けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

合流したが

2011-06-29 06:52:14 | football
U-19
レアル・マドリーカスティージャから、パブロ・サラビア、ダニエル・カルバハル、アレックス・フェルナンデス、アルバロ・モラタの4人が、スペインU-19代表に選出されました。U-19スペイン代表は、7月4日~15日までラス・ロサスでコンセントレーションを行い、7月16日~8月1日にルーマニアで行われるU-19欧州選手権に出場します。スペインは、7月20日にベルギー戦、23日にセルビア戦、26日にトルコ戦があり、その後セミファイナル、ファイナルが行われます。

召集された4人、おめでとう。
でもこれでこの4人は、トップチームのプレシーズントレーニングにはほとんど参加できなくなってしまうんですね。モウリーニョが今シーズンカンテラの選手をどう扱うか、どう考えているかはわかりませんし、もちろん優先するべきは代表だとは思いますが。


ラウル
2日間、余分に休みをもらっていたラウルが、シャルケのプレシーズントレーニングに合流。さっそくランニングから始めました。なのですが、ラウルは、バカンス中にビーチで足(公式によればつま先)を切ってしまい、シューズが履けないため、素足でランニングをする羽目になった模様。
到着した時もランニング中も不機嫌な顔してるのは、このせいなのかもしれない…。コンディション完璧に整えてプレシーズンに臨むつもりだっただろうに、と思うので。水曜にはまたテストマッチがあるようですが、ラウルはおそらく出場できないだろうとのこと。


公式発表:ラファエル・バラン

2011-06-28 06:51:06 | football
レアル・マドリーC.F.とRCランスは、ラファエル・バラン選手の移籍で合意に至った。該選手は当クラブと、今後6シーズンの契約となる。



アルティントップ
かねて報道されていた通り、ハミル・アルティントップは月曜日、ドイツにてヘルニアの手術を受け、手術は無事に終了した模様。土曜日に退院予定。
公式では全治期間は未発表ですが、各紙報道によれば3ヶ月ほど離脱の見込み。

未知数

2011-06-26 17:24:12 | football
ラファエル・ヴァラン
移籍の噂話は載せないつもりでいましたが、どうやら決まりそうなので。
ランスの若手DF、ラファエル・ヴァラン(18歳)のマドリーへの加入が決まりそうです。明日(たぶん27日?)にマドリーに到着し、サニタス・ラ・モラレハ病院にてメディカルチェックを受け、2016年までの契約をマドリーと結ぶ模様。AS情報によると、マドリーからランスに支払われる移籍金は900万~1000万ユーロで、多少の変動あり(タイトル獲得に応じて…とかそういう条項がつくのかも)。年俸は初年度100万ユーロで、その後毎年20万ユーロ増加するらしい(状況に応じてこれも変わると思いますが)。
ちなみにAS曰く、2週間ほど前に既にジダンはヴァランをマドリーへ連れてきて、街やクラブの施設を見せたりしていたそうです。


アルゼンチン
アルゼンチン代表のセルヒオ・バティスタ監督は、コパ・アメリカに出場を登録する最終的な23人を発表。マドリーから呼ばれている4人、ガライ、イグアイン、ディ・マリア、ガゴは、全員入っております。リストはこちら
ちなみに、一昨日あたりのガゴの発言「バルサは史上最強のチーム。マドリーを上回っているが、ファンはそう考えたがっていない。マドリディスタたちは勝てると思っているが、今シーズンは不可能だった。彼らはそれを認めたがっていない。」により、MARCAやASのコメント欄は、まさに大炎上中。ガゴの真意がどうであるにせよ、悪い捉えられ方をすることは十分わかっていたと思うんですが…ガゴはどうしたいのか。


U-21スペイン代表
U-21欧州選手権、五輪出場権も手にした挙句、決勝ではスイスと対戦して見事優勝を決めました。おめでとう。ハビ・マルティネスとかマタとか、W杯優勝メンバーが下に降りてくるなんて、他国からしたら、ずるいの一言だろうなあ。チーム全体が非常に良い出来というわけではなかったと思うんですが、でもそれぞれ守備と攻撃の柱に存在感があって、頼りになってたなあと思います。
現マドリー所属選手がいなかったのはちょっと残念ですが(まあこれはマドリーが悪いというか、カナレスに申し訳ないと言うか…)、オリンピック本大会では選手が入れ替えられる部分もあるでしょうし、今回の代表に入れなかった選手たちにもこの先にまだまだチャンスがあるはず。






U-17日本代表
で、スペインU-21の試合も見たわけですが、この週末いちばん面白かったのは、やっぱりU-17日本代表vsアルゼンチンの試合かなあと思います。予選リーグここまでは、時間がきついので起きられたら…程度にしか見てなかったのですが、土曜の早朝なら見れそうだと思いまして…起きたら前半30分ですでに2-0になってましたけど。
面白いというか、もちろんまだ荒削りなところはいっぱいありますけど、この世代でも普通に世界で戦える力が着いてきているですね。足元上手い、スピードもあり労を惜しまない、そこそこのフィジカルの選手もいる、あとハートが強そうに「見える」。1対1で対峙した時に、アルゼンチン相手でもボール奪えたりしてますし(取られることももちろんありますが)。
確かにアルゼンチンU-17も、これがアルゼンチン?という上手くなさはありましたが…でも、被シュート数が多かったにもかかわらずやられた感も少ない、余裕を持って戦えていて、日本の方がうわての試合だったと思います。
試合終了後アルゼンチンのGKが泣いてたり(失点につながるポカが2つ)、他にも悔しそうに泣いているアルゼンチンの選手がいましたが…日本代表がサッカーでアルゼンチンを泣かせる日が来るとはねえ、としばし感慨深い気持ちになりました。
次、決勝トーナメント1回戦はニュージーランドとだそうです。余裕があればまた見たいな。



ラウル
シャルケは本日よりプレシーズンがスタート。集合日の今日は、現地16時からいきなり試合なんだそうです。炭鉱所縁のシャルケらしく、ドイツ炭鉱業の代表チーム(うまい訳が見つからない)との試合で、これは日本の震災被災者に向けたチャリティマッチ。ただ、ラウルはこのチャリティマッチには不参加で、火曜日からチームに合流するとのこと。月曜日が34歳の誕生日となるラウルには、チームから配慮がなされたようです。34歳かー…。

早めの対処

2011-06-23 22:53:26 | football
トロフェオ・ベルナベウ
シャルケ、ベシクタシュと頓挫した後、ガラタサライが対戦相手となる模様。


アルティントップ
新シーズンに向けて、2番目にマドリーへの加入が決まったハミル・アルティントップは、10/11シーズン中から引きずっているL3-L4箇所の椎間板ヘルニアの問題が好転せず、マドリーのメディカルチームのアドバイスを受け、来週月曜にドイツで手術を受ける模様。離脱期間は2ヶ月の見込み。これによりアルティントップは、少なくとも、プレシーズントレーニング、スペイン・スーペルコパ、開幕の数試合を欠場する見込み。


ルイ・ファリア
チェルシーの新監督に、ポルトのビラス・ボアスが決まりましたが、その後釜探しをしていたポルトは、モウリーニョのアシスタントコーチ、ルイ・ファリアに声をかけていた模様。ポルトは、ルイ・ファリアとマドリーとの間の契約解除のために金を払う用意もあったものの、結局、ルイ・ファリア自身がこのオファーを断ったとのこと。
(情報がとろくさくてすみません、2日くらい前の情報です)


カシージャス
イケルさんは、アメリカ&ベネズエラとの代表戦の後、アメリカ大陸からスペインに戻らないまま、サラちゃんと共にブラジルでバカンスを満喫している模様。


ラ・ロヒータ
UEFA U-21 Champiomship Semi-finals
Spain 3-1 Belarus
スペインのゴール:アドリアン・ロペス(89、105)、ジェフレン(113)
ベラルーシのゴール:Voronkov(38)

U-21スペイン代表、オリンピック出場権獲得おめでとうございます。試合を圧倒して支配していたのに、事故みたいな形で失点をして、その後は延々ゴールが決まらず。交代策も悪い方向に転じているだけのように見えて、ああこういう試合ってあるよなーと敗戦やむなしの気分で見ていたら、終了間際に同点、そして延長で逆転勝ち越し。スペインらしく、足元の上手さが他国と比べて段違い優れていると思える選手たち、その上、これまでだったら焦りすぎて追いつけなかったかもしれない試合を、しっかりものにした。お兄さんチームの強いメンタリティが弟チームにも伝染したのかななんて、眠くて半分オチかけた頭でベタなことを思った深夜でした。
ここで勝たなくても3位決定戦で勝てばオリンピック出場権は手に入ったわけですが、決めるべきところで決めてしまえて良かったです。


残念です

2011-06-22 05:42:23 | football
不可
結局グティもトロフェオ・ベルナベウには来られないことがはっきりしました。ベシクタシュもシャルケと同様で、トロフェオ・ベルナベウの2日後にELの試合があるため。ベシクタシュは、開催が7月だと勘違いしていた、とかよくわからない謝罪をしていたそうですが…残念。

