けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

イエロとグティ

2008-01-30 23:01:50 | football
MARCAから代表ネタ絡みで、フェルナンド・イエロの記事
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スペインサッカー協会のスポーツ・ダイレクターであるフェルナンド・イエロは、彼の友人でありレアル・マドリーでの元チームメイトであるグティとラウルへの賞賛の言葉を口にすることを疑わない。しかしまた、彼が代表選手を決める立場でないことも理解している。
「グティとラウルは、モリエンテスや他の多くの選手たちがそうであるように私の友人だ。皆が、私がいつもラウルとグティは私がピッチの中で出会ってきた最高のタレント5人の中に入っていると評価しているのを知っている。これは新しいことではない。私は自分の意見を変えていない。しかしこれ(代表召集)は私の決定ではないのだ」
「ミステル(アラゴネスのこと)が最後の召集リストを出す日には、何人かの選手の出場に関する苦しみが終わることだろう。しかしその時まで、議論が続いていくことも理解している。こうしたことはフットボールに関しては悪いことではない。しかし最後のリストが出るその日には、ファイルが閉じられるよう望んでいる。」

一方でイエロは「彼らのことがとても心配だ」とバレンシアのアルベルダ、カニサレス、アングロの状況について発言した。
「アルベルダもアングロも同じように特別な配慮をしている。彼らは特殊な状況にある。アルベルダはアラゴネス監督と話し合い、私たち全員からのサポートがあることをわかっている。私も彼と話し合い、私たちの気持ちを示している。彼の身にあの事態が起きた最初の日から、私たちは彼とともにある」と強調した。
(後略)

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ラウルやグティへの賞賛、バレンシアで苦汁を嘗めているアルベルダやアングロへの配慮。イエロは優しい。


続いて、少々長いですが昨日のアラゴネスの発言を受けてのグティのコメント。自分の状態もチーム状態も良いせいでしょうか、とても落ち着いています。なかなか大人になりきれない、むらっけのあるまま成長してしまった観のあるグティですが、便利屋扱いでさんざんポジションをたらい回しされながらもマドリーに尽くしてきた。最後の辺りの言葉は、そのグティが言っているからこその特別な重みが感じられるような気がします。
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ホセ・マリア・グティエレス「グティ」は、Radio Marcaに出演し、EURO2008への召集の可能性を夢見ていること、国際試合でプレイすることが「とても深く爪に刺さった棘」であることを認めた。
「ワールドカップにも大陸での大会にも出たことがないことに、僕は苦しめられている。」

ラジオでの発言で代表監督がグティの召集の可能性について決定的な終止符を打った後では、グティはその議論に加わることは望まなかった。グティは「フットボールの枠組みの中での正当性というのは相対的なもので、アラゴネスが考えていることは他の人にとっては正しいことだ。僕はマドリーで良い状態でプレイしているし、EUROに出る力もある。EUROは僕の大きな夢のひとつだ」とコメントしながらも、スペイン代表に招集される可能性は「極めて厳しい」ことも意識している。「ルイス(アラゴネス)は、もうその点についてははっきりさせている。彼は他のタイプの選手にかけている。」

グティは個人としてもフットボールの上でも良い状態を迎えており、スペイン代表に召集されるのに十分な理由があると周囲も考えている。しかし、グティは昨日のアラゴネスのコメントが、彼を召集しないという意味であることをはっきり理解している。
「(前日のアラゴネスのコメントは)非常に個人的なもので、かつ誰にとってもはっきりしている。代表選手またはスタメンの11人をを召集するとき、彼がそれを考えるのであり、彼のためのものだ。僕は落ち着いていなければならない。なぜならルイスが考えているのは、僕より優れた選手たちがいるということ、そして僕にはそれは変えられないことだからだ。」
「常に言われることだが、代表というものは最高の状態でなければいけない。現時点で代表にいくことのできる選手と代表にいけない選手がいる。アラゴネスは彼のグループを信じているし、それは敬意を払われなければならない。」
「望みは失われることはできない。たとえ監督の計算に入れられていないとしても。どんなに何かを言ったとしても、それは自分で解決はできない。つまり、もし僕がマドリーで結果を出していれば、僕が悪い状態にある時よりも可能性は増えるかもしれないということだ。」

代表の話から離れて、グティはチームが最高の状態にあると強調するチャンスを無駄にしない。マドリーはバルサを9ポイント引き離しリーガの首位に立っている。
「今シーズンは何か違っている。僕たちには素晴らしいチームがあり、素晴らしい監督がいる。さらに、今は誰かの名前ではなくチームが呼ばれる。」

そのポジション(右のインテリオール)が快適だと感じていないにもかかわらず、グティを戦力としてカウントするシュスターに非常に感謝している。
「別のシーズンにはもっと快適なポジションでプレイしていたこともある。でも今のレアル・マドリーが作り出している雰囲気は何よりも素晴らしい。僕は十分に楽しんでいるよ。チームがする試合だけではなく、ミステルが僕を守ってくれることにも。レアル・マドリーにいる間には、多くの正しくないことも僕は見てきた。今は物事がさらに良くなってきていると思う。僕のことだけではなくチーム全体のこともだ。時には、名前が選手のもたらすものを上回っていることもあった。」と、はっきりと2003年にベッカムがやってきた時のことを指して強調した。

同様に、グティはチームが失態を犯した時期のことを理解し認めている。「僕たちが悪かった時には、チームは分裂していた。」「そう、僕たちがあるべき場所にいられたことについてイケル・カシージャスに感謝を言いたい。彼が多くの試合で僕たちを救ってくれた。」

11月24日のムルシア戦で退場になりグティは監督の信頼を失ったとみられていた。その後の厳しい時期に関する質問に対し、その頃の監督の反応についてグティははっきりした回答をしない。
「言うことは何もないよ。特に説明することはない。その頃の試合で僕がいないチームはうまく補正されていた。」
「僕がプレイしないのが良いのか、それはわからない。僕が学んだ唯一のことは、プレイするためには自分を犠牲にすべきだということ。それが僕が11年間やってきたことだ。」
「僕もひとりの人間だ。どの試合もパーフェクトにできる選手などいない。ジダンやフィーゴ、ロナウドでさえも、どの日曜日にも良いプレイができるということはなかった。」

「僕の人生の歴史の中で、年を経るにつれポジションは難しくなっていった。でもいつも僕は自分を信じてきた。レアルマドリーの重要さを信じてきた。だから、僕はここにいる。」

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本日Onda Ceroに出演したアラゴネスは、他の出演者(サッカー評論家みたいなひと)からラウルの召集についてしつこく突っ込まれ、大爆発したようです。だからもういいって。

ヒストリア

2008-01-29 23:53:58 | football
バルサTVヒストリアで95/96シーズンのクラシコをやってました。バルサTVなので、ど~せマドリーが負けた試合か良くて引き分けの試合しかやらないのが業腹ではありますが、なじみの顔が多いのでつい見てしまいました。
96年2月ごろのカンプ・ノウでの試合、結果は3-0でマドリーの敗戦。実況ヒラハタ氏&解説ハラヒロミ氏の言うとおりそれほどの差がつく試合内容ではなかったように思います。と言っても他のことをしながら見、だったので詳細にあれこれ言うことはできないのですが。他には、

○ルイス・エンリケが着ているのは白、フィーゴが着ているのは臙脂青、ラウドルップが着ているのは白
○バルサのカピタンは、ホセ・マリア・バケーロ現バレンシア副コーチ
○マドリーの9番はバンバン・サモラーノ
○マドリーの左サイドバックはなかなか良いプレイをする(ちょっと失点の責任もあるが)。選手の名前はキケ・サンチェス・フローレス
○ラウルの右脚は今よりひどい
○レドンドの存在感。上背もあり姿勢も良いからよく目立つ。
○イエロ若いな(皆に言えることですが)

ひとつ前の記事で「ガゴはレドンドになるか」と書きました。が……端的に言うとレドンド=ガゴ+グティ、という印象。守備と同時に攻撃を操る、チームの要。いまさらですが、レドンドはすごい選手だったんだと改めて実感。いつかガゴもそんな選手になる日が…くるか?


