Comunicado Oficial:ハメス・ロドリゲス
レアル・マドリード C. F.とバイエルン・ミュンヘンは、ハメス・ロドリゲス選手の今後2シーズンのレンタル移籍で合意に達しました。メディカルチェックを経て正式決定します。
バイエルン・ミュンヘンはレンタル期間の終了後に買い取りオプションの権利を有することになります。
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オフの間は動きがなかったのに、あっという間に決まってしまいました。ハメスはバイエルンへ2シーズン契約でのレンタル移籍。バイエルンは2年目終了時に、買取権を行使するかどうか決めることができます。
今回のバイエルンとのお取引に関してはいろいろな数字のニュースが出ていまして、給与はバイエルンが負担するそうですが、例えばレンタル料は1年あたり500万ユーロだとか、2年で1500万ユーロだとか、買取権を行使するときは3500万ユーロの別払いだとか。ハメスを獲得するときに使った金額よりはマドリーの取り分は少なくなり、かつ対戦時にレンタル中の選手が出場できないというリーガでよくあるあの制限はUEFAの大会内では許されないとか、マドリーにメリットはあるのか?という見方もあるようです。一方で、今回はあくまでもレンタル移籍で2年間のレンタル契約が終わると2019年。マドリーとハメスの契約は2020年までだそうですが、今回のレンタル前に期間を2021年6月30日まで伸ばしたという報道も(Marca)。2年目終了時にバイエルン以外からより良い金額でのオファーが来たら検討するとかいう話もありますし、その時に残り1年の契約で買い叩かれないようにするための措置かとも考えられます。どこまでが本当の話か、例によって移籍関連の話ですので…。
ただまあ、アンチェロッティが獲得を求めたことで一気に話が進み、出場機会の少なさに苦しんでいたハメスがすんなり解決方法を見出せたということ、金額や何やかやで揉めてクラブ間に遺恨を残したり選手のフラストレーションを溜めさせなかったのは、バイエルンとマドリーとの、何というか大人の関係のようなところがあったのかな、なんて思ったりしてます。なんだかんだで細々選手のやりとりしてますしね。クロースもお買い得でしたし。
移籍の諸々は置いておくとして、出場時間も増えるでしょうしハメスには頑張ってほしいと思います。万が一CLで対戦するときを除いて。先のことは、また先のこと。
ハメス・ロドリゲス(Instagramのメッセージより)
親愛なるマドリディスタの皆さん、通り過ぎて行った素晴らしい時の全てに、ただ感謝の思いしかありません。素晴らしい3年間でした。このユニフォームを着られたことはとても幸せです。常に大きな誇りを持って身につけていました。愛情の全てに、最高の経験をさせてもらえたことに、感謝しかありません。色々ありがとう! 常に成功を。
テオ・エルナンデス、ベルナベウにてプレゼンテーション
数日分のニュースを抱き合わせにしているので、何かとテオのニュースが埋もれがちですが、テオのお披露目が行われました。
ピッチでのリフティングが・・・だったそうで少々心配ですが、サイドバックの仕事とリフティングはあんまり関係ないだろうとも思います、たぶん。
その他の選手たち
多くの選手が、予定通り10日に再集合し、メディカルチェックを実施。翌日には早速アメリカツアーに出発しました。公式で発表されているアメリカツアー召集選手は以下のとおり。
GK:ケイロル・ナバス、カシージャ、ルベン・ジャニェス、ルカ・ジダン
DF:カルバハル、ヴァラン、ナチョ、マルセロ、テオ、ダニーロ、ケサダ、テヘロ、アクラフ、マヌ・エルナンド
MF:クロース、カゼミーロ、モドリッチ、イスコ、コバチッチ、オスカル、フランチュ
FW:ベンゼマ、ベイル、ルーカス・バスケス、モラタ、ダニ・ゴメス
コンフェデに出ていたクリスチアーノや、U-21欧州選手権に出ていた選手たちの名前はここにはありません。U-21組(バジェホ、ジョレンテ、アセンシオ、マジョラル)は21日に合流予定という記事を見かけました。クリスチアーノはもう少し後でしょうか。ラモスはクラブの許可を得て、数日遅れる予定とのこと。
LAに到着した選手たち、12日にはさっそく最初のトレーニングが行われています。冒頭15分程が公開されていましたが(Realmadrid TV)、だいたい腹筋とかプランクやってるくらいで時間が過ぎていってしまいました。モドリッチ筋肉すごいなー。というか皆、バカンス中にもしっかりトレーニングしていた感じがしますね(個人差はありそうですが)。