けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

ピンチ

2007-05-30 08:38:53 | football

なんてことを…
火曜日にマドリーに集合したスペイン代表は、ラス・ロサスで最初のトレーニングを実施。なんですが、大変なことに。トレーニング中にセルヒオ・ラモスとの接触プレイ(というかタックルをくらった)フェルナンド・トーレスは足首を打撲し捻ってしまったそうで、全治2週間の見込み。今回の2試合は出場できません。ラモス、トレーニングのときから本気なのもいいんですが、ちょっとは加減てものを覚えたほうが…
それよりも、これで純正デランテーロはビジャと初召集のソルダードのみになってしまいました。現時点ではシルバの初戦出場も無理ですし、アングロは右SBで使われるという噂もあるし、デランテーロは2枚のみ。モリエンテスが負傷しているのが実に惜しいというかタイミングが悪いと言うか。
追加召集のニュースは今のところ出ていなかったのですが、誰かFW1枚連れて行っても良いのでは。トーレスと同じタイプっていうのは無理かもしれませんが、今ならラウル・タムードとか。グイサは負傷していたと思いますので無理かな。あとはレバンテのサルバとか。
それか、すぐ傍にいるラウルとか…アラゴネス爺は呼ぶつもりなさそうですが。


30日午前:代替召集はルイス・ガルシア
この場合のルイス・ガルシアはエスパニョールのルイス・ガルシアです。UEFA杯ファイナルでペナルティを外し泣き崩れていた、あのルイス・ガルシア。ではエスパニョール公式サイトから、今朝の様子を。
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エルネスト・バルベルデがウォーミングアップを始めさせてからすぐにニュースが届いた。ルイス・ガルシアは笑顔でバルベルデ監督に挨拶をすると、ロッカールームまでダッシュしていった。数分のうちにシウダ・デポルティーバ(トレーニング場)を離れ、フルスピードでマドリードに向かった。ルイス・ガルシアは昨日負傷したフェルナンド・トーレスに代わって、EURO予選(リトアニアおよびリヒテンシュタイン、豪快に国名を間違えてました)を戦うスペイン代表に召集されたのだ。ルイスにとってこのレベルでは代表デビューとなるはずである。

「夢が現実になったよ。残念なのはこれが仲間が怪我をした代わりだということ。誰であってもこんな形で呼ばれるのは悲しいことだよね。それでもこれは僕に与えられたチャンスだ。できる限りのベストを尽くすよ。
昨夜は落ち着いていたよ。昨夜のうちから僕が呼ばれるかもしれないという噂を耳にしてはいたけど、本当になるかもなんていう過剰な予測はしなかった。負傷した選手が出ても代替が呼ばれないこともあった。いずれにしても、今朝になって新聞を見て、オプションの可能性はあるかもと思ったけれどね」

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悪くない選択だとは思います。が、バルセロナからはるばる召集するのだったらマドリーにいるラウルで良いのでは、という気がかなりするのですが。やっぱりアラゴネスは心底ラウルを呼びたくないようです。それともドメネク監督がさそり座(ピレスのこと)がダメだったように、アラゴネス爺にはラウルという名前が相性が良くないのか(ラウルとか、ラウル・タムードとか、ラウル・アルビオルとか…)。
ま、ともあれコマはなんとか揃いました。


手に持っているエスパニョールの袋はお土産かな…



第37節スケジュール

優勝争い、UEFA杯圏内、残留争い。同日同時刻開催にして公平性を保ちたいリーガと、重要な試合は時間差開催が嬉しいテレビ側。スケジュールを見る限りでは、概ねリーガの主張が通ったようですね。何もかかっていない2試合が日曜日に回された以外は、すべて土曜日21時キックオフであります。
さて。サラゴサvsマドリー、バルセロナ・ダービー、マジョルカvsセビージャはどうなるのか。ローランギャロスとかぶることはなさそうですが、どうせW様のすることですから。バレンシアは上がりも下がりもしませんので、放送はもうないかもしれません。

ある晴れた昼下がり

2007-05-29 16:58:45 | football
手術回避
月曜日のバレンシアは、代表選手は休養、残りの動ける選手は身体を動かしたようです。そんな中、モリエンテスは長引いている内転筋のMRI検査。
まず朗報です。以前からシーズン終了後に行われるとされていた肩の脱臼に関する手術ですが、現時点では手術の必要性はないとドクターから言われたそうです。本人談。再発の場合には手術の可能性は出てくるようですが、とにかくこれで心配の種がひとつ減りました。
さらに朗報。やはり手術が必要だろうといわれていた足指に関しても、手術が回避できるようです。これでシーズンオフは余裕を持って休養し、CL予備予選に備えることができます。
長引いている内転筋に関しても過度の心配は必要なく、まもなく復帰できるとのこと。もっとも「ほぼ完治…再発」を繰り返してはや1ヶ月。何をもって大丈夫なのか、実際にピッチに立ってプレイするまでは心配は続きます。もっともこのままシーズンオフに突入してしまうのでは、という気もしていただけに、残り2試合でバレンシア的にはもう何もかかっていない状態であっても、最後までシーズンを全うできれば嬉しいです。


ドナドナ問題
ドナドナ(名)
1:(あまり本意でなく)選手が売られること
2:代表に連れて行かれること

ドナドナする、ドナドナされる(動)
1:選手を売る、選手が売られる
2:代表に召集する、召集される

インターナショナルウィーク。残り2試合に勝負がかかっている各チーム、特に良い流れに乗っているマドリー、バルサ、セビージャにとっては嫌なインターバルでしょう。この3クラブのドナドナされた選手を調べようと思ったのですが、あまりに多くてわからなくなってきました。

マドリー:ロビーニョ、マルセロ(ブラジル)、ガゴ(アルゼンチン)、ディアッラ(マリ)、セルヒオ・ラモス、イケル(スペイン)、アダン、トーレス(スペインU-21)、カンナバーロ(イタリア)、ベッカム(イングランド)
バルサ:ロナウジーニョ、エジミウソン(ブラジル)、メッシ、サビオラ(アルゼンチン)、ザンブロッタ(イタリア)、テュラム(フランス)、プジョル、チャビ、イニエスタ(スペイン)、ボージャン(スペインU-21)、エトオ(カメルーン)、グジョンセン(アイスランド)、デコ(ポルトガル:忘れてた。申し訳ない)
セビージャ:ダニエウ・アウベス(ブラジル)、ハビ・ナバーロ(セビージャ)、カヌーテ(マリ)、エスクデ(フランス)、アルファロ(スペインU-21)、ドゥダ(ポルトガル)、ポウルセン(セビージャ)

トップチームではない選手が混ざっていたり、辞退だの怪我だのは置いておくと、こんなところでしょうか。バルサが一番多いですが、どこもこれだけ抜けるとトレーニングの構成が難しいでしょう。残りの選手たちは英気を養いつつ留守番。
ていうかこのタイミングでベッカム代表復帰ってあんまりだ。


スペイン代表
今日集合予定です。前出のlas provincias記事によると、バレンシアはシルバを少なくとも週末土曜日に予定されているラトビア戦には使わないように、アラゴネス監督に要請するようです。シルバはハムストリングを痛めていまして、前節のビジャレアル戦も出場できませんでした。シルバは一応今日マドリーに行きフィジカルチェックを受けるようですが、その後代表に残って負傷を治すのか帰ってくるのかはまだわかりません。翌週のリヒテンシュタイン戦には間に合えば使いたい意向が代表側にはあるようですが、できるならそっくり回避して頂きたい。筋肉を痛めていて無理するとどうなるか…モリエンテスの一件でもよくわかることだと思います。シルバには絶対無理をさせないでほしい。もちろんスペイン代表が(常にこの先)いっぱいいっぱいなのはわかるのですが…。


