ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

ジャワ原人。

2016-04-20 18:33:48 | Weblog


家の中でも、ピテカントロプスのような歩き方をしています。歩けるだけマシです。

苫小牧人のめぐちゃんが送ってくれた、ブラジルサンジョゼ農園の珈琲を、頑張って淹れました。

「痛みに耐えてよく頑張った!感動した!」と、小泉純一郎に言って欲しい。

これは、なんなんだろうか?

ギックリ腰なのだろうか?

僕右腕が不具なので、さほど器用には動かない左腕で腰骨辺りを触診した感じでは、僕が想像するに、腰骨が一個見当たらない。腰椎なんちゃらとかいう感じの症状なのではないか。

これは、安静にしていれば治るのだろうか。でも、病院には、行きたくない。できれば。

先日、入院していた時、向かいのベッドでおじさんが寝ていた。ほぼ寝たきりのおじさんがいた。
病名は椎間板ヘルニア。ヘルニアの手術を控えて、身動き一つ出来ずに、寝たきりになっていた。

それを思うと、怖すぎて、病院には行けない。

どこかに、魔法を使える整体師さん、いないだろうか?

知っていたら、教えてください。

昨日より、ほんの少しだけ良くなりました。良くなったような気がする。良くなったんじゃないかな。

早く人間に戻りたいよぉ~。

ピテカントロプスより。

長老ゴリラ。

2016-04-20 00:50:34 | Weblog
子供がトンボを追う。どこまでも追ってゆくのだが、あれは何か、と考える。売っていくらという利益になるわけでもなく、またトンボが食えるわけでもない。トンボがもし食えるものなら、子供は追わないにちがいない。

by 司馬遼太郎。

あぁ、お腹が減ったなぁ。トンボって食えるのかな?美味しいかな?食ってみようかな?よし、食ってみよう!
でもなぁ。トンボを捕まえるのに労力を使って、さらにお腹が減っちゃうかもなぁ。やっぱやーめた。

by しんぐ。


とにかく、畑のベンチに寝転がっている場合ではない。と僕は思うのである。
寝転がっていれば、少しは状況がよくなるのではないかと、浅薄な脳ミソで考えたのだが、寝転がってすぐに気づいた。
「こりゃあ、寝転がっていてどうなるもんじゃない。しかも、こんなところで」

しかし、動けないのである。

動けないからじっとしている。

すると、カラスの鳴き声がたくさん聞こえるのである。カラスが何度も頭上を飛んで行くのである。
「まさか・・・死ぬのを待っているのではあるまいな」

枝豆の種を蒔いていただけなのに・・・なぜ、なぜ、こんな目に遭わねばならないんだ・・・。不幸すぎる。

枝豆の種、まだ蒔き終わっていない。がしかし、それはあきらめよう。もう無理だ。

種を蒔いた畝に水をあげなければならない。がしかし、それもあきらめよう。水を入れたジョウロを運ぶのは無理だ。

ただ一つ、帰る前にやらねばならぬことがある。そもそも、帰れるかどうか分からぬが、やらねばならぬことがある。
このままでは、カラスに蒔いた豆を食われてしまう。

そんなわけで、僕は最期の力を振り絞るがごとく、動き出した。

動き出した、と言っても、非常にゆっくりである。

カラスよけに、畝に不織布を被せた。非常に大変だった。でも、これで安心。
しばらく畑に来られなかったとしても、雨が降れば枝豆の芽は出ることだろう。

もう帰る。帰りたい。帰らせて欲しい。ほんとに。

でも、なかなか歩が進まない。痛いなんてもんじゃない。

そばにあったクワを杖にしてみた。

足が痛いわけではない。腰が痛い時に杖は役に立たないと、僕は知った。

しかし、腰が伸びない。腰が伸びないとどうなるか。。。

長老ゴリラみたいな歩き方になるんだよ。
おれ、初めて知った。

長老ゴリラ、しばらく安静が必要な気がするのです。

つづく。