マドリーが嫌いならはっきりそう言えばいいのに
0-0 <empate>さんにももう出てますが、ラジオに出演したアラゴネス爺のコメント。ビジャレアル戦で大活躍したグティの話題が出たようですが、
「EUROに行かない選手の話はしない」
「ワシはワシにとって良い選手を連れて行く。今いるのはグティより良い選手だ」

グティ、毒舌解禁。好きなだけ好きなことを言ってよし。

さらに、
「もしラウルのことについて質問するんなら、ワシは何も話さん」

そうですか。


バの話
バに所属するモ選手は、相変わらずリハビリ中。プレパラドール・フィジコと一緒にピッチでのトレーニングはできていますが、ボールはお預け中の模様。今週末でもまだ無理かな…。
ちなみにバのメディカルリストには筋肉の問題でシルバとビセンテも加わりました。どちらも重い症状ではなさそうですが、明日夜のコパ・デル・レイ対アトレチコ戦のvueltaは欠場。

バレロン、マドリー、モナ、バ

2008-01-28 21:25:52 | football

喜び度の高い順から行きましょう。

バレロン
対バジャドリ戦の最後15分、ついにバレロンがリアソールのピッチに戻ってきました。リアソールのファンはバレロンを大喝采で迎えたとのこと。しかもデポルはリアソールで133日ぶりの勝利を挙げました。実にめでたい。03/04のモナコ大躍進とともに、あのシーズンのスーペル・デポル(CLではモナコといろいろな意味でのスペクタクルマッチを繰り広げ、決勝トーナメントではミランをボコボコにした)は忘れられず、それだけにここのところずっと苦しんでいるのはどうにも辛いものです。まだ危険ゾーンなのでがんばれデポル。


マドリー
07/08 Liga Espanola 1a division Jornada 21
Real Madrid C.F. 3-2 Villareal

マドリーの得点:ロビーニョ(8,52)、スナイデル(76)
ビジャレアルの得点:ロッシ(15)、カプデビラ(75)

強い、マドリー。イケルの無失点記録こそ途絶えてしまいましたが、失点にもひるまずしっかり得点して勝てる。良かった選手を上げていくこともできますが、でも他の選手も良かったんだ、という試合ができている。どうしよう、いいのかこんなに強くなっちゃって。
開始8分のロビーニョの先制点。グティ+前線の3R(Ruud、Raul、Robinho)でかきまわし、ディフェンスを引き付け、スペースを作り、グティのスルーパス炸裂。見事でございました。今日はグティのご機嫌が非常によろしいらしく、その後もマドリーが攻勢。と思いきや、ついに失点。怒っているらしいイケルを見て、これで気持ちが守勢に回り流れが劣勢になるのではと心配しましたが、それほどでもなかった。もちろんビジャレアルのニハトやロッシも怖くて気が抜けない状態ではあるのですが、今のマドリーはネガティブな雰囲気にならないでいられる余裕がありますね。ルートのペナルティを取ってもらえなくてもオフサイドじゃない飛び出しがオフサイドになっても荒れない(ちなみに審判団はカタルーニャセット)。多少バタバタしつつも追加点を取り、再び追いつかれるも直後にスネイデルが決勝点。試合には出てはいたものの最近少し調子が落ちているような印象があったスネイデル。遂に今日はスタメンを外れたか…というところで途中出場し結果を出す。本当にいろいろなところに良い流れができています。

ペペエインセマルセロが負傷でメツェルダーはベンチ入りはしたものの出場はまだまだ、そんないっぱいいっぱいのディフェンスライン構成は、右からミチェル・サルガド、セルヒオ・ラモス、カンナバーロ、ミゲル・トーレス。DF欠乏症&国王杯のため試合慣れしてきたサルガドが、この日は右サイドでがんばった。守備はやっぱり怖いところもありますが、積極的に攻撃参加して実に惜しいシュートまで。必要なときにちゃんと仕事をしてくれるのはさすがベテランです。後半途中に負傷交代してしまいましたが、症状は強い打撲程度で次の試合には問題ないだろうとのこと。良かった良かった。サルガドが負傷した後に交代カードでドレンテが用意されましたが、なぜか名前が呼ばれたのはロビーニョ。ダウンしたはずのガリシア男が雄々しくも立ち上がってしまったせいかもしれませんし、シュスターが血迷ったからかもしれませんが、ピッチの中の選手たちが「いやそれ違うから」とサルガドを交代させていたのが面白かったです。ちょっと珍しいシーンでした。

さらに良くなっているのがガゴ。良くなっているというか、今日はもう本当に素晴らしかったと言っても良いかもしれないた。スーペル・デンジャラス・プレゼントパスが1個もなかっただけでなく、いいタイミングで相手の攻撃をつぶし、ボールに競りかかり、前線にパスを出す。もしかしたら本当にレドンドになるんだろうか。決勝点のアシストもして大活躍ではありましたが、スライディングの際にボールを触ったとハンドを取られ、敢え無く次節は有給休暇に。
さて、大変なことになりました。ネイションズカップ召集中のディアラはたぶんまだ帰ってこれないはず。案1:バチスタ&グティのドブレピボーテ、案2:バチスタ&スナイデルの、案3:スナイデル&グティの、案4:セルヒオ・ラモス辺りにやらせればできそうじゃない? 
・・・ディアラ、早く帰ってきてください・・・。

ピボーテという唯一の不安点を残しつつも、次節までまるまる1週間空くのでなんとか付け焼刃でもそれなりの準備はできそうな感じです。次節対戦相手はフエラのアルメリア。


磨きまあす


モナ
モナコ。モナコの試合を見るようになって以来、ル・マンに負けた記憶はまるっきりなかったんですが。どんなにチームがどん底状態のときでも、ル・マンには勝ってたんですが。というかせっかくの貴重な貴重な放送だったんですが。負けないでよ。
失点1は頼れるGK&キャプテンのローマさんのありえないミス(セットプレーからのハイボールを落としてしまい、ジャポネのマツイに蹴りこまれちゃいました)。もっとも、連携悪かったりサイドが生きていなかったり(レコ&ネネ、だめ)、遠藤氏がしきりにマツイをモナコに移籍させたがったり、どうしよもない試合でした。メネズのぬらぬらドリブルは相変わらずで良かったです。ガクペのあのシュート、入ってたらなあ。








