けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

Jornada 24

2010-02-28 16:29:56 | football
191chのみの方はまだ見ていないと思いますので、結果書いたりするのは後の方がいいのかなあ、と思いつつ。お休み中のベンゼマ画像とハイライト動画の下から、試合についてぐだぐだぐだぐだ書いています。








09/10 Liga Espanola 1a divicion Jornada 24
Tenerife 1-5 Real Madrid C.F.

テネリフェのゴール:どーみてもファウルでしかない
レアル・マドリーのゴール:イグアイン(29、41)、カカ(49)、クリスチアーノ・ロナウド(80=PK)、ラウル・ゴンサレス・ブランコ(90+2)

GK:今日はオレンジシャツ+白パンコーデのイケル
DF:セルヒオ・ラモス、アルビオル、ガライ、マルセロ
MF:シャビ・アロンソ(84、ディアラ)、ラス、グラネロ(76、ファン・デル・ファールト)、カカ
FW:クリスチアーノ・ロナウド、イグアイン(79、ラウル)

今回もベンチ入りから最後に外れたのはモスケラ。マルコス・アロンソがベンチ入りしたのは、ドレンテ離脱中で、左ラテラルのバックアップがいないからか。

総じての感想は、前節と同じ。試合は圧倒した。ゴールはどれも見事だと思う。でもリヨン戦が…とか言い出すとキリがないのですが、だって不安だもの。ずっと続けている先発セットが次のリヨン戦では組めないこと、その場合の中盤の構成、クリスチアーノ・ロナウドやカカが膠着した時。

試合開始から高い位置でプレシャーかけてくるテネリフェに対し、当初、ラスとシャビ・アロンソのあたりはじっくりボールが持てないでいた。この状態はそんなに長く続かなかったけど。でもリヨン戦は、今日の交代の仕方から考えて、ラス&ディアラで守備的中盤を構成するんだと思いますが、厳しくプレッシャーかけられたり攻め込まれたりしたら、どうなっちゃうんだろう。
今日の何分間かの出場だけでどうこう言うのも悪いけど、しばしば、ディアラが微妙なポジションでウォッチャーになってるのが気になる。怖い。どうせディアラをリヨン戦で使うつもりなら、この試合頭からラスとディアラで90分間行けばよかったのに。次節リーガはセビージャ戦。テストや慣らしなどしている余裕なんてないだろうし、リヨン戦に出られないシャビ・アロンソをその試合で使い切るだろうし。今日の最後10分ほどで、試合勘・コンビネーション確認したつもりなんだろうか。どうかすべて杞憂になりますように。


なんていう不安はとりあえず置いておきまして、その他試合で目に付いたこととか良かったこととか。
まず、マルセロの攻撃への貢献が今日は目だって良かったと思う。調子が良さそうで、よく走れていた。受け損なったボールでも諦めずに追いかけていって、躍動感があって。先制点は、左でマルセロががんばってボール持ち込んでいって、そのままイグアインに出したスルーパスから。見事。
ただし攻められる時は、左サイドからばかりだった…。マルセロが抜かれたせいで、とかそういうのではなかったと思いますが、リーガの他クラブのマドリー対策って、まずは「左サイドを狙え」とかやってるのかしら。まさか。

イグアインの2点目、これは見てて楽しかった。CKの流れで、いったんボールが後ろに下げられてからシャビ・アロンソが右の前目に残っていたガライへパス。ガライ!?と思っていたら、グラウンダーで丁寧にマイナスのクロス。そこにいたのが、親友イグアイン! と、これはガライもイグアインも、2人とも嬉しいなあ。もつれ合いの喜び合いがほほえましい。後半になって、シャビ・アロンソのスルーパスに、抜け出したイグアインがうまくあわせてバセリーナを打つもゴールならず・・・という惜しいシーンも。イグアイン、本当に好調。
3点目、カカの決めたゴールはタイミング的に最高。後半開始すぐ、イケルがキャッチしたボールにテネリフェのアジョセが頭から突っ込んでいったのがゴールと認められるという、実に馬鹿馬鹿しいありえない判定が下されて(普通ならオフェンス側のファウルだ)、得点は1-2に。でもほんの1分ほどで、最終ラインを走り抜けながらイグアインのパスを受けたカカがきれいに流し込んで、1-3。不満感を一掃する、すっきりしたゴール。少々照れが入ったカカの謎ダンス付き。

クリスチアーノは、前節からの影響もあるのか、なんとしても流れの中で結果がほしいとギラギラしてる感じ。そのせいか、どうにも今日は変なリズムだった。合ってない、持ちすぎ。
80分、グラネロに代わって入ったラフィが相手のハンドを誘ってゲットしたPKを、クリスチアーノはがっちりキープして、一応今日もゴールは決めました(前節のペジェグリーニの話だと、カカが1stキッカーだと思ってたんですけどね)。後から気がつきましたが、ペナルティ決めた後に、シャビ・アロンソはちゃんと祝福しにきていました。これはシャビが大人ってことですかね、と見てる方としては微妙な半笑いが浮かんでしまった。

最後を締めたのは、長いこと待った、ラウルのゴール。正真正銘流れの中で、しかも実にラウルらしいゴール。アシストになったラフィのクロスは、もしかしたらシュートだったのかな。ラフィの柔らかさはたまらなくいいですね。好きだ。特に、今先発で出ている選手たちは、どうもバキバキ硬い感じがするので、余計に。
でも、ラウルのゴール後、テロップに「今シーズン4ゴール目」とあるのを見て、愕然としてしまった。リーガでのゴールは4ヶ月ぶりだという。昨シーズン、リーガ38試合中37試合に出場して18ゴールを決めたラウルの、今シーズン4ゴール目。光を覆い隠すのは簡単だ。




