けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

勝つと新しい記事の投稿が早い

2005-10-30 01:49:37 | football
2005 Jリーグ ディビジョン1 第29節
清水エスパルス 2-1 名古屋グランパスエイト

エスパの得点:青山(8)、マルキーニョス(36)

相変わらず危険ゾーンにいることに変わりはありませんが、ルーキー、新加入選手の活躍で勝利です。ちなみにせっかく実家に帰ってきたのに、こちらでは放送はなかった様子です。JSPORTS待ち。


FA Barclays Premiership 2005/2006
Liverpool 2-0 West Ham Utd.

リバプールの得点:シャビ・アロンソ(18)、ゼンデン(82)

勝ちました。アンフィールドで。
試合は見れませんでしたが、先発して89分までプレイした某Nandoさんがどんな具合か気になったのでRed and White Kopのフォーラムを見てみましたら…どうも良い感じだったようです。

「Morientes and Garcia played well」
「Moro looked great, as did Garcia」
「Nando played really well」
「Moro performance was outstanding and was unlucky not to score」

誉められるのは久しぶりです…。でも結局得点という結果には至っておりません。次こそはぜひ。幸いなことに、火曜日にはアンデルレヒト戦があります。

ギリギリ同士

2005-10-29 23:32:27 | football
デポル戦の結果にフテ寝してブログの更新が止まったわけではありません。少々忙しかったり某企業さんの研究施設に遊びに行ったり研究所の実験がドタバタだったりでいろいろとあって……で、今は帰省中です。明日法事なので。ところで明日の起床時間が6時って本当、おとうちゃん?

ま、デポル戦は確かに少しフテ寝したくなりはしましたが、それなりに面白くもありました。久しぶりすぎてどうにもならなくて某W様の解説氏にこきおろされてるエルゲラさんとか、おもしろいくらいにパスもクロスも敵の手に渡していたベッカムさんとか、目が死んでいたイケルとか……。
この試合の面白さっぷりについては、蹴球計画さんのこの記事をどうぞ。参考になります。つか面白いです。
ま、ともあれ次から次へと試合はやってきます。今夜はベティス戦!

・・・ベッカムもダメ?グラベセンも?

ということでまた面白フォーメーションを考えないといけないようですね。ベッカム、グラベセン、ジダン、バチスタ、ロナウドが欠場、一方でサルガドは復帰の模様。エルゲラのピボーテには懲りたけどでもピボーテがいないのも事実であって、そんな中でどうするかというと・・・
ではまずMARCAより。

斬新。ウッディ、S・ラモス、エルゲラさんのトリプルCB。P・ガルシアとディオゴのウルグアイピボーテセット。トップ下グティとラウル、ロビーニョで攻撃・・・点入るのかこれで?ロベカルとサルガドがガンガン上がらないと攻撃はままならないのではないでしょうか。というか前線3人が孤立しちゃうんじゃ・・・

つぎにAS。フォーメーション図は見当たらなかったので、この記事を元に選手を並べてみます。

「ルシェンブルゴは完全にシステムを変更することになるだろう。セルヒオ・ラモスは中盤の選手のように置いて、左にいるパブロ・ガルシアと右にいるディオゴと共に使う。昨日の次点では監督は3人のCBというオプションを取っていたが、最終的にはこのシステムでいくだろう」

昨日の3CBっていうのがMARCAのシステム予想でしょうかね。ASの記事はまだ続きます。

「セルヒオ・ラモスをこの位置に置くのは、先日のデポル戦で良い感触があったためである」

デポル戦では何分くらいからか忘れましたが、最後のほうはエルゲラがウッディとCBを組み、セルヒオ・ラモスがいつのまにかピボーテにいました。ピボーテにいましたっていうか、なぜか最前線までセルヒオ・ラモスがガンガンに攻めあがったので気づいたというか。これが良かったかどうかはわかりませんが、ズタズタボロボロの攻撃の中で良いアクセントになったことは確かです。守備がどうかまでは保証の限りじゃないですけど。

「経験したことのない恐ろしさがあるとすれば、ディオゴがペニャロール時代にもリーベル時代にも中でプレイしたことがないということである。
サルガドが復帰し、グティはエンガンチェ(トップ下、司令塔)、ウッディもプレイすることになるだろう」


てことでASの予想だと

こんな?どうなるかわかりませんが、開き直っていて宜しい。
でも足りないポジションに適性のあるカンテラの選手たちがいるでしょうから、それで埋めて欲しいとも思うんですけどね。

さて、こんなドタバタどころではないズタボロの布陣で臨むマドリーに対し、ベティスはというと・・・ちょっとこっちも辛そうなんですね。ミッドウィークのビジャレアル戦ではレフェリーが大活躍してしまったそうで、ホアキンにタルヘタロハ、メッジにもロハ。出られません。しかも魔法のFKアッスンソンも欠場のようで……。
特にホアキンには出て欲しかったので、本当に残念。さすがのリーガでも今回は覆らなかったようです。
いろいろな意味で見たくてたまらないベティス-マドリーは本日20時よりキックオフ。今日までサマータイムなので、日本時間は+7の午前3時キックオフ。いつも大変にご親切な某有料放送局Wサマの放送はもちろん2時間遅れです。今日は見れないからいいんですけど。


んでもってこのベティス戦が終わりますと、ズタボロ布陣をひっさげたままマドリーの皆さんはノルウェーに飛ぶわけですね~(CLローゼンボリ戦)。

工作の成果

2005-10-26 03:27:14 | football
なんでベッカムが退場になったのか俺にはわからないね。奴がかわいくてブロンドだからじゃねえの?

背番号12番、パブロ・ガブリエル・ガルシア・ペレスさん、28歳の発言です

そんなこんなで各所で話題になっている日曜日のバレンシア戦でベッカムに提示されたレッドカードですが、マドリーは本気になってあれこれ工作したようで、リーグ連盟はレッドカードを撤回。ということでベッカムはデポルティーボ戦に出ることができるようになりました。何をしたかは知りませんが(ってビデオだの写真だの証言だのをかき集めて提出したんでしょうけど)、よくやった。
最近は少なくなってきたような気もしてましたけど、この辺の絶妙なさじ加減はリーガならではかもしれません。別名、いい加減。

ま、これで少しは先発の構成が楽になると思いきや…なんとサルガドに加えてジダンまでが欠場することになってしまいました。召集選手は以下のとおり。
GK:イケル、ディエゴ・ロペス
DF:ロベカル、パボン、エルゲラ、ラウル・ブラボ、ディオゴ、メヒア、セルヒオ・ラモス、ウッディ
MF:デ・ラ・レ、バルボア、ハビ・ガルシア、パブロ・ガルシア、ベッカム、グティ
FW:ラウル、ロビーニョ、フラド、ソルダード

3分の1くらいは顔のわからない選手がいます…。
一時は「エルゲラがP・ガルシアとドブレ・ピボーテを組むかも」なんてわくわくするニュースもありました。

とりあえずこんな感じかな?どちらかに近い形で試合がスタートするのではないでしょうか。わからないけど。
個人的にはエルゲラのピボーテがとっても見たいです。きっとガツガツ攻めあがって積極的にゴールを狙うんでしょう…実現したらいつ以来になるのかなあ?

