けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

R.I.P. Sir Bobby Robson

2009-07-31 22:19:06 | football
Times On lineより。

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サー・ボビー・ロブソン、元イングランド代表監督が、76歳で死去した。彼は、County Durhamにある自宅で、今朝、長きに渡る癌との戦いの末、亡くなった。

以下のような声明が発表されている。
「本日、サー・ボビー・ロブソンが、癌との長きに渡る勇敢な戦いの末、この世を去ったとお知らせすることは、哀悼の極みです。
「彼は今朝、自宅で妻と家族に囲まれ、穏やかな死を迎えました。サー・ボビーの葬儀は、内々に、家族のみで執り行われる予定です。
「サー・ボビーを記念する式典を、後日、彼の多くの友人や同僚たちのために行うことになるでしょう。レディ・ロブソンと家族は、この困難な時期にあって、彼らのプライベートに敬意を払われることに、大いに感謝します。」

ニューカッスル・ユナイテッドは、今朝のトレーニングを行う際、彼らの元監督に敬意を表し、1分間の黙祷を捧げた。

1966年以来、最も成功した代表監督であり、1990年にはワールドカップでイングランドをセミ・ファイナルまで導いた。ロブソンは、フットボールのキャリアを、まだDurhamのLangely Parkスクールにいたときから開始した。1950年にはフルハムと契約、そしてウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンとイングランドでプレイした。しかし、彼は監督としての方が良く知られているだろう。バルセロナ、PSVアイントホーフェン、ポルト、そしてニューカッスル・ユナイテッド。1997年には、欧州の最優秀監督に輝いた。
ロブソン自身は、イングランド代表として1957年にデビューして以来20試合に出場。また、フルハム、ウェストブロムウィッチ・アルビオンでプレイした。

ニューカッスルの英雄である彼が、最後に公衆の面前に姿を現したのは、今週(2009年7月26日)セント・ジェームスパークで行われた、彼を記念したチャリティマッチでのことだった。
ロブソンが率いた1990年のW杯におけるイングランド代表の選手たちが、ボビー・ロブソンの癌基金のために、当時のドイツイレブンと対戦した。

90年イタリアW杯のセミファイナルで涙を流したポール・ガスコインは、このチャリティマッチでの名誉ゲストの1人だった。ガスコインは次のように述べた。
「サー・ボビーは、全世界の伝説だ。私に、初めてイングランド代表に尽くすチャンスを与えてくれた。
「彼に会った際には、本当に胸が張り裂けるようだった。でも彼は戦い、優位に立っていた。それは素晴らしいことだ。
「彼の癌との戦いは5回に上った。彼は、一旦は癌に打ち勝ったのだが、しかし今度が5度目だった。」

彼は1955年に妻Elisieと結婚し、3人の息子がいる。5度目に癌と診断され、両肺に癌が見つかり、2007年2月、末期の宣告を受けていた。
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Rest in Peace, Sir Bobby.


Pictures
Times On line
BBC

公式:エインセ基本合意

2009-07-30 23:01:42 | football
とりあえずまだOMだけですが、

オリンピック・マルセイユ、レアル・マドリー、そしてガブリエル・エインセとの間で、エインセのOMへの移籍、3シーズンの契約について、基本的合意に至った。エインセはまもなくマルセイユに到着し、契約の最終確認を行い、恒例のメディカルチェックをパスすることになる。


7月31日追加
マドリー公式でも発表があり、またマルセイユにてお披露目が行われました。




エインセも

2009-07-30 22:15:11 | football
ユヴェントス戦、召集選手
GK:デュデク、アダン
DF:サルガド、ペペ、マルセロ、アグス、メツェルダー、トーレス
MF:ガゴ、ラス、スナイデル、ロッベン、グティ、ドレンテ、グラネロ
FW:ラウル、クリスチアーノ・ロナウド、イグアイン、ベンゼマ、ネグレド

ピース杯のセミファイナルは、サンチェスピスファンで金曜の夜に行われます。スペイン金曜の夜=日本土曜の朝。助かった…平日5時30分スタートの試合はきつ過ぎるよ。
召集選手はご覧の通り。リガ・デ・キト戦と変わりはありません。一方で、コンフェデ組5人(イケル、アルビオル、アルベロア、カカ、ラモ)と、まだ回復途上とされているルートにディアラ、負傷中のガライ、そして監督判断によりエインセとファンデルファールト、フンテラールが非召集なのも同じ。
リガ・デ・キト戦で負傷したベンゼマ(足首打撲)は、今日は他の選手とまったく同じメニューをこなせたようです。同じ試合で負傷したロッベンは、今日のトレーニングは別メだったようですが、ペジェグリーニは遠征メンバーに入れました。ロッベンは、マドリーに残る可能性も移籍する可能性もある選手だと思いますが、ペジェグリーニはまだ見極めの時だと考えているのかもしれません。


その頃フランスでは
エインセのマルセイユ移籍が間近、と報道されています。一時は、エインセの高給が理由で、マルセイユは獲得をあきらめたとされていましたが、ペジェグリーニから戦力外の扱いを受けた今、エインセ側も経済面での努力をしている、とのこと。
あ、MARCAにも出てた。これによると、既にエインセとマルセイユの間では、3シーズンの契約で合意に至っているようです。このまま決まりそうですね。


そのマルセイユにはこんな噂も……
グイサ獲得かも、だそうです。記事の見出しを見て、驚きました。モリエンテスのマルセイユ移籍が決まる頃に、リヨンがグイサを獲得するのでは…というニュースがあり、その後リヨンはサンテティエンヌからFWゴミスを獲得。これでグイサの移籍はなくなったとされていました…が、グイサの弁護士(代理人?)が、マルセイユとの話し合いを認めているようです。

代理人Vicente Montes氏
「この可能性があることも、私は否定はしないだろう。私たちは話し合った。モリエンテスと共に、彼は非常に素晴らしい攻撃のペアを形成するだろう。」