おまけ
来週末のサラゴサ戦に向けて、MARCAは臨戦態勢です。サラゴサをごちょごちょ攻撃しております。まず、バルサからサラゴサに例の「ブリーフケース=ボーナス」が渡るはずだという記事。次にサラゴサの公式サイトに載っているリーガの順位表が、バルサが首位になっていることをスクリーンショットまでとってわざわざ記事に……いい加減にしておいたほうが良いと思います。
しかしサラゴサもわざとなのか気にしてないのか…。
(追加:数時間後にサラゴサの公式を見に行きましたら修正されていました。担当者お疲れ様)


ピースカップって何

左上から、ボルトン、グアダラハラ、リヨン様、レディング。下に来てリーベルプレート、城南一和、清水エスパルス、ウディネーゼ。
さて、何でしょう。

ピースカップコリア2007。具体的にはWikiでも見ていただくとして、要するに韓国の某宗教団体主宰のクラブレベルの国際大会であります。そこになぜかエスパルスがぽん、と参加することになってしまったようです。主な理由のひとつとしてはナビスコでグループリーグ敗退してしまったこと、っていうのがあるんですが…。
期間は7月12日~21日。8チームが2グループに分かれて総当りをし、グループ1位同士がファイナルをする。大会主宰の素性が非常に怪しいのがネックですが、優勝賞金200万ドル。200万ドル……ヨーロッパのクラブレベルでは端金かもしれませんが、エスパにとってはとんでもない収入です。絶対優勝してお小遣い稼いできなさい。清水のスケジュールは、

7月13日:清水エスパルス vs オリンピック・リヨン
7月16日:リーベル・プレート vs 清水エスパルス
7月19日:清水エスパルス vs レディング

……景気よく散ってきてください。揉まれるだけ揉まれて、うっかり誰か欧州のどこかに移籍できたりすればそれもまた良しです。

※現時点では清水公式サイトでの発表はされていません。

4→3

2007-05-28 16:56:44 | football

終戦
06/07 Liga Espanola 1a division Jornad 36
Valencia C.F. 2-3 Villareal

バレンシアの得点:ビジャ(20=PK)、モレッティ(90)
ビジャレアルの得点:フォルラン(34、88)、トマソン(78)

勝利が必須だったバレンシア。ですが、メスタージャでビジャレアルに敗れ、その他のチームの結果もあいまってほんのちょっと残っていたタイトルの可能性がなくなりました。
試合の放送はまだこれからですし、ネットでも眠くてうつらうつらしながらだったので、まともな試合評はやめておきます。が、結局シルバが出場できなかったのは敗戦のひとつの要因だったかもしれない、と思います。左のウィングの先発はガビランでした。右サイドはホアキン&ミゲルでガンガンに攻め立てていたのですが、左サイドは死んでいる印象でした。後半の比較的早い時間からホルヘ・ロペスが入って少し良くなった感じはありましたが、それでも攻撃は右偏重だったように思います。それからここ数試合デランテーロ扱いのアングロが良くない…。
守備は…面子は今までと変わっていないんですけどね。何が悪かったのかは試合見ないとなんとも言えませんが、3点ともカウンターを止められず、速い攻撃で一気にゴール前までもっていかれた感じでした。



勢いそのまま
06/07 Liga Espanola 1a division Jornada 36
Real Madrid C.F. 3-1 Feportivo de la Coruna

マドリーの得点:セルヒオ・ラモス(29)、ラウル(57)、ファン・ニステルロイ(74)
デポルの得点:カプデビラ(55)

オ・フォルトゥナで入場する両チーム…って演出はいつから始めたんでしょうか。前からでしたっけ?

やはり今はチームの意志がひとつになって同じ方向を向いている。ファンの送る声援が選手に連動する。それが結果につながっているのが良いですね。
細かく見ていくと相変わらず簡単に攻め込まれるシーンがあったりもするんですが、高い位置からプレスをかけ、ボールを奪ったら前に前に。
今日よかったなあと思うのは、とにかくベッカム。右脚のクロスが冴えています。セルヒオ・ラモスとラウルのゴールにつながりました。今シーズン当初はW杯からの疲労と負傷を引き摺っていたためか、試合に出てもキックの精度は良くなかった。が、負傷だの干されるのだのでたっぷり休養し負傷が癒えたこと、気がつけばCL敗退で代表からも外されスケジュールも楽に。これが結果的に今の好調さにつながっているのではないかと思います。
それからラウル。全ゴールに絡んでいます。やはりこの選手の本職はデランテーロなんですね。こぼれ球でもなんでも粘って獲ってやろう、飛び込んでやろうという気持ちとポジショニングのセンスが生きています。まさにラウルらしさ。
あとは目立ったのがガゴ。一生懸命やってますね。まだ「すごく良かった」とか「効果的だった」とまでは言えませんが、試合を追うごとに慣れていっているように思います。時々試みるスルーパスのセンスがもう少し磨かれることを期待。
復帰以降少しミスが目立ちがちだったロベカルも気持ちの入ったプレイをしているし、ルートは6試合連続ゴール中ですか。ピチーチまっしぐら。こんな勢いが前半戦か中盤にもう少し出ていたら…と思わないでもありませんが、最後にぐいぐい押してくるマドリー。このまま行ってしまえるか。


36節終了
まずは今節の結果をすべて。
バレンシア 2-3 ビジャレアル
マドリー 3-1 デポルティボ
バルサ 1-0 ヘタフェ
ビルバオ 1-0 マジョルカ
セルタ 2-1 ベティス
ラシン 2-3 レバンテ
オサスナ 2-0 レアル・ソシエダ
レクレ 0-1 エスパニョール
ナスティック 0-2 アトレチコ
セビージャ 3-1 サラゴサ

これを踏まえて順位表。


今節の敗北をもって、ナスティックのセグンダ行きが決定しました。残り2試合で最大勝ち点6を積んでも、もうセルタにも届きません。今節勝利したセルタと敗れたレアル・ソシエダが勝ち点33で降格圏に並んでいます。4ポイント離れて15位ベティスと16位ビルバオ。ここまでがプリメーラの残留がかかっています。数字の上ではレバンテも勝ち点で並ばれる可能性がありますが、レバンテはセルタに1勝1分、レアル・ソシエダには1勝1敗(得点で上回る)。勝ち点で並ばれても直接対戦成績で上回るため残留確定となりました。おめでとう。レバンテはいいチームです。
そして上位。バレンシアが敗れ、マドリー、バルサ、セビージャは勝利を収めました。バレンシアはCLストレートインの上位2位にまで入ることが不可能になりました。ただしセビージャに敗れたサラゴサとは勝ち点差7。ということでバレンシアはCL予備予選からの出場権を手に入れたことになります。一応数字上は3位の可能性もありますが、CLに関しては同じことです。スポナビさん辺りを読みますと、ビジャレアル戦の敗戦でずいぶん荒れたりファンが文句をつけたりしたようですが、あれだけ負傷者の山を築いた野戦病院状態で、よくぞCL出場圏内まで持ってきたなあという気もします。満足はしませんが「良くやった」でもあります。
UEFA杯出場権は1ポイント差ずつで並ぶサラゴサ、アトレチコ、ビジャレアルの間で2つのイスをかけて争われます。

