けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

2009年の最後です

2009-12-31 21:08:11 | football

どっちが
今年最後となります、マドリーの皆さんのトレーニングの様子。
まず、カカが全体と一緒にトレーニングできたのがポジティブなニュース。最初はランニング中心で、後にボールを使ったメニューもこなすことができたそうです。微妙なのが、昨日別メだったファン・デル・ファールト。この日、木曜日も、全体と同じメニューはできませんでした。室内にこもることはなかったものの、最初のチーム全体のランニングの後も、単独でランニングを継続していたようです。また長患いのグティとルートは、冒頭訓話の後、室内調整に移ったとのこと。
カカが全体練習に戻れたのは良いニュースですが、だからといって1ヶ月離脱していたのに、早速今週末のオサスナ戦に出てくるかというと……でもラフィが別メ中だし。どっちが間に合ってくることになるんでしょうか。

明日、新年最初のトレーニングは、さすがに朝からは免除のようですが、夕方16時30分からきっちりと行われます。試合が3日後ですから、仕方ないです。がんばれー。


風があるらしくカピタンですら寒そう


引っ込められた?
今年最後のトレーニング、バルデベバスには、バルダーノとパルデサが顔を出しました。何か選手や監督などスタッフたちに、ひとこと言いに来たんでしょう。その内容は、ASによればですけど、この冬にペペの代わりとなる選手の補強はありません、ということだそうで……ASによれば。何にわだかまっているのかというと、この記事、31日付けで出たばかりなのに、いつの間にかASトップページから行けなくなってしまったからなのです。しかも記事が出たのは、トレーニングよりもだいぶ前の時間帯。うーん、微妙。(追加:後から見たら、おもいきりトップニュースになってました@AS)。
とりあえず、バルダーノは選手たちのトレーニングが終わった後にメディア向けに話をする予定とのことなので、そこでもう少し詳しい話が出てくるかもしれません。
あと、この記事によれば、膝靭帯の手術を終えてポルトガルでクリスマスを過ごしているペペは、既に抜糸も終了、年明けの2日か3日にはマドリーに戻ってくるようです。


暇つぶし
帰省中です。年末年始の番組にまったく興味がもてないので、紙袋一杯分のビデオテープを発掘しました。とりあえず2000年インターコンチネンタルカップを見ることに。いきなりとんでもない展開だけど、結果も知ってるけど、いいんだ。エルゲラとかマッカの動きがとても軽快で楽しい。でも、ディフェンスひどいわ。

たぶん大丈夫

2009-12-31 08:42:58 | football
ラフィ
水曜日のトレーニングで突然別メ調整になっていたファン・デル・ファールトですが、メディコ情報によると、腰に違和感があったため別メを勧めたもので、日曜日のオサスナ戦には問題ないようです。火曜のトレーニングではシュート練までしていたカカについては、水曜日は特別なニュースなし。何か進展があれば、公式は喜んでニュースにしていただろうし、そうなるとカカの復帰はまだかかりそうな気がします。グティも戻ってこれていないし、ラフィにはメディアプンタとして当分元気でがんばってもらわないと。


年内最後
年内最後、仕事納めのトレーニングは、本日10時30分より行われます。


NG集
クアトロから、レアル・マドリーのファンに向けたクリスマスメッセージビデオ、のNG集。アルビオルが壊れてます。悪いものでも食ったか?






の、息子
アドリアン「僕は、ミチェルの息子であることに疲れている」

って、タイトルだけで切ないな。
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ヘタフェでプレイするアドリアン・ゴンサレスは「ミチェル(彼の父親でありヘタフェで監督を務める)の息子であることに疲れている」ことを認め、またロベルト・バッジオに魅了されていることも告白した。
「少し、ミチェルの息子であることに疲れている。でも現実は、僕は人生を通してそうであり続けるんだ。誰かが僕について話をするときに、その表現を使う。良かれ悪しかれ、僕はそれを背負っている。」と、Terraのインタビューに答えた。
アドリアンは10年間をレアル・マドリーのカンテラで過ごしたが、彼の祖父が、彼は父親より優れるだろうと言ったことを想起する。
「監督をしていた頃にエル・カンパーナのニックネームで知られた祖父は、僕は父より優れるだろうと言ってくれた。でも僕は現実的で、それはとても難しいことだとわかっていた。」
成長する間に、マドリーから教えられたものがある。
「何よりも、勝つことを知ること。戦うスピリットは譲りようがないものだ。カンテラでは、毎年大きな選抜がある(大きなふるいにかけられる)。振り返ってみて、一緒に始めた仲間がほんの少ししか残っていないことに気づく。それ以外の人たちは途中で挫折していった。そういうことを受け入れるのはとても辛いことだし、僕たちみんなの性格を鍛える(無理に作る)ことにもなる。」
現在ヘタフェにあって、彼は自身の状況が難しいものであることを理解しているが、次のように付け加えてもいる。
「僕は、自分がプレイするかしないかが自分の成績に拠っているということ、そしてチームが僕を必要としてくれるだろうということに、決して疑問を持ったりしていない。このことについて、僕は絶対の安心を持っている。」

「父は勝利を非常に好む。僕ももちろん同じだ。だけど、父は負けられない。レアル・マドリーで過ごす間に植えつけられたはずだね……(笑)。そして、とてもはっきりしたことがある。父は、誰かに肩入れしようとすることで、自分の仕事を危険な状態にしないだろうということだ。それは父にとっても僕にとっても、良いことではないだろう。」

フットボールのアイドルについては、ロベルト・バッジオだという。
「Youtubeで見た彼の動きは印象的だった、これまで見たことがない、最高だ。それから、僕はマルティン・バスケス(参考:熱狂的さんより)と会ったし、ミチェルのビデオはたくさん見た。でも本当のことを言うと、特別な好みはないよ。」(これは特に誰が好きだというのでもないのか、父親のプレイが特に好きじゃないという意味なのか、どうなんだろう。)
現役の選手では、シャビやイニエスタ、セスクの名を挙げ、特にシャビ・アロンソに注目し、ピレスのゲームを想起する。彼の、大きな短期目標は、ヘタフェで成功することだ。
「でも今は、プリメーラに定着することだ。そしてそこから、フットボール選手として成長を始めること。目標はそこでまた生まれてくるはずだ。」
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昨日のカンテラマップのニュースと併せて、いろいろと考えてしまいます。毎年のシビアなセレクション、いなくなっていく仲間たち、自分の身にもそれが起こりうるプレッシャー、に加えて偉大な父と祖父、周囲の目。
先ごろ、ヘタフェのアンヘル・トーレス会長が、アドリアンを他クラブ(他国かセグンダ)へと出すことを考えている、といったような記事もありました。どうなるのかわかりませんが、冬のマーケット期間に入り(1月末まででしたっけ?)、父親の下から出て行くといったような転機があるのかもしれません。

寒いけど外で

2009-12-30 22:33:09 | football
ようやく集まった
月曜、火曜と過ぎまして、水曜日になってようやく一通り選手が揃ってのトレーニングとなりました(ディアラ、ペペを除く)。2日間負傷者組だったアルビオルが、通常通りのトレーニングに復帰できたのがポジティブなニュースの1つ。その一方で、この日はファン・デル・ファールトが別メに。今のところ、どこがどう悪いのか、公式も載せていないのでわかりません。カンテラからは5人(サライ、バスケス、ラウル・ルイス、モドレゴ、ファナン)がトップチームに合流。DFのファナンは、月曜日から3日続けてのトップチーム召集で、まだどんな選手なのかはよくわからないのですが、ぺぺの負傷後召集されたカンテラのディフェンス選手たちが継続して召集されなかったことを考えると、ファナンには可能性があるのかもしれない。

負傷者は、いつもどおりのグティ、ファン・ニステルロイーイ、カカに、上述のとおりラフィが加わっていますが、この日もちょっとこれまでとは違うトレーニング。負傷・回復組といえば、いつも「ペジェグリーニの冒頭訓話を聞いた後、室内調整」としか情報がわからなかったのですが、昨日と今日も、外でトレーニングをしているのです。何があったのか知りませんが……(ジムが工事中とかそんな理由なのかもしれないけど)。トレーニング内容は、チーム全体と同じメニューを一定時間、その後グティとルートは脇でランニングを続け、軽いフィジカルサーキットを実施。だそうです。


