けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

イエロのコメント

2011-05-31 11:05:49 | football
イエロのコメントASより
フェルナンド・イエロは、RFEF(スペインサッカー協会)のスポーツ・ディレクターとしての最後の日々を、2つの親善試合を戦うラ・ロハのアメリカ、ベネズエラ遠征で過ごすことになるだろう。彼のキャリアにおけるこのステージを締めくくるのは、そのフットボールに酸素を与えることが必要だと確信しているからだ。
スポーツ・ディレクターとしてのフェルナンド・イエロの姿は、RFEFで生まれた。EURO2008、2010W杯を勝ち取って4年がすぎた。「非常に強烈な4年間を過ごしてきて、私は自身のフットボールに酸素が必要だと思う。素晴らしい経験を積み重ねて私は豊かになったが、私は学ぶことを続け、私の将来について考え続けていきたい。」 イエロは、RFEFのWEBサイトでのインタビューにそう答えている。
「それが、私がこの職を離れる唯一の真実だ。私はいつでも、私にこのようなポジションを任せてくれたRFEFに感謝していくことだろう。私がRFEFに入るまでSDの職はなく、私がRFEF初のスポーツ・ディレクターになったんだ。」
イエロは、経済面の問題が辞任の理由ではないとしている。「金銭の問題は、私にとっても、また監督たちにとっても、決して重要視されることではなかった。」
そして成し遂げた仕事についてイエロは、代表のすべてのカテゴリーにおいて行った変革に誇りを持って去ると話している。「特に、大きな責任を持って監督の世代交代ができたことを嬉しく思っているよ。」
「私はヨーロッパや世界大会でも成績を残した下部のカテゴリーを引き継いだが、問題は簡単なことではなかった。私はちょうど良いタイミングでやって来たと思う。その後9ヶ月でフル代表がEUROを制したのだから。私は、代表のユニフォームの意味を、すべてのカテゴリーに伝えようと努力していたんだ。」
EUROとW杯を制したチームを構成していた選手たちについては、「彼らは我々のフットボール史における見本だ。」と述べている。一方で、彼らを率いたビセンテ・デル・ボスケについては、「自分を見つめるための鏡であり、すべての社会にとってのお手本だ。そして、間違いなく素晴らしい監督だ。彼には、尊敬の念と友情、そして愛情を感じる。」としている。
最後にイエロは、クアトロ・クラシコの中での数多くのぶつかり合いによって混乱した代表選手たち間の空気についての願いを話している。
「私は、代表は、我々皆が金の宝物のように大切にしなければならない偉大な価値を持つ目標として、あってほしいと願っている。我々のクラブたちの間の競争関係が、代表を壊さないように願うよ。」
「私は、良識と常識を持っていくことを求めている。フットボールにおける最高のものは、ピッチの中で起こることはその中にとどまるべきだということ。今回の対立はそうではなくて、多すぎるほどのコメントが出され、いくつかは非常に行き過ぎた調子であり、また時宜に合わなさ過ぎるものだった。健全な感覚を持つよう願っているよ。我々は、まだこの先3年間持っていられる夢と共に過ごしているのだし、それを守るために可能なことはすべてするべきなんだ。」


52,000/80,000
6月5日(19時30分キックオフ)に行われるレアル・マドリーvsバイエルン・ミュンヘン(ただしOB選手たち)のチケットは、既に5万2千枚が売れているそうです。AS曰く、今のところ出場が確実視されているのは、サンティジャーナ、ジダン、ブトラゲーニョ、フィーゴ、レドンド、ブライトナー、ルンメニゲ、アウゲンターラー、マカーイ。チケットは今も発売中です。


ロルカとハポンのために
もう過ぎてしまった話ですが、日曜日、トメジョソ(マドリーから150kmくらい南、カスティージャ・ラ・マンチャの街)で、「Futbol por Lorca y Japon」と銘打ったチャリティマッチが行われました。Fair Playというスポーツエージェント会社の主催で、トメジョソCFとリーガの有志の選手たちとの対戦。
エルゲラ、ポルティージョが出場なんて記事も事前には見かけましたが、結局出なかったようです。出場したのはソシエダのディエゴ・リバスとか…アダン(マドリーの?)が途中出場したらしい。監督は前デポルのロティーナ。
MARCAとかASでも取り上げないほどの目立たないチャリティマッチでしたが、スペインでも、まだこうしてチャリティの動きを続けてくれている。

あとこれも過ぎてしまった話ですが、メノルカでは日曜日に、ロルカの被災者のためのチャリティオークションがあり、バルサ、マドリー双方の選手たちから物品提供があったそうです。マドリーからは、イケル、クリスチアーノ、エジル、ペペ、シャビ・アロンソなど、計8人の選手たちのサイン入りユニフォームが提供されたとのこと。


胸に日の丸が。



モナコ、モナコ
昼(日本時間だと夜9時~11時くらい)はいつになくスリリングなモナコでのレースを楽しんだわけですが(アロンソ2位おめでとう、可夢偉5位おめでとう!)、夜にはASモナコがリーグドゥ降格となっていました。なっていましたというか、やっぱりだめでしたというか。アルル-アヴィニヨンとランス(ランスもまた…)の降格は既に決まっていて、最終節。危険エリアのチームは他にもあったのですが、CL枠がかかっていたリヨンが相手だったのは不運だったのか。ディアラ、どうするんだろう。

モナコもデポルも落ちるなんて、03/04の8-3試合とか、ファイナルまでいったモナコの生き生きした様子とか、リアソール劇場でミランのリードをひっくり返したデポルとか思い出すと……切ないもんです。