実現するかどうかはまだわかりません。


覚えてた
マルセイユ公式の動画は、そのほとんどが有料のようです。モナコの公式を見習え! と思わないでもありませんが(動画も画像も充実してるしタダ)、とりあえず自力で探してみたりするわけです。



会見の様子です。記者との受け答えができるくらいフランス語覚えてたんだ……意外。とか言うと失礼か。えらいえらい。
あと、親切なのか今後の販促を狙っているのか知りませんが、モリエンテスの最初のトレーニング動画は、無登録・無料で視聴可能です。

公式発表:アルベロア獲得

2009-07-29 19:57:15 | football
今のところまだこちらだけ

リバプールはアルベロアの移籍に合意
本日、リバプールはレアル・マドリーとの間で、アルバロ・アルベロアのリーガへの移籍について、合意に至った。


報道によれば、移籍金は400万ユーロ、契約は5シーズンのようです。マドリーカンテラから、デポル、リバプールと渡り、「カーサ・ブランカ」へと戻ってくることになったアルベロア。右、左、どっちのラテラルになるんでしょうか(やっぱり左)? ここへきてスペイン化が着々と進んでいるマドリーでしたが、誰が残って誰が出て行くのか、言い方は悪いですが、選手整理の方は進んでいません。でもとりあえず(寂しがりの)アルビオルは喜ぶでしょう(仲良いらしい)。


マドリー公式より

レアル・マドリーCFとリバプールFCは、アルバロ・アルベロアの移籍の件で合意に至った。アルベロアは、レアル・マドリーCFと5シーズンの契約を結ぶ。

書き逃げ

2009-07-29 07:25:07 | football

3点目の人

Peace Cup
Real Madrid C.F. 4-2 Liga de Quito

マドリーの得点:Cロナウド(PK)、グラネロ、メツェルダー、ネグレド

GK:デュデク
DF:(右から)サルガド、ペペ、メツェルダー、マルセロ
MF:ガゴ、グティ(ドレンテ)、ロッベン(グラネロ)、クリスチアーノ・ロナウド(ラス)
FW:イグアイン(ラウル)、ベンゼマ(ネグレド)

○公式に従って、一応4-4-2で並べてみました。ラウルさん休養
○でも勝たないと予選落ち
○試合開始から目立つのが、ガゴ、グティ、ペペ、サルガド。守る方。
○マルセロ、ドリブルでひとり持ち込みシュート。マルセロいい。
○サイドチェンジ的パスが合わない、ワンツーのパスが合わない…けど、たまに良い連携が見える
○ここ2試合までよりは、多少無理やりでもシュートを打ちにいくようになった感じ。Cロナウドは、あんまり遠慮しなくていいから…。
○デュデク、スーパーセーブ連発
○左を駆け上がったCロナウドからマイナスのクロス、グティのシュート。こういうのはいいなあ。
○ロッベンもう交代…怪我しましたか。グラネロIN
○ロッベンね、けっこう良いと思ってたんですよ……さっきキトの選手に足刈られた辺りか
○グラネロはトップ下か。中にいて、前線に飛び込むような動きが良い。
○前半オワリー。0-0

○後半が始まりまして…
○Cロナウド、ペナルティ! マドリディスタとしての初ゴールおめでとう
○おおおお、グラネロおお!!!!
○グティとのパス交換で崩したCロナウドがシュート、GKがはじいたボールをグラネロが押し込む! 2-0
○ロナウドが生き生きし始めました
○ベンゼマ…足首やられた? シュートしたところに相手選手のスパイクが入る
○無理さしてもしょうがないし、ここはラウルでもネグレドでも……
○ということでベンゼマOUT、ネグレドIN。ネグレド17番…?
○FKの壁に立ったメツェ、顔面でボールを弾く。かわいそうに。
○CKからボールが変なバウンドをして、キトのゴールが決まる。2-1
○サンチアゴベルナベウ大喜び…つまりキトのファンがいっぱいいた。どうりでCロナウドとかブーイングされるわけだ…
○グラネロのパスからネグレドの惜しいシュート! グラネロもいいし、ネグレドもいい
○その後のCKでメツェのゴール! 顔面痛い思いしてがんばった甲斐があったねえ。3-1
○満を持してラウルさん登場。イグアインOUT
○CロナウドOUT、ラスIN
○ラウル、ネグレド、グラネロ、グティ…カンテラ新旧入り混じってスペイン化
○ガゴの惜しいミドルシュート
○グティお疲れ様、ドレンテIN
○サルガド! エリア内に走りこんだサルガドにラウルから浮かせたパス、サルガドボールをコントロールしてシュート! 惜しい
○とかいってたら2失点目…3-2
○ガゴが常に戦闘体勢。ていうか文句言いまくり
○ラスからパスをもらって左サイドを駆け上がったドレンテがクロス、ネグレドゴール!! 4-2!
○試合終了。いっぱい入りました。


1点目の人



2点目の人



4点目の人


公式になってないけど
アルベロア獲得の模様。

ナンド再び

2009-07-28 19:57:10 | football
水色になりました。


最初のプレスカンファレンスにて。
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Q:ディディエ・デシャンがマルセイユにいることが、あなたの選択に事実上影響したのでしょうか?
M:ディディエは水曜日に僕に電話をしてきた。そしてそれから、すべてがとても簡単だった。他にもオファーをもらっていたけれど。彼の電話が引き金だったよ。僕は彼のことをよく知っているし、オリンピック・マルセイユのこともよく知っている。今は、トレーニングを始めたいと思っているよ。

Q:ディディエ・デシャンとの間には、良い記憶があるのではありませんか?
M:そうだね。でも何よりも重要なのは、このチーム、監督とトレーニングを始めるということだ。うまくいくと見ているけれど、僕はOMでタイトルを取りたいと望んでいる。今日はとても幸せだよ。

Q:いつ戦力となれると考えていますか?
M:2ヶ月間プレイしていなかった。このチームや仲間たち全員を知るために、トレーニングしていくことになるだろう。2週間で、準備ができればと思う。