……もう本当に、書ける事がないです…。

今週末は

2008-01-27 00:50:42 | football
先日の火曜日、デポルのバレロンは1年近い手術とリハビリの時を経て、チームの全体トレーニングに合流しました。そして今週末、ついにバレロンは召集リストにも入りました。27日に行われるバジャドリとの試合です。
最初に膝の靭帯を断裂したのが2006年の1月、リーグ戦のマジョルカ戦でした。約半年後、06/07シーズンのプレシーズンマッチ(2006年7月)で再び前十字靭帯を断裂。2007年1月上旬に復帰することができ、マドリー、レクレとのリーガの試合、そして国王杯のマジョルカ戦に出場しました。しかしその後のトレーニング中に再び同じ箇所を負傷。メスを入れない治療は上手くいかず、結局3月末に手術。長いリハビリを経て、遂に再びピッチの上へ。
良かったなと思う一方で、言いたくはないですがやはり怖いです。再発の恐怖はもちろん、2年前のバレロンはどこまで取り戻せるんだろうかと。もともとスピード系とかパワー系などというくくりからははるかに離れた場所にいる人なので、フィジカル的な回復はひとまず置いておいて、気になるのは柔らかいテクニックやパスの勘どころのようなもの。いくらバレロンとはいえ、試合の感覚を取り戻すまでには少し時間がかかるかもしれない。チームの現状はかなりギリギリで、救世主を求めているような状況ではありますが…。
それはともかくとして、まずはピッチに戻ってこられたことを素直に喜ぶべきですよね。おめでとうバレロン。試合が見られないのが残念です。


ところで
今夜、というか明け方(あと3時間強)にフランス、リーグ・アンの放送があります。放送カードはル・マン vs ASモナコFC。ル・マン以外のクラブに興味を持つ人々にとっては、シーズンに2回の貴重な貴重な貴重な貴重な放送チャンスです(ちなみにMatsuiがサスペンションになったりするとカードが飛ばされたりするのでドキドキです)。モナコ的お勧めは、赤白を着るのもあとどれくらいだろう、と悲しい気持ちになってしまうほどの逸材、顔が怖い10番メネズの自分勝手うにうにドリブルと、セルタからやってきた11番ネネのアシスト付きうにうにドリブル……他にもいろいろありますがとりあえずお勧めです。


07/08フランスリーグ 第23節
ルマン VS. モナコ

解説:遠藤雅大 実況:野村明弘
会場:スタッド・レオン・ボレ
試合日:1月26日20時

【JSPORTS 2】
 1月26日(土) 27:55~30:30 (LIVE)
 1月28日(月) 19:00~21:00
 1月29日(火) 22:00~24:00

【JSPORTS ESPN】
 1月30日(水) 21:00~23:00

ボヘミアン

2008-01-25 21:56:07 | football
先日は筋肉を痛め3~4週間ほどの離脱が決まってしまったオサスナ所属のMFヤロスラフ・プラシルですが、負傷が判明する前に母国チェコのスポーツ紙「Denik Sport」のインタビューを受けていたようです。チェコ語ではさすがにどこにその記事があるのかわからないままでしたが発見しました)、代わりにそれをスペイン語で載せてくれたDiario de Navarraから。



ヤロスラフ・プラシルは、チェコの中でも優れたスポーツ選手の1人だ。代表の中盤ではベースになる選手であり、先週はチェコのDenikスポーツのインタビューを受け、パンプローナでの経験について語った。電話によるこのインタビューはもちろんビルバオ戦の前で、全治3~4週間という負傷の診断が確定する前だった。「それに雨が降っているよ」とユーモアを交えて、ブロンドのボヘミアンが指摘する。ジャーナリストのパヴェル・ハルトマンのインタビューは独特だ。

Q:クリスマス後のオサスナの結果は、なぜ12月終盤の頃のとは違うんだろう?
P:たぶん時間がたって…今は厳しい時だ。僕たちは最後の試合で失敗してしまった。ラシン・サンタンデールとの試合はイーブンだったのに、82分に僕たちは最初のゴールを許してしまった。1分もたたないうちに2点目を決められた。集中が欠けてリラックスしてたのかどうかはわからないけれど、いずれにしても僕たちは態度を変えなければならない。最後の15分間で失点したのはこれが初めてじゃないんだよ。

Q:順位表の下位に落ちてしまって、チームの関係者やファンはどう感じていただろう?
P:がっかりしていたと思うよ。それでも彼らは、リーガはまだイーブンの状態にあるということをよく理解している。1試合に勝てば突然9位に上がったりする。だから、ここでは本当にそれぞれの試合次第なんだ。

Q:残念なことにイタリアでは、チームが失敗するとティフォージがトレーニングに現われて野次ったりする。こういったことはここでは起こらないと思うけど?
P:ここではそうだね。ファンは僕たちと共にある。この結果は彼らは気に入っていないだろうし、2ゴール立て続けに入れられた後は、当然のことながらブーイングも少しは起きた。でも普通は、彼らは僕たちをサポートしてくれていつもスタジアムに来てくれる。大体の場合、僕たちのスタジアムは満員になるよ。今はそれが僕たちを元気づけてくれる。今できている以上に僕たちは努力をする必要がある。ビルバオとのダービーでは、3ポイントを取れるようにと願っているよ。この状況では僕たちに必要なものがそれなんだ。試合のクオリティも同じくらいね。

Q:スペインサッカーにはもう慣れた?
P:僕が? それは他の人に判断してもらわないとね。僕が言える唯一のことは、スペインリーグはフランスよりも良いってこと。遅れて加入した最初のシーズンで、救世主としてプレイするのは簡単ではないけれどね。でもここまできて、クラブが生き残れるように助けられているといいと思うよ。

Q:どういった点でリーガの方が良いと思う?
P:試合の中で。ここでは毎試合がすばらしいし、すべてが難しい。前に走り、すぐに下がり、誰も何もしないでいるなんてことはなくて、100%でやっている。プレミアリーグと比べることはできない。僕はプレイしたことがないからね。でもフランスと比べると、試合のクオリティは優れているよ。モナコでは、ストラスブールと試合をするかマルセイユと試合をするかで違うんだ。ストラスブールとの試合では重要性はかなり落ちるから。スペインではチーム間の差はとても小さい。それは順位表を見ればわかると思う。
(補足:ストラスブールはモナコからだいぶ離れたフランス北東の端にあるクラブ。歴史もあり弱小ではないのですが、昨シーズンはリーグ・ドゥに落ちてました。Wikiを見てきたら、歴代所属選手にハシェックやベンゲル、星占い師にオシムさんまでかなり豪華。一方マルセイユはご存知のとおりの名門クラブであり、フランスではPSGと1,2を争うほどファンも多く、おまけにモナコにとっては南仏付近ご近所さんダービーになります。ちなみにかなり苦手です。)

Q:どの試合もがダービーみたいだということ?
P:むしろどの試合もファイナルみたいなものだ、ってことかな。すべて100%を出していく。ファイナルだからね。どんなポイントにも金の価値があるんだ。

Q:プリーメーラ・ディビシオンはフランスリーグより攻撃的のようだね。
P:確かに。皆が勝ちたがる。僕たちは勝つためにレアル・マドリーのピッチに行った。そしてもし最初の2つのチャンスを僕たちが逃していなければ、勝利は現実になっていたかもしれない。でも僕たちのシュートは……



