ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

さよなら、はちみつカフェ。7

2019-05-24 03:20:50 | Weblog


「春なのに〜お別れですか?春なのに〜涙がこぼれます〜♫」by 柏原しんぐ

冬の間のミツバチたち。寒い日は巣箱の中でくっつき合って温め合うのだろう。暖かい日には、巣箱から出てきて次から次へと飛び立っていく。どこかに花が咲いているのだろう。

季節は過ぎ、春になる。

暖かくなり、ミツバチなど動きも活発になっていく。
なんとか、我が家のニホンミツバチは、無事に冬を越してくれた。

春の木漏れ日の中、ミツバチの巣箱の横に座ってハチを観察したり本を読んだりする。
ミツバチにとって僕は、邪魔だったり怪しい存在だったりするわけで、僕の周りをブンブン飛び回ったりなんだりする。そして、そこにいてそんなに動かない僕の存在に慣れる。

僕のズボンの上を歩いてみたり、僕の手の甲を歩いてみたり・・・手乗りミツバチ。可愛いなんてもんじゃない。春とミツバチ。ミツバチと春。もうそこには、希望の未来しかない。

三月。何日か雨の日が続いた。雨の日はミツバチは動かない。僕のミツバチの観察もお休みである。

雨が止んだ。晴れの日。ミツバチたちが巣箱から出てこない。

まぁ、そんな日もある。

次の日も出てこない。

まぁ、そんな日もある。

その次の日も・・・

おかしいなぁ・・・

変だなぁ・・・

春なのになぁ・・・