けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

モウリーニョ就任

2010-05-31 20:41:53 | football
モウリーニョの監督就任会見が始まっています。あとで整理しますが、いきなり気になるフレーズが入ったので・・・って、これだけじゃ何も決まったことにはならないけど。

「私は既に今朝、ラウルと話をした。私は時間を無駄にしない。バルデベバスで朝食を共にして、彼と話をしたよ。そして、監督と選手の間に、プレスの入る余地はない。」

「ラウルについては何も言うつもりはない。なぜなら、私はまだクラブと話をしていないからだ。私はきょう到着して、レアル・マドリーのために何もしていないし、まだレアル・マドリーの歴史にも入っていない。ラウルはそうだ。だから私は彼を尊敬し、正直である必要がある。私は彼を選手としてはまだ扱えない。」

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13時、ベルナベウのプレスルームには、モウリーニョとバルダーノが姿を見せる。まずはバルダーノが発言。

「モウリーニョは、この先4シーズンに渡って、レアル・マドリーと結びつくことだろう。世界でもっとも知られた監督の1人が我々と共にあることを誇らしく思う。彼をレアル・マドリーに迎えられたことを、我々は非常に嬉しく思う。」
(バルダーノの話、1パラグラフ後回し)

モウリーニョ
「こんにちは。私はカステジャーノをうまく話せない。イタリア語を勉強したら、カスティジャーノを忘れてしまったのだ。もっと有効にカスティジャーノを話すには、1ヶ月ほど準備が必要だろう。」
「私が、マドリーの監督になるために生まれてきたのかはわからないが、しかし私は確実に、監督になるために生まれてきたのだ。私は、重要な挑戦というものが好きだ。私がマドリーにひきつけられたのは、その歴史であり、近年のフラストレーションであり、その勝利への期待のためだ。ここは独特なクラブだ。重要な監督にとって、マドリーで監督をしないというのは、キャリアに穴があるようなものだ。幸いなことに、私のキャリアは非常に美しいものであり、私はマドリーの監督をしたいと強く望んだ。これは大きなプライドだ。しかし素晴らしいことは、マドリーを監督することではない。マドリーで勝利することだ。」
「私が思うのは、どんな監督であっても解任に備えるべきだということ。しかし、もし監督が解任に覚えるなら、仕事はうまくいかない。そしてもし、仕事がうまくいかないなら、その監督は大きな困難を抱えることになる。私には大いに自尊心も自身もあり、そして解任されることは考えていない。私は4シーズンの契約を信じているし、それは勝利し、アイデンティティを持ったチームを作るのに十分だ。現在と将来に備えるためには、解任のことを考えはしない。ペジェグリーニが解任されたことは、私にとって幸せに感じるものではないが、それがフットボールのやり方と言うもの。私は大いなる情熱と自信を持ってやって来た。私の新しい選手たちに、大きな信頼を感じている。彼らが新しい監督祖信頼してくれることを願い、そう確信している。私を選んでくれた執行委員たちに感謝し、私が変わらないことをお約束する。私は、あらゆる長所と短所を備えた、ジョゼ・モウリーニョだ。」
「私の働き方については、いくつか変更することで納得しなければならない。監督の考え方に基づく、という点に慣れる必要がある。」
「私は監督だ。それ以上の何者でもない。私は、チームの中で責任を持って働く監督であり、監督とはそうあるべきだ。しかし私がいつも言っているように、優れた組織を持たない監督は優れた監督ではない。私は常に、私と働くためには最高であるべきだと望んでいる。」
「新しいチームにやって来た、この状況を分析すべき時が来た。クリスチアーノ・ロナウドは、レアル・マドリーにとって非常に重要な選手だ。しかし、選手はチームの一部であり、個ではない。このクラブが重要な存在であり、それは選手ではない。クリスチアーノ・ロナウドは勝者であり、私もまた勝者だ。」
(なんかだんだんあやしい人になってきた)
「結果が、誰がベストなのかを決める。私は謙虚さを失わないし、以前の選手たちを忘れはしない。今シーズン私は、勝てるものなら何でも、CLでも、勝利したいと願う選手たちと共に、熱狂的なシーズンを過ごした。心の中には、私が指揮したチームを忘れられないでいる。これは素晴らしいこと、私はインテルの選手たちを忘れないよ。」

(バルダーノのコメントを1つ飛ばして)

「私は既に今朝、ラウルと話をした。私は時間を無駄にしない。バルデベバスで朝食を共にして、彼と話をした。それに、監督と選手の間に、プレスの入る余地はない。」
「ペジェグリーニがマドリーで成してきた仕事には敬意を持っている。彼に素晴らしい未来があり、彼の野心に見合ったものを見つけられるよう願っている。ただ、昨シーズンのレアル・マドリーについて話したくはない。確かに、私はほとんどすべての試合を見た。しかし、私が進みたい道ではない。過去について話したくはない。」
「私は、アンチバルセロニスタではない。私はマドリーの監督であり、バルセロナのことは心配していない。私が心配しているのは、偉大なマドリーを築くことだ。バルサはチャンピオンズと国内リーガでの大きなライバルだが、今はバルサのことを考えたいとは思わない。もし私がバルサに憎まれているとしても、それは私の問題ではない。」
「アイデンティティは、国籍と関係がない。クラブのアイデンティティは永遠に変わることはないだろう。フットボールのアイデンティティが私と選手たちに影響する。私は選手たちについて話すのが好きではない。なぜなら、レアル・マドリーの監督がある選手について話をすると、その選手の価格が1000万ユーロも跳ね上がるからだ。昨シーズンをベースにしたチームと共にあるというのは嬉しいことだ。我々に劇的な変化は要らない、ただ3人か4人の選手が、理想的な戦いに順応する可能性を挙げるチームを持つ(ために必要?)。マドリーの新加入選手について、(マスコミが)そんなにたくさん書くような夏にはならないだろう。より落ち着いたものになると私は考える。」
「レアル・マドリーにいるために、特別なプレッシャーを感じるということはない。」
「私はUEFA杯のファイナルを1回、チャンピオンズのファイナルを2回戦った。我々は、ファイナル3回に勝利し、8ゴールを決めている。嘘が繰り返されるなら、賢い人にとってはこれは嘘になるだろう。それ以外の人にとっては、これは真実だ。(?)」
(守備的な監督だといわれることを否定)「組織された試合とディフェンシブな戦い方は、別のものだ。チームが良く組織された守備をしていると、選手たちは攻撃も守備もうまくやるものだ。」
「日々学ぶ謙虚さを持つことが非常に重要だ。イタリアのリーグは非常に難しいもので、いま私は2年を過ぎ、より優れた監督となっている。私がスペインのリーグでの仕事を終わる時には、同じことが言えたらと願う。異なる複数のリーグで仕事をすると、監督というものは、より学びよりリッチになるものだ。私はとてもリッチで戦術的にも洗練された監督だ。」
「私は、モラッティと次の監督について話てはいない。しかしインテルには、未来に向かうチームがある。確かにベテランの選手たちもいるが、今日と明日の成功のために再建されているチームでもある。相応しい監督が必要だ。い聡明な監督であることを願うし、その人は幸運だろう。私は彼に、3冠を得たチームを渡すことになるのだから。」

