けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

卒論とともに。

2004-11-30 19:29:42 | 研究
先ほど、何度目かもうわかりませんが論文をKKC先生に渡してチェックをお願いしてきました。
お渡ししてからPCのファイルを整理してみたら、今回の文書で第23版になることがわかりました。第1版の頃に書いていた英文のことを考えると…身震いがしてきます。ちなみに図表は第6版。

私のお師匠様に当たるAYBさんから、タイミングよくこんなメールが届きました。
「卒論と並んで、日本語論文の方も年内に仕上げましょう!」

現在この研究室の卒論生は、ほとんどの実験を終え、分析とともに本文作成に取り掛かっています。一緒に論文作成に力を入れるいい機会かもしれません。

本当は実験もしたいんですが、パラレル・プロセッシングが苦手なので…ぼちぼちやっていこう。


追:12月1日、午前0時34分。
たった今、AYBさんから電話が!(夕方のうちに書きあがった英語論文をメールで送っておいた)

「ごめんね、今じゃないと時間が取れなくて。で、今日送ってもらった論文の図表なんだけど…」

そのままいろいろ修正ポイントを指摘していただいておよそ20分間。方法の途中まで進んだところで

「まだここまでしか読めてないの。残りはまた時間が取れたときに読んでおくね」

ものすごーくお忙しくてヘトヘトなはずなのに…すいません、AYBさん本当にすいません。ありがとうございます、心から感謝です…

賢いカードのもらい方

2004-11-29 21:34:08 | football
Liga Espanola 1a DIVISION Jornada13
REAL MADRID CF 5-0 LEVANTE UD S.A.D.

マドリーの得点:ロナウド(43,51)、フィーゴ(49)、ベッカム(54)、オーウェン(86)
MARCAの日本語版も貼っておきます。

前半は寝てました。ロナウドのゴールの辺りで目が覚めたんですが、HTにロッカールームに下がるときにブーイングが起きていたところから推測するに…まあそういうできだったんでしょう。
それがまさか後半始まって10分のうちに3点追加してしまうとは。さすが。
フィーゴのミドル、ちょっと新鮮でした。いつもペナルティエリアぎりぎりまでドリブルする印象がありましたから。だからこそああいうミドルが効果的なのか。左サイドに回っていたことも、いい影響だったのかもしれません。

わりと早めの交代になったフィーゴですが、それでもどうでもいいファール(レバンテのリスタートのときにボールの前に立ちふさがって邪魔をする)できっちりイエローカードまで頂きました。これでめでたく次節はサスペンション、有給休暇です。某有料放送局Wの実況&解説の奥寺さんがしきりに「次節出場停止ですか~」と心配しておられました。が、これがそうでもないと思われます。
実は次節、フエラでの対ビジャレアル戦の3日後にCL第6戦のローマ戦が組まれています。絶対に落とせないCL、でもタイトなスケジュール…ということで熟考したレモンちゃんは「ろーてーしょん」を発動することを匂わせています。端的に言うと、国王杯メンバーでビジャレアル戦を戦うわけです。いつもの皆さんはほとんどお休み。ヘタしたら遠征にさえ行かないかもしれません。
そんな計画がある試合ですから、フィーゴはついでにカードを清算しておこうと思ったんではないでしょうか。これがいい考えだと思ったらしいグティも、まったく同じファールの仕方で5枚目のイエローカードをゲット。グティがカード調整目的でファールできるようになったなんて、昨シーズンに比べたら格段の成長ですね。感心感心。

さて、重要なことが一つ。次節は「国王杯メンバー」でいく予定……そうです、リーガで今季初のスタメン・モリエンテスが拝めるかもしれないのです。ありがたいことです。おとなしく1週間待ちたいと思います。また脚にボカディージョなど入れたりしないようにお願いしたいところです。

レバンテ戦プレビューとフランス

2004-11-28 22:35:34 | football
Liga Espanola 1a DIVISION Jornada13
REAL MADRID CF - LEVANTE UD S.A.D.


第13節、マドリーはベルナベウにレバンテを迎えます。
レバンテはバレンシアにあるクラブ。ここのところ2連敗しているものの、10節まではなんと3位につけていました。今期昇格組なのに。ユニフォームのカラーリングはそっくりバルセロナ。ということで、ヴィジュアル的には2試合続けてクラシコです。

正直なところレバンテ所属の選手はほとんど知りません。有名なのは監督のベルント・シュスター。こちらを参考にさせて頂きました。ドイツ人ですが、キャリアの最も素晴らしい時期をスペインで過ごしています。1980~88はバルサで、1988~90はマドリーで、1990~93はアトレチコ・マドリーでプレイ。
それってフィーゴよりすごくないですか。シュスターはマドリーに移籍した後、豚の頭とか投げつけられたりしなかったんでしょうか。純粋にお聞きしてみたいところです。

レバンテで知っているもう一人の人物は、2番のイアン・ハート。昨シーズン、プレミアリーグから降格したリーズ・ユナイテッドから移籍してきた選手です。アイルランド人で左SB。だいぶ前に聞いた話なので今でも正しいかどうか知りませんが、公式戦において直接FKだけでハットトリックを決めたことのある選手は2人しかいなくて、そのうちの1人がこのイアン・ハート。ちなみにもう1人は現インテルのシニシャ・ミハイロビッチだそうで。