ベストイレブン

2011-05-27 20:37:26 | football
elmundo.esより
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バルセロナから3人、マンチェスター・ユナイテッドから3人、レアル・マドリーから2人、トテナムとシャクタール・ドネツクから1人。そしてこれに加えて、ラウル。エル・ブランコの元カピタン、現在はドイツのシャルケ04での冒険に乗り出し、ブンデスリーガを14位で終了した後、ドイツ杯を勝ち取った。最重要なのはチャンピオンズ・リーグ準決勝であり、最終的にはマンチェスターに敗れたとしても、このことはゲルゼンキルヒェンに歓喜をもたらし、マドリー出身のラウルをUEFAのベストイレブンに押し上げた。
毎週ごと、毎試合後に、欧州最高峰のフットボール機構のWEBサイトでユーザーによって行われた投票により、UEFAはその理想チーム、今シーズンのチャンピオンズ・リーグにおけるベストイレブンを公表した。このチームにはメッシの名前があり、しかし驚いたことにクリスチアーノ・ロナウドの名前はなかった。まるでラウルの影が、まだその前所属クラブとその新たなヒーローに差し掛かっているように。
シャルケの7番は、出場できる試合を1試合も逃さなかった。シャルケがチャンピオンズ・リーグで戦った12試合すべてに出場し、7ゴール、5アシスト。その例は、クォーターファイナル、サン・シーロで行われたインテル・ミラノ戦の1stレグで最高潮に達した。彼はそこで3点目となるゴールを決め、シャルケがクラブ史上初めて準決勝に到達する原動力となった。
ラウルの入ったベストイレブンのうち、6人がウェンブリーでのファイナルに出場する。マンチェスター・ユナイテッドからは、ベテランのエドウィン・ファン・デルマンチェスター・ユナイテッドからは、ベテランのエドウィン・ファン・デル・サール、ライアン・ギグス、CBのネマニャ・ヴィディッチ。バルセロナの3人は、メッシ、イニエスタ・ピケ。レアル・マドリーでは、2つのファイナリストチームに近い人数が選ばれている。マルセロとメスト・エジルだ。他に、左サイドバックのダリオ・スルナ(シャクタール・ドネツク)と右サイドバックのギャレス・ベイル(トテナム)。
ファンが選んだこのチームからは、クリスチアーノ・ロナウドやチャビ・エルナンデス、ウェイン・ルーニーといった選手が漏れた。選ばれた11人のうち、最も票を集めたのはメッシで、専門家からもファンからも、平均8ポイントだった。次いでイニエスタ (7.6 / 7.3)、ベイル (7.1 / 6 8)、スルナ (7.0 / 6.9)。V.D.サール (6.1 / 7.1) とラウル (6.3 / 6.9)は、マルセロ (6.8 and 6.3)とは異なって、最も専門家よりもファンからの投票が多い選手だった。
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バルダーノ解任

2011-05-26 07:29:36 | football
フロレンティーノ・ペレスはサンチアゴ・ベルナベウのプレスルームで会見を行い、役員会において、ホルヘ・バルダーノの解任が決まったことを発表した。
で、フロレンティーノ・ペレスもいろいろ言っているんですが、とりあえずバルダーノのコメントを途中まで。


ホルヘ・バルダーノ(Q&A形式で、ASから

Q:なぜビジャレアル戦後に、クラブを辞めることを否定したのですか?
A:私が否定したのは、それが真実ではなかったからだ。質問は、私が辞めるかどうかで、私は辞めないと回答した。辞任は考えていなかった。今日は新たなシナリオで、マドリーが、新たな組織を構築すること、私の責任が弱められることを決定した。それはクラブの決定であって、私のものではない。

Q:モウリーニョに敗れたと感じていますか?
A:私はマドリーを戦闘の場にしてこなかった。今シーズンの私の努力すべては抑制だった。私はホルヘ・バルダーノというよりもマドリーのGMだった。それは私自身に、慎重であること、責任、組織の感覚を持つことを求めるものだ。マスコミの中では、諍いがあるように示されていたが、私はそれを避けようと試みていた。私は、このクラブで教えられた多くのことに深く敬意を払っている。私はこのクラブの偉大さが示す高みにあることを望んでいた。フロレンティーノはシーズンが終わった後、決断しはっきりとした評価を下さなければならなかった。この新しい組織構造は、マドリーを縮小させるものではない。マネジメントにおける容易ではない状況を改善するものだ。」

Q:裏切られたと感じましたか?
A:私は、自分自身の忠誠心で測るだけだ。そして私はこのクラブに忠誠を尽くしてきて、私がそうなってきた人間であろうとした。私の忠誠心は最後の日まで続いてきたし、それ以上言うことはない。クラブはそれ自身の責任を果たし、私自身はこの組織から出なければならないのだ。

Q:モウリーニョが諍いを引き起こしたと思いますか?
A:モウリーニョの意図が何だったのかはわからない。私はマドリーを囲む騒音を低減することだけを望んでいた。私は何度も会長にミーティングを求めていたが、それは適わなかった。それがかなわなかったことで、こういうことになった。

Q:この決断で悪者にされたと思いますか?
A:会長は、私を非難するようなことは何もないと言ってくれたし、私自身も何も自分を非難するものはない。私はマドリーの文化が示すものに従ってきた。そして、十分に落ち着いて去る。

Q:モウリーニョと話しましたか?
A:長い間、モウリーニョとは個人的な話をしていない。私たちは互いに丁寧に挨拶を交わすが、彼は別のパートナーを求めていた。クラブの中での場所を求め、私はそれを彼に明け渡した。私の責任は、トップチームの中では低減された。最終的にそれがクラブの考えを替えさせていったが、私がその状況を快く感じていなかったのは当然のことだった。

Q:なぜメディアの前で別れを告げようと決めたのですか?
A:役員会は終わった後、その決断を公表しなければならなかった。私は、ベルナベウに集められたメディアを、お別れを言いこの状況を整理するために使わせてほしいと頼んだ。私たちが一緒に会見するのは適切なこととは思えなかった。

Q:落胆していますか?
A:27年間を出たり入ったりしてきたクラブを私は去る。この愛する場所を離れるというのはいつでも辛いものだ。大切な人々を残して去るが、私には悲しみが残される。

Q:あなたが出て行った後、あなたが連れてきたプロフェッショナルたちのことを心配していますか?
A:会長は私に、私と一緒にやってきたチームは、続けていくだろうと約束してくれた。私は継続性を好む、モウリーニョも含めてだ。それは近年不安定であったクラブにとって健全なことに思える。このクラブには、適切な期間、ひとつのプロジェクトを遂行していくことが必要だ。

Q:もっと以前に出て行かなかったことを後悔していますか?
A:クラブの中で議論が起き、フロレンティーノは残るように求めてきた。しかし感性が大きく異なると、その違いは現れるのに時間がかからない。私は後悔していない。

Q:もしモウリーニョが目の前にいたら、今あなたはどんなメッセージを送りますか?
A:あなたたち(マスコミ)の前では、彼は握手をする、彼はマドリーの監督だ。そして私が別れを言うのを許さないだろう。マスコミの前でなくても、彼は握手をするだろう。先日の日曜日に、私がカスティージャの試合を見に行った時にそうしたように。

Q:あなたが置かれた立場は、あなたがモウリーニョを信頼しなかったからだと思いますか?
A:私は、我々にはチームが求めていたリーダーシップが必要だと言った。私は彼の仕事を見てきたし、彼は優れた監督だ。彼が続けるのは公平なことだと考えている。

Q:2人の関係が修復不可能だと思ったのはいつですか?
A:少し前のことだが、しかし監督が示したような意見の違いを正当化するような対立はなかった。私は、私たち個人間よりもメディアを通じてのコミュニケーションを追っていた。