モウリーニョとの契約について、バルダーノが回答する。
「違約金満額を払ってはいない。我々は、満足できる合意に達した。」

再びモウリーニョ。
「私は挑発的な人間ではない。私は働く人間であり、人に敬意を払いたい。もし我々が完璧な敬意をもてるのなら、そうでなければ、私は何の問題もなく私のチームを守るだろう。しかし、挑戦的にということではない。」
「私はチームが持つ哲学に適応する監督であり、選手たちのベストを引き出そうと努力する。通常、私と共に仕事をした選手たちは、その仕事のおかげで再評価される。チームにはバランスが必要だ。ボールがあってもなくてもうまくプレイし、攻撃的にも守備的にも良い状態で、精神的にもバランスが取れていて、試合に勝利し、クオリティに加えて、精神力も心理学的な力も必要なビッグマッチでも勝利しなければならない。そうした精神的な力のないクオリティだけでは、タイトルを勝ち取ることは不可能だ。」
「ラウルについては何も言うつもりはない。なぜなら、私はまだクラブと話をしていないからだ。私はきょう到着して、レアル・マドリーのために何もしていないし、まだレアル・マドリーの歴史にも入っていない。ラウルはそうだ。だから私は彼を尊敬し、正直である必要がある。私は彼を選手としてはまだ扱えない。」
「フットボールは、戦術やトレーニング以上の存在だ。フットボールは、異なる人間たちで構成されたグループによって戦われる。彼らは共にトレーニングをし、家族となる。クラブは、2つ目の家族だ。そうなるためには、十分に共感を持つことが必要だ。この共感を持つ時の後、彼らは永遠に私の選手たちとなる。ポルトやチェルシー時代、私は選手たちと話をし、今でも、まるで彼らが私の選手たちであるかのように彼らの話をする。この関係を、いま私はレアル・マドリーの選手たちとの間に作りたいと思っている。ときどき、私は以前の私の選手たちを懐かしく思う。多くの思い出がある。あなたが辞めるなら自分はプレイしない、そう言ってくれる選手もいる。」
「何よりも重要なのは、ヨーロッパのタイトルを取ることであり、その後にすることではない。それは、なぜあなたが彼らと共に飛行機に乗らないのか、ということによる。(またここもよくわからない・・・)」
「チャンピオンズリーグの上位までいけるという約束は出来ない。フットボールはフットボールだ。私が約束できるのは、レアル・マドリーはシードされないが、抽選の際には、我々ではなく、レアル・マドリーと対戦しなければならないチームが恐怖を感じることだろう。我々は、インテルやチェルシー、バイエルンと戦うかもしれないが、私は、我々のロッカールームではなく相手のロッカールームに恐怖があってほしいと思う。我々にとっては同じこと。伝統的な抽選の後、私は常にもっとも難しいものがあると感じるが、考え方はこうだ。マドリーは近年、チャンピオンズではひどくネガティブな歴史を作っている。しかし今はゼロからのスタートだ。我々は強迫観念など感じずに、1試合1試合を戦っていくことになる。そしてウェンブリーに到達する夢を見ていたい。私へのプレッシャーは、私の仕事を難しいものにしないようにしよう、というモチベーションの要素になる。」
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MARCAの速報をそのまま訳していこう、と思ったのに、途中で寝落ちしていました。速報なのでMARCAの記事自体にもだいぶ荒っぽいところがありますが(私の訳はそれ以上かもしれませんが)、とりあえずこんなところで。

Veteranos

2010-05-31 20:23:15 | football

Real Madrid Veteranos 4-3 Milan Glorie
マドリーのゴール:ブトラゲーニョ(11)、アマビスカ(37)、アルフォンソ(52、85=PK)
ミランのゴール:マルコ・シモーネ(4)、ルイ・コスタ(6、57)

Real Madrid Veteranos: Buyo, Chendo, Fernando Sanz, Sanchís, García Cortés, Gallego, Karembeau, Zidane, Figo, Butragueño y Santillana. También jugaron, Contreras, Jaro, Rojas, Ramis, Rubio, Sabido, Julio Llorente, Iván Pérez, McManaman, Amavisca, Velasco y Víctor.

Milan Glorie: Rossi, Cafú, Costacurta, Baresi, Maldini, Evani, Boban, Serginho, Simone, Rui Costa y Massaro. También jugaron: Nava, Contra, Weah, Papin, Braglia, Fuser, Galli, Panucci, Lentini, Carbone y Eranio.