Q:ではスペインサッカーとフランスサッカーの間でマスメディアの注目を比較すると?
P:もちろんこの点でもはっきりした違いがある。ここではどの試合もテレビで何度も何度も分析される。それに新聞ではまるでサッカーに関する小説であるかのように書かれているよ。特にレアル・マドリーとバルセロナについてはね。

Q:スポーツ紙では何ページくらい書かれているの?
P:例えばMARCAではだいたい8ページから10ページくらいはレアル・マドリーについて書かれている。バルセロナはその半分くらいかな。テレビについてはわからない。

Q:ではオサスナについてはMARCAでは何ページくらい?
P:僕たちは小さなクラブだから、新聞ではそれなりのスペースだよ。僕たちがレアル・マドリーやバルセロナと試合をするときは別だけど。でも僕たちがこの両チームとカーサでやるときはそんなに多くない。1ページくらいじゃないかな。

Q:テレビ局はトレーニングに来ている?
P:そうだね、毎日2台のカメラがトレーニンググラウンドに来ているし、ジャーナリストも10人くらいは来るよ。モナコとは比べられないね。多くてもジャーナリストは3人だったし、テレビで放映されるのも本当に特別なときだけだったよ。

Q:カメラの前でスペイン語で話したりはした?
P:カメラの前ではまだないよ。まだたくさんのことは話せないからね。まだ話さない方がいいよ。でももしリクエストされてカメラの前に引っ張り出されたら、何かは言うつもりだよ。問題ありだし100%ではないけどね。

Q:プレスカンファレンスには出ている?
P:そうだね、何度か。選手たちが交代交代で、僕ももう3、4回は担当した。トレーニングの後に最低でも選手が1人はプレスカンファレンスに出るんだ。

Q:今現在、スペインリーグでの最大のスターは誰だろう?
P:最近で言うならたぶんファン・ニステルローイだね。たくさんゴールを挙げていて、今一番騒がれている。でもどのクラブにもそれぞれのスターがいるよ。バルセロナにはメッシがいて、アトレチコ・マドリーにはアグエロがいる。

Q:ではオサスナでは?
P:僕たちにはリカルドがいる。経験を積んだGKで、スペイン代表経験もある。

Q:サッカー以外の生活にはどのくらい慣れた?
P:いつも良い感じを受けているよ。僕たちはピソ(アパートメント)を選んだところ。妻と一緒に散歩に行って街を知るのが好きだよ。

Q:ピソは町の中心?それとも郊外?
P:どちらかというと郊外かな。でもここではそんなに違いがないんだよ。パンプローナは小さな町で人口は20万人くらいだし、いろいろなことがこじんまりしている。決めた場所はトレーニング場まで10分、ダウンタウンまで10分くらいのところだ。

Q:モナコは富と贅沢、免税と同義語の街だったね。では今住んでいるところはどう言い表せる?
P:パンプローナはより大きくて、古くて、それに確かに牛のモニュメントがたくさんあるね。

Q:クリスマスはスペインで過ごした?
P:いや、23日に試合をして24日の朝には妻と一緒にボヘミア方面へ飛んだよ。

Q:ブラジル人の奥さんは典型的なチェコのクリスマスを楽しんだ?
P:ブラジル人の祝い方はアメリカ人と似ているらしくて、ローストターキーを食べたりするらしい。でもすべてうまくいったよ。彼女は魚介類のスープと鯉にポテトサラダのつけ合わせを好んでた。

Q:真夜中のミサには行った?
P:残念だけどノーなんだ。前に言ったように、24日は朝から移動していたから、夜には僕たちは疲れて寝てしまったんだ。でも25日には妻を連れて凍ったプールにスケートをしに行ったよ。

Q:ブラジル人がスケート?それは珍しいよね。彼女はどうだった?
P:スケートというものが彼女の人生において初めてだということを考えると、とても上手だったと思う。彼女はスマートだよ。




せっかくインタビューを受けたのに、それが記事になる頃には怪我で離脱、と少々不幸ではありますが、フランスでプロとして育ち比較的長い時間を過ごした後に、初めての国外挑戦、リーガ・エスパニョーラ。それなりに慣れているようで良かったです。

しかし鯉のポテトサラダ添えってどんな料理なんだ……。
(後から補足:魚のスープに鯉のフライ&ポテトサラダ、はチェコの伝統的なクリスマス料理なのだそうです。肉食を控える、という宗教上の意味もあるとか)

コストパフォーマンス

2008-01-23 06:17:13 | football
新しいものほど壊れやすい?
再びペペが負傷、しかも約1ヶ月はかかる長期の離脱。なぜか今シーズンの新加入選手ばかりがバタバタ倒れているために、MARCAは彼らが休んだ試合を数えてしまいました。

一番お値段が高かったのにロッベンは、リーガ12試合、CL2試合を欠場。ロッベンの次にお値段が高かったペペも不運な選手らしく、既に16試合に出場できなかった+この先3~4週間は離脱。筋肉に問題をもって加入し、最近では1ヶ月以上離脱しているメツェルダーはまだ10試合にしか出場していません。負傷欠場が16試合、監督判断での欠場が3試合。一方エインセは、ピッチの上に出てくればすばらしいのに、未だ4試合以上を続けてプレイしたことがない。最近ではバルサ-アリカンテ-サラゴサとプレイしたもののそこで負傷し、全治5週間。13試合に既に負傷欠場し、1試合は負傷の予防のための欠場、1試合が書類が整わなかったための欠場。
他の新加入選手で比較的強いのが、スナイデル。良く出場してはいますが、それでも代表から2回負傷して帰ってきたことがあり、リーガ3試合、CL1試合の欠場。一番元気なのはドレンテで、その次がサビオラ…だったのが、サビオラも最近の足首の負傷で1ヶ月の離脱となってしまいました。

ということでそれぞれの選手の欠場試合を足していくと64試合、とトータルで欠場試合数を出しても仕方ないですが、ペペは16試合もいなかったんですね…。メツェルダーは今週中には全体トレーニングに復帰できそうということで少しは希望が出てきました。何しろ今のままでは、カンナバーロかセルヒオ・ラモスが負傷またはサスペンションにでもなったら最終ライン崩壊です。バチスタ辺り、CBできないかな。雰囲気的に。


オサスナ:プラシル
先日のリーガで、オサスナの試合結果をチェックしたら2-0でアスレチック・ビルバオに勝利。お、よくやったと記事を見ていたら、プラシルはサブには名前が入っていたものの、出場はしていませんでした。そのときは出場機会がなかったのかと思っていたのですが、試合直前のウォーミングアップで負傷していたとのこと。Deportes de Navarraの記事によると、その前のラシン戦で負傷があったそうなのですが、それでも通常通りトレーニングできていたから問題はないだろうとメディコは考えていた様子。しかし大きな怪我になってしまいました。MRI検査の結果、右大腿部の筋肉損傷で3~4週間の離脱、と。また大き目の負傷、やっちゃったなー。しかも次は確かセビージャ戦で、その後もバルサ戦も近いはずで、また放送があるなと楽しみにしていたのに。残念なことになってしまいました。オサスナも確か降格圏付近で気が抜けないし、シーズン後はユーロもあるし、とにかく今はお大事に。


