「そもそも、わかめってどんな色をしているか、皆さん知ってますか?」
そんな言葉で始まった、ピボット原ノ町店主催「乾物お料理教室」
本日の講師は千葉県の海草加工卸し会社「リアス」の専務取締役 坂詰 和仁氏
2年前の東日本大震災で大船渡の工場が流出し
扱っていた三陸産海草も壊滅的な打撃を受けて、供給が途絶える中
売り上げと義援金で、被災地の漁師さん1軒、1軒を見舞いに訪れ
一人も欠けることなく生産者の生存を確認することができたそう。
その後は自社の会社の売り上げを少しでも上げるべく
全国を奔走して三陸産海草の需要アップに全力で力を尽くし
震災後やっと・・・2年目の今
震災前の売り上げ6~7割まで戻すことができた。
当日の食材「茎わかめ」
海の中ではこんな茶色
さっとゆであげるとこんなきれいな若草色に。
ゆであげた「茎わかめ」をそのまま頂くと、予想外の柔らかさ
今までスーパーでこれを見ても、メカブの茎だと思いこんでいた。
「こんな堅いのを食べる人いるのかしら?」
予想外の柔らかさに・・・自分の認識不足に唖然とするとともに
茎わかめのうまさ再発見
こちらは
石巻十三浜のわかめ
三陸産のわかめは全国的にも最高級品として知られてるが
石巻十三浜のわかめは宮城県でも高品質のわかめとして名が通っている
さっとお湯に通すと・・・
カメレオン並みに驚くべき早業で瞬時に色を変える。
石巻十三浜の漁師さんもこの日応援に来てくれた。
左がリアスの坂詰 和仁氏
漁師になって5年の阿部勝太さん
3/11の震災ではわかめの養殖施設がすべて流されてしまい
自宅も流されてしまった。
仮設住宅で我が家のこと、水産業の復興をどうしていたらいいか
悩んでいたそう。
そこで・・・一つの縁がつながってわかめの販売に力を貸してくれたのが
「顔のわかる流通を続けて40年」のリアスの坂詰社長
震災後、顔のわかる生産者、加工業にはいち早く支援の手がのばされ
その後、どんどん売り上げを伸ばしていった加工業者がいる反面
顔がわからない生産者・加工業には支援の手が伸びず、つぶれたところがいっぱいあった。
だから、これからは顔の見える漁業を目指す。
水揚げしたわかめを市場に卸すだけでなく
「生産者の思いを伝えながら販売していく」わかめの販売網を自ら作っていこうと
海の男だったが、いま営業マンとして、全国各地で十三浜のわかめを試食販売中。
春風がそよそよと吹く今がわかめの一番おいしい時期
新もののわかめは驚くほど柔らかい。
わかめと豚肉をさっとお湯に通していただく
「わかめのしゃぶしゃぶ」がおすすめ。
海に囲まれて生きてきた日本人の体質は
海に囲まれている日本という環境が作り上げてきたもの。
農耕中心だった日本人にとっては、
海の幸と、山の幸・畑の幸が集まった一品は最高の贅沢
体質にあった食べ物をバランスよく頂くことが
不健康になった日本人を
元の健康な体に戻すことのできる一番の近道。。。
身欠きニシン、南陽市大武精肉店の「凍み豆腐」と畑の幸こんにゃくの炊きあわせ
海草加工の卸し業者の専務さん、心豊かな人情に心打たれます。そんな心と心の繋がりを大切にしている絆があればこそ業績を伸ばしていることでしょう。 日本には立派な人が身近にも沢山いるんですね。
そのまま食べてももちろん美味しいんだけど、
竹の若芽(タケノコ)と一緒に炊いて食べると春を実感できますね♪
完全に冬眠から覚めたようで
今から畑仕事忙しくなりますね。
私も丁度昨日から雑草を取り始めました。
何となく・・・畑始めた感じです。
日本にはすごい人、いますね。
根本的に人の出来が違うと
思っちゃいますよ。
でも、吉ちゃんだってとっても立派でやさしい方ですよ。
わかめとジャガイモ、私も大好きです。
若芽&ジャガイモ
ともに芽だしの時期ですね~
ずっと思っていたのですが
今回食べた13浜のわかめは
しゃきしゃき感が驚くほどで
びっくりしました。
あれならどんどん体にはいっていきそうです。
わかめいっぱい食べてたら
体もとても元気になりそうですね。
ほんと!正真正銘若芽の時期です。
この時期はくきわかめもめかぶも
最高においしいですね。
竹の若芽か~
もうそんな時期がやってきますね。
私も若芽の頃に戻りたいわ~
私の所も雨風・・・
昨日は、温かかったけれど今日は、また寒いです。
「茎わかめ」茶色が、綺麗な若草色に変身ですね。
美味しそう。
今度わかめ等の売り場でみてみます。
石巻十三浜のわかめは、美味しそうですね。
私の所では高野豆腐といっています。
海の幸は、なかなか新鮮な物が入ってきません
届きましたでしょうか?
くき若芽は、柔らかいんです。
今までメカブの芯だと思っていたのですが
初めて若芽の違う部位と知りました。
三陸のわかめは最高においしいですよ。
おいしくないわかめも食べたことあるから
わかるのですが、
おいしいわかめはきゅきゅっと音がします。
こちらに来て、食べに来て、
あけみ蝶さん。
私たちのできること、食べて応援、伝えて応援でサポートしてまいりましょう!!
わたしもたべでがったなし・・・・・え~ん。え~~ん。
あつ、まだ昆布販売してるので、つぐってみっかなや。
ご無沙汰のいーちゃんです。
先日の乾物教室は大変勉強になりました。
坂詰さんのお話は「熱い語り」で三陸を応援するぞ!という意気込みをガンガン感じてしまうほどでした。
被災地の漁師さんを一軒一軒訪ねてご自分で消息を確かめられた話を伺って、大変感動しました。
訛り方が丁度いい阿部さんの話は、わかめのプレゼンテーションを聞いているようでした。
わかめ営業を応援していこうと思います
わかめしゃぶしゃぶや今回の献立も素晴らしいものでした。
これからも季節の恵みを頂いて、復興支援・健康維持に力を入れていきたいと思います