Q:マドリーの選手の誰かから連絡をもらいましたか?
A:個人的な問題を公にするのは好きではない。最後の時間には、大きな喜びを得ることができたが、それを公にはしたくない。

Q:緊張感が生まれた理由は、あなたが「FWが1人いたが、ベンチにだろう?」と言った時だとされています。その時に、モウリーニョが会長に、「私かバルダーノか?」と迫ったのですか?
A:私がそんなクラブにダメージを与えるようなアプローチを取ったことがあるとは知らなかった。その発言で、私たちの間に溝を作り出すような十分な理由になるとは思えないのだが。私が思うに、フットボールのコンセプトやクラブに対する感受性の違いをもって、物を見ていたのだろう。

Q:マドリーが、1人の監督を喜ばせるために、1つのポジションをなくす、ということを、かつて考えたことはありましたか?
A:この27年間で、こうしたことは大きく変化してきた。以前には、セクレタリア・テクニカと呼ばれる代理監督もあった。それは非常に大きな重要性を持つものだったが、異なる組織だ。彼が求めているのは、そうした重要性を維持するものだ。

Q:マドリーは今シーズン、その歴史の転換点としたのでしょうか
A:全般的な意味での転換点だ。私は、快適でいることをやめた。クラブはある場所に向かって進んでいって、そして私は取り残された。私は自分の場所から動かなかった。違いが明らかになったとき、私は価値の中に隠れ場所を見出した。

Q:フロレンティーノと共にいつか戻ってきますか?
A:それに答えるのに、感情的な距離はない。
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面倒なので、というか長いので、フロレンティーノ・ペレスのQ&Aは諦めて、公式日本語を読んでおきました。
ざっくり言えば、ペレスがモウリーニョとバルダーノを天秤にかけてモウリーニョを取り、モウリーニョvsバルダーノの争いにモウリーニョが勝った、ということか。ただ、そういう権力争い的な面もあるんですが、選手補強の最終判断とか、これまでGMが持っていたらしい権利まで含めて、スポーツ面の責任を監督に集約するイングランド式を試みていくという、そういうクラブ再構築をしていくんだという理解もしております。
ま、裏のドロドロが透けて見えるどころか丸見えなので、はいそうですかと素直には言えない部分もありますが、組織再編という意味では、こういう処置もありなんだろうなという気もしています。たとえば、バルダーノとパルデサとブトラゲーニョとモウリーニョの役割の違いは何かと聞かれたところで、さっぱりわからないわけで……。モウリーニョが権力の拡充を求めたのは確かですが、ひとつのことにあちこちから口出しがあったり、現場じゃないところに決定権があり、現場とGMとで意見が食い違うというのが、ペレスの言うところの、機能不全だったんでしょう。
興味深いことに、MARCAのアンケートでは、バルダーノ解任に「Si」が52.5%、「No」が47.5%と意見はまっぷたつ。マドリー所縁の人物が去るわけですから、この結果には少々意外な部分もありつつ、選手の出入りについては、多少納得しがたい部分もあったり、現場の求める補強ができていなかったこともあったし……。
ま、今から先のことを言っても仕方ないわけですが、今回の監督にある程度権力を集中する方式が、仮にいつか失敗したら(=モウリーニョが出て行ったら)、バルダーノも帰ってきたりするんだろうと思います。
ペレス曰く、これは組織再編の第一歩のようなので、この先まだびっくりなことがあるかもしれません。

イェルジ・デュデク

2011-05-24 19:52:36 | football
最終戦後インタビュー
Q:マドリーでの最後の試合を戦った後、チームメイトたちに何を伝えましたか?
A:彼らとファンに対して、この先の幸運を祈っていると。彼らがたくさんのタイトルを勝ち取るだろうと確信しているよ。

Q:モウリーニョと共に、チームは大きく成長してきましたか?
A:誰もがそれを目にすることができたことだ。確実に、来シーズンはリーガのトップに立てるだろう。彼らと一緒にいられないだろうというのは辛いよ。でも…僕がいくらかのボーナスにありつけるかどうか、見てみようよ!

Q:カシージャスの控えという立場をどう過ごしてきたのですか?
A:僕は多くの時間プレイすることはなかったけど、チームを助けるためにすべてを尽くしていた。時には僕にとって難しいポジションだった。でも、ここにいたこの4シーズンは本当に幸せなものだった。モウリーニョと共に過ごした最後のシーズンはファンタスティックだった。

Q:それはなぜですか?
A:僕は多くのことを学んだ。僕の年齢でも、まだもっと学ぶことができるんだとわかったよ。本当に素晴らしい時を過ごした。皆に感謝している。

Q:あなたのお別れがこんな形になると予想していましたか?
A:僕は、この試合に出場することを知っていて、モウリーニョは交替があることを知らせてくれていた…でも、パシージョで送られるなんてまったく知らなかったんだ。感動したし、驚かされたよ。気持ちが揺れている。この時が決してこないようにと願っていたよ。

Q:でも幸せそうに見えますが…
A:僕は、いつも自分ができるように、皆をサポートしてきた。皆が、僕がどういう存在だったかを知っている。マドリーは大きくて愛情にあふれたクラブ、そして時々、そういうことが内でも外でもわかるんだ。僕はいつでも、僕がするべき役割を理解していた。

Q:この先なにが思い出に残るでしょうか?
A:その敬意のためには言葉もないよ。僕の仲間たちのことは決して忘れないだろう…。



控えの選手、すべての人々の愛情と共に
イェルジ・デュデク(ポーランド、1973年3月23日生)は、その4シーズンを、マドリーで、誰からも一番愛される選手として過ごしてきた。リバプールで欧州のカップを手にして来たが、しかし彼は、怒ったり悪い態度を取ることなく、2番手の役割を引き受けてきた。知っているだろう。彼がカシージャスと戦うことなく、彼をサポートしていたことを。そこから、誰もの心を掴むようになった。チームメイトであり、悪ふざけの仲間であり、友人。もし彼に「調子はどうだい?」と尋ねれば、彼はこう答える。「お前が良いなら、俺も良いさ。」 いつでも他の人のことを考えている。最初の日からスペイン語を話すと断言し、完璧にこなしている。
ゴルフ狂で、これはチームの一部に広まった。日々トレーニングが終わると、数ホールを楽しもうとする。フットボールをする前は、父親と共に炭鉱で働いていた。彼は、チームメイトたちに、自分の以前の仕事を教えるのを好んでいた。2年前には、コディナと炭鉱に入っている。今年の夏にも、炭鉱の経験をさせるために、数人の選手を招待した。
マドリー郊外のフエンテ・エル・サスに、妻と2人の子供と共に暮らしている(家は元エルゲラのもの)。スペインの食事を好み、特にハム(ハモン)が好きだ。宗教の面では、アルムデナを訪れることを好んでいた(この間マドリーの選手たちが優勝報告に訪問した大聖堂)。この土曜日には、これまでにないほど、ナーバスに感情的になっていた。アラングレンとマチンバレーナの像(試合前のセレモニーでもらった記念像)を忘れ、そのためにスタジアムに戻ってきたほどだ。試合前にはイケルは写真を撮ってもらい、お別れをした。「君は、プロフェッショナルの世界を離れても僕のベストフレンドの1人だ。君に最高の幸運がありますように、クラック。」