Q:あなたが33歳で、歳をとりすぎているという批判にはどう答えますか?
M:33歳で、僕はとても若いと感じているよ。僕の経験のすべてを、ピッチやロッカールームに持ち込むことができるだろうね。

Q:あなたがモナコにいた時期に、マルセイユについてどんなイメージを持っていましたか?
M:マルセイユは、フランスでも欧州でも、非常に重要なクラブだ。フランスでCLを獲った唯一のチームでもある。僕がモナコにいた時でさえ、マルセイユの試合の様子を追いかけていたよ。
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昨日の記事ですが、モリエンテスの基本合意のニュースを受けてのデシャンのインタビュー。例によって、ざっくりな感じで。
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Q:フェルナンド・モリエンテスを選ぶことになった理由は?
D:ジブリル・シセがマルセイユを出て以来、私はアタッカーを探していた。軸となるアタッカーは1人しかいなかった(ブランドン)。そのため、だいたいにおいてフィジカルの状態が、誰かが必要だった。、
20ゴールを決めてくれるような類の選手を獲得するには、1500万ユーロかかる。我々にはそれはできない。選びようがなくてモリエンテスを取ったのだとは言っていないよ。私は彼を良く知っている。彼は常にゴールを決めてきた。ただし、昨シーズンはほとんどプレイしていなかったが。それでも、彼はフィジカル的にフレッシュな状態で、高いレベルの試合でプレイしたいと強く望んでいる。私は気にしていない、デル・ピエロもインザーギも、35歳で重要なゴールを決めている。モリエンテスが、シーズンに40試合、90分間を戦うことはないだろうとはわかっているが、準備しておくことが必要だ。すぐには準備できないだろうが、まもなく可能なはずだ。

Q:ブランドンとの関係では、モリエンテスはどのような役割を負うのか?
D:ブランドンはモリエンテスとの競争をするだろうし、モリエンテスはブランドンとの競争をするだろう。私が同じシステムをとるなら、だいたいにおいて似たような扱いになるが、結局は対戦相手次第だ。我々がホームで戦うかアウェイで戦うか……。これはまた、試合の中での彼ら次第でもあるし、どちらかを打ち消すというものでもない。競争をしながら、それぞれ別のポジションを保つ2人ということだ。

Q:彼が33歳ということについて批判もあるが、どう答えるのか? 年齢が行き過ぎているのでは?
D:彼は使い古されてはいないよ。フィジカルのレベルも、彼の頭も素晴らしい(ここはヘディングの意味なのか頭脳なのか、どっち?)。今より3歳若いモリエンテスを獲得するのは、移籍金の面でも給与の面でも、我々には手が届かなかっただろう。今回は彼も、他の選手たちと同じように、マルセイユに来るための努力をしてくれた。他の部分でさらに勝ち得るものがあるために、経済的な部分については、彼らはあらゆる努力をしてくれている。

Q:昨シーズン、彼はほとんどプレイしなかった。これは問題になるのでは?
D:それは懸念することではないし、アドバンテージにすらなるだろう。彼は既にトレーニングを行っているので、どの程度の状態にあるのか見極める必要がある。徐々に合流していく必要があり、今週は補足的なセッションも行うかもしれない。8月8日(リーグアン開幕。例年どおり早いのです)に、90分プレイする準備は整わないだろう。彼が戦えるように何をするか整理する必要がある。

Q:彼の経験を考えると、彼はこのチームの枠組みの規範となるのでは…
D:彼は優れたプロフェッショナルであり、人間としても非難するところがない。また、フェルナンド・モリエンテスがフランスに帰ってくるというのは、リーグ・アンにとっても非常に良いことだ。なぜなら、彼は誰にとっても模範となるだろうから。彼はリーグ・アンを知っているし、フランス語を話す(覚えてたのか)。彼は1つの規範としてやって来るが、モナコのときは、私には3人のリーダーたちがいて(ジュリとジュリアンと…あとローマさんか?)、彼はリーダーではなかったが、ピッチ上での技術面のリーダーたらんとしていた。彼の態度、彼のイメージは、若い選手たちにとって良い手本となり、特別なプロフェッショナルの選手のための考えを持たせることだろう。
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2人、笑いすぎ。

その他、写真。

ま、嬉しいんだろうな。

公式発表

2009-07-27 23:29:33 | football

マルセイユ公式
月曜日午後、マルセイユとモリエンテスの間で基本的な合意が成立した。
ディディエ・デシャンは、攻撃部門の強化を望んでいた。そしてフェルナンド・モリエンテスがやってきた。モリエンテスは、火曜日にメディカルチェックをパスした後、マルセイユでの2シーズンを開始することになるだろう。
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まだメディカルチェックが残ってますが、まずは再就職おめでとうございます。一気に話がまとまりました。

公式に発表されるまでのフランスでの報道などを見ていると、1年契約+オプション(一定のゴール数や出場試合数をクリアすることで契約が延長される)とされていて、そこが少し気になっていました。もし1年契約の後にオプションが行使されなければ(つまり一定ラインをクリアできなければ)、来シーズンオフにまた就職活動しないといけなくなる(しかもマルセイユ以前に、他にモリエンテスにオファーを出していた他クラブの契約内容は、たいていが複数年だったし……)。それが、正式に発表された契約は2年間。「モリエンテスは経済的な努力をした」という記事もあったので、給料の金額で譲歩したりで、ヒネス・カルバハルがいろいろがんばったんだろうと推測されます。
でもなによりも、モリエンテスがマルセイユに行きたかった、というのが一番なんだろうなあ。昨シーズンは、使われ方にも問題があったんだと言いたい部分もありますが、まったくといっていいほど活躍できなかったし、衰えも否定できない。それでも、デシャンが呼んでくれたし、CLにも出場できる。
火曜日、モリエンテスは、同じ日にマルセイユへの加入が発表されたアブリエルと共に、メディカルチェックを受ける予定です。