さて、では迎え撃つマドリーのほうはどうかといいますと…まず、ジダンは欠場です。原因はぎっくり腰。そういえば昨シーズンだったか一昨シーズンだったか、ジダンは家で子供を抱き上げた瞬間ぎっくり腰になった、なんてニュースがありましたっけ。癖になってるようですね。復帰目標はCLローマ戦。
ということでスタメンに変更ありです。セラーデスがグティとドブレピボーテを組み、ベッカムが右サイドにフィーゴが左サイドに。もしくはオーウェンとロナウドの2トップ、フィーゴが右でラウルが左、ピボーテはベッカム&グティ。
モリエンテスも無事に脚からスペイン風サンドイッチがなくなったようで、メンバー入りしています。


レドンドのニュースの追加。
MARCA紙によると、レドンドはマドリー以外でのスペインのクラブではプレイする意思なく、このまま引退するとのこと。
オファーはいくつもあった。海外からのオファーには興味がなかった。なぜなら家はマドリーにあるし、家族を引越しさせたくなかったから。スペインのクラブからのオファーは断った。なぜなら、スペインで僕はレアル・マドリーではないユニフォームを着てプレイすることはできないからだ。僕はマドリーですごしたときを忘れないだろう。マドリーは僕のチームだ。
なぜAS紙に載った記事とは内容が違っているのかはこの際おいておこうと思います…
日本語記事はこちら。


Ligue 1 / 16ème journée
TOULOSE 0-0 AS MONACO


ローマいなかったし…
ジュリアン・ロドリゲスもいなかったし…
ジコスもベルナルディもいなかったし…
サビオラもいなかったし…

そんなこんなで0-0です。一応火曜に放送はあるんですが…やれやれ。


そしてフランスリーグつながりで。こちら
フィリップ・トルシエ前日本代表監督が、オリンピック・マルセイユの監督に就任しました。インタビューはこちら。今度読んでみよう。
トルシエ、実は結構好きでした。特に今の某監督と比べたら、格段に。確かにいろいろ恨み言もあるんですけどね。例えば、オーバートレーニング症候群の市川をナイジェリアWYに拉致されかけたり。当時の監督はアルディレスだったと思いますが、むちゃくちゃ怒ってましたっけ。選手招集の件ではペリマンともケンカしてたなあ…
ただマルセイユのようなビッグクラブで、しかもリザラズとかバルテズとか代表クラスのベテラン選手もいる中で、怒って見せて我が意思を通そうとするだけではうまくいかないでしょう。
どうやるのか、楽しみです。マルセイユは現在7位。モナコが対戦するのは来年の3月なので、どうかそれまで残っていてください。


脚にボカディージョ

2004-11-26 23:54:30 | football
毎日恒例になっているマドリーオフィシャルの、今日の練習に関する記事をチェックしましたところ

紅白戦のチーム分け
Equipo 1: Mejía, Raúl Bravo, Beckham, De la Red, Solari y Soldado.
Equipo 2: Pavón, Samuel, Celades, Javi García, Raúl y Owen.
Equipo 3: Salgado, Roberto Carlos, Figo, Helguera, Guti y Ronaldo.

某M氏=モリエンテスがおりません。なぜだ。
記事をよく読みなおしたらすぐに答えは見つかりました。

ジダンとモリエンテスはジムでトレーニング

ケガで別メニューのようです。寒くなったせいか、先日のCLで久しぶりに長時間働いたせいか。いや、そんなことで怪我をされても困るのですが。
日曜の夜にはレバンテをベルナベウに迎えます。間に合うケガなのかどうか心配していましたら、メディカル関連の記事もすぐにアップされました。

「Figo, listo para el Levante; Morientes, duda, y Zidane, K.O. hasta Roma」
レバンテ戦、フィーゴは出場可能、モリエンテスは微妙、ジダンはローマ戦までアウト

この「duda(微妙)」という単語がくせもので、これまでの経験によると「duda」がついた選手が出場しない確率は70%くらいです(適当。でも結局出られないケースの方が多い気がする)。

いったい何をどうしたのか、さらに読んでいきますと
「モリエンテスはサンドイッチが脚に入っているため、レバンテ戦への出場は疑わしい」

は?サンドイッチ?
原文は「debido a un bocadillo en la pierna」で、ボカディージョは確かにスペイン風のサンドイッチのことです。タイプミスなのか、スペインスポーツ医学会特有のテクニカルタームなのか…

サンドイッチでも何でもいいですが、モリエンテスは一体どこが悪いんでしょうか?
とりあえず土曜日のトレーニングでOKが出れば、召集リストには加えられるようです。

まだプレイする、フェルナンド・レドンド

2004-11-26 20:24:13 | football
久しぶりにレドンドの記事がAS紙に載りました。正直なところ、もう引退したと思ってました。

フェルナンド・カルロス・レドンド・ネリ、アルゼンチンのブエノスアイレス生まれ。身長186cm、体重78kg。守備的MFで攻撃の基点となる。優雅な外見と身ごなし、態度などから「エル・プリンチペ(王子様)」と呼ばれる。
詳細な選手紹介は熱狂的さんにあります。