マドリー、バルサ、セビージャは、タイトルのためには残り2試合絶対に勝ち点が落とせません。次節はマドリーはラ・ロマレダでサラゴサと対戦、バルサはカンプ・ノウでエスパニョールとバルセロナ・ダービー。セビージャはマジョルカへ。ダービーとはいえ唯一カーサで戦うバルサが、気分的には有利なのではと思います。セビージャは好調を維持。残留も欧州出場権もかからないマジョルカとの対戦は、フエラとはいえこちらも少し余裕があるかもしれません。
正念場なのはマドリー。UEFA杯出場権がかかるサラゴサとの対戦は、彼らのカーサでもありビクトル・フェルナンデス監督の攻撃サッカーでもあり、いろいろな意味ですごい試合になると思われます。ちょっと守備のゆるいマドリーとあっては、打ち合いになること必至かもしれない…。各国代表にそれぞれ選手を送るため、両クラブのコンディション維持にも注目。

待機中

2007-05-25 20:34:51 | football
スペイン代表

6月2日、6日に予定されているEURO予選(リトアニア、リヒテンシュタイン)の召集選手です。
GK:イケル、レイナ
DF:セルヒオ・ラモス、アンヘル、ハビ・ナバーロ、マルチェナ、プジョル、カプデビラ、アントニオ・ロペス
MF:アングロ、チャビ、シャビ・アロンソ、セスク、アルベルダ、イニエスタ、シルバ、ホアキン
FW:フェルナンド・トーレス、ビジャ、ソルダード

デランテーロに初召集されたのはソルダード。現オサスナ、マドリーからレンタル中。前節のレバンテ戦では確かハットトリックをしていたはず。若くて勢いに乗っているソルダードの召集は(アラゴネス爺ちゃんにしては)なかなか魅力的な選択だと思います。

ロベルト・ソルダード(Roberto Soldado Rillo)
1985年5月24日バレンシア生 179cm/80kg
リーガ29試合出場(11ゴール)、UEFA杯9試合出場(1ゴール)、国王杯3試合出場(1ゴール)


バレンシアからは相変わらず6人が連れて行かれ、ホアキンも復帰しました。
昨日の時点でトレーニングに復帰できていたので可能性はあるかも、と思っていたモリエンテスは結局非召集。これは仕方ないですね。

という流れで、ビジャレアル戦に召集されたバレンシアの選手。

Porteros: Canizares, Butelle.
Defensas: Miguel, Curro Torres, Ayala, Marchena, Albiol, Del Horno, Moretti.
Centrocampistas: Albelda, Baraja, Joaquin, Hugo Viana, Regueiro, Jorge Lopez, Gavilan.
Delanteros: Angulo, Silva y Villa.
モリエンテスはここにも入りませんでした。むしろ代表にも選出されていないことですし無理をすることはない、ということかもしれません。


バレンシア公式より、モリエンテスのコメント
フェルナンド・モリエンテスは、ルイス・アラゴネスが召集したラトビア戦、リトアニア戦に向けたスペイン代表のリストを知って甘酸っぱさを感じている。その一方で、モリエンテスは負傷のため代表への召集を逃し週末のビジャレアル戦へも召集されないながらも、同時に非常に満足感を感じている。バレンシアCFから6人が召集され、そこにはホアキンも含まれているからである。

フェルナンド・モリエンテス
「彼(ホアキン)にとって良いことだね。彼は代表に値する選手だ。彼はすばらしいコンディションを続けているし、彼のフットボールはスペインがこの2試合で勝利を収めるのに多くの貢献をすることができるだろう。ホアキンが代表に復帰したことに僕たちはとても満足している。クラブがこんなにも多くの選手を大切な事態に貢献させることは、皆にとって誇らしいことだ。バレンシアにとってもチームにとっても、非常に良いことだよ。僕も同じだ。スペイン代表でプレイできるようになるためにも、早くキケの戦力になれるようにしたい。これはどの選手も持つ野心だ。代表にいられないのは辛いことだけど、僕の貢献に対するアラゴネス監督の言葉に感謝している。彼らが2試合とも勝利を得ることを望んでいるよ」。

可能性あり

2007-05-24 21:37:25 | football
本日のトレーニング。モリエンテスは全体練習をコンプリートできたようです。明日のトレーニングもうまくこなせればそのままビジャレアル戦の召集に入れるかもしれません。水曜日までは理学療法とランニングのみでしたから今週末はかなり難しいのでは、という懸念がありました。が、なんとか間に合うかもしれません。

他のグッドニュースは、ここ数日全体練習を離れていたシルバ。まだ回復中ですが、経過は良いようです。
逆に気になるのはビセンテ。今週全体練習に合流したビセンテでしたが、やはりまだ違和感がある様子。全体とは別のトレーニングを実施したようです。

久しぶりにインタビュー当番がモリエンテスに回ってきました。


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モリエンテスはビジャレアルとのデルビーでプレイする準備が出来ている。モリエンテスは、リーグ戦の最後まで「戦う」ためにロッカールームが活気づいている、その雰囲気をみなぎらせ続けている。なぜなら”トルティージャ(スペインオムレツ)をひっくり返せる時がある(状況は変わり得る)”のだから。

フィジカル面について
先週のトレーニングは負荷をかけ、それで理論的に試合に間に合うと思っていたが、水曜日を過ぎて違和感のある箇所が再発した。それで今週は別のやり方をすると決めた。できるだけ負荷をかけないトレーニングを始めた。今日のように、全部(のメニュー?)をするのではないようにね。明日は全部をこなすつもりでいるけれど、今の感触はとても良いよ。

プレイする見込み
今日の時点で僕がプレイできると思っても、怪我というものは日によって良かったり悪かったりする。僕が唯一待ち望んでいるのは最終的な決定。今日の感触と今週全体のフィジオとのトレーニングは良いものになっている。

最近の怪我について
監督には話したけれど、僕にとっては良いことだと思ったので僕は負荷をかけていた。負傷すると負荷をかける必要がないことがわかる。それでより経験を積むことができるし、同じような怪我をしたときにその機能を理解していることになるから。でもこの感覚は同じだった。最初に負傷したときと、先週再発させたときと。僕はトレーニングではできるだけ注意するように努め、今日もそうしていた。先週もそうしていたんだけれど、この大腿部内転筋の負傷については半分は不運だった。うまくいかなかったのは、僕が最大の力を出したからでも負荷をかけたからでもない。僕たちは週の半分までは、週末にいけるかどうかを知るために、どんな感覚かを見る必要があったんだ。

リーガの夢
現時点でそれが夢であっても、まだ僕たちは現実のものとして話している。だって僕たちは4ポイントしか離れていないからね。そしてチームには希望の空気が息づいている。最後まで、決まるまで戦うこと。それまでは立ち止まる必要はない。僕たちはリーガだけではない多くのコンペティションで何度も状況が変化するのを見てきている。僕たちは最後まで戦って、出来る限り多くを手に入れるつもりでいる。ただ現時点で優勝はとても厳しい状況になってはいる。上に3ついるからね。