揃いまして

2009-07-27 19:32:41 | football
公式発表:パレホ、ヘタフェへ移籍

レアル・マドリーCFとヘタフェCFは、ダニエル・パレホの移籍で合意に至った。レアル・マドリーCFは、2年間の買戻しの権利を有する


ヘタフェ公式では、もう土曜辺りから発表されていましたが、マドリー公式では今日になって正式発表。パレホのヘタフェへの移籍が決まりました。いわゆる「レンタル」というのではなく、正式の移籍で、ただし2シーズン内であればマドリーが優先的に買い戻しの権利があるという…つまり、グラネロと同じ。活躍し、必要な戦力だと認められれば、再びマドリーに戻ってこられる可能性があると。惜しい気もするのですが、出場チャンスはマドリーにいる時より多いはずだし。がんばれ。
しかしヘタフェには、いったい何人のマドリーカンテラ出身選手がいるんだ……。


本日より

本日11時から再開したマドリーのトレーニングには、今朝のうちにメディカルチェックを済ませた、カカ、イケル、アルビオル、セルヒオ・ラモスが参加したそうです。MARCA情報によれば、4人とも昨夜は、ベルナベウにてアル・イティハド戦を楽しんだとのこと。本当に楽しめたかどうか知りませんが。
そういえば、セルヒオ・ラモス、久しぶりだなあ。

公式から追加。ラモス久しぶりー、とか言っていたら、ラモスは今日は室内調整だった様子。他に昨夜の試合で内転筋を伸張したガライ、エインセ、ルート、ディアラも別メ。






Peace Cup
Real Madrid C.F. 1-1 Al Itihad

マドリーの得点:ラウル・ゴンサレス・ブランコ

GK:デュデク
DF:(右から)ミゲル・トーレス、メツェルダー、ガライ(アグス)、ドレンテ
MF:ラス、ガゴ(グティ)、スナイデル(グラネロ)
FW:ベンゼマ(イグアイン)、ラウル、クリスチアーノ・ロナウド(ロッベン)

ネットの映像がきれいじゃなくて散々でした。一応先日の試合と同じような感じでメモ取ったんですが、何しろ時間が時間なので、ハーフタイムに朝食作ったりグルーミングしたり、ご飯食べながら後半見てたり……要するに、あまり真面目に見てなかったのです。
大雑把な感想としては……何か、ちょっと雑な感じがしたというか。もちろんまだプレシーズン2試合目だし、フィジカルトレーニング積んできた疲労もかなりたまっていると思うので仕方ないとは思うのですが。パスはよく回るけど、シュートの手数はやっぱり少し物足りない感じがする。これもペジェ流なのかな。先発した前線の3人は、やっぱりまだぎこちないけど、時折見られる連携には「おお!」とわくわくさせられます。ベンゼマは、この間の試合ほど目立たなかったかもしれないけど、ラウルともクリスチアーノ・ロナウドとも、良いフィットを見せるな、と思います。
スナイデルも、チャンスを与えられただけあって一生懸命攻撃に絡もうとしていた感じです。エリア内に入ると手詰まり感がある分、エリア外からのシュートはいいアクセントだったと思うのですが……入るといいねえ。
トリボーテのうちのガゴとラスが、かわいそうな方向に目立った感じがしました。ピボーテのところだけではなく、アルイティハドの動きは予想外に良くて、マドリーの守備はかなりヒヤヒヤした部分がありました。ラスもミスやファウルが目立ったし、左ラテラルでフル出場したドレンテのところも、攻撃を受けるにあたっては弱点かなあ。ドレンテ、攻撃を仕掛ける分にはとっても良かったと思うんですけどね。

ま、疲労がたまっているこの時期、プレシーズンわずか2試合目で、代表の4人もまだ入ってないわけですし、あれこれ判断を下すのは早計でしょう。ペジェグリーニのやりたいことが、シーズン開始までに浸透していけばいいわけですし。グラネロも惜しいシュートがあったりで、楽しみな選手、選手の組み合わせはいろいろあります。

あと、ラウルさん、さすが。今シーズンのベルナベウ初ゴールはカピタン様が記録しました。


アシストはベンゼマ



ご懐妊パフォーマンス。ちなみに、今度こそ女の子、らしい。



リガ・デ・キト戦 召集選手
GK:デュデク、アダン
DF:マルセロ、サルガド、ペペ、メツェルダー、アグス、ミゲル・トーレス、ドレンテ
MF:ガゴ、ラス、スナイデル、ロッベン、グティ、グラネロ、クリスチアーノ・ロナウド
FW:ラウル、イグアイン、ベンゼマ、ネグレド

エインセ、ファンデルファールト、フンテラールは、再び召集から外れました。グラネロがもう23番つけていたりしたし……完全に戦力外扱いか。
ペペが負傷から復帰、アルイティハド戦で内転筋を伸ばしてしまったガライが、代わるようにして欠場。
試合は火曜日です。

2009-07-26 23:34:21 | 
なんだもう…
ハンガリーGP本戦終了。アロンソ……あれはピットクルーの責任か。でもタイヤが何の、誰への害にもならなくて何よりだった。でも、あんな展開では、見てるほうも不完全燃焼で……。


マッサ経過
今日になって改めてCT検査などを行い、現時点では深刻な脳へのダメージはないと見られているようです。鎮静剤投与によるこん睡状態からは何度か目を覚ましているものの、今後48時間も引き続き鎮静剤の投与を受けて安静状態に置かれるとのこと。



おまけ
昨年のプレシーズンは、集団海水浴とカヌー遊びでしたが、今年は


ミリヲタ遊び……いえ、ペイントボールでした。昨シーズン中も、リーガのどこかのクラブがやってたような。


意外に似合うホアキン。黙ってまじめな顔してれば強そうな兵士に見えなくもない、かも。


それ以上にはまりすぎ。

判断

2009-07-26 03:00:03 | football
絞られた20人
土曜日のトレーニングは非公開でした。明日の試合(ピース杯初戦、アル・イティハド戦)に向けた戦術トレーニングだったようです。日曜は、午前中にベルナベウで最後の調整をして、夜22時30分からの試合に臨む予定。そして、今シーズン最初のベルナベウでの試合に向け、ペジェグリーニは20名の召集選手を発表しました。

