読書日和

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浅田真央が戦ってきたもの

2012-12-22 17:19:26 | フィギュアスケート二部作


「浅田真央が戦ってきたもの」

いつか書いてあげたかった記事です。
衆議院選挙も終わり一段落ついた今がまさにその時かなと思います。
トリノオリンピックからバンクーバーオリンピックまで、浅田真央選手が戦ってきたもの。
上記のサイトはリンクフリーになっていて、筆者も出来るだけ多くの人にこのことを知ってもらいたい、またそうなってほしいという強い願いが込められているように感じました。
なので私も微力ながら加勢します。
以下に、サイトの「1.はじめに」の部分を引用します。


1.はじめに

私がフィギュアスケートを見るようになったのは、リレハンメル五輪のシーズンのグランプリシリーズ、NHK杯からですから、もう17年になろうとしています。
その、フィギュア観戦生活の中で、私は今、これまでに味わったことのないような、暗澹たる思いで胸がいっぱいです。
バンクーバー五輪の女子シングルの競技を終えて、一夜明けた今、寝るに眠れず、このレポートを書いています。
果たしてそれにどんな意味があるのか。
私にもわかりません。
ただ、いちフィギュアスケートファンとして、この現状を諦め、口をつぐむには、あまりにも今回の出来事は悲惨すぎる。
少しでも多くの人に、現状を知ってほしい。
そう思って、このレポートを書くことにしました。
もちろん、主観だらけの内容になってしまうと思います。
けれども、理解していただきたいのは、そこにあるのは、フィギュアスケートに対する愛です。
誰がなんと言おうと、私はこのフィギュアスケートという競技を愛しているのだと思います。
どんなにつらい思いをしても、納得できなくても。

フィギュアファンとして、浅田真央のファンとして、今回の結果がどうにも納得できないと言ったら、ほとんどの人はこう思うでしょう。
「ミスをしてしまったのだからしょうがない」「キムヨナは完璧だったのだから」。
敗者は口をつぐむのが、日本では美徳とされています。
私はそれを否定するつもりは全くありません。
けれどもそれは、フェアに競技が行われた上での結果というのが大前提ではないでしょうか。
中には、フェアではなかったとしても、それすらも納得して口をつぐんでしまう人も、日本人には少なくないと思いますが・・・。

はじめに断っておきますが、私は決してキムヨナが嫌いなわけではありません。
むしろ、4年前世界フィギュアで彼女の存在を認識した時は、浅田真央という天才にライバルができ、切磋琢磨できる状況になったということを歓迎しました。
彼女たちが、これからどのように戦っていくのか、胸を躍らせたほどです。
間違えてほしくないのは、このレポートが「キムヨナ批判」ではないということです。
時には、キムヨナ本人を批判するような書き方になってしまうかもしれませんが、私にはそのような意図は全くありません。
むしろ、キムヨナもある意味では被害者であるといえると思います。世界最高点をたたき出し、金メダリストとなったキムヨナは、素晴らしい選手だ、天才だ、と思われていることでしょう。
ですが、実はフィギュアファンの目から見れば、主観を抜きにしたとしても、稀有な才能の持ち主というには、キムヨナはあまりにも凡庸すぎる。
ジャンプにしろ、ステップにしろ、スピンにしろ、スパイラルにしろ、すべての要素において、浅田真央に迫るものですらないのです。
ではなぜ、その彼女が「世界最高点」を出すに至ったのか。
たゆまない努力のたまものだから、讃えるべきだという人もいるでしょう。
しかし実は、その裏には様々な理由があるのです。
あの大舞台にノーミスで滑れたこと。
それくらいは讃えてもいいと思われるかもしれません。
しかし、です。

前置きが長くなってしまいましたが、私なりに、今回の出来事を分析してみようと思います。
潔くないといわれてもかまいません。
この腐ったフィギュアスケート界をなんとかしたいと思っている人間は、たくさんいるのです。
それを、少しでも多くの人に知ってもらいたいと思います。


以上、引用終わり。
少しでも興味を持って頂けるようでしたら、ぜひサイトの詳細を見て頂きたく思います。

「浅田真央が戦ってきたもの」

今回の記事は、「フィギュアスケート世界選手権2011 ロシアの好意」に続く、フィギュアスケート二部作の完結編となります。
「ロシアの好意」のほうでは「フジテレビの大罪」が焦点となりましたが、今回焦点となるのは「韓国の大罪」です。
バンクーバーオリンピックでなぜキムヨナ選手はあれほどの高得点を出すことが出来たのか。
当時の私は「まあノーミスのパーフェクト演技だし仕方ないのかな」と納得していましたが、このサイトを見て考えが変わりました。
17年間フィギュアスケートを見続けてきた筆者によって、キムヨナ選手の高得点(私は銀河系ぶっ飛び得点と呼んでいます)がいかに異常なものであるか、冷静に、そして的確に指摘されていたのです。


第二章の「トリノ五輪後に4年がかりで浅田真央がされてきたこと」は驚くべき内容でした。
次から次へと繰り返される、浅田真央選手に不利でキムヨナ選手に有利なルール改正。
それでも必死に新ルールに対応しようと努力する浅田真央選手を尻目に、キムヨナ選手のほうはどんどん有利になっていきます。
しかも審判も露骨にキムヨナ選手寄りになり、明らかにジャンプが回転不足なのになぜか見逃されたり、それどころか加点が付いたりと、不可解な判定が連発されるようになりました。
反対に浅田真央選手のほうはどう見ても回転が足りているのに回転不足の判定が下されたりと、明らかに審判の判定が公平性を欠いています。
あまり書きたくはないですが、韓国側による審判の買収があったのではと疑わざるを得ないような酷い事例です。


第三章の「浅田真央の代わりにプルシェンコが滑ったら・・・」を読んでさらに驚いたのですが、バンクーバーオリンピックでキムヨナ選手が出した異常な銀河系ぶっ飛び得点は、浅田真央選手の代わりに男子のプルシェンコ選手が滑って4回転を飛んでも勝てないような、とんでもなく高い得点だったようです。
以下、第三章より引用します。