半端な時間に始まるし(午前2時)、月曜は朝から晩まで進捗会議なんで、起きるのどうしようかなあと思っていたのですが、これはもう、起きて見て良かった。ひたすらおっさんたちの顔見ながら「うわー、○○だー、うわー」って言ってるだけでしたが。選手たちは、皆それぞれの背番号を背負っているので、5番や7番が、同時に何人もピッチ上にいる場面も。

個人的には、何といっても、ジダンとフィーゴ! とにかくジダンは本当にすごい。存在感というか、空気、雰囲気が違う。エレガントの一言に尽きる。やっぱりこんな選手、なかなか出てこないんだ。
そしてフィーゴ。今から現役に戻らない? と言いたくなる(これはルイ・コスタもだな)。キレがあるというか、スピードの緩急のつけ方とか、あの頃のフィーゴのまま。ジダンとズレもなくパス交換してるのなんて見ていると、たまらん。

あとは・・・なんでしょうね、両チームともに有名選手ばかりなので、「あの人がこんなに!」というのがやっぱり楽しい。バレージのお腹とか、だいぶまるくなったマッサーロおじさんとか(清水サポ的に懐かしい)。パヌッチはミランで出場。でもベンチにいたパヌッチ息子は、カカ白ユニ着用。
試合中にフェルナンド・サンスが、サンチスの話を真面目に聞いてるのが楽しい。イエロがいないのは残念だったな。カランブーも、身体に厚みが出てる気もするけど、動きは悪くないな。マッカは出場時間が短くて残念。アマビスカ、普段マドリー・ベテラノスで活躍してるだけあって、身体の動きも持久力もちょっと違う。ミランだと、カフーと、あとやっぱりマルディーニ。この辺りの動きは、ベテラノスの中では反則だ。
まとめると、30代と40代の間には、厳然たる差が存在したという……ま、楽しかったです。






新?

2010-05-31 00:07:32 | football
ヌエバ・カミセタ
MARCAいわく、これがマドリーの来シーズンのカミセタなんだそうです。ラインの色は黒から青へ、袖のデザインはスペイン代表のものと同じ、襟元はもう少し広め。襟付きなんですね、これ。何よりも目立っているのは、エンブレムから指してる後光……ま、このくらいなら見慣れるか。そう願いたい。セカンドユニはまだわかりませんが、緑色ではないはず…そう願いたい。

ちなみにMARCAよると、スペイン国内では火曜日から発売、ただし先行して南アフリカでは発売が始まったそうなんですが……これ、本物?


Schruns

サウジ戦翌日、スペイン代表は、バスで2時間ほどかけてインスブルックからシュルンス(Schruns)へ移動。滞在するホテルでは、地元の人たちが集まっていろいろと歓迎してくれたようです。天候は雨だったそうですが、各選手の名前の入ったシャツを着た子供たちがひとりずつ、傘を持って選手たちをホテルまでエスコートしてくれる、というかわいい企画付き。結局は選手たちが傘を持ってあげてるのが微笑ましい(日が当たってるようですが、降ってるらしい)。
この日予定されていたトレーニングは、代表チームのフィジオセラピストたちが、リヒテンシュタインで行われているU-17のファイナルのサポートに行ってしまったため、キャンセルされたとのこと。

追加:弟分の応援
同日に行われたU-17欧州選手権のファイナル(スペイン1-2イングランド)に、スペイン代表の選手やスタッフたちが応援に行っていたそうです。一方、レイナ、アルベロア、アルビオル、フェルナンド・トーレス、シャビ・アロンソ、ビジャは、合宿地のシュルスに残ってトレーニングやマッサージを受けていたとのこと。

まだまだですね

2010-05-30 08:40:34 | football

かっこいい写真、のはずが、左を見ると気が抜ける(ブスケツ鼻栓装着中)。


親善試合
スペイン代表 3-2 サウジアラビア

スペイン代表のゴール:ダビド・ビジャ(31)、シャビ・アロンソ(60)、ジョレンテ(90+2)

GK:イケル
DF:セルヒオ・ラモス(60、カプデビラ)、ピケ、プジョル(60、マルチェナ)、アルベロア
MF:ブスケツ、シャビ・アロンソ、シルバ(60、ヘスス・ナバス)、イニエスタ(59、ペドロ)、チャビ(74、ハビ・マルティネス)
FW:ビジャ(70、ジョレンテ)

各方面から悪評名高い新しいW杯用ボールですが、イケルもいたくお気に召さない様子。
「ときどきちょっと悲しくなる。W杯のようなビッグトーナメントで、ボールのような重要なアイテムが、あんな最悪なコンディションだなんて。」
「GKの不満というだけじゃなくて、フィールドプレイヤーも同じことだ。いまボールについて多くの議論があるのはノーマルなことだ。なぜならあのボールは新しくてW杯用のものなんだから。でもありがたいことに、今回はGKだけじゃなくてフィールドプレイヤーも不満があるようだね。」

チャビ
「このチームは快適だ。僕たちはうまくやっている。結果はこうなったけど、でも勝利は常に良いものだ。僕たちはまだ、W杯の準備に15日間使える。ボール? 慣れの問題だけど、実際うまくいくだろうと思うよ。できるだけ早く慣れないとね。」