GK:デュデク、アダン
DF:サルガド、マルセロ、メツェルダー、ミゲル・トーレス、ガライ、アグス
MF:ガゴ、ラス、スナイデル、ロッベン、グティ、ドレンテ、グラネロ
FW:クリスチアーノロナウド、ラウル、イグアイン、ベンゼマ、ネグレド
負傷による欠場と思われる選手:ファンニステルローイ、ディアラ、ペペ、パランカ
監督判断による欠場と思われる選手:それ以外(エインセ、ファンデルファールト、パレホ、フンテラール……)

移籍の可能性が高いパレホ、フンテラールに加え、エインセとファンデルファールトも、現時点ではペジェグリーニの構想外であると考えられます。ピース杯は、選手交代が5人まで許されているそうで、逆に言えば16人しかプレイできない。この間の試合よりも、誰が先発になるのかとか交代で使われる選手が誰でどこと代わるのかとか、そういう話が重みを増してきそうです。でもこれでも、まだ負傷している選手もいるし代表選手も入っていないんだな……あと1ヶ月ちょっとで、どうなるんだろう。



アロンソPP
XアロンソじゃなくてFアロンソの方。GPハンガリー公式予選で、実に久しぶりのポール獲得です。Q3フィニッシュ時にタイム表示システムがダウンしてしまい、片端から他のドライバーに「ねえタイムいくつ?いくつ? おれ21.5」と聞きまわっていたアロンソでした。ちょっとおもしろかった。明日もがんばれ。


ウェバーにタイムを聞いているアロンソ




マッサ
Q2の終了間際くらいだったと思いますが、コース上に落下していたパーツ(ルーベンス・バリチェロのマシンから落ちたものと言われている)がフェリペ・マッサのヘルメットを直撃、マッサはその瞬間気を失い、マシンはコースを外れてタイヤバリアに激突……。
事故が起きてからしばらくの間、マッサが動く様子が見えず、事故車からの搬出にも時間がかかっていたので、かなり不安でした。だいぶたってから、メディカルセンターに入るところで、ストレッチャーに乗せられているマッサが腕を動かしたりする映像が流れ、少し安心。後から入ってきたニュース記事によれば、同郷のバリチェロも少し言葉を交わすことができたようです。マッサはその後、ヘリコプターでブダペスト市内の病院に搬送されました。
しかし、マッサは脳震盪を起こしていた上に、左目の上を損傷。左眼窩の骨については手術が必要で、ICUで様子を見なければならないとのこと。従って、明日の本戦への出場はできません。

映像や画像で見た感じでは、筒状の物体が飛んでくる様子が映っていて……最悪の事態すら想定されるような事故だったと思いますが、とにかく無事でよかった。今後の経過が気になりますが、とにかく無事でよかった。

※手術が終わっての追記
フェラーリからは「手術(眼窩骨折の破片を取り除くものだったらしい)の結果はポジティブなものであり、マッサは集中治療室でケアを受けている」といった内容のコメントが発表され、病院のスポークスマンによれば「彼は、頭蓋骨骨折の状態で15時20分に搬送され、1時間手術を受けた。状態は深刻なものであるが安定しており、明日日曜日に覚醒するだろう」とのこと。
術後はすぐに、痛みの軽減とバイタルを安定させる目的で鎮静剤が投与され、人工呼吸器が装着され、昏睡の状態に置かれているようです。脳へのダメージがある可能性も否定できないらしく、まだ予断を許さない状況のようです……。

続、フランセ?

2009-07-25 18:38:05 | football
l'equipe紙より、今回のマルセイユへの移籍の可能性についての、モリエンテス(側)の反応。

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フェルナンド・モリエンテスのマルセイユへの加入は、ますます可能性を増しており、誰もが合意に至ると見ている。金曜日のディディエ・デシャンによるコメント(モリエンテスは模範となる選手で、素晴らしいプロフェッショナルであり、非常に慕われる存在だ)を受けて、この選手は代理人の口を通じて、マルセイユへ加入への望みを確かなものとした。「マルセイユが道を開いてくれる限り、他の解決方法は考えられないだろう。」 と、ヒネス・カルバハルはレキップに語った。

バレンシアとの契約を終えたこのスペイン人FWは、未だ多くのオファーを受けている。「オリンピアコスに加入する準備が整っていた。」 とカルバハルは示唆する。この代理人はまた、UAE、フェネルバフチェ、エストゥディアンテス・ラ・プラタなどのオファーもあったとしている。「問題は、選択に困っていたということだ。そこへこのマルセイユからのオファーがあり、フェルナンドはすべての話を停止させた。」

モリエンテスは33歳、2003/2004シーズンをモナコで共に歩んだ、ディディエ・デシャンと再び出会うことになる。「彼にとって、デシャンはスポーツ面での父親のような存在だ。」 とカルバハルは続ける。「2人の間には、信頼と敬意が存在している。大きな尊敬だ。フェルナンドはいつも私に言っていた。もしデシャンと共にやるチャンスがまたあれば、それがどこであっても彼の元へ戻る、と。」

スペインで落胆の1シーズンを送り(19試合で先発はわずか7試合、1ゴール)、モリエンテスは最後のチャンスを探しており、それをまさにOMで見つけるだろう。あとは経済的な問題の調整が残っている。「我々はすぐに話し合いに入るだろう。」と代理人は保証する。「もしオファーが一般的な内容であれば、すぐに合意に至るのは論理的なことだ。」 結果はすぐにわかるだろう。
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「もしデシャンと共にやるチャンスがまたあれば、それがどこであっても彼の元へ戻る」って、本当に言ってたんですね。確かNumberか何か雑誌に載っていたのを見たことがあるんですが。どちらの意思も一致していて、あとは経済面のみ。移籍問題では、ここで話が頓挫することも往々にしてあるわけですが、その辺はどうかひとつうまく納めていただいて、少しでも早く話がまとまりますように。

フランセ?