カンテラマップ
ASから、バルサのカンテラの優秀さが良く話題になるけどマドリーもすごいんですよ、という記事
現在、レアル・マドリーのカンテラ出身選手としては、51人がリーガ・エスパニョーラのプリメーラに、43人がセグンダに、13人が他の欧州の8カ国のクラブに所属し、プロフェッショナルのフットボール選手としてそれぞれがんばっています、という話です。記事の残りは、どこのクラブに誰がいて……という話なので割愛しますが、もうひとつPDFで、欧州にどう散らばっているかという地図も


これはリーガのみ


プリメーラでは、バルサ、ビルバオ、シェレスを除いた17のクラブにマドリー出身選手が所属しているのだそうです。もちろん一番多く所属しているのはマドリーで、ラウル、グティ、イケル、グラネロ、アルベロア、アダン、デラレ……あ、ヘタフェも7人だ。さすが……。

こうしてみると、マドリーにいる、居続けられるということがどれほどすごいことか…としみじみしてしまいます。素直に、ラウルもグティもイケルもすごいと思う。それぞれ、実力や応用力、カリスマ性、一口では言えないいろいろなものを兼ね備えていて、その上で運や巡り合わせもないと、ここまでにはなれなかっただろうと思います。
そして、こうしたマドリーに居続けることができたごくわずかな例を除くと、その夢がかなわないことを悟ってマドリーを離れる決断をした選手たちが非常に多くいる、となるわけですね。もちろん個々を見ていけば、たとえばマタみたいにマドリーに契約されなかったことがプラスに働いている場合もあるし、パレホやミゲルトーレスのように、マドリーに戻る可能性が匂わされている場合もある。でも、たとえばポルティージョの経歴を思うと、カンテラ時代のラウルのゴール記録を塗り替え、CLでも印象深い活躍をしていたのに、マドリーに良い形で残ることはできず、フィオレンティーナやブルージュ、ナスティック、オサスナと複数のクラブを渡り歩くことになった。昨日には、オサスナと契約解除の上、セグンダのエラクレスへの移籍が公式に発表になりました。エラクレスは現在セグンダ2位でプリメーラ昇格の可能性も十分にありますから一概に格落ちとは思いませんが、それでもこういう道をたどる様子を見ると、切ないような不思議な感じがします。何がどうなっていたら、ポルティはラウルになれたんだろうか、って。

9番評価

2009-12-30 02:37:39 | football



午前中
本日2部練で、もう午後の部(16時30分スタート)が始まったか終わったかくらいですが、とりあえず午前のトレーニングの様子をざっと。だいぶ強く雨の降る中でのトレーニングだったそうです。

飛行機遅れで昨日のトレーニングに間に合わなかったガライと、休暇前のチャリティマッチやフレンドリーマッチ出場のため余分の休みをもらっていた選手の中から、グラネロのみが復帰。他の選手達(イケル、セルヒオ・ラモス、アルベロア、ガゴ、イグアイン)は午後のトレーニングから復帰する、と言われているのですが、この辺の差がどこから来てるのかは不明。グラネロが「もうトレーニング出たいです」とか言ったのかもしれません。

この日午前のトレーニングでとても珍しかったのが、ペジェグリーニの冒頭訓話の後、負傷者組(グティ、ファン・ニステルローイ、カカ、アルビオル)がピッチに残ってトレーニングをしていたこと。ランニングや、調子をつかむための特別なエクササイズを実施。しかもボールに触ったりもしたようです。
珍しいですね。マドリー公式で、トレーニングの様子のビデオが見られますが、走っているグティやルートなんて、どれだけ久しぶりに見たことか……。
ただ、1時間ほどピッチ上ですごした後は、再び室内での調整に戻ったとのこと。カカは、室内調整の後でフィジコと共に再びピッチに出てきて、ボールを使ったトレーニング、シュート練習などをしていたようです。「痛みはない、良い状態だ」と発言したそうで、復帰が近づいている感じがします。


引き続きまして、午後の部
午後のトレーニングから、予定通り、イケル、セルヒオ・ラモス、アルベロア、イグアイン、ガゴが復帰。これにグラネロが加わって、フィジカルの回復を目指したメニューを……と記事を見ていて、やっと気づきました。午後の部は、遅れて合流した選手達のためのセッションだったんですね。参加しているのは、この6人だけなのでした。どうりで、ペジェグリーニが普通に私服で来てるわけだ。
イケルはGKコーチと共にトレーニング、残り5人は、フィジコのホセ・カベージョの指揮下で、一連のランニング、ペースを上げたランニング、等のメニューを実施。明日(10時30分)からは、全体のトレーニングに合流できるはずです。


白の「9番」たちの見解
今日のASはちょっとしたベンゼマ特集。2010年のベンゼマのチャレンジ目標とか勝手に作られてますが(1:リヨン戦でスタメンになること、2:ペジェグリーニの信頼を得ること、3:「10個目」を勝ち取ること、4:フランス代表でレギュラーになること)、日本語にしたくなったのは、マドリーの歴代「9番(=フォワードの中心的存在)」の皆さんの、ベンゼマ評であります。
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サンティジャーナ先輩:
ベンゼマは並外れた選手だ。非常に若く、見通しの明るい大きな未来がある。もっと同化していく必要があるが、生まれた国に居るのではないのだから、これは普通のことだ。強力なフォワードで、オープンスペースをよく作り、両脚のどちらでもシュートを打つ。リヨンでプレイすることは、それをマドリーでやるのと同じものではない。毎日曜日、優れたプレイをする必要がある。成功するには、落ち着くことが必要だ。

シュケル先輩:
彼は良い選手だ。あらゆる最高の物を持っているが、しかし時間が必要だ。彼は、マドリーの未来なのだ。多くのゴールを決め、チームメイトたちに良いものをもたらすだろう。マドリーにあって、彼に世界中のあらゆる幸運がありますように。世界でも最も大きなクラブの1つであるマドリーで、プレイすることは簡単なことではない。世界中のどの子供たちも知っているクラブだ。多くのゴールを決めるチャンスがあるなら、それを生かせ。ベンゼマは若いが、人生における特別なチャンスを得ている。すべては彼が決めるゴールの統計数にかかっている。それは決して裏切らない。

モリエンテス先輩:
本当のことを言うと、彼のプレイをそれほど多くは見ていない。でもフランスのチームメイトたちから、とても良い情報を得ている。皆は僕に、彼は非常に素晴らしいと教えてくれる。クラックだ。僕が彼のプレイを見た少しの情報から言うと、非常に優れた力強いフォワードだということがわかる。優れた素質を持っているし、成功することだろう。元マドリーのフォワードという立場からは、どのフットボール選手にも、慣れる時間が必要だと言うことができる。ベンゼマは若く、この先にまだ多くの時間がある。マドリーというクラブの素晴らしい価値を示す存在の1人になるだろう。彼は多くのゴールを決め、さらに年月を経るに従って成長していくだろう。

サモラーノ先輩:
結局、レアル・マドリーにやって来るということは入り口であり、空虚感は非常に大きい。マドリーが世界に唯一の存在であることを理解しなければならないのだ。ここでのプレッシャーは、他のどこでも経験できないようなものになるだろう。非常に若いのに、突然そういった状況(選手として?)で生きることになる。しかし私は、彼にはこのクラブで成功するための十分なクオリティがある、と確信している。フランスで、彼は十分なクオリティを持つこと示していた。我々もそれを忍耐強く待とう。彼はまもなく、重要な男になる。