出場できないことがわかる何日か前に、ASにグティのインタビューが載っていました。抜粋。

Q:トロフェオ・ベルナベウに出場するのですか?
A:マドリーと話をしたけど、俺たちに来てほしがっていた。開催日がはっきりしてるかどうかはわからないけど。シャルケと同じ事情が俺たちにもあって、ELの予備戦を戦わないといけない。俺が引退する前に、ベルナベウに来て敬意を示してもらえるのは、誇らしいことだろう。

残念です。


デュデク
ASにインタビューがありました。来年行われるEURO2012ポーランド・ウクライナ大会のアピール役を引き受けたそうで、記事に添えられていた写真もそういうアピールのもの。
なんとなくの感触で、一人称を前回は「僕」だったのを「俺」にしてみました。
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Q:5月21日、あなたはアルメリア戦で、レアル・マドリーに別れを告げました。今はどうしているのですか?
A:俺は、俺の国から要請を受けて、EURO開催の親善大使を引き受けた。ポーランド人フットボール選手として、ボニエクやラトといったフットボールの輝かしい人たちと共にこういう評価を受けることは誇らしく感じているよ。これは、俺が自分のキャリアの中で何か良いことをしたということを意味するんだろう。

Q:ワルシャワに住むのですか?
A:いや、俺はクラクフの方が好きなんだ。より快適で、静かで、とても素晴らしい街だよ。

Q:あなたがマドリーを出たのは、引退するつもりだということですか?
A:うーん、その決断はまだしていない。妻はそういう意見を持っているけど、それは来ているオファーがイングランドとトルコからのものだから。特にトルコの場合、それは別の移籍の意味があるだろう。

Q:どこのクラブかは言えますか?
A:引き受けないかもしれないのだったら、先に言うべきじゃないよね。実際のところ、マドリーで過ごしてマドリーで受けていたものに近い条件のチームを探すのは至難の業だよ。

Q:他のクラブに控えGKとして行くのですか?
A:(大笑いして)ないない。もし俺が現役を続けるのなら、それは俺が優れた先発GKでいられていることを証明するためだ。欧州では、GKがひどく足りないと思っている。もしレーマンに声をかけて復帰を要請するなら、保証を申し出るGKはごくわずかだろう。

Q:白のクラブで続ける可能性はありましたか?
A:契約が終わり、俺は、レアル・マドリーとファンに感謝を告げて、ひとりで前へ進む時だと考えた。それで俺はこうしているんだけど、でも子供たちは嫌がったな…。

Q:どういうことですか?
A:人生は皆に平等だ。つまり俺には、14歳でマドリーで勉強していて、既にガールフレンドもいる息子がいるんだ。彼はスペインの生活を愛していて…彼をマドリーから連れ出す方法はないよ!

Q:あなたはファンからも、そしてロッカールームからも、とても愛されています。
A:俺は、自分の役割を最初の日から引き受けていた。それがカシージャスの控えGKでいるということだとわかっていたし、そのポジションは、ピッチでもロッカールームでも、チームを助けることだった。もし俺の態度が模範として役立って、ファンやチームメイトたちからの愛情を得ていたというなら、俺は自分の義務を全うしたと言えるよ。

Q:カシージャスは、あなたにとっての問題でしたか、それともまったく反対?
A:カシージャスは比類のない存在だ。それに、結局のところ彼は人生の友人になったし、これからもそうだ。俺にとって、彼は真のリーダーであり、ロッカールームの「ボス」だよ。彼は多くの話はしないし、声を上げる必要もない。彼の言葉は短くて、的確なものだ。イケルが何かを言ったら、それが判断だ。

Q:1人のリーダーがあなたが進む道を短くした…
A:俺たちはカシージャス、世界最高のGKについて話しているんだ。彼は勝者としての非常に大きなキャラクターを持ち、決して休もうとはしたがらない。他には、いくつかの試合で、控えに回ることを気にしない選手たちもいる。でもイケルは決して止まらない。彼の頭には、ただ記録を破り続けていくこと、タイトルを取り続けていくことだけだ。

Q:また、プレイしたら、アゴに打撃を食らうようなバッドラックがあって、コパに出られませんでした。
A:そう、まったく悲惨な話だ。人生を通して、それがマドリーを思い出させるものになるだろうね(あごを触りながら笑って)。実際、まだ時々痛むよ。フットボールは、こういうふうにタイミングの悪いものさ。でもこうして俺にはバッドラック、カシージャスにはグッドラックになるものだとは思わないよ。

Q:モウリーニョのサポートを感じていましたか、あるいはミステルにはお気に入りのGKがいたと?
A:俺の言うことを聞いてくれ。モウが意味するのは、レアル・マドリーの将来だ。彼は、クラブのスポーツ面の計画を整理するための、理想的なプロフェッショナルだ。マドリーは、望む場所へ進んでいく明確な哲学を持つ、強い個性のある人間を必要としていた。

Q:あなたには圧倒されます。
A:俺たちは、バルサのプレッシャーを受ける難しいシーズンを過ごした。でもモウと一緒に、俺たちは次のシーズンに勝つための、それにチャンピオンズに勝つための、基盤となる経験を獲得してきた。俺はそう確信している。

Q:常にあなたを控えにした監督を、どうしてそんなに持ち上げられるのですか?
A:なぜなら彼には、俺たち皆を、とても有用な存在だと感じさせる能力があるからだ。彼のフットボール哲学は、誰もが常に何かの形でチームに貢献していると理解させるものなんだ。

Q:あなたが良い想い出以上のものは何もない状態で去るのだとわかります。
A:そのとおりだよ。4シーズンに渡る俺の経験は、忘れられない想い出で満ちている。例えば、俺たちが2007年にリーガを制したときに感じたようなシベーレスでのことは、誰もわからないだろう。そうでなければ、今シーズン、コパでバルサに勝利したことも。こうしたことは何にも比べようがない。

Q:デュデク、あなたは完全なマドリディスタです。
A:俺はただ感謝していられる、そして俺がベルナベウを去るときに仲間たちがパシージョを作ってさようならを言ってくれたことを、孫たちに伝えてやれる。まったく予想もしていなかったああいう行為を見て、こみ上げてくるものを感じたよ。お別れをする日に、プロフェッショナルのフットボーラーに、あれ以上のものがあるかい?



観戦不足

2011-06-19 14:02:45 | football
欧州がシーズンオフで少々物足りない感があるものですから、昨夜、久しぶりの生観戦をしてきました。開幕戦以来です。さいたまスタジアムで浦和vs清水。オレンジポンチョを頭からすっぽりかぶって。
世間一般には、おそらく浦和サポの方が圧倒的に多いかと思いますので恐縮ですが…勝ったー! ボスナー砲2発で!タカのダイビングヘッドも! タカのゴールは、その高さのクロスに頭でいく?と思ってしまう、思い切りの良いダイビングヘッドでした。ボスナーの1点目はホーム側のゴールに決まったのでビジター席からは遠く、せっかくだからこっち側にもゴールほしいなあと思っていたら、試合の終わりが近づいた頃に、ずどん、と2発目。
今シーズン清水は選手が大幅に入れ替わって、開幕戦を見たときは絶望的な気持ちになるほどなーんにもできてませんでしたが、だんだんできるだけ最適な状態にチームの基本形が構築されてきてる気がします。個人的には、球際がすごく粘り強くなってるのが気に入りました。あと最終ラインの位置を高めにしようとしているところとか。選手層が薄くて、小野・高原を初めチームの基本形になりつつある選手たちに、疲労が蓄積したり負傷が増えるようになってきたら…という点は心配ですが。
勝ちまくっていきなり上位…なんてムシの良いことは言いませんが、順調にいってくれれば面白いチームになるのでは、と期待しておきます。

…安定しないのも覚悟しておきます。


ギャップ

2011-06-18 10:54:11 | football

マルセロ
何日か前に、マルセロをコパ・アメリカのブラジル代表に召集しなかった理由を、ブラジル代表監督のメネゼスが明らかにしたことが記事になっていました。マルセロは、3月末のスコットランドとの親善試合に召集されたものの、そのトレーニング中に負傷。早々とマドリーに帰ってきたのですが、マルセロは「問題は片付いた」と親善試合をうまく回避したと取れるようなメールを、よりによってメネゼスに誤送信していたんだそうです。これでメネゼスはマルセロを忠誠心がないと判断し、今回の代表落選につながった、という顛末。
これに対しマドリーは、マルセロが親善試合前に負傷してプレイできる状態でなかったことは事実であり、医師の診断書もあるのだと公式でアナウンス

というやりとりがあったんですが、MARCAによると、マルセロは今回のマドリーの対応について感謝を伝えるため、モウリーニョに電話をかけたとのこと。これに対しモウリーニョは、お前に対してクラブができる最低限のことをしたんだ、マドリーの選手が攻撃されることは、クラブの組織が攻撃されることだから、と答えたとのこと。

できすぎな話ですねって気もするんですけど、モウリーニョが公式で反論させる権限があるんだろうか?とも思いますが、よくモウリーニョについて言われている、選手を守ってくれるというのが、こういうことなんだなと思った次第。