強風警報

2010-02-28 03:24:10 | football

元気だった?
試合前ですが、兄ちゃん(ミケル・アロンソ)が弟(シャビ・アロンソ)を訪問。しばしおしゃべりを楽しんだ、とマドリー公式。コーヒー派が圧倒的に多いはずのスペイン人ですが、2人とも紅茶?(イングランド生活したせいかな)


フロレンティーノ・ペレス、屈す
リーガの試合には、よっぽどのことがない限りパルコに姿を現すフロレンティーノ・ペレス会長ですが、今夜(キックオフまで1時間を切った)のテネリフェ戦は自宅で観戦する羽目に。ここ数日、カナリア諸島は悪天候に見舞われていまして、フロレンティーノ・ペレスが使うつもりだった小型のプライベートジェットにはフライトの許可が下りなかったとのこと。
試合前の両チームお偉いさん同士の昼食会・親睦会では、第2副会長のエドゥアルド・フェルナンデス・デ・ブラスが代表的存在となっていたようです。

悪天候についてですが、実際、マドリーの選手達が昨夜テネリフェに到着した際の公式の記事には、さりげなく風速120km/hなんて書いてありました。日本人的に慣れた単位に直すと風速33m/s。スペインの単位を尊重するなら、時速120kmで走る車と同じ感じで風が吹いていたと……。
選手達の移動にはもともとはテネリフェ北部の空港を利用する予定だったそうですが(スタジアムもコンセントレーションするホテルも北部にある)、この悪天候・強風のせいで南の方にあるレイナ・ソフィア空港を利用するプランに変更になったようです。

試合の時間には、風速は40km/hの予想。日本式で10m/s。それでもけっこうな強風。

ELを見た

2010-02-27 09:44:40 | football

Ligue Europa 16eme de finale
Olympique Marseille 3-1 Copenhague

マルセイユの得点:ベナルファ(43)、コネ(62、78)
コペンハーゲンの得点:アルメイダ(86)

GK:マンダンダ
DF:ボナール、ディアワラ(65、エインセ)、イウトン、タイウォ
MF:カボレ、シェルー(65、エムボウ)、アブリエル
FW:ベナルファ(79、ヴァルビュエナ)、コネ、モリエンテス

年度末だから、が理由になるかどうかわかりませんが、先々週くらいから仕事+夜のお付き合いの負荷が上がってまして、なかなかじっくり試合を見返したり記事読んだりできないのですが、木曜の夜は無理をしてネットでEL(ヨーロッパ・リーグ)のマルセイユvsコペンハーゲン 2nd legの試合をフルマッチ観戦してしまいました。というのも、事前にモリエンテスの先発出場の可能性が高い、という情報を目にしていたので。マルセイユは既に1st leg、アウェイでの試合を1-3でものにしていて、この日は余裕の選手起用ができる状態だったのです。
これまで、モリエンテスが出場しているマルセイユの試合を見た数はごくわずかです。試合にほとんど貢献できず、らしい動きも見せられない。試合後には決まってフランスの報道に最低点をつけられこっぴどく書かれ批判される、を繰り返すうちに、見る気力が萎えていて。なので久しぶりの恐る恐るの観戦。

率直な感想は、モリエンテス良かった方だ、でした。まったくフィットしない状態が頭にあったからかもしれないけど。意識的に中盤に下がってきてボールを触ろうとしている動き。戦う気持ちも目に見えるものがあったし、モリエンテスらしいフォームでシュートを打つシーンも。エリア内で右のネットを掠めたシュートは惜しかった。ほんと、結果が欲しかった。
でも、やっぱりこのままじゃきついな、とも思ったのです。この試合ではレギュラー扱いの選手の出場が少なかったからかもしれないけど、前線の選手間の連携が、とにかくない。
ベナルファとバカリ・コネが、モリエンテスと共にFWで出ていたのですが(モリエンテス中央、ベナルファ左、コネ右)、この2人ともの特徴なのか、前目でボールを持つと、多少遠くて無理な位置でも、強引にシュートする傾向がある。そこで折り返せばいいのにとか、ゴールに近い位置にもっと可能性の高い選手がいるのに、スペースがあるのにとか、そういう状況でも。何でもかんでもモリエンテスに回せというのではないけれど、でも、コネやベナルファからモリエンテスにボール渡ったシーンってあったっけ? と思ってしまうほどでした。
モリエンテスが引き気味に動いたりしてたのは、2人の動きのせいもあるのかな。もっとも結局ベナルファとコネはこの試合でゴールを決めているのだから、モリエンテスもここでは、フィジカルが強くスピードもあるフランスのチームにあっては、個人としての積極さ、強引さが必要なのかもしれない。エリアの手前で細かくボールをつなごうとするのとか(いかにもリーガぽくて)、好きだけど。
あとは、やっぱり全体として、パスもクロスも繊細さ、精度に欠けるのが惜しく感じる。少し長めのパスやクロスなどは、「ここへ出す」というピンポイントじゃなく「あの辺に」という感じでどーんと出され、結局大きく外れたり受け手の頭の上を越していったりするケースが目に付いた。こういう書き方をすると顰蹙かもしれないけど、パス・クロスの精度は、リーガ、マドリーは良いんだなあと改めて実感した。ぴた、と収まるのに目が慣れていたことに気づく。