上位へのプレッシャー
いつも言うように、僕たちはライバルのことを考えてはいない。他のチームもそうだろう。でも他がどうなっているかを横目でちらちら見る必要もあるだろう。僕たちは彼ら次第だから。彼らの試合の前に僕たちが試合をして勝っていればそれはとても良いことだ。バレンシアが勝ち点3を取ったということを知ってからライバルチームたちが日曜日に試合をするなら、それは彼らにとってちょっとプレッシャーになるだろう。つまり、僕たちは自分たち自身のことだけを考えなければならないけれど、明らかに他のチームがどうなっているかにも注意を払わないといけないし、彼らがポイントを落として僕たちがポイントを加算できるようにと願っているんだよ。

ビジャレアル
ビジャレアルも彼らの悪い時を切り抜けたね。今は両クラブともに良い状態にあると思う。クラブにとってもファンにとっても良いことだ。こういうときのデルビーはいつでも楽しめるものになる。そして最終的には、明らかに勝ち点がメスタージャ側に残るはずだと期待しているよ。

代表
今週は代表のことについては考えていなかった。週末に試合が出来るように、フィジカル面が100%になるようにしたいと思っている。最近の4試合出場できないでいたんだ。自分が良い状態であるという良い感覚を持ちたいよ。もし最悪の状態で代表に行くとしたら、現時点では僕はそれ以上のことは要求できない。

ホアキンについて
バレンシアには代表に行く、代表にいくことができる多くの選手がいる。全員が行くことはないかもしれないけど、でもホアキンは良い状態にあるし多くのオプションを持つ選手だ。それに監督はホアキンのことを注意しているしね。確実に彼は監督の考えの中に入っているだろう。

ブリーフケース
僕は13年間サッカー界に身をおいているけれど、これまで見たことがない。

CLファイナル
試合は見ていなくて、ハイライトを見たよ。元リバプールの選手としては辛いことだ。でも対戦したのはミランだった。ファイナルがとても良いものにならないのはよくあることだ。
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※かなり適当です。バレンシア公式のインタビュー記事は一問一答ではなくて要約して載せることが多く、従って理解を助けるような枝葉の発言が削られたり、文や意味の切れ目がわからず、実際の意味が取り辛い(と思う)。内容も誤解される可能性が出てきてしまいますね。「最近の怪我について」の部分なんて私のブラウザでは11行もあるのに、途中にピリオドが1個もないのです。11行あるのにひとつの文。こんな文章を私が書いたら、うちの教授先生に破門されかねません。
一応ひと通り載せましたが、もう少し詳しく知りたいところです。AS辺りが一問一答形式で記事を作ってくれるか、にほんごMARCAに記事が載るか、…と期待しています。


補足:ブリーフケース?
公式サイトであるゆえに詳しく載せることができなかったようですが、「ブリーフケース」はスペインでは最近注目を集めているニュースです。何かといいますと、リーガ恒例、終盤のお小遣い合戦。にほんごMARCAにも関連記事がいくつかありましたので参照を(ベルドゥ@デポル, コテロ@ヘタフェ)。
たとえば今週末マドリーと対戦するデポルにいつも以上にがんばってほしいバルサが、「勝ったらボーナスをあげるよ?」とデポルの選手たちに申し出ること、たとえばバルサと対戦するヘタフェの選手たちにマドリーが勝利ボーナスを提供すること。ブリーフケースは要するに、ちょっと価値のある紙の束が詰まったもの。
(チーム名は仮です。実在のチームとは関係があるかもしれないしないかもしれないし)

実際にあるかどうかは知りませんよ。何年も前から幸谷さんが時々話題に出してはいましたけど、あくまでもあるかどうかわからない話です。
ただ、これまではリーガの皆さんも基本的に知らないふりをしていたと思うのですが、さすがに他のリーグではありえないことかもしれないと気づき始めたらしく、今シーズンは「これはやっぱりイリーガルかな…」なんて感じのボケた記事が出てたりで話題になっております。モリエンテスもインタビューでこの話題をふられ、けっこう話しているんですが公式に相応しくない内容と判断されたらしく大幅にカット。その内容をASから。

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「13年間サッカーの世界にいるけれど(ブリーフケース問題に)僕は今まで関わったことがない。でもいつもシーズン終盤にはなると何かが起こるね。いつも言うことだけれど、チームが何かのために戦っているときに間に入り込むものはないよ」とモリエンテスは断言した。彼の意見によると「この話題について多くが話されるところを見ると、存在するに違いない」。そしてどこが受け取っているかは知らないとしながら、「言ってはいけないってわかっているんだろうけどね」と笑いながら言った。
試合の結果に折り合いがある可能性について、モリエンテスはチームの「プロフェッショナリズム」を信じていると述べた。しかし「カッコで括るような偶然、そんなことが起きるのが多すぎる」。「こういうやり方で試合を得るかどうか決めるのはそれぞれの良心だ。良いやり方ではないのだから。でもシーズンの終盤にはあることだ」と付け加えた。
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賄賂になるんでしょうか…リーガ・エスパニョーラ。

翻らない

2007-05-24 00:26:56 | football
ASより、ロベルト・カルロスの記事


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11年間白いユニフォームを身にまとっていたロベルト・カルロスは、レアル・マドリーとのお別れをし始めた。まずはマスコミと。レストラン「Casa Juan」でランチを取りながら、ロベルト・カルロスはレアル・マドリーを退団することを改めて確認した。今シーズン中に次の行き先は決まらないであろうが。

「辛い思いで出て行くんじゃないよ。レアル・マドリーに在籍している間中、僕は誰との間にも問題はなかった。ただ数多くのタイトルがあるだけだよ。
11年間、僕はレアル・マドリーのユニフォームを身にまとっている。あらゆる敬意に感動しているよ。長年にわたる僕の一線のキャリアはここで終わるのだから。招待したマスコミの友人皆さんにさよならを言いたい」

チームメイトのシシーニョが、ロベルト・カルロスはレアル・マドリーに居たいはずだと述べた数時間後のことであったが、ロベルト・カルロスは笑いながらこう言った。
「シシーニョともうひと揉めして、それ以上言うなって言ったよ。僕が決めたことだ。6月の17日、僕はレアル・マドリーでの最後の試合を終える。リーグが終わるときには僕がどことサインできたか言えるように祈ろう。唯一言えるのは、少なくともブラジルにはまだ戻らないだろうということだね。ヨーロッパとアラブ首長国連邦のクラブからオファーを受け取っている。オファーをくれたのは16チームあるけれど、ブラジルにはまだ戻らないと思うよ」

ロベルト・カルロスは、レアル・マドリーに残留しない理由を語りたがらなかった。
「残留はしないよ。ここにいたのは11年間だ。ブラジル代表と同じように、マルセロとかミゲル・トーレスのような若手選手に道を開く時が来たんだと思っているからね。僕は34歳だ。僕がレアル・マドリーでプレイして手にしたのと同じ幸運を、若手選手たちが手に入れ始めることが重要だと僕は思うんだ」

ロベルト・カルロスは、リーガのタイトルを手にしてレアル・マドリーを離れるつもりだと語った。
「それは僕たちしだいだね。アトレチコに勝利したバルサは再び自信を取り戻した。でも僕たちがタイトルを獲るんだよ。僕たちはそうであるべきクラブだからね。それから、カペッロが残留するか辞めるかはわからないね。彼は61歳で、人生で彼自身が何を望んでいるかを理解している。僕の考えは、カペッロは世界で一番の監督として続けていって欲しいと思っているよ。彼がここまでやってきているようにね。世界中のすべての幸運がカペッロの元にありますように。だって彼は1996年に僕をレアル・マドリーに連れてきてくれた人なんだよ」

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退団の意思はもう翻らないようです。マドリーのロベルト・カルロス、あと3試合。


余計なことを言わないようにイエロに口封じされたロベルト・カルロス

情報漏洩

2007-05-22 20:40:25 | football
スペイン代表の発表が近づくと、マドリー方面スポーツ紙を中心に召集リストの予想が出ます。なぜかはわかりませんがよく当たります。各紙の記者の分析・予想能力が秀でているのか、アラゴネス爺の召集リストが固まりすぎなのか、それともどこかから情報が…?