日本の皆さんは、「浅田真央がノーミスなら当然金メダルだったはず・・・」と思っているでしょう。

違います。
浅田真央の代わりにプルシェンコが滑って、4回転ジャンプをかましても、キム・ヨナに勝つのは無理なんです。


だから浅田真央は滑る前の、気持ちの持って行き方に迷いが出たのです。
絶対勝てない、って分かってたから。


バンクーバーオリンピックのフリーの演技で浅田真央選手はトリプルアクセルを2回も飛んだのに、それでも「絶対勝てない」というとんでもない得点…
これはフィギュアスケートという競技自体が壊されてしまいかねない、異常なことだと思います。


注目は第四章のバンクーバー五輪ショートプログラムにおける浅田真央選手とキムヨナ選手それぞれの演技の画像比較。
これを見れば一目瞭然で、どう見ても浅田真央選手のほうが表現力もしなやかさも柔軟性も優れています。
しかしサイトには、以下のように書かれていました。

ところが、ここでの二人のポイントは、驚くべきことに、全く同じなのです。
また、キムヨナはスパイラルの途中で一瞬よろけてしまいますが、そんなこともおかまいなしに加点がついています。


ここでも不可解な判定。
画像を比較してみて二人のポイントが同じなだけでも驚きなのに、キムヨナ選手の方はスパイラルの途中で一瞬よろけてもおかまいなしに加点が付いていたとのこと。
これではとても公平な判定とは言えないと思います。


そして、第五章の「さいごに」。
これはぜひ読んで頂きたいです。
筆者の、フィギュアスケートが歪められてしまった現状に対するやり切れない思いが綴られています。
以下、第五章より引用します。

この四年というもの、フィギュアスケートファンが、どれほどの憤りを抱えてきたか、おそらくフィギュアを五輪でしか見ない人には想像もつかないでしょう。

私たちが忘れてはならないのは、浅田真央は間違いなく、世界的に見ても何十年に一度の稀有な才能の持ち主であり、キムヨナは凡庸な選手でしかないということです。

キムヨナの演技というのは、フィギュアをよく知らない人から見れば、パーフェクトで素晴らしいものに見えるかもしれない(点数という後押しもあり)。
しかし、フィギュアを少しでも詳しく知る人間から見れば、キムヨナの行っている演技は、五輪10位の選手ともたいして変わらない、平凡なものです。
ただ難易度の低いプログラムを、自信たっぷりに滑っているから、素人目には素晴らしく見えるだけなのです。
ジャンプ以外の要素・・・ステップ、スピン、スパイラル。
すべての要素について、それは言えることです。


そして私が一番印象に残ったのがこの言葉。
「仕立て上げられた世界王者」この言葉を、私はこれからもずっと忘れないでしょう。

記事を読んではっきり分かりましたが、キムヨナ選手は「韓国によって仕立て上げられた世界王者」だったのです。
トリノからバンクーバーまでの4年間、用意周到に、キムヨナ選手が有利になるルール改正が次々と行われていきました。
そして色々なものから守られていました。
信じ難いことにその中には「日本のマスコミ」も含まれていました。
日本のマスコミは上記のような不可解な点には一切触れず、ひたすらキムヨナ選手を大絶賛していました(特にフジテレビは顕著)。
さらにあろうことか、フジテレビはトリノからバンクーバーまでの間、キムヨナ選手を大絶賛し、「それに比べて浅田真央選手は~」と浅田選手を貶めるようなことまでしていました。
この「キムヨナ選手大絶賛+浅田真央選手貶め」というやり方は日本のテレビ局とは思えないような酷い手口であり(まるで韓国のようなテレビ局)、おそらく浅田選手や今は亡き浅田選手のお母様も「どうしてそんなことをするんだろう…」と思っていたのではないかと思います。
だからみんな、フジテレビに怒り心頭なんです。

それでも浅田真央選手はバンクーバーオリンピックで、トリプルアクセルを2回飛びました。
ショートプログラムも入れれば3回です。
間違いなくこれは歴史に残る快挙であり、「韓国によって仕立て上げられた世界王者」によって少し印象が薄くなってしまいましたが、本来もっと評価されるべきことだと思います。
何十年に一度の稀有な才能の持ち主が、不可解な判定によってオリンピックチャンピオンになれなかったのは、ただただ残念と言うほかありません。
2014年にはソチオリンピックが控えています。
今度こそは不可解な判定がされることなく、フェアな判定をしてくれるように心から願います。

冬至

2012-12-21 19:33:52 | ウェブ日記
今日12月21日は二十四節気の「冬至」。
一年で最も昼間の時間が短い日です。

冬至の日といえば、私の実家ではお風呂を「ゆず湯」にしますね。
ゆずが香るお風呂というのもなかなか良いものです。
ほかには、冬至の日にカボチャを食べたりする家もあるようです。

そして冬至に相応しく今日もとても寒くなっています。
最近の夜道はコートを着ていても寒さが身に染みるほどです。
今年は「厳冬」と呼ばれるだけあって早くも寒さが全開のようですね。

印象的なのが、今年は例年の冬とは違って数日ごとに雨がぱらついていること。
天気予報によると明日も雨か雪になるようです。
もし厳しい寒さの状態で雨雲が来れば東京都心でも雪が舞うかも知れませんね
ひとまず今日は冬至ということで体を温めるべく、何か熱々のものを食べたいと思います

年末ジャンボ宝くじ

2012-12-20 23:14:43 | ウェブ日記
先日年末ジャンボ宝くじを買いに行ってきました。
家族から買っておいてくれと頼まれていました。
行ったのは日本有数の一等賞が出る場所である「銀座チャンスセンターの一番窓口」。
ここの一番窓口は宝くじファンなら誰もが知っている有名な場所とのこと。