後から追加:散漫な感想
まずは、ペドロとハビ・マルティネス、デビューおめでとう。先発は、バルサ6人マドリー4人+シルバ、という、なんだかとってもな組み合わせでスタート。眠い目をこすりつつの、かなり散漫な感想。
まだ始動したばかりだし、最初からトップコンディションになっても仕方ない。という理由をつけて納得することにした試合。開始直後から、セルヒオ・ラモスがイケルの神経逆なでするようなバックパスを放っていたり、ブスケのとこでボール奪われるのが多いのが気になったり、最初の失点はピケの付きそこないとイケルの出方も半端な感じだし、右サイドの攻撃生きてないし……ひとことでまとめるとコンディション整ってない、という感じでした。
それでもちゃんと点入れてくるビジャはえらい。イニエスタの落ち着きなんかは、もうさすが。あと、シャビ・アロンソはマドリーのときより、中盤をコントロールしてます感が高い気がします。ま、この1試合でどうこういうことでもないですが。シャビ・アロンソのミドルレンジからのゴール、もっとあありうの、マドリーでも打ってくれたらよろしいのに。
セルヒオ・ラモスは、もうラテラルへの志向はないのか。何か変な出来だ。逆側、左ラテラルはアルベロアが先発しましたが、途中から出てきたカプデビラ見ると、やっぱりカプの方が良いなあと思う。攻撃面で特に。でもアルベロアは、左右いけます、というのはやっぱり有利かも。
途中出場で他に目に付いたのは、ヘスス・ナバスの切れっぷり。流れを変えるのに最高なワクワク感がある。
あと、最後の最後にきちんと結果を出したジョレンテ。なんであんなにユニ(上下とも)ぴちぴち?



帰国
解任が正式に決まり、チリに帰国したペジェグリーニは、空港にいた人々に拍手で出迎えられたそうです。

マヌエル・ペジェグリーニ
「私が何かミスを犯したとは思わない……私は既にスペインで5シーズンを過ごした。監督がレアル・マドリーではほんの短い期間しか続かないことも知っていた。おそらくそれが間違いであり、正されていくべきものなんだだろうが。」
「私にとって、これは重要なチャレンジだったし、何に対しても申し訳ないと感じるものはない。」
「私は、レアル・マドリーがどういうものかわかっている。私は常に、私が望んでいたとおりに、あらゆる決断についてのサポート(承認?)を得ながら、選手たちの中で自身を管理していた。残りは(人?)、クラブがどういうものだったか知っていた。」
(将来について)「何も。」
(今はただバカンスを取るだけで、地元メディアによると、息子(娘?)の結婚式に出席する予定とのこと。)
「でも、来シーズンの仕事を始めたいとも思う。もしそうならないなら、この先わたしが何をすることになるか、見ていく必要があるだろう。」


現時点では
2日ほど前にフランスで報道されていたところによると、モリエンテスの代理人(って、ヒネス・カルバハルなんですが)が「But! Marseille(ゴール!マルセイユ、週刊誌らしい)」のコラムで語ったところによると、

「フェルナンドには1年の契約が残っている。彼はそれを尊重する意思がある。彼は、OMに対してとても良い感触を得ている。現時点で、クラブの人物が我々に対し、フェルナンドの移籍を望むようなことは、伝えてきてはいない。」

また、名前が挙がっていたガラタサライとはコンタクトを取ったりはしておらず、6月28日にプレシーズントレーニングに合流する予定とのこと。
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居場所があるのは良いことだとは思うんですが、やはりあの成績で残留でしかも給料も安くない、ということから、フランス紙の反応としては「あれで残る気か?」という批判的な感じ・・・。

公式発表:モウリーニョ

2010-05-29 05:04:11 | football
レアル・マドリーC.F.とFCインテルナツィオナーレ・ミラノは、本日、ジョゼ・モウリーニョをレアル・マドリーの新監督とすることで合意に達した。この両クラブ間の合意は、本日午後にミラノで行われた、インテル会長マッシモ・モラッティと、レアル・マドリー会長フロレンティーノ・ペレスの間の会談によって生み出されたもの。会談は、両クラブ間に保たれている友好的で誠意のこもった関係によるものであった。
ジョゼ・モウリーニョは、レアル・マドリー新監督として、5月31日月曜日13時より、サンチアゴ・ベルナベウのプレスルームでプレゼンテーションを行う。



タイトル羅列
ジョゼ・モウリーニョ(1963年1月26日、ポルトガル、セトゥバル生)は、サンチアゴ・ベルナベウにおいて、インテル・ミラノをヨーロッパ王者であることを示した1週間後、レアル・マドリーにやって来た。45年に渡って最高のトーナメントでのタイトルから離れていたネラッズーリで、今シーズンはスクデットとコッパ・イタリアをも獲得し、インテル史上初の三冠を成し遂げた。ミラノにおける最初のシーズンでも、モウリーニョは既にスクデットとスーペル・コッパ・イタリアーナを獲得している。

しかし、イタリアで成したタイトルは、ジョゼ・モウリーニョのキャリアにおいて初めてのものではない。モウリーニョは3シーズンを過ごしたチェルシーからミラノにやって来たが、チェルシーでは6つのタイトルを獲得している。最初のシーズンにはプレミアリーグとカーリングカップで優勝、翌シーズンには再びプレミアリーグ制覇、その次のシーズンにはFA杯とカーリング杯をもたらした。

チェルシー、インテルでの成功に先立って、モウリーニョは自身の国でも優れた功績を示した。彼の指揮下で、ポルトは03/04シーズンにクラブ史上2度目となるヨーロッパ制覇を成し遂げ、また4シーズンぶりにポルトガルでの王者にもなった(02/03)。スーペル・リーガのタイトルは2年連続(03/04も)。ポルトを率いた2年半の間に、他にもUEFA杯、ポルトガルカップ、ポルトガルでのスーパーカップを獲得。
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金曜日、フロレンティーノ・ペレスはミラノに出向いて、モラッティさんと親しく交渉してきたそうで、元々1600万ユーロとされていたモウリーニョの違約金を800万ユーロまで値切ったそうです。もっとも、0_0empateさんには、800万ユーロの2回払いだという情報も(ソースがどこかはわかりませんが)。現時点でマドリー公式としての発表はありませんが、モウリーニョは4年契約、年俸1000万ユーロを受け取るとのこと。
ここ一番のポイントで自ら交渉に出向くペレス、その辺りはさすがだなと思いますが、ついでに余計な交渉もしてきたんじゃないかという心配も・・・・・・。一応AS情報によると、今回は選手に関する交渉後とは行われなかった、とのことですが。

2つ下の記事で始めたモウリーニョインタビューですが、1つ目すらまだ終わっていない上に、ASには2つ目のインタビュー(続き)がアップされていました。長い。長いよ・・・・・・。スペイン代表の方も気になるし、全部は無理かもしれませんが、一応目は通しておきたい。で、また気になるところから抜き出していこうかな・・・。

マラガ売却?