MARCA:ルイスはモリエンテスの回復を待っている

・今週金曜日にラトビア戦、リヒテンシュタイン戦の召集リストを発表
・アラゴネス爺はモリエンテスのフィジカル状態を気にしている
・ビジャレアル戦に間に合わなければ、召集は難しい
・代わりに考えられるのは、エスパニョールのルイス・ガルシアかヘタフェのグイサ
・ホアキンは呼ばれる可能性が高い
・それでもイングランド、デンマーク、アイスランドに勝ったチームを崩したくない
・集合は29日火曜日
・予想リスト:イケル、レイナ、アンヘルまたはアルベロア、セルヒオ・ラモス、ハビ・ナバーロ、プジョル、ファニート、マルチェナ、カプデビラ、A・ロペス、チャビ、セスク、シャビ・アロンソ、アルベルダ、イニエスタ、ホアキン、アングロ、シルバ、トーレス、ビジャ、微妙なモリエンテス

個人的注目点
・アラゴネス、今の状態の良くなっているラウルをそれでもまだ呼ばないつもりですか?
・2:3:1:7=マドリー:バルサ:セビージャ:バレンシア
・モリエンテス、待たれているのか…(1年前にざっくりはずされたことを考えますと少々感慨深い)
・ともあれ、すべては公式発表待ち

AS紙はヘタフェのカスケーロ、セビージャのプエルタを推していまして、流動的な枠が5~6あるだろうとしています。


まだまだ
で,モリエンテスの回復具合は.残念ながらまだ厳しいようです.物理療法を受け,ピッチでランニング.
ビセンテは回復し全体練習をコンプリート.レゲイロも全体練習に加わっています.シルバとビジャ,ガビランは別メ回復トレーニングをしたようですが,この3人は問題ないでしょう.

日程変更

2007-05-21 23:20:51 | football
軽めにランニング
月曜日はバレンシアのトレーニングはお休み.レゲイロ,ビセンテ,モリエンテスがパテルナでリハビリトレーニングを実施しました.ビセンテとレゲイロは負荷をかけたフィジカルトレーニング,モリエンテスは軽くランニングしていたようでした.それ以上のトレーニングをしていたかどうかはちょっとわかりません.現時点でどこまで回復しているのでしょうか.

気になりつつ半分諦めているのが,この中断期間の代表戦への召集です.いつも通りなら,おそらく今週の金曜日に召集選手が発表されるでしょう.直前の試合に出ていない選手をアラゴネス爺が呼ぶかどうか.
前回の代表召集時(3月)は,負傷から回復して既に数試合出場していたラウルでも「まだ完全ではない」とかで呼ばれませんでした.前回「バレンシアセット」をそっくり流用して先発を組んだアラ爺が,モリエンテスをどれだけ重要だと思ってくれてるかですが…グイサとかタムードとか,調子良さそうなアタッカーはいますしね.なんとなく推して知るべしのような気がしています.大切な試合ですし,お勤めしてきて欲しいとは思うのですが.


次節の日程は

現在MARCAに載っている,次節の対戦スケジュールです.Sabは土曜日,Domは日曜日です.

あれ?

土曜日にバレンシアとマドリーとバルサの試合,一気にやっちゃうんですか?
実はデルビー・バレンシア州は元は日曜日開催.それがほんの少し前に公式に出た記事によりますと「LFPから公式文書が届き,27日19時開催予定の試合を26日18時に変更します」とのこと.日曜日試合のつもりで休養日やトレーニングスケジュールを組んでいたとすると,だいぶ迷惑な決定です.
何があったんでしょうか.またテレビの放映の関係とか何かそんなところでしょうか.さてそうなると気になるのは日本での放送.どうするんでしょう,W様.(バレンシアは月曜定位置ですか?それとも全仏オープンがあるからいつもと全く違う時間帯?要注意です.まさか放送がないなんてことは…)

バレンシアは残りがデルビー&UEFA杯がかかっている相手(ビジャレアル),デルビー&降格圏がかかっている相手(レバンテ),降格圏が本気でかかっている相手(ラ・レアル)です.嫌すぎ~.


22日になって追加:次節放送予定
マドリー vs デポル:本当の試合時間 5月26日20時(日本時間26日27時)
5月26日(土) 深夜4:55 WOWOW(191ch/BS-5ch)
5月29日(火) 午後4:00 WOWOW(191ch/BS-5ch)

バルサ vs ヘタフェ:本当の試合時間 5月26日20時(日本時間27日5時)
5月27日(日)深夜1:55 WOWOW3(193ch)
5月28日(月)午前6:15 WOWOW(191ch/BS-5ch)
5月28日(月)午後6:00 WOWOW(191ch/BS-5ch)

セビージャ vs サラゴサ:本当の試合時間 5月27日21時(日本時間27日28時)
5月27日(日)深夜3:58 WOWOW3(193ch)
5月28日(月)午前8:18 WOWOW(191ch/BS-5ch)
5月30日(水)午前5:00 WOWOW(191ch/BS-5ch)

バレンシア vs ビジャレアル:本当の試合時間 5月26日18時(日本時間26日25時)
5月28日(月)深夜0:00 WOWOW3(193ch)
5月29日(火)午前9:30 WOWOW(191ch/BS-5ch)

マドリーは当日にOn Air! バルサは1日遅れでしかも初回はWOW3です。セビージャ-サラゴサはライブですが、こちらもWOW3。バレンシアに至っては初回は月曜深夜でWOW3、WOWで放送があるのは火曜日の朝!?
ま、もう慣れたからいいんですけどね。放送してくれるだけありがたいなああああああ。


リーガらしきリーガ
バレサカさんの記事を見ますと,27日はバレンシア州の知事選があるから日程が変更になったようです。そういえば最初はフォルランが選挙立会人になるから試合に出られないかも,なんて話が出てましたっけね.これでフォルランは安心して試合に出ることができます.

びっくりしたのはその後の記事内容で,リンク先をご覧になっていただければわかりますが,審判団のボイコットによりカードがまるっとお取り消しになるとかなんとか….良くも悪くも,って良いわけはありませんが,リーガらしきカオスさです.


ペリコの夢はまだ続く?
MARCAの記事から.CLファイナル終了後にUEFAの実行委員会のミーティングがあるそうですが,そこでエスパニョールに来シーズンのUEFA杯出場権が与えられるかもしれない,とのことです.優勝したセビージャは来シーズンのCL出場がほぼ確実であること,エスパニョールの試合歴が素晴らしかったことなどが評価されている様子.決まるのは水曜日から木曜日辺りだそうです.
…でも出場するとなると7月21日の予備選からになるんだとか.

起きてますんで

2007-05-21 01:30:41 | football
06/07 Liga Espanola 1a division Jornada 35
Recreativo Huelva 試合前 Real Madrid

他の試合の経過をラジオで聞いていたら,マドリーのスタメンが聞こえてきました.ぜんぶ聞き取れなかったのですが,ガゴがいてイグアインがいなかった気がする…ので,ガゴがピボーテでベッカム右サイドでしょうか.
ところでヘタフェがモンジュイックでエスパニョールを血祭りにしてますね…(現時点で1-5)。エスパニョール,疲れてるんだなあ….
それから降格圏での死闘,ラ・レアルvsセルタは今のところラ・レアルが逆転して2-1でリード中….