何にしても選手が足りない上に、ここ何シーズンも勝てていないリアソールでのデポル戦。前回の対戦は2005年2月26日のことでした。(リンクミスしてました.修正)
…しかしひどいですね、この時。今より人が足りないんじゃないの?怪我とサスペンションとインフルエンザでサルガド、エルゲラ、ロナウド、ラウル、グティが欠場しています。おまけにサスペンションになるはずだったスカちゃんが出場できるようになったり。今回と大して変わらない混乱ぶりですね…。
ちなみに結果はこちら。もちろん(?)負けてます…。

明日の夜の試合までに、まだいろいろありそうです。


2005/2006 Carling Cup 3rd round
Crystal Palace 2-1 L(略


先制され追いつきリードされ、敗退。Mさんは先発63分間プレイ。スチーヴィGさんが復帰&ゴール。でも敗退。

Mさんが出てた証拠写真。悪くはなかったらしいが負けては何の意味もない…


背中が切ない、スチィヴィG。

使ったら返してね

2005-10-24 22:18:21 | football
LIGA 2005-2006: 1ª DIVISION. JORNADA 8
Real Madrid C.F. 1-2 Valencia C.F.

マドリーの得点:ラウル(36)
ミカン組の得点:バラハ(21)、ダビ・ビジャ(37=PK)

結局なんだかんだでレフェリングが注目されちゃいました。ジダンが最初のPK決めてたらなあ。セルヒオ・ラモスのハンドにPKは厳しいよなあ。人間手がその位置についてるんだもん、仕方ない。故意じゃないし。グラベセンのバカー(一発ロハ)。ベッカムのバカバカバカー(ドブレアマリージャのタルヘタロハ。あんたなんてルーニー以下だ)。

怪我人が多い上に退場者2名も出してしまったので、ただでさえ苦しい台所事情がさらに困窮することになりました。
次(って水曜日ですよ)は右サイドハーフ誰がやるんでしょう? サルガドが戻って来れそうなので、ディオゴを右SHに上げることになるのかな。サルガドがだめだったらセルヒオ・ラモスを右SBにするか、ディオゴ右SBのままでカンテラの選手を使うか。
P・ガルシアが疲れきったら誰が変わってピボーテをするんでしょう? CBをセルヒオ・ラモスとウッディにしてピボーテにエルゲラを上げるっていうのはどうでしょう? でもサルガドが戻ってこれなかったらこれは無理だよね。
前線も替えられません。ラウル&ロビーニョのままでしょう。でもソルダードは良かったと思うので、ラウルかロビーニョ、先にへたれた方を交代するのもありかも。ピンチでやりくりが苦しい時の方が、先発予想するの楽しいですね。

この試合、ほんの1時間前にマスターズファイナルで優勝したばかりのラファ・ナダルが観戦してました。マドリー大好きナダルです。
「マドリーがもっと良くなって、タイトルを奪還するように望んでいるよ。僕たちには素晴らしいチームがあり、今日の僕たちのプレイは悪くなかった。僕は小さな頃から絶対にマドリティスタでフットボールも大好きだ。今日はパルコで残念な思いをした。こういう試合は嫌なものだし、レフェリーは僕たちにとって悪すぎた。でも彼らに悪い意思があったわけではないと信じているよ」



そんなマドリーが次に対戦するのはデポルティーボ・ラ・コルーニャ。本来は11月9日に予定されていた第11節ですが、情けないスペイン代表がプレイオフに回るせいで少々カレンダーの入れ替えがあり、このミッドウィークの開催となりました。しかもここ何シーズンも勝てていないリアソールで。(でもずっとベルナベウで勝ててなかったバレンシアが勝ったわけだし、何かが起こるかもしれません。ポジティブに)。

さて、そのデポルですが相変わらずネタに事欠かないクラブでして、今節はこんなことがありました。おそらく初めて引用するガリシアのニュースサイト、La Voz de Galiciaより。

デポルはレアル・ソシエダの2ndユニフォームで試合をした。

証拠写真

なんだそれ?ですね。ではざっと本文を。

カパロス(デポルの監督さん、ホアキン・カパロス)の選手たちは青地に黄色のクロスの入った、ボカ・ジュニオルスに似たユニフォームで戦うと思われていた。しかしメディナ・カンタレーホ(この試合の主審)はこれではプレイしてはいけないとした。レアル・ソシエダのユニフォーム(1stは濃青と白の縦縞)とカラーリングが似ているためである。こんな目に遭ったことはない。

最終的にデポルの選手たちはレアル・ソシエダの2ndユニフォームである赤のユニフォームで試合をすることとなった。「すぐに返してくださいね」とドノスティア(バスク語でサン・セバスティアン)のスタッフは言った。こんなの恥である。

実際のところ、ラ・レアルが赤の2ndユニフォームを着てプレイすることを拒否したのである。そうすればデポルは持ってきた青×金のユニフォームを着て戦うことができたのに。選手の何人かは苛立ってしまい、写真撮影を拒否した。特にキャプテンのリオネル・スカローニがそうであった。彼にしてみると、レフェリーとラ・レアルは「敬意を欠いている」とのことだ。

リオネル・スカローニ
「僕たちは試合のためにウォーミングアップしていた。そしてこの悲劇だ。僕たちは余分のエキップメント(ユニフォームなどのセット)を持ってきていなかった。頭使えよ。彼らが白のユニフォームでプレイすれば話は簡単だっただろうに。僕たちは自分たちのユニフォームで戦いたいんだよ。長年守ってきたユニフォームでね。まったく敬意を欠いてるよ。こんなことは将来のために記録しておいたほうがいいね」


デポルのカミセタ。相変わらず3rdユニのカラーリングには独創性を発揮するクラブです


ラ・レアルの今シーズンのカミセタ。今回デポルが借りたのは右端の赤ユニ。

面白すぎる。てか譲歩してあげればいいのに、ラ・レアルも。
昨シーズンのセビージャダービーでも確かベティスが持参したユニが審判に着用を禁じられ、別のエキップメントを取りに帰らなければいけなかったため試合開始が遅れたことがありました。でもあれは同じ街の中の話ですからね。サン・セバスティアンからコルーニャまで取りに帰れってのも無理な話です。

ずーっと昔、たぶんJリーグ開幕年のこと。サンフレッチェ広島がアウェイユニ(だったかユニフォームそのものだったか)を忘れてしまい、サポーターに借りて試合をした、なんてこともありましたっけね。最後は罰金になったと思いますが。

ま、そんなこんなで試合のほうは
LIGA 2005-2006: 1ª DIVISION. JORNADA 8
Real Sociedad 2-0 Deportivo de la Coruna

ラ・レアルの得点:コバチェビッチ()、ハウレギ()