アルビオル
アルビオルがバレンシアのカテドラルで結婚式を挙げました(既に2人娘さんがいますが)。おめでとうございます。



シャビ・アロンソとアルベロア
ご臨席の方々。


他にマドリーからはアダンとマテオス、それからスポーツ・ディレクターのミゲル・パルデサが出席したそうです。セルヒオ・ラモスとベンゼマ(!)も出席の予定だったそうですが、姿は確認できなかった模様。バレンシアの選手も何人か招待されていたそうですが、同日にデアルベルトの結婚式がカステジョンであった関係で、参加できない人もいたらしい。
結婚披露パーティは、バレンシアのPalau de les Arts Reina Sofia(ソフィア王妃芸術宮殿)で行われました。という部分もニュースになっているのですが、このバレンシアのオペラハウスは財政上の手段として、結婚式のバンケット等の会場として施設の一部を利用できるようにすることを、今年の5月にアナウンス。アルビオルの結婚式は、利用者第1号なんだそうです。


ディ・マリア
コパ・アメリカ準備中のディ・マリアは、ラジオの取材に対し、早いうちの契約延長・昇給をしてほしいと話したとのこと。現時点で2016年までの契約があり、現在の年俸は200万ユーロ。

「今シーズンはすごくうまくいって嬉しく思っている。そして今は、新しい契約延長を熱望している。なぜなら、もし事態がうまくいって先発になったら、契約延長するつもりだと約束したから。
(他のチームに狙われていることは否定せず)「それはそうだけど、でも僕はマドリーでとても幸せで、契約延長を望んでいる。もしできたら、コパ・アメリカの前に。」
「こんなシーズンを送るとは予想していなかった。チャンピオンズリーグでもあんなにできるとは。監督の信頼があって、僕はすごく成長できた。僕にもっと自由を与えるよう助けてくれた。事態は僕にとってとてもうまくいって、すごく良い状態でシーズンを終えた。」
(契約の改善を強調)「そう、実際のところ、できるだけ早くできればと願っているよ。ただ僕は落ち着いているし、どうなるか見てまっているところだ。」

代理人に焚き付けられたのか……。


ガゴ
何も新しいことはないですが、本人のコメント付ききなので、ASからざっくりと。
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レアル・マドリーのMFフェルナンド・ガゴは、現在コパ・アメリカのため代表のコンセントレーションに入っているが、TyCsportsに対し、大会が終わってスペインに戻る時点でも、自信の将来について確かなことはまだないと話した。ガゴは、「僕の人生でこれまでにないほどたくさんの負傷をした」と話し、自身の意思は「ジョゼ・モウリーニョと話をすること」だとした。
リバプールが獲得に名乗りを揚げているという情報については、誰もそういう話はもってきていないので「ただの噂だ」としている。最後にボカに戻ることについてはさらに難しいことだとしている。「ボカは僕の2番目の故郷だけど、今は戻ることは非常に難しいことだ。それはマドリー次第だし、マドリーは僕を行かせないだろう。」
「マドリーについては何も、クンとは話していないよ。彼は恐るべき選手だし、どんなチームにとっても彼を獲得できたら素晴らしいだろう。でも待たないと。」




結婚する人、将来の心配をしなければならない人、昇給を要求してる人、ポルシェ暴走させて捕まる人……オフの過ごし方は色々です。

今はまだ

2011-06-16 20:42:18 | football
フェルナンド・ガゴ
「コパ・アメリカのあと、モウリーニョと話すつもりでいる」


Q:レアル・マドリーでプレイしていくつもりですか?
A:現時点では、イエス。話されているようなことは何もない。

Q:あなたの代理人、マルセロ・ロンビージャは、クラブを出て行く選択肢が4つか5つほどあると言っています。アルゼンチンでは、ボカ・ジュニオルスの名前が出ています。あなたには、いつも、ボカや何か感傷的なものに誘惑されるところがあるのでは?
A:それは難しいことだよ…ボカは、僕が8歳から育ったクラブ、僕の2つ目の故郷だ。ボカではすごく快適に感じられる。すべてを知っているからね。アルゼンチンに戻りたいと熱望する気持ちもある、ヨーロッパで1人でいるのは簡単なことではないから。スポーツ的な面を分析しなければいけない、それでヨーロッパで続けていくことが適切なんだ。アルゼンチンに戻りたい気持ちは、ボカのユニフォームは素晴らしいものだし、そこで僕が感じていたことを説明するのは難しい。これは僕だけの決断ではなくて、マドリーが何を言うか次第の部分が大きい。

Q:あなたがボカに行くのにフリーになるだろうという噂話がささやかれていました。それはマドリーに対する敬意を欠いているのでは?
A:奇妙な話だったね。僕の周りでは、その当時でアルゼンチン最高額の移籍だと言われていたのに、マドリーがフリーで僕を行かせるなんて奇妙な話だ。いずれにしても、マドリーが僕を売りたいという話は推測だ。なぜなら、誰とも話をしていないし、コパ・アメリカが終わるまでは話をすることはないだろうから。それから、監督や会長と話をしてわかるだろう。

Q:もし彼らが、あなたがマドリーで続けることを許さないとしたら、ヨーロッパの他の国に行くでしょうか?
A:わからないな…イングランドやイタリアはとても強い。(スペインの)他の2つの主要なリーグだ。

Q:レアル・マドリーの人間でいるというのはどういうものですか?
A:僕はいつでも自分の生活の習慣に従ってきている…マドリーの組織は非常に素晴らしいし、世界中に知られている。

Q:今シーズンはどうでしたか?
A:怪我と、膝の負傷が3度も再発したのは、僕にとって本当に長いものになった。チームが集合していても、プレイできなかったんだ。

Q:クアトロ・クラシコを経て、バルサとの争いはどうなっていくのでしょうか?
A:この戦いは、来シーズン非常にハードなものになるだろう。歴史上最高のチームの1つと対しているんだ。僕たちは、非常に良い戦いをしてコパを勝ち取った。それからチャンピオンズでも、同じように良い戦いをした。レフェリーについて言われていることがあったとしてもね…。ファイナルに到達できなかったのは僕たちにはつらいことだった。

Q:今はアルゼンチン代表にいるわけですが、アルゼンチンにとってのコパ・アメリカの持つ意味とは?
A:長い間手にしていない、勝ち取りたいものだ。戦って優勝したいね。

Q:あなたにとっては、ワールド杯に行けないという落胆を経ての復帰ですが…
A:僕にとって、アルゼンチン代表は最高のものだ。代表を外れたのは本当に最後のことだったけど、責任を探してはいけない。つらいことだったけど、もう終わったこと。次のステージに移るんだ。


昨シーズンは199分間のみ…
インタビューの中でガゴは、今シーズンの彼にとって災いとなり、190日間の離脱の原因となった数多くの負傷について、さりげなく触れた。ガゴの試練は、8月24日のトロフェオ・ベルナベウから始まった。左膝の靭帯を捻挫し、31日間の離脱。10月7日に再発させてさらに31日間の離脱となり、また復帰しようとする頃になって同部位にさらなるアクシデントが発生した。傷の付近に浮腫が生じ、55日間活動できなかった。最後に起こったのは3月4日の内転筋の負傷で、73日間の離脱。この試練は、心理的にも深く影響を与えるものとなった。この結果、ガゴはこのシーズン、わずか7試合で199分間出場という結果になった。
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移籍になるのかなあ…。今シーズンは負傷、再発の連鎖だったのも確かですし、負傷がなかったとしてモウリーニョのファーストチョイスだったろうか、と言われるとイエスとは言い切れないけど、でもガツガツ中盤で当たりに行く仕事とか、ガゴ向きじゃないかと。マルセロ、イグアインと同時期にマドリーに来た若手南米組の1人として、というのもありますし。在籍暦でいったら、半月か1ヶ月くらいの差で、マルセロの次(イグアインとどっちがどっちかはわかりませんが)。
ただ気になるのは、最後の3月の内転筋負傷がもともと全治3週間程度だったはずなのに、最後まで出てこられなかったこと。完治しなかったのかもしれないけど、でも、アルゼンチン代表には(少し遅れてだけど)普通に招集された。実際はどうだったのか、ちょっとひっかかる。
あと気になるといえば、だいぶ前にざっと読んだ記事なので出処が思い出せないのですが、試合に出場できないと家に帰って泣く事もあった…という記述を読んだ事があり、どうもナイーブなところがあるような…ま、底抜けに明るいラテンの人という感じじゃないのは確かですが。



懲りてないのか…
イビサ島でバカンスを楽しんでいたベンゼマさんは、水曜深夜(明け方?)にブルーのポルシェを無謀運転したため、同様の行為をした友人と共に現地警察に捕まり、250ユーロの罰金を支払ったそうです。

なんでも目撃情報によると、ベンゼマさんは、暴走したりドリフトしたり……。


運転席にいるのがとっ捕まったベンゼマさんの模様



おまけ

1年と2ヶ月先

2011-06-15 01:25:17 | football
残念…!!
8月23日に予定されていた今年のトロフェオベルナベウ、ラウルのシャルケが招待されるという話が決まっていたのですが、シャルケはELの試合が8月25日に入ることになり…ラウルのマドリーへの帰還はお預けとなってしまいました。ただし、2012年には来て下さいね、で合意となった模様。
そして今年、代わって招待されるのは、なんとグティさんのベシクタシュになるんだそうです。既にマドリーはベシクタシュと連絡を取っており、ベシクタシュ自身もELの試合があるにもかかわらず、招待を受けることに前向きのようです。