公式発表:カジェホン

2011-05-24 06:40:32 | football
レアル・マドリーC.F.とR.C.D.エスパニョールは、ホセ・マリア・カジェホン選手の移籍の件で合意に至った。同選手は当クラブと、今後5年の契約を結ぶ。

ということで3人目、こちらもしばらく噂に出ていたカジェホン獲得です。マドリーカンテラ出身、アルベロア式というかグラネロ式というか。彼のドリブル、マドリーでちゃんと見られますように…。

DFB-Pokalfinale

2011-05-22 05:56:39 | football






画像がまとまってるところ
MARCA
www.spiegel.de
www.welt.de


ラウルの試合後のコメント(ASより)
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スペインのFWラウル・ゴンサレス・ブランコは、今日、シャルケ04でドイツカップを勝ち取ったことは、彼にとって「ひとつのタイトル以上のもの」だと述べた。それは、彼がドイツにやって来た冒険の、初めての最高点だからだ。
「これは、僕にとってひとつのタイトルという以上のものだ。僕にとって、レアル・マドリーにいること、家にいること、僕を育ててくれたチームにいることは簡単なことだっただろう。でも僕は、競争し続けることを決めた。だからこそ、このカップを勝ち取ったこと以上に嬉しいんだ。」
「ここで、僕は人間として素晴らしい人たちに、素晴らしいファンたちに出会った。彼らにありがとうを言わなければ。彼ら皆がこのタイトルに値する。そして今から僕たちは働き続けていかないといけない。僕たちは働き続けていくつもりでいる。目標はブンデスリーガだ。」
「僕たちは、ブンデスリーガのタイトルのために戦わなければならない。なぜなら、このファンたちがそう望んでいるし、チームは51年間に渡ってブンデスリーガのタイトルを手にしていないからだ。」
自信の将来について、ラウルは、現時点で彼はもう1年ドイツに残るつもりでいること、その後のことはまたわかるだろうと述べている。「毎年が違うものだよ。」
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シャルケおめでとう。シーズン末期は連敗続きでしたが、最後に締めるべきところは締めて、ポカール戴冠となりました。おめでとうございます。
ラウルおめでとう。これまで唯一なかったナショナルカップを手にしたことがおめでたい、というよりも、ラウルのコメントにもあるように、マドリーを出て、シーズンを通して新しい経験をしてきた中で、結果を出し、チームの中での居場所を築き、新しいたくさんのファンやチームメイトたちに愛される存在になった、その上で手にしたタイトルということが、さらに価値をあげているんだろうと思います。お疲れ様でした。


カポーテは準備してなかったようです。ファンから受け取ったスペイン国旗でおなじみのマタドール。


表彰式、それ以降の様子
ラウルさん、期待以上のはじけっぷりでした。二度目のスライディングで下敷きにされたフラドも、お疲れ様。

最終節前夜

2011-05-21 07:56:01 | football
もしかして
ポカールのファイナルとマドリー最終戦って、時間かぶってるの…?


イケル30歳おめでとう
日本時間でも現地時間でも過ぎてしまいましたが。イケルがついに三十路かあ……今も昔もあんまり変わってない感じはするんですけど。昔から老成しすぎてた、ってことかな。これからもあと10年くらいは宜しくお願いします。っていうか、がんばれ。


最終節、アルメリア戦召集選手

GK:デュデク、ヘスス
DF:カルバーリョ、ペペ、セルヒオ・ラモス、アルベロア、アルビオル
MF:グラネロ、シャビ・アロンソ、エジル、カカ、ペドロ・レオン、カナレス、マンディ
FW:アデバヨール、クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、ホセル

負傷欠場:ガゴ、ケディラ、ラス
監督判断による欠場:イケル、アダン、マルセロ、イグアイン、ガライ、ディ・マリア

カンテラからヘスス、マンディ、ホセルが召集リスト入り。アルゼンチンの3人は、コパ・アメリカの召集を控えて既に帰国してます。マルセロは、ミッドウィークのチャリティマッチもお休みでしたが、許可を得て早めにバカンス入りしたそうです。
ちなみにマルセロは、コパ・アメリカのブラジル代表から漏れました。今のマルセロがいらないとは、ブラジル代表はよっぽど充実したサイドバック陣、サイド攻撃の人材をお持ちなんでしょう。シーズン中に、フィジカルに問題があると偽って召集を回避したことが、マルセロがセレソンに呼ばれない理由だと見たことがありますが…3月の親善試合には呼ばれてましたし(トレーニング中の肋骨の打撲で途中でマドリーに帰された)。マルセロにとってはもどかしいことかもしれませんが、まだ若いですし、この先いくらでもチャンスはあるだろうと思います。なのでとりあえずゆっくり休んで。

公式の召集リスト発表のページには、次のトレーニングは「7月11日」とありました。当初は、次のミッドウィークにアンゴラで親善試合をする予定があったのですが、準備・整備が間に合わないことを理由にキャンセルとする通知が、数日前にアンゴラ側からあったとのこと。ということで、急に予定がうまるわけもなく、休暇前倒しとなるようです。


デュデク、ラストマッチ
召集リストからイケルとアダンが漏れていたのはこのためでしょう。マドリーは公式で、今日、GKイェルジ・デュデクがベルナベウに別れを告げるだろう、と告知しています。3月に38歳になったデュデクは、2007年夏にリバプールから加入。4シーズンをマドリーで過ごしてきました。マドリーの選手としての獲得タイトルは、リーガ1つ、コパ・デル・レイ1つ、スペイン・スーペルコパ1つ。
退団後どうするのかはまだわかりませんが、デュデクお疲れ様、ありがとう。セカンドGKになることを前提に移籍してきて、でも一切問題もなく、ごく稀の出場に備えてきてくれたと思います。GK同士で仲が悪いなんて話はたまに聞きますが、マドリーではずっとそういう話はなかった。今シーズン、CLで先発機会がありながら、果敢すぎるプレイで負傷して途中交代する切ない場面もあったり、伝令に使われただけなのに罰金刑になったりする切ない場面もあったり…お疲れ様でした。ベルナベウでのラストマッチの機会があって良かった。






