ナバスは休養の可能性、ハメスはPSG戦を目指す
29日夜のラジオでのインタビューで、ベニテスは、ナバスに筋肉の過負荷があり、週末のラス・パルマス戦はカシージャを起用する可能性を、またハメスはラス・パルマス戦に復帰することはなく、PSG戦で出場時間があれば、との見解を示しています。
29日のトレーニングでは、カルバハルがピッチでランニングをしている様子が見られています。ハメス、コバチッチ、アルベロアは、トレーニングの前半は全体と一緒にメニューをこなし、後半部分(おそらくミニゲーム)は個別のメニューを実施したとのこと。ベンゼマは全体練習には加わらず、個別メニュー。
またも遅報になってしまいますが、以下は28日付(トレーニングが行われる前)の、MARCAによるマドリーの選手たちのコンディション評価。その後、2日間のトレーニングがあり、それぞれの回復状況はそれぞれのペースで進んでいるようです。例えばぺぺは、既にミニゲームもこなせるほど。ラモスに休養をさせるなら、週末はヴァランとナチョか、ペペも復帰するかも。
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ベンゼマ:ラス・パルマス戦で復帰の見込み
カリム・ベンゼマは現在、ラファ・ベニテスにとってはほとんど頭痛のタネにはならない例だろう。ベンゼマは土曜日のラス・パルマス戦で復帰する。10月8日のフランスvsアルメニア戦で負傷して以来のこととなる。当初は、ベンゼマは楽観的であり短い離脱で済むと考えていたが、最終的に3週間の離脱期間となった。マドリーとしては、重要な選手であるベンゼマについては、最小限のリスクでも避けたいと思っている。
ペペ:3週間から5週間へ
ペペは、9月23日のレアル・マドリーがアスレチック・ビルバオを訪れた試合で負傷した。当初は筋肉の「打撲」で、およそ3週間の離脱と見られていた。しかし既に4週間が過ぎ、ペペは未だピッチに戻れていない。27日は、ハメスと共にピッチに出てリハビリメニューを行っていたが、ラス・パルマス戦、さらにPSG戦も難しいだろう。つまり、3週間のはずが5週間の離脱ということになる。
カルバハル:予想よりも遅れている
ダニ・カルバハルは、アトレチコとのデルビーで離脱した。重度の捻挫で、ルクセンブルゴ、ウクライナとの代表戦を辞退する羽目になった。それ以来、バルデベバスで負荷の高いリハビリトレーニングをこなしている。今週からトレーニングピッチに戻れることが期待されていたが、できなかった。予想よりも回復が遅れているようだ。うまくいけば、今週末からピッチでのトレーニングに戻れる。かなり楽観的な見方だが、目標はPSG戦だ。
セルヒオ・ラモス:肩の状態は休養が必要
セルヒオ・ラモスは、ラス・パルマス戦で休養するべきだろう。難しい試合、PSG戦とセルタ戦を、痛み止め注射を打ちながらプレイした後では、よほどのことがない限りそうするだろう。3試合続けて痛み止め注射というのは賢明ではない。セルヒオの負傷は、左肩の脱臼で唯一の治療法は休養だ。カピタンは、重要だと想定される2試合に、チームを助けることを決断したが。それでも現時点で論理的なのは休養すること。ベルナベウでのPSG戦が11月3日にあることを考えれば、なおさらだ。
ベイル:ラス・パルマス戦も、PSG戦も、不可
ベイルは、レバンテ戦で負ったふくらはぎの負傷からの回復を試み続けているが、ラス・パルマス戦もPSG戦もプレイすることはないだろう。争点は、11月8日のセビージャ戦に復帰できるかどうか。とはいえ、サンチェス・ピスファンへの遠征は難しいように思われる。またクラシコに100%の状態で間に合わせるには、ウェールズ代表への召集もないだろう。今シーズン既に2度のヒラメ筋の負傷で、回復は非常にゆっくり進めたいだろうし、リスクも犯したくないはずだ。
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ラウール、N.Y.コスモスでのプレスカンファレンス
先日引退を宣言したラウールが、同様にこのシーズン終了時(11月初旬)で引退するチームメートのマルコス・セナと共に、プレスカンファレンスで質問に答えました。
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「今のところ、ニューヨークに住み続けるつもりでいる。いつの日か、マドリーに戻るだろうとはわかっている。でも近い将来、ということではないだろう。」
成功したキャリア
「僕はより多くの時間プレイし、小さく思えるような多くのことを手にした。自分の最大の力を尽くしてきた。そして、とても幸運だった。」
引退の決断
「2か月前に、これが僕のラストシーズンだと決めた。契約はあと1年あったけれど、もう十分にやったと感じたんだ。」
監督としての将来
「いや、僕は監督のライセンスを持っていないし、今は近い何年かで監督をやるということは頭にない。今は、父親であり、人間でありたい。監督になるには、決められたコースを学ばなければいけないけど、今はまだ始めていない。でも、チームを率いて勝利したいと思っている。」
引退を決断したことへの思い
「僕の引退は何度も迷ったもの。38歳で、この時がやって来た。でも、寂しいと感じる朝がやって来るだろうとわかっているよ。」
複数国で経験を積んだこと
「嬉しいよ。こんなに長年プレイすること、4つの国のリーグを戦い、プレイしたどの国にも友人たちがいる。」
米国での経験
「良い1年だった。チームメイトたちと過ごすこと、このリーグ、このクラブ、そしてフットボール(サッカー)を楽しんだよ。」
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