代理人ヒネス・カルバハル
ラウルやサルガド、サラビア、ビクトル・バルデス、ムニエサ、デウロフェウ等の代理人であるヒネス・カルバハルの記事から。

「私の個人的意見だが、レアル・マドリーは前線に非常に優れた選手がたくさんいる。イグアイン、ベンゼマ、クリスチアーノ…私は、クンが移籍すべきだとかそうではないとか言う立場の人間ではない。私は、そのポジションはマドリーでは非常によくカバーされていると考えている。」
「ネイマールは脚光を浴びている(マドリーがネイマール獲得で合意に至ったことをブロセンッティ氏が話した、というイタリア発のネタが出回っている)。しかし彼には経験が欠けている。それはレアル・マドリーで必要とされるものだ。私なら、彼よりクンを取るだろう。」
「ブロンセッティ(代理人、Fペレスの相談相手?)は、彼がアナウンスしたとされる記事を読んだだろうが、彼はこのことは何も知らないだろう。なぜなら、彼はこの件に何も関わっていないと考えられるからだ。事態を知っているのはワグネル・リベイロだ(ネイマールの代理人)。」

(ラウルについて)「新シーズンで事態がどうなるか見ていきたい。ドイツでスパイクをかける(引退する)可能性があり、この国で続けていきたいと思っている。」
「今ある契約に加えて、さらに1年延長のオファーを我々は受け取っている。ラウルの意思は、新シーズンどうなっていくかを見ていくことで、もしコンディションが整っていると感じれば、彼は続けるだろう。」
昨年の夏は、ラウルの獲得について「マンチェスターユナイテッドが興味を持っていた」が、それは「すでにシャルケと話をしていた時のこと」であった。またベシクタシュでグティと共にやる可能性についてはまったくないと強調した。
ラウルがレアル・マドリーに戻る可能性については、「可能性はあるが、それは彼が引退したとき」だと明言した。「そのときにレアル・マドリーに誰がいるか、その人物がラウルを必要とするかどうかを見ていくつもりでいる。現時点では、我々には何もわからない。」

(自身の仕事への批判について)
「何よりも重要なのは、常に選手の意思を実現しようとすることだ。最善の選択肢を探し出し、アドバイスをする。ただ、私の意志が選手より前に来ることは決してない。」
「手数料が行き過ぎているとは思わない。ある種の合意に基づいたものだし、FIFAやRFEFのルールに基づいていて、あらゆる関係部分から受け入れられたものだ。」

最後に、カシージャスとバルデスのどちらが世界でももっとも価値(値段)が高いかという質問を受け、「どちらも値段のつけようがない。誰も、それぞれがレアル・マドリー、バルセロナを出ることを許す人などいないだろうから。どちらも計算できるものではない。」

オフにやること

2011-06-12 15:40:20 | football


イケルの夏休み前の仕事
マドリー公式にもインタビューの記事がありましたが、イケルはベネズエラでの代表戦後、スペインに帰ってきた他の選手たちとは別行動を取った3人のうちの1人でした(他に、ジョレンテとシルバもスペインに戻らずアメリカ方面でそのままバカンス入りしたらしい)。
イケルはメキシコに移動しまして、リーガの大スポンサーであるBBVAが後援しているらしい、子供たちのサッカースクールに出席していました。来週にはチリでもチャリティ活動をするという別記事もみかけました。火山の影響とか、大丈夫かな。
ここ何年か、バカンス期間中の社会活動がイケルの習慣になってますね。マドリーのカピタンで、世界を制したスペイン代表のカピタンで、という名前を有効に利用して社会活動をする、それを続けていくこと、平凡な言い方ですが本当に大切なことだと思います。
ちゃんと休養も取って…と思っていましたが、サラちゃんがメキシコで合流したそうなので、ひととおり活動を終えたらそのままバカンス入りなんでしょう。とにかく今シーズン(一応6月いっぱいは2010/2011シーズンと考える)もお疲れ様でございました。


国王杯のその後の長いの
国王杯後の裏側の様子は、RealMadrid TVで放送された「EN EL CORAZÓN DE LA COPA」からのもののようです。もうちょっと長めのが上がっていましたので、しつこく拾ってきました。貴重貴重。

試合後~ロッカールーム


空港~機内


パレード~シベーレス広場


前にも思ったんですが、ペドロ・レオンはカルバーリョと仲が良いというか、カルバーリョにべったりというか。意外な人間関係。クリスチアーノはこういう場では妙におとなしいんですね。カメラの注意をセルヒオ・ラモスに振ってみたり(ラモスはカポーテふってしっかり目立ってます)。ピッチ上でアロンソがクリスチアーノに話しかけてるのは、「お祝いのためでも、もう飛び跳ねられない…(くたくたで、ということだろう)」みたいな意味か。アデバヨールは、現時点で残れるかどうか微妙ですが、ロッカールームでの雰囲気作りにしてみたら、かなり重要な人材。



ラ・ロヒータ

グループA:デンマーク、ベラルーシ、アイスランド、スイス
グループB:チェコ、イングランド、ウクライナ、スペイン

デンマークでU-21欧州選手権が始まりました。本日、スペインU-21代表はイングランドとの初戦。
各グループで総当りリーグ戦、上位2チームずつが決勝トーナメント進出。決勝進出の2チームと3決で勝ったチームの3チームが、2012オリンピックの出場権を確保。イングランドが自動的に出場権を持っているので、イングランドがベスト4に勝ち上がれば、3決の結果を待たずに残りの3チームがオリンピック出場権を確保。

マドリーからは誰も呼ばれてないんですが、元マドリーの選手はいるし。見れたら見よう、どこかで。スペインでは、初戦はクアトロが放送、解説にモリエンテスが呼ばれているようです。クアトロどこかに…。

MARCAより、スペインU-21選手リスト
懐かしの・・・

ひと区切り

2011-06-10 11:46:42 | football
フェルナンド・イエロのインタビュー(El Paisより
3年まえにオフィスにやってきて、スペイン代表の最も素晴らしいサイクルを楽しんできた。フェルナンド・イエロは、かつてなかった「最高のタレント世代」と彼のオフィスでの仕事から導き出された、近年の代表の成功を心に思い浮かべている。

フェルナンド・イエロ(1968年マラガのベレス生)に子供たちがサインを求めるのは、彼が以前、レアル・マドリーとスペイン代表で時代を刻んだフットボール選手であったためだ。2008年初めから、彼はスペインサッカー協会でスポーツ・ディレクターとして仕事をし、その期間、スペインはEUROとW杯を制覇した。6月30日の翌日には、彼はその職を離れ、新たな展望を捜し求める。

Q:振り返ってみて、最初に思い出されることは?
A:スペインのフットボールを代表する際に必要であった大きな責任のことだ。

Q:この職をオファーされたときのことを覚えていますか?
A:もちろん、はっきりと。私は監督のコースにいたが、私のためのポジションがあると伝えられた。多くのことを話す必要はなかった。給与の交渉すらしなかったよ。

Q:あなたが最初にしたことは?
A:レアル・マドリーのユニフォームをはずして、スペイン代表のユニフォームを飾ったこと。皆のチームのユニフォームだ。

Q:協会の中でわかったことは?
A:非常に良い人たちで、非常によく働く人たち、すぐに私のアイディアを受け入れてくれた。私はいつでも、非常にはっきりと、チームでの仕事を行ってきた。たくさんの話を聞き、たくさんの提案をし、それから私の責任で私が決めた。しかし大きな決断は、いつでも役員会にかけていた、そうすべきなんだ。

Q:彼らはあなたの提案を受け入れましたか? それともあなたは彼らと戦わなければならなかった?
A:いや、言い争うことはなかった。通常彼らはいつも私をサポートしてくれた。

Q:あなたがイニャキ・サエスやサンティステバンを解任した時でも…
A:私はその考えを説明したし、彼らは完全に理解してくれたと考えている。気分の良いことではなかったが、そうしなければならないと考えた。そういう時だった。

Q:あなたにはオフィスワークの経験がありませんでした。それが障害になったことは?
A:14シーズンをマドリーで過ごし、13シーズンをスペイン代表で過ごした。4回のワールドカップを戦い、イングランドでも、カタールでもプレイした……私はフットボール人間ではあるが、持っている資格はスポーツディレクターと監督のものだけで、実業経験がなかった、それは真実だ。

Q:スペインサッカー協会は、やや古臭い体質だと思われていますが…
A:私が思うのは、それは我々がたくさん話をせず、多くのニュースを出さず、黙っているからで、何かを阻んでいるためではない…この点について私はもっと批判的だったが、しかし最終的には、それは問題ではないと理解した。人が自分のことを説明するとき、互いのことを理解したいと思う人が多いのではないのだ。思い出してほしい。バルセロナが欧州を制覇した際、私は良識を持つこと、一つになったチームを守ること、バルサとマドリーの間の競争関係を見つけるのをやめること、それを大多数に広めることを呼びかけた。私たちをサポートしてほしい、ポジティブであってほしいと…結局皆が注目したのは、私が一息つくことを欲しているので辞めるつもりだ、ということだけだった。我々は現代的で活動的な協会だが、しばしば、そう見てもらえないし、そう見たいと思われていない。

