ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

こんばんは初めまして。という挨拶を。2

2014-05-27 23:21:42 | Weblog


屋根の上は、着々と地獄になりつつあります。今日の暑さぐらいが、気持ち良く過ごせる限界かなぁ。汗はたくさん出るけど、働いてるって感じがする。ビバ、労働。
あぁ、夏が近いな・・・その前に梅雨だ。
畑のカボチャが早く大きく育つといいなぁ。

堀口君が紹介してくれる友達の話、の続き。

電話で堀口君はこう言っていた。
「どうしてもしんぐさんに会わせたい人がいるんです。時間を取ってもらえめすか?」

ある日の夕方。堀口君と堀口君の友人が嵐山の我が家に現れた。
「こんばんは、初めまして」と挨拶を交わす。

実際、まぁ、よくわからない展開だ。
こういう展開で思いつくのは、マルチ商法か宗教の勧誘、コープの通販の勧誘?・・・それぐらいしか思いつかないのだけど・・・。

堀口君に連れて来られたのは、僕よりも歳上の人。名前は野原さん。
野原さんは、小笠原に13年間住んでいた。小笠原で漁師をやっていた。違法建築の家を自分で建てた。発掘の仕事で堀口君と知り合った。今は嵐山の椎茸農家で働いてる。

うんうん。怪しい勧誘ではなかった。

堀口君曰く、僕と野原さんは、とてもよく似ているのだという。・・・生き方とか考え方が。自由というかなんというか。わからないでもない。

まぁ、楽しくお喋りをして夜は更けていった。

時は今日の夕方。メールが届いた。野原さんからだった。
「近いうちにまた遊びに行ってもいいですか?」

僕が送った返事はこうだ。
「椎茸を持って来てくれるならいいですよ」

かくして、摘みたての椎茸を袋いっぱいにして、野原さんは現れた。
七輪に炭を入れて、椎茸を焼く。焼けた椎茸に出汁醤油を垂らしてパクリといく。

「あぁ、こんなに美味しい椎茸を食べるのは、生まれて初めてですよぉ」

今日の晩御飯は、炭火焼き椎茸の食べ放題。

そんなこんなで、夜は更け、野原さんは帰っていくのである。こんな言葉を残して。
「またこんな風に遊びに来ちゃってもいいですか?嬉しいな、こんな友達が出来て」

なんの話かって?

椎茸を持って来てくれる友達が出来たみたいだよ。っていう話なんですよ。

おわり。

どうもはじめまして。という挨拶を。1

2014-05-27 00:04:27 | Weblog


友達の紹介で誰かに会うってことが、世の中では頻繁にあるらしい。
友達の紹介で知り合って結婚した・・・とか。まぁ、たまに聞く話だ。

学生時代に、友人カップルが、女の子を紹介してくれたことがある。町田のファミレスで、四人で一緒にご飯を食べた。
どんな話をしたのかなんて覚えていないが、なんか、なんとなく、居心地が悪かったことは強く記憶に残っている。

その頃から僕は、なんというか、ワイルドな生き方だったからね。ワイルドというか、アウトローというか、ろくでなしというか・・・。自分の事や考え方を正直に話せば話すほど、相手はドン引きしていくという・・・。「なんなの、この人?」的なね。
そういうのは、僕には、向いてなかったみたいだ。

その女の子とはもちろん、それきり会うことはなかったのだが、顔も覚えていないその女の子をモチーフに作ったのが、名曲「fallin' child」だということは、あまり知られていない事実なのである。

フォーリンチャイルドは、ほんとは「fall in child」であり、なぜそんなタイトルを付けたのかというと、その女の子の名前が「あきこ」だったからという、しょーもない理由からだということは、さらに知られていない事実なのである。

「出会いは、偶然によるものが良い」

僕が学んだ大切な教訓の一つに、そんなものがあるのだがね。だがね。
先日、学校のお友達「堀口君」からね、いきなり「友達を紹介したいんですけど、しんぐさん会ってくれますか?」という、オファーを頂いたのですよ。

そういうのを改まってっていうのは・・・どんなに歳を重ねても戸惑ってしまうのだけどね。前回が学生時代ってことは、そうそう滅多にあるものではないってことで、軽く「いいよぉ」と返事をしてしまったという次第なのであります。

つづく。