけで判断されるのはフェアだと考えていますか?
フェアではないけどそう期待されているんだ。もしたくさんゴールを決めているなら、良い状態にあるという自信から試合でより良いプレイができるだろう。得点できないで自信を欠いていると悪い方向に影響を及ぼす。そして結局は過剰に大変な思いをすることになる。

ゴールスコアラーといえば、ロビー・ファウラーは契約を更新されるべきでしょうか?
ロビーが過去に成し遂げたことを僕は良く知っているし、彼の練習やプレイする様子を見ていて彼がこの先の未来に成し遂げられることもわかる。彼が契約を更新するのはとても重要なことだよ。
僕はフットボールを知りフットボールをテレビで見て若い頃を過ごした。でも試合を見ていなくても、確実にロビー・ファウラーとは誰かを知るだろう。ここでは彼はファンにとって真のアイドルなんだ。そして彼は、試合を見に行こうとする人たちに足を運ばせる原因の一部になっているんだと思う。皆は彼から何か特別なものがえられると期待しているんだから。
彼はイングランドにとっては最高のインターナショナルなゴールスコアラーであり、リバプールにとっても最高のゴールスコアラーだ。彼の通算成績がそれを物語っているよ。


自宅に帰りフットボールから家族へとスイッチを切り替えるのは簡単なものでしょうか?
フットボールが家庭生活に影響しないようにしようとするものだけれど、でもそれは難しいことだ。自分のプレイに満足していなくても、家に帰ろうとしたり部屋に鍵をかけて閉じこもったりはしないだろう。でもたぶん、僕はいつもしているようにしゃべったりはできないだろうね。妻はいつも、僕が完璧に満足しているかどうか見分けることができるんだ。子供たちのために、良い顔をして一緒に遊ぶようにする。でも仕事を家に持ち込まないでいることは不可能だよ。

奥様はここで幸せでしょうか?
そうだよ。もし家でのことが上手くいっていなければ、すぐにこの仕事はたぶん自分に合っていないんだと判断して状況を変える必要が出てくるだろう。でもそんな風にはなっていない。

4歳と6歳、2人のお子さんがいますね―お子さんたちは学校でハッピーで落ち着いていますか?
最初の頃は2人にとっては大変だったと思う。学校で自分の意思を伝えることが本当にできなかったのだから。でも今では、子供たちの進歩が本当に誇らしいよ。 子供たちが遊び場で話しているのを見ると、本当にきれいな英語を話すんだ。そんなにも違うんだよ。

もうミニ-スカウサー(リバプール訛)になったでしょうか?
確かに、娘の方はスカウスのアクセントだね。

彼女たちが話していることを理解できますか?
娘が学校が終わった後で友達を家に連れてくるときは、何をしゃべっているか聞こうとするんだ。でもほとんどの場合見当もつかない。簡単なことじゃないよ。妻は3番目の子を妊娠しているけど、この子はすぐに地元のアクセントを身につけるだろうと確信しているよ。

クラブには他のスペイン人選手、スペイン人家族がいます―メルウッドで過ごす以外の時間の多くを人付き合いのために使っているのでしょうか?
もちろん。選手全員が仕事以外でも一緒に過ごすのが理想的だろう。でも現実は必ずしもそうなるわけではない。ビッグクラブでは国籍の違う人たちがトレーニングの後の時間を一緒に過ごすことがわかるだろう。ここでもそうだよ。僕たちが社交的になる手助けになるのだから、これはポジティブなものだよ。リバプールには街としての魅力がたくさんある。僕たちはグループで外出して、歩き回ったり楽しんだりするのが簡単にできるんだ。

それでは、この街のストリートにいるファンたちがどれくらいフットボール狂かということがわかったに違いありません。
本当に驚いたことは、サポーターたちがどんなに行いが良いかということだよ。皆、適切な振る舞いをするんだ。もしファンが、選手が子供と遊んでいるところを見たら、彼らは真っ直ぐやって来てサインをねだったりしないだろう。遊びが終わるまで彼らは待つんだよ。十分な敬意をもって話しかける。素晴らしいことだよ。批判ではなく、これはスペインとはまったく違っている。

では、あなたは街中でまったくの見知らぬ人とフットボールについて会話を交わすことが何度もあった?
そうだよ。普通は次の試合のことや一般的なフットボールのことについて話しかけてくる。でもダービーの前週は、皆がひっきりなしにやって来て、僕はエバートン相手にゴールを決めなければいけないとかエバートンをやっつけなければいけないとか話しかけてきたんだ。僕はダービーがファンにとってそんなにも重大な意味を持つんだということが理解できたよ。あの試合で良い結果を出せたことは本当に嬉しいよ。