私は今年初めて行ったのですが、ものすごい行列が出来ているのを見て驚きました。
JR有楽町駅からイトシアの脇の道を進んでいき、数寄屋橋の交番の辺りまで行くと行列に遭遇しました。
最後尾には1時間30分待ちのプラカードを持った人がいました
ディズニーランドの人気アトラクションのような行列にはさすがに驚かされましたね。
みんなの「銀座チャンスセンターの一番窓口」にかける意気込みが伝わってきました。
幸い小説を持って来ていたのでそれを読みながら行列が進むのを待ちました。

およそ1時間半経った頃、ついに一番窓口の前まで来ました。
連番を30枚とバラを20枚の、合わせて50枚購入しました。
果たしてこの中から当たりは出るのか、それは神のみぞ知るです。
期待して大晦日の抽選を待ちたいと思います

年末の読書予定

2012-12-19 23:00:42 | ウェブ日記
今日が12月19日なので、今年も残すところあと12日。
年末ジャンボ宝くじの販売も今週の金曜日で終わり、いよいよ年の瀬が近づいてきました。
そんな中、今年中に読んでおきたい小説をピックアップしてみました。

1.「SOSの猿」(著:伊坂幸太郎)
2.「神去なあなあ夜話」(著:三浦しをん)
3.「しょうがの味は熱い」(著:綿矢りさ)

「SOSの猿」は今読んでいて、さすがは伊坂さんだなという面白さです。
二つの異なる物語が同時進行していて、これがどこでリンクするのか楽しみにしながら読んでいます。

「神去なあなあ夜話」は、以前読んだ「神去なあなあ日常」の続編となります。
三重の山奥の村を舞台に、そこで林業を生業にする青年の物語。
とてもほのぼのとして面白い物語だったので今回も期待出来ると思います。

3つ目の「しょうがの味は熱い」は、綿矢りささんの最新作。
先日書店で見かけました。
この小説か三浦しをんさんの「神去なあなあ夜話」が今年の読書納めになりそうです。
どちらも好きな作家さんの小説なので、そういった作品で読書納めになるのは嬉しいものです(^_^)
年の瀬に向けて読書を楽しみたいと思います♪

第46回衆議院選挙 被災地が出した答え

2012-12-18 22:14:17 | 政治
今回の衆議院選挙。
自民党が294議席を取り圧勝という形で幕を閉じました。

特に印象的だったのが青森県、岩手県、宮城県、福島県の被災地の選挙区。
小沢一郎氏や民主党の地盤が強い地域を除き、ほぼ全ての選挙区で自民党が勝っていました。
これは被災地の有権者が民主党に「No!」を突きつけたということです。
震災から1年9ヶ月が経つのに未だに遅々として復興が進まないのだから当然だと思います。
思えば民主党は震災の後もずっと復興そっちのけで党内抗争に明け暮れていました。
あれは被災地の方々から見ればかなり醜悪な光景に映っていたはずです。

それと福島の原発事故を受けて「脱原発」や「卒原発」を掲げて戦った政党(日本未来の党など)がありましたが、これも元々地盤が強かった岩手の小沢一郎氏を除き全て敗戦。
福島でも「脱原発」「卒原発」を掲げて戦った政党は全て敗戦となりました。
なぜ福島県などの被災地で「脱原発」「卒原発」の政党が支持を得られなかったかですが、ツイッターで的を得た意見をいくつも見かけたので、以下にご紹介します。
被災地の方のツイートもあります。
ちなみにツイートに時折出てくる「放射脳」というのは、放射能が怖くて脳内が福島県=死の県と考えるようになってしまった人達を指す言葉です


ひろ☆ひろと‏@manchi1130
福島県で自民党が圧勝したことに対してあのアホ反原発の連中がグズグズ言ってるみたいだけど、福島県においては原発云々は争点じゃないってことに気づかなきゃいけないんだよ。
オイラ達被災民にとって最優先すべきことは復興であって、ポイントがズレていたから負けたことを認めなければならない。


kayo‏@kayo_kiseki
今一番大切なのはここだよ。
東北を元気にするためには全体の経済を元気にする、そのためには電力安定という当たり前のことを言った党が勝っただけ。
被災地も圧倒的な自民勝利。 RT @kahoku_shimpo: 復興停滞、東北怒る 政権迷走に反発


通りすがりの猫‏@kijitora3
はっきり言っとくけど、福島県で自民党が勝ち、反原発をはやし立てる政党が全滅したのは、放射脳がただの無知なエゴイストで、福島の人の気持ちや復興なんぞなーんにも考えていないことが誰の目にも明らかだからだよ


葉子‏@yoko4449
自民圧勝に「有権者は原発が好きなんだね」と皮肉るツイートを見ると、自分と異なる意見が何故そうなるのかを考えもせず、程度が低いものだと見下しているような印象を受ける。
脱原発の実効性に不安があったから、という方向は考えもしないのかな。


葉子‏@yoko4449
原発、使わないで良いなら使いたくないって人は(私も含めて)多いと思うよ。
でも、経済低迷したり借金が多くてこの状態で本当に大丈夫か?って不安も大きい。
「他がどうなろうが原発停止が最優先」に同調できない人を貶めるような言い方をちょくちょく見て本当に残念だ。


fallout_tokyo‏@fallout_tokyo
脱原発派の言動を見てると、日本国民否定が目立ちますね。
民度が低いとか、安っぽい国民とか、終いには不正選挙だ!ってw
そうやって現実逃避してるから誰からも支持されないのだよ。 #反原発 #卒原発


しまりす 保守系中間管理職‏@simalis1
選挙前「フクシマを返せ!子ども達の命を守れ!」
↓ 選挙後「福島県民の民度が低い」 反原発のご都合主義には反吐がでる。 #seiji #fukushima #総選挙 #反原発 #放射脳


TAI:二重生活中の福島市民‏@taisei36
「もう、福島県民には同情しない」。
選挙結果を受け、そうした言葉を散見する。
私にはこの場合の「同情」という思想が受け入れ難い。
まるで、自分を「強者」とし、相手を「哀れな弱者」としてしか素(もと)より見ていない。
遠く高みから相手を見下ろすような視線には、他人事や軽蔑の念が感じられる。 #福島


甘栗‏@miso_amaguri
山本太郎ニコニコ選挙特番での発言。
「政治で世の中を変えるのは無理。
これからは今回自民、公明、民主に投票した人たち以外の人の命を守るために活動していく」 二重三重にダメだろこれ。 #山本太郎


ながみねゆき‏@YUKI011407
選挙結果を受けて「もう、福島には同情しない」と言う方々いらっしゃるとか。
数回ツイートしましたが福島に必要なのは理解であって同情ではありません。
同情は一瞬にして差別、否定に変わるという私の考えは誤りではなかったようです。
「もう、同情しない」は「もう、利用価値はない」でしょうか?