ファン・ニステルローイ先輩:
彼は、素晴らしいフォワードになるだけのすべてを備えている。ボールタッチ、両脚のテクニック、スピードが素晴らしい。ボールを受けると、躊躇なくゴールキーパーを見る。左でも右でも、強い力がある。この特性は、ディフェンダーたちの仕事を非常に難しくするだろう。彼の獲得は、かかった金額(3500万ユーロ)に見合ったものだ。しかし、カカやクリスチアーノがやって来たことが、それを覆い隠してしまっている。僕が強調したいのは、彼は素晴らしい存在になるだろうということだ。レアル・マドリーで素晴らしい試合を見せているし、6ゴールも決めているのだ。
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グティ
来年1月28日22時放送予定の、と言っても見られないとは思いますが、カナル・プルスで放送されるInforme Robinsonという番組。グティの日常に密着し、その生い立ち、キャラクター、問題や不安などを我々は知るだろう……と、Canal +。予告ビデオが見られます。

息子をトレーニング(試合)に送っていって、応援している父親としてのグティ。息子はやっぱり「14番」。子供の頃の写真を見せてくれるグティのお母さん。自身が通った学校を訪れているらしいシーンでは、小学生時代の成績表というか素行評価表みたいのが出てきます。「友達に対して」という箇所では「Agresivo:攻撃的」「Aceptado:受け入れる(受容的)」「Lider (cabecilla):リーダー」にチェックがついてまして、その後に出てくるのは、相手選手にキレて赤紙を頂戴する数々のシーン。自宅でクラシコを熱く観戦(これはなあ…)。音楽好きは子供の頃かららしい、ロッカーコスの写真。タトゥ解説……と、予告編だけ見ても結構楽しいです。グティって、やっぱり変わらない人だ。


一応Youtubeに上がっていたものも。Canal+のサイト上のビデオに比べると、いくつかシーンが欠けています。

まずは半分ほど

2009-12-29 01:43:31 | football

雨と霧の、寒そうな中行われたトレーニング


クリスマス休暇も終わり、マドリーの皆さんはトレーニング再開です。
なのですが、28日16時30分からのトレーニングにしっかり顔を出せたのは、チーム全体の半分程度だったようです。

○ネイションズ杯出場のためマリ代表に合流したディアラ、欠席
○22日に行われたチャリティマッチ「Champions for Africa」に出場したセルヒオ・ラモス、グラネロ、アルベロア、イケルは、クラブの許可を得て欠席
○飛行機の乗り継ぎが具合悪かったのか、ガゴ、イグアイン、ガライの3人も、クラブの許可を得て欠席
○ペペ、長期欠場中
○各自の負傷、リハビリのため室内にて調整、ファン・ニステルローイ、カカ、グティ、アルビオル
○ペジェグリーニ指揮下、ピッチでトレーニングをしたのは11名+カンテラから合流のファナン、の計12名だったらしい

明日からは、もう少し揃いそうな感じでしょうか。



追加:アルヘンティノス
○ガゴとイグアインは、アルゼンチン代表として、22日にフレンドリーマッチに出場したため、休暇延長
○ガライは、
 →天候の問題で予定通りに飛行機が飛ばなかったため、とMARCA情報
 →公式では、クラブの許可を得て火曜午後まで休暇を楽しむ、と書かれております


身辺が少し騒がしくなっている2人……



おまけ:モリエンテス
先日、マルセイユでの苦しい状況を吐露したモリエンテスですが、代理人のヒネス・カルバハルは、
「彼の将来はマルセイユにある。ここを離れることは問題にもなっていない。少なくとも今シーズンは全うするだろう。」
と述べている。

今日は何の日

2009-12-28 17:44:22 | football

●ラウルが移籍!?
ラウルが自身が育ったルーツに帰る。ヒネス・カルバハル代理人、ラウルに来シーズンはロヒブランコを身にまとうよう提案した。先日のMARCA紙は次のギャラクティコにアグエロの名を挙げており、トレードの可能性もある。

●大型トレード!?
マドリーの街になじめないカカがミランへ帰り、フロレンティーノ・ペレスが常に願ってやまなかったブラジルのクラックロナウジーニョ、ギャラクティコの象徴ベッカムがマドリーにやって来る!
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今年もイノセンテの日がやって参りました。バカバカしいので超(ざっくり)訳でお送りしております。
問題なのは、1個目がEl Mundo Drportivo、2個目はGoal.comと、どっちも普段からイノセンテもどきの記事を載せてるところだ、ってことでしょうか。他のニュースサイトも何か仕掛けてくるかなー。


●追加:フロレンティーノ・ペレス、あのアンチマドリディスタを獲得!?
大怪我を負ったペペの代替となる選手を探しているレアル・マドリーは、現アヤックス所属のオレゲルに目をつけ……
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スペイン版EUROSPORTからですが、さすがにこれはないよなあ。ていうか、何か問題になったりしないのかな。オレゲルにマドリーユニ着せるなんて。
(オレゲルは、カタルーニャ独立主義者として有名。政治活動が行き過ぎて逮捕されたことも)。


イノセンテなら良いのに
コパ・デル・レイの一件以来、ピッチに戻れず、負傷の程度もはっきりしないグティに、この冬の移籍の噂が。MARCAはボルトン、ASはさらにベシクタシュ(トルコ)も、グティの獲得に興味を持っているという記事を載せています。イノセンテ、ではないようですね……。

普段どおりに

2009-12-27 12:35:52 | football
久しぶり。サルガドのミニインタ。というか、ラウルについてのコメント、です。

Q:ラウルが、疑いの余地のないレギュラーということは、もうないと考えて良いのでしょうか?
S:俺たち誰にでも起こることで、それは偉大な選手たちにとってもだ。ラウルは、俺の身にも起こったこと、俺がマドリーにおいて重要な存在でなくなったように、厳しい時を過ごしていくだろう。辛く、本当に嫌な時を過ごすことになるが、スポーツレベルにおいては、年齢によってもはや重要ではないとされる時は訪れる。1ヶ月に1試合か2試合しかこなさないというのは最初の頃は厳しい。しかしその後、他の面で重要な存在になることに慣れていくものでもある。

Q:ラウルは全員の手本として居続けられるのでしょうか?
S:彼はそうあり続ける。レアル・マドリーの選手たちにとってだけでなく、スペインのすべての選手たちにとっての。彼はレアル・マドリーの魂であり、彼が望むならいつでも重要な存在であり続ける。

Q:彼は、歴史上最も優れたフットボール選手の中の1人となると思いますか?
S:世界のフットボールの歴史上、最も優れた選手の1人であり、そして何よりも、スペイン人として。俺は、ラウルがまだ何か与えられるものを持っていると考えている。俺はラウルに、イングランドに、プレミアに来ないかと言いたいが、マドリーは彼にそれを許さないだろうな。

Q:さようならを言う時なのだと思いますか?
S:何よりも重要なことは、ラウルは、これまで彼が与えてきたものすべて、今も与え続けているものすべてに値するようにして、マドリーを離れるということだ。

今日は25日

2009-12-25 06:42:18 | football
クリスマス気分のまま、今年もリーガ・エスパニョーラ プリメーラ・ディビシオン各クラブのHPめぐり。
(バルサのみ、公式からではありません)

オサスナからEguberri On!(バスク語でメリークリスマス)。


同じコンセプトのヘタフェから。


サラゴサより。ビクトル・ムニョスが新監督に就任、で決まったかと思いきや、結局ガイ監督で今シーズンは続行することにしたらしいサラゴサ。相変わらず落ち着かないクラブ事情。


クリスマスカード風のシェレス、きれいなデザイン。


バジャドリのフロントページは……誰? バジャドリの公式内は、記事にパステルカラーの飾りがついていたり、昨年と同じサンタ帽+エンブレムが飾ってあったり、クリスマス満喫な感じ。


バルサから。ボージャンらしい。


ロイク会長とカソルラ。ビジャレアルより。


今年のクリスマスも大充実なのがバレンシア。これはAmunt12月号からですが、それ以外にもいろいろとクリスマス企画が盛りだくさんです。




おまけ:マルセイユから

FELIZ NAVIDAD!