あなたは長い間フットボールをやってきています―リバプールのファンはベストでしょうか?
彼らは信じられないくらいすごいよ。世界のどこでフットボールをしても、皆がリバプールのサポーターのことを知っている。ここに来るまではアンフィールドでプレイする機会はなかった。でもリバプールのファンについては、リーガ・エスパニョーラの友人たちからいつも聞かされていたよ。僕自身もそれを体験したいと思っていたし、もちろん期待はずれになるようなこともなかった。試合中の彼らは最高だからね。
リバプールのファンがチームにもたらすのは期待するようなサポートだけではない。他ではめったにないことだけれど、彼らには敵に対する大きなリスペクトと感情とがあるんだ。敵の選手やチームが拍手喝采をあびるところなんてそんなに見られるものではない。今シーズンのCLで僕たちを負かしたベンフィカのようにね。
CLのグループリーグで対戦した時にレアル・ベティスのファンと会話したんだけれど、彼らはリバプールに滞在している間にリバプールファンから受けた手厚い歓迎について話してくれた。フットボールクラブとしてのリバプールの伝統は本当に特別なものなんだ。ここにいる誰もがそれを心から誇りに思うべきだよ。


今週末、選手とファンはヒルズボロの悲劇の追悼のために団結しました。1人の外国人として、1989年4月15日 はあなたにとってどんな意味を持つものでしょうか?
あの事故が起きた時、僕はまだ若かった。でもここにやって来ると、そのことをとても意識するようになる。この日がすべてのリバプールファンとクラブにとってどんなに重要かということを深く認識している。4月15日は、毎年敬意を表され想い出されるべき日付だ。昨シーズンリバプールとユベントスが戦った時にヘイゼルの悲劇が追悼されたことが正しかったのと同じように、今回の追悼も正しいものだ。ヒルズボロで失われた命のために悲しみをもってファンは団結している。あの悲劇で亡くなった人たちの代わりになることはできないけれど、僕はここにいて今このクラブの一員であるということを受けて、彼らの気持ちを感じている。

ここまでリバプールにとってどんなシーズンといえるでしょうか?
かなり良いものだったと言えると思う。一番ネガティブで苦味を後に残しているものは、CLでベンフィカに敗れたことだ。彼らをけなすわけではまったくないけれど、両チームを見比べたら2試合とも僕たちは彼らに勝てたはずだと思う。
そう、もし勝ち抜けていたとしても僕たちは次にバルセロナと対戦することになっただろう。おそらくヨーロッパでは最高のチームだ。でも僕たちが次に進んでいたら何が起こるかわからなかっただろう。
シーズン開始当時の最大の目標は、少なくとも確実にトップ4で終わること。そしてうまくいけば、僕たちはその目標に向かって突き進んでいるところだ。これでFA杯で優勝できれば、さらに良いことだね。


そして、あなたはスペインが大舞台で再び期待を裏切ることのないようにするため、ドイツに行こうとしている…
過去に、スペインの選手たちが大きな大会に過信して臨んだことはないと思っている。ただ新聞が部数を伸ばしたくて僕たちの可能性を実際に立てただけだ。イングランド、ブラジル、ドイツ、イタリアは大きな自信を持ってW杯に出場するだろう。彼らは頭高く上げていくだろうけど、僕たちはそうはできない。僕たちは足を地に付けて現実的に進んでいかなければ。僕たちは1試合1試合をものにして、そして何が起こるか見る必要がある。スペインの人たちは、僕たちにはグループリーグを突破する可能性が現実的にあるということを理解していると思う。それから何が起こるかを見る。スペインにはクオリティの高い選手たちがいるけれど、ドイツにいく他の国と同じようにタイトルを取ったことがないんだ。

それではどこが優勝するのでしょう?
できればスペイン、現実的に行くならブラジル。ブラジルは他よりもひとつレベルが上だ。それから3つか4つの国にもチャンスがある。彼らが良いプレイをして、それから少し運があればね。

このインタビューを通じて、あなたは笑ったりジョークを言ったり、そして全般的にとても良い雰囲気でした。批判があるのに、ここでは幸せそうに見えますが…
もし人生を楽しめないのなら、今私があなたに話しているように話すことができると思う? うまく見せかけるのは僕には難しいことなんだ。僕はまっすぐな人間で見たとおりなんだよ。もし僕が幸せでないなら、その通りの印象になっただろう。僕はとても幸せだ。リバプールを愛している。リバプールのファンたちを愛している。今の厳しい時期を切り抜けてこの先たくさんゴールを決められるという自信がすごくあるんだよ。