2009-07-24 23:10:57 | football
しばらく、可能性の薄そうな話が出てくるか、あるいは、何も話がない状態だった。
モリエンテスの件です。でも、やっぱりスペインニュースだけチェックしてるんじゃだめですね。というのは、フランスニュースをチェックして気づいたから。最初に出てきた話がモナコがモリエンテスの獲得を狙っているというニュース。次いでマルセイユ会長が、モリエンテスへの関心を認めたニュース。

モナコは、このプレシーズンに獲得を決めていたFWサビダンが、メディカルチェックの結果心臓に疾患が見つかり、プレイが不可に(プロフェッショナルを引退)。FWは、ガクペ、ニマニ、ピノにパクチュヨンと何人もいますけど、若い選手が多く、少々心もとないのは確か。ベテラン選手を求める気持ちもわかります。といっても、この冬にルーカスが退団して以来、モナコのニュースはほとんど追跡してないので、だいぶ浅い知識ですが。
若いFWばかりで経験のある選手が求められているだろうという意味で、モナコであれば出場チャンスは増えるように思います。が。03/04の選手はもうほとんど残ってませんね。デデがいなくなった後に、コーチ陣やスタッフも大幅に入れ替わったし、GKのローマさんとパパ・プティくらい? あとあの人がいたっけ。当時は王子様だった、アルベール大公。クラブ関係者?

一方のマルセイユ。木曜日にRMC(ラジオ?)の番組で、マルセイユの会長Jean-Claude Dassierが、こんな発言をしたそうです。

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そのとおり、そういう噂が出てきている。OMは、フェルナンド・モリエンテスに大いに興味を持っている。とりわけディディエ・デシャンがね。この移籍は、まもなく決着がつくだろう。私はそう願っている。ディディエ・デシャンの求めるものについては、彼が満足できるように私は尽くすよ。彼はバレンシアからフリーになっている。これ以上はもう何も言うことはできないが、我々は合意に至るはずだと考えている。
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会長自身の口から、乗り気らしいコメント出ています。これは、うまくいけばご成約となる可能性もありますね。実際、いい話だと思うし、何をおいてもデデがいる。監督の去就は成績次第であることを考えると、監督とのつながり…というのは危うい気もするけれど、でもデデが欲しがってくれるなら……。
バレンシアをフリーになって、どこにでもいけると思いきや、予想以上に行き場所を決めるのに時間がかかっている様子を見ると、とにかく居場所を決めるのが第一と思ってしまいます。早く決まるといい、と思います。


後から追加:デデのコメント
デシャンがモリエンテスについてコメントしたので、OM公式にから日本語に。普段スペイン語の記事を日本語にしている際の心もとなさに輪をかけて、適当であるということをご理解いただきまして、

ディディエ・デシャン
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もし彼がサインしたら素晴らしいだろう。しかし現時点では、まだOMとの契約はない。会長によれば、これは実現できるはずだ。私はあの男をよく知っているし、彼は私にとって重要だ。彼は、何年ものキャリアで積んだストライカーのクオリティを持ち込むことができるだろう。
彼が33歳だという不満があるのも理解しているが、ゴールが決められれば、それは何かを残すことになる(ここ、自信ない)。ピッポ・インザーギは36歳で常にゴールを決めるし、デルピエロも35歳でそうだ。いま彼は33歳だが、4歳若い選手を取ろうとしても我々の手には届かない。そのことを考慮に入れる必要がある。
彼は模範となる選手で、素晴らしいプロフェッショナルであり、非常に慕われる存在だ。すぐに準備はできないかもしれないが、彼は良い状態でやってくる必要があるだろう。君たちは、ブランドン(マルセイユのFW)には厳しい競争になると言うかもしれないが、それはモリエンテスにとっても同じ。2つの方向性ができるということだ。彼は、その性格とこれまでのキャリアとで、大きくチームに貢献するだろう。彼はフランスリーグを知っているし、少しフランス語を話す。もし忘れていなければだが……。
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最後で落とすデデ。忘れてそう……。

遣り取り

2009-07-24 05:01:29 | football
パレホ、ヘタフェへ?
つい先ほどMARCAに出たばかりで、いまのところMARCAだけっぽいのですが、見出しを見て「え?」と驚いてしまった。
パレホがヘタフェに移籍するそうです。MARCAの書き方では「既にヘタフェの選手となった」と、過去形というか完了形に読めるのですが。とりあえずMARCAからそのまま。
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レアル・マドリーの選手、ダニ・パレホは、既にヘタフェの新選手だ。トニ・ムニョス(ヘタフェのSD)とホルヘ・バルダーノとの間で木曜日に行われた会談の後、パレホはヘタフェに移籍した。
この会談には、選手の代理人の役を行うBahia InternationalのMargarita Garayも出席した(この人が代理人というのではなく、Bahiha Internationalという会社が代理人、と読める)。
この金曜日に、ヘタフェとパレホの間での会談が、移籍の詳細を完了するために行われると見られている。さらに、レアル・マドリー側の買い戻しオプションについてもまだ決まっていない。しかし、この移籍は、グラネロやデラレのときと似たようなものとなるだろう。つまり、買戻しオプションが付くということだ。
また、どれくらいの期間、パレホがヘタフェに移籍するのかもまだわかっていない。
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パレホ出しちゃうのか……シャムロック戦、良かったのに。もちろん、公式にまだ出てないし、MARCAの作文なのかもしれないけど。
そしてマドリーの公式で既に発表されいてるのがグラネロの復帰。

公式発表
レアル・マドリーCFは、エステバン・グラネロの復帰の件で合意に至った。グラネロは、レアル・マドリーCFに、この先4シーズン在籍するだろう。

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グラネロの復帰も決まりました。グラネロをヘタフェから復帰させ、パレホをそのヘタフェへ? MARCAの記事を信用するなら、パレホもまた活躍すればマドリーに買い戻される可能性があるということです。今更ですが、ヘタフェにしてみたら、マドリーのカンテラーノ育成機関のようで……クラブ間の良い関係といえば、そうなのかもしれませんが。
パレホにとっては、このままマドリーにいるよりは他クラブに出たほうが、はるかにプレイ時間、チャンスは多いだろうし、まだ20歳ということを考えれば、どこであれ、プリメーラでの経験を積めるのは良いことだろうと思います。またデラレやグラネロのように、活躍すれば買い戻される可能性があるのは、カンテラの選手にとって希望ではないかとも思います。