まず一番最初に出てくる、
オイラ達被災民にとって最優先すべきことは復興であって、ポイントがズレていたから負けたことを認めなければならない。
この言葉が全てを現していますね。
被災地の人達にとって最優先すべきことはあくまで震災からの復興であって、脱原発や卒原発で騒ぐことではなかった、これを理解出来なかったから支持を得られなかったのだと思います。
しかも脱原発や卒原発を前面に押し出している政党はそればかり強調していて、被災地の復興をどう進めるかについてはあまり熱心ではないようです。
これではとても支持を得るのは無理だと思います。
総選挙直前に急ごしらえで作った「日本未来の党」などはいくら何でも被災地の有権者を舐めすぎだと思いますね。

それと、自民党圧勝の選挙結果を受けて「もう、福島には同情しない」と言っている反原発の方々。
この人達は最低だと思います。
この人達にとって福島はあくまで自分達の支持拡大のために利用すべき対象であって、選挙で敗れた今、もう利用価値はないと言っているに等しい外道ぶりです。
私はこういう人達がパフォーマンスで連呼する「命、命」という言葉を全く信用する気にならないです。

あと、落選した元俳優の山本太郎氏の
「これからは今回自民、公明、民主に投票した人たち以外の人の命を守るために活動していく
という言葉。
これもかなり酷いなと思います。
自分に投票しなかった人、すなわち「卒原発」に賛同しなかった人の命はどうでも良いと言っているに等しく、こういう人が「命を守る」と言っても全く説得力がないです。
このような「卒原発にあらずんば人にあらず」という思考回路は非常に自分勝手で、まったく被災地の復興も考えておらずあくまで「卒原発」にしか興味がないというのが透けて見えます。
また何の対案もなしに今すぐ全国全ての原発を廃炉にしろと言っていますが、そこで働く人々のことはどうなっても良いと言うのでしょうかね?見殺しにしろと?
このような「卒原発」のことしか考えていない人が国会議員になっても百害あって一利なし、落選してくれて良かったと思います。


以上のように、被災地の人は脱原発だの卒原発だのより、まずは被災地の復興を第一に考えてくれる政党を選んだということです。
エネルギー政策については被災地置き去りではなく、被災地の復興を進めながら時間をかけて議論したほうが良いと思います。
ただ短絡的に「脱原発」「卒原発」と言っていれば当選させてくれるほど有権者は甘くはないというのを今回の選挙結果は示していると思います。

万感の思い ―第46回衆議院選挙―

2012-12-17 01:34:22 | 政治
本日投開票が行われた第46回衆議院選挙。
自民党が単独で過半数を大きく突破。
政権交代が確実になりました。

ようやく、終わったんですね。
長い長い、とても長い3年3ヶ月でした。
「人権委員会設置法案」を巡る攻防も本当に大変なものでした。
本性を現した民主党はマニフェストには書いていなかった稀代の悪法、「人権委員会設置法案」の成立に邁進。
衆議院選挙の直前の頃にはついにこの法案が国会に提出されるまでになりました。
本当に恐ろしい政党で、民団(在日本大韓民国民団)、朝鮮総連(在日本朝鮮人総連合会)、日教組(日本教職員組合)ら各種反日左翼団体が支持母体の政党が本性を現すとどういうことになるか、この3年3ヶ月の間、嫌というほど思い知らされました。

けれどそれも今日で終わりです。
自民党は政権公約に「人権委員会設置法案断固反対」を明記してくれました。
安倍晋三さん、本当によくぞこれを明記してくれました。
ここに深く感謝します。

それと、昨日書いた今回の衆議院選挙の表には出ないもう一つの総点、「既存マスコミ対ネット」の対決にも答えが出ましたね。
安倍さんが公示日直前の12月3日に公式サイトで言っていた、
「”ネットなんかに~”と言っているマスコミの人々に、草の根の力を認識させようじゃありませんか」
この言葉を見事体現させることが出来たのではないかと思います。
ついにSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)が既存マスコミに対抗出来るところまで来ました。
このネットの力を弾圧する為に稀代の悪法、「人権委員会設置法案」の成立が画策されてきたわけですが、民主党が大敗した今その心配もなくなりました。

何はともあれ。。。
悪夢のような民主党政権3年3ヶ月が終わったことにホッとすると同時に、さすがにちょっと疲れました(^_^;)
また明日色々書きたいと思います

安倍総裁の決意④ 既存マスコミとの対決

2012-12-15 17:24:11 | 政治
※「安倍総裁の決意① 日教組との対決」をご覧になる方はこちらをどうぞ。
※「安倍総裁の決意② 外交を取り戻す」をご覧になる方はこちらをどうぞ。
※「安倍総裁の決意③ 河野談話の撤回」をご覧になる方はこちらをどうぞ。

衆議院選挙の公示日直前の12月3日、安倍晋三総裁の公式サイトに書かれていた言葉はとても印象的でした。
「ネットなんかに~」と言うマスコミの人々に、草の根の力を認識させようじゃありませんか。
※安倍さんの公式サイトをご覧になる方はこちらをどうぞ。