試合開始10分前
マドリーのスタメン
GK:イケル
DF:Mトーレス、セルヒオラモス、カンナバーロ、ロベルトカルロス
MF:ベッカム、ガゴ、ディアッラ、ロビーニョ
FW:ラウル、ファン・ニステルローイ


うわあああああああああああああああ
今試合終わりました。信じられない…。

06/07 Liga Espanola 1a division Jornada 35
Recreativo Huelva 2-3 Real Madrid

レクレの得点:ヘスス・バスケス(74=PK)、ウチェ(85)
マドリーの得点:ロビーニョ(8)、ファン・ニステルローイ(PK=53)、ロベルト・カルロス(90+1)


長い距離ボールを運んだイグアイン、溜めてラストパスを送ったガゴ、決勝点ロベルト・カルロス



スタッフも交代した選手も一緒になって大騒ぎ


エンパテにされたときのカペッロの「なんで守れないんだこいつらは…」とでも言いたげな表情やラウルの絶望しかけたような表情を見たら、もうだめかも…と思ったのですが、あの時間帯。CKからのこぼれ球を拾って一気にカウンター。入ったばかりで一番元気なイグアインと、なぜかベッカム、ガゴ、そしてロベルト・カルロス。よく最後まで諦めずに走ってくれた。ベッカムもガゴも、あの瞬間あれだけ落ち着いてパスを選択できた。ロベカルも、フルに走り続けていてミスもあったけれど、よく決めてくれた。
最初は信じられず、次の瞬間には本当にうわーーーーーーーー!と(まだ夜ですから一応声を殺したまま)叫んでしまいました。喉痛い。
他のチームは気にせずに、ただ残りすべて勝てば良いんです。残りぜんぶ勝てば、たとえバルサがバスケ並みのスコアでアトレチコに勝とうとマドリーが優勝です。
ま、できればもう少し平和に勝って欲しいところではありますが。


多くは語るまい
ああ、まあね。アトレチコですね。
(幸谷さんに何か一言おっしゃっていただきたいところです)

先が良いのか後が良いのか

2007-05-20 22:21:32 | football
06/07 Liga Espanola 1a division Jornada 35
Real Mallorca 0-1 Valenci C.F.

バレンシアの得点:ホアキン・サンチェス(89)

痛がるホアキンに無理やり乗りかかるのは誰だ。


答:ビジャ。でもホアキンは痛がりながら笑ってたんでたぶん大丈夫


この試合は変な見方をしてしまいまして(ネットでライブで前半だけ見る→HTで眠気に負ける→ON AIR!の後半途中で目覚める→残りを見る)試合全体についてどうこう言えないのですが、試合を支配しているのはどちらかというとバレンシアで、押してもいるけれど点が入る気があまりせず、かといって失点する雰囲気もあまりなく、エンパテするんじゃないか…という不安がある雰囲気の試合でした。でも終了間際にビジャからホルヘ・ロペスにつないで、おしゃれなヒールがホアキンの真ん前へ。苦手なフエラでまたもきっちり勝ち点3を拾えたことがとても重要だと思います。選手たちも、まだタイトルが狙えるというモチベーションが継続できる。結果がすべてです。とにかく良かった。バラハも復帰しましたが、やっぱりバラハいいですね。いいときのウーゴ・ヴィアナもそうですが、ピボーテの1枚が攻撃に関われると攻撃の厚みというかバリエーションが一気に増える気がするのです。
最近ビジャが、点を取ろうと一生懸命になりすぎて前線がうまく回ってない気がします。というかビジャが動きすぎて肝心なときに肝心な場所にいないというか…。もちろんアングロと組む場合、モリエンテスと組む場合でビジャの役割は変わるのでしょうが、ちょっと良くない感じがするなあと。ビジャの責任感から来ていることだと思うのですが…得点が入ればまた変わるとは思いますが。

バレンシア、これで実は暫定3位。本日行われる上位3つにプレッシャーをかけます。


残りの3つのうち2つ
17時~ デポル vs セビージャ
21時~ アトレチコ vs バルサ

今日は上位3クラブ、いずれもフエラでの試合になります。デポルvsセビージャは10日ほど前に国王杯のセミファイナルで対戦したばかり(セビージャの勝利)。デポルは国王杯はリアソールでも敗れているため、今回がリベンジのチャンスとなります。デポルは、悲しいことに一時期のスーペル・デポルの勢いは見られなくなっていますが、今シーズンは守備が堅い。失点数だけで言えばリーグ4位の少なさです(ただし得点は一番少ない…)。得点数リーグ2位のセビージャをどう抑えるか。抑えてくださいがんばれデポルー。

アトレチコvsバルサは、バルサにとって残された試合の中では一番大変な試合になるかもしれません。なぜかバルサに強いアトレチコとフェルナンド・トーレスが相手になります。しかもフエラ。バルサに勝てばマドリーの援護射撃になってしまうのでアトレッティは複雑かもしれませんが、密かに応援しています…あまり期待しすぎない程度に。

首位様
19時~ レクレ vs マドリー

いつまで「首位」と言っていられるかわかりませんが、マドリーもフエラでレクレ戦です。レクレ戦といいますと、記憶の底に抑圧したのですが、昨年末最後の試合。ベルナベウで0-3でしたっけね…。現在7位につけるレクレ、UEFA圏内を狙ってモチベーションも高く厳しい相手になるでしょう。
カーサで大敗した相手ということでマドリーに苦手意識が生まれていないといいと思いますが、選手のコメント等を見ると、侮れない相手と警戒感を高めてくれているようなので、メンタル面では心配はなさそうです。というか今シーズンのここ一番のマドリーのメンタルの持って行き方はかなり良い感じがしてますし。
問題は純粋に戦力面。前節サスペンションだったベッカムとロビーニョが復帰、カペッロは前線の構成に苦労していることだと思います。それ以上に問題なのがドブレ・ピボーテの組み合わせ。数日前の記事に書いたとおり、筋肉を負傷したエメルソンは結局間に合いませんでした。ガゴが復帰しメンバーに入りましたが、金曜日の時点でまだ別メニューでランニングしていたくらいなので、試合に出てくるのは厳しいかもしれません。現時点ではピボーテはディアッラとベッカムの組み合わせになるとの予想が多いようです。ベッカムには幸か不幸かピボーテ経験がありますし、命じられた仕事を忠実にこなすという点ではベッカムはパーフェクト。いつもほどのディアッラの攻撃参加は見込めないでしょうしディフェンスに危ないシーンが出てくるのは覚悟の上で。
バックラインは右からミゲル・トーレス、セルヒオ・ラモス、カンナバーロ、ロベルト・カルロスの予想がMARCAで出ています。el mundoは右をシシーニョにしていますが、前節シシーニョ&ロベカルのSBでサイド総上がりで後ろがすっかんすっかんになってしまったこと、フエラであることというのを考えると、シシーニョかロベカルのどちらかはベンチでしょう。個人的には右セルヒオ・ラモス、中がエルゲラとカンナバーロの方が良いと思うのですが…。エルゲラに関しては、出場時間とお給料の問題(45分以上出場する試合があと何試合か増えると特別ボーナスか何かを支払う契約らしいです。詳細不明)というこの期に及んで何を言っているのかという問題がちらつきますので、現時点では微妙。
ピボーテがディアッラとベッカムで、前はロビーニョとイグアインのサイドにラウルとファン・ニステルローイ。MARCAで言われていたように警告リーチのルート、とりあえずシャツ脱ぎだけはしないでください。

また欠場

2007-05-18 19:08:06 | football
Porteros: Cañizares, Butelle.
Defensas: Curro Torres, Miguel, Ayala, Albiol, Moretti, Del Horno.
Centrocampistas: Albelda, Marchena, Gavilán , Jorge López, Hugo Viana, Joaquín, Baraja.
Delanteros: Angulo, Silva, Villa.