おわり


vamosmoroさんからリンクしていただいております…が、完読には程遠い状態であります。のんびりと進みます…。ありがとうございます。

気になる負傷

2006-04-18 17:07:49 | football
シーズンも終盤,疲労がかなりたまっているせいか負傷者が目立ちます。そんな中で、気になるスペイン代表関係。

フェルナンド・トーレス
右膝の内側靭帯を捻挫、と17日にオフィシャルサイトが発表しています。日曜日のビルバオ戦で痛めたもので現時点では全治期間は明らかにされておらず、とりあえず「今週末土曜日に行われるアラベス戦への出場は困難だと見られている」とのこと。ラウルの復活が遠そうでモリエンテスも「……」な現状ではビジャとトーレスが調子を維持してくれていることが重要なんですが、ここへきての負傷は心配です。どこも大騒ぎしていないから大丈夫だろうと思うのですが。

ビセンテ
12日に全体練習に復帰していたバレンシアのビセンテですが、土曜日(15日)の練習で足首を痛めてトレーニングを離脱したそうです。17日付のバレンシアオフィシャルサイトのニュースによると「月曜日(17日)、回復措置としてチームの残りとともにケアを続ける」とのことで、こちらも詳細は不明。全体練習に復帰する少し前の頃には「W杯に間に合わないかも」などと言っていたようですが、プジョルと大喧嘩できる人間が何を弱気なことを。ビセンテももちろん必要な人なので、元気に復帰して欲しいです。

おまけにアイマール
バレンシアのニュースついでに。回復状況は順調で、48時間のうちに退院できるだろうとのことでした。良かった良かった。


おまけのおまけで、どうしたら良いかわからなくなるヘタフェ戦について。

今更ですが、改めて「こんなチームに誰がした」。フエラとはいえ受身になるところが多く、シュートを浴びまくり、いつものごとくイケルがいなければ1-1なんてものでは済まされなかった試合でした。マドリー側の前線ではボールの出し所がほとんどなく、やむを得ずドリブルでつっかけては簡単にボールを奪われ、するとあっという間にゴール前までつながれてしまう。中盤はどこに飛んでいきましたか。一時良いと思っていた4-1-4-1のひとりピボーテ、やはり無理があるのかもしれません。ラウルは出だしは一時良かったものの、ボールに触れなくなり、消えました。ポストプレイがバチスタのゴールへのアシストにもなったのですが…
「ドリブルで突破できれば…」「ロナウドにボールさえ渡せば…」という個人頼み。ロナウドが出てればいいじゃないか、というところかもしれませんが、そんな攻撃がしたいのかマドリーは。というか今のままではロナウドだってきついはずです。なかなか良いボールも入ってこないし…。何をどうしたら良くなるのか、わからなくなってきました。

ま、ほんのちょっと前までボロボロだったバルサだってこんなに立派になったんだから、マドリーだってもしかしたら…
(言ってみただけです)

男塾

2006-04-17 01:52:18 | football

English Barclays Premier League Week 31
Blackburn Rovers 0-1 Liverpool F.C.

リバプールの得点:ファウラー(29)

「ヒルズボロの悲劇」の犠牲者に黙祷を捧げて試合がスタートしたわけですが…あのゴールはブラックバーンちょっとかわいそうかもしれませんね。今のルールは、ボールに触って初めてオフサイドになるんでしたっけ? ルール上は問題ないかもしれませんが、少々同情の念を覚えずには…でもずいぶんファールされたから同情しないでおきます。勝ち点3、やったー。
ジェラードはハムストリングに問題があったため試合前に離脱したようです。クラウチもベンチ入りせず、モリエンテスがファウラーと2トップでした。ファウラーとはそう相性は悪くない気がします。アシストもできましたからね。シュートを打つと一瞬見せかけてからの優しいパス、良かったと思います。でも脚を痛がった後は「交代してもいいのでは…」と本人並みに腰が引けたことを考えていました。無理して肉が離れたとか靭帯が…とかなったら、本当に冗談になりませんから。しかし結局80分余りプレイ。ま、全体としてみれば「うーん……」という感じででしたが……負傷が酷くなかったのは良かったです。

ブラックバーンは、上位につけているだけありますね。リバプールはよく守り続けてはいましたけど、何度かきれいにボールをつながれてゴールまで運ばれてしまってました。激し過ぎるところも多々ありますが、良くまとまった戦えるチームだと思います。

本日放送が鉄人八塚さんと川勝さんでしたが、個人的には川勝さんの解説はリバプール担当の中では好きです。難しくないし、わりと優しいし。川勝男塾のイメージが強かったので、もっと恐ろしい人だと思ってました。すべてをフォローしているわけではないのでよくわかりませんが、川勝さんが厳しいのはマテ兄貴くらいではないかと思います。マテが川勝さんのチームにいたら、まさか鉄拳制裁…