間もなく某ワウ様で放送があります。なのでカッコの中は調べないでおきます。

3-6, 2-6, 6-3, 6-4 y 7-6

2005-10-24 03:25:25 | 
マスターズシリーズマドリッド2005、ファイナルを見てました。地元スペインのラファ・ナダル対クロアチアのリュビチッチ。3-6, 2-6, 6-3, 6-4 y 7-6。

ナダル寄りで見てたんですが…やー、面白い試合だった。2セットリュビチッチが先取しまして、もう今日はラファはダメなのかと思ってしまうほど。
でもそのうち観客がナダル寄りになってしまい(そりゃそうだ)、完全ホーム状態に。リュビチッチにはかわいそうなことを…。解説の方がカンプ・ノウみたいだ、と言っていたのには笑ってしまいましたが(でもカンプ・ノウに行ったマドリーの方がもっときついと思うです)。

2セット選手された後ナダルが盛り返し、第5セットはタイブレイクまでもつれた上にナダルがゲットし優勝。最後のほうは観客が「オ~レオレオレオレ~」歌ってるし、優勝決まったあとはお決まりの「カンペオーネ、カンペオーネ」歌ってるし。王室の方々も興奮の4時間でありました。

ミカン組がやってくる

2005-10-23 20:28:24 | football
まずは、
FA Barclays Premiership 2005/2006
Fulham 2-0 Li
(以下略)

はい、次いこう次。

Liga Espanola 1ª DIVISIÓN - Jornada 8
Real Madrid C.F. - Valencia C.F.

マドリーは今夜、ベルナベウにバレアンシアを迎えます。いろいろと因縁がありましてどうなることか楽しみな試合です。

1. 審判問題
過去にはどうにも怪しいファールでラウルがPKをもらったりとか、バレンシアの選手(アイマールだった気がする)が退場になったりとか、そんなことがありました。てことでアルベルダなんかは「サンティアゴ・ベルナベウでの審判なんて怖くないもんね」と気にしまくりな発言をしています。でも最近はマドリーも文句いいたくなるようなレフェリングされたりしてるので、あまり気にしなくていいと思いますよ。

2. スペイン代表、ブラジルとアルゼンチン
マドリーにはラウル、イケル、セルヒオ・ラモス。バレンシアはビセンテ、バラハ、アルベルダ、マルチェナ、カニサレス。スペイン代表でよく顔を合わせる選手が揃ってます。
バレンシアのビセンテは「ラウルをコントロールしなければ」とラウルへの警戒を示してます。そういえば「プジョルとは仲悪いまんまだもん」と発言したせいでアラゴネス爺ちゃんが「わしに言ったことと違うじゃろうがぁ!ウソついたんかぁ!」と怒ってましたが、ビセンテはちゃんと言い訳したのかな?
そしてマドリーにはロナウドとバチスタが欠けたとはいえ、まだロベカルとロビーニョがいます。バレンシアにはアイマールとアジャラさんが。アトレチコ戦に続いてブラジウ対アルゼンチン。アジャラさんは過去2シーズン、ベルナベウで得点中です。暴れませんように。
・・・ファビオ・アウレリオはブラジルだったな・・・

3. バレンシアにいるマドリー所縁の人々
カニサレス、ミスタ、そして監督のキケ・サンチェス・フローレス。いずれもマドリーで選手経験があります。ミスタは下部組織までだったかな?でもグティと同年代とかそんな感じだったはず。ただ残念ながらミスタは筋肉に問題があるため欠場するようです。
バレンシアは腸炎(要するにスペイン名物食あたり)を患っていたアイマールがトップ下に復帰、1トップはダヴィ・ビジャのようです。おまけですがクライフェルトも未だ出てこれない様子。

4. 因縁じゃなくなっちゃったね…
マドリー対バレンシアといえば個人的に楽しみだったのが、カル爺ちゃん(=カルボーニ、39歳)にこてんぱんにやられるフィーゴ、の図式でした。右サイドのフィーゴを左SBのカル爺ちゃんがぎっちり押さえ込む。なぜかフィーゴはカル爺だけは苦手だったんですよね。フィーゴはもうおらず、カル爺ちゃんも先発予想には入っておりません。残念。


さて、マドリーに話題を絞ります。昨日も書いたとおり、ロナウド、バチスタが欠場。サルガドも回復していないので欠場。以下が予想先発フォーメーション。

バチスタに代わって過去最高レベルに絶好調のグティがトップ下に入ります。いいですね、なんかワクワクしますよ。
シーズンオフになるたびに「残ったってどうせベンチなんだから出て行けば幸せになるのに・・・」と思うのに、毎シーズン絶好調期があるグティ。やはり手放せない選手です。


もう少し柔らかい話題を。フランチェスコリがジダンを訪問したというニュースです。ウルグアイのファンタジスタ、エンツォ・フランチェスコリ。愛称は「プリンシペ(=王子)」。
マドリーのジダンが唯一尊敬し、憧れた選手として名前をあげるのがこのフランチェスコリ。息子さんにも「エンツォ」と名づけているのだとか。
そのフランチェスコリが、マドリーが試合前のコンセントレーション(監督にもよるが、試合前夜はホームゲームだろうと皆でホテルに集まって一泊し試合時間までを共に過ごす)を行っているホテルを訪問したのだそうです。お国の英雄に会えて、ディオゴ&P・ガルシアも嬉しかったことだろうと思われます。


もうっと柔らかい話題を。恒例のテニス観戦。先日テニスプレイヤーの皆さんがラス・ロサスを訪問してくれましたが、その逆ですね。マドリーの選手たち何名か(ロベカル、ロナウジーニョ、ベッカム、イケル、エルゲラなど)がマスターズシリーズを観戦に行ったようです。試合はナダル-ロブレド。


どんどん試合から中身が離れていきました。
試合は本日21時、日本時間では早朝4時からなんですが、例によって例のごとく某有料放送局Wさまの陰謀により、放送は4時55分からです。

ダービー見ながら

2005-10-22 20:51:29 | football
今日もダービーです。静岡ダービーです。見るのが怖いです。ていうかもう1点先制されてしまった…。試合開始当初は比較的よかったんだけどな…。
頼むから勝ち点とって、とにかくおっこちないようにしてください。もう残留していただければそれで十分です。ほんとに。

ダービーというと一般的にファンがヒートアップしていがみ合う、って感じですけど、選手はそうでもないのね。静岡だと昔から(中学生とか高校生とか、ヘタしたら小学校のころからとか)顔をあわせていた選手が多かったりするせいで仲の良い選手たちもいますし、兄弟が両チームに分かれてたりもするし(太田圭輔は清水、弟は磐田)。
スペインも最近はわりと仲良いように見えます。代表戦が多いからでしょうか。F・トーレスとマドリーの選手たち(マドリー・ダービー)とか、プジョルとラウル、チャビとイケルとか(クラシコ)、レジェスとホアキンとか(元・セビージャダービー)。