いずれにせよ、モリエンテスにとって都合の良いチームを作っているわけではないのだから、やりづらさがあるのは仕方がない。次のチャンスもいつ巡ってくるのかわからない(これまでの状況でも、まだチャンスをくれるデシャンはやっぱり優しいと思う)。モリエンテスがこれまで積んできたキャリアの中で、おそらくこんなにフットボールが思い通りにならない苦しい状況はなかったと思う(マドリーで干されていてもピッチの中では仕事ができていたし、リバプール時代もここまで辛くはなかったと思う)。マスコミの情報や批評は見ないとは言っているけれど、耳に入らないはずがない。いろいろ考えたり思い悩むこともあるんじゃないか、と推測はできる。
でも、ピッチに出て走っているモリエンテスの表情に苦しそうなものはなかったし、ベナルファのシュートが外れるのを悔しがったり、コネのゴールをいい顔で祝ってたり、CKの場面でイウトンと打ち合わせしてたり、そういうのを見ていると、やっぱりまだもう少しやれるのかな、とも思う。今のままでいいかどうかは、わからないけど。



Round of 16 1st leg:3月11日(左側がホーム)、2nd leg:3月18日

 ハンブルガーSV - アンデルレヒト
 ルビン・カザン - ヴォルフスブルク
 アトレチコ・マドリー - スポルティング・リスボン
 リール - リバプール
 ベンフィカ - マルセイユ
 パナシナイコス - スタンダール・リエージュ
 ユヴェントス - フラム
 バレンシア - ヴェルダー・ブレーメン

EL、次のマルセイユの対戦相手は、ベンフィカ。

誕生日おめでとう、ペペ

2010-02-26 21:18:54 | football

クアトロ・カピタネスがケーキを用意。深刻な表情でケーキを見つめるラウル。


いつだって重荷を持たされるラウル。グティは心配してくれているらしい(でも手伝わない)。
→前の3人は、「サプラ~イズ」を演出するための壁ではなかろうか(ケーキとラウルさんを隠している)。


久しぶりに太陽の下で見たペペ。


ラウルさんよりケーキ贈呈。


誰かにクリーム攻撃を食らったようです。

という画像集


別動画で、マルセロの指がクリームまみれだったのと、シャビ・アロンソがケーキに興味を示しているのを確認した。


おまけ(?):テネリフェ戦召集選手
GK:イケル、デュデク
DF:セルヒオ・ラモス、アルビオル、ガライ、メツェルダー、マルセロ、マルコス・アロンソ
MF:ガゴ、ディアラ、ラス、シャビ・アロンソ、カカ、ファン・デル・ファールト、グラネロ、ペドロ・モスケラ
FW:イグアイン、クリスチアーノ・ロナウド、ラウル

さすがに昨日の今日では、グティを呼ぶのは無理だった様子。カンテラからは、モスケラと左ラテラルのマルコス・アロンソが召集。ただしこれで19名なので、最終的に試合前には、誰か1名がベンチ入りからもれることに。

満を持して

2010-02-26 00:32:40 | football
本日のマドリー
ようやくグティ復帰。胃腸炎に苦しんだであろうガゴも復帰。グティは問題なくボールを蹴っていた、と公式記事。



マドリーは雨だったんだろうか、何か全体的にしっとりしている感じがします。むしろガゴあたりは濡れそぼっているような。いつもそんな感じか。
今日の室内組は、組じゃなくてベンゼマただ1人。比較的長めの離脱になっているドレンテは、クラブから許可をもらってオランダへ。娘さんの手術があるためだ、とのこと。
カンテラからは、この日は唯一、モスケラのみがトップチームと共にトレーニング。

のぼれ

2010-02-24 21:20:33 | football

「クリスチアーノ、あっち行こ~」 いいなあ、楽しそうだなあグラネロ


話しが違う
昨日のニュースでは、今日からトレーニングに復帰できるだろうと言われていたグティでしたが、この日もまだ室内トレーニング。ベンゼマ、ドレンテ、それから昨日胃腸炎(けっこう強烈だったらしい)で欠席したガゴも併せて、室内組です。グティがテネリフェ戦で復帰するだろう(調整のため少しだけでも出場するだろう)としきりに言っているのはASだけのような気もします。ピッチでのメニューもこなしたりしているようなので、復帰は近いだろうとは思うのですが。
後先が逆のような気もしますが、この日のグッドニュースは、ラスが全体トレーニングに合流したこと。背中の痛みにより昨日のトレーニングは別メでしたが、もう問題ないようです。またカスティージャから、ファナン、クリスチアン、マルコス・アロンソ、モスケラが呼ばれてトレーニングに参加。
画像を見る限り、昨日一昨日辺りに当ブログで取り上げていた少々殺伐としたネタとはかけ離れまして、和気藹々と和みの雰囲気。


トレーニングメニューなのかどうかは不明



マルセロは得だ


得点率
エル・ピピータはリーガ最高の得点率
82分1ゴールは、クリスチアーノ、メッシを上回る

イグアインはビジャレアル戦で新たに2ゴールを加え、現在ピチーチのビジャやメッシとの争いに本格的に名乗りを挙げることになった。ビジャは現在17ゴール、メッシはそれより1ゴール少なく、イグアインは14ゴール。
さらにエル・ピピータには、追い上げていくための自信を深める理由がある。彼の14ゴールはわずか17試合(1158分)で挙げたものなのだ。つまり彼の時間あたりの得点率は、9つのリーグ(9つ? スペイン、イタリア、イングランド、フランス、ドイツ、ポルトガル、オランダ……あとはベルギー、スコット、トルコ、ギリシャ……)でも最高なのだ。イグアインは、82分ごとに1ゴールを決めている計算になる。これに近いのはクリスチアーノ・ロナウドだけで、97分に1ゴールの計算になる。メッシは、1ゴールあたりイグアインより21分余計にかかっており(つまり103分)、現在ピチーチのビジャの場合には、その差はさらに伸びて37分(つまり119分)となる。