Q:あなたがスポーツ・ディレクターになったとき、ルイス・アラゴネスの反応はどうでしたか?
A:私は夜を徹して理解して、それからやって来た、突然に…ルイスとは、互いによく知り合っている。何試合も対戦したし、カフェで偶然出会ったこともある。しかし8ヶ月いっしょにやってきて、彼は完全な自治権を持っていたと私は思っている。それで我々の関係は常に敬意のあるものだった。私とルイス、私とデル・ボスケの関係は、プロフェッショナルのレベルではまったく同じものだった。私とトップとのぶつかり合いは、常にフル代表のではなくより低いカテゴリーレベルについてのものだった。しかし明らかに、デル・ボスケとの関係は特別なものだ。彼は私の兄のようなんだ。私はより直情的だが、彼は落ち着いて穏やかだ。彼の傍で働くのは、大学にいるようなものだ。以前はすべてに飛び込んでいた、今私は違いを理解して、水が流れるようにする方法を学んだんだ。

Q:あなたの素晴らしい成功は、すべてのカテゴリーに一つのアイデンティティを与えてきたことですか?
A:すべてが同じようにプレイすることはメリットではない。それは目標であり、標準なんだ。2008年に、我々は方法を見つけた。私はそれが我々を定義するものになったと思っている。我々は、ラ・ロハにスタンプを押してきたが、スペインの各クラブが行っている仕事を生かすことが、スペクタクルなのだ。

Q:2008年に答えを見つけたのですか?
A:我々は、恐れを取り除いた。恐れを小さくすることで、勝てたのだとわかった。我々はいつも、190cmもあるドイツを恐れていたんだ。スペインのフットボール選手たちは、快適に感じていて、何よりもプレイしたがっている。楽しんでいるんだ。この点で、ルイスは彼のやり方を見出し、我々は彼のおかげだと思っている。例えば私は、ある日ビセンテと話していたことを思い出すよ。私は彼に、EUROを勝ち取ったばかりのチームを引き継ぐことの責任に耐えるのは、大変なことだとはっきりわかっていると話したんだ。すると彼は私にこう言った。「私はむしろその方がいいよ。何も勝ち取っていないネガティブな流れよりも、今の幸福でいる方がね。」 ウィーン(EURO)で、我々はコンプレックスをなくした。もしルイスがいなかったら、我々は今居るところにはいないだろう。

Q:なぜルイスと契約更新をしなかったのですか?
A:それは、そういう時だと思ったから、サイクルの終わりだと思ったからだ。私は短いサイクルを考えていて、物事が常に敗北によって終わるということを考えていないからだ。私は、他のカテゴリーでもそうしたように、変化の計画を立てて提案をした。

Q:あなたがたの関係に影響はありましたか?
A:いや、影響があったとは思わない。

Q:デル・ボスケの代わりが誰となるか選んでいますか?
A:私はわからないよ。私はいないだろう。

Q:少なくとも現時点で、ビジャールはあなたの後継を見つけていないようですが?
A:スポーツ・ディレクターは置かないといけないだろう。絶対に必要なものだと思っている。しかし代表監督の名前を挙げるときのように、私は提案をすることはできる。でも選択する責任は私のものではない。私はまだ誰もビジャールに推薦していない。この職を置き続けるべきだとはアドバイスしたが、でもそれはもう私のものではない。

Q:デル・ボスケは、その職(スポーツ・ディレクター)に完璧だと思いますか?
A:デル・ボスケは、どんな職でも得ることができる。なんであっても。ビセンテは、オーストリアから今に至るまでの変遷で、素晴らしい効果をもたらしている。一見なにも触っていないように見える。でも現代表の40%は彼の選択だ。ペドロ、ピケ、ハビ・マルティネス、ジョレンテ、ブスケツ、マタ……彼には勇気と知性がある。本当にごく自然とそうしてきたからだ。私にとって、彼は本当に得るものの大きい存在なんだ。私がカバーしているポジションについて質問があると、聞いてくる。「フェル、U-21はどうしようか?」 それは彼が我々のベースとなる仕事、最高の努力を尽くして捧げてきた仕事に価値を見出しているということだ。

Q:過ごしてきた中で最悪の時は?
A:U-17の世界選手権で勝ちあがれなくて、それで子供たちの見込みについて考えたことやスイス戦の夜(W杯初戦)。この経験は、世界選手権の最初の試合で勝つことは重大なことだと私に教えてくれた。彼らは我々にとっての優勝候補だった。

Q:そうしたことはよく起こりましたか?
A:いや、勝ち進んでいくと我々は夢を見て、我々にはできるんだと思うようになる。しかしこの場合、我々は外からも注目され、そうなるだけの理由があった。あらゆる点で優勝候補だったんだ。スイス戦では、ぎこちなさが感じられた。その夜は、私はずいぶん苦しんだよ。しかしチームは成熟しているところを見せてくれたし、デル・ボスケの大きな人となりが見られた。ビセンテは再び、穏やかさのレッスンを見せてくれたんだ。何にも触ることなく、決断を下した。ブスケツをそのままに起き、大きなプレッシャーに耐えた。彼の決断は最も信頼のおけるものだった。

Q:では選手たちは何をしたのですか?
A:疑いを持つなと伝えた。「疑うな。疑ったら、我々は終わりだ、列車を乗り逃がしてしまう。お前たちは欧州のチャンピオンだ、忘れるな」と。私は4回のワールドカップを戦った。疑いは自分たちを殺してしまうものだとわかっていた。

Q:チームのリーダーは誰ですか?
A:リーダーシップを、経験のある選手たちでシェアしていると思っている。イケル・カシージャス、チャビ、マルチェナ、プジ(ョル)……素晴らしいキャリアを持った奴らだ。それからペペ・レイナ、シャビ・アロンソ、カプデビラ、セルヒオ(ラモス?)…そして若い選手たちもその一部を担っている。ペドロ、ブシ(ブスケツ)、ピケ、ジョレンテのフレッシュさ。我々はスペインフットボールの、才能の最高の世代に直面しているんだ。この選手たちのチームを楽しみ続けるという機会を逃すのは寂しいことだろうし、このきわめて素晴らしい花をどう見ていったものかわからない。我々は皆を大切にしていかなければいけないんだ。

Q:クアトロ・クラシコの後は、少し色がさめたようですが。
A:いや、何も危機を知らせるようなものは、最近見ていないよ。もしそうなら、我々は仲裁に入っただろう。しかしそんな必要はなかった。スペインの旗がボストンで掲げられていたのを見たかい? 我々は、世界標準になっている。我々は、ブラジルがそうであったようなものになっているんだ。現時点でのフットボールの標準だ。人々は我々のプレイを見たがる。なぜならこの代表はスペクタクルを見せるからだ。我々は道筋を見出したし、そこから離れるわけにはいかない。

Q:イニエスタについて話していませんね。
A:もしスペインのフットボールが顔を持つなら、アンドレスだ。しばしば、我々がそういうことについて話をするとき、我々は彼を例に挙げる。イニエスタ自身が、我々の戦いの価値だと、才能、ハードワーク、誠実、謙虚、仲間意識。

Q:いつか、なぜあなたが辞めたかについて説明するでしょうか?
A:理由は、そういう時だということ、私の人生におけるその期間が終わったということ。協会のスポーツマネジメントは、40歳が負う職ではない。私は、人生で私がするものを見てみたいと思っている。

Q:マドリーでフロレンティーノ・ペレスと仕事をしますか?
A:一日中そんな話ばかりだが、まったくなにもない。私がそう言うよ。

Q:協会の中でし残したことは何かありますか?
A:U-21の子たちが、ロンドン五輪に勝ち上がるのを見たいね。そうなったら嬉しいよ。

夏の予定

2011-06-09 06:11:57 | football
移籍関連の話は、真偽や実現の可能性まで調べると時間がかかるし、ほぼ決まり状態になってからでいいやと思って見出しを眺めている程度(ガゴ、ガライ辺りとか、出てく方面中心に気になる部分もあるんですが)で、もう少し確実な情報待ちの状態。となるとネタがないので、少し前の記事等持ってきて、整理することにしました。

レアル・マドリー 2011夏
まずは今年の夏のマドリーの皆さんの予定。もう1週間も前の公式記事ですが。

7月11日:メディカルチェック(バルデベバス)
     :ロサンゼルスへ出発-到着

忙しいですね、この日は。この後は7月24日まで、昨シーズンオフと同じUCLAのキャンパスを使って、トレーニングが行われるそうです。間には練習試合が3つ。

7月16日:L.A.ギャラクシー戦(L.A.)
7月20日:チバス・デ・グアダラハラ戦(サンディエゴ)
7月23日:フィラデルフィア・ユニオン戦(フィラデルフィア)
7月24日:マドリーへ帰る