2009-12-24 21:09:59 | football
ホされてるのに、こういうのには引っ張り出されるんだなあ、カピタン。

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フロレンティーノ・ペレス、ラウル、カカ、クリスチアーノ・ロナウドは、レアル・マドリーにとってのあらゆる最高のものを願い、2010年に向けた個人として、プロフェッショナルとしての大志を告白するため、クリスマス・ツリーの周りに集まった。皆の健康と「10回目(CL制覇のこと)」が、レアル・マドリーの中心となる4人の主な願いである。

1人は20世紀最高のクラブの会長を務め、他の3人は、毎週末、数多くのファンが集うスタジアムでプレイしている。しかし彼らのそれぞれの家の生活では、他の人々と同様にクリスマスを祝い、自身の家族たちの健康という同じ願いを共有し、愛する人々との最も愛すべき休暇を過ごすものだ。だから彼らが2010年に向けて願う内容を想像するのは難しいことではない。「一番大切なことは健康です。近年、私はそれに気づくようになりました。」と言ったのはフロレンティーノ・ペレスだ。ラウル、クリスチアーノ・ロナウド、そしてカカも彼に賛同する。「それこそが、僕たちが家族の皆に、またすべてのマドリーのファンに望むことです。そして健康というものは、僕たちが来年に多くのものを達成する手助けともなるのです。」
健康であることが、近親者や友人たちとともに過ごすこの日々に、彼らに素晴らしい時間をもたらすことだろう。そしてスペイン、ポルトガル、ブラジルの3人それぞれが、このフィエスタを親しい人たちに囲まれて過ごしているようだ。「私たちは常に、クリスマスをとても身近なものとして祝います。私の両親は、私たちとともに過ごす週間でした。今、もう彼らはいないのですが、私の兄弟たち、甥や姪たち、家族全員が、両親に教わったように集まって過ごします。これは、私にとって非常に愛すべき集まりであり、非常に親しみ深く愛情のこもったものとなっています。」 これはフロレンティーノ・ペレスの発言であり、その場を共にしている他の3人の習慣にも違いはない。ラウルは、5人の子供たちがいて(ごく最近女の子ができたばかりだ)、自身の家で一番小さい子との時間を有意義に楽しむことだろう。「今年、僕たちは何よりもひとつになっています。僕たちは平和に、すべての事を楽しみ、大いに食べ、笑いあって過ごすことでしょう。僕はまたこの日々のすべての時間を、休みになっている子供たちと共に楽しむことでしょう。」
クリスチアーノ・ロナウドもカカも、またその親しい人たちに囲まれて過ごすことだろう。「特別な日々になります。なぜなら、僕はブラジルに戻り、家族全員、祖父母や叔父叔母、いとこたち、友人たちと会うからです。食べたりパーティをしたり、家で素晴らしいことをして過ごします。僕にとっては、本当に特別な日々なのです。」 カカは既に、家族の傍で過ごせる時間を数えているのだという。同じ願いを持っているのがクリスチアーノ・ロナウドで、普段会いたくても会えない親しい人たちや友人たちに会うことができるのだ。「僕は、家族全員とクリスマスを祝うつもりです。最高の楽しめるとても特別な時となるでしょう。なぜなら、1年を通していつも彼らの傍にいたり、いつでも家族と一緒にいることほど幸せなことはないからです。だから、皆が一緒に集まることは、僕にとっても家族皆にとっても、最高に幸せな時なのです。」
これは個人的な面だ。プロフェッショナルの面については、全員が一致して、スポーツ面での成功のある1年にしたいと口にした。「僕はもうこれ以上の怪我をしたくないと望んでいます。そして、すべての大会でこのクラブが勝ち上がることを助けられればと願っています。来年ということだけではなく、将来にわたって。」 このクリスチアーノ・ロナウドの発言に、カカmお同意しその希望を述べている。「特別な1年になるでしょう。なぜなら、W杯があるからです。レアル・マドリーでもセレソンでも、良いことができたら、輝かしい年となるでしょう。」 会長の望みも、同じ方向性にある。「この希望に満ちたプロジェクトを強固にしていくこと。私たちはマドリディスモに対し、満足のいくすばらしい試合を示し、スペクタクルを創造し、熱狂を生み出したいと願っています。また私たちの真価をもってファンの心を捉え続けていきたい。」
一方で、ラウルは2010年に向けた具体的な目標を考えている。「僕の最大の願いは、"10個目"を勝ち取るために、僕のチームを助けること。」 そしてここで、全員の目が、ベルナベウで行われるチャンピオンズのファイナルをイメージする特別な思いに輝いた。「それが夢といえるでしょう。それを現実にするために、僕たちは目標を達成していかなければならない。僕たちは大きな努力を尽くしていくことになるでしょう。なぜなら、ここカーサにいるということは、その責任というものが、目標に挑むためのより大きなエネルギーを僕たちに与えてくれるでしょうから。」 とカピタンは続けた。カカは、欧州杯は何よりも重要な大会だと考える。「今シーズン、僕たちはファイナルをカーサで戦える可能性があります。僕たちにとって、ファイナルを僕たちのファンの前で戦えるというのは、根本となる目標です。」
クリスチアーノも、それがチームの最大の目標の1つだということに一致する。「ベルナベウで僕たちがファイナルを戦うことになったら、それはスペクタクルでしょう。」 しかし彼はまた、少しずつステップを進めていくことも注意する。「僕たちが、大いに向上していくだろうと僕は願っています。ファイナルに到達できたら、選手たちにとってもファンにとっても、同じように特別に素晴らしいことになるでしょう。」 フロレンティーノ・ペレスにとって、"10
個目"を勝ち取ることは、この新しいプロジェクトの先頭に立った最初のシーズンの成果としては完璧なものとなるだろう。「レアル・マドリーの歴史において、欧州杯というのは特別なものです。欧州の大会で戦うことは素晴らしいと感じますが、今シーズンはそれに責任感が加わります。なぜなら、ファイナルは、私たちのカーサで行われるからです。私は、私たちの誰もが、私たちのファンを満足させられるように、大きな努力を尽くしてくれるだろうと確信しています。
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正確にはどうなのか知りませんが、ペレス会長、ラウル、カカ、クリスチアーノ・ロナウドの背後にあるツリーは、ベルナベウの役員室(名誉パルコ?)近辺にあるもので、アルビオルやシャビ・アロンソの後ろにある暖色系のツリーはバルデベバス辺りにあるんじゃないかと思います。

今年は?

2009-12-24 07:03:25 | football
今年は楽しんでます
せっかくなので何かクリスマスネタを…ということで、まずはASから、嬉しそうなシャビ・アロンソ他の記事。
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シャビ・アロンソ:クリスマスは選手たちにとって良いものだ

彼はリバプールに2004年に加入し、今シーズンの夏にレアル・マドリーに加入するまで、アンフィールドでの素晴らしい5シーズンを過ごした。彼はプレミアシップのスターの1人となり、クリスマスの休暇なしでいることに慣れていった。そしてこの数日、シャビ・アロンソはサン・セバスチャンで、再び家族と共に休暇を楽しんでいる。この5年間では初めてのことだ。
スペインでは、再び論争が始まっている。この時期が来るといつでも、リーガがクリスマスに停止することを理解しない人々や、イングランドでやっているのと同様に試合開催を支持する人々の間に、議論の対立が生じる。シャビ・アロンソは、この論争に関わることを望んでいない。なぜなら、彼はイングランド・フットボールの伝統に敬意を払っているからだ。しかしこのことについて聞かれると、彼は半分笑顔を隠せない。

「クリスマスは、フットボール選手たちにとって良いものだよ。」とトロロサ出身のセントロカンピスタは断言する。「この休養期間は、W杯が開催されるシーズンには価値がある。」と付け加えるシャビ・アロンソは、スペイン代表が次の夏に南アフリカでの戦いがあることで、その責任の重要さを思い出している。
プレミアリーグでプレイしていたシャビ・アロンソは、クリスマスは家族とともに楽しめないことに慣れる必要があった。フェルナンド・トーレスやセスク・ファブレガスと同様、順応するのは早かった。一方で、ペペ・レイナのように、それが難しかった者もいる。しかし全員が、レイナが言うように最終的には慣れていった。「これは伝統であるし、多くの家族が、1年の中で普段はそういうことができない家族でも、全員が揃って試合を見に行くのだから良いことだ。そういう側から言えば、悪くない」。 そうは言ってもレイナは、「スペイン人選手たちにとっては、負担のかかることだ。この時期には休むことに慣れていたのだから。それでも結局は、この考え方に馴染むものだ。」