スペインのテネリフェでプレイしているときに監督だったバルダーノが、マドリーの監督に就任する際に引き抜かれてマドリーに加入。「プリンチペ」なのに、いざプレイするとなるとアルゼンチン人らしい容赦ないプレイも辞さないのが魅力。1994年から2000年までマドリーでプレイし、リーガ制覇2回、CL2回、インターコンチネンタルカップ1回。今でもマドリーのファンに愛されている選手の一人です。
現ペレス会長就任のゴタゴタの中で2000年の夏にACミランに移籍。移籍後すぐに大怪我を負い、手術とリハビリを繰り返して復帰に2年半を要しました。03/04シーズンを持ってミランを退団。

アルゼンチン代表にも選ばれたこともありましたが、学業を優先したいからと代表を辞退したり、パサレラ監督が長髪禁止令を出した時は(バティでさえ短くしたのに)召集を拒否したり。代表での成果はマドリーでの華やかな成績とは見合わないものです。

何度か書いたことがありますがレドンドの奥様は、マドリーのサンチアゴ・ソラリの叔父にあたるホルヘ・ソラリ元横浜マリノス監督の娘さん。

この夏のマーケットでは、ミランを退団後いずれのクラブにも移ったという話がなかったので引退したと思っていたのですが、この記事によると、マドリーのアマチュアリーグでプレイしてオファーを待っているとのこと。もっとも「この1月に興味を引くようなオファーがなければ引退するだろう」と。
アルゼンチンやカタールからもオファーがあるようですが、家族ともどもマドリーに住んでいること、子供の教育はスペインで続けたいことなどを理由に、移籍先はスペインか少なくとも欧州になるのでしょう。

くどいようですが、レドンドは現在マドリーに住んでいます(ミラン時代もずっと家はマドリーにあった)。私の記憶が確かならば、マドリーにあるどこぞのクラブチームではピボーテを補強したくて、マスチェラーノだのファンボメルだのって大騒ぎしているように思いますが。

実はマドリー好きと言っていながら、本格的に私がマドリーを見始めた時そこには既にレドンドの姿はありませんでした。ビデオでしか見たことがない。レドンドを尊敬し髪形まで真似していたグティ(右上の画像参照)あたりと組むドブレ・ピボーテ、なんてのはちょっと見てみたい気がします。

もっとも現実的なことを言うと、レドンドは現在35歳。昨シーズンのプレイぶりを見る限りでは、残念ながらトップレベルからには程遠い状態にあるように思います。それにペレスが会長であるとすると……。

それでもフェルナンド・イエロだってまだ現役。できることならレドンドがプレイするところはまだ見たい。

最後にASの記事の一節を。
彼は天使のようにとても柔らかなプレイをし、ロボットのように完璧だ


勝負は最終節へ。

2004-11-24 23:05:57 | football
私が見なくたってマドリーなら何とかなるだろうし、どうせ某M氏=モリエンテスは87分の男だし。

ということでマドリーではなくモナコの試合を見ることに決めました。一応ときどきチャンネルを変えてマドリーの試合経過を確認しながら。そうしましたらですよ、なんと……

今日に限ってなぜか53分の男になったモリエンテス。
どうしましたか。レモンちゃん、なんでオーウェンじゃないんでしょうか?いや、嬉しかったですけどね。アルバセテ戦、クラシコとまるまるお休みしてましたから、動くモリエンテスを見るのは久しぶりでしたし。しかしその結果は…

Liga de Campeones 5a Jornada
REAL MADRID CF 1-1 BAYER LEVERKUSEN

マドリーの得点:ラウル・ゴンザレス・ブランコ(70)
レバークーゼンの得点:ベルバトフ(36)

引き分けてしまいました。せっかく出して頂いたのですから得点するべしモリエンテス。ドンピシャのヘディングをきれいに枠外にはずしました。いや、確かに難しかったんだろうけれど。せっかく使ってくれたのに申し訳ない、優柔不断なレモンちゃん。
ラウルの、フィーゴとのコンビからのゴールは素晴らしかった。ディ・ステファノ(マドリーOB)に並ぶ、CL&チャンピオンズカップの最多得点記録「49」を樹立です。
しかし……その後フィーゴが某M氏&ラウルの仲間入り(PK失敗)し、エンパテ・ア・ウノ。

ディナモ・キエフ
レバークーゼン
レアル・マドリー
ローマ
10
8
8
1

最終節はからっぽのスタジオ・オリンピコ(フリスクさんにコインぶつけたから)でローマと対戦します。勝てば抜けます。引分けた場合はレバークーゼンがキエフに負けることが必須。お互い引分けてレバークーゼンと勝ち点が並んだ場合、マドリーは直接対決の結果が1分1敗なのでレバークーゼンより上にはいけません。さあ、大変。


ということで53分からはマドリーの試合に集中してしまったので、今度はモナコのほうがおろそかになり、サビオラの得点を見逃してしまいました。
Ligue des Champions Match 5 Retour
Monaco 1-0 Liverpool

モナコの得点:ハビエル・ペドロ・サビオラ(55)


モナコのスタメンは幸い(?)4-2-4ではなく中盤はジコス、プラシル、ファーネルードの3枚。3人とも良くがんばっていましたと思います。
リバプールは開始2分でルイス・ガルシアが負傷退場。エブラと接触(正しくは激突)してホセミも流血、退場。そして、あえて言うならサビオラのゴッド・ハンドぽいトラップも見逃されまして。不運でした。