※ですが、ASによれば、パレホはこの話が成立するなら、単純な買取オプションつきのレンタル移籍を望んでいて、事態は宙に浮いているとのこと。やっぱり公式になるまでは、何も決まったことにはなりません……。


ここまでの総括
ここまでのペジェグリーニの方向性を総括した感じの記事を、エル・パイスから。ただし22日付けで、既にまたいくつかのことが変わってきているので(フンテラールがシュトゥットガルトを蹴ったとか)、その辺りはご了承ください。

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ペジェグリーニの規律
マドリーの監督は、ポゼッション、少ないタッチでボールを離すこと、ディフェンスにおける主導権を要求する

ゴンサロ・イグアインは、彼がマドリーに来て以来、こんなにもボールが好きな監督はいなかった、と言う。「ミステルが南米の人だということに注意して。ボールなしでトレーニングする監督はいないんだよ。」 プレシーズンの8日間で、チームには1日、日中の休みがあっただけで、30時間の練習時間を加えている(1日辺り約4時間)。これはバルデベバスの(通常のトレーニングの?)15日分だ。
「アイルランドに行く前は、ボールも見ずに、走りに走るもんだと思っていた。でもこのとおりだよ。」 そう、驚いたようにマルセロは昨日のプレスカンファレンスでコメントした。

このチリ人監督は、決してボールなしでのトレーニングをしていない。そして、1日3セッションのトレーニングのうち、2つはフィジカルトレーニングだった。ペジェグリーニは常に、ディフェンスおよび中盤にダッシュ20本が必要であるなら、それはミニゲームの中でやる方が生産的であろう、と考えているのだ。選手たちにとっては、ボールなしで決められた距離を20回繰り返し走るより、これは楽しいものとなる。
「俺たちはボールに触り、ゴールめがけていっぱいシュートを打ち、それからたいていいつも、小さくしたエリアで試合をする。俺たちディフェンスは、フォワードからボールを奪う練習をいっぱいした。これがシーズンを通じて、俺たちを十分に助けてくれるはずだ。」 と、マルセロは説明した。

ディフェンス面の安定は、ペジェグリーニが強化している側面の筆頭にある。副官のルベン・コウシージャスに対しては、先週はこのフレーズ以外は聞けなかったほどだ。「エリアを縮めないといけない!」(要するにコンパクトに、ということか?)。GKたちとペペには、バックラインを統率するべく叫ぶことが求められた。

この新監督は、ファンデの怠けたフットボールを忘れさせ、彼の規律を注ぎ込んでいる。すなわち、ボールポゼッション、ボールタッチ、縦方向の動き、機動性だ。シャムロック・ローバーズとの試合終了後に、ほかならぬペジェグリーニ自身が語ったところによれば、最初の2項目については既に守られているとのことだ。マドリーは70.85%のボールポゼッションを達成した。
「私は、ボールポゼッションを保って1-0で勝つ方が、ポゼッションできずに6-0で勝つことよりも好きだ。」 これは、選手たちに3タッチ以上かけて相手エリアにたどり着くことがないようにと制限した、メイヌースでのミニゲームでの発言だ。
「壁パスをするようにボールを離さないといけない。裏に走るんじゃない。」 監督はそう繰り返していた。

フォワードには、機動性が求められている。
「ピパ動け、パスを待ってるんじゃない。」 これは昨日、イグアインに対して強調していたことだ。マルセロは、ペジェグリーニはディフェンスに対しては、もっと話をするように要求している、と説明した。
「ファンデの時を考えると、大きな違いだ。ペジェグリーニは俺たちに、ピッチの中でもっと選手間で話をするようにと求めている。それが、俺たちを知るのに一番良いやり方だからだ。」

それにもかかわらず、選手たちがまだ吸収していないコンセプトがいくつかある。監督は、それをフィジカルが消耗していることが原因だとしている。
「機動性、精度、速さが欠けている。」 と、月曜日に行われた試合の後で、監督はそう分析した。
「しかし、それは今の心配事ではない。私はただ、私がトレーニングで彼らに示した目標を達成できることだけを望んでいた。つまり、ボールにプレッシャーをかけ、少ないタッチでボールを離し、ディフェンスは確実であること、後ろに下がらず、主導権を握ること。こうしたことは達成された。」

ペジェグリーニの示した唯一の目標を達成できなかったように見えるのは、スポーツ上の管理を行う責任がある人たちだ。監督は、チームを決定するための期限を、7月27日と決めていた(この日は、カシージャス、セルヒオ・ラモス、アルビオル、カカが合流する)。アイルランドには31名の選手(5名のカンテラーノス)が行った。ここに4人の代表選手が合流すれば、バルデベバスには35人の選手たちが揃う。しかし、登録は25人しか許されていないのだ。現時点で、サビオラとハビ・ガルシア(700万ユーロ)しか売却できていない。ハビ・ガルシアは、朝の7時にリスボンに向かう飛行機に乗り、元チームメイトと共にベンフィカに加入した。フンテラールは、アイルランドに向かわずにシュトゥットガルトと交渉し、既に背番号を失いマドリーでは続けられない。
「我々は、この複雑な状態がすぐに解決されることを望んでいる。彼(フンテラールを指す?)はチームと共にトレーニングしない。」 これは、スポーツ上の管理を行う部門からのコメントだ。

「27日が理想だと私は言った。しかし、ベストな日というのは、できるだけミスを少なくするようにもしなければ。早いうちにチームが決まるのが一番だろう。しかし、そうだからそうなんだ、やるんだ、ということはしない。」
そう言ったペジェグリーニは、この問題への重みをはずしている。そして昨日、トレーニングを行う前に、この状況を検討するべくミゲル・パルデサと話し合った。
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合宿終了