昨日のプレスカンファレンス担当だったイグアイン。いい顔をするようになったなあと思う(やっぱりまだちょっと、ぬぼっ。 としてるけど)。

気を抜いて

2010-02-23 22:06:24 | football

こんなに元気になりました。


次はテネリフェ
1日休みを挟んで、マドリーの皆さんはトレーニングを再開。次の目標は、土曜20時(今から書いておくけど、当然ながらON AIR!→訂正。193chでLive!があるそうです)のテネリフェ戦。とおいところ。

いつもどおり朝10時30分、この日は全員が(といってもやはりペペは別だし、実は全員ではなかった)ピッチに集合し、まずはペジェグリーニの訓話からスタート。その後、室内でそれぞれの負傷の回復トレーニングをするべくピッチを離れたのは、ラス(背中が痛い)、ドレンテ(筋肉の拘縮)、グティ(恥骨炎)、ベンゼマ(恥骨炎)。ピッチの中にも外にもいなかったのは、胃腸炎に倒れたガゴ。ノロとかロタとか、流行ってるから日本でも。
公式が取り上げているグッドニュースは、メツェルダーが全快したこと。個人的にグッドニュースだろうと思うのは、グティとベンゼマの2人が、トレーニング後半にはピッチに出てきて、それぞれのメニューをこなしていたこと。

でも、恥骨炎って一口にいっても、どれくらいかかるんだろう。例えばカカは治ったと言っていましたが、恥骨炎はキャリアの間引きずる選手もいると聞くし、実際カカの調子があまり上がっているようには見えなかったりするわけで、そうするとなかなか完治とはならないのかなあ、と思います。グティの場合は。ベンゼマの場合は? 1週間2週間休めば済む話なのかな・・・。
ちなみにASによれば、「マドリーのコーチ陣は、グティが水曜日には全体練習に復帰し、土曜日のテネリフェ戦でもある程度の時間ならプレイできると期待している」 だそうです。


おまけ
少し前、バルセロナにてペップ・グアルディオラと一緒に食事をしていた(それぞれ奥様同伴)、というだけでニュースになっていたラウルですが、おそらくその時の、バルセロナを散策するラウル夫妻。この2人が並ぶと、いつもマメンの方が頼もしく見える。




ラウルの指はいつ治る(まだバンデージしてた気が)



ベビー洋品店の表(隣?)にバルサのエンブレム

続・不機嫌な

2010-02-23 18:37:13 | football
もうちょっと引っ張ります。
ペナルティショットの怒りと侮辱
クリスチアーノは、シャビが蹴ったペナルティへの怒りを鎮めた
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議論の種は、クリスチアーノにも、彼の最高の夜にも続かないものだ。そう見えなかったとしても。日曜日のビジャレアル戦、ベルナベウでスコアは5-2、そして彼は、彼自身が誘って得たペナルティを蹴るために走った。それは彼の役目だった。カカは既にベンチにいたのだ。ラウルはそれを知っていたので、ボールを手渡した。しかしシャビ・アロンソが不意に、自分が上だという姿勢を見せた。シャビ・アロンソはクリスチアーノのところに行き、ボールを取り上げた。「俺が蹴る。」 クリスチアーノは、彼のチームメイトにペナルティを譲ったが、しかしその後もさらなる言い合いと不本意な様子が見られた。彼は、主審が注意するまで、ペナルティスポットの辺りを離れなかった。
この「盗み」は、クリスチアーノにとってまったく好まないことだった。彼は右に広く開いたエリアの前方に居て、シャビ・アロンソが1回目にペナルティを蹴ったのも、主審がやり直しをさせたのも見なかった。見ようともしなかった。シャビ・アロンソの2度目のペナルティを主審のムニス・フェルナンデスが認めたときにも、チームメイトと一緒の祝福にも行かなかった。試合が終わりピッチを離れるとき、クリスチアーノはまだイライラしていて、シャビ・アロンソと言い争っていた。アルベロアが、事態を収めるために間に入った。
何人かのジャーナリストたちは、この様子に気づいていた。このため、ミックスゾーンでクリスチアーノを見かけた時に、彼にこのことを尋ねたのだ。クリスチアーノは笑顔で言った。「ペナルティを蹴らなかったことは、問題じゃないよ。あれは誰のものでもあるんだから。」 しかし祝福しなかったことは。「チームメイトのゴールを祝うのは義務かい? 僕はゴールを決めたけど、イケルは僕のところに祝いに来なかったよ。」

蹴る責任はクリスチアーノにある
マドリーは、このペナルティについての争いの深刻さを和らげようとした。ペジェグリーニははっきりと、蹴るべきだったのはクリスチアーノだと言っている。「何が起きたか私は知らないよ。しかし最初に蹴るべき役目なのはカカで、その次がクリスチアーノだ。」 しかしシャビ・アロンソが蹴った。ラウルが蹴るようにと叫んでいたファンの主張にも関わらず、アロンソだった。この様子から見るに、シャビ・アロンソは、ロッカールームの中心人物の1人となっているようだ。彼は、既にアルメリアとのまずい試合(4-2で勝利)の後で、ロッカールームでカシージャスが長々と説教をしたのを静かにさせた、という例がある。
(という報道が当時あったのです。試合のまずさ故にチームメイトを説教していたイケルを、シャビ・アロンソが黙らせた、という)。

「これがクリスチアーノの寛大さの詳細だ」と、ベルナベウの貴賓席ではそう取り成され、クリスチアーノが評価されていた。彼が非常に野心に満ちた選手で、ストライカーとしてできるだけ多くのゴールを決めたいと望んでいるにもかかわらず、ペナルティをシャビ・アロンソに譲り、さらにはこう説明もしていたからだ。「彼は、ベルナベウでマドリーのための初ゴールを決めたかったんだよ。」