草の根の力とはネットの力、すなわちブログ、ミクシィ、ツイッター、フェイスブック等のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の情報拡散力のことです。
SNSが全盛期を迎えた現在、ネットによる情報拡散力は数年前とは比較にならないほど上昇しました。

私は12月3日の上記の言葉を見て、安倍さんは既にテレビや新聞等の既存マスコミに見切りを付けていると思いました。
それもそのはず、本当にテレビや新聞の「偏向報道(偏った報道のこと)」は目に余るものがあります。

朝日新聞主筆の若宮啓文氏は「安倍晋三氏を叩くのは我が社の社是だ」と豪語しています。
社是とは社の方針のことで、そんな新聞社は前代未聞です。
最初から特定の政治家を叩くのを目的にしているなんて、もうその時点で「公平なマスコミ」ではなくなっていますよね
この朝日新聞を筆頭に偏向報道ばかりの異常な報道姿勢になっているのが現在の既存マスコミの特徴です。

思い出して頂きたいのが、自民党政権末期の頃のテレビ報道。
漢字の読み間違いだのカップ麺の値段だので、連日連夜特集を組んで麻生太郎元首相をバッシングしまくっていました。
そしてそれと同時に行われていたのが、民主党に対する大絶賛報道。
とにかく民主党の議員は清廉潔白で有能、それに比べて自民党の議員は無能、そういった露骨な印象操作が連日連夜繰り返されていました。
「一度民主党にやらせてみよう」そんな言葉がよく全国放送のテレビ番組で聞かれました。
こういった形で次第に国民の思考を自分達に都合の良い方向に世論操作・世論誘導していきました。
この当時の偏向報道については弁護士の北村晴男さんも激怒していて、以前「弁護士・北村晴男さん怒りのツイート」という記事に書いたとおりです。
北村さんの「あの人達を私は絶対に信用しない」という言葉はとても印象的でした。

ちなみに安倍さんが掲げている「日教組による歪んだ教育の是正」、「外交の立て直し、防衛の強化」、「河野談話の撤回」、これらはいずれも日本の国益に叶うものです。
ところが。。。安倍総裁は「日本を取り戻す」と言ってくれていますが、これを取り戻されると困ると考えているのが既存マスコミの方々なのです。
既存マスコミには「反日左翼思想」に染まり切ったような方々が多くいて、そういう思想の人は日本の国益に叶う政治をする政治家を潰そうとします。
その反対に、反日左翼的な政治をする政治家には異常に甘く、擁護するという特徴があります。

民主党政権の3年間では民主党に都合の悪いことは報道されずに隠蔽されたり、報道されたとしてもあまり批判しなかったりといった事例が数多くありました。
例えば野田佳彦首相の民団(在日本大韓民国民団)幹部からの違法献金問題は報道さえされずに隠蔽されてしまいました。
菅直人前首相が北朝鮮の拉致事件加害者とつながりがある極左団体、「市民の党」に6250万円もの献金をしていた事件も報道さえされずに隠蔽されてしまいました。
民主党政権になってからの3年間は既存マスコミが全力で民主党を守っていた状態です。
自民党政権時代には漢字の読み間違いやカップ麺の値段であれだけ騒いでいたマスコミが民主党政権ではそんなのを遥かに上回る不祥事に対してなぜか沈黙していて、SNSの普及とともに既存マスコミの異常さもどんどん知れ渡っていくことになりました。

もし仮に安倍さんが内閣総理大臣となれば、今度はこれと逆の状況になり、既存マスコミが全力で安倍さんの足を引っ張ろうとすることでしょう。
どんな些細なことでも良いから取り上げて、とにかく批判しまくる姿が目に浮かびます。
既存マスコミが総力を挙げて安倍さんを潰そうとする中で、一体誰が安倍さんを守ってあげられるのでしょうか。
それが出来るのはSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の草の根の力しかないと思います。
安倍さんが一度潰された2007年頃のSNSの力では無理ですが、あれから5年が経ち、SNSの力はあの頃より遥かに強くなりました。
今のSNSの力であれば、既存マスコミの偏向報道に対抗出来ると思います。

最後にもう一度、衆院選公示日直前の12月3日に安倍さんが言っていた言葉を。
「ネットなんかに~」と言うマスコミの人々に、草の根の力を認識させようじゃありませんか 。
今回の総選挙の表には出ないもう一つの争点、「既存マスコミ対ネット」の対決、その答えがいよいよ明日、示されます。

安倍総裁の決意③ 河野談話の撤回

2012-12-14 22:34:13 | 政治
※「安倍総裁の決意① 日教組との対決」をご覧になる方はこちらをどうぞ。
※「安倍総裁の決意② 外交を取り戻す」をご覧になる方はこちらをどうぞ。

「河野談話」の撤回には、とても大きな意味があります。

「河野談話」とは第二次世界大戦中、朝鮮半島などでの慰安所設置に「旧日本軍が直接あるいは間接に関与した」と認め、慰安婦を旧日本軍が強制的に連れてきて働かせていたとするような談話のことです。
これが最近の韓国の「従軍慰安婦に謝罪と賠償をしろ!!」という主張につながっています。
李明博(イ・ミョンバク)大統領がよく主張していますね。
しかしこの慰安婦、実際には「従軍慰安婦」ではなく「募集慰安婦」であり、要するにただの「売春婦」ということになります。

※参考までに、今年1月に書いた「靖国神社にて、93歳の戦争体験者の言葉」という記事にもそのことが出てきています。

それを旧日本軍が強制的に連行してきて働かせていたとする「河野談話」は日本のために戦ってくれた先人達を著しく貶めており、また日本の国益も毀損しています。
実際に韓国は事あるごとに「謝罪と賠償をしろ!!」と日本に金をたかってくるようになり、中国とはまた違った意味で極めて悪質な反日国家となっています。

