ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

アスパラガスの芽が出たよ。

2020-04-22 18:22:00 | Weblog


熱があって、リンパ腺が腫れて、耳が腫れて痛いのに、総合病院は診てくれない。
総合病院でお勧めされたさらに大きな総合病院へは、車で1時間。巨大な病院なので、予約をしていても一日がかりになる。待たされて待たされて、ただただ待たされて・・・。このご時世である。待たされている間にコロナウィルスに感染する確率は低くはない。嫌なのである。

最初から決めてました。隣町の駅前にある耳鼻科。最初から調べていました。隣町の駅前にある小さな耳鼻科。

解熱剤を飲んで、熱が下がっている間に、車でビューン。15分。

受付で、症状を告げて問診票を書く。

このご時世である。診察室のドアも待ち合い室の窓も開け放たれている。
患者さんはほぼいない。待たされている間、少しだけ緊張した。

・・・診てもらえるかなぁ?

呼ばれた。座った。問診された。耳を診られた。先生は言った。

「耳、触った?」

触ってません。いや、耳くらい触るだろ?えっ?耳って触っちゃいけないの?
でも、言った。触ってません。

「触ったでしょ?」

えっ?だからぁ、触っちゃいけないの?耳?僕は言った。うーん・・・触ったかなぁ?

「触ってるよ。ほら、傷があるもん」

えっ?傷があるの?そうなの?ということは触ったってことだけど、耳って触っちゃいけないの?僕は言った。耳掻きとか、ちょっとしたかなぁ?

「ほら、触ってんじゃん。触らないでよ、耳」

えっ?そうなの?耳?耳掻きとか?ダメなの?ほんとに?知らなかったなぁ。僕は言った。耳掻きとかダメなんですか?

「ダメだよ」

みんな、僕は言っておくよ。金輪際、耳かきはしないようにね。先生からの伝言だからね。

そして、先生は言った。

「バイ菌が入ったんだね」

僕は言った。今は耳が腫れてるけど、最初は首のリンパ腺が腫れたんですよ。原因は耳の傷なんですか?

「だって、耳に傷があるんだもん」

まあなぁ。

「抗生剤、出しておくから。四日分。なくなる頃に、また来て」

そう。抗生剤。それが欲しかったんです、先生。自力で直せないので、仕方ないから抗生剤。極力飲みたくはないが、ここぞという時の抗生剤。色々な細胞を殺してしまいそうな気がするけれど、悪いウィルスやバイ菌をやっつけてくれる抗生剤。

実のところ、首のリンパ腺から始まった腫れは、左耳の後ろへ回って、そのあとで右耳の後ろのリンパ腺へ回って、最終的に左耳が赤くなって腫れたという経緯がある。つまり、どう考えても左耳の傷が原因だとは思えない。つまり、ちょっと腑に落ちないところはある。だがしかし、そんなことはいい。大した問題ではない。今、大事なのは抗生剤。原因が何であろうと抗生剤。

その日から四日間、抗生剤をきちんと飲んだ。きちんと飲んだ以上に飲んだ。四日分を三日で飲んだ。6時間ごとにね。

二日目に完全に熱が下がって、三日目には耳の腫れが治まった。四日目に完治。

四日目。完治はしたのだが、いざという時に抗生剤があると助かるような気がしたので、再び耳鼻科へ行った。臨時休診だった。その後耳鼻科へは行っていない。

そんなわけで、コロナ疑い、のち、耳の傷からバイ菌。つまり、コロナくん疑い、のち、耳からバイキンマンの話はお終いなのである。

心配してくださったみなさん。ご安心を。
心配して、電話をくれたぎょいにー、ありがとう。

僕は元気です。