オリンピアコス
モナコ
リバプール
デポルティボ
10
9
7
2

モナコは最終節をリアソールでデポルティーボと戦います。既にUEFA Cup圏内さえ不可能になったデポル。最後まで全力で来るか、リーグに集中してCLは手を抜いてくるか。今のところわかりません。
モナコの勝ち抜け条件はちょっと複雑で、勝てばもちろん勝ち抜け、分け&負けた場合はリバプール-オリンピアコス戦次第で、得失点差まで絡んでくるようです。

ともかくね、モナコは勝ってよかったです。

工具って面白いですね

2004-11-24 21:25:03 | 研究
10月からだいたい週に1回のペースで、研究所の非常勤の仕事をしています。学部生時代からお世話になっている研究所で、これまでも実験補助をしたりデータ解析をしたりなんていうアルバイトは良くやっていました。ですので今回の非常勤(年度いっぱいの予定)もデータ解析かな~なんて思いながらはじめたのですが…

今回主にやっているのは実験装置の調整。というか、実験ができるように実験装置を組み立てています。PCの前に座ってキーボードを叩く代わりに、モンキレンチを片手に刺激提示用のチューブをはずしたりつないだり。電動ドリルを使って鉄板に穴を開けたり。
先週は工具を買いにお使いに出ました。モンキレンチを8本、メジャーを2つ、アクリル板、その他諸々。モンキレンチは、同じサイズなのに一本1500円以上するものと300円ちょっとのものが並んでいて、悩んだりもしました(思わず「なんでこんなに値段が違うの?」とmy父ちゃんに電話した)。

実験に使う機材など、専門的なものはお値段が非常に高い。しかも今回実験に使いたいような装置はどこの業者も取り扱ってはいません。部品を買い揃え自分たちで自分たちに都合の良い装置を作るのが一番の近道のようです。この装置も2002年くらいから作り始められたもので、制御プログラムやデータ書き出しプログラムまでついています。これを作った研究員さん&職員さんに、感謝。

クラシコ?済んだ話です。

2004-11-23 22:27:50 | football
大一番だったわけですし、一応結果くらいは書いておきましょう。

Liga Espanola 1a DIVISION Jornada12
FC BARCELONA 3-0 REAL MADRID CF

バルセロナの得点:エトォ(29)、ジオ(42)、ロナウジーニョ(76)

はい、皆様お疲れ様でした。
ちなみにまだ録画したビデオ、見ておりません。0-3で負けた試合をのほほんと観戦できるほど、わたくし人間ができていないのでした。

さて、そんなことよりも
Liga de Campeones 5a Jornada
REAL MADRID CF - BAYER LEVERKUSEN


CLです。ここで勝てばグループリーグ突破に近づけます。

GK:イケル
DF:サルガド、サムエル、エルゲラ、R・カルロス
MF:グティ、ベッカム、ジダン、フィーゴ
FW:ラウル、ロナウド

確定ではありませんがエルゲラは復帰できそうです。ダメな場合はパボンが出ます。
クラシコで足を痛めたらしいフィーゴも、微妙ですが出られるようです。良かった。
一部の噂によると、ベッカムがベンチスタートでジダンがピボーテに入り、ラウルが左サイドでオーウェン先発、という可能性もある模様。何でもいいので勝ってください。

これは、もう一つの決勝だ」とはラウル。
アスピリンチームも週末は0-3で敗れています。お互い調子は良くないとはいっても、第1節にボコボコにされたチームにベルナベウで負けるわけにはいきません。


Ligue des Champions Match 5 Retour
Monaco - Liverpool

実はこちらも心配の種、モナコです。モナコもとにかく勝たなければ先がありません。
しかし週末はソショーに1-3と、ルイドゥで敗れました。おまけにジュリアン・ロドリゲスとルーカス・ベルナルディが負傷で欠場します。特にベルナルディは、前がかりのチームにあってジコスとともに中盤で守備を担い、ボールの供給源になっていました。彼の欠場は正直痛いです…が、ルーカスいなくてもマドリーに勝てたこともあったし。

ちなみに予想スタメンは0-0によりますと、

ASモナコ
GK30:フラヴィオ・ローマ
DF13:マイコン・ダグラス・シシェナンド
DF19:セバスティアン・スキラッチ "トト"
DF32:ガエル・ジヴェ
DF3:パトリス・エヴラ
MF15:アキス・ジコス
MF6:ヤロスラフ・プラシル
FW10:エルネスト・ハヴィエル・シェヴァントン・エスピノーザ
FW9:ハヴィエル・ペドロ・サヴィオラ
FW8:モハメド・カロン
FW24:エマヌエル・シェイ・アデバヨール
リーガプール
GK22:クリス・カークランド
DF17:ホセ・ミゲル・ゴンサレス・レイ "ホセミ"
DF23:ジェイミー・キャラガー
DF4:サミ・ヒュイピャ
DF21:ヂミー・トラオレ
DF6:ヨン・アルネ・リーセ
DF3:スティーヴ・フィナン
MF14:チャビエル・アロンソ・オラーノ "チャビ・アロンソ"
MF16:ディトマール・ハマン
MF7:ハリー・キュウェル
MF10:ルイス・ガルシア・フェルナンデス


ボランチ不足のモナコにFWが軒並みケガで離脱してしまったリバポ。4-2-4と4-6-0の戦いになるようです…。何でもいいからこちらも勝って下さい。
Allez MONACO!!