先日の国王杯優勝後。これ好きだなー。

ムルシアの一日

2011-05-19 22:55:51 | football





ムルシア自治州、ロルカで先週起きた地震による被災者のためのチャリティマッチ、ムルシア自治州代表vsレアル・マドリー。現地時間で水曜夜に行われました。最近は何かとギスギスしがちなマドリーですが、久しぶりに良い雰囲気だった感じ。平日の夜、しかも19時(スペイン的には夜にしては早い時間)なのに、スタジアムもほぼ満員でした。
試合内容は...普段のレギュラーをまっぷたつにして前半と後半(ただしムルシア出身のペドロ・レオンやカナレス、アルビオルあたりは長時間出場に)、GKは30分ずつで交替、ゆるい時間帯もあり、期待通りの選手ガゴールし、結果2-2のエンパテ...と、親善試合のお手本のような試合だったかと。カンテラーノたちも、前後半ともに何人かずつ出場しました。出場時間はそんなに長くなかったですが、右サイドから攻撃に顔を出そうとがんばってたオスカル・プラーノがわりと印象に残りました。
まあとにかく試合の話題をさらっていったのは、最後に出てきたチェンドですね。あのいつもベンチにいる、選手交代の連絡したり、熱くなった選手をなだめたり自分が熱くなったりしてる、眼鏡のおじさん...は、ムルシア出身のマドリーOB。突然サイドライン際でアップしているのを見たときには笑ってしまいました。ムルシアのスタジアムもよくわかっているようで、アップ時、そして実際に交替で出るところでも大拍手。チェンドは後半からキャプテンマークをつけていたペペとの交替で、同時にキャプテンマークも受け継ぎ、右ラテラルでおよそ10分間プレイ。右サイドを攻撃しようとする相手選手(向こうからだと左か)の足元へ、果敢なタックルも披露しておりました。



チェンド、13年ぶりのユニフォーム
ミゲル・ポルラン・"チェンド"が、引退からおよそ13年ぶりに、再びユニフォームを着た。ムルシア出身のチェンドは、ヌエバ・コンドミナで行われたムルシア自治州代表とレアル・マドリーとの親善試合の、最後の8分間でプレイした。49歳の右サイドバックは、彼がキャリアを通じて身に着けていた「2番」のユニフォームで、キャプテンマークを着けた。
チェンドはレアル・マドリーのために戦い、ファウル1つを記録した。ムルシアのスタジアムは彼がピッチに現れると、彼の名前をコールした。チェンドが最後に公式戦でプレイしたのは1998年6月30日、ディフェンサとして16シーズンを戦い18のタイトルを手にして後のことだった。


ムルシア代表監督、カマーチョのインタビュー
Q:チェンドがピッチに入ってくるのを見てどう思いましたか?
A:おい、私だって出られたはずだぞ...ただ、私はチェンドより酷いものだろうけど。あれは本当に素晴らしい要素、ここ数日のレアル・マドリーが見せたものの中でも最高のものとなっただろう。また、プレイするのにすべての選手を連れてきて...こうした物事はこのクラブを大きく見せるものであり、我々マドリディスタは非常に誇らしく感じている。

Q:ロルカにとって、ロルカのために、完璧なフィエスタでした...
A:そう、そのとおりだ。これは、世界全体から見れば砂の一粒だ。それが、このピッチを満たしていたものだ。この試合はフィエスタであり、この先の将来にあるであろうことに対する注意を引くものだった。なぜなら、これは始まりでしかないからだ。我々は、ロルカの街を建て直し続けていかねばならない。これはただの始まりでしかないのだから。

Q:1週間で動かされたこれだけのことすべてを実感していますか?
A:本当に感動的なものだった。ムルシアの協会の会長から呼ばれて、火曜日にはここにいなければいけないと言われたとき、時間が取れるかどうかわからなかったのだが、しかしもちろんそうできたんだ(最初は火曜の予定だった?)。レアル・ムルシア、地域協会、そしてレアル・マドリーは、試合が開催されすべてが成功に至るように、可能なことすべてをしてくれた。

Q:ムルシア自治州代表は高いレベルを示しました。
A:すばらしい選手たちだ。彼らは、この試合が楽しい時間であり、厳しくないものだとわかっていた。そう、それで私は彼らに、酷いキックや悪い身振りは望まない、フットボールをプレイし、試合を楽しもうと言ったんだ。こうしたことで、実際にピッチの上で素晴らしいものを見せることができた。


ロルカ
試合に先立ち、マドリーの選手たちはロルカの街へ。市庁舎を訪問し、一部選手たちは、負傷者のいる病院を訪問しました。
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ロルカの北部の入り口では、大惨事の様子を示すものはほとんどない。ただ、通りを循環している軍のジープや建物を補強しているいくつかの消防隊、あるいは警察の車両が、そうと知らせるだけだ。しかし街の南部では、様子が地獄のように変わる。破壊された建物、街路を歩き回る人々、そうでなければ、無力に家を眺めている。人生に属してきて、今は取り壊しを待っている家を。これが、マドリーから到着した選手たちが、市庁舎を訪問する前に、バスから見た光景だ。
マドリーの選手たちの訪問は、この混乱の中の、一休みとなった。数千人のロルカ市民が、市庁舎前のプラサ・デ・エスパーニャに集まった。その大部分が若者たちだった。その他の人々は、街の再建に携わっているからだ。フロレンティーノ・ペレス、パルデサ、ブトラゲーニョが、最初にバスから降りた。会長は、「フロレンティーノ、ロルカを買って」というバナーを目にして笑顔を見せた。それから、市長のフランシスコ・ホダルとしっかりハグした。
選手たちがこれに続いた。カシージャス、ペドロ・レオン、シャビ・アロンソ......チームの選手たちは、市庁舎の貴賓エリアに入っていった。フロレンティーノとカシージャスが、ゲストブックにサインをした。他の選手たちもシャツにサインをし、市庁舎のバルコニーに移ってスピーチをした(崩落の危険性があるので、1人ずつ)。カシージャス「僕たちは、ただ自分たちが知っているやり方、プレイすることで、サポートをします。重要なのは行為です。」 セルヒオ・ラモス「犠牲になった方に哀悼の気持ちを捧げます。」 ペドロ・レオン「僕の家族も、地元で地震を経験しました。僕はあなた方と共にあります。あなたたちはいつも僕たちを勇気づけてくれる。今日それが僕たちに伝わっています。」 フロレンティーノ「ロルカは私たちを必要としました。そして私たちはここにいます。」 これに市長が答えた。「すべてが落ち込んだとしても、我々はこうしたサポートと共に立ち上がるでしょう。」
このイベントの後、カシージャスとセルヒオ・ラモスは、彼らに近づくことができたファンたちにサインをし、その列は続いた。ロルカの街を去る際に、バスは再び、ラ・ビーニャの傍で停止した。人々はバスを追いかけ、熱狂は続き、選手たちの移動を止めたのだった。カシージャス、セルヒオ・ラモス、クリスチアーノ・ロナウドだけは、バスから車に乗り換えて病院に向かった。ここで彼らは、4歳と6歳の2人の子供たちに会った。この子供たちの母親は、一旦は救出されながら亡くなった。ロルカにある悪夢を越えて、ただ次の章へ。マドリーが訪れることで、和らげようとした痛みを。
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元記事のリンク、見失いました……。