安倍さんは先日の日本記者クラブ主催の党首討論で、「いわゆる従軍慰安婦問題」について聞かれた時、朝日新聞の記者がいる目の前で「慰安婦問題の件は朝日新聞による誤報」ときっぱりと言ってくれました。
実に痛快な光景で、安倍さんの「河野談話」撤回への本気度の高さが垣間見える一幕でした。
そうなんですよ。。。なぜか日本には朝日新聞のようにわざわざ日本の立場を貶め、日本の国益を害する行為に走るおかしな思想の人達がいます。
世に「反日左翼思想」と呼ばれるおかしな考え方のことです。
「安倍総裁の決意② 外交を取り戻す」の尖閣諸島中国漁船衝突事件の仙谷官房長官の項を見てもらうと分かるように、反日左翼思想に染まり切るとああいった思考回路になります
そしてそういう思想の人達がたくさんテレビや新聞などのマスコミに入り込んでいるため、本来政治的に公平であるべき報道が歪められ、「偏向報道(偏った報道のこと)」がたびたび起こる事態となっています。
なので「河野談話」の撤回に動くとなれば、反日左翼思想のマスコミが足を引っ張ろうとするのは目に見えていて、対決は避けて通れないというわけです。
おそらく自民党政権時代に見られたような、漢字の読み間違いやカップ麺の値段で連日連夜特集を組んでバッシングしまくる異常な報道が再び復活するのではないかと思います。
これについては、次の記事で詳細を書こうと思います。

また安倍さんは「河野談話」を撤回してそれに変わる新たな談話を出すとも言っています。
これは画期的なことでまさに日本の「国益」に適います。
いつまでも韓国に言いたい放題好き放題させておく弱腰謝罪外交で良いはずがありません。
「河野談話」など許しておくから、韓国が「謝罪しろ!賠償しろ!」とやたら言ってくるのですから。

仮にの話ですが、もし安倍さんが内閣総理大臣になれば、間違いなく「河野談話」の撤回に向けて動き出すことでしょう。
韓国はそれをとても恐れています。
日本が今までのように都合よく謝罪と賠償を要求出来る国ではなくなってしまうからです。

自民党総裁選の時に台湾出身の評論家の金美齢さんが言っていた「日本人の目は節穴か?本物を探せば安倍晋三しかいないだろう」という言葉はとても印象的です。
あの総裁選で安倍さんが勝ったことには大きな意味がありました。
どうやら時代が動くことになるようです。

以下、ラダ・ビノード・パール(インド、極東国際軍事裁判判事・法学博士)氏の発言より一部引用。

あやまられた彼らの宣伝の欺瞞を払拭せよ。
あやまられた歴史は書き変えなければならない。


河野談話もまさしくこれと同じですね。
韓国の「謝罪しろ!賠償しろ!」のふざけた態度を許すようなおかしな談話は、払拭しなければなりません。


※「安倍総裁の決意④ 既存マスコミとの対決」をご覧になる方はこちらをどうぞ。

安倍総裁の決意② 外交を取り戻す

2012-12-14 01:41:07 | 政治
※「安倍総裁の決意① 日教組との対決」をご覧になる方はこちらをどうぞ。

2009年8月に行われた衆議院選挙で政権交代が起き民主党政権になってからの3年間。
日本の外交は完全に壊滅してしまいました。

まずは鳩山由紀夫元首相。
米軍の普天間基地移設問題を巡って大混乱を巻き起こしました。
当初は「最低でも県外」などと言っていましたが、その後次第に迷走が始まります。
アメリカのオバマ大統領には「トラスト・ミー(私を信じろ)」と強気な発言。
しかし国内的には一向に打開策を見出せないまま時間だけが過ぎていきます。
それもそのはずで、鳩山由紀夫元首相が模索した移設先はどれもこれも、過去に自民党が検討した結果「無理だ」と判断した場所ばかりだったのです。
そういったことを全く把握していないまま、半ば思いつきのような感じで次から次へと場所を検討していった鳩山氏。
最後のほうでは「私には腹案がある」などと言っていましたが、もはや信じる人はあまりいなくなっていたと思います。

そして最後に鳩山氏が示した案。
それは何と、自民党政権時代に合意が出来ていた「辺野古への移設」というものでした。
散々振り回した揚句、結局最後は自民党時代の合意にすがり付くという酷い迷走ぶりに多くの人が呆れました。
沖縄、辺野古の人達もこの酷過ぎる顛末に激怒し、辺野古への移設が厳しい状況のまま現在を迎えています。
非常にまずいことにこの一件で日米同盟にひびが入り、壊れてしまいます。


日米同盟にひびが入ったのを見て、中国が動きます。
2010年秋、尖閣諸島中国漁船衝突事件が発生。
当時の菅直人首相と仙谷由人官房長官は中国の圧力に屈し、犯罪者の中国人船長を釈放してしまいました。
さらに中国に気を使って漁船衝突時のビデオを隠蔽して国民に見せないという酷さ。
これだけでも酷過ぎる弱腰外交なのですが、事態はこれだけでは終わりませんでした。

菅直人首相と仙谷由人官房長官コンビの酷過ぎる対応に怒り心頭となった海上保安庁職員の一色正春氏が、「sengoku38」名義で漁船衝突時の映像をYoutubeに投稿。
これが瞬く間にネットから世界中に広まり、翌朝にはテレビでも映像流出が大々的に報じられました。
そしてその映像を見るとどう見ても中国漁船のほうから衝突してきているのが明らかであり、なぜこんな決定的な証拠を今まで国民に隠蔽してきたんだという怒りが菅首相、仙谷官房長官率いる民主党政府に向くことになりました。

さらにここからが異常なのですが、仙谷官房長官は映像をYoutubeに投稿した一色正春氏に激怒、国民が映像を公開してくれたことに評価を示すと「犯罪者を称揚するのか」、おまけに自分達が犯罪者の中国人船長を無罪放免にして釈放したのは棚に上げて「(一色正春氏を)厳罰に処す」などと凄まじいことを言っていました
この思考回路は完全に反日左翼思想丸出しであり、私はこの人は一体どっちの国の味方なのかと思いました。
中国相手にはあれだけ弱腰で消極的だった人が日本の潔白と中国の凶悪ぶりを証明してくれた(つまり日本の国益を守ってくれた)一色正春氏には激怒していて、私が「この政治家は完全にイカレているな」と思ったのがこの時です。
おそらくこの時多くの国民が民主党に失望したのではないかと思います。