クラシコ前の大インタビュー祭り

2004-11-19 22:11:46 | football
11月20日夜10時キックオフ予定。エル・クラシコです。
結局エルゲラのクラシコ出場はほぼ絶望的のようです。その代わりモリエンテスやパボンは回復し、召集リストに名前が載りました。
一方のバルサはプジョルはもちろん、水曜の代表戦で怪我をしたジュリもリストには載るようです。M氏の立場から言うと可能性は非常に低いですが、モナコダービーが成立するかもしれません。

あちこちに選手のインタビューが上がりまくっているので、できる限り載せていきます。

まずはこの人がいないと始まらない、イケルから。
チャビは僕たちの悩みを増やす選手だ(MARCA紙)。イケルが仲良しのチャビを警戒しています。
サミュエル(エトォ)はマドリーに対して特別なモチベーションで臨むだろう…0-1だといいね。(マドリー・オフィシャル)

エルゲラがアウトなので、CBはサムエルとパボンのセットで行くようです。
初クラシコになるサムエル
勝利をファンに捧げるために勝ちたい。(マドリー・オフィシャル)
これまでカンプ・ノウで戦った4回の成績は2勝2引き分け。今まで負けがないというパボン
カンプ・ノウでの引き分けなんて納得しない。3ポイント(勝ち)がほしい。(マドリー・オフィシャル)
CBはメヒアの可能性もあり得ます。
デルビーはカレンダーに赤印をつけるんだ(MARCA紙)

その他のマドリー選手たちも。
ジダン
土曜日の試合はマドリディズモ(マドリーの精神)にとって特別なものになる(マドリー・オフィシャル)
オーウェン
興奮してるよ!(マドリー・オフィシャル)すいません、こんなで。もっとちゃんと読みたいんだけど。
バルサのカンテラで育ったセラーデス
カンプ・ノウに帰るのは、僕にとっていつだって特別だ。(AS紙)
バルサに1シーズン所属したロナウド
プレッシャーはバルサにこそかかっているはずだ。


バルサにも行ってみましょう。
バルサGKのビクトル・バルデス
闘牛とラウルのパーソナリティが好きなんだ。
昨シーズン、バルサが補強したトルコ代表のルストゥを押しのけてレギュラーに定着した若くて強気なGK。面白そうだったのでもう少し内容を読んでみましたら、おじいちゃんの影響で闘牛が大好きなこと、ラウルを尊敬していること、勝ったときに聴く音楽はエリック・サティのピアノ曲。ジムノペディとか聞いているんでしょうか。ちょっとおもしろい選手です。

マルケス。メキシコ人のDFで、バルサの前はモナコにいました。
マドリーの危険なところは、彼らがボールから離れたときだ。(MARCA紙)

イケルを初め、マドリーのスペイン人選手が絶賛する現在絶好調のチャビ。昨シーズンのベルナベウでのクラシコでは決勝点を決められてしまいました。間違いなくキーになる選手でしょう。
僕たちは、バルサのファンをがっかりさせるわけにはいかない。(MARCA紙)

水曜日、ブラジル代表は高地キトでエクアドルに敗れました。その疲労が心配なロナウジーニョ。ロナウドと対戦するのは初めてのことなんだそうです。
僕にとって特別な試合だよ。(バルサ・オフィシャル)
落ち着いているし、いい感じだ。(El Mundo Deportivo紙)


ついでにレフェリーも紹介してしまいましょう。レフェリーはアルベルト・ウンディアノ・マジェンコさん。ナバラ協会(バスク)所属。年齢31歳、職業は学生。クラシコで笛を吹くレフェリーとしては最年少になるようですが、プリメーラでは4シーズン目になるレフェリーです。
1試合あたり平均4.88枚のイエローカード。少なめですね。昨シーズン笛を吹いた14試合の内訳はカーサ(ホーム)側の11勝1分2敗。これはマドリー不利なのか…と思いきや、なんと今シーズンはここまで5試合の笛を吹いてカーサの0勝1分4敗。ちょっと嬉しくなるデータです。

最後をラウルの言葉でしめます。
僕たちは進化している。僕たちは別の次元のメンタリティを、別の次元のゲームをお見せするよ。

これでも親善試合・・・

2004-11-18 17:15:56 | football
国際親善試合
スペイン 1-0 イングランド

スペインの得点:デル・オルノ(8)

スペイン
GK:イケル
DF:サルガド、ファニート、マルチェナ(46パブロ・イバニェス)、デル・オルノ
MF:ホアキン(80ロメロ)、チャビ、チャビ・アロンソ(70オルバイス)、レジェス(58アングーロ)
FW:ラウール(46グティ)、フェルナンド・トーレス(46ルケ)

スペイン代表の記念すべき500試合目。
ラウルは81キャップでカマーチョと並び歴代3位に。
ドブレ・チャビ・ピボーテ(チャビの綴りは違うんですけどね)。
アングーロ&オルバイスの代表デビュー。


…なのですが試合の中身以外で、すっきりしない要因が多すぎでした。
ベルナベウの一部の観衆によるしつこいモンキー・チャント。
前日からのイングランドマスコミによる、アラゴネス爺ちゃんへのしつこい糾弾(以前アンリに対する発言が人種差別的と取られ騒ぎになった。爺ちゃんは既に謝罪し貶める意図はないと表明)も、それは一見正当に見えてそうは思えないものでした。