この後は約1週間の欧州ラウンド。あれ、阿部ちゃん。

7月27日:ヘルタ・ベルリン戦(ベルリン)
7月30日:レスター・シティ戦(レスター)
7月30日:中国へ

マドリーに戻ることもなく、そのまま中国ツアーへ出発するらしい。

8月3日:広州恒大FC戦(広州)
8月6日:天津泰達FC戦(天津)
8月6日:マドリーへ帰る

コパアメリカに呼ばれている選手たちがいつ合流するか、なんですが、もしかしたら上記のトレーニングスケジュール中には無理かもしれないですね。コパアメリカは、開幕が7月1日~ファイナルが7月24日。


リーガ2011/2012のスケジュール
これも5月中に発表されていたもの。

8月14日:スペイン・スーペルコパ第1戦
8月17日:スペイン・スーペルコパ第2戦
8月21日:開幕、第1節
12月18日~1月8日:クリスマス休暇(ただし、12月21日、1月4日に国王杯が行われる見込み)

2012年
5月13日:最終節
5月25日:国王杯ファイナル

新シーズンが終わるとEUROがありますので、少し前倒しに終わるようです。開幕も8月21日って、いつもより1週間早い。ミッドウィーク開催は、9月21日近辺(第5節)、10月26日近辺(第10節)、3月21日近辺(第29節)、4月11日近辺(第33節)。あと、バルサはクラブワールドカップの関係で、第17節を11月29日火曜日に移動する見込み。


裏の様子は
6月2日付のクアトロの動画で、国王杯ファイナル後の、ロッカールーム内や飛行機内まで、選手たちの様子を撮ったもの。やっぱり優勝っていいな。皆嬉しそうで。アデの馴染みが良すぎる。エジル(スペイン語読みオシル)人気ありますね。アルベロア、うるせええええ。
下にYoutubeからの動画を貼っておきますが、削除されて見れなくなる可能性もあります。



Corazon Classic Match 2011

2011-06-07 06:56:27 | football


丸一日遅れですが
Real Madrid 8-3 Bayern Munich

OBどうしのチャリティマッチ、昨年は確かミランとやったんだと思いますが、昨年同様今年のも面白かったです。丸みを帯びたおじ様たちもいましたが、目を引くのはやっぱりジダン。ぴったり足元に収まるトラップ、ブトラゲーニョに出したパス。本当に別格。技術っておとろえないんだなあと思いますし、そういう意味ではレドンドとかフィーゴもまだまだ素晴らしい。
先発が、中盤がレドンドにデラレ、ジダンが君臨し、左のアマビスカが元気で(アマビスカのポジションは何だったんだろう…左ぜんぶ、とかそんな感じ)、右のフィーゴはドリブルもクロスもやり放題だし、トップのブトラゲーニョもまだまだ動きが鋭くて、ドイツのおじさんたちを圧倒してました。最終ラインは、カランカ、エルゲラ、チェンド。
モリエンテスは途中から出場時間をもらいまして、相変わらず優しいベルナベウは大きな拍手で迎えてくれました。プレイ自体はぱっとしなかったけど。こけてる場面が多かったなー。

とここまで書いてから、昨年の記事を見てみたら、ほとんど似たような感想でした。ジダンはいつまでもジダン。







ルベン・デラレ
ルベン・デラレは特別な誕生日を過ごした(ちょうどこの日が誕生日でした)。第2回となる「コラソン・クラッシックマッチ2011」で、バイエルンミュンヘンを相手に、再びサンチアゴ・ベルナベウでプレイすることができ、「ただピッチに脚を踏み入れただけで」感動したと話した。
「僕はペナルティでゴールも決めたけど、バーを打ったシュートも見たよね?」 ルベン・デラレは、サンチアゴ・ベルナベウのミックスゾーンで、再び選手としての感触を得たことについてコメントした。
「ベルナベウで選手として再び試合を楽しめるなんて、何ものにも代えがたいことだよ。ピッチの中にいること。ピッチの上を歩くこと。ほぼ満員になったスタジアムやファンの愛情を感じること。決して忘れない。」
知ってのとおり、デラレは心臓の問題でフットボールから引退、彼の頭には、涙を抑えねばならないような想い出が過ぎ去ったことだろう。
「感動しているよ。ベルナベウに足を踏み入れただけでね。自分なりに感じた気持ちはコントロールできて、このクラブの歴史となっている選手たちの傍で、本当に楽しんでプレイできた。誇らしいよ。」
「先発としてプレイできて、フェルナンド・レドンドのような偉大な選手たちに囲まれて、本当にラッキーだった。彼と一緒に出場できたんだ。彼は、僕の憧れの選手の1人だったんだよ。」
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デラレは、試合冒頭の選手紹介の中では一番最後にピッチに登場しました。キャプテンマーク着けて、何事か先輩たちにからかわれて。楽しそうでした。
後半、交替でベンチに下がってきたレドンドにla Sextaのレポーターがインタビューしてまして、その中でデラレについて、「あなたは彼のアイドルですが…」って感じで、何か質問してました。詳しい内容、答えが聞き取れなかったのが残念。




ルイス・フィーゴ
ASから
「ジダンは、俺に(マドリーに)戻るようにという依頼はしてないよ。何も受けてはいない。今は俺はインテル・ミラノにいて幸せでやっている。将来に何が起こり得るかは決してわからないけどね。」
「ベルナベウに帰ってきたこと、俺がファンタスティックな時間を過ごしたスタジアム、クラブに帰ってきたことが本当に嬉しいよ。」
「偉大な選手たちに囲まれてプレイすることはファンタスティックなものだった。いったんクオリティを手にすれば、それは決して失われないものだし、たとえばジダンのようなフットボールをするのを見るのは嬉しいものだよ。」

公式から:
「こういった種の試合はいつでも素晴らしいもの。会っていなかった多くの元仲間たちや友人たちに再び会う機会が得られたし、不利益を受けている人々を助ける貢献ができた。」
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最近の記事で、フィーゴがマドリーで2年間通っていたビジネススクール(そっち方面は詳しくないのですが、世界的にも有名なスクールらしい)を修了した、とかいうのを見かけたのですが…いつかフィーゴにも、マドリーに戻ってほしいです。活動の場は、現場に近いところだけじゃないかもしれませんが。



ボストンにて

2011-06-05 13:54:48 | football
本日
現地19時30分、日本時間2時30分より、コラソン・クラッシク・マッチ2011 レアル・マドリーvsバイエルン・ミュンヘン。公式に、出場選手リストが載ってます。どこかで見れるはず…たぶん。寝過ごさないようにしないと。(今夜はテニスもある…)





本日のカピタン、シャビ・アロンソ


国際親善試合
Estados Unidos 0-4 Espana

スペインのゴール:カソルラ(27、41)、ネグレド(32)、フェルナンド・トーレス(73)

GK:レイナ(76、イケル)
DF:セルヒオ・ラモス(65、カプデビラ)、ピケ、アルビオル、アルベロア
MF:シャビ・アロンソ、ブスケツ(46、ブルーノ);カソルラ、シルバ(65、ボルハ・バレーロ)、ビジャ(46、イニエスタ)
FW:ネグレド(46、フェルナンド・トーレス)

親善試合だしそんなに気を入れないで見始めたんですが、スタジアムがにぎやかで良い雰囲気で、試合は良い流れでしたし、新しい顔も見れたり、けっこう楽しい試合でした。スペインは実戦からだいぶ空いた選手も多かったと思いますが、却ってそれで生き生きしてたのかもしれない。ま、アメリカがそんなにハードに守っていないので、スペインが楽にやれたからというのもあるかもしれませんが。
ゴールを決めた選手たちはもちろんですが、特に目立ってたなと思ったのは、シルバ、シャビ・アロンソ。シルバは、カソルラの2ゴールを両方ともアシスト。パス出しても良く、ドリブルで中に切れ込んでいくのも良かった。シャビ・アロンソは、先発の中で最多キャップだったようで、本日のカピタン様。中距離で前にパスがんがん出してまして、ネグレドのゴールはアロンソのアシストでした。
後半に入って多少選手が入れ替わりまして、チェルシー移籍以降大変な日々を過ごしているらしいフェルナンド・トーレスが、4ゴール目。アシストは初キャップのボルハ・バレーロ、やや前に上がってから実に見事なスルーパスで…なんていうか、グティみたいな。

初キャップ、ボルハ・バレーロの試合後のコメント:
「これほどのスタジアムで、印象に残るデビューだったよ。こんなピッチに立てて本当にラッキーだった。デル・ボスケは、最初から僕を勇気付けてくれていた。チームが自分たちのやり方を保っていて、非常に良い試合をしたことで、本当に素晴らしい勝利になった。」

クアトロクラシコの影響が云々言われてましたが、セントラルはピケとアルビオルでそれなりに守り、前半左サイドはアルベロア-ビジャでやってましたし、アロンソとブスケツが一緒にタックルに行ったり一緒に抗議したりして、ま、特に問題はないんじゃないでしょうか。