このゴタゴタしたペナルティは、バスケットボールのファイナルから急いで帰ってきたフロレンティーノが、唯一見ることができたゴールだった。
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というPublico紙の論調からいくと、シャビ・アロンソ様君臨、クリスチアーノはおそろしく不満だったが大人な態度を見せた、という感じでしょうか。確かにクリスチアーノが不満をあらわにしたのは事実だし、祝福にも行かなかったし、機嫌が直るまでに時間がかかったけど(シャワー浴びて出てくるまで)、その後の対応はさっぱりしていて悪くない、という印象です。
一方、今回の件でぐぐっとその存在感を増したのはシャビ・アロンソ。在籍年数でカピタンが決まるマドリーにあってはなかなか権力も手にしづらい状況ながら、年齢的にも中堅、スペイン代表、中盤に欠くことのできない、フィールドプレイヤーとしての中心的存在。いろいろと思うところやら野望やら責任感やらあるんでしょう。でもなあ。とりあえず、初ゴールならもっとすっきり決めればいいのに。ミドルレンジでまっすぐなシュートをどーん!とか。5-2の状況下で他の選手が取ったペナルティ奪ってででも決めたいものなのか。そんなものか。
それと、チーム内でリーダーシップ示したいっていうなら、やり方がちょっとあからさま過ぎる気もします。とりあえずラウルの謙虚さとか気遣いとか見習え。
(自我の強い外国人選手に自我の強いスペイン(代表)選手か。ラウルとかカンテラ出身選手とか、相当苦労してそうだ。)

で、おまけ的に、プブリコ紙による本当か嘘かわからない2人の言い争いの内容。
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シャビ・アロンソ 「うそつき。」
クリスチアーノ 「俺がうそつき? なんで?」
シャビ・アロンソ 「俺が1時間前に言っただろ。」
クリスチアーノ 「何を?」
シャビ・アロンソ 「わかってるだろ。お前は俺に譲んないといけないの。」
クリスチアーノ 「譲れって? 待てよ、これは俺のものだろ。絶対に。」
シャビ・アロンソ 「お前は俺に譲んないといけないんだってば。さ、蹴るよ。」
クリスチアーノ 「待てよ、信じらんねえよ!」
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例えて言うなら、甘いもの大好きな弟が今まさに食べようとしたアイスクリームの最後の一口を奪った兄、って感じか。

一方エル・パイス紙では、シャビ・アロンソがチーム内で力を得ているのを、良しとするというか、歓迎する感じの論調。もう面倒なので訳しませんけど、どっちが正しいとか悪く見えるとか、報道の仕方で違って見えてしまうわけですね。ただ、新しい選手たちが混じったヒエラルキー作りが熱いらしい、というのは真実か。

不機嫌なおとこたち

2010-02-22 23:59:32 | football
問題のペナルティが決まった後のセレブレーション。



映像でアップで映ったラウルがぜんぜん笑顔がなかったのにも「!」と思ったけれど、決めた当人のシャビ・アロンソも、妙に苦い顔をしていたのでした。もともと愛想が悪くて、デフォルトこの顔なのかもしれないけど。
5-2が6-2になるだけのPKが、こんなにも各方向に微妙な空気を振りまくんだったら、すこーんとクリスチアーノが蹴っちまえば良かったのに、と思わないでもありません。一番あとくされなさそうだし。

ラウルもゴール欲しかったかもしれないけど、でも決めるのならぜひ流れの中で。(ペナルティではこっちも緊張してしまう)。

しかしまあカピタンも、こんな雰囲気じゃあんまりだ。交代で入るとき、ベルナベウが大きな拍手をしてくれたのが、とても良かった。

よこせよやだよ

2010-02-22 19:56:28 | football
09/10 Liga Espanola 1a divicion Jornada 23
Real Madrid C.F. 6-2 Villareal


勝ちました。火曜日のリヨン戦のフラストレーションを払拭するような大勝。
……とは思えないんだよなあ。リーガの試合としては成功だと思うんですけど、どうしても次にまたリヨンとやりあう時のことを考えると、勝ったよよバンザーイ、という感じがしなくて。
クリスチアーノ・ロナウドがこの試合では右のサイドに張ってることが多くて、これが大成功。カプデビラに勝てたし、多くのチャンスを生み出した。でも、中盤が絡んで鮮やかに崩せたという感じもしないし、要するにカウンター? カウンターでもそれが武器になって得点が取れてるんだからいいんだけど。カカ、イグアイン、クリスチアーノと前にいると、こうなるしかないのかなあ。


どっちが本物でしょうか?
プブリコ紙:ラウル礼賛
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Cロナウドはラウルに、レアル・マドリーでもっと続けるよう求める
レアル・マドリーの選手、クリスチアーノ・ロナウドは、ビジャレアル戦での勝利後に受けたプレスからの取材に対する発言の中で、レアル・マドリーのカピタンであるラウル・ゴンサレスはレアル・マドリーでもっと長く続けるのだと述べた。
この白のFWは2011年6月30日で契約を全うするが、クリスチアーノ・ロナウドは、その日が来ることを望んでいないようだ。クリスチアーノはラウルを称えていた。ラウルに対して観衆は、最終的にシャビ・アロンソが蹴ることになったペナルティを蹴るように要求していた。
クリスチアーノ・ロナウド「誰もが、自分たちが何を望むかを表現する。そして観衆はこうやってそれを表したんだ。僕(僕か?)にしてみれば、ラウルはここにもっと何年もいるべきだ。彼はこのクラブの参考であり、働き手であり、モチベーターであり、お手本だ。」
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そんなに絶賛するくらいなら、今朝の試合で、ラウルがゴール前で手を上げてボールを要求しているのに、右サイドでコネコネしてるうちにボール取られるとか、止めてもらえるといいんだけど。