スタジアムで起きたことについては当然許されるものではなくスペイン代表としてUEFAなりFIFAなりからの制裁は受けるはずですが、それでもイングランドマスコミの態度もスペインの一部のファンの反応も、非常に不快で気分が悪い。
なかなかなくならない試合中のファンによる人種差別的(あるいは単に差別的)行動。試合が純粋に楽しめなくなっているのが本当に残念です。

そしてイングランド代表、こちらも酷いなんてものではない。試合が思い通りに行かないせいか汚いファールの多いこと。
前々から本人が言っていたとおり、レジェスはこれでもかというほどネビル兄&リオのManUコンビに削られまくっていました。ホアキンやラウル、サルガド、チャビ、F・トーレスもタックルされたりボールアウト後にチャージ受けたり。
一番酷かったのがイケル。ゴールラインを割ったボールを追って外に出たところを、ルーニーに後ろから突き飛ばされる。なんとかカメラマンを避け、観客との間にある鉄柵にぶつかって止まれたイケルでした。こんな大事なときにおそらくマドリーで一番大事な選手に怪我さしたらどうしてくれるんだ!と朝から怒り心頭でした。味方には厳しい(標的:R・ブラボ、パボン、グティ)が敵とは問題を起こさないイケルが相手に詰め寄るなんて珍しい光景ですよ。もう、なんなのあれ。


ただ試合内容的は良かった。ラウルが某M氏を真似たのかPKを失敗したりもしましたが、
ボール支配率 59%:41%
 シュート数  13本:4本(精度の高いシュートに絞ると11:2)
イングランドには本当に何にもさせませんでした。そしてスペイン人の技術って高いんだなあと改めて思う。
短いパスをつなぎまくるスペインに、スタジアム中から「オーレ、オーレ」の声がかかる。相手に取られることなく密集地帯からパスをつないでスペースにボールが出たときは大拍手。バスクのチャビ・アロンソやデポルのルケ、心配していたバルサのチャビにだって大きな歓声が送られてました。
チャビは本当に良いなあとしみじみ。もっともっとすごい選手になるかもしれません。クラシコが怖いし楽しみ。
得点したデル・オルノはビルバオの左SBの選手ですが、シュートを何本も打ち守備でもうまいタックルをしていて、解説のミチェル氏(マドリーOB)に「muy bien(むいびえん=大変よろしい)」と褒められていました。

これを楽しむだけで終えていられたら良かったんだけど。

初めての因子分析とグラフ募集中

2004-11-15 23:08:44 | 研究
いや、やっぱりよくわからない。因子分析と主成分分析の違い。
だいたいどの参考書を見ても
「因子分析は分解の分析である、主成分分析は合成の分析である」

概念が違うのはわかりました。というか違うのはわかるし使い分けるポイントもなんとなく理解したのですが、どこがどう違うって説明するのはやっぱり難しい。

それでも昔主成分をやったデータ(卒論のときの!)を引っ張り出してきて、SPSS君にご協力いただき、ああでもないこうでもないと因子分析をやってみました。基本的に試行錯誤タイプの人間なので。抽出方法(主因子法とか最尤法とか)を変えてみたり、因子の数を変えてみたり、回転(バリマックスとかプロマックスとか)かけたりかけなかったり、いろいろいじってみました。アウトプットの読み方や各数値の利用の仕方も理解できました。

良くわからないままに、それでも因子分析をツールとして使うことはできそうです。
ま、院生がそんなんでいいのか、とはつくづく思うわけですが。将来困りそうだ~。

ところでどこかに頭のいい、かつセンスのいいグラフ描画ソフトないでしょうか。
おなじみのEx○elはあまりにも使い勝手が悪くデフォルトのヴィジュアルセンスもよろしくない。それでも使い慣れてはいるので、普段はExc○lでざっとグラフを描いてからPowerPointで整形します。たいていそのまま発表資料になるので、普段はこれで間に合わせてます。
以前、Macでしたが「クリケットグラフ」を使ったことがあります。これは特に問題はなかったように記憶。そして周囲のMacユーザーからの評判はすこぶるよろしい。ただしWindows用がないらしい。
修論時は3次元の分布図を作る必要があって、研究室に転がっていた「デルタグラフ」を使ってみました。グラフは描けたけれど、データの入力にややこしいところがあって現在は疎遠な関係に。
当時一緒に修論を書いたYKEさんは「オリジン」をマスターました。これは後に研究室で購入。でもほとんど試してないなあ。
YG先輩は「Adobe Illustrator」を愛用していますが、イラストレーターは今のところ友達になる気が起きないほど理解してあげられないので却下。

わがまま言い過ぎだろうか…

クラシコ前に気持ちよく勝ちました

2004-11-15 22:35:04 | football
Liga Espanola 1a DIVISION Jornada11
REAL MADRID CF 6-1 ALBACETE

マドリーの得点:ロナウド(2,91)、ジダン(28)、ラウル(31)、サムエル(47)、オーウェン(88)