更新

2011-05-18 08:15:56 | football
MARCAがサイトのデザインをリニューアル。したのはいいんだけど、テキストのフォントが読みづらい…。


ほぼ決まり?
17日のかなり早い時間に出ていたAS独自情報によると、マドリーはペペ、セルヒオ・ラモスとの契約延長話がまとまりそうだ、とのこと。ペペは2012年で終了する契約を4年延長し、2016年終了時まで(現在ペペは28歳なのでそのときは32歳に)。年俸も、現在チーム内で最も低いグループ(180万ユーロ)なのが、200万ユーロアップしまして、380万ユーロになるとのこと。
一方セルヒオ・ラモスは、契約を6年延長し、2017年までになるとのこと。現在ラモスは25歳なので、その頃には31歳になってるはずですが…30歳超えたラモスってどうなってるんだろう。カップ落とすような子じゃなくなってるといいんですが。年俸は、現在の350万ユーロから450万ユーロになる見込み。ちなみにこの金額よりもまだ多いのは、クリスチアーノ、カカ、イケル、エジル、ベンゼマ。

ペペの話は前から出ていたとおり、わりと順調な方向に来ていたと思うので、これでまとまりそうならよかったです。ラモスは、2015年までの契約が残っていたので、特別焦るものでもなかったとは思うんですが…ま、昇給の交渉も必要でしょうし、これで改めて第2カピタンとして長くやって頂ければ良いなと思います。

というニュースを受けまして、自分の名前を冠したチャリティゴルフマッチに出席したセルヒオ・ラモスは、「契約の交渉は実質的に合意したよ」という意のことを述べております。
ちなみにこのチャリティゴルフマッチ、Fundacion Apascoviという障害を持つ子供たちと家族のための財団との協同で、今回が4回目。マスコミは、UEFAの裁定に関するコメントを取るのに必死のようで、チャリティゴルフマッチの詳しい様子はほとんど出てきていませんが、マドリーのスペイン人選手たち(名前が確認できた範囲で、イケル、アロンソ、アルベロア、アルビオル、グラネロ)やペペ、ビジャレアルのディエゴ・ロペス、まだシーズン終わってないと思うんですがリバプールからレイナが来てくれたり、あとビセンテ・デル・ボスケも出席したようです。


ベテラノス・チャリティマッチのお知らせ
シーズンオフのチャリティマッチはいろいろあると思うのですが、忘れないように、とりあえずこれだけ。
6月5日19時30分、サンチアゴ・ベルナベウにて、レアル・マドリーvsバイエルン・ミュンヘンのチャリティマッチが行われます。ただしベテラノス、引退した人たちの対戦。目的は、アフリカ・プロジェクト、ソーシャル・スポーツ・スクールの発展に向けて、ということのようです。
マドリー公式で挙げられている出場するかも選手リストは、マドリーがジダン、フィーゴ、ミヤトビッチ、シュケル、ブトラゲーニョ、ブージョ、レドンド、となっておりますが、他紙の報道では、アマビスカ、ブトラゲーニョ、ブージョ、チェンド、コントレーラス、ダニ・ガルシア・ララ、フィーゴ、エルゲラ、イバン・ペレス、カランブー、フリオ・ジョレンテ、ミヤトビッチ、モリエンテス、ラミス、レドンド、サンティジャーナ、シュケル、ジダン…と、よし、モリエンテス入ってる。実際出るかどうかはわかりませんが。
ところで、このお披露目イベントには、バルダーノ、カランカ、マルセロが出席してましたが…出場候補選手にカランカは入らないの?


本日ムルシア
月曜火曜のマドリーの皆さんは、というか一部の皆さんは、ラモスのゴルフコンペを含むチャリティイベントとか何かの広報イベントとか、いかにもシーズンオフ間近ですよという活動に勤しんでいたようです。イケルとか忙しそうでした。
チーム全体は本日ムルシアに飛びまして、ムルシア自治州代表とのチャリティマッチ。11時30過ぎにムルシアに到着後、被災地のロルカを訪問し、その後19時キックオフの試合に備えてホテルで待機する予定。試合はもともと20時キックオフを予定していましたが、UEFAから、今夜行われるELのファイナル(20時45分キックオフ)にどんな試合もかぶることを許さないとのお達しがあったので、1時間前倒しになったそうです。
特別な感情を感じることだろう、とマドリー公式に書かれたのは、ムルシア自治州出身のペドロ・レオン(国王杯でムルシアと対戦する前の晩、モウリーニョと並んでサイン会に出てた…)。選手はほぼ全員が帯同するようですが、マルセロ、ガライ、イグアイン、ディ・マリアは欠場だそうです。アルゼンチンの3人が早めにオフに入るニュースは見ましたが、マルセロは…同じようにチームを離れたかどうかはわかりませんが、やっぱりコパアメリカあるので特別に休養、とかそういうことなのかな。


最終節予定

2011年5月21日(土)
 18時:マラガ vs バルセロナ
 20時:レアル・マドリー vs アルメリア
 20時:エルクレス vs スポルティング・ヒホン
 22時:オサスナ vs ビジャレアル
 22時:レアル・ソシエダ vs ヘタフェ
 22時:エスパニョール vs セビージャ
 22時:レバンテ vs サラゴサ
 22時:マジョルカ vs アトレチコ
 22時:デポルティーボ vs バレンシア
 22時:ラシン vs アスレチック・ビルバオ

降格残留を賭けたチームの試合は、土曜22時一斉開催。

シーズン最多記録

2011-05-16 07:10:59 | football


10/11 Liga Espanola 1a divicion Jornada 37
Villareal 1-3 Real Madrid C.F.