AS紙:態度一変
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クリスチアーノ、シャビにイラつく
クリスチアーノ・ロナウドは、彼の最高の試合を仕上げるため、最後のペナルティを蹴ることを非常に真剣に望んでいた
クリスチアーノ・ロナウドは、試合前にこう言っていた。「チームを助け、たくさんのゴールを決めたい。」 昨夜、彼はレアル・マドリーと彼のチームメイトたちすべて、特にカカとイグアインだが全般にはチーム全体を十分に助けた。マドリディスモに光を当て、昨夜は勝者として試合を終えた。彼はチームを助けることに尽くした。そして彼は、もっとゴールを決められなかったことで、辛い思いで試合を終えることになる。彼は最初のペナルティキッカーを、カカに譲った。カカにはゴールを決めることが必要であり、クリスチアーノは、チャマルティンにおいてFKでゴールを決めたばかりだった。
クリスチアーノは、マドリーにおける彼の最も完璧な試合において、イグアインの3点目をアシストし、4点目の起点となり、カカにボールを渡して5点目をアシストし、エリア内でピレスに引っ掛けられてムニス・フェルナンデスにホイッスルを吹かせ、レアル・マドリーの6点目となるペナルティを得た。

そのプレイ
クリスチアーノにとってはレアル・マドリーにおいて最高のパフォーマンスを見せた後で、なぜ彼はそんなにもただならぬ様子でピッチを去ったのか。それは、シャビ・アロンソに与えられたペナルティのせいだ。クリスチアーノ・ロナウドは、彼のパフォーマンスの締めくくりとしてそのペナルティを蹴りたがり、またドノスティアラ(=シャビ・アロンソ)も、レアル・マドリーにおける彼の初ゴールのためにペナルティを蹴りたがっていた。クリスチアーノはペナルティをしぶしぶ彼に譲り、2回ペナルティが入れられた時(ホイッスルが吹かれ繰り返さなければならなかった)、祝福に行かなかった。彼がピッチ上でカナル・プルスのカメラの前に現れたとき(試合終了直後だと思う)、彼は怒りを隠すことができなかった。しかし、この最後のペナルティについては、何の議論もないと言う。「誰にでも与えられるべきものだ。」 (うわえらそー)と調停するように言ったが、しかし表情は深刻だった。釈然としない気分は、シャワーで流された。
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ASからご本人のインタビュー
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Q:初めてのリーガでのFKはスペクタクルでした。
R:繰り返してみてはいないんだけど、でも素晴らしいゴールだったと言うよ。

Q:1-0でリヨンに負けたことで、チームに疑問が呈されていましたが?
R:リヨンに負けたことで難しい1週間だった。僕たちは、信頼を得るためにポジティブな答えを示さなければならなかった。試合に負けるためだけに、フットボールを知ることを止めるわけではない(二重否定過ぎてわからん)。ビッグクラブが躓いた時には、その後盛り返すものだ。

Q:ペナルティをシャビに譲った時はどうしたんですか?
R:何も起きていない。ケーキは誰にも与えられるものだから…。

Q:シャビはどうしたんですか?
R:蹴りたいと言ったから、僕はOKしたんだ。

Q:彼を祝福しませんでしたが…
R:祝福するのは義務かい?(おい。) 彼も僕と一緒に祝福できただろうにね(笑)。

Q:なぜあなたは、観客がラウルが蹴るように求めていると考えたのですか?
R:誰もが、自分が望むことをアピールする。ラウルはマドリーに、10年でも12年でもい続けなければならない。彼は基準点なんだ。

Q:あなたの生まれたマデイラでの悲劇的な洪水を同感じていますか?
R:少しナーバスになっている。マデイラにいる僕の家族、兄弟達や祖父母、叔父、いとこ達と連絡を取るのに5時間かかったんだから……。叔母が1人、家に被害を受けたそうだ。

Q:彼らに何か起きたりしませんでしたか?
R:いや、大丈夫。皆、山に住んでいるから。でも下の方の人たちには、たくさんの問題が起きているそうだ。
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いろいろな記事をつまみ読み(?)してたら、何がなんだかよくわからなくなってきました。ペジェグリーニ曰く、ペナルティを蹴るのはカカかクリスチアーノ・ロナウドの役目で、でも今朝方の試合はシャビ・アロンソが蹴らしてくれと言ったらしく(これはペジェグリーニも容認しているぽい)、クリスチアーノはしぶしぶ譲ったけど不満ありありで、祝福もしなかったし試合直後はプンプンだったけど、でもシャワーを浴びたらすっきりしたよ、と。それはわかるんだけど、じゃあラウルの話が挟まるのはどこ?


今日の久保田アナ(別名ワイドオープン氏)に言いたいこと
●黙祷している場面でベラベラしゃべるなんて、何年アナウンサーやってるんですか。
最近(ここ数シーズン)の倉敷さんのマドリー実況は好きじゃないが(普段のマドリーの試合を見ていないんじゃないかと思う)、イムノや黙祷の場面で沈黙を守る態度は非常に尊敬する。

●ラウルが今シーズン終わったら北米へ、という話を引っ張ってますが、ニュースが出た翌日にラウル自身が否定しています。もっとも一番派手に報じたMARCAが否定の発言は取り上げなかったから、情報を供給しているであろう作成スタッフが知らないのかもしれないけど。 当然ご本人も知る由もなく。

●ビジャレアルが優勢になったからってあからさまに喜ばないでください。そんなにバルサ好きなら、マドリー戦担当しなきゃいいのに。

ビジャレアル戦前

2010-02-20 21:06:28 | football
ビジャレアル戦、召集選手
結局ASの情報は正しかった、ということですね。ベンゼマがはずれています。詳しい情報は、また後で出てくると思います。デュデクとラフィ、そしてメツェルダーも復帰。カンテラーノスの召集はなし。