復帰:バレロン
ついに。約2年前に負った膝の靭帯損傷から、復帰と悪化を経て、ようやくバレロンがピッチに戻ってこれる、とのこと。記事によれば既に完治しており、今日のトレーニングから全体に合流できるようです。試合にはいつから出られるんでしょうか。デポルの現状はかなり厳しいのですが、バレロンの復帰が好材料になればと思います。

ファン・カルロス・バレロン・サンターナ
今現在は、私がチームに対してできることよりも、チームの方が私を助けることができるんだよ。実際、2年の間戦っていなかったのだから、自身を持ち高いレベルを見せられるように戻っていく過程が必要なんだ。少しでも多くても、私のできるだけで貢献していこうとするよ。そして少しでもチームに力を加え助けられれば。
戦わないでいる時間が長かった。トレーニングをすることと戦うこととは違うものだ。事態はうまくいっているけれど、試合に入ってみて、経過を通じて何が起こるか、すべてのことがどう進むか、それはこれからだよ。最初はどうなるか掴むのが難しいだろう。トレーニングでも同じだったよ。少し恐怖感があって、それから少しずつフィットしていった。同じことだと思う。
ここまで私が挑戦してきたこと、それはリハビリの中でできることを最も確実にやろうとしてきたことだ。その経過の中では、自分でストップをかけなければいけなかった時があったし、前へ進める時もあった。私たちは落ち着いてそれを受け入れ、時間のプレッシャーを受けないようにした。それが私を助けてくれた。
そして今、「準備ができた」と言える時がやってきたんだ。



とにかく、戻ってこれて本当に良かった。

真実のある場所

2008-01-21 22:53:15 | football
負傷者情報
バレンシアの医療情報より、18日のトレーニングでのモリエンテス負傷は双子筋の痙縮とのことで全治情報は不明。双子筋を調べると大腿部と脹脛とあるようなのですが、どちらだろう。ただ理学療法を受けたあとランニングはできたようなので(スーペルの画像が今日のものならば、ですが)、希望的観測としては週末には間に合うかもしれない、と思っております。

負傷といえば、マドリーのペペ。デルビーを15分で退いたペペは、MRI検査を受けたところ脹脛辺りの筋繊維損傷で3~4週間の離脱とのこと。CL決勝トーナメントも微妙ということで……いい選手だとは思いますが、クリスタルもいいとこです…。



MARCAより

ダビド・アルベルダはEFEのインタビューで、ロナルド・クーマンによってチームから切り離されている現状について分析した。
「いつも私はトレーニングで取り残され分断されている。コーチたちは、私たちがチームのほかの仲間たちと接触できないようにし、さらには集合の仕方すら変えてしまった。だから私たちはチームと一緒のトレーニングをしていない」
「監督もコーチ陣も私のことを見ようとしないし、12月18日以来私のことを見下している。最初に私のところに来て全体を監督するときにも、彼らは私に直接話しかけない。私は、今彼らが私にしているような扱いに相当するのか。実際、私にはそうされる理由もわからない。それを知りたい。ファンもこのようにされた決断の理由を知る権利がある。多くの人が考え、こう言っている。「何か真実があるはずだ。彼らが切り離された理由が」。そしてそれが確かでないなら、彼らが説明をしてくれるよう望んでいる。」

アルベルダは、どうしたらこの状況が終わるのかわからないとしている。しかしアルベルダは、自身のフットボールプレイヤーとしての権利を放棄するつもりはないとも警告している。
「唯一確かなことは、彼らは既に取り戻すことのできないほどの損害を引き起こしてしまったということ。そして私は最後まで私の権利を守っていくつもりだ。特にクラブの首脳陣たちから私が受けている侮蔑に満ちた扱いの後では。ファンもチームも、今回バレンシアの中でなされた決定の原因には相当しない。」
さらにアルベルダは、彼がバレンシアに対して6000万ユーロの保証金を要求するに至った理由を説明した。「私は私の生まれたこのチームで引退するために、条件の良いオファーは放棄し、バレンシアと契約を更改してきた。法律上の問題については私はわからないが、他クラブが何度か私のところにオファーを持って来たとき、バレンシアはいつも私の契約撤回条項を上げた。私のもの、それはフットボールをすること。そして何よりも監督と会長が今それを妨げている。毎日彼らは、私がクラブを離れざるを得なくするという、もっとも不可能な人生を選ばせようとしている。」

スーペルにはQ&A形式で

11/23

2008-01-21 06:27:07 | football
07/08 Liga Espanola 1a division Jornada 20
Atletico de Madrid 0-2 Real Madrid C.F.

レアル・マドリーの得点:ラウル・ゴンサレス・ブランコ(31秒)、ルトヘルス・ヨハネス・マルティニウス・“ルート”・ファン・ニステルローイ(42)



試合開始数時間前のMARCAには「グティが先発だろう」と記事が出ていました。さらにはマルセロかと思っていた左サイドにはミゲル・トーレス。負傷のバルボアを除いて、マドリード出身のラウル、グティ、イケル、ミゲルトーレスと先発を果たしたデルビ・マドリレーニョ。

さて試合。勝ちました~。1つ前の記事で書いたように、現在好調のアトレチコが相手とあって苦戦することも考えられましたが、ふたを開けてみればマドリーのモチベーションの高さがアトレチコを圧倒した、そんな印象でした。
試合開始30秒そこそこで、ラウルが先制点。パブロの軽い守備を交わしたロビーニョがゴールライン際から中に折り返し、飛び込んだラウルが流し込む。ここ数試合は少しパフォーマンスが落ちていたラウルでしたが、ビッグゲームにはやはり強い。特にアトレチコ相手には23試合で11ゴールを上げているのだそうです。
先制したことで優位に立ったマドリー、と思いきや10分過ぎにペペが負傷し15分にはサルガドと交代。それまで右サイドで上がる気満々だったセルヒオ・ラモスは真ん中へ移ってしまいました。ラテラルのラモスはもっと見ていたかったので残念。これでしばらくはマドリーはバランスを崩した、というかやや不安定な状態が続きました。攻め込まれるシーンが増え、CKやセットプレーのチャンスを与え、シュートも打たれる。しかしやっぱり持ってて良かったカシージャス。この試合でも3回ほどの「パラドン」で、不安定な守備陣が許してしまう危険なシュートを防いでくれました。
比較的攻勢を続けるアトレチコなのに、シュートがイケルに弾き返されたりクロスバーに当たってしまったりで不運だなあ……と思っていたところに、CKからルートのゴール。ほんの1,2歩ステップバックしてパブロの守備をはずしてシュート。アッビアーティも触っているのにこっちはゴールが決まってしまう。ちょっと申し訳ないながら、いい時間のゴールでマドリーは優位に立ったまま前半を終了。
後半はスコアが動かなかったので概況は略しますが、放送でも言われていたように、マドリーはチーム全体の守備意識が高く前線から飽きずにアトレチコにプレッシャーをかけ続けていました。ラウルもルートもFWのくせに非常に真面目に守備をする。特にラウルは後半は右サイドの上から下から、何のポジションなのかわからなくなるくらいボールを追いかけ続けていました。正直なところ、サルガドの守備がやや不安なわけですが、ラウルが下がってボールをチェイス+ガゴがヘルプに来ることで、右サイドの守備はだいぶ助かったのではないかと思います。ラウルに加えて印象が良かったのは、そのガゴ。1試合に1回くらいはスーペル・プレゼントパスをやらかすガゴ、今日もそれで大ピンチが1回ありましたが、全体に落ち着いてボールをチェイスしよく体を寄せてボールを奪っていた。まだまだ安定感とはいきませんが、長く使い続けて伸ばしていって欲しい人材だと思われます。