ああああああ、枝村、おしいいいいいいいい!・・・ハーフタイムだ。


さて、今日試合があるのはリバプール。アウェイでフラム戦です。今日はスティーヴィーGが復帰する予定。

…実はずっと気になってるんですが、きちんとリバプール関係のニュースを読まない私も悪いのですが、モリエンテスは生きてますか?ミッドウィークの試合には結局出られず、CL本戦デビューはまたもお預けになってしまったようですが。戦術上の理由だったのか、寒くなってきたのでまたハムちゃ(=ハムストリング)がピーピー泣き出した、なんていうコンディション上の理由だったのか?前者だったらいいんですけどね…とにかく怪我が治ったら使ってもらってチームに貢献しないと。何のためにマドリーを出たのか、どうしてリバプールに買ってもらったのか、わからなくなります。リバプールファンが「いらないよ、役に立ってないし」と思っているだろうと思うと、切歯扼腕。この上は捲土重来を期して臥薪嘗胆、切磋琢磨でがんばれがんばれ(何のことやら…)。
BBCを見る限りでは、召集はされているようです。


あれ~、なんかエスパルス調子いいじゃない。背水の陣で皆必死なんだろうなあ(いつも必死になればいいのに。つか今更だけどフィニッシュへただ…)


マドリー、リーガの試合は明日です。まずは良いニュース。イケルがペレス会長と契約延長の話を始めたようです。頼むから給料上げてやってな…。

あいかわらずクライシスから逃れられないマドリー。アトレチコとのダービーにも勝って4連勝中だし、ミッドウィークは良い試合をしたし、何が問題なのか?といいますと…

10月19日付けの「ヨーロッパの日々」でこんなことを書きました。
「前線薄いんですよ、今シーズンは(ま、いざとなったらバプチスタをトップに置けますが)。」
そのバチスタも離脱しちゃいました…。左膝の内側側副靭帯の損傷で4,5週間の離脱です。4,5週間で済むなら靭帯の怪我としてはそう重いものではないと思いますが…。それに軽いと思っていたロナウドの足首。ロナウドはいったんブラジウに帰りましたが、松葉杖ついてました…。

スケジュールを見ますと、これから1ヶ月の間にマドリーはリーガで、バレンシア→ベティス→サラゴサ→デポル→バルサと当たります。チャンピオンズリーグ、アウェイのローゼンボリ戦もあります。そして何よりも忘れてはいけないのが、ラウル、サルガド、セルヒオ・ラモス、イケル辺りとP・ガルシア&ディオゴ。プレーオフがありますよ。
意識して補強したことと怪我人が出ていないこともあって中盤から後ろはなんとかなりそうですが、なんとも苦しそうなのがやはり前線。ロナウドとバチスタの離脱で、トップに置けるのはラウル、ロビーニョ、ソルダードの3人。プレーオフまでは特にラウルは大切に扱ってほしかったのですが…休みなしにフル回転てところでしょうね、これでは。ああ、そういえばグティも使えるなあ、センターフォワードで。確か00/01シーズン辺りは(某モ○エン○ス選手が怪我してたため)CFWで使われ、大活躍だったそうで。さすが器用××。(伏字が多い)

水曜のローゼンボリ戦で同点ゴールを決め、大喜びしていたウッディ。TVEニュース見てましたら、ミックスゾーンでスペイン語でインタビューに応じてました。すごい、ウッディ。ベッカムなんて3年目でまだトロトロなのに。


ヤッター!エスパルスゴール!!!誰?誰?兵働!わー!!!!
いいなあ、スタジアムが盛り上がってる。もう2年くらい日本平行ってません…。(ちなみに今日は弟が出動中)


木曜にバイキングに頭から食べられてしまったモナコの面々(UEFA杯ヴァイキング1-0モナコ)。気になっていたプラシルですが、この試合で先発復帰。45分間のみでしたが。リーグ戦、対ソショー戦は明日。
モナコがらみでもう一つニュースといえばこちら。デポルのスカちゃんことリオネル・スカローニを取りに行きたいと思っているらしい、という話。スカちゃん好きだから嬉しいなあ。デポルには申し訳ないけれど。


中山隊長が出てきたと思ったら、澤登も登場。うーん、静岡ダービーらしくなってきた。
昔2人とも代表に呼ばれていたころ(オフトかファルカンか)、よく澤登は中山にいじられからかわれていました。懐かしいなあ。

あっ、アブナイ

…引き分けて終了。

いい朝ですね

2005-10-20 06:37:35 | football
前半の前半はかなり眠かったんですが、途中から目を覚まして観戦することができました。結局マドリー戦。
や、ベルナベウでのマドリー戦のライブは便利なんですよ。よく試合中にベルナベウではチャイムが鳴ってるんです。「ぴろぴろぴろん」って。これは何かというと、他会場で試合が動いた、つまりどこかで得点が入ったというお知らせなのです(場合によっては会場があからさまに喜んだり「ちっ」ってなったりする)。だから「ぴろぴろぴろん」て鳴ったらタイミングを見てチャンネルを替えてみる。そうすると例えばシセのゴールのスロー再生やスタンフォードブリッジでベティスが虐殺くらってる状況をちらっと見たりできるわけですね。便利。

LIGA DE CAMPEONES (Primera fase-3a jornada)
Real Madrid C.F. 4-1 Rosenborg

マドリーの得点:ウッドゲイト(48)、ラウル(52)、エルゲラ(68)、ベッカム(82)
ローゼンボリの得点:ストランド(40)


ゴールを決めるべき方向をやっと思い出したらしいウッドゲイトが良かった。ベルナベウ中の拍手とウッディの喜びっぷり。リハビリ期間がとっても長かったですからね。
ラウルのゴールはたまらなく美しかった。左足でかるくボールに触ってGKを交わして右足で流し込む。良いときのラウルらしい、容赦ないくらいきれいなゴール。
失点を忘れてもいいか、という気にさせたエルゲラのゴール。エルゲラさんには、時々ゴールして守備のストレスを発散して頂きたいと思います。
ベッカムの直接FK、決まったのはいつ以来だったでしょうか。よく曲がって落ちました。ゴールの後余裕が出たのか、相手FKの壁になるとき、ロベカルと2人でずいぶん楽しそうでした。
他にも、今日は良い人が多かった。ディオゴのドリブルと決まりすぎるくらい決まるフェイント。ジダンは今日は良い方に変な人だった(≒宇宙人、少なくとも人間じゃない)。途中出場のグティ、好調を維持してますね。
あー、気持ちいい~。

で、やっぱりその中でもこの人。

2アシスト1ゴール。今シーズンのここまでの貢献度はチーム1かもしれません。
今シーズンは右サイドに特化され、長いパスがすごく効果的なアクセントになっています。マドリーの他の選手は短いパスをバシバシ回すかドリブルを使うか、って感じですから。そして特にプレッシャーの少ない場面でのクロスの精度は、やはりベッカム。ロベカルにぴったり合うサイドチェンジは見事です。