マドリーのゴール:マルセロ、クリスチアーノ・ロナウド

GK:イケル
DF:ペペ、カルバーリョ、セルヒオ・ラモス、
MF:アルベロア、グラネロ(86、アルビオル)、シャビ・アロンソ、カカ(69、エジル)、マルセロ
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ(62、ディ・マリア)

驚きの5バックというか、3バックでラテラル上げ気味というマドリー。最初に先発リストを見たときは、どうなるのか考えてしまいました。でも面白かったなあ、前半は。ベンゼマ、カカ、クリスチアーノも含めて前からボールに寄せていって、さらに攻め込まれたらグラネロとアロンソが刈り取って、後ろの3人も中央に寄せたり広く使ったりと、けっこうダイナミックに機能してたんじゃないかと思います。ピボーテは2人ともかなりハードだったと思いますが、どっちも良かったなあ。ラテラルのマルセロが上がり気味で、相手DFが捕まえづらく、カウンターの攻撃に迫力とスピードが出てたなあと思います。マルセロ、ナイスゴール。
後半は…前から行かないとどうなるか、とかいうテストでもしたんだろうか。ベンゼマがわりと早めに交代になってしまいました。前半はクリスチアーノとポジションかぶったり、仕事はきちんとしてるけどちょっと戸惑った様子があったような。でも、ディ・マリアとエジルが出てきても、何も変わらなかったような……。
クリスチアーノ、ここのところずっとFKが決まらなかったのが不思議なくらい、すごいのが2つ。これでMARCA的にはシーズン39ゴールで、サーラとウーゴ・サンチェスの記録を一気に抜き去り。LFP公式ゴール数でも38だから、少なくとも並んだことになります(1ゴールの差は、どの試合だったか、クリスチアーノが蹴ってペペの背中に当たって入ったゴールを、MARCAはクリスチアーノのゴールとしてカウント、LFPその他はペペのゴールにカウントしているため、だったはず)。


バルダーノ
3つ下の記事で紹介した、バルダーノ今期限りで辞めることについてフロレンティーノ・ペレスと話し合った、という報道に対して、ビジャレアル戦後にバルダーノがカナルプルスのインタビューで答えています。ASから該当部分だけざっと。

「私はチームを離れない、そのニュースは間違いだ。私はフロレンティーノ・ペレスと会談してもいない、そのニュースはまったくの間違いだ。私は来シーズンも続けるつもりでいる。」


順位表MARCA参照)

 1(93) バルセロナ
 2(89) マドリー
 3(68) バレンシア
 4(62) ビジャレアル
------------------------ ←CL圏内
 5(55) セビージャ
 6(55) アスレチック・ビルバオ
 7(55) アトレチコ・マドリー
------------------------ ←EL圏内
 8(49) エスパニョール
 9(46) マラガ
10(45) スポルティング・ヒホン
11(45) ラシン・サンタンデール
12(45) レバンテ
13(44) マジョルカ
14(44) レアル・ソシエダ
15(44) オサスナ
16(43) ヘタフェ
17(43) デポルティーボ・ラ・コルーニャ
------------------------ ←残留
18(42) サラゴサ
19(34) エルクレス
20(29) アルメリア

CL圏内の順位、EL出場権は決まり。今節サラゴサとヘタフェが勝ち、デポルが引き分け…降格するあと1チーム、助かるチームは最終節まで持ち越しになりました。危ないのは、マジョルカ辺りまで、まだ可能性があるんだと思われます。

ロルカ

2011-05-15 23:30:19 | football
レアル・マドリー公式
レアル・マドリーは、5月11日にロルカで起きた地震の被災者に向け、5月18日(水)20時より、ムルシアのヌエボ・コンドミナにて、ムルシア代表と対戦するチャリティマッチを行う。ムルシア代表を率いるのは、ホセ・アントニオ・カマーチョ。試合当日の午後には、レアル・マドリーの選手たちは、最も大きな被害を受けた地域を訪問する予定である。

一斉開催

2011-05-15 19:55:05 | football
ビジャレアル戦召集選手

GK:イケル、アダン、デュデク
DF:セルヒオ・ラモス、アルベロア、カルバーリョ、ペペ、アルビオル、ガライ、マルセロ
MF:シャビ・アロンソ、グラネロ、カカ、ディ・マリア、エジル
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、アデバヨール、イグアイン

サスペンション:ラス
負傷欠場:ガゴ、ケディラ
監督判断による欠場:カナレス、ペドロ・レオン

皆はクリスチアーノのためにな試合であることは間違いないのですが、現在4位のビジャレアル相手でエル・マドリガル。ビジャレアルと3位バレンシアの間には5ポイントあって、まだ3位の座も狙えるだけに、当然一切手抜きなしだろうと思います。そんななのに、ラスがサスペンションで、実は守備的MFがシャビ・アロンソのみという事態に。グラネロいるじゃんと思うんですが、今のところMARCAの予想ではシャビ・アロンソとペペでドブレピボーテ、El Mundo.esはシャビ・アロンソ1枚底の予想。そこから前は、カカ、ディ・マリア、クリスチアーノ、ベンゼマで、Elmundoはピボーテが1枚なのでエジルをプラスしています。


残り2試合、一斉開催

前節終了時点での順位表。9位以下は、1試合で大きく順位が入れ替わりました。今節の結果で降格残留が決定する場合もありますが(サラゴサ敗戦、ヘタフェ&デポル勝利)、まだ可能性……危険性はマラガからサラゴサまでの9チームに残されています。

 1(92) バルセロナ
 2(86) マドリー
 3(67) バレンシア
 4(62) ビジャレアル
------------------------ ←CL圏内
 5(54) アスレチック・ビルバオ
 6(52) セビージャ
 7(52) アトレチコ・マドリー
------------------------ ←EL圏内
 8(49) エスパニョール
 9(46) ラシン・サンタンデール
10(45) マラガ
11(44) マジョルカ
12(44) レバンテ
13(44) レアル・ソシエダ
14(44) オサスナ
15(43) スポルティング・ヒホン
16(42) デポルティーボ・ラ・コルーニャ
17(40) ヘタフェ
------------------------ ←残留
18(39) サラゴサ
19(34) エルクレス
20(26) アルメリア


おまけ:今夜の録画放送待ちの方は、以下をご覧になりませんように

・・・ってYoutube、キャプション見えちゃうのか。すいません、結果バレです。







ブンデスリーガ最終節、アウェイ対ケルン戦。ラウルは終了間際に内田のクロスからゴールを決め、リーグ戦での13ゴール目を記録しました。もちろんチームトップスコアラー。カップ戦を含めると今期19ゴールだそうです。
リーグ戦はすべて終了しましたが、来週末にはポカールのファイナルが行われます。リーグ戦とCL合わせて怒涛の6連敗でここまで来てしまったわけですが、最後は良い締め方をして、シーズン総ゴール数も20を越えていただけると良いなあと思います。