セスク・ファブレガスは、若い頃からアーセナルにいるため、イングランドのフットボールに良く慣れている。「ずっとプレイしていたい。」とセスクは言う。セスクは、プレミアでプレイするために、家族の習慣を変化させたことを元気良く説明する。「僕がスペインへ帰る代わりに、家族が僕の試合を見にやって来る。それでクリスマスはより良いものになる。なぜなら、そこにフットボールと、雪と、家族がいるわけだから。
論争は、クリスマスのたびに続いていくだろう。そしてプレミアリーグとリーガとの比較も避けられないだろう。スペイン人の選手たちは、この時期の休暇を手放すことは考えていない。それは、ブリテン島からやって来た選手たちでさえも同じだ。シャビ・アロンソに加えて、この6シーズンで初めてのクリスマス休暇を楽しむことになるのはクリスチアーノ・ロナウドだ。「これが、別々に過ごす最後の年になるよ。」と、クリスチアーノは1年前に、母親に語っている。そしてクリスチアーノは、それを守った。
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「半分笑顔」のところは「半笑い」にしようかと思ったのですが、そうするとシャビ・アロンソが変態ぽくなるのでやめました。


今年も厳しいです
去年もこんな感じの記事を読んだ気がしますが、同じくASから。
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レアル・マドリーの選手たちに、運動とたっぷりの食事は避けることの勧め

サニタス-レアル・マドリーのメディカルチームのチーフであるカルロス・ディエスの話では、休暇は「フィジカル面・心理面の回復をするのに選手にとって有用な時であるが、しかし彼らは最高のレベルで復帰し仕事をする必要がある」ものである。
これはつまり、「暴飲暴食しないこと、ハイカロリーの食物を含むものを避けること、フルーツや野菜を1日のメインの食事とすること」である。
この医師は、どんな食物も摂るなということではないとしているが、その一方でフィジコたちは、選手たちには「義務」があるとし、「もし運動を何もしないなら、そのフィジカルの効率が低下し、怪我につながるリスクを高める」としている。またそうした負傷に関しては、それぞれが特別プログラムを組むことになる。
このようにして、休暇から戻ってくるときには、身体バランスや体重を調べるため、選手たちは血液検査や尿検査をすることになるだろう。
「体重が少し増えるのは普通のことだ。だが、数日の間に、ずれた値は修正されるし、それは常にわずかなものだ。」とメディコのボスは付け加えた。
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ま、あまり太って帰ってきそうな選手がいない気がするので、大丈夫だとは思います。

Felices Fiestas!

覚悟

2009-12-23 14:34:55 | football
※1個下の記事、ペジェグリーニのインタビュー訳は完了しました(12月23日16時30分)


覚悟
RMC.frからのモリエンテスのインタビュー。重いです。
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誠実で、明快、時に心に触れる。フェルナンド・モリエンテスは、今シーズン最後の試合となるオセール戦(23日19時)まで24時間というところで、彼のOMにおける最初の6ヶ月を率直に評価した。素晴らしいプロフェッショナリズムをもったインタビューが質問に答え、それはキャリアの終わりの可能性を示唆するものにすらなっている。

Q:フェルナンド、私が思うに、あなたはOMのユニフォームを着てのこの6ヶ月に事実満足していないのではないかと思いますが……。
M:もちろん、満足できていない。僕が最初にOMとサインしたのは、僕が自分自身を向上させ、まだ高いレベルでプレイできると思っていたからだが、まだそれは失敗している。僕は2ヶ月で準備が整うと考えていた。最初の1ヶ月でフィジカルを、次の1ヶ月で戦うリズムを見出し、チームの中に自分の位置を作ることだ。でもこうしたことはまったく起こっていない。ベンチにいるのは辛いことだけれど、僕より強い選手たちのいるチームの中で、謙虚でいて何があるかを見ている必要がある。

Q:あなたはフィジカル面で苦しんでいると言えますか?
M:僕は精神的な面で苦しんでいる。僕はビッグクラブに移籍し、戦い、多くの試合でプレイすることに慣れていた。それが僕にはとても難しくなっていることを認める。昨シーズン、僕はバレンシアでほとんどプレイできないでいた。今、僕はその因果を支払っているのではないか考えている。起こりうることはわかっていたし、受け入れなければならない。でも精神的には、とても苦しい。それは本当だ……。

Q:あなたのこれまでのキャリア、これまでに獲得したあらゆるタイトル、そういったものが、この難しい時期に助けになるはずでは。違いますか?
M:それは違う。そういうものは僕の助けにはならない。僕は、過去に得たものに満足しているような人間ではない。僕は今現在を生きることを好むし、それで僕は苦しんでいる。批判を受けるような年齢であることは理解している。16年間プロフェッショナル・フットボーラーでここまできて、もちろん20歳の時と同じ感覚ではいられない。でも、僕は諦めていない。僕は誰に対しても何かを証明する義務があるわけではない。OMへの移籍には移籍金が発生しなかったし、僕はただ、自分のフットボーラーとしての人生の、最後の2年間を最大限に示すためだけにここにいるんだ。

Q:リズムを取り戻すことに望みをかけるか、それとも敗北を認めるのでしょうか?
M:正直なところ、たくさんのことを考えてしまう(ため息をつく)……。僕の能力の100%を取り戻すこと、それは現実的には不可能なことだろう。他の役割でチームを助けることはできる。後半に試合に入ることも含めてね。それに、皆に僕自身に対して別の見方をするようになってほしいと思っている。誰も僕のパフォーマンスに満足していないだろうし、その決断には完全に同意する。

Q:「たくさんのことを考えている」と言いましたが、それは、フットボールをやめるということも考えているという意味でしょうか?
M:僕はすべてのことを考えている。僕のように難しい時を過ごす人は、あらゆることを考えるものだ。でも……僕は自分の仕事が大好きだし、最後まで責任を負うことに誇りを持っている。常に、マルセイユとの2シーズンの契約を全うしたいと望んでいる。ここでトレーニングをしていくなら、幸せでい続けられるだろう。でも、僕がキャリアを終わる時が来たら、僕はやめる。それは問題ないよ(感情のこもった笑顔で)。

Q:あなたが疑問に思っていることをまとめられますか?
M:僕は自分自身に、とてもがっかりしている。僕は、プレイできないだろう、つまり良い感覚を得られないだろうと言われていたら、マルセイユに来なかっただろう……。それでも、僕は自分が再び立ち上がれることを、そしてチームが僕を有用に使えることを願ってもいた。そう、これが僕が疑念や落胆の気持ちを作り出していることだ。

Q:サポーターやマスコミの批判に傷ついていますか?
M:いや。第一に、OMのロッカールームの中で言われていること以外の、フットボールに関係するものを読んだり、見たり、聞いたりしないからだ。第2に、僕のプレイのレベルに対する最大の批判者は、僕自身だからだ。僕は、自分がピッチの中で何をしているか正確に見ているし、それ以上の分析は必要ない。

Q:では、OMが新しいストライカーを探しているという話を聞いてどう反応しますか?
M:普通のことだと思う。クラブは、僕たちが攻撃陣に必要とするものを与えてくれるであろう、優れたスコアラーを補強する必要がある。特にこの移籍期間にというのは道理にかなっているし、それは僕自身を悩ますことではない。繰り返して言うけど、僕の移籍に際して移籍金はかからなかった。だから僕はこのレベルに対して落ち着いている。僕がこのクラブにもたらすものは、ボーナスということでしかないだろう。