GK:イケル、デュデク
DF:セルヒオ・ラモス、アルビオル、アルベロア、メツェルダー、マルセロ、ガライ
MF:ディアラ、ガゴ、ラス、シャビ・アロンソ、グラネロ、カカ、ファン・デル・ファールト
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ラウル、イグアイン

最近の習慣は継続で、選手達の前泊はなし。日曜朝10時30分からコンセントレーションに入ります。


負傷者情報をまとめて
ペペ:右膝前十字靭帯断裂。2009年12月17日に外科手術。理学療法。プールとジムでトレーニング。
グティ:恥骨炎、腹斜筋の伸展。医師の治療、特別トレーニング。ジムとピッチでのトレーニング。
ドレンテ:左大腿部前直筋にグレードIの拘縮、損傷。医師の治療、理学療法。室内でトレーニング。
ベンゼマ:恥骨炎。医師の治療、理学療法。ジムとピッチでのトレーニング。

Agotado

2010-02-20 04:00:15 | football
6時間後に追加:ベンゼマ負傷?
ASくらいしか報じてないようなのですが、
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ベンゼマは違和感を抱えてトレーニングを後にした。日曜日の試合への出場は微妙。
このフランス人ストライカーは、夜のトレーニングセッションの終わりに、ある種の違和感を感じた。今日(20日)検査を受け、負傷の程度を調べる。
カリム・ベンゼマは、ある種のフィジカルの問題を抱えてトレーニングを終わった。これは、日曜日のビジャレアル戦への出場を深刻に危うくするものだ。
このフランス人ストライカーは、今日その負傷の程度を決定する検査を受けるだろう。この結果、「サブマリン」戦に先発するのはイグアイン、おそらく唯一のストライカーとしての控えはラウルとなるだろう。
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夜のトレーニングセッションなんてやってないはずなので、真偽は微妙なニュースだなという気もしますが、漏れてくる医療情報というのはわりと当たったりするので……。


戻って来た人まだまだの人


3日もたてばすっかり笑顔の戻る選手たちです。
ポジティブなニュースは、ファン・デル・ファールトとデュデクが、チームの全体トレーニングに復帰したこと。ラフィは、昨日の時点でもボールに触れていましたが、そのままスムーズに復帰となりました。楽しそうです。デュデクも約1週間の離脱で復帰。イケル、アダンと共にGK用メニューをこなしました。



室内調整組は、メツェルダー、ドレンテ、グティ。メツェとドレンテは、昨日と同様、トレーニング終盤にピッチに出てきてランニングをした、という記事も見かけました(エル・パイス)。
しかしドレンテはトレーニング後に違和感を訴え、エコグラフ検査を受けたところ、左の前直筋(大腿部だと思う)にグレード1の拘縮、損傷、という診断が出てしましました。2~3週間の離脱の見込み。
グティは恥骨炎の回復に努めているとのことで、この日は冒頭のペジェグリーニの訓話にも出てこなかった……とか書くと、また嫌な感じがするけど。

その他の選手たちは、トップに置いた画像のとおり、または下に置いたラウルさんのように、元気に楽しくトレーニング。カスティージャからはファンフランとマルコス・アロンソ、クリスチアンが合流しました。




もうないよ
今週末はビジャレアル戦ですが、その次はテネリフェ戦です(第24節 2月27日19時)。フエラの。マドリーにとっても久しぶりのカナリア諸島行きですが、テネリフェにとっても、久しぶりのマドリー到来、襲来?です。
ASによると、CDテネリフェが19日金曜日朝から発売を始めたチケットは、数時間のうちに売り切れてしまったとのこと。先頭に並んだおっさん達は数日前からエスタディオ・エリオドロ・ロドリゲス・ロペスのタキージャの前にキャンプを張り、木曜の夜には列に並ぶ人が増え、発売当日の朝9時前には長蛇の列に。
テネリフェ、カーサだとけっこう強いんですよね…怖いけど楽しみ。


戻りつつ

2010-02-18 21:42:59 | football

本日のトレーニングです
今日のペジェグリーニは、いつもの冒頭訓話をロッカールームで済ませたらしく(ASに言わせるとリヨン戦の反省会)、10分遅れでピッチに登場したマドリーの選手たち。トレーニング内容は、主にボールを使った個人主体のメニュー。カンテラからは、モスケラの他に、マルコス・アロンソとファンフランが呼ばれています。今日マルコス・アロンソがトレーニングに呼ばれたからといって、それがトップチームでの出場につながるわけではまったくありませんが、前回マルコス・アロンソがデビューするかもという噂が出てきたのは、マルセロがセビージャ戦でちんちんにされた後くらいだったような、と思い返してみたり。
室内調整は、ペペの他にグティとデュデク、メツェルダー、ドレンテ、ファン・デル・ファールト。しかしメツェルダーから後ろは、後でピッチに出てきてランニングなどしていたようですし、さらにドレンテとファン・デル・ファールトはボールを使ったトレーニングもできたとのこと。この2人は週末には、起用可能な状態になっているかもしれません。
(映像見たら、ピッチに出ても集合してペジェグリーニの訓話やってたようでした)

気になる人は気になっているグティですが、現在の問題は、恥骨炎と腹筋の伸展とされています。今週末はまず無理。ASの記事では「この選手には該当箇所に小さな炎症がある」とのこと。該当箇所が、恥骨炎のことか腹筋のことなのか、素人には不明。
同記事では、グティは今シーズン、全可能出場時間(つまりすべての試合にフル出場したらという意味だろうと思う)の27%にしか出場しておらず、種々の負傷(左足首捻挫、大腿四頭筋の強打撲、右足首捻挫、恥骨炎)で12試合を欠場。ASの素敵なところは、その後に「さらに4試合は罰として」と付け加えているところ。
次のテネリフェ戦(久々のカナリア諸島遠征。きっとあったかい)には復帰できる見込みもあるようです(フォロー)。