もちろん問題がないわけではありません。P・ガルシアのピボーテ1枚はやはりキツイ。バタバタに走り回っていて、もう少し攻撃の手数のあるチームを相手にしたら対処できなくなるのでは。ていうか3試合で黄紙3枚はもらいすぎです。
前半も迫力を持って攻めてる時間帯もありましたが、どうもしっくりこない感じがありました。中盤の深い位置からから良いボールが出てこなくて苛立ったラウルがどんどん下がってしまうし…。中盤からの組み立ては、後半グティが入って格段に良くなったように思えました。
それにロビーニョ。それが特長とはいえ、ボール持ちすぎだなあ…1人でリズムがずれてるように見える。

ともあれ気持ちよく勝利でグループ2位に浮上。

ヨーロッパの日々

2005-10-19 22:32:09 | football
画像1:テニスタたち、ラス・ロサスを訪問、足で遊ぶ

現在マドリーでテニスのマスターズ・シリーズが開催されているようですが、タイトなスケジュールの合間を縫って18日、テニスプレーヤーたちがマドリーの練習場に遊びに来ました。スペイン人のフェリシアノ・ロペス、ファン・カルロス・フェレーロ、ラファ・ナダル、アルゼンチンのギジェルモ・コリア、フランス人のファブリス・サントロとミシェル・ロドラ。確かフェレーロはマドリディスタだし、(伯父さんが泣くだろうに)ラファ・ナダルもマドリディスタのはずです。マドリーオフィシャルの記事では動画も見れます。ところでラファ、ナイキのジャージの上に三本線(アディデダス)のジャージを羽織るのはいかがなものか。

今夜ベルナベウにローゼンボリを迎えるマドリーですが、足首のじん帯を痛めたのロナウドはなんと1ヶ月の戦線離脱。痛い。痛すぎる。前線薄いんですよ、今シーズンは(ま、いざとなったらバプチスタをトップに置けますが)。だから体重減らせってみんな言うんだよ…(この場合は少し違う)。
ロナウドに加え、ハムちゃん(=ハムストリング)をやってしまったサルガドとオリンピアコス戦で赤紙してしまったセルヒオ・ラモスは欠場となります。ということで先発の11人は少し様変わり。最新の情報ですと、上記の3人に代わるのは、ロビーニョ、ディオゴ、ウッドゲイトの予定。前節ラッキーボーイのソルダード君もベンチ入り。

-------ラウル-----ロビーニョ-------
------------バプチスタ-----------
ジダン--------------------ベッカム
-----------P・ガルシア-----------
ロベカル-------------------ディオゴ
------エルゲラ-----ウッドゲイト-----
-------------イケル-------------

どうせ中盤はポジション変えてしまうでしょうからあまり意味ないかもしれませんが、こんなところですか?よくわからないや。
オリンピアコスはリバウドが不出場という噂をどこかで聞きました。リヨン、突っ走っちゃいそうだなあ。マドリーはベルナベウ開催ということもあり、絶対に負けられません。

それからこの試合、ラウルがチャンピオンズリーグ通算100試合目の出場になるんだそうです。100試合行く前に50ゴールしたのか…すごい人だ、本当に。


画像2:プレスカンファレンス当番はリーセ

続いてベルギーはブリュッセルにてアンデルレヒトと対戦するリバプール。先発は…すいません、さっぱりわからない。先発FWはシセ中心で考えている、モリエンテスはサブ、という話も聞いたような気がするし、モリエンテスは先発になるんではという話も聞いたような。ディフェンスラインにはヒーピアが復帰し、あのファンタジックなブラックバーン戦のディフェンスは見なくて済むかもしれません。かもしれません、ですが。キャプテン、スティービーGはまだお休みのようです。
とりあえずモリエンテス、きちんと仕事してきて頂きたい。仕事は簡単です。ボールを枠の中に押し込むだけですから。がんばれ。

さて、どっちの試合を見ようか?


おまけ画像3:話の内容にはあまり関係ありませんが、オフィシャルマガジンでちょっと寒いファッションモデル(当番制。ジコスとマイコンも犠牲になっている)をやらされてしまったプラシル(昨年の今ぐらい?)

ずっと気にかかっていたことがあります。
昨シーズンの最後の試合で痛めた脚の回復が長引きに長引いていた選手がいました。その選手がようやく復帰。UEFA杯バイキング戦のための召集メンバーに名前を連ねることができました。
チェコ人MF、ヤロスラフ・プラシル。開幕前の準備期間、チェコ代表としてのW杯予選、CL予備予選の敗退、勝てないリーグ戦…長かった。本当に長かった。どれくらい長いかっていうと、監督が辞めてしまうくらいの長さです。帰ってくるの遅すぎだよ、プラシル……。
ということでプラシルともどもモナコの皆さんは、今回はノルウェイ遠征です。まだそれほど寒くないうちに北のほうを済ませることができて良かったかもしれません。ま、11月の終わりにチェコ(対スラヴィア・プラハ)に行かないといけないんですけどね。
ともかく勝って、しかもみんな怪我なく五体満足で無事に帰ってきてください。

腹立ちはごもっともで…

2005-10-17 02:12:52 | football
LIGA 2005-2006: 1ª DIVISION. JORNADA 7
Atletico Madrid 0-3 Real Madrid

マドリーの得点:ロナウド(8=PK, 60)、ペレア(92=P.P.)

友人RNさんとモナコの勝利を喜び合っていたら、試合が始まってしまったデルビー・マドリー。
各所で言われているように、ペナルティエリアに侵入したラウルをさっくり倒してしまったアントニオ・ロペスへのタルヘタ・ロハは厳しいかなあと思いますが、でも決定機阻止でしたからね。その数時間前に、ペナルティエリアの外で「決定機阻止」をして赤紙サヨナラしてしまったシーン(リバプ-ブラックバーン。前半33分でシセのワザにひっかかりセントオフされたキザニシビリ)を見ていただけに、仕方ないかなあという気も。
まあでもペナルティ+黄紙程度だったら渋々ながら丸く収まっていたでしょうが、前半10分もいかないうちにダービーマッチのホームチーム側が1人少なくなったわけで…それはもめますわね。21歳にしてアトレチコ・マドリーのキャプテンマークをつけるフェルナンド・トーレスもその後いぶんカリカリしてました。ごめんよ、トーレス君。

開始早々相手が減ったこと、そのせいでアトレチコが大奮起してしまったことの他に、前半で大腿部を痛めたサルガドが交代してしまうなどいろいろハプニングもありましたが、いくつか成果も得られました。

1)やっぱりグティは使える
至近のキプロス戦ではフル出場したジダンは、「皆が知ってるジダンと違う~」ところが端々に見受けられました。ジダンがトラップを派手にミスるなんて…。コケるのはたまにやってる気がするけど…。
そんなわけで後半の早い時間からジダンに代わって登場したグティ。相性の良いロナウドにアシストをプレゼントしました。グティ→ラウルよりグティ→ロナウドの方が多く成功率も高いのは、左エリアからの左足でのクロスは右脚でのトラップがしやすいからかなあ、なんて思ってみたり。ともかく良いコンディションでした、グティ。