土曜日のことは…記憶にございません…。

プレ・デルビー・マドリレニョ

2008-01-19 20:18:24 | football

さて、デルビー。マドリーは首位アトレチコも3位と、両クラブともに好調な状態で迎えるデルビーとなります。そのせいなのかいつもどおりなのか、MARCAのデルビー特集には力が入っています。その中から面白そうな記事を。

2枚のユニフォームを着た人たち
マドリーにもアトレチコにも所属したことのある人は、MARCAによればこれまでに18名。その中でも、デルビーでどっちの側でもゴールをあげた選手がいます。それはインテルに行ってから男前のくせに妙にふっくらしてしまったMFサンチアゴ・エルナン・ソラリ。アトレチコが降格するシーズンに1点、マドリーに移ってからはアトレチコが戻ってきたときに1点。
他にはウーゴ・サンチェスが両クラブに所属してピチチを取ったなんてことも書いてありますが、現在に話を戻します。現所属で両クラブのユニフォームを…ということで名前が挙げられているのは記憶に新しいレジェスと、そしてベルント・シュステルであります。他にもフラドとか、あとミスタも入れてもいいかもしれない。


1992年国王杯ファイナル。シュスターの得点もあってアトレチコはマドリーに勝利、栄冠を手にした。



ミニ歴史
○マドリーはビセンテ・カルデロンでアトレチコに勝ち越している唯一のチームである
○アトレチコがマドリーに最後に勝ったのは、99/00シーズンのベルナベウでの試合
○ビセンテ・カルデロンで最後に勝ったのは、98/99シーズン
○トータルでマドリー75勝、アトレチコ35勝と倍以上の差をつけている
○現アトレチコ会長エンリケ・セレーゾは、自分のチームが勝つのを会長として見たことがない
○ファン・ニステルローイはビセンテ・カルデロンデビュー(昨シーズンはお休み)
○カシージャスは先発した試合でアトレチコに負けたことがない
○ラウルはビセンテ・カルデロンで4ゴールをあげていてマドリー歴代3位。2位はロナウド、1位はディ・ステファノ
○負傷欠場が予測されるレオ・フランコは、マドリーに4回勝っている(マジョルカ時代)
○選手としてはレジェスとフラドが両クラブのユニフォームを着た選手となる。マドリー側にアトレチコ経由の選手はナシ
○フェルナンド・トーレスとガビが移籍した現在、アトレチコにマドリード出身選手はいない。マドリー側ではラウル、グティ、カシージャス、ミゲル・トーレス、バルボアの5名


現状
コパ・デル・レイに敗れた後、私は「他に大会もあるし負傷者も増えているし仕方がない」と書きましたが、敗退翌日のトレーニングに出てきたラウルのご機嫌は凄まじく悪かったそうです。15年間国王杯を取っていない=ラウルが取ったことがない。1度は手にしたいタイトルなんでしょう。こんな顛末もあり、先にも書いたようにアトレチコが好調を維持していることもあり、かなりマドリーのモチベーションは高いことが予測されます。現時点で負傷者リストは、メツェルダエインセソルダードロッベンバルボアペペサビオラサルガド、とだいぶ長くなっております。せめてペペが間に合ってくれれば最終ラインの格好はなんとかつくのでは……さてどうなりますか。この後、何時くらいかわかりませんが本日のトレーニング状況と召集選手が発表になると思われます。

筋肉

2008-01-18 22:01:55 | football
出たばかりのlas provinciasの記事。クローズドで行われた本日午前のトレーニングの様子からです。

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フェルナンド・モリエンテスはトレーニングセッションが終了するより前にロッカールームに引き上げた。モリエンテスは昨日は不幸なこともなく今週2度目となる全体練習を行っていたが、今日のトレーニングでは違和感に悩まされることとなった。明日の召集からは外れるだろう。
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まただ……。

上昇下降

2008-01-18 01:43:51 | football
国王杯顛末
なんかMARCAはもうデルビ・マドリモードなので国王杯の記事が探しにくいです。
火曜水曜と国王杯はOctavos(16→8)のvuelta(2nd leg)が行われました。途中経過は省略…したいところですが、ざっと要約。まずは良かった方から。

<バレンシア>
07/08 Copa del Rey Octavos Vuelta
Valencia C.F. 2-1 (con. 4-2) Real Betis Balompie

既にフエラで2-1とリードしていたバレンシアは、メスタージャにベティスを迎えてまたも2-1の勝利。前半10分、後ろからのロビングに、1人相手DFラインを破って飛び出していったジギッチが頭で合わせて先制点。後半に入って、今度はビセンテが左サイドを高速ドリブルで上がりそのままゴール。ファニートに1点返されたものの、余裕で勝ち抜けを決めました。
MARCAの記事を読んだだけですが、試合内容は全体としてベティスを上回っていたものの、精神的な面の復調はまだのようだ、ナーバスなバレンシア、といった意味のことが書かれていました。確かにメンタル面はもうしばらく時間がかかりそうな気がします。どん底からまだ抜け出られたかどうかわからない、自分や仲間がいつ粛清されるかわからないチームで、選手全員の気持ちが同じだけ同じ方向を向くように、というのはかなり難しく無理があることではないかと思われます。
とはいえ、記事をひっくり返せば試合内容自体はやはり上向きにあると考えて良いのかもしれません。ポジティブに。ビセンテのキレもだいぶ戻ってきたのではないかと、そこも嬉しい点です。ポジティブにポジティブに。


<マドリー>
07/08 Copa del Rey Octavos Vuelta
Real Madrid C.F. 0-1 (con. 1-3) Real Mallorca

やっちゃった。敗退です。
記事を見ると、試合開始からマドリーがガンガン攻め立て、しかもかなり良い内容でガンガン攻め立て、攻め……失点して、終わった。と、こういう試合だったようです。先発は左サイドにドレンテが入ったり、2トップがイグアインとサビオラだったりと控えの選手にはアピールチャンス。しかしサビオラは前半で負傷し、後半からニステルロイを出さざるを得なくなりました。チャンスは作れていたようなのですが得点が入らないまま時間が過ぎ、ロビーニョとスナイデルも途中出場。とにかく1点を狙って攻めていたわけですが、決め手を欠いたことが最後まで直らなかったと。
これで15年間マドリーは国王杯を取っていないことになるそうです。ただ確かに敗退は良くないことではありますが、この先リーガとCLを両立させることを考えたり負傷者が増えてきていたりすることを考えると、まあいいか、という気も多少します。「90万ユーロがフイになった」とはMARCAの記事で、これは先月末にカルデロン会長が「三冠を達成したら1人90万ユーロのお小遣いを上げるよ」という記事が元になっています。あれ、イノセンテネタだと思っていたのですが、本当だったんですね。昨日の敗退でどっちでも良くなってしまいましたが。

ということで、他にもペナルティ戦までいってエスパニョールが敗退したり、ラシンが妙に強かったりといろいろありまして、ベスト8が出揃いました。次の組み合わせはこちら。来週にはもう試合ですね。バレンシアはアトレチコか。何か最近やったような気がします。気のせいかな。

Ida:1月23日  Vuelta:1月30日
ビジャレアル vs バルセロナ
バレンシア vs アトレチコ
ヘタフェ vs マジョルカ
ラシン vs ビルバオ



復帰
週末はリーガの後半戦が始まります。開幕戦カードの裏返し、ということはマドリーとバレンシアでそれぞれデルビーが行われる、ということになります。開幕戦といえば、開幕のデルビ・マドリー、今からでも良いから放送してくれないかな…。ま、とりあえずデルビ・マドリーの記事は明日以降に回すとしてにして、バレンシア自治州の方。バレンシアは既にビジャレアル戦の召集選手を発表しています。

Porteros: Hildebrand, Mora.
Defensas: Caneira, Helguera, Marchena, Lombán, Albiol, Moretti.
Centrocampistas: Edu, Sunny, Baraja, Joaquín, Vicente, Mata, Ever.
Delanteros: Arizmendi, Zigic, Villa, Silva, Morientes.