いやー、気持ちよかった~。
久しぶりの、本当にいつ以来だろうとしみじみ振り返ってしまうくらい久しぶりの、マドリーらしいサッカーでのスッキリ快勝となりました。とにかく短いパスがビシビシひじょ~に良くつながる。「あ、ボール取られそう」って思う瞬間でもボールがつながってしまう。きもちいかった…
ジダンの今季初ゴール、サムエル移籍後初ゴール(記念すべきマドリーの3000ゴール)、そしてFW全員得点(ケガでお休み中の某M氏を除く)。点を取ったのもキーになる選手ばかりでした。ラウルなんてリーグ戦でゴールするのは10ヶ月ぶりくらい。本当に嬉しそうで良かった。ちなみにサムエルがゴール後しばらくの間ブーイングを食らっていたのは、ゴールパフォーマンスがベルナベウのお客さんに気に入られなかったからのようです。耳をパタパタと触って「あぁ?歓声が聞こえねえなあ?」って感じのパフォ。ま、さすがにブーイングはかわいそうだと思ったのかそのうち拍手に変わってましたが。(サムエル、試合後のインタビューでは謝り倒していたようです)。
気になっていたフィーゴもカードをもらうことなく、というか3点差が付いたところでカードをもらう前に温存できました。しかもありがたいことにベティスがバルサを負かしてくれました。ミッドウィークに代表戦こそあるものの、いい感じでクラシコになだれ込めそうです。ああ楽しい~。

唯一の心配がCBのコマ不足。エルゲラが前半20分で負傷交代、もちろん代表も辞退して現時点ではクラシコへの出場は非常に疑わしい状態に。補強したわりには故障者ばかりのCBの中で出ずっぱりだったエルゲラ。アルバセテ戦も休めるチャンスだったのにパボンが故障したので出場することに。前日練習ではエルゲラも、別メってほどではないけど足のケアを受けていたのでちょっと心配していたのですが、結局…。エルゲラが間に合わないとなると、サムエル&パボンかサムエル&メヒア、もしくはサムエル&ラウル・ブラボの「どこをとってもスリリングコンビ」でバルサに対することになります。うひゃー。

そしてこの大量得点快勝祭りに参加できなかったM氏=モリエンテス。昨期のモナコでも「8-3」のお祭り試合をスタンド観戦していたという、相変わらず恵まれない人生です。ケガの続報は、今のところオフィシャルから何のニュースも出ていないので不明。


さて、これだけ騒いだ後に。
L1 / 14eme journée
LILLE 1-1 MONACO
リールの得点:ランドリン(43)
モナコの得点:ハビエル・エルネスト・チェバントン・エスピノザ(30)


まーた勝てませんでした…。そんな中で「いい結果だ」とはデシャン監督。DD、そろそろ頼むよぅ。

それでも素晴らしいニュースが。モナコの頼れる守護神、GKのローマさんが初めてアズーリに選出されました。いやー、良かったなあ…。がんばってアピールしてきてね。他にはおそらくチェバントン、ペレス、サビオラ辺りが南米旅行へ。ジベ&スキラッチ&エブラはフランス代表へ。

我が子になぜかマドリーユニを着せてみるフラビオ・ローマ↑

この2人で点を取る

2004-11-14 20:30:52 | football
L1 / 14eme journée
LILLE - MONACO


火曜の国内カップ戦には1-0で勝利しました。その勢いで今夜も勝利を!できればもう少し点も取って欲しいところです。画像にど~んと写っている(ミニマム)アタッカーコンビ、サビオラとチェバントンに期待しています。
本日はサスペンションなし、カマラとファーネルートは故障で帯同していないようです。
試合は今夜21時、日本時間の明日朝5時より。録画ですが貴重な放送枠も頂きました。がんばれモナコ!
2004/11/16/火 21:00 ESPN
2004/11/18/木 25:00 ESPN


Liga Espanola 1a DIVISION Jornada11
REAL MADRID CF - ALBACETE

マドリーはベルナベウにアルバセテを迎えます。刃物の名産地(らしい)アルバセテ、昨シーズン昇格し無事にプリメーラに生き残りました。モリエンテスは古巣対決になるはずでしたが、ケガによりメンバー入りしてないので出られません。残念。
この試合、マドリーはサムエルとベッカムが復帰。クラシコをにらんでベストの布陣でベストの状態を探る大切なゲームになります…ってことで、好調なはずのオーウェンはベンチスタートになってしまうのですが。
試合は今夜19時、日本時間明日午前3時より。放送はもちろん早朝4時55分より。

それから11月12日付のクラシコが近いですで触れたフィーゴ黄紙の件ですが、世論的にはわざとカードをもらいに行ってクラシコを回避するのではという見方が多い模様。おそらくアルバセテ戦も先発のはず。さてどうなりますか。

おしまいに、放送形態に関してはこれでもかとばかりにリーガファンを逆なでし続けている某有料放送局Wですが、幸いなことにクラシコはライブ放送になる模様です。「放送時間がなくなりそうです」なんてことだけにはならないように祈りたいと思います。