民主党政府が中国に完全に外交敗北したことで、これを好機と見て今度はロシアが動きます。
当時のメドベージェフ大統領が北方領土を訪問。
北方領土問題を巡って、自民党政権時代には考えられなかったような強硬な態度に打って出るようになりました。
おかげで北方領土問題を巡る交渉は大きく後退。
ここでもまた外交的に大きな損失を被ることになりました。


この2010年秋の民主党の外交敗北によって、これ以降中国もロシアも露骨に日本を舐め、やりたい放題やるようになっていきました。
中国は平気で何度も尖閣諸島の領海を侵犯するようになっていったし、ロシアも「北方領土はロシアの領土であり、返還するつもりはない」と強硬なことを言ってくるようになりました。
そして忘れてはならない国がもうひとつ。
それが韓国という国です。


2012年8月、韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領が竹島に不法上陸。
さらにその後、天皇陛下を侮辱するというさらなる暴挙に打って出ました。
これは絶対に許されない、完全に一線を越えた暴挙です。
当時私も活発にブログ記事を書いていました。

「韓国大統領が天皇陛下を侮辱」
「絶対に越えてはいけない一線」
「日本人の怒り」

私がこれらの記事で一貫して書いたのは、天皇陛下は世界的に見ても極めて権威の高いお方で、天皇陛下と並び立てるのは世界中を見回してもローマ法王とイギリスのエリザベス女王くらいしかいないということ。
つまり世界最高峰の権威を持つお方だということ。
そのお方を、韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領は侮辱したのです。
当然強い制裁措置が必要だし、私も上記の三つの記事等でそのことを書いていたのですが、結局民主党はこの問題をうやむやにしたまま終わらせてしまいました。
竹島への不法上陸もICJ(国際司法裁判所)への提訴をしないまま今日に至っていて、機を逸してしまった感があります。
本当に民主党外交というのはあまりに酷過ぎると思います。


そして北朝鮮の拉致問題。
民主党政権では拉致問題担当大臣が3年の間に8人も変わりました。
これも酷過ぎる話で、拉致被害者家族会も不信感を募らせています。
特に酷いのが松原仁拉致問題担当大臣をこの前の内閣改造で外したことでした。
この人は民主党では数少ない拉致問題に真剣に向き合う人だっただけに、松原氏を外したのを見て私は野田佳彦首相は拉致問題と真剣に向き合う気はないという印象を持ちました。
おそらく拉致被害者家族会の方も同様の印象を持ったのではないかと思います。


以上が民主党政権3年間の酷過ぎる外交の振り返りとなりますが。。。
改めて振り返ってみると本当に酷すぎですね
今はかつてないほど日本の外交が壊滅してしまった状態だと思います。

上記の一連の酷過ぎた民主党外交を見ると、日米同盟が壊れたことから全てが始まっているのが分かると思います。
以下、公職選挙法の関係もあるので、言葉を選びながらにはなりますが。
安倍晋三総裁は、日米同盟の修復、再構築を訴えています。
この人であればそれは可能だと思います。
注目はアメリカ主導で日本に不利なルールを押し付けられると懸念されているTPP(環太平洋経済連携協定)をどうするかですが、自民党は政権公約で「聖域なき関税撤廃を前提にする限り、交渉参加には反対」としています。
私はこれは日本の国益を守る気満々であると判断します。
聖域なき関税撤廃をやられると北海道や東北のような、農業を中心に成り立っている地域が甚大な経済的被害を受けるからです。
文章に交渉参加への含みを持たせているのは本音では日本に参加してほしいと思っているアメリカへの配慮でもあると思います。
その上で「聖域なき関税撤廃を前提にするなら駄目だよ」と釘を差していて、それが外交というものです。
さらに政権公約には「国の主権を損なうようなISD条項は合意しない」とはっきりと明記しています。
私はもし仮に日本がTPP(環太平洋経済連携協定)の交渉に参加することになったとしても、安倍さんであれば日本の国益を守るために全力で動くと見ます。
ここが民主党外交と決定的に違うところです。

それと対中国、韓国、北朝鮮、ロシアとどう向き合っていくかですが。
まず日米同盟が修復されれば中国は民主党政権3年間のようなやりたい放題好き放題の状態から少し日本を警戒する状態になると思います。
無論かなり酷い状況になっているためいきなり劇的には変わらないでしょうが、外交というのは一つ一つの積み重ね、中国が仕掛けてきたのも民主党のせいで日米同盟にひびが入ったのを見透かしてのことですし、まずは日米同盟の修復が鍵です。
さらに言えば中国は安倍さんが訴える「憲法9条の改正」をとても警戒していることでしょう。
憲法9条の規定のせいでこちらからは攻撃出来ないのが分かっているからこそ、中国は尖閣諸島への領海侵犯をやりたい放題好き放題出来ているわけです。
今日はついに領空侵犯までしてきたし、完全に舐められている状態です。
これが普通の国であれば、領海侵犯などして来たら問答無用で攻撃します。
なぜならそれが「国際社会の常識」だからです。
これだけ好き放題されてもただ「遺憾です、強く抗議します」などと言っている国は、世界中を見回しても日本しかありません。
護憲派の方々が言いたいことはよく分かりますが、それはあくまで世界中の国々がみんな善良で、他国の領土を侵略しようとする国などないという、理想の世界での話。
残念ながら極めて悪質な覇権主義侵略国家である中国を相手にこの理想は全く通用しません。
このことを私達日本人は真剣に考えないといけない時期に来ていると思います。