Q:OMのサポーターたちに送りたいメッセージは?
M:ファンの皆には、僕が自信のベストを尽くし続けていく、ということを知ってほしいだけだ。今は、幸運なことに僕は負傷していないし、指を組み合わせて(幸運を祈るサイン)、良いコンディションでトレーニングを続けていく。僕はまだ、自分の中にあるフィジカルの財産を見せて生きたいと願っている。もしそうできなくなるのなら、そうしたら…「チャオ、アスタルエゴ!(じゃあ、またね)」……。
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例えばリバプールにいた頃やロナウドが来てマドリーのベンチで日干しになっていた頃も、決して良い状態ではなかった。でも、ここまで精神的に辛いと言ってしまうような状況は、これが初めてなのではないかと思います。望んだようなパフォーマンスができていないことは、モリエンテス自身が一番自覚していること。再起を望み、契約を全うしたいと言う一方で、終わりが来たら受け入れる覚悟は常に持っている。
こっちも覚悟しておかないといけないんですよね……。


※おまけ
このインタビューは、スペイン各紙でも紹介されていますが、読者のコメンタリオには、「モロ、サラゴサに来て」「スポルティングを助けて」「アルメリアを」「オサスナを」「アルバセテを」……。
相変わらず、スペインのファンは優しいなあ……。

ペジェグリーニ

2009-12-22 04:45:46 | football
たまには監督のことも知ろうと思って、ASのインタビュー。公式にも出ていますが、どうみても良いとこ取りでしかないので、ちまちまと頭からやっていきますが、最後まで終わらない可能性もあります。ところどころ、突っ込みたくなったところにはカッコ付きで私見が挟み込んでありますが、どうぞ気になさらずに。私見です。

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Q:今年の締めくくりにに6-0です。リーガでは最多得点、バルサまで勝ち点2差です。
P:私には驚くことではなかったよ。なぜなら、私は常に、このチームに何を与えられるかをはっきり認識してきたからだ。ここにはクオリティと献身がある。リーガで2位というのはエキサイティングなものだ。

Q:バルサがアブダビで、より力の劣る相手に対してクラブW杯を勝ち取ったことについて、あなたはEl Largueroの中で、アスール・グラナの試合について有名なフレーズを強調しました。
P:私が言ったことは非常にはっきりしているし、私を好んでくれる人すべてが、この種の議論の種を探すことがない人間だと理解してくれる。そのフレーズはバルサに対して反感を持って言ったものでもなく、彼らが悪い戦い方をしたと言ったのでもない。むしろ逆で、いつでも私はバルセロナのフットボールに魅せられ、バルサの選手たちはその試合を作り出すキャラクターに適応していると言っている。しかし私が強調するのは、ベルナベウが好むフットボールは違うのだということだ。よりダイレクトで、より攻撃的で、ボールに対してリスクを犯していく。そういうマドリーが、サラゴサ戦で見て取れただろう。もしマドリーが探し探しプレイしていたら、たいていスタンドからブーイングされることになるだろう。スタイルが違うのだ。しかし、決して私は、バルサが悪いプレイをしているとは言っていない。
(元の発言はたぶんこれ

Q:マドリーの整然とした試合運びは、選手たちの資質によるものでしょうか、それともペジェグリーニ流を教え込んだからでしょうか?
P:まずは、順応している選手たちを評価する。例えば、私は5シーズンをビジャレアルで過ごしたが、チームの試合運びは、よりボールにタッチし、ボールを回す手の込んだものだった。しかしこのマドリーのチームの中には、多くのダイレクトなプレーをする選手たちが居る。また私が強調したいのは、ベルナベウは非常に速くエリアに到達すること、常にエリア内で相手を脅かすような存在であることを好み、またスペースを探すのにあまり忍耐しないということだ。

Q:マルセイユ戦以来、4人の中盤でプレイすることを決めたのがはっきり見て取れます。最終的に、試合に適したシステムを見つけたということですね。
P:シーズン開始当初、私たちは月に8試合をこなし、1週間通してトレーニングするということができなかった。私はチームを固定できず、ローテーションを取らざるを得なかった。これが私には重要なことだった。試合の構造を見出すためにあらゆる形態を試し、動き方は選手たちによって調節されていった。このマドリーは、私が好む哲学に基づいてプレイしている。敵のゴールを見ること、より少ない選手で守ること、できるだけすばやい手段でゴール前へたどり着くこと、良いボールポゼッションなのに展開していくのを諦めないことだ。

Q:あなたには、特に冒険を犯す必要がないような、豪華なトリデンテがいますね。クリスチアーノ、イグアイン、ベンゼマです。
P:ラウルとファン・ニステルローイを忘れている。私は彼らも戦力にしている。

Q:そうは言っても、ラウルとルートは、30分かその程度しかプレイしません。
P:見てくれ、最近の何試合かを。土曜日にはイグアインとクリスチアーノ。バレンシア戦では、イグアインとベンゼマ。マルセイユ戦では、クリスチアーノとイグアイン。我々はFWを2人置くが、疑いなく、同時に3人プレイすることもできる。それにカカも欠けている。
(この答えでは、ラウルやルートが30分しか出てないことの説明になってないと思うんだけど)

Q:ずいぶんと込み入った話ですね!
P:私たちは、シーズンの初めにこうやって戦っていたのだが、君の仲間たち(マスコミという意味だろう)はずいぶんと私を批判していた。私は、4人のFWでやっていた時のことにも満足している。7試合中7試合で勝利し、24ゴールを挙げているんだ。もっとボールを持つこと(ポゼッション?)が強調されていたが、我々の特性上それは不可能だった。今、私たちはいくつかの変化形を持つスタイルに順応してきている。しかし、それは全員を同時に起用するということではない。

Q:シーズン当初は4-2-2-2を採用していましたが、今は4-3-1-2を取っているように見えます。
P:いま私たちは、両サイドに開く2人のボランチを置き、より中央よりにもう1人のボランチがいる。ファン・デル・ファールトはエンガンチェ(中央に居る前後のつなぎ役)、マルセロは左でより自由に動き、ラスが中央よりでシャビをサポートする。しかし9月の時点と比べても動きには同じような自由があったし、サイドも同様だった。今唯一違うのは、行きと帰りとで(カーサとフエラくらいの意?)FW1人とボランチ1人を入れ替えるくらいだ。こういったやり方は、ビジャレアルで既に、セナ、ホシコ、タッキナルディ、ソリンとリケルメを自由な存在にしたり、カソルラを使ったりしてやっていたことだ。
(また懐かしい名前がぽつぽつと…タッキとかソリン、どうしてるんだろう)

Q:マルセロはシークレットウェポンになっているのでしょうか?
P:確かなことは、彼はさまざまな場面で我々を十分に助けてくれる非常にポリヴァレント(多才)な選手になっているということだ。左のサイドであり、それでいてファン・デル・ファールトの背後をカバーし、また自由に動いてエンガンチェともなる。ラウルもまた、ファン・デル・ファールトの位置でプレイできる存在だ。

Q:しかし強調したいのは、どのようにしてあなたが戦術的なアウトラインを示すのかということですが?
P:このアウトラインは好きじゃないのかな?

