雪が舞い、春が舞い

 今日は一日寒かったですね。。。

この雪の降る中

我が家の娘も大学の卒業を迎えることができました。

今大学の卒業式では女史のほとんどが袴をはくんですってね。

そう、は・か・ま・よ

は・か・ま　

 

 

 

 

 

写真館に電話したわたくし。

 

「あの～、娘の卒業式の

もんぺ姿　

写真におさめて頂きたいのですが・・・」

 

「はっ？」

 

 

チャンチャン。。。

 

 

 

 

 

しとしとと降る雪。。。

 

夕方障子を閉めようと窓に向かうと

パオパオを外した野菜の上に

うっすらと雪が積もっておりました

 

 

 

 数日前の庭では

小さな雪割草が花数も多く咲いております

手前の丸い葉っぱは、「葉わさび」

小さな花が今にも咲きそうです。

春に芽吹く山菜の辛みやほろ苦さ。

子供のころにはどこがおいしいの？と思っておりましたが、

今では・・・

人生のほろ苦さをかみしめる年になってしまったようです。。。

 

 

 

 

 

 

 先日、降り積もった腐葉土の下から摘んできた

 「ふきのとう」

ふきのとうや山菜に含まれるあくはポリフェノール類の一種

「あの人はあくが強すぎる」と

一般的に“あく”はあまりよい意味では使いませんが

この“あく”こそ、冬の間に貯まった体の毒を外に出してくれたり

動脈硬化を防いで老化を遅らせてくれる機能性成分なんですね。

でも確かにとりすぎると、胃の粘膜を傷つけたりするので

季節感を楽しむ程度に、ほどほどに。。。

ちょっと毒気の強い人がおそばにいらっしゃいましたら

ぜひとも、このように言いましょう。

「あの人は確かにあくが強いけど・・・

ほどほどにおつきあいすると

独特の味が出てくる人だよね。」

って。。。

 

 

 とってきたふきのとうで

 早速「フキ味噌」を作りました

娘が山形のお豆腐店から買ってくれた

おぼろ豆腐に載せて。。。

秘伝の大豆から作られたとっても甘みの強いお豆腐です

トッピングは庭でちょっとだけ顔を出していた芹を摘んで。

 

 

 

 そして昨日のこと・・・

 

「松前漬け」を作りました

昆布とするめと人参と丸森の切り干し大根を混ぜております

青森の方では、これに数の子が必ず入ります。

そして福島では、「イカジンジン」って言いましたかしら？

するめと人参がいっぱいの松前漬けに似たものです。

親の転勤にくっついて東北中を回って来た子供時代。

東北の海や山の旬の食材に目がないんですね。

冬に市場に行くと思わずこれもあれもと

どんどん買ってしまい、

海の幸がてんこもり。

早く捌いて新鮮なうちにたべなくちゃ、と

結局急いで調理をするはめに。。

 

 

今回の松前漬け。

画像を見ると、日本酒が飲みたくなるんですが、

わたくしお酒は下戸・・・なんです。。。

ヒック。。。