ロシアは日米同盟が修復されれば、民主党政権3年間のような横柄な態度が多少は改善されるでしょう。
こちらも酷い状態なので、時間をかけて改善していくしかないです。

ちなみに韓国は、安倍さんが掲げる「河野談話の撤回」をとても恐れています。
韓国としては日本には「常に謝罪と賠償を要求出来る都合の良い国」でいてほしいようですが、安倍さんはそれを許さないです。
これについては次の記事で詳しく書こうと思います。

そして、北朝鮮。
安倍さんは全国会議員の中でも、最も拉致問題と真剣に向き合ってきた人です。
どんな時でも常に胸に付けているブルーリボンのバッジがその証。
「命をかけて領土・領海・国民の命を守る」、「日本を取り戻す」この強い決意には、当然拉致被害者の奪還も含まれています。
同じ命でも選挙のパフォーマンスで「命、命」とアピールしているような人と、正真正銘国家のために戦う覚悟の人が言う「命」では、言葉の重みが全く違うと私は思います。


※「安倍総裁の決意③ 河野談話の撤回」をご覧になる方はこちらをどうぞ。

※「安倍総裁の決意④ 既存マスコミとの対決」をご覧になる方はこちらをどうぞ。

安倍総裁の決意① 日教組との対決

2012-12-12 20:21:09 | 政治
12月4日に激戦の火ぶたが切って落とされた衆議院選挙。
民主党政権3年間を問う重要な選挙であり、選挙戦は既に終盤に差し掛かっています。

この衆院選、私は自民党の安倍晋三総裁にかつてないほどの強い決意を感じています。
放つ気迫がこれまでとは全く違うのです。
「日本を取り戻す」、この言葉には安倍晋三氏の信念が凝縮されていると思います。

たしかに安倍総裁は5年前に一度、挫折を経験しました。
しかしその人が今一度戦う決意をし、先の自民党総裁選に立ち上がりました。
ところがこのことについてテレビや新聞の既存マスコミが一斉に猛批判を展開、常軌を逸した異常な批判ぶりに多くの人からマスコミ報道への疑問の声が上がりました。
これが後にツイッター中に戦火を広げた「「ツイッター戦争回顧録」で書いたあの大激戦へとつながっていくことになります。
あの時あの総裁選で勝ったからこそ、今の安倍さんがあります。

安倍さんのテレビCM「日本を取り戻す」を見ていると、その中に「教育を取り戻す」という文字があるのが分かります。
これは「日教組(日本教職員組合)」による、子供達への歪んだ反日左翼教育(日本が嫌いになり、日本に生まれたことに誇りを持てなくさせるような教育)を是正することを意味しています。
マスコミは報道しませんが、日教組による歪んだ教育も大きな問題になっています。

日教組とは民団(在日本大韓民国民団)、朝鮮総連(在日本朝鮮人総聯合会)らと並ぶ民主党の支持母体の一つであり、悪名高い「ゆとり教育」を好み、子供達に道徳を教育して豊かな感性を養わせることを嫌い、代わりに極めて過激な性教育などを行い、入学式や卒業式の式典では国歌(君が代)を斉唱することを嫌い、よく国歌斉唱の際の起立を拒否したりして問題を起こしている、非常に反日思想で問題のある組織です。
こんなおよそ日本の先生とは思えない反日思想丸出しな人達が子供達に教育を行えば、それは教育が歪められてしまうのは目に見えています。
実際に大阪在住のツイッター友達の方は、日教組教育のせいで小学校、中学校、高校と「君が代」を教えてもらえず入学式や卒業式等の式典で歌う機会もなく、大人になった現在も国歌斉唱が上手く出来ない状態だと言っていました。

ちなみに現在、政府与党である民主党の幹事長の座にいる輿石東氏は、この日教組の首領(ドン)として知られています。
安倍晋三氏が以前テレビ朝日の「報道ステーションSUNDAY」に出演した際、「私に言わせればあの人は日本の教育を歪めてきた日教組のドン」と糾弾していたのは面白かったです。
全国放送で堂々と日教組批判を展開できる度胸は流石だと思います。
既存のマスコミは決して日教組を批判しようとしないし、むしろ日教組の仲間みたいなものですからね。
その中で堂々とした「日本の教育を歪めてきた日教組のドン」発言、やはり安倍さんは5年前より遥かに強くなっていると思いました。
さらに安倍さんは後日「野田総理はこれまで教育問題に取り組んでこなかった。出来るわけがないんですよ。幹事長が日教組のドンなんですから」と強烈に指摘していました。
全くそのとおりで、よりにもよって政府与党の幹事長に日教組のドンがいては教育改革など出来るわけがないですね
日教組のドンが政府与党の幹事長などというのは今までの日本政治では考えられないことでした。
そういった異常なことが次々と起きたのが民主党政権3年3カ月の特徴でもあります。

そして安倍さんが「教育を取り戻す」と言っている以上、まず間違いなく日教組と対決する気満々だということです。
この覚悟が凄いなと思います。
私的には小学校の頃から子供達に異常な反日左翼思想教育を押し付ける日教組には壊滅して頂きたい所存です。

先日ツイッターで「政治家は教育問題には取り組みたがらない。選挙の票につながらないから」というツイート(つぶやき)を見たことがありました。
たしかにそうです。
教育問題は決して政治家が派手なパフォーマンスを取れるような、目立つものではないです。
しかし日本の未来を担う子供達への教育を歪められた状態から正すのは、とても重要なこと。
教育の崩壊は国の衰退に直結するからです。
こういう問題と真剣に向き合う政治家こそ本物の政治家なのではないかと、私は思います。

※日教組については「世界の常識」という記事でも書いているので、よかったら参考にどうぞ。

※「安倍総裁の決意② 外交を取り戻す」をご覧になる方はこちらをどうぞ。

※「安倍総裁の決意③ 河野談話の撤回」をご覧になる方はこちらをどうぞ。

※「安倍総裁の決意④ 既存マスコミとの対決」をご覧になる方はこちらをどうぞ。