2010-05-28 07:11:41 | football
ASで見つけてちょっと驚いた記事。ものすごく簡単にまとめて。

カタールの首長の近親であるSheikh Hamad Bin Khalifa Al-Thani氏が、マラガを買うことで、フェルナンド・サンスとの間で口頭で合意した模様。価格2500万ユーロ。数日中にサインがされる。フェルナンド・サンスは中東でクラブの買い手を捜していたが、4月後半から交渉が進展していた。

ついにオイルマネーがリーガに流入する、というニュース。でも、クラブ1つ買うのに2500万ユーロって・・・安くないですか。選手1人でこれくらいの移籍金が発生する例は珍しくないし。
フェルナンド・サンス、セグンダにいた時からマラガの資金やり繰りに一生懸命だったけど、プリメーラで安定してやっていける方法を探していたんだろうなあ。日本人が外からそんなこと言っても仕方ないですが、でも、やっぱり微妙な抵抗感を感じる。うまく言えませんが。最終的にはどうなるんだろう・・・。

所信表明

2010-05-27 21:36:46 | football
追加:豪快に間違っていたところを直しました(カカについて言及している箇所)。おもいきり真逆です。すみません。


クビにされた側、次に雇用される予定の側、さっそく嵐のようにあれこれ記事が上がっていますが、素直に一番読みたいところから行こうかと思います。ASのモウリーニョインタビュー。で、普通ならアタマから読んでいくべきであろうところを、これも素直に気になるところから。後で埋める気になったら、残りを埋めます。(ちょっとずつ増やしてます)。

Q:レアル・マドリーで求めていくゲームスタイルは?
M:マドリーはバランスの取れたチームとなるだろう。タイトルを得るために戦うチームは、自身の長所にも短所にも気づくべきだし、一体となって戦わなければならない。タイトルを取りたいと願うチームは試合に勝たなければならず、試合に勝ちたいチームは良いプレイをしなければならない。我々は、自身のアイデンティティを持った1つのグループとなり、どこを真似することもないだろう。そのアイデンティティは、選手たちと私で示すものだ。そのため、我々は大いに働く必要があるだろう。プレシーズンは、ワールドカップの後と言うことで奇妙な感じがするだろうし、またおかしなことにプレシーズン只中の8月11日に代表戦が組まれている。それでも我々は、最初の公式戦に良い状態で到達しなければならない。

Q:マドリーではどんな戦術をつかうつもりか。4-3-3、4-4-2、4-5-1・・・。もう決めたか、これから見ていくか?
M:最終ラインに4人置くのが好きだが、しかし私のチームは3人でもプレイできるよう準備する。私はディフェンス3人だけでも多くの試合に勝ってきた。チェルシーでは、DF3人で5試合に勝利した。インテルでは昨シーズンに3試合、今シーズンに1試合、そうやって勝利した。我々は通常最終ラインに4人置くが、アシュリー・コールやマイコンのように、ラテラル2人は攻撃的だ。中盤では、ひし形かトライアングルでプレイできるだろう。中盤をトライアングルにするなら、3人のFWを置くことになる・・・

Q:あなたの仕事はホルヘ・バルダーノと適合していけると思うか?
M:完全に適合できる。(2人の)関係が機能することに疑いはない。なぜなら、ホルヘ・バルダーノは選手の経験も監督の経験もあり、そして私もその両方の経験があるからだ。そして私は、互いの自治権、領域を尊重しなければならないこともわかっている。スポーツディレクターが、ロッカールームにやってきて選手に話をしたがるとは思わない。契約や何かのことについて話し合うだろうが、その仕事ははっきり定義されるものだ。私はカルバーリョの獲得を望んだ。ブランカは私に、ルシオの方が良いと言った。そうなのか?と私は言った。そして私は彼のアドバイスに従った。グループが、あらゆるレベルで機能していることが、監督にとっては何よりだ。

Q:ラウルとグティについてのプランは?
M:ベテランは、幸福であることに値する。別のチームでプレイして幸せになることもできるし、長い時間をすごしてきた彼らの家であるチームの中で別の役割を負って幸せになることもできる。

Q:これまであなたが指揮してきたチームでも、こういった(ベテランに対する)決断をする必要はあったか?
M:マテラッツィは、CLファイナルの最後1分間プレイすることで幸せだったし、コルドバもそうだ。そういった状況にある選手との間に問題が起きたことはない。なぜならその選手は、そういう責任を負わねばならないからだ。あるとき、私はボルトンでフェルナンド・イエロに会ったが、彼はそこで幸せだった。もし、36歳になった選手が、どの試合でもレギュラーでありたいというなら……マルディーニやサネッティのような例はごく稀だ。選手は、自身とチームに対して正直であらねばならない。私にとってグティは既に考慮外の存在だ。彼の発言を読んだが、私にとってはそれが重要だ。彼はファンにお別れを言い、ピッチを回ったという……。

Q:それは、彼がレアル・マドリーでは続けないだろうということか?
M:もし後で彼が意見を変えたとしても、もうそれは意味がない。私は、ただ1つの見解を持つ人を好むし、それが優先される。一方で、ラウルは静かなままだ。彼が何かを言ったとは、聞いていない。彼は常に非常に落ち着いている。であるから、マドリーに行ったら、もし彼が私と話したいと望むなら、私は彼と電話で話をするか、あるいはどこかで会いたいと思っている。