2009-07-23 07:10:43 | football
マラガにて

まずは、日本語になっていたこのニュース元はマルカ)。
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マラガは、元ポルトガル代表DFジョルジュ・アンドラーデと10日間のテスト契約を結んだ。
アンドラーデは、5年にわたりデポルティボ・ラ・コルーニャでプレーした後、2007年にユベントスに移籍したが、移籍後すぐに左ひざに大けがを負い、その後、再び同じ個所を負傷したことにより、2シーズンを棒に振った。これが原因で、同選手は2009年4月に、ユベントスとの契約を解消している。

マラガはアンドラーデの現在の足の状態を、ピースカップの実戦でチェックすることを目的に、10日あまりのテスト期間を設けた。同選手がこの期間に活躍できることを証明できれば、その後の契約延長が約束されている。
(後略)
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そのアンドラーデについてのニュース、コメント(短いけど)。
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ジョルジュ・アンドラーデは、昨日マラガに到着した。アンドラーデは、彼のキャリアにおける、最も重要なチャレンジを目の前にしている。彼は、彼自身を信じている。そして、この土曜日に行われるピースカップでデビューできるだろうと考えている。

「もしプレイできないのなら、ここに来なかっただろう。でも、このクラブが、事前に僕を見たいと考えるのはそのとおりだろう。」

アンドラーデは、今日の午前に行われるメディカルチェックをパスするだろう。もし無事にパスすれば、アンドラーデはムニス監督の下でトレーニングにはいるだろう。これとは別に契約の問題がある。マラガは、期限をつけたプロフェッショナル契約を結ぶことになるだろう。
(後略)
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アンドラーデは現在31歳。デポルを出てユーヴェに行くとなった時は、ステップアップなんだなと思ったりもしましたが、長期離脱となる膝の負傷を2度もしてしまった。デポル時代にも膝やってますよね。不安は残しながらも、それでも戻ってこれるなら最高です。

あと、スポナビの記事内にルケの件がありますが、ルケはアヤックスからのレンタルだったんですね。知らなかった。ASの記事のほうでは、アヤックスから次の行き先として、ガラタサライ、パナシナイコス、サウジアラビアのチームという選択肢を提示され、ルケ側はその3つを拒否。いまはマラガで再びプレイできるか、アヤックスの下部組織でトレーニングをするか……来週にも交渉が行われるようです。




ただいまー
マドリーの皆さんは、合宿終了です。水曜日は、午前のトレーニングを行った後、帰国。メイヌース9日目、という記事が公式にありましたけど、9日間もいたのか。フィジカル重視でだいぶ疲労もたまっただろうと思います。バラハス空港には20時頃の到着でした。お疲れ様。休め休め。
この後、木曜日は休養で金曜日からトレーニング再開(9時30分と19時の2部練)。翌土曜日はピースカップの最初の試合、アル・イティハド戦が22時30分より、サンチアゴ・ベルナベウで行われます。


破談
フンテラールのシュトゥットガルトへの移籍の件は、お流れになったようです。以下、MARCAから(金額の辺り、ちょっと訳がわからないところもありますが)。
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フンテラールは、シュトゥットガルトとの合意を破棄することを決めた。結果的に、彼はドイツのチームへの移籍はしない。
すべての部分で合意に至っていたとみなされていた時、フンテラールは意見を翻しブンデスリーガでプレイしないことになった。シュトゥットガルトは、マドリーと1800万ユーロ(+200万ユーロのオプション?)で合意に至っていた。
これで、フンテラールは再びマーケットに出されることになる。フンテラールに興味を持っていたのは、アーセナルだ。フンテラールは、チームがトレーニングに戻り次第、ペジェグリーニの指揮下につくことになるだろう。
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移籍関連3題

2009-07-22 07:27:47 | football
時間がないのでざっと。

公式発表
レアル・マドリーCFとベンフィカは、フランシスコ・ハビエル・ガルシアの移籍について合意に至った。


と、公式発表記事は実にあっさりしたものですが、ハビガルシアの移籍が決まりました。あっさりしてますけど、既に21日の午前中の記事で、「ハビ・ガルシアは移籍の件で、合宿を行っているダブリンを離れリスボンに向かった」ということが告知されていました。で、決定です。
いつもどおりマドリーの公式は、このとおりで金額など詳しいことは一切言いませんが、ベンフィカ公式にはきちっとそこまで載っているんですね。

ベンフィカ公式
ベンフィカは火曜の午前に、若いスペイン人選手、ハビ・ガルシアを700万ユーロで獲得することについて、契約を締結した。この守備的MFは5シーズン、違約金3000万ユーロの契約にサインをした。
レアル・マドリーで成長したハビ・ガルシアは、現在22歳、重要な補強となる。メレンゲスの恒例のプレシーズンをすごした後、ガルシアはもう1人のハビエル、つまりサビオラと共に組織に加わった。
(後略)
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移籍金700万ユーロ、5シーズン。完全移籍となりました。昨シーズンの様子を見て、残留できるかといわれると正直なところ厳しいかと思っていたところもありますが……ちょっと寂しい気にもなります。がんばれよ。


グラネロ復帰?
ASによればですが、バルダーノがグラネロの代理人、父親と会談し、マドリーはグラネロの買戻しを行い、来シーズンの戦力とするつもりであると告げた、とのこと。買い戻し金額は400万ユーロで貴店は7月31日。

ではグラネロの買戻しが実現すれば、シャビ・アロンソの獲得は流れるか…というと、これもASによればですが、グラネロ復帰とシャビアロンソ獲得の可能性は、独立した問題であるとのこと。
確か、どこかでペジェグリーニはグラネロの復帰を望み、その場合には中盤右で使いたいという……どうなるの、これ?


決まらない……
モリエンテスの行き先はまだ決まりません。フィオレンティーナ?という話も出ていましたが、フィオレンティーナはモリエンテスとほぼ同じくらいの年齢のFWを獲得したそうで、この話は終わりか……では、どこへ行く?


たのしそう。