クラシコが近いです

2004-11-12 21:57:08 | football
国王杯終了後テネリフェから即戻ってきた一同は朝の6時にマドリーに到着。モリエンテスはといいますと、エルゲラ、サルガドとともにその後営業に出てたようです。ちょっと。殺す気ですか。
インタビューとまではいきませんがオフィシャルにコメントが載っていました。どうやらまだマドリーの選手扱いしてくれているようですね。ちょっと安心です。
怪我はしたけど、テネリフェ戦は良かったよ。金曜日に検査をするけど、怪我が軽いといいね。
オフィシャルには「いつも楽観的」なんて書かれてしまったモリエンテスですが、どーんと落ち込んでるよりははるかに良い。先ほど出たばかりの診断結果によると
「左足首の捻挫。アルバセテ戦出場の可能性は低い。今朝のトレーニングはフィジオセラピストと共にジムで特別メニュー」
だそうです。それほどひどくないようです。良かった。


さて、クラシコの日時が(やっと)決定しました。11月20日土曜日22時(日本時間21日朝6時)からのようです。某有料放送局W様がどんな放送をしてくれるかとっても楽しみですね。まさか(前回のように)録画なんてことはしないと思いますが。

が。だがしかし。20日と決まったからには、ライブだろうが録画ディレイだろうが私は放送と同時に試合を見ることはできません。20日はSYK嬢の華燭の典に出席させて頂き、ついでに宿泊して翌日遊んでくる予定なのでした。試合が21日だったら良かった、と思ってみたり。

ここ数年、私とクラシコの相性は非常によろしくございません。
昨シーズン、20年ぶりにリーグ戦でマドリーがカンプ・ノウでバルサをボコボコ(ウソ。2-1でした)にした時、私は学会の帰途。シベリア上空を飛んでおりました。一昨シーズンも法事か何かで帰省中にクラシコがあり、弟のノートPCを取り上げて明け方文字実況をリロードすることに。基本的にそんなに用事で忙しい人間ではないのですが、なぜかクラシコとはずせない予定がぶつかる気が…。ま、どっちにしても今回は某有料放送局Wなのでそれほど惜しい気持ちはしません。
正直、グラウンドコートで着膨れた倉敷さんと幸谷さんが山ほど資料を準備して(でも読んでる暇がない)、マルカもアスも買いこんで(今で言うマソメノス@FOOT!)、すごく楽しそうに興奮して実況してくれてたのが懐かしく思われます。カンプ・ノウが大荒れになって20分?ほど試合が中断したときも実況切らないでずっと続けてくれたり。あと一年半我慢したらJスポ放映権買い戻してくれるかなー

さて今週末は日曜にアルバセテと戦うマドリーですが、頭は半分くらいクラシコの方に行っているはずです(たぶん)。ですのでクラシコまでの気になることをあげてみました。

フィーゴ
99/00シーズンまでバルサの中心選手として活躍したフィーゴがマドリーに直に移籍したこと、ま破格の移籍金とお給料アップが原因だと思われていること、などがフィーゴがバルサファンから憎まれる理由になっているようです。ということでクラシコと言えばフィーゴの一挙手一投足が注目を浴びます。
ここで何が気になるかというと、カードの累積。アルバセテ戦で黄色を1枚もらうと、何か裏工作でもしない限りフィーゴはクラシコに出場できなくなります。
01/02のCLセミファイナルでクラシコが実現したことがあります。このときフィーゴはベルナベウでの試合(1st leg)でどうでもいいファウルでカードをゲット。カンプ・ノウでの試合(2nd leg)を回避しきれいな身体でファイナルに…という前科が。今回とは逆のケースですけどね。
月日は流れ、フィーゴはカンプ・ノウ恐怖症を克服しました。今度は絶対出場するためにアルバセテ戦をお休みするかもしれません。…かも、ですが。

ミッドウィーク
今週末と来週末の間には何があるか。CLでもなく国王杯でもないとなれば、インターナショナルウィークです。マドリーもバルサも代表選手を多く抱えるクラブ。どちらも、できれば連れて行くな、せめて怪我しないで帰って来いと思っているはずです。マドリーはジダンとフィーゴに代表召集がないのが救いかもしれません。W杯予選のためエクアドルまで行かなければならないブラジル人たち(ロナウド、ロベルト・カルロス、ロナウジーニョ)のためには、なんとクラシコ前にもかかわらずまたも共同便が就航(プライベートジェットで料金折半)する模様。いい話だ~。

親善試合 スペイン代表vsイングランド代表
一番気になるのがこれです。17日22時予定の親善試合。イングランド代表はまだ発表されていないようですが、スペイン代表に入ったのは、マドリーからイケル、サルガド、エルゲラ、グティ、ラウル。バルサからはプジョルとチャビ。
問題はこの試合がベルナベウで開催されるということ。クラシコ直前にベルナベウで試合をしなければいけないカタルーニャ人が2名。もちろん2人ともプロ意識が高い選手ですから代表で手を抜くようなことはありませんが、観客の反応が気になる。スペイン代表だろうが親善試合だろうがおかまいなしにブーイングではないかと。(でもって怒ったバルサファンがクラシコ当日にブーイングの倍返しをしてくれる、と)。
以前100周年記念試合だったかで、F・トーレス(アトレチコ)が世界選抜に招待されたのですが、まったりお祭りムードなのにトーレスがボールを持つ時だけブーイングするベルナベウのお客さんたち。徹底してました…。

というかクラシコがあるのをのわかっていて、どうしてベルナベウでの試合なんて組んだんでしょうか。謎。

ちなみにケガが治りかけのベッカムは代表召集には応じないだろうと推測。


なんていろいろ考えてると…いやー、楽しくなってきた~。