Q:ベストの状態のカカは戻ってこられるのだろうか? イタリア時代のカカは、あなたが好きな選手だったか?
M:彼は負傷していて、リーガの最後数ヶ月間は自尊心を失っているように見えた。しかし、彼が最高のレベルに戻るのに、少しの問題もあるとは思わない。彼はスペースを得て均衡を崩すのに、高い信頼のある選手だ。

Q:イグアイン、カカ、クリスチアーノは、よりディフェンス面で献身的になるのか?
M:簡単なこと。チームはチームだ。同じ考え方で、アタッカーは他のラインが彼らのために働いてくれることを望むだろうし、試合中やシーズン中には、アタッカーたちがチームにとって良いものとなるために犠牲にならねばならないこともあるだろう。チェルシー時代に、途中で10人になってしまった試合の事を思い出す。その時は、テリーがGKをしなければならなかったが、突然ドログバが手を挙げて、私に言ったんだ。「俺がセントラル(CB)をやる」と。私たちはこうしてプレイしたし、同じことが今シーズンのバルサとの試合でもあった・・・そして、これこそがチームだ。90分間に渡って、敵を上回り続けるというのは非常に難しい。チームのためになり犠牲となる必要がある、そういった時は常に存在する。


Q:あなたはいつも、選手を守るために自身を磨り減らす人で、そのために、敵となるものを求めるのを好むようだ。スペインでは、その敵とはバルセロナになるのか?
M:そういうものではない。私は誰の敵でもない。アンチバルセロニスタでもないし、アトレチコに対してもミランに対しても同じだ。私は何でもない。私はインテルの熱狂的ファンであり、これからはマドリーの熱狂的ファンとなるだろう。私は謙虚にいくつもりだ。しかし、私が修正したいと思うこともいくつかある。例えば、ファンは毎日のトレーニングを公開してほしいと思うだろう。間違いなく、何日間かはトレーニングがプレスやファンに対して公開されるはずだ。しかし非公開のトレーニングもある。それが必要だからだ。だとしても、私はどこに行っても敵にはなりたくない。ずっとそうならないでいたいというのが私の意志だ。

Q:ラポルタは、あなたの息子はバルセロナだ(生まれた場所?)と言っていたが・・・
M:私の息子はバルセロナではない。息子は父親のファンで、誰が彼の父親を尊敬し、誰がそのサポートと情熱に価するのかをわかっている。彼は、90分間に渡って、父親にヤジを浴びせるようなチームのファンにはなり得ない。彼はポルトが好きで、チェルシーが好きで、そしてここでの経験で情熱的なインテリスタになっている。これからはレアル・マドリー、現在そうであるものだ。

(すごく間が飛んで)

Q:マドリーに、あなたは何を与えられるか?
M:これまで私が働いてきたクラブに与えてきたものすべてを、マドリーに与えることができる。私は長時間にわたってクラブの内側で仕事をする、フットボールの外の私の人生というのはお粗末なものだ。私の人生は、私の家族と私のクラブにある。マドリーの街を散歩する暇もないし、テニスやゴルフをする暇もない。完全に専念することを約束する。
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グティ、いきなりすごい逆境ですね。ただ、何となくですが、挽回のチャンスはあるだろうという気もしています。
でも、テニスやゴルフをする暇もないとか、マドリーの選手たちの動向(テニス観戦に行ったりゴルフコンペ出たり)を把握した上での牽制なのか?

監督交代

2010-05-27 05:24:07 | football
マヌエル・ペジェグリーニ監督の解任が発表されました
ペジェグリーニは、フロレンティーノ・ペレスがクビにした、6人目の監督だそうです。ビセンテ・デル・ボスケ、カルロス・ケイロス、ホセ・アントニオ・カマーチョ、マリアノ・ガルシア・レモン、バンデレイ・ルシェンブルゴ。

ジョゼ・モウリーニョの招聘が発表されました
まだ正式な契約は済んでいませんが。




嵐の予告

2010-05-27 00:28:43 | football
マドリー公式に、本日18時30分に役員会が召集され、その後、フロレンティーノ・ペレスが会見を行う、というオフィシャルノートが出ました。
ASのサイトは既に、「モウリーニョと全面合意」という見出しをトップに掲載・・・今見たら、モウリーニョが「スペインに行く」と言った、という見出しに変わってました。その他の報道などではもう少し慎重な見方で、ペジェグリーニの解任が正式に発表されるだろう、というもの。
いずれにしても、まだ当分の間、監督ネタに絡むニュースの嵐だろうと思われます。


まだバカンス行ってないのか



マドリー公式からの他のニュースは、グティとデュデク、グラネロが、ゴルフのマドリー・マスターズのオープニングコンペに参加、セルヒオ・ガルシアやミゲル・アンヘル・ヒメネスと共に18ホールを回った…のは、ゴルフフリークのデュデクとグティだけでした。グラネロ、審判の練習、って何です?


マドリーでも、最近流行のピケとイブラみたいな……にはならないか、さすがに。



日々状況が変わっていくようなので、こんなプランもどうなるかわかりません。
ラウルは、バカンス中に、続けていくか離れるかを決めるだろう
今週末には、完治の保証を受けられる予定

去る4月24日、ラウルはラ・ロマレダでヒーローとなった。足を痛めていながらもゴールを決め、この結果マドリーは、最終節までリーガのタイトル争いでバルセロナにプレッシャーをかけていくことができた。しかしラウルの負傷は当初予測されていたよりも重いものだった(脛腓靱帯前側下側のに関連してグレード2の捻挫)。それがラウルの、白ユニフォームを着ての最後の試合となったのだろう、という解釈が多く見られた。
既に先週金曜、カピタンに対しドアを開いた(出てっていい、という意)このクラブは、ラウルの決断を尊重すると説明しているが、それでも、2011年まで残る1年の契約を解消する可能性が存在し評価されていることは間違いない。
ラウルはこうしたゲームへの参加は望まず、一歩一歩ステップを踏みたいと考えている。彼は現在マドリーに残り負傷のケアを続けている。毎日午前中にバルデベバスに行き、リハビリを行っている。そして今週末には、メディコからの完治証明が得られるだろう。そこからバカンスが始まることになる。ラウルは、残るか出るかをじっくり考えられるようになる。モウリーニョがやって来ることは、ラウルが当初考えていたマドリーでのキャリアの終わり方についての考えを変化させるかもしれない。モウリーニョの存在は、ラウルにとっての挑戦となる......。