ルート・ファン・ニステルローイ
2日付けですが、ルートのマラガ移籍が決まり、お披露目が行われたことについての記事です。
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ルート・ファン・ニステルローイは、フットボールをプレイしそれを見せたいと願ってやって来た。まもなく35歳ではあるが、今も偉大なゴレアドールであり続けている。「俺はただのストライカー。フィジカル的にはパーフェクトだ。」 15000人のファンが集まったラ・ロサレダでのプレゼンテーションで、ファン・ニステルローイは言った。ファン・ニステルローイは、彼がコスタ・デル・ソルにやって来ることに決めた理由の大部分は、マラガに所属する人々、スポーツ・ディレクターのアントニオ・フェルナンデスや、チームメイト、またレアル・マドリーで一緒だった監督マヌエル・ペジェグリーニにあると断言した。「俺が知り合った人たちは、ここのプロジェクトでカギになる。最初から、俺は良い感触を受けていたよ。」

ファン・ニステルローイは、2010年の1月にマドリーを去った。深刻な膝の怪我、治癒したとされる、関連するいくつかの軽微なフィジカルの問題を克服した後で。「俺はハンブルクにプレイするために行き、フットボール選手としてのコンディションを保っていた。1年半の間に44試合に出場して、フィジカル的にはパーフェクトだ。毎週プレイしていた。」 そう話すファン・ニステルローイは、今年の1月にはチャマルティンに帰る寸前となっていた。「マドリーとの話は不思議な運命だった。でも最終的に、俺はドイツで十分にプレイして、そして今はこのチームを俺のたくさんのゴールで助けようと、大きな希望を持っている。」
チームメイトについては、知己であるジュリオ・バチスタとマルティン・デミチェリスに言及し、また今シーズンのマラガのトップスコアラーになったソロモン・ロンドンを称賛した。「ロンドンは21歳で、彼の最初のシーズンなのに14ゴールも決めた。これはたいしたものだ。」ファン・ニステルローイは、若い選手たちがいる環境が好きだと話している。「俺は、若い選手たち、多くの才能を持つ選手たちと話したり一緒にトレーニングするのが楽しい。彼らと一緒にいたいと思うし、もし何か質問したいことがあれば、話をするよ。」
オランイェのストライカーは、1年間+成績次第では1年延長オプション付きの契約にサインした。しかし、自身のキャリアがそれ以上伸びることは予想はしていない。「1ヶ月のうちに俺は35歳になる。これが、俺のキャリアにおける最後のステップになるし、できる限りたくさんここでプレイしたいと思っている。俺は強い気持ちを持って、この舞台に臨むんだ。」
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「この移籍が自分のラストステップになるだろう」というコメントに、何かしみじみしてしまいました。たぶん他に移籍できるチームもあっただろうしオランダに戻ることもできただろうけど、リーガを最後にしようと決めたというのが、リーガファン的に勝手に嬉しいというかありがたいなあと思っています。マラガは、ルートが決まった後も、トゥラランとかエインセとか(あとファルファンとか!)なかなか面白そうな補強の話が上がっていて、ちょっと楽しみです。


1年が過ぎ

2011-06-03 22:48:48 | football
久しぶりなのでいっぱいしゃべる
モウリーニョがCadena Serの「El Larguero」(ラジオ番組)に出演しまして、山ほどの質問に答えたようです。アグエロやコエントランについて聞かれたことにも答え、バルダーノについてもフィナンシャル・フェアプレイを見据えたチーム作りにも言及し、カナレスやペドロ・レオンについても答え、慇懃無礼っぽいけどバルサの優勝も賞賛し…とわりと面白かったわりに公式日本語がざっくり要約だったので、ASのQ&A式の記事から、できる限り。レアル・マドリーのアレビンチームの子供たち、Bruneteフットボールスクールの子供たちがスタジオに入っていたそうです。

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Q:早く寝ていますか?
A:そうだ。今はトレーニングがないから。朝は7時30分に起きて、妻や学校に行く前の子供たちと朝食を食べ、それからスタジアム(ベルナベウ)に出勤する。シーズン中はバルデベバスに行っていたが。

Q:そこで何をするんですか?
A:私と共に働く人たちと面談をする。時には会長やホセ・アンヘル・サンチェスと、そうでなければ、私のチームを構成する人々、アシスタントやメディコと…。7月11日に仕事を再開するために、物事をきちんとしておく必要がある。心配事なしにバカンスに行きたいんだよ。

Q:良いシーズンでしたか?
A:そうだな。私は働くことが好きだ。たくさんの仕事がある1年だった。私はフットボールを楽しんでいるよ。家族はゆっくりと慣れていって、幸せでいる。私は疲れていない、それは何よりも重大なことだ。なぜならそれは、すべてが容易だったという意味だからだ。この「容易」には引用符を付けて言っているよ。帰ってくるのに、しかもより強靭になって戻ってくるのには、15日間で十分すぎるほどだ。

Q:先月は、多くのプレッシャーがあったのではないですか?
A:いや、プレッシャーは大きな問題ではない。フットボールは、私にとってプレッシャーの要因にはならない。喜びの要因だ。勝つか負けるかは、決して問題にはならない。たぶん、負けより勝った方が多かっただろう。プレッシャーについて話をするのは、おそらく不公平について話をすることであり、それならそのとおり、私にとってのプレッシャーだった。しかしフットボールは、その純粋な意味では、プレッシャーの要因にはならない。

Q:今あなたは、クラブのすべてのパワーを手にしたようですが…
A:以前よりも多くの力を手にしてはいない。マドリーは、組織の新たなモデルと、そのモデルが機能することを求めている。非常に優れた構造が成功に結びつくわけではないが、非常に優れたものではない、現代にそぐわない構造は、失敗につながる。そして我々は、スポーツ面での成功を探し求めている。私の力が以前より大きくも小さくもなったわけではない。私は決して力を求めては来なかった。私が求めていたのは、機能する共感と協調した仕事だ。

Q:会長が既にそのことを説明しました。
A:説明はしたが、しかし分析的にだ。(今後)よく構造化された機能のすべてで構築されたフローチャートを見ることができるだろう。力の中央集権化というよりは、協調した構造のものを。私はただの監督であり、それ以上のものとはならないだろう。

Q:バルダーノとフロテンティーノの会見は見ましたか?
A:直接には見ていない。会長は可能なだけのことを話した。それ以上の説明は、すべてが組織化されたときになされるだろう。そして、まさにクラブを離れようとする人の言葉と言うのも、違うことがないものだ。バルダーノにとっても全員にとっても悲しい瞬間であったし、それは偽善ではない。なぜなら、何であっても、私は偽善者ではないからだ。彼の解任を私は喜んではいない。もし何であっても私が喜ぶのは、クラブの組織の新しいやり方と共にあることだ。

Q:バルダーノはあなたとのミーティングを求めたのに、あなたはしなかった。
A:私はその辺りのことに向かいたくない。人生は戻ってこないものだし、道は一方通行だ。その決定は、考慮され話し合われたものだ。人生は、私にもバルダーのにも、続いていくものだ。彼に最高のものがあるよう願っている。

Q:マドリディスモからは、支援も批判もありましたが…
A:私は、考え方の異なる人を批判する人間ではない。私は私だ。私はファンに喜びを与えられるよう一生懸命働いている。彼らは、このクラブの中で最も重要な人々だ。彼らのために私たちは働いている。そして、もしそのために我々が自分たちのイメージを害さなければならないとしたら、私はそうするだろう。

Q:審判たちが、あなたを異常だと受け取るのが、心配ではありませんか?
A:フットボールはスポーツであり、正義の世界であらねばならない。それを変だともそうではないとも、思ったことはない。純粋であらねばならないんだ。

Q:UEFAの懲罰をどう思いますか?
A:懲罰の理由を知らされないユニークなケースだ。もう1ヶ月が過ぎた。懲罰の理由を求める権利も、弁護する権利もない、議論する権利もない…私が信じるのは、私には弁護をする権利があるということだ。だから私はTASに上訴して、最後まで行くつもりでいる。私は既に1試合のサスペンションを全うし、私のチームと私自身に負荷されるネガティブな意味の4試合も全うすることになるのだろう。しかし私はTASに上訴するつもりだ。なぜなら、私は真実を求めていて、私には私の弁護をする権利があるからだ。もしこれでも十分でないなら、私は欧州を2度制し、私は異なる国で4度タイトルを取り、私はバロン・ドールを手にした1番の監督であり、私には私の弁護をする権利がある、ということだ。

Q:バルサがあなたをUEFAに訴えたことに痛みを感じましたか?
A:いや。(うまく訳せなくて一文割愛)

Q:バルサについての意見を変えましたか?
A:いや。私は1997年から2000年まであそこにいた。2000年から2011年までではすべてが変化した。人々も、組織も。別のクラブだ。私は、その期間に働きたいと言ったことはなかった。ただ私はあの組織に対抗するようなものは何もない。

Q:グアルディオラをどう思いますか?
A:私は彼を選手として知っていた。それから10年が過ぎた。今彼は、彼のチームのリーダーであり、違っている。私は彼を知らない。私は、違っているグアルディオラと知り合った。同様に彼も、いまある私とは異なった私と出会っていたのだ。こうしたことは、希望やモチベーションを知ることなしに、将来も起こることだろうと考えた。