ということで、モリエンテスの名前が召集リストに入りました。バルサ戦で負傷して以来、約1ヶ月ぶりとなります。ただ20名召集されていますので、試合登録(18名)からは外れる可能性もあります。が、やっと実戦に戻ってこれました。後は動いてゴールを決めるところがいつ見られるか、です。

黒から白まで

2008-01-16 23:28:15 | football
名誉あるリスト入り
冒頭から嫌な記事ですいません。20 minutosより「モリエンテス、クーマンのブラックリスト入り」。
20 minutosによると、元の記事はPublico.esという新聞だそうです。スポーツ紙ではない普通の新聞サイトのようですが、サイト内で記事は見つけられませんでした。20 minutosの記事をそのまま要約すると、

●オランダ人監督はロッカールームをさらに掃除しようとしている。
●彼はクラブに強化を要請しており、その前に何人かの選手を出すことになるだろう。
●他にも信号の出ている選手たちがいる。ミゲル、エドゥ、ジギッチ、その他。
●クーマンはモリエンテスがチームに十分貢献できるとは考えていない
●ヒルデブラントもいらないと思っているが、今シーズン中は置いておくことにする

と、まあ勝手に言ってろという感じの内容になっております。
ソースが定かではないし、マドリー系スポーツ紙やバレンシア系スポーツ紙でも記事になっていないので、現時点ですぐにどうこうということはない少し信憑性の落ちる記事だと思って良いかもしれません。が、確かに順番から言えばあの3人にかなり近いですよね、モリエンテスは。実際3人への戦力外通告の報道があった直後から、次のリスト入りは…なんて感じで名前が出ていました。
正直なところ、こんなカオスなクラブでうまく生きていけるような選手だとは思っておりません。世渡りがうまかったら、マドリーでもう少しなんとかしていただろうと思うのです。なので、出てけと言われたら出て行けば良いのだと思います。
問題は行き先があるかどうかですが、ま、それは上のいまいち出所不明記事が本当になったときにします……そういえばつい先日、コレルさんがニュルンベルクに行っちゃって、特にアタッカー補充もしてないんですよね、モナコ。言ってみただけ。

ちなみに最近やたらと言論統制が激しい公式ページには留守番組の情報はさっぱり載りませんが、先ほどのTvviのニュースでは、強風の中ランニングをするモリエンテスの様子がちょっとだけ映っていました。


4人目がやや意外
「バレロン」の名前があるとつい飛びついてしまいます。MARCAから「デポルのカピタンたちは議論を鎮めようとしている」。
先日アワテのかわいそうな画像がだいぶ長いことMARCAのトップに掲載されていました。デポルのGKムヌアがトレーニング後のロッカールームで同じくGKのアワテの目元を殴り6針縫う怪我を負わせた、という件がありました。もちろんいろいろ深い事情…というか要するにチーム内の事情がちょっと背景にありまして、たとえばデポルは現在ビリ2にいることとか、比較的最近アワテは1stGKから2番手に下げられたとか、どうもロティーナとアワテの関係も良くないらしいとか、とにかく喧嘩両成敗で2人ともシーズンいっぱいトップチームからはずすとか、シーズンいっぱいじゃなくて暫定的に冷却期間を置いただけだとか…要するにカオスですね、ここも。

マスコミの注目もだいぶ集まってしまった中で、デポルのカピタンたちはとにかくこの状態を終わらせたいと集まり会見を行いました。デポルのカピタンたちというのは、セルヒオ、バレロン、マヌエル・パブロ、そしてコロ助ことコロッチーニ。コロッチーニがカピタン組ってのは意外でしたなんとなく。以下、スポークスマン・バレロンのコメント。
「この問題は終わりにする。なぜなら私たち個人の問題よりも、スポーツ上の問題の方がはるかに重要だからだ」「チームから切り離されそうになり、彼らはすぐに私たちに意見を求めてきた。私たちは2人ともが必要だと考えている。なぜならチームはこれらの問題のさらに上にくるからだ」「アワテはチームについて考える代わりに自分のことを考えていた。しかし彼は悪い仲間ではない。でも私たちは同時にムヌアの態度も支持しない。非常に悪いことだった」

記事原文で、バレロンがコメントを発表したという意味の箇所に[voz cantante en la comparecencia]というフレーズが使われていました。直訳すると「見たところ歌手の声」。やっぱり声が高いからだろうか…。懐かしいバレロンの声が聞きたい方にはこちらの記事右上のオーディオをどうぞ。


おまけ
ひとり上手グティ(動画)。

芝の中にも敵

2008-01-14 21:48:19 | football

本日の画像です…あれ、クーロ・トーレス?

バレンシアの公式サイトより。ようやく本日のトレーニングから、モリエンテスが全体に合流できたとのこと。昨夜のアトレチコ戦に先発しなかった選手たちと一緒に一通りのトレーニングはこなしたようです。どこまで回復しているのか、ミッドウィークの国王杯に間に合うかどうかはわかりませんが、とにかく良かった。負傷したのが昨年の12月15日のバルサ戦で全治1ヶ月でしたから、予測どおりということになりますか。ようやくバレンシアも何か形を掴みかけているような気もするので、はやくピッチに戻ってこれたらと思います。

その一方で今日の負傷者=アルビオル。見出しに「rodilla」とあって、これは膝という意味ですから例のあの負傷を思い出してぞっとしたのですが、しっかり読んでみましたらトレーニング中に膝を切ってしまったとのこと。しかも数針縫う羽目になり、少なくとも国王杯への出場は厳しいようです。いったい何があったのかと思ったら、フットバレーをしている最中に芝の中に落ちていた釘か何かで切ったと……。練習場のピッチ内にそんな金属片が落ちていることも問題だとは思いますが、そんな金属片に遭遇してしまうアルビオルも不幸というか運がないというか。そういえばアルビオルって、サッカー以外の理由で負傷していることが多い気がします。おそらく大事にはいたってないと思いますが、ともかくお大事に。

直後
国王杯ベティス戦の召集選手18名が発表されました。さすがにモリエンテスは入れてもらえなかったか…
Porteros: Hildebrand, Mora.
Defensas: Caneira, Helguera, Lombán, Marchena, Moretti.
Centrocampistas: Sunny, Edu, Montoro, Joaquín, Vicente, Mata, Baraja, Ever.
Delanteros: Zigic, Silva y Villa.