プレシーズンを最高の状態に
ラウルは常に、マドリーでのプレシーズンに、最高のコンディションでやって来た。特に近年は、プレシーズンステージの当初に行われるフィジカルテストで、ことごとくトップの座を得てきた。このテストは、カペッロが実施、その後シュスターや昨夏にはペジェグリーニも行っている。驚異的なフィジカルを誇るクリスチアーノまでが、昨夏のアイルランドにおけるプレシーズンステージで、カピタンのリズムに着いていくのに苦労した。負傷をよくケアしてきたラウルは、モウリーニョの指揮の下でのトレーニングを、フィジカル的な問題を抱えることなく始められるだろう。
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スペイン代表:背番号修正

2010-05-26 23:11:56 | football

リンクで大きい画像へ


「交換しよう」「そうしよう」

 1:イケル・カシージャス
 2:ラウル・アルビオル
 3:ジェラール・ピケ
 4:カルロス・マルチェナ
 5:カルレス・プジョル
 6:アンドレス・イニエスタ
 7:ダビド・ビジャ
 8:チャビ・エルナンデス
 9:フェルナンド・トーレス
10:セスク・ファブレガス
11:ジョアン・カプデビラ
12:ビクトル・バルデス
13:ファン・マタ
14:シャビ・アロンソ
15:セルヒオ・ラモス
16:セルヒオ・ブスケツ
17:アルバロ・アルベロア
18:ペドロ・ロドリゲス
19:フェルナンド・ジョレンテ
20:ハビ・マルティネス
21:ダビド・シルバ
22:ヘスス・ナバス
23:ペペ・レイナ

何事も自由に

2010-05-26 06:09:43 | football


翻意
ASから

グティはバルダーノに対し、「俺は来シーズンもマドリーで続けたい」
Cadena SERが報じたところによると、グティはクラブに対し、残る1年の契約を全うしたいと求めている。

Cadena SERが20時に報じたところによると、ホセ・マリア・グティエレス・”グティ”は、火曜日にクラブのGMホルヘ・バルダーノに会い、残り1年の契約を、マドリーで続けるという意思を伝えたとのことだ。
グティは、2009/2010シーズンをもってサンチアゴ・ベルナベウを離れるという意思を公にしていた。グティは、カナル・プルスの番組Informe Robinsonで初めて、自身が育ち全てのキャリアを過ごしてきたクラブを離れるという意思を口にした。
サンチアゴ・ベルナベウでのグティの最後とされる試合は、アスレチック戦だったが、グティがスタジアムに訪れたファンに別れを告げる、まさにそのようなものだった。試合の終わりに、グティはピッチの4つのコーナー付近に向かい、手を高く上げ、拍手を受けていた。
リーガの最終節、最終的にバルセロナが優勝した試合では、グティは、ペジェグリーニのベンチの主役となっていた。神経質になっていたグティは、クラブの代表役を務めていたチェンドと、激しいトーンで言い争いをしていた。
そして今、メレンゲの「14番」は意見を変えているようで、彼はレアル・マドリーとの契約を全うすることを望んでいる。そしてこのことを、火曜日の午後に、ホルヘ・バルダーノに伝えた。

ABC.esから、コメント。
「今俺はバカンス中だが、フットボールは続けるつもりでいる。レアル・マドリーとの間には1年契約があり、それを続けたいと思う。」
「俺の最優先事項は、続けることだ。だけど、人生には多くの曲がり角がある。」
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イエロと一緒
24日、スペイン代表の行事に出席、表彰を受けたりRFEFのミュージアムオープンに付き合ったり…としていたラウルは、翌日もラス・ロサスへ。イエロと一緒に、代表のトレーニング(たぶん夕方)の様子を見学していたようです。また、シエラレオネの脚を切断した人たちのフットボールチームがラス・ロサスを訪問し、RFEFのサッカースクールと交流するイベントがあったようですが、ラウルはこのスクールの責任者と親しい、とあったので、こちらにも顔を出していたのかもしれません。


メダルを拾ってくれた優しいおじさん。


貴重な1枚

2010-05-25 22:49:04 | football
この画像1枚で、記事1個分に匹敵。



頂いたメダルを落としてしまった瞬間の、カピタン・ラウル。
マドリーを見始めてから、だいぶ、何年かたちますが、ここまで素でビックリ顔晒したラウルは、初めて見たと思う。たぶん。
カメラさん、よく撮ったなー。


追加:正面から。

背番号

2010-05-25 04:44:48 | football
背番号
 1:イケル・カシージャス
 2:ペドロ・ロドリゲス
 3:ジェラール・ピケ
 4:カルロス・マルチェナ
 5:カルレス・プジョル
 6:アンドレス・イニエスタ
 7:ダビド・ビジャ
 8:チャビ・エルナンデス
 9:フェルナンド・トーレス
10:セスク・ファブレガス
11:ジョアン・カプデビラ
12:ビクトル・バルデス
13:ファン・マタ
14:シャビ・アロンソ
15:セルヒオ・ラモス
16:セルヒオ・ブスケツ
17:アルバロ・アルベロア
18:ラウル・アルビオル
19:フェルナンド・ジョレンテ
20:ハビ・マルティネス
21:ダビド・シルバ
22:ヘスス・ナバス
23:ペペ・レイナ


キャップ数のある選手から好きな番号を取れるルールだったと思いますが、それが回りまわって、ペドロが2番というミスマッチに。DFは・・・アルベロア、なんで17番?