マジョルカ戦の召集選手です。モリエンテスやっぱり間に合いませんでした。引き摺るなあ…。マドリーとの試合に出た後、4試合続けての欠場です。悪化もしていないけど完治もしていない。筋肉系の負傷に弱いのがはっきり出てる感じで…。なんかこう、焦れますね。

試合は土曜日の20時より、某W様は2時間後にON AIR!

まだ治らない?

2007-05-17 21:18:12 | football
筋肉は辛い
本日のバレンシアのトレーニング。モリエンテスはまたも練習を途中で切り上げたようです。公式は「不安な表情で直接ロッカールームに向かった」、MARCAは「ちょうど1週間前と同じだ」としています。問題があったのはおそらく同じ箇所でしょう。まだ内転筋の問題を引きずっているようです。今週末の試合は土曜日。間に合うんでしょうか…。ちなみに昨日筋肉の負荷でトレーニングを途中で切り上げたシルバは、それほど深刻ではないようです。(ただし今日は別メニュー)
今のところ公式の医療情報には「モリエンテス:チームと共にトレーニング」としか書いてありません。検査中なのかもしれません。なにか続報が拾えましたら、できる範囲で載せたいと思います。

すぐに続報、MARCAから
クラブ付きのヒネル医師によると、モリエンテスもシルバも土曜日のマジョルカ戦への出場が放棄されるものではないだろうとのことです(つまり出場の可能性はまだある)。モリエンテスについては「日によって良い状態のときと、違和感があるときとがある。今日は他の日よりも違和感が感じられたため、トレーニングを切り上げるようにした」とのこと。最悪の状態ではないだろうと思います。


マドリーも大変:エメルソン離脱
本日のトレーニングでエメルソンが右大腿部の筋肉(おそらく腿裏)を痛めたようです。現時点では週末のレクレ戦はかなり微妙な様子。先週からガゴも負傷が続いています。回復次第ですが、間に合わなければピボーテがディアラだけになってしまう可能性が出てきました。苦しい。デ・ラ・レーを使うとか、エルゲラピボーテとか…


気になるカレンダー(とんでもないミスがあったので訂正)

Figure 1.上位4クラブの残り対戦表.カッコ内の数字は34節終了時点での勝ち点を示す.

残り4節。まだ可能性がある(たぶん)上位4チームの今後のカレンダーです。で、今更ですが36節と37節の間、2週間空くんですねここが。さてなぜでしょう。ここを埋めるのは、

6月2日:リトアニアvsスペイン
6月6日:リヒテンシュタインvsスペイン


こんな押し迫った時に代表戦。EUROの予選です。しかもスペインは2試合とも国外。
これは厳しい…。南米の国は親善試合を組んでいるところがあるようですが、リーグ戦が残っているといえば召集回避できる可能性があります。不勉強なのでアフリカ代表組がどうなるかちょっとわかりませんが、問題はしっかり予選のある欧州代表選手たち。
マドリーは、スペイン代表に関して言えばイケルとセルヒオ・ラモス。もしかしたらラウルが復帰できるかもしれませんが、各種事情により各国代表を外れている選手も多いのが現状であります。比較的ラク。そういえばファンバステン監督とケンカしたの仲直りしたのといわれているファン・ニステルロイはどうなったんでしょう。
バルサはチャビ、プジョル、ザンブロッタ、デコ、グジョンセンくらいでしょうか。けっこういますね。セビージャはあまり詳しくないので適当ですが、ハビ・ナバーロ、ポウルセン、ケルツァコフ、ドラグチノビッチとか…。
でもバレンシアが結局一番多くなるのではないかと思われます。アルベルダ、マルチェナ、シルバ、ビジャ、アングロ…おまけに次の召集にホアキンが入る可能性も高いと言われています(モリエンテスは筋肉の負傷を繰り返している現状では微妙な線かもしれません)。それからポルトガルにミゲルとウーゴ・ヴィアナ。
今シーズン、代表戦後のリーガの試合ではいっつもグダグダだっただけに、この時期の代表戦というカレンダーは優勝争いの重要なファクターになると考えられます。
(文章の書き方が理屈くさくてごたついているのは、現在とある研究計画書を書いているためです。ああめんどくさい)。

この件で追加
ブラジル代表:マルセロ、ロビーニョ(以上マドリー)、ロナウジーニョ、エジミウソン(バルサ)、ダニ・アウベス(セビージャ)
6月1日にイングランド代表、5日にトルコ代表と親善試合だそうです。回避する選手は出てくるでしょうか。

好試合 UEFA杯ファイナル

2007-05-17 07:17:19 | football

06/07 FINAL Copa de la UEFA
Real Espanyol ex 2-2(pnt.1-3) Sevilla F.C.

セビージャの得点:アドリアーノ(18)、カヌーテ(105)
エスパニョールの得点:リエラ(28)、ジョナタス(115)

セビージャ、Bicampeones。UEFA杯連覇です。
戦前はセビージャが圧倒、とはいかないまでも試合を優位に進めるだろうと思っていました。立ち上がりは、比較的エスパニョールのほうが良い感じで攻撃できていたように思います。しかし先制点はセビージャへ。パロップのロングスローをアドリアーノがハーフライン手前付近で受けてそのままゴール前まで運びシュート…で、ゴール。全体が前がかりになっていたせいか、エスパニョールのゴール前はがらーんとしていました。しかしその10分後、リエラのミドルレンジからのきれいなシュートが決まる。1-1。大きな大会のファイナルによくあるような、まずは守ってじりじりとした時間が過ぎる…のではなくもうどちらも攻め気たっぷりの試合です。
後半、セビージャは頭から選手を代えてきます。マレスカを下げ、ヘスス・ナバス。エスパニョールも後半20分にはルフェテに代えてパンディアーニ、とやっぱり攻める気たっぷり。
ところが後半23分、エスパニョールのモイセスが2枚目のアマリージャで退場に。スコアはエンパテのままですが、エスパニョールは数的不利の状態になってしまいました。この後は、さすがにセビージャが優位。1-1のまま延長に入りましたが、延長後半開始直後に遂にセビージャに追加点が入ります。右サイドをヘスス・ナバスがドリブルで上がりクロスを入れたところを、カヌーテがゴール! 
……ここで決まったと思いましたよ。数的不利、タムードやデ・ラ・ペーニャも既にベンチに下がった後で、試合時間は普段経験したことのない100分に突入しています。そんな状態で、まさかエスパニョールが追いつくとは。延長後半残り5分、交代で入ったジョナタスのゴールが決まってしまいます。エンパテ・ア・ドス。試合はペナルティシュートアウトへ。