Q:あなたのことを「puto amo」と呼んだことについて、何か言いたいのでは?
A:何も特別なことはない。彼は思ったことを言うことができる。

Q:なぜ何も話さないのです?
A:そう決めたのは、懲罰を受けているからで、私はこういうふうに続けていく。私がいまここにいるとしたら、それは(スタジオにいる)子供たちのためだ。

Q:マドリーは、あなたが想像したとおりですか?
A:私が過ごしたいと望んでいたとおりの経験だった。自分の国で過ごし、イングランドやイタリアのフットボールに移った後で、私はスペインでの経験を楽しんでいる。特にマドリーで。なぜなら、試合の中で誰もが考えているのが、ゴールのことだからだ。何年か前にここで過ごす機会があったが、その時はそうではなかった。いま私はここに来ると決めて、何の後悔もない。自分の決断を喜んでいるよ。

Q:一番好きなリーグはどこですか?
A:それぞれが違っている。私はいまスペインにいて、マドリーは90ポイントも勝ち点を取ったのに、それでも優勝するのには十分ではない。このレベルでは異常なものだ。私たちが遠征するどの街にも情熱がある、それは重要なことだ。私は本当に喜んでいる。だから次のシーズンも続けようとしているんだ。私が幸せで、私たち皆がそうなら、私は続けていくことに魅せられているんだ。そういう相互の関係があることで、私は皆が望むまで続けていくだろう。

(ひとつ飛ばして)

Q:あなたは、ベストな結果は2年目のシーズンに訪れると言っていますが…
A:マドリーが今そうだという意味ではない。ポルト、チェルシー、インテルでそうだったということだ。マドリーも例外ではない、と言うことはできない。そうあるはずだが。既に類似した、学んだ手法による、フットボール上の行動があるということだ。しかしこのチームはコパ・デル・レイを勝ち取り、チャンピオンズではセミファイナルに進み、リーガで2位だった。それをさらに成長していくのは簡単なことではない。そうなるためには、少なくとも、リーガを獲り、チャンピオンズのファイナルに到達し、国王杯を獲るということになるだろう。

Q:バルセロナとマドリーの間には大きな違いがありますか?
A:私は比較はしたくない。誰もが、自身のチームについて話をする。このチームは成長し、向上してきている。私はプレシーズンのトレーニングのための準備をしているが、選手たちを、昨シーズンのこの時期の彼らと比較している。それは違うものだ。成長と前進があり、トレーニングが必要ないほど自動化された部分もある。我々が参考にするのは、我々自身だ。

Q:シャヒンをどう思いますか?
A:シャヒンは、ブンデスリーガの選手たちによって選ばれたベストプレイヤーだ。我々は彼をしばらくフォローしていて、進化が見られるプロフィールを手にした。彼は、エジルやディ・マリア、マルセロ、ベンゼマたちと同じ、素晴らしい子だ。そうしたことは我々に、フィナンシャルフェアプレイが導入される2014年2015年時点での、素晴らしい将来のチームを考えさせるものだ。マドリーは非常に若いチームと、大きなビジネスの視点を持った会長と共にある。欧州のフットボール界での、新しい時代を作ることができる…。

Q:クン・アグエロの獲得を求めたことは?
A:私は偽善者になるつもりはないから言うが、クンはファンタスティックな選手だ。そう言うことを私は恐れないよ。しかし彼はアトレチコの選手、それ以上のことはない。マドリーは、クラブとの合意が取れる前には、選手には接触しない(ほんとかよ)。だからマドリーは、どんな関係者コメントの背後にもいない。シャヒンの時もそうだった。最初にボルシアと、それから彼自身と代理人と交渉した。アルティントップ、カジェホンも、同じだ。

Q:彼をほしいですか?
A:いや…彼はアトレチコの選手だ。彼は素晴らしい選手であり、私は彼が好きだ。

Q:イグアインとベンゼマは、移籍不可の選手ですか?
A:そのとおり。

Q:彼らの移籍を許しませんか?
A:許可を出すのは私ではない。私は何も許可するものではない。もしクラブが何かをすることを望めば、私は誰でもない。我々は全員が、イグアインとベンゼマについて意見が一致している。我々は、彼らをそのままにしておきたい。

Q:マテオスとカジェホンは、あなたのリクエストですか? それとも移籍に利用できる?
A:我々はカジェホンを好んでいる。特徴が際立っていてメンタリティがある。彼はチーム戦力に入り、移籍の取引には使われない。我々は、彼の成長を望んでいる。マテオスには契約がある。プレシーズンは我々と一緒にスタートするだろう。その後、彼がチームに残るか、もう1年を与えるか(レンタル)がわかるだろう。しかしその場合、今度はプリメーラのチームか、欧州でプレイするようなチームだ。

Q:ではアデバヨールは?
A:彼はシティの選手であり、買取オプションが付いている。我々には特典条項があり(買い取りに有利な点がある?)、彼はここで続けたがっている。それは重要なことだ。

Q:モウリーニョは、白髪が増えたのが注意を引き始めているようですが…
A:遺伝だよ。私の祖父は40歳でほとんど真っ白になっていたし、私の父もだ。私にとって、フットボールが白髪の原因にはならないよ。(子供の質問らしい)

Q:カンテラの選手がトップチームでプレイするためには、どんな特性が必要ですか?
A:今シーズン、カンテラの選手は11人か12人がデビューした。共通した特徴は、トップでプレイしたいという強い欲求を持っていたことだ。そういう行動には、私たちと一緒に遠征に行かせ、情熱を感じさせるということで報いたいと思っていた。それが私には何より重要なことだ。

Q:なぜすべての選手があなたのことを高く評価して話すのでしょうか?
A:だいたいすべてだな(笑)。私が思うのは、共感を作り出しているということだ。相手を助けたいと思い、相手の将来を考え、正直であり、他の人たちに対するのと同じ愛情や強さで対応してくれるような人について知ることだ。それはまるで、兄や2番目の父親、友人のようだろう。

Q:フットボールの世界にいたチェンドをどう思っていましたか?
A:これは君だな(この質問はチェンドの息子のもの)。君のお父さんは、3人兄弟の中で君だけが彼のプレイを見たことがないと言っていたよ。(ここからは、先日のロルカでのチャリティマッチの話らしい)私は、「エドゥアルド(質問をしたチェンド息子)は家で試合を見ているのか?」と聞いた。そうしたら彼(チェンド)は、「そうだと思う」と。私は、「じゃあ今日、彼は君がプレイしているのを見ることになるだろうな、あまりミスしたりするなよ。」と言ったんだ。

Q:バルサは正当にチャンピオンズ・リーグを勝ち取ったと思いますか?
A:彼らは、ファイナルを、最高に正当に、最高級に、非常に平穏に勝ち取った。セミファイナルの勝ち上がりは、非常に良いものではなかった。しかし最終的には、感服したよ、まさに当然のことだった。ファイナルは、最高のチームが勝った。

Q:クリスチアーノとメッシ、どちらの選手が好きですか?
A:それは私の議論ではない。私にとっては、私自身が最高だ。カシージャスは世界で一番だ。クリスチアーノも、マルセロも……。

Q:2年間はここにいますか?
A:もし会長と、役員会と、選手たちと、そしてファンたちが幸せなら、私はいるよ。

Q:チームの特定の選手にとってアンフェアな状況になっていたと思いますか?
A:いつでも、監督というものはいつでも、ある時には、1人にとってだけでなく、他の多くにとっても悪いものになることがある。私は常に、チームにとっての最善を探しているし、時にそれはある選手にとって辛いものになる。

Q:カカは、バロンドールの頃のように復活できると思いますか?
A:カカは4年間に渡ってプレシーズン(トレーニング)を過ごしていない。我々の確信と願いは、彼が違いを見せられるようにということだ。彼の才能は驚くべきものだ。

Q:コエントランは好きですか?
A:さっきクンに対して話したのと同じだ。彼はベンフィカの選手だ。彼は多機能的で、それでずっと以前から好きな選手だ。ほとんどすべてのポジションでプレイする。チームを作るに当たって、私は多くの要求をするだろうが、彼のような選手をもてたらボーナスだ。

Q:ペドロ・レオンとカナレスについてはどうですか?
A:カナレスとは今日(2日)話し合った。誰にとっても重要な話し合いだった。セルヒオと、彼の父親、代理人、そしてジダンとホセ・アンヘル、私だ。5人ともが、セルヒオとマドリーにとっての最善を望んでいる。彼はマドリーの選手であり、マドリーに管理されるだろう。
(残留ってこと?)

Q:ではペドロ・レオンは?
A:私たちは明日(3日)彼と会い、最善の解決方法を話し合う予定でいる。ディ・マリア、クリスチアーノ、アルティントップ、カジェホンとサイドには4人いる。最善の解決は移籍だ。.
(モウリーニョの中では戦力外らしい。ちなみにPL自身はマドリー残留を希望している模様)

Q:ジダンはよりあなたの近くにいることになるのですか?
A:そうだ。バルデベバスは特別な仕事場だ。ジダンやパルデサのような人材を、このレベルで持てるのは良いことだ。
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長い。長すぎ。
とりあえず、イグアインとベンゼマは残留という認識でよろしいですか。