あと、ラファ46歳の誕生日おめでとう。


もう数時間でスペインでは
Liga Espanola 1ª DIVISIÓN - Jornada 33
Getafe - Real Madrid


とりあえずelmundo.esMarcaから予想スタメンを持ってきました。攻める方向が違いますが、あまり気にせず…。

Marcaはグラベセンをピボーテに入れてますが、負傷によりチームを外れた模様。復帰したP・ガルシアが入るのではないかと思います。トップはロナウドが負傷中なので、ラウルの可能性が高い。グティは先週の試合で退場したのでサスペンション。

最近ヘタフェの会長がマドリーについて何か余計なことを言ったらしく、しかもマドリーも公式にその発言を非難したらしく、新聞が喜んでます。この会長もマドリディスタですし、ヘタフェファンにもマドリディスタはけっこういるらしいのですが、因縁ができてしまいました。元気なデルビーになるかもしれません。

MARCAの最新情報では、S・ラモスとメヒアがCBでコンビを組み、ベッカムはベンチからスタート、とのことです。今のところイケル:サルガド-S・ラモス-メヒア-ロベカル:バチスタ-P・ガルシア:シシーニョ-ジダン-ロビーニョ:ラウル、で行くようです。

さて、4時55分まで寝よう。

2006シーズンの鹿スタ

2006-04-15 23:06:53 | football
行ってきました。



負けたけど。


鹿スタといえばお約束のモツ煮、今日も堪能してまいりました。鹿スタまでは車で1時間半ほど、なのでビールがいただけないのが残念ですが、今日は風が強くて寒かったのでそれほど惜しいとは思いませんでした。
試合内容は割愛。

負けたから。

試合が終わって駐車場まで歩く途中に、パチユニ屋が出ていました。やっぱり鹿島に来るパチユニ屋は品揃えが少しマニアックです。リバプールのユニフォームがいっぱいありまして、一番最初に目に飛び込んできたのが

21 TRAOLE

トラオレユニがパチユニ屋で買えるなんて…
それ以外にも

16 HAMANN
30 ZENDEN
31 MELLOR

ちゃんとジェラードとかルイスガルシアとかキャラガーとかヒーピアのもあったんですが、痒いところに手が届きすぎな品揃えには驚かされました。

買わなかったんですが。

早く帰ってきて

2006-04-14 21:59:29 | 研究


片時も手放さずにいた私の愛機、Ex-Wordが破損して数ヶ月になります。と言っても動かなくなったのではなく、画面と本体の接続部の左側がぱっきり割れました。右側のケーブルだけでつながっているのでグラグラしてます。試みに接着剤をベタベタ塗って押し付けてみたのですが、数週間しか持ちませんでした。

英語モノを読む機会は学生なので何かと多く、またサッカー絡みの非英語記事を読むときは、WEB翻訳で英語に→日本語に、というルートです。
この機種は、英和辞典はリーダース&リーダースプラス。「リーダースは良い」と妄信していますので、リーダースが入ってなければ電子辞書の意味がありません。単語が載ってない!ということは幸いほとんどありませんし(脳とか医学用語はちょっと弱いかな…)。これで和英と英英ももっと良いのを入れてくれれば完璧なのに。

毎日カバンの中に入れて持ち運び、休みの日も「電車の中で論文読むから」と連れて出かけました。国際学会ではもちろん大活躍です。これまでさんざん酷使し、また数度落下の憂き目にも併せてしまい、その結果…接合部弱いよ。

しかたなく今日研究所に仕事に行ったときに、技術屋のTDさんに直せるかどうか聞いてみました。TDさんはどう説明して良いかわかりませんがすごい人です。どんなふうにすごいかというと、

私「これこれこうでこういう装置があったら実験が楽になると思うんですよね~」
TDさん「作りましょうか?すぐできますよ?」

大学の方の研究室にはTDさんが作ってくれた刺激提示装置や自作電光掲示板(PCと同期して好きな文字を好きなスピードで出せる)があります。だいぶ変った方だとは思いますが、良い方向に変っています。

ということでTDさんにお見せしました。はんだみたいのでくっつければ良いんじゃないかな、と思っていたのですがそう簡単な話ではないようです。何をどうするか良くわかりませんが即修理とはいかず、お預けすることになりました。とりあえず1週間ほど。

大学院入試の時に買ったリーダース(普通に大きい本の方)、引っ張り出してこなければいけないようです。