後はもう。エスパニョール、ペナルティの練習なんてしてなかったんでしょうね。そこまでいくつもりはなかったんでしょう。決められたパンディアーニ以外の3人は甘いコースで、パロップに止められてしまいました。セビージャは4人中3人が決めました。何か差があったかと言えば、ここだけかもしれません。

試合が終わった後、涙に暮れ互いを慰めあうエスパニョールの選手たち。正直なところ、ここまでもつれるとおもっていなかっただけに、ここまでエスパニョールが粘ると思っていなかっただけに、印象深い心の琴線に触れる試合になりました。エスパニョール、本当によくやったと思います。表彰はスタンドに上る形式で、先に準優勝のエスパニョールが登壇するのを、セビージャの選手たちが拍手で送り元気付けているシーンも、また感動的でした。
セビージャももちろんおめでとうございます。本当に強い。チーム力、戦力の面だけでなく、メンタルも王者の風格があります。来シーズンはCLですか。欧州のより目立つシーンでどれだけの力を見せてくれるのか、ものすごく楽しみです。

スカパーさんもしくは某Wさま。今からでも遅くありません。録画でいいから放送してください。本当に良い試合でした。


殊勲のパロップ



セレブレーション。半端な中腰はデル・ニド会長。



左上、ペナルティを外して涙のルイス・ガルシアを慰めるカピタンのタムード
右上、リーガではゴールを守るカメニがこの試合に出場したゴルカ・イライソスを元気付ける
左下、最後にペナルティを止められたトレホン。右下、泣き崩れるルイスガルシア



全く関係ない追加
本日発売のワールドサッカーダイジェストにラウルとイエロの対談が掲載されています。といっても、ちょっと前にラジオ・マルカに2人で出演した時のもののようですが。

確率はいろいろ

2007-05-16 20:56:05 | football
ほぼ決まり:アレクシス
もう決まったことだとは言われてましたが、ヘタフェのアレクシス。ヘタフェ公式で、来シーズンからバレンシアでプレイすることを正式に発表しました。契約は6シーズン。今年の8月で22歳になるアレクシスは、マラガのカンテラで育ったセントラルの選手。昨シーズンヘタフェにいたアルビオル、ユース代表で一緒だったシルバやガビランとも仲が良い、とは本人談。(後から訂正:アルビオルとはヘタフェ所属時期はかぶっていませんね。ユース代表で知り合ったようです)。
ところでマドリディスタ、バルセロニスタ、セビジスタ、バレンシアニスタ…のヘタフェ版はヘタフェンセなんですね。勉強になりました。

模索中?:ジギッチ
ムニティスと組んで各クラブを苦しめた(というかマドリーとバレンシアがやられた、という記憶が私にあるだけですが)ラシンの大きいジギッチは、ヨーロッパ各国から注目を浴びているようです。というところにバレンシアが参戦。バレンシアがFWを少なくとも1人は補強したいと考えているのは事実で、以前からビジャレアルのフォルラン、バイエルンのピサロ、ユーヴェのトレセゲ…なんて名前が上がってました。スピードタイプが欲しいのか大きいのが欲しいのか、なんでも良いのか…今の時点ではなんとも。

三角トレード?:ビジャ、フォルラン、シェフチェンコ!
日本語記事です。ASでも見かけました。これはいくらなんでも実現しないだろうなあ…。しかしビジャレアル、お金持ちです。


組織票…
今日の昼に見たときは、だいたい60:40くらいでした。
今見に行ったら、45:55になっていました。

MARCAのアンケート、UEFA杯ファイナル、優勝するのはどっち?「セビージャ:エスパニョール」です。
今のリーガの順位からいってもセビージャ有利と見る人が多いだろうと思っていたので、昼間の結果はまあそんなものだろうと思っていたのですが、今見に行ったらエスパニョールが逆転しているのです。数時間の間にエスパニョリスタたちが何かしたようです…。

さて、Final Copa de la UEFAですが、なんと日本国内で放送はございません。スペイン同士の対戦ではスカパーにも見放されたようです(小さい声で:役立たずめ~)。
試合のプレビューはスポナビさんが載せてくれてあります(セビージャエスパニョール)。試合は見ることができないわけですから、画像で雰囲気だけでも楽しみましょう。


舞台はグラスゴー、ハンプデン・パーク



前日の公式会見に顔を揃えた両クラブの監督と選手



Tam-o'-Shanter(髪の毛付き)をかぶりスコットランド満喫中のアドリアーノとダニ・アウベス



気合を入れて作ったであろうエスパニョールカラーのキルト。


大混乱
一部のエスパニョールファンが偽物の航空チケットを掴まされたりフライトが延期になったりで、ファンも空港も大混乱。ただ、クラブが航空チケット代を肩代わりして、なんとかファンはスコットランドに飛べるようです。まだ着いてないみたいですが…。セビージャのほうも、正確にはよくわかりませんが飛行機に絡んで問題が発生しているようです。どちらも、無事に試合が始まって終わって皆帰って来れますように…。

かわいそうに
結局バルセロナを発てないペリコたちもいるようです…

マジョルカ戦を目指して

2007-05-15 16:20:29 | football
MARCAにモリエンテスの記事がありました。といっても何か特別な内容というわけではなく、次節マジョルカ戦への復帰を目指すというものです。
月曜日は全体トレーニングは休みでしたが、一部選手たちはパテルナで個々のトレーニングを行っていました。

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フェルナンド・モリエンテスは負傷した仲間の選手たちと共に、回復トレーニングをスタートさせた。次の土曜日、バレンシアがマジョルカと対戦するその試合での復帰を目指して。
先日のサラゴサ戦を内転筋の負傷のため欠場したモリエンテスは、先週後半に再発した長引く内転筋の負傷を乗り越えるためのトレーニングを行っている。リーガで最後に出場したのは4月21日、ベルナベウでレアル・マドリーに2-1で敗れた試合だった。
モリエンテスは、理学療法士の指導に従ってジムでのトレーニングを行った後、コンディションを確かめるために10分間ピッチでランニングを行った。
この日は他にも数人の選手がトレーニングを行っていた。週末に召集されたが試合出場チャンスのなかったルベン・バラハ、回復の最終段階に入っているビセンテ・ロドリゲス、マリオ・レゲイロなどである。
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ガビランが復帰し、バラハの試合出場もおそらく時間の問題。ビセンテやレゲイロといった負傷が長引いていた選手たちも、できるだけ多く揃ってシーズンの終わりを迎えることができれば良いですね。


アトレッティ

今日のMARCAの表紙「パパ、なんで僕たちはアトレッティになるの?」
先週のセルヒオラモスのちょっとだけベティコ発言と同様、今週末アトレチコがバルサをビセンテカルデロンに迎えるにあたり、マドリディスタたちはちょっとだけアトレッティになるようです。


「夢ではない:NO ES UN SUEÑO」
当面のバレンシアの標語のようです。
バレンシアの火曜日のトレーニング。モリエンテスは全体トレーニングに復帰できたようです。ウォーミングアップ、室内トレーニング、ピッチで紅白戦みたいなもの。AS紙はモリエンテスがトレーニング中に左足首に打撲を受けた、と報じていますが問題ないでしょう。たぶん。
ASは「他に目新しいことは、キケが30分ほどトレーニングを離れていたこと」とのこと。キケは腰痛に悩まされていて、フィジカルトレーニング中に室内でケアしてもらったようです。キケ、腰痛か…。
もうひとつ気になるのが、キケがトレーニングの前に会長&カルボーニと会談していたとのこと。変な話になりませんように。