Q:つまり3人の中盤(セントロカンピスタ)を置くということ?
P:いや違う。2人のセントロカンピスタで、1人は自由に動くボランチ、1人はより中央よりということだ。ビジャレアルでやったのと同じことだ。いま私たちは、私が望むようにプレイしている。フォワードの選手たちも、一番前で静かにしているのではない。私はよく動き継続した機動性のあるフォワードを好む。もし必要であるなら、スピードをもってマークを外すために、サイドでの争いに負けたり引き下がることもするような(ここちょっと自信なし)。

Q:ベンゼマは、メスタージャで素晴らしい試合をしたにもかかわらず、ベンチスタートでした。
P:私には23人の選手がいて、誰もが前へと進んでいくための、選ばれた役目を担うだろう。コパでの敗退は、不幸なことだったが、そのおかげで1週間の中でよりトレーニングに時間を裂く手助けになるだろうし、こうやってより安定した11人を設定していける。様子を見ながら、16人か17人の選手でシーズンの終わりに到達したい。
(先発・ベンチを固定、6~7人の選手にはチャンスなしと宣言してるように聞こえますが)

Q:ベンゼマは、1ヶ月の間、かろうじてボールを転がす程度でした。
P:私はそうは見ていない。あの子は、少しずつ、私たちが彼に望むものに慣れていっている。フランスでは、彼は別のたたかい方をしていたし、ここでは別のフットボール・コンセプトに同化しつつある。我々が若いチームだということも忘れてはいけない。ラモスは23歳、ペペは24歳、アルビオルが23歳、マルセロが21歳、ベンゼマが22歳、イグアインが22歳、ラスが24歳だ。一番のベテランは、カギ括弧付きでだが、ファン・デル・ファールト、シャビ・アロンソ、カシージャスの28歳だ。

Q:はっきりさせましょう。ベンゼマはメスタージャでの試合まで、少し心ここにあらずだったのでは。
P:そうだな(ためらいながら)。そう、いくつかの試合ではおそらくイエスだ。ただ他の試合ではノーだ。しかし、9月にやってくることも、新加入選手を一緒にすること、昨シーズンタイトルをかけて最後まで戦い抜いた選手たちに対する説明をせずに後回しにすることも、問題ではない(?)。最初から同じチームを組んでいたら失敗しただろう。私はあらゆる批判を受け入れるが、適応させるためにはそうしたことを繰り返す。
(新加入には配慮するが、元からいた選手は蔑ろか?)

Q:イグアインは結果を出しています。しかしあなたは、最初の何ヶ月か彼を起用せず、何分かチャンスを与えただけだった。しかし今彼はアンタッチャブルな存在です。結局あなたは、彼を9番としている(エースFW)。
P:イグアインは私にとって、常に9番の存在だ。私は彼に9番でいてほしい。シーズン当初、彼をほとんど起用しなかったのは確かだ。第1に、私は彼を知っていたからだ。第2に、私は彼と話をした。第3に、ベンゼマが慣れるべきだったからだ。彼は私にとって非常に考慮に入れるべき選手であり、常にレギュラーとして評価していた。それに、プレスカンファレンスで、彼はローテーションについて理解し、反論することはないと言っていた。イグアインと日々のコミュニケーションをとると、外からの批判を和らげるようにできていた。彼がサブであったとき、イグアインは成熟した反応を見せていた。これはラウルも同様だし、そうしたことは今、ベンゼマやグラネロもしている。そういった決定すべてには内部で首尾一貫したものがある。
(苦しい言い訳に聞こえるなあ。ローテーションどころじゃない起用のされなさだったように思いますけどね。今でも、例えばイグアインが2,3試合無得点に終わったら、あっさりベンチ行きになるんじゃないかと疑ってるんですが。随所、どうにかしてベンゼマを使いたいように聞こえるので。)

Q:これから、今サブになっているラウルに、どんな役割をさせるのでしょうか?
P:たった1試合だけ、彼に女の子が生まれたときに、彼は1分もプレイしなかっただけだ。それ以外の試合すべてで、彼は試合に出場している。私が彼を15分や20分しか起用しない場合、彼は幸せではないだろう。しかし彼は、知能的な目的、動き、相手のディフェンダーたちを引きずり出すこと、といった多くの変化を我々に与えてくれる。ラウルは常に、どうあるべきかを知り、我々に多くの選択肢を与えてくれる。彼が幸せになるようにどう起用するか! それは不合理だ。ラウルは最初の2ヶ月先発でプレイしたが、他のFWたちが素晴らしいフォームを取るようになってきたので、選択しなければならなかった。
(ラウルはずっと途中出場の役割でいかされるようですね。長年培ってきたリズムをこうもあっさり崩されて、しかも監督には、先発に戻るチャンスを与えるつもりはないらしい。長年に渡って、またつい先日まで素晴らしい走りを見せていたフェラーリが、どこも故障していないのに、いまはコンビニへのお使い程度の扱いです。)

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これでようやく半分過ぎたか、くらいか。全部は無理かも。

最初は、できるだけペジェグリーニの考え方を知ろうと、できるだけ公平な気持ちで読むつもりだったんですが、読めば読むほどこの人の考えはひっかかる。
ペジェグリーニなりの哲学を持ってやっているのはよーくわかりますが、同意しかねるところとが各所にある。シーズン終了までに16~17人で固定するつもりだとか、そんな発言をされたら、今既に干されている選手たちには察するところがあるんじゃないだろうか。普通、全員のモチベーション揚げるような発言しませんか。競争はない、優遇される選手とそうでない選手がいると言っているようなものだし、またこれでは、カンテラの引き上げにも期待できなさそうです。
新加入選手たちの適応重視についても、それも重要だろうけど、それまでに所属していた選手やベテランは放置でかまわないと思っているようですね。ま、フロレンティーノ・ペレス的には、非常によくできた監督なのかもしれませんが。

↑ 12月22日 ここまで
↓ 12月23日追加、完了

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Q:しかしラウルに娘が誕生した日、あなたは彼をピッチサイドに準備させて、しかし最終的にはディアラとドレンテを選択しました。それなのに
あなたの発言は、ラウルは家族の問題でプレイしなかった、だった。
P:私は「家族の問題」という単語を間違って使った。しかし、理解してほしいのは、良い意味で言ったのだということだ。私は彼を使うつもりだったが、チームは試合を3-2にしていた。しかし、もしラウルが私にとって重要なのは、試合が1-1の時だ。アルメリア戦で、私は勝つために彼を起用することを考えていた。だから私が、彼は「titularismo(先発のレベルにある、くらいの意味)」だと言うのは、彼が常に、出場しパフォーマンスを見せるのに、パーフェクトなコンディションにあるからだ。

Q:カカは6800万ユーロのコストに見合う選手にまだなっていないようです。いつ彼はチームに戻るのでしょうか?
P:恥骨炎は難しく、また非常に痛みを伴う。クリスマス休暇は非常に都合が良いし、メディカルチームからの復帰の許可が出るのも見込める。カカがいない間、ファン・デル・ファールトがそのミッションを非常に良く果たしてくれている。ラファエルは、常にチームの中での彼の役割を理解しており、その態度は非常に素晴らしいものだ。

Q:クリスマスにはクリスチアーノの家に毎日通って、彼の身に何も起こらないように守ってあげるつもりですか?
P:クリスチアーノは抜群の存在だ。常に、試合の中で違いを見せる。バルセロナは「メッシをマークしろ」でここでは「クリスチアーノをマークしろ」だ。フットボールに関しては格別だ。彼はまた、人間としても素晴らしい。試合がなく、クリスチアーノがプレイしない試合がないなら、我々は困らないだろう。しかし、彼の明らかなメリットがないとき、彼が怪我をしていてもマドリーが首位にすらなったということは重要だろう。そしてメスタージャでは、彼も、カカもいなかったのに、我々は勝利した。

Q:バレンシアでは卒業試験が行われ、ファンは「優」の評価をつけました。
P:シーズン当初から、このチームはそれができると思っていた。セビージャ戦だけが、良くなかったが。しかし、我々はエル・マドリガルでも、ビセンテカルデロンでも、メスタージャでも勝利したし、カンプ・ノウでは高度なものを示した。

Q:ペペはシーズンの残りに出場できません。この冬に、ペペに代わる線種を補強する方が良いと思っていますか?
P:落ち着いて事態を評価し、代替案があるかを見ていく必要がある。私にとっては、ガライもまた先発に足る存在であり、回復したメツェルダーも同様だ。ガライはトレーニングでも高いレベルでプレイしてきているし、私は常にそのことを心に留めている。

Q:ガライが先発ということは、ラモスはこのまま落ち着いて「2番(右のラテラル)のままで行くという意味ですね。
P:私は夏にセルヒオと話し合った。そして私の意見は変わっていない。スペイン代表のレギュラーで、W杯にも出場しようというセルヒオから仕事を取り上げるなんて、常軌を逸している。彼は、サイドで非常に良くやっている。より良くやってやろうという熱意について不安があるという問題点もあったが、反応はよくなっている。セントラルのポジションは非常に良くカバーされている。なぜなら、状況が必要になれば彼もセントラルでプレイできるからだ。でも私はその必要はないと考えている。私にとって、ラモスは今も右サイドにいる選手だ。