2)ディオゴも目処が立った気がする
前半のうちにベンチに引っ込んでしまったサルガド。どうやら大腿部を痛めて復帰にはしばらくかかるようです。代わって出てきたのはディオゴ。リードがあったせいかもしれませんが、及第点の仕事振りだったのでは。

3)ロビーニョはまだこれから
プレイパタンが研究されマークされるようになったためか、代表戦で移動したためのコンディション不良なのか。何をしてたのかさっぱりでした。移動疲れはヨーロッパ組の宿命ですし、これから慣れていくしかないでしょう。・・・ということに気づいてね。

4)セルヒオ・ラモス奮闘
フェルナンド・トーレスに振り回されていたのは危なっかしかったですが、がんばってた印象。

5)ロナウドは軽症
最後のゴールいらないから…と一瞬思ってしまうくらい「この世の終わりのように」痛がっていたロナウド。3点目を狙いにいって、ペレアに足首を踏まれた(押さえ込まれた?)格好になってしまいました。幸いなことに骨は折れていなくて、捻挫で済むようです。ミッドウィークは無理そうですが、実はマドリーに来てからかなり治りの良いロナウド。来週はいけるんではないかと思っております。


で、そのミッドウィークはサルガドロナウド抜きでチャンポンズリーグであります@ベルナベウ。


おまけ
7節にして、どうやらリーガ首位になったようです。わーい。

まもなくデルビー

2005-10-16 04:25:54 | football
Liverpool 1-0 Blackburn
リバプールの得点:シセ(75)

いろいろな意味でヒヤヒヤしましたが、勝ちました。
でもリバプールの試合(というかクラブチームの試合)をライブで見るのは久しぶりなので楽しかったです。2週間ほど前の試合は記憶にないですしね、ええ。

2試合(サイプロス戦とブラックバーン戦)に渡ってハズしまくったあげくのシセゴール!
ラファとうまくいっていないとニュースになったのを気にしてのポーズかもしれませんが(こんな穿った見方をするようになったらダメだなあ…)、シセの男っぷりが際立つ良いシーンですね。


久しぶりに動いているところを見ました。
…動いてましたよ。良かった、生きてたんだな。決定機をいくつかはずしていたのは「だって1ヶ月以上ぶりの実戦だし」という情けない言い訳でごまかすことにします。


まもなくデルビー・マドリー。ここしばらくアトレチコには負けた記憶がないのですが、ケジュマンとF・トーレスをどう止めるか。一説にはアルヘンティナ(ビアンチ監督、レオ・フランコ、ガジェッティ、イバガサ、マキシ)対ブラジウ(ルシェ監督、ロベカル、バチスタ、ホビーニョ、ホナウド)の図式だとも…。
キックオフまであと40分ほどであります。

スロバキアさん、どうぞよろしく

2005-10-14 23:06:10 | football
サンマリノを泣かせたのにプレーオフにまわることになった自業自得のスペイン代表の対戦相手は、スロバキアに決まりました

11月12日(土):スペイン-スロバキア
11月16日(水):スロバキア-スペイン


会場は(比較的)ゲンのいいビセンテ・カルデロン(アトレチコ・マドリーのホーム)。
トーレスやアントニオ・ロペスなど、最近アトレチコの代表選手がんばってますし、1ヶ月前のセルビア・モンテネグロ戦もなんだかんだでずいぶん人が入りましたし。できるだけ良いところを、と思ったんでしょう。
そういえばどうしてベルナベウではあまり代表戦をやらないんでしょうね。バルサの選手がブーイングされるからかな?
(やりかねないかも…100周年記念試合オールスターゲームか何かに招待されたフェルナンド・トーレスはブーイングされっぱなしでした)

04ユーロのプレイオフで対戦したノルウェイとまたやりたい、という声もけっこうあったようですが、「前にも勝ったし大丈夫なんじゃない?」とまたわけのわからない余裕モードに突入してドツボにはまりそうな気がしますから…。ほどよく手強い感のあるスロバキアで警戒心を持てるのは、良かったのかもしれません。

では選手たちのコメントを。
○スロバキアは恐れる相手ではない by アルベルダ
○可能性は僕たちの手の中にある、僕たち次第だ。 by F・トーレス

ここまで苦労したのにまだ大口叩いていると見るか…いや、弱気にならないところを良しとするべきでしょうね。

わりと謙虚(?)なアラゴネス爺ちゃんのコメントはこちら。
「スロバキアは強いサッカーをする。ポルトガル人の友人は私と同じ見解を持っていたが(スロバキアはポルトガルと同グループだった)、チームのフィジカルはボールのないところで非常に強く、常にファイトし続ける。それでもテクニック面ではわれわれが上回ると信じている。その優位さを基にしていかなければならない」


さて、臨時でこんな試合の予定が入ってしまったため、サンマリノ戦を終えた後、ラウルさんはこんなことを言っていました。

こうなったらプレーオフに集中しなきゃいけない。最優先事項はセレクシオン。プレーオフの準備期間が必要になるね。だから日程変えてくれないかな?

で、さっそく変わるらしい

さすがに代表ないがしろ気味のスペインも、この辺の融通は利かせてくれるようです。
11月9日水曜日に予定されていたリーグ戦第11節を10月26日水曜日に移動。10月26日にもともと予定されていたコパ・デル・レイ4回戦を11月9日へ。10月26日のコパ・デル・レイはヨーロッパで戦っているクラブはまだ出てきませんので都合が良かっ…ええと、バレンシア、デポル、アトレチコ他はがんばれ。
これで11月5日、6日のリーグ第10節を終えた後から代表合宿をスタートすることができます。
ところでこのASの記事には、ラウルがスペインサッカー選手協会副会長(vicepresidente de la Asociación de Futbolistas Españoles)、って書いてあるんですが…そんなこともしてたんですね。ご苦労様です。

なんかまだビセンテとプジョルがギスギスしてたり、ホアキンがベルギー戦で代えられたこととサンマリノ戦に出られなかったことをブーブー言ってたり、まあいろいろありますが、仲良くしてがんばってね。
ちなみに先日のサンマリノ戦でプジョルがはずされたのは、懲罰というよりも、プレイオフを見据えてうっかりカードをもらってサスペンションになるのを避けるためだったのでは、という考え方もあるそうです。あと1枚で有給休暇だったらしい。

他のプレイオフはスイス-トルコ、ノルウェイ-チェコ。
チェコ-スロバキア、なんて対戦にならなくて良かったですね。いろいろと大変そうだもの。近くていいかもしれないけど。

プレイオフですよ

2005-10-13 06:26:00 | football
FIFA World Cup Qualifying European Zone Group7
まずは
セルビア・モンテネグロ 1-0 ボスニア・ヘルツェゴビナ

サンマリノ 0-6 スペイン
スペインの得点:アントニオ・ロペス(1)、F・トーレス(10, 77=PK, 88)、セルヒオ・ラモス(30, 47)

