時間が経てば経つほど
悲しみが増えていく時代があったりして
時間が経てば経つほど
哀しみが消えていく時代があったりして
同じ人間が持つ感情なのに
まるで逆になることがあったりして
その構造の仕組なんか
結局何もわからないままであったりして
空に浮かぶ真ん丸の月なんかを見上げながら
人生の妙・・・とか
つぶやいたりする
旅はなにかと勉強になる
わからなかったことがわかってみたり
わかってたことがわからなくなってみたり
旅はなにかと勉強になる
日が落ちた後の暗闇の中、誰もいない田舎町の駅前で、一向に現れないパスを待っていたりするベンチに座りながら・・・
僕は、ちょっと微笑んでしまったりする
あぁ、結局僕は・・・ずっと旅をしている
うなずきながら僕は・・・微笑んでしまっている