Q:では、左ラテラルを補強する?
P:それはもっと後に評価されることだろう。私は、ベルナベウでのマルセロが、再びラテラルとしてプレイする可能性を考えている。我々はまた、カンテラにもラテラルの選手がいると見ている。

Q:では、誰がいましたか?
P:どのトレーニングにも若手が入ってきているし、私はほぼすべての選手をテストした。しかし、この問題については落ち着いて当たっていくことになるだろう。

Q:フロレンティーノ・ペレスは、火曜日のクリスマスディナーで、何を求めましたか?
P:テーブルでは、2010年の目標がすべて明らかにされた。第1の目標は、チャンピオンズ・リーグのファイナルをベルナベウでプレイすること。そして第2には、リーガで優勝することだ。どちらのタイトルにも挑戦する。

Q:クリスマス休暇の時点で、リーガのタイトルは、マドリーかバルサかの問題になっています。両者の間には2ポイントの差しかありません。
P:他のチームも見逃すわけにはいかない。しかし、確かに私は我々の勝ち点のレベルにとても満足している。私は、ここまでで34ポイントの勝ち点を計算していたが、既に37ポイントに達している。とんでもないことだよ。前半戦を49ポイントで折り返すこともできるだろう。しかし私は、セビージャもバレンシアも、計算の外に置いてはいない。

Q:すべてのタイトルを手にしたバルサの衰退を願うことはできるでしょうか? グアルディオラは、未来は暗いと言っています。
P:願わくばだね。彼らのレベルは非常に高い。しかしカレンダーは、我々にとって好ましいものだ。リーガでは、バルサはビッグ4のピッチに行かなければならず、一方で我々は、彼らのカーサのすべてを済ませた。こうしたことが、後半戦に我々に対してアドバンテージを与えてくれるとしても、バルサに対する緊張は緩めないよ。
(これは確かにアドバンテージ。どういうわけか今シーズンの後半戦は、バルサ、セビージャ、バレンシア、アトレチコ、ビジャレアル、すべてベルナベウで戦うことができる。)

Q:締めくくりに向かいましょう。アルコルコン戦の夜は眠れませんでしたか?
P:私がここに来て以来、個人的には最悪だった。何かをわつぃが失敗したのはわかっていたが、それは先発起用の問題ではない。なぜなら、既にやった先発を再び繰り返したものだからだ。辛いことだったが、しかし批判が私を沈めることも、賞賛が私を高めることもないというのは真実だ。

Q:あの夜はまた、グティとの争いで終わりました。彼があなたを侮辱したと言われていますが。
P:あれは単に議論をしただけだ。喧嘩も争いも、言われているような敬意を欠いたようなことはなかった。ここへやって来て以来、最も辛いエピソードになってはいるが、解決された話だ。

Q:嫌な話でした。休暇にはチリに帰りますか?
P:誰かに慌てさせられるようなことがなければ、1週間チリに帰るよ(笑)。アルコルコン戦のあとでは不可能だとも思ったが、最終的に、トゥロン(クリスマスのアーモンド菓子)を食べることができるだろうね。
(辞めさせられることなくクリスマスを越えられる、という意味だと思う)

Q:楽しい休暇を。そして仕事に戻るわけですね。
P:私には2011年までの契約があり、私の考え方や新年は堅実に成し遂げられている。心配する理由は何もない。ホルヘ・バルダーノが、この夏に私にかけてくれて、我々は常に一致して働いている。私は、クラブが私自身にかけてくれたことを、決して落胆させたくはない。
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フィエスタ仕事

2009-12-20 13:30:42 | football

09/10 Liga Espanola 1a division Jornada 15
Real Madrid C.F. 6-0 Real Zaragoza

マドリーの得点:ゴンサロ・イグアイン(3、34)、ラファエル・ファン・デル・ファールト(26、28)、クリスチアーノ・ロナウド(50)、カリム・ベンゼマ(72)

GK:イケル
DF:セルヒオ・ラモス、アルビオル、ガライ、アルベロア
MF:ディアラ、ラス、マルセロ(63、ラウル)、ファン・デル・ファールト(73、グラネロ)
FW:クリスチアーノ・ロナウド、イグアイン(63、ベンゼマ)

サラゴサがあまりの出来だっただけに、試合内容をどうこう書く気があまり起きません。行くか行かないかの判断が各選手バラバラで、プレスに及び腰になってる感じ。ゴール前があんなにユルユルって。なんでこんなになってるんだろう。

で、あとはもうマドリーの、ゴールラッシュで素晴らしい仕事納め、という試合でした。サラゴサの出来が…というのはあったにせよ、特に攻撃面での仕事は各自とても良かったのではないかと思います。
イグアインの2点目のゴラッソも良かったけれど、個人的には、リーガでようやくラフィがゴールという結果を出せたのが嬉しいです。まったく使われない時期を経てチャンスを手にするようになり、時間が短くても試合に出られれば、高いモチベーションで一生懸命やっていた。これまでにも、何度も惜しい場面があったのになかなかゴールが決まらないでいたのが、この試合でようやく決まりました。ゴール後の喜びようが、また本当に嬉しそうで。

ラファエル・ファン・デル・ファールト、試合後のコメント
僕にとって本当に重要な日だ。僕自身で2ゴール決められたから、そしてこのチームがサラゴサを前に、相応しいゴールラッシュを見せたから。これから僕たちは休暇を取る。休養するには良いタイミングになるだろう。なぜなら、最近の何試合かでは、僕たちは大きな努力を尽くしてきたから。しっかり団結していることはとても良いことだし、僕たちは上がっていくよ。
この偉大なチームでプレイするのは大変なこと。だから、チャンスを生かすことが必要になる。よく守るチームを倒すのは決して簡単なことではない。でも僕たちは、試合が始まってすぐにゴールを決め、それで個人レベルでもチームレベルでも、良い試合をすることができた。
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後半は少し忙しくなりましたが、こんな展開でもあり、守備陣の負担はそれほどでもなかったのが、怪我明けのアルビオルには良かったと思ってみていました。

ラウル・アルビオル、試合後のコメント
勝利すること、そしてファンに喜びを与えられることが必要だった。そのために、僕たちは多くの強い気持ちを抱いて試合に臨み、ゴールを得られたことですべてがより簡単に進んだ。サラゴサについては、疑問が生じているのは当然のことだろう。新しい監督がやって来て簡単なことではない。早い時間にゴールが決まったことが彼らに悪い影響を与えた。これがこういう試合状況になるのに必要なことだ。ゴールが決まり、一方で、それが僕たちに自由にプレイする余裕を与えた。そこから始まって、僕たちは素晴らしい試合をすることができた。
(負傷している肩について)僕は、自分がプレイできるようにプレイする。今は痛みがあるけれど、回復するまでに1週間フリーな時間がある。僕はどんな試合も逃したくはないんだ。だから嬉しいよ。
僕たちはもっと行ける。ポジティブなことの1つは、重要な選手たちが離脱しているにもかかわらず、チームが非常に良いものを見せたことだ。この勝利は、僕たちに信頼を与えた。とても気持ち良いよ。
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ガライのコメントも
1年の締めくくりとしてとても嬉しい。(来年も)同じように始まり、同じように続けていけるといいね。
少しずつ進んでいくことが必要だし、ポジションを手にし、それから固めていくことが必要だ。監督の信頼に感謝している。
この勝利と、すべてのことが嬉しいよ。チームは、完璧な勝利を示しながら、まだ向上していく余地があることをを示せている。僕は落ち着いている。ポジション争いはあるけれど、もし誰かが加入するなら、健全なポジション争いがあるはずだ。ミステルの戦術に対応するよう準備していなければならない。
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選手たちは28日16時までクリスマス休暇、年明けの3日には、レイノ・デ・ナバラでオサスナと対戦です。雪降りませんように。
(数日前からヨーロッパは寒波襲来、ピッチ凍結や交通問題により各国で延期試合が出ていました。オサスナのトレーニング場タホナールも真っ白で、選手たちは室内調整しかできなかったそうな。)