はい、プレーオフ行きが決定しました。仕方ないですね。所詮他力本願でした。どこかであと1つでもしっかり勝っておかなかった自己責任であります。開き直ってあと2試合勝ってきて下さい。

しかしこの試合、スタメンが予測と少々違っていました。少々っていうか・・・ちょっと驚きました。

-----------F・トーレス----------
------------ラウル------------
レジェス--------------------ビジャ
----アルベルダ----デ・ラ・ペニャ----
A・ロペス----------------S・ラモス
----P・イバニェス----ファニート----
------------イケル------------

プジョルが不出場でした。マルチェナも今回は出場なし。プジョルはどうしたんだろう?直前にどこか痛めたか、まさかこんな大切な試合にこの間のつかみ合いの責任を取らされて、なんてことはないだろうと思いますが。
しかし6得点のうち、両サイドバックが3得点て、どんな試合してたか予測がつきますね。きっと2バック8アタッカーとかで攻撃してたんだ…。ASの試合記録ではボール保持率はサンマリノ:スペイン=27%:73%。シュート本数はサンマリノ2本、スペイン34本。イケル、暇だっただろうなあ。
言っても詮無いことですが、でもどうしても言っておきたい。トーレス君。こんなところでハットトリックするんだったらもっとどこか別の試合で……。や、もういいんですけど。トーレス君が得点感覚を見出せたことを喜べば良いだけなんですけど。
ともあれこの試合、本日20時10分よりBS1にて放送があります。


さて、気を取り直して。ヨーロッパは各グループがすべての試合を終え、ストレートインの10チーム(+ドイツ)とプレーオフに回る6チームが決定しました。
既に前節で決定していたドイツ、オランダ、ウクライナ、ポルトガル、イタリア、ポーランド、クロアチア、イングランドに加えてフランス、セルビア・モンテネグロ、スウェーデンが本大会出場を決めました。

フランスはキプロスに4-0で勝利。フランスより上に行く可能性があったスイスがアイルランドと引き分けたため、本大会行きが決まりました。いいなあ、フランス。スペインだって勝ち点20なのにさ~…。でもジズー、テュラム、マケレレ等、ベテランたちが復帰した効果はあったのでしょう。おめでとう、フランス。
スウェーデンはグループ8の2位。最終戦に勝利してポイントを24まで積み上げ、成績優秀につき本大会出場権を手にしました。良かった。
デンマーク、ロシア、ギリシャ、アイルランド等、前回大会、前回ユーロなどに出場したチームの中でも、出場を逃したチームが出ました。

ズラ、怪我治ったんだ…いつの間に。

プレイオフにまわるのは、チェコ、トルコ、スロバキア、スイス、ノルウェイ、そしてスペイン。心配していたチェコですが、どうにかプレイオフまでたどり着くことができました。これも良かった。
プレイオフの抽選がいつかは知りませんが、FIFAランキング上位3国対下位3国で対戦するように組まれるはずですので…ええとどうなるんですかね?

チェコ(4)、スペイン(8)、トルコ(12) - ノルウェイ(37)、スイス(38)、スロバキア(45)

9月14日現在。こんなに当てにならないランキングもないですから、順位の上下はたいした差ではないと思います。ギリギリの厳しい戦いには変わりありません。


最後にちょっとだけ付け加えておきますと、こんな怒涛のインターナショナルマッチを終えてチームに帰ると、実はマドリーデルビーなんですよね、次が。トーレス君、ハットトリックして調子上がってきてるからなあ…嫌だなあ…。ま、マドリーのセルヒオ・ラモスも2得点してるんですけどね~。

大切な日

2005-10-12 22:04:50 | football
プジョルとビセンテがつかみ合いをしたことがずいぶん大きく報道されてましたね。映像で見たらそうたいしたことなかったですが。スペインはあれくらいの本気モードになってもらった方が良いかもしれません。

とはいえ諍いを分けに来たラウルの顔の恐ろしかったこと。カピタンを怒らせてはいけないと、傍から見ていても思ったしだいであります。
ふだん能天気(?)なスペイン代表も、さすがに緊張してきているのでしょうか。スペイン代表は若いチームで、インターナショナルレベルのビッグマッチを経験していない選手も多いです。2002W杯本大会を経験して、今回の代表に召集されているのは、イケル、プジョル、ラウル、バラハ、アルベルダ、チャビ、ホアキン。
7人か…少ないですね、って書きたかったんですけどこれはどうなんでしょうね?イケル、プジョル、バラハ&アルベルダ、ラウルとセンターラインの主要選手は残ってるんだ。ユーロ04本大会のメンバーと言ったら、もっと多く残っていますしね。でもユーロ本大会がビッグマッチだったかというと、ビッグマッチだと思う前に敗退しちゃった、みたいな気がするんですが…。これは私の主観。
まあいいや、どっちでも。若いけどそこそこ経験はあるスペイン代表、緊張と重圧と他力本願の中で今夜はサンマリノとアウェイで対戦します。目標は5点差をつけて勝つこと。

最終節を残して現在の順位は

はい、面倒くさいんでMARCAさんから頂いてきました。数字は左から消化試合数、勝、分、負、得点、失点、勝点になります。ということでとにかく何が何でもスペインが勝つことを大前提としますと、

1)セルビア・モンテネグロがボスニア・ヘルツェゴビナに敗れる。
スペインの勝点が20に伸びセルモンは19のままになりますから、W杯本大会出場がスペインの手の中に転がり込んできます。ちなみに一番都合の良い結果予測がこれです。
2)セルビア・モンテネグロがボスニア・ヘルツェゴビナと引分ける。
サンマリノ相手に「5点以上とって」がここで効いてきます。スペインとセルモンが勝点で並び、当該チーム同士の勝敗も2分けですから、得失点差を見ることになります。引き分けの場合はセルモンの得失差は伸びず、代わりにスペインが5点ほど上乗せしていれば、得失点差でセルモンを上回れる、と。1番と同じくらい都合の良い結果予測がこれです。
3)セルビア・モンテネグロがボスニア・ヘルツェゴビナに勝利する。
スペインは勝とうが引分けようがプレイオフにまわることになります。一番ありそうだといわれているのがこれ。
4)省略
考えないこと。


今夜の試合、先日のベルギー戦でタルヘタ・アマリージャを頂戴したうち、サルガドとチャビは出場できません。サルガドの代わりはセルヒオ・ラモス、チャビに代わるのはイバン・デ・ラ・ペニャの模様。またベルギー戦で途中出場して良いパフォーマンスを見せたレジェスとビジャも先発にまわる様子。贅沢ですね。ホアキンとビセンテを控えに回せるなんて…。ということで予想スタメンは