長い道の1日目

2010-05-24 23:24:30 | football

大きいのにリンクしてます

スペイン代表周辺ダイジェスト
1個1個の記事を読んでいくのは面倒(というかムリ)なので、ざっくりと。

ラス・ロサスに集合。トレーニングより前に、まずは一連の行事。
ドン・フェリペ・デ・ボルボン(要するにフェリペ皇太子)が、代表集合初日の午前中のうちに、ラス・ロサスを訪問。選手たちを激励し、サッカー協会のミュージアムのオープニング式典に臨席するのが目的だった。


ビジャール(RFEF会長)の歓迎スピーチに続き、歴代のスペイン代表選手で、100キャップを超えた3人、アンドニ・スビサレッタ、ラウル・ゴンサレス、イケル・カシージャスに、RFEFの金メダルが授与される。またラウルとイケルには、スポーツ功労勲章の授与。その後、フェリペ皇太子から、代表チームへと激励の言葉。
そして公式写真撮影。

集合写真の様子はRFEFから頂いてきたものですが・・・段差が小さすぎて後ろの人たちは損してますね。見えないし。その中でも、プリンシペにまるかぶりされてまったく見えないのは、シャビ・アロンソ。たぶん

※後から追加:初日の様子

miyoさんに情報頂きました。壇上で、もらったばかりのメダルを落としてしまったカピタン・ラウル。めったに見れない、「ちょ!」という慌てた表情が(でもすぐに平静に戻るのはさすが)、ビデオの最後の方に。


禁止
スペイン代表では、今回のW杯のコンセントレーション・大会中における、選手たちのソーシャルネットワークサービス利用を禁止する模様。要するにtwitterとかfacebookとかやるな、ってことです。


スペイン代表スケジュール
ちょうどマドリー公式が載せてくれていたので流用。

5月24日:ラス・ロサスにてコンセントレーション開始
5月28日:オーストリア着
5月29日:親善試合サウジアラビア戦(インスブルック)
6月3日:親善試合韓国戦(インスブルック)
6月4日:ラス・ロサスに戻ってくる
6月7日:ムルシアへ
6月8日:親善試合ポーランド戦(ヌエバ・コンドミナ)
6月10日:南アフリカへ向け出発
6月16日:W杯初戦、スイス戦


ついでに他のマドリーの代表選手たちのスケジュール

アルゼンチン代表
5月20日:アルゼンチンサッカー協会の施設でコンセントレーション開始
5月24日:親善試合カナダ戦(ブエノス・アイレス)
5月28日:南アフリカへ向け出発
5月29日:南アフリカ到着
6月12日:W杯初戦、ナイジェリア戦
(アルゼンチン、またナイジェリアと当たるんだ)

ブラジル代表
5月21日:アトレチコ・パラナエンセのトレーニングセンターでコンセントレーション開始
5月26日:ブラジリア経由でヨハネスブルクに向け出発、ブラジリアでは大統領の激励
6月15日:W杯初戦、北朝鮮戦
(ブラジル代表、親善試合なし?)

ポルトガル代表
5月14日:コビーリャのスポーツ施設でコンセントレーション開始
5月24日:親善試合カーボベルデ戦(コビーリャ)
6月1日:親善試合カメルーン戦(コビーリャ)
6月2日:エストリル・プライアのトレーニング施設に到着
6月5日:ヨハネスブルクに向けて出発
6月8日:親善試合モザンビーク戦(ヨハネスブルク)
6月15日:W杯初戦、コートジボワール戦

オランダ代表
5月19日:オーストリアチロルのシーフェルドでコンセントレーション開始
5月26日:親善試合メキシコ戦(フライブルク)
6月1日:親善試合ガーナ戦(ロッテルダム)
6月5日:親善試合ハンガリー戦(アムステルダム)
6月14日:W杯初戦、デンマーク戦


ラフィJr. ダミアン君。よく似てる。



マドリー周辺
○モウリーニョ代理人、ベルナベウにて交渉中。


モリエンテス
ものすごーく久しぶりですが、モリエンテスについて。事細かに記事を読んでいるわけではありませんが、フランス紙の見出し、短めの記事などざっと眺めて。
とにかく、それほど高いわけでもなかった期待を大きく下回る結果になった今季のモリエンテス。契約はあと1年残っていますが、マルセイユ側は当然もはやモリエンテスを戦力と考えていない。そしてモリエンテスも、残った契約を穏便に解消する交渉に入っている、と報道があります。その後については、カタール方面?というのと、やや具体的に、トルコ方面からガラタサライという噂。ガラタサライ、どこかで聞いたことがある気がする。

各自

2010-05-24 06:56:23 | football
ペペ、完治
直接ポルトガル紙ではなくMARCA経由情報ですが。現在ポルトガル代表のコンセントレーションに入っているペペは、数日間はランニング等別メニューだったようですが、日曜日、4000人のファンを前にした公開練習で、他のチームメイトと共に全体練習をこなすことができたようです。
シーズンの半分以上を失うことにはなったけど、どうやら、間に合った、と言えそう。良かったね。


ラスのメッセージ
モウリーニョ一色で、それ以外のマドリーの選手がらみの情報は、探しづらいし探しても出てこないし、という状況。もっとも昨日の今日では、ラスの追加ニュースもすぐに出てくるというわけにはいかないかもしれませんが。
フランスのニュースから。フランス代表のコンセントレーションを離れるラスは、フリップボードにチームメイト宛のメッセージを残していたとのこと。
「君たちを信じている。幸運を。 J'ai confiance en vous. Bonne chance.」


今日から
合宿に入るの、一番遅いんじゃないかなあ。本日月曜日、スペイン代表は、ラス・ロサスに集合。