顕在

2011-05-14 01:14:31 | football
37節は日曜一斉開催ですが、マドリーが日曜に試合するのは久しぶりな気がします。
ということで、久しぶりに静かな金曜日。火曜にコパのお披露目をして、水曜木曜とまる2日間の休養をとったマドリーの選手たちは、金曜からトレーニングに戻ったはずですが、トレーニングは非公開なのでした。もっとも今さら、誰が出てくるかどういうフォーメーションかなんて、たいした問題ではないと思いますが。All for Christiano。



お先にASより
リーガは今週末と来週末、まだ2節残っていますが、モウリーニョはイグアインとディ・マリア、ガライの3人に対して、37節のビジャレアル戦が終了したら、一足先にマドリーを離れて良いとの許可を出したそうです。
3人とも、コパ・アメリカ(7月1日~24日)のアルゼンチン代表に召集される前に、多少なりとも休養を取るほうが良いとの判断のようです。ちなみにアルゼンチンは、今回ホスト国。
ASによれば、まずはイグアインとガライが月曜にアルゼンチンに向かう予定だそうで、特にイグアインは、ヘルニアの手術後の状態を確認し、フィジカルの状態を向上させたい、という考えがあるため。ディ・マリアは、火曜にロンドンで広告仕事があり、その後での移動になるそうです。
イグアイン、やっぱり呼ばれてるのか…。



どろどろしたはなし
まもなくシーズンオフということで、これはもう付き物の、移籍、異動話がいくつか出てきています。なんとなく可能性が高そうな話から名前が挙げられてるだけのケースまで。移籍話は水物なので、公式発表になるまではどれもあまり触れたくないのですが、ひとつだけ。

普段よく見る大きいところ(MarcaとかASとか、el Mundoやel Paisのスポーツコーナーとか)は取り上げていないようなのですが、El Confidencial(一般紙)やTerra Espana(ここはあんまり…)が報じているのが、バルダーノが6月30日でクラブを去ることを決めた、というニュース。バルダーノは既に、何週間か前から辞めるという決断をしていたが、混乱を避ける意味もあり、シーズンを全うするよう説得されていた、とのこと。

モウリーニョとバルダーノとの不仲はシーズン当初から始まってシーズン中に顕在化、特に12月頃からは、モウリーニョがバルダーノのチームへの帯同を拒否しているとか、ロッカールームに入らせないようにしたとか、そんな話がありました。
つい先日のヘタフェ戦のあとでもまたひと騒動ありまして、バルダーノが、最近話をしなくなったモウリーニョの態度について(取りようによっては皮肉っぽくも受け取れないこともない)コメントをしたところ、すぐさまモウリーニョのスポークスマンなる人物が、バルダーノはマドリーのスポークスマンであってモウリーニョのスポークスマンではない、と強い調子で声明を出すという事態になりました。おかげで翌日のコパのお披露目イベントの間は、両者同じ場所に顔を揃えながら目も合わさなければ近づきもしないという状態だったんだとか。
モウリーニョのCL1stレグ後の暴言に、5試合出場停止処分がUEFAから下ったときは、バルダーノは「不当な裁定だ」なんてコメントを出したりしてたので、両者の間で落としどころが見つかったのかなんて思ってたんですが…ま、基本的にモウリーニョが噛み付いて騒ぎを大きくしているんですが。ヘタフェ戦後の諍いが、バルダーノが辞めるきっかけではないんだと思いますが、一事が万事、なんでしょう。

El Confidencialは、後任のゼネラル・ディレクター職には誰が就くかと何人か名前を挙げてます。パルデサが最有力だろうということですが、他にイエロとかジダンとか名前が。モウリーニョはイエロを望んでいるとか書かれてますが、それはないだろうな。というかむしろ、イエロにはこういう騒ぎに巻き込まれるような立場にいて欲しくないな…。

で、ここまでこれだけ書いておいてなんですが、まだ報道しているのはEl Confidencialといくつかのニュースサイトだけ、MARCAやASもまだだし、マドリーの内部抗争なんて大好物だろうSPORTやMundo Deportivoでも…少なくともざっと見た範囲では書いてないようですし、もちろん公式にもなってない話です。

初めて

2011-05-12 07:00:21 | football
10/11 Liga Espanola 1a divicion Jornada 36
Real Madrid C.F. 4-0 Getafe

マドリーのゴール:クリスチアーノ・ロナウド(24、59、90+3=PK)、ベンゼマ(78)

GK:アダン(85、メヒアス)
DF:アルベロア、ペペ、カルバーリョ、マルセロ
MF:シャビ・アロンソ、ラス、エジル(76、アデバヨール)、ディ・マリア
FW:クリスチアーノ・ロナウド、イグアイン(76、ベンゼマ)

初めて:マルセロが試合開始から最後までカピタンマークをつけてリーガの試合でプレイしました。なかなか凛々しいというかなんというか…成長を見守ってきた親のような感慨があるようなないような。
初めて:トマス・メヒアス、トップチーム公式戦デビュー。アダン、試合中に接触プレイはあったものの交代が必要なほどではなかったと思うので、これはメヒアスへのボーナスというかサプライズのようなものなのかも。
初めて:モウリーニョ息子がベルナベウでボールボーイデビューしたらしい。

皆がクリスチアーノのために!クリスチアーノはクリスチアーノのために!
ということで、ピチチ争いでさらにリードを大きく広げるハットトリック達成。2試合で7点って荒稼ぎだなあ。でもこれでピチチはかなり確実になったかも。アデバヨール初め、皆が一生懸命クリスチアーノにボールを送り続けていました。自分で打てば良いのに、という場面もいくつか。
イグアインが、腰のヘルニアから早く復帰できたのは良かったのですが、やっぱりコンディションは戻ってないなあという感じがしました。復帰当初は身体が緩んでいるというか、端的に言うと太ってたと思うのですが、昨日の試合見るとだいぶ余分なものは落とした感じはする。でも見た目は締まったとしても、キレが戻ってくるのとはまた別なのかなあと。夏の間にコンディションが整えばいいかなと思いますが…コパアメリカ、連れてかれるのかな。ディマリアやマルセロ辺りも召集かかるなら、今シーズンの疲労回復、夏場のコンディション作りとか気になります。今から心配してもしょうがないのかもしれないけど。
交代即ゴールのベンゼマ、やっぱり上手いんだなあベンゼマって。


今度は落とさない




水曜日、マドリーの偉い人たち、トップチームの選手たち、スタッフたちは、正装に身を固め、市庁舎、自治政府、アルムデナのカテドラルを訪問し、各種イベントをこなし、マドリディスタたちに向けた国王杯の優勝報告を行いました。


ステージ上でモウリーニョとカランカがふざけてるのは、挨拶を求められたモウリーニョが、最近公式の会見をぜんぶ任せっきりのカランカを引っ張り出そうとしたからだと思われます。
その他の映像集は、とりあえずマドリー公式のビデオページに。