エルムンドデポルテさんから持って来ました。主審はドイツのフロリアン・マイヤーさん、キックオフは20時30分、日本時間3時30分。

しかしここで今勝手にセルビア・モンテネグロとボスニア・ヘルツェゴビナの結果を予想していますが、ここはかなりシリアスな戦いになるはず。何しろどちらも「旧ユーゴ」。ホームで絶対負けるわけに行かないセルビア・モンテネグロ。ボスニア・ヘルツェゴビナもまだ2位抜けがかかってます。ボスニアホームで試合をしたときは0-0の引分でした。街は殺伐と荒れてたような気が…何事もなければ良いんですが。



さて、もちろん大一番なのはスペインだけではありません。世界中の多くの国で本大会出場、プレーオフ出場権が今夜から明日の午前にかけて決まります。

アフリカ(5):チュニジア、ガーナ、コート・ジボワール、トーゴ、アンゴラ
アジア(4.5):日本、サウジアラビア、韓国、イラン
北中米カリブ海(3.5):アメリカ、メキシコ、コスタリカ
オセアニア(0.5):
南米(4.5):アルゼンチン、ブラジル、パラグアイ、エクアドル
欧州(14):ドイツ、オランダ、ウクライナ、ポルトガル、イタリア、ポーランド、クロアチア、イングランド

アフリカはすべて決定しました。
アジアは北中米カリブ海とのプレイオフにまわる5位チームを決める試合(第2戦)がバーレーンとウズベキスタンとの間で行われます。
北中米カリブ海でも最終節、4位の座はトリニダード・トバゴとグアテマラが狙っています。
南米、オセアニアのオーストラリアとプレーオフを戦うことになる5位の座は、ウルグアイ、コロンビア、チリにチャンスがあります。ただしウルグアイはホームでアルゼンチン戦。南米の「クラシコ」のひとつであるこの戦いは、お互いに勝利を求める激しいものになるのか、アルゼンチンが盟友ウルグアイに道を開くか…。コロンビアはアウェイでパラグアイ戦、チリはホームでエクアドル戦。
ヨーロッパは…すべてのグループの可能性を拾っていくと大変なことになるので、個人的に抜けて欲しいところにエールを送っておきます。

チェコがんばれ。
フランスがんばれ。
ノルウェーがんばれ。
スウェーデンがんばれ。

もちろんスペインもがんばれ。

日本におけるドイツ年

2005-10-10 01:22:22 | 
なんだそうです、今年は。いろいろイベントをやっているようなのですが、「行ってみようかなあ」と本当に唐突に思いつきまして、土曜日に行ってまいりました。
また非常に面白いことに、友人のRNさんに「こんなとこ行こうと思うの、いいでしょ~」と言ってみましたら、「行くわ、私も」と本州の端っこから上京してくれまして・・・。いや、こんな心強いことはなかったです。ありがとう~。

行ってきたのは、こちらです。D-ハウス
東京の広尾はドイツ大使館の横にありまして、マイセンの展示&販売や、モダンアート、ファッションなどなどが体験できる、らしいんですけどね。もっとも私は基本的に自分の興味の対象に(のみ)まっしぐら、な人間なものですから……

1)サッカー絡みで何かあるらしい
行くと決めてから気づいたのですが、ほんの数日前にドイツの皇帝様(=フランツ・ベッケンバウアー)がこの場所を訪れていたらしいんですね。本大会参加が決まった国だったかとにかくあちこちを行脚するんだそうで。ご苦労様です、皇帝様なのに。
ちなみにこのオブジェ、高さ9mくらいなんだそうですが、本番にはこの数倍にもなり中にも入れちゃったりするらしい。

2)ドイツ?ビールでしょ、あとビールと・・・
ビールがなんと11種類!アイスバインやザウワークラウト(ほの温かいくらいのが一番好き)、ヴァイスヴュルストといかにもドイチラントなお料理もそろっております。きっちり1リットル(500ml+500ml)堪能いたしました。

3)やっぱりサッカーじゃないか!
今回ここに行こうと決めた一番の理由(といってもそれほど積極的な理由でもないんですが)が、先週からこの週末にかけて企画されていた「サッカー映画祭」。このページで言うところの「B」と「A」を見ました。

B:『サッカー狂時代』 Befreite Zone
お安く作ったんだなあという、ちょっとおかしくてちょっときゅっとくる映画。
旧東の小さな街の弱小サッカークラブ(おそらく3部相当くらい)が、とある監督とアフリカ人選手を補強したら負け知らず。カップ戦で勝ち上がり、勝ちに勝ちを重ね、ファイナルまで行くも・・・というサッカー話に、街に住む人たちの付き合ったの別れたの浮気だの不倫だの汚職だのなんだの…という人間模様が絡んでいくお話です。
もうね、いろいろとおかしかったんです。
たとえばチームが補強したアフリカ人選手の名前が「アデ・バンヨ」。アデ・バンヨ…うち(ASモナコ)のエースFWは「アデバイヨル」。や、もちろん顔は似ても似つかないんですけど。

これがうち(=ASモナコ)のアデちゃん

映画内のカップ戦では件の「アデ・バンヨ」がゴールを決めてチームが勝ち続けていくんですが、常にゴールシーンは1つ。「アデ・バンヨのヘッドでゴールネットが揺れる」シーンだけなんです。サッカーシーンの撮影(だけじゃないでしょうけど)にお金がかけられなかったんでしょうね。他にも使いまわしまくりなシーンがあちこちにあって、おかしかった。
それに、カップ戦を勝ち上がるに連れて相手に「シュトゥットガルト」「ヘルタ・ベルリン」「バイエルン・ミュンヒェン」と非常に豪華な名前が出てくるんですが、当然のごとく名前だけ。各クラブの選手たちはほとんど影も形も映らないのでした。
そんなグダグダなところもありましたが、本当になーんにも期待していなかった割にはけっこう楽しめてしまいました。

A:『ベルンの奇蹟』 Das Wunder von Bern
一転、ちょっとシリアスで重たいところもある、でもいわゆる「ハートウォーミング」な映画。1954年のW杯スイス大会で躍進するドイツ代表と、そのマスコットボーイと、ソ連帰りの少年の父親、家族・・・といったお話。これはとにかく最後まで集中して見るのが大変でした。だって・・・ビール1リットル飲んで2時間おとなしくしてるのって、けっこう大変なんですよ。何がとは言いませんが。
映画自体は良いです。特にサッカー好きなら、試合のシーンは身を乗り出してしまうんでは。芝居なのに、試合に真剣味が感じられたのが嬉しいです。機会があれば、ぜひ1度どうぞ。


ま、そんな感じのドイツ年体験でしたが、ひとこと言いたい。料金高いよー。
まず会場に入るのに、前売り1000円、当日1,300円。が、中に入ってからも別料金を払う場所が多いんです。当然ビールやお料理はお腹に入れた分を支払うし、映画も1回800円(で、会場は講堂というか体育館みたいなところに椅子を置いた、という…)。少なくとも入場料は取らなくたっていいじゃない、と思うのですが…。
(ていうかそもそも人がぜんっぜん入ってないじゃない。大丈夫か?)

ともかくそんなドイツ年でした。おわり。