なんか
最近、マドリー公式の日本語化速度に拍車がかかってる気がします。

近い未来から

2010-02-18 06:36:58 | football
CLの2ndレグは、1ヶ月近くも間があいて、3月10日。とりあえずそれまでは、何かが終わったわけではないということで、気を取り直していくことにしましょう。リーガはどんどん続いていくし、今週末はビジャレアル戦(日曜21時)ですし。

水曜日、マドリーの皆さんは、いつもどおり午前中からトレーニング。いつも思うんですが、前夜に試合をしてそのまま帰ってきて、自宅に着くのはたぶん午前3時とかそれくらいで、それなのに次の日いつもどおり出勤しろって、大変だよね選手も(半休くらい欲しいよね)。

昨日の今日ということで、選手たちに笑顔は少なく、MARCAに言わせると「caras largas」(直訳して「顔が長い?」と思ったら、無愛想な表情、くらいの意味らしい)。冒頭には、いつもどおりペジェグリーニが訓話を施し、個人的にはクリスチアーノ・ロナウドとも話をして、トレーニング開始。
ウォーミングアップのランニングとストレッチの後、フィールドプレーヤーたちは昨夜のスタメン組と控えその他組に分けられ、別々のペースでトレーニング。スタメン組はランニングを続けるなど、回復メニュー。残りの選手たちは、負荷を上げたフィジカルメニューが中心。イケルとアダンはGK用メニュー。カスティージャからは、ペドロ・モスケラとファナンが加わりました。モスケラも、トップと帯同する機会がこれだけ増えてきたのだから、そろそろ何とかならんかなあ、と思います。
長期のペペに加えて、リヨン戦に召集されなかったデュデク、メツェルダー、ファン・デル・ファールト、グティ、それからドレンテも負傷者リスト入りして、室内での調整となりました。


意見は分かれる
ASのアンケート、「敗戦の責任は誰に?
選択肢は左から、ペジェグリーニ、選手たち、なにもかも、リヨン。




逆転するよ!
という選手たちおよび監督の決意表明(にほんご公式)。

見たとおりですよ。

2010-02-17 08:02:02 | football
先発を見て絶句した。特別な相手だからといって、いつもと違う手に出たところで、ろくな結果につながらない、という不安はまさにそのとおり。選手も酷かったけど、なにより采配が最悪。今シーズン、ここまでなにを考えてやってきたんだろう。

とにかくまず、なぜディアラ。この試合でラスとシャビ・アロンソが黄色もらって、同時にサスペンションになるのを避けたかった? 中盤の機能は犠牲にしても良かったのか。
シャビ・アロンソとディアラの組み合わせなんて、今期ほとんどないはず。リーガで良い結果につなげていたアロンソ1枚底でもなく(これは危ないだろうけど)ラスとアロンソでもない。解説の名波はディアラの守備を褒めていたけど、自分のポジション付近にいてボールを追っているか無難なパスを出すだけで、それ以上のことは何もない、としか見えなかった。あとは最後の5分か10分で攻撃に目立ったくらいか。よく動くガゴの方がまだ良かっただろう、と思う。そんなにチリ人はアルゼンチンが嫌いか。
それからマルセロの左ラテラル。そもそもこの何試合かでマルセロを左ラテラルに置いていたのは、ガライが負傷してセントラルがいなくなったからでは。マルセロの守備に難があるのは、監督ならよく知っているはずだと思いましたが、何とかなると思ったらしい。前半は左サイドばかり攻められていましたね。左の救援にシャビ・アロンソも行くから、中盤はぐちゃぐちゃで組み立ての余裕もない。シャビ・アロンソ自体、パスの質も今日は酷くて、なにをしてるんだかという感じでしたが。
後半頭からガライを入れて最終ラインを立て直したものの、マルセロが下がってしまった。これもがっかり。1枚前に上げて左のサイドで攻撃的に使えば、もう少し攻めのバリエーションもなんとかなってただろうに。
前の方では、カカがリヨンの守備に張り付かれ、ボールを持ってもロストする、の繰り返し。攻撃の起点としてカカにボールを預けても、ボールを持ったカカにサポートがなく、それ以上につながらないのだからどうしようもなかった。そもそもカカも、いつもどおり後半途中でガソリンが切れる(個人的に目安は60分頃だと思う)。マークにも張り付かれてるし、代えてもいいポジションだと思うのだが、この試合はラフィもグティもいないのでした。攻撃に変化のつけようがなかった。
他に交代はFWの入れ替えだけで、1枠余らせたまま終了。ラウルすら出さずに。これは、1-0で良かったと思えってことですか。もっともあんな試合で1失点で済んだのは、まだ運があるってことかもしれませんけどね。

怒りのまま書くと、こんな感じですよ・・・。


ホルヘ・バルダーノ:「チームは酷いパフォーマンスと悪い印象を見せた」(いろいろなサイトから混ぜ合わせて)
「全体に、酷い夜になった。特にこの結果について。事実、我々には試合中に浮き沈みがあったが、我々のものとなる時間はまったくなかった。この結果は我々に、最大限の集中を強制するものだ。なぜなら我々は、たった1つのミスをする余裕もないのだから。」
(次節アロンソとマルセロの欠場について)「試合に流暢さを与える重要な選手を失うことになる。しかし我々には十分な選手がいるし、今日よりは良いプレイをするだろう。」
「1時間に渡ってリヨンはピッチを空にしていた上に、最後の25分か30分間はハーフピッチの試合だった。しかし長い時間に渡って、我々は特に中盤で、難しい状態だった。」