2027年。我々人類にはすでに18年間も子供が誕生していない。このままでは、そう遠くない日、地球を引き継ぐ者はすべて地上から消え去ってしまう! 国家的事業に従事するセオは、人類の未来はおろか、自分の将来すら興味のない絶望を生きる男。しかし、彼は人類存続に関わる重要な鍵(キー)に接触する運命にあることを、まだ知らない…。
淡々と進んで行く、盛り上がらないまま終わるのかなと思ったがクライマックスの長回しの映像は見ごたえがあるが、いまいち何を伝えたいのかがわからない。何故、人類だけが繁殖機能を失ったのかもわからないまま、ある少女をヒューマン・プロジェクトというところに引き渡すだけどヒューマン・プロジェクトが何なのかもよくわからない。
オススメ度・・・★★☆☆☆(何をどうしたいのか、よくわからない)
クリスマスで賑わうニューヨーク。1通の手紙を手にニューヨークにたたずむ誠人。ニューヨークから来た静流の手紙。何も言わずに自分の前から姿を消してしまった静流に会う為、誠人はニューヨークへとやってきたのだった。6年前…大学の入学式の日、誠人は幼い容姿の個性的な女の子、静流と出会う。写真が趣味の誠人は不思議な行動の彼女に思わずシャッターを切る。実はこの瞬間、静流が誠人に恋をしてしまった。大学入学から時が経つも、カメラを通じて自然と二人は打ち解けていく。しかし、誠人はクラスの人気者で、誰からも好かれる女性、みゆきへ片思いしていた。
誠人は静流のことをただの友達としかみていなくて、静流は誠人のことが好きだけど誠人はみゆきが好き、二人だけの秘密の森にみゆきを連れてきたときのやきもちを焼く静流がかわいい。
静流にとって最初で最後のキスシーンは静かですごくあたたかい感じがした。
静流の写真の個展を誠人が最後見るんだけど、そこには静流が撮った誠人の写真があって、その写真からは静流の誠人への思いがあふれていた。
オススメ度・・・★★★★☆(最後はやっぱり泣ける)