前半戦終了

2008-01-14 15:48:49 | football
07/08 Liga Espanola 1a division Jornada 19
Levante 0-2 Real Madrid C.F.

マドリーの得点:ルート・ファンニステルローイ(74=PK、88)


先週は持ってて良かったカシージャスでしたが、今日は持ってて良かったファンニステルローイ。全体的にチームがバタバタフワフワしてどうにも落ち着かず、惜しいチャンスはゴールポストに当たる…という中で、ペナルティをきちんと決め、試合終了間際にはエリアの外から狙い済ましてズドンと2点目。ありがとうございますルート様。
シーズンが長い中ではどこかでチームが落ちてくるのは確かで、それが今なのかまだこの先にもあるのかはわかりませんが、チーム状況がぱっとしなくてもとにかく勝ちを拾えているのは良いことだと思います。前半戦を終わって15勝2分2敗、勝点47は「冬の王者」の記録らしいです。すばらしいすばらしい。
ただ、やっぱりチーム状態は気になります。今の中盤先発では残念ながらクリエィティビティに少々欠ける印象。ガゴもがんばってはいるけど、ディアラに比べれば安定性は劣る。少々無茶なスルーパスでも狙っているのは好きなんですが。中盤の攻撃面が少し物足りないと「ラウルが下がる現象」が起き、最前線で必要なときにラウルがいないというバランスが崩れた状態になってしまう。ゲームの組み立てが物足りないならグティを入れればいいわけですが、ただ今日交代で入ったグティを見ると、いきなり相手にプレゼントパスしちゃうくらいで…安定性は今現在は疑問。難しいところです。
今日はむしろイグアインが入ってからの方がチームが活性化した印象でした。次はイグアインを右サイドで先発に…次の試合はミッドウィークの国王杯ですね。たぶん先発できるでしょう。FWかもしれませんが。
それからイケルがやつれていつもより青白く見えたのが心配です。やはり胃腸炎の影響かな…どうぞお大事に。


07/08 Liga Espanola 1a division Jornada 19
Atletico Madrid 1-0 Valenci C.F.

アトレチコの得点:クン・アグエロ(28)



感想1:試合終了間際のビセンテ・カルデロンのお客さんたち(特におばちゃん)の反応が楽しかった
感想2:バレンシア、サッカーになってきている…。

一時期の何をやっているのかわからない、何もできていない状況からは抜け出てきた…と言っていいのかどうかわかりませんが、良くなっているという印象を受けました。なにより、シュートが打てていること。これが大きい気がします。ろくにフィニッシュまで持っていけなかった時期のことを考えると、隔世の感があります。
とはいっても、センターフォワード・ホアキンはもうやらなくてもいいんじゃないかと思います。スピードがあり前へ行く気持ちが強く、実際この試合の前半も良く動いてゴール前まで行っていましたが、後半のジギッチの戦いぶりを見たら…やはり置くなら専門家。ポストが1枚いると、安定感というかターゲットがある安心感が違います。最初からジギッチを使っても良かったのではないかと。
ただ、逆に期待以上のフィット感を見せている非・専門家の右SBアリスメンディにはちょっと良い意味での意外感。仕事のこなしっぷりが予想外に良いですね。手足が長いので上手いのか下手なのか微妙なところはありますが、スライディングなども器用にこなしているしボールのキープもできるしで…意外。
そしてリーガ・デビューを果たしたバネガ改めエベル。走るべきところがランニング、歩いているなどまだフィジカルは十分ではないかもしれませんが、45分間チームの中で試合に出られたことは大きかったと思います。
ま、いくらいいところがあっても勝たなきゃ仕方ないんですけどね…なんですかあの失点。ヒルデブラントにしてみれば飛んだところにエルゲラがいたんだ、という不幸な面を主張できなくもないですが、なんとも間抜けな失点。前半戦を終えて8勝3分8敗。苦しいなりにも積んであった貯金はすべて使い果たされてしまいました。

あとカナルプリュス、余計な画面構成やらなくていいから…。

プレビア第19節

2008-01-13 23:08:21 | football
前半戦最後の試合です。短めにプレビュー。

まずは試合時間が先のマドリーから。面倒くさいのでMARCAから画像をぺっ。


ミッドウィークの国王杯ではマジョルカ相手にひたすら受けに回った試合を展開してしまったマドリー。イグアインのゴールはゴラッソ!でしたが、ラウルやらロビーニョやら出場した意味があったのか…。しかも国王杯ではラウルが膝を打撲し、このレバンテ戦への出場が危ぶまれていました。一応前日のトレーニングまでには問題なく回復したようで、今節も先発と見られています。ところがその一方でちょっと心配なのが、神様仏様イケル様。前日の報道では皆様おなじみの単語「gastroenteritis」と書かれていました。胃腸炎です。gastroenteritis、悪いものを食べたときだけではなくインフルエンザのような風邪のような場合でも、要するにお腹をやられたときは使われる単語のようです。昨日のシュスターの会見では「幸いにも熱はなかったが出場は厳しいかもしれない。だが望みは持っている」といったような内容でした。バレンシアへの移動の様子は普通に見えましたが、ちょっと心配。
他には、扁桃腺炎で離脱していたバチスタが復帰。のどカゼですか……なんかこう、ま、いいや。足首を痛めていたカンナバーロもOK。その一方で、セルヒオ・ラモスのカード蓄積による有給休暇はここで消費。ディアッラは0-0さん言うところの「アフリカ仕事」でしばらく帰ってこれません。負傷者はエインセメツェルダロッベンバルボアソルダード。
…ということを踏まえてこの先発。ペペとカンナバーロが揃っているのは大きいです。セルヒオ・ラモスがいないと、CBをカバーできる人材がいない…というかシュスターはM・トーレスをCBでというのは考えてないのかなあ。そのM・トーレスはラテラル右の予想。ディアラの代わりはガゴしかいませんが、以前にも書いたとおりガゴは有給休暇リーチなので気をつけてほしいところです。無理だと思うけど。中盤は他にバチスタ、スネイデル、ロビーニョ。個人的には最近ちょっと元気がないスネイデルよりはイグアイン右とかでもいいなあと思うのですが。2トップは、怪我にも風邪にも意外なほど強い三十路2人組。いつもの。
試合は午前3時よりW様にてLIVE!


バレンシア
最近あまりまじめに試合を見ていないので、中身についてはあれこれ言いません。とりあえず国王杯でロハ頂いたアリスメンディは、お休みの適用が次の国王杯になるらしく(レバンテ戦で退場になったジギッチは国王杯に停止が適用だったのに…どうなってるんだ)今節は出場可能のようです。またも右SBで。カネイラがメンバーに戻ったんだからカネイラでいいんでは…。ともかく遠征メンバーにはいったアリスメンディは、マドリーに出発する前のマニセス空港でデポルの皆様とご対面。

左がアリスメンディ、顔が隠れてるのがデポルのセルヒオ


デポルの皆さんは、マドリガルでの試合のためにスペインを大横断してきたのでした。お疲れ様、もう一仕事です。アワテ、元気ですか?

話がずれました。試合は5時からやっぱりLIVE!してくれるようです。明日も休み…幸せだ。