ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

大切な人

2011-03-21 05:21:15 | Weblog
大切な人が突然いなくなってしまったら・・・
大切な人を突然失ってしまった人が数えきれないくらいいる。

息子の行方を日夜捜し回っているという母親に、記者が尋ねた。「息子さんの名前を教えてください」。母親は首を振って答えなかった。記者がもう一度尋ねる。母親は首を横に振りながら言った。「名前を言ったら、もう逢えない気がするから言わない」。記者は消息を掴む手がかりになると思い、質問を変える。ではお母さんの名前を教えてください。母親は両手で顔を覆いながら首を振りながら言った。「言わない。言ったら、もう逢えない気がするから」。記者はもう、何も聞けない。そして母親はまた、泣きながら瓦礫の町を歩き始めた。


家族三人で津波から逃げていた。その手には妻と子供の手があったはずなのに、想像を遥かに超える津波の力は、無情にも彼の手から妻と子をさらってしまった。一瞬の出来事だった。彼は一人生き残ってしまったことを悔いるように、その右手を見つめながら涙を拭った。しっかりと握っていたのに・・・。一瞬の出来事だった。ほんの一瞬の出来事が、家族の未来を変えてしまった。

父親の行方がわからない中学三年生の男の子。避難所で配膳の手伝いをしている。自分の父親の行方がわからないのに、しっかりと良く働く。記者が聞く。今お父さんに何を伝えたいですか?「十五年間育ててくれてありがとうと言いたいです」。独りぼっちになってしまうかもしれないのに・・・。「お父さんもどこかで、しっかり頑張ってると思います。そういう人だったから」。何もかも失ってしまったのかもしれないのに・・・強い子だ。


近い知り合いの奥さんの両親の行方が分からない。震災直後、夫婦で宮城に帰った。家は跡形も無かったらしい。奇跡的に自衛隊に救出された愛犬と出逢う。でも、両親の行方は不明のまま。美しかった街の風景は地獄に変わっていたという。行けるだけの避難所、遺体安置所を回ったが見つけられず、一度帰京。ガソリンの入手に苦労し、散々な目に遭いながらの帰路だったらしい。そして今週末、愛犬を連れて再び宮城へと向かった。せめて遺体だけでも・・・メールにはそんな文字が打ってあった。


僕にも悲しいことはある。山ほどもある。でも僕は今、人の悲しみの中を生きてるのかもしれない。
僕に出来ることはなんだろう?と考える。僕が誰かの悲しみを背負っても、それで誰かの悲しみが消えるわけじゃない。・・・僕は誰の悲しみも背負えはしない。
僕に出来ることはなんだろう?と考える。きっと山ほどもある。僕にも出来ることが、山ほどもある。

super moon

2011-03-20 14:21:01 | Weblog
ゆうべ、トラッシュ集会後、ふと思い出した。・・・月・・・見なくちゃ。
ベランダに出てみたが月は見えない。ベランダからは見えない方角の雲が明るく照らされている。
表へ出てみる。あった・・・月。

スーパームーン。普段より14%大きく見える月。普段より30%明るく見える月。地球に一番近づいた月。確かに大きく見えた、気がした。心無しか、月の模様がくっきりと見えた、気がした。

よくよく調べると、スーパームーンは日本時間の二十日らしい。昨日の月はスーパームーン一歩手前。

「スーパームーンとは、太陽、月、地球が一直線になり、地球にもっとも近づくことです。3:10に満月になり、その1時間後の4時9分に月が最も地球に近いところを通過します。19年ぶりに地球と月の距離が最短距離なことからExtreme Super Moonと呼ばれています」

スーパームーン一歩手前ではあったが、久しぶりに月を見た。月は相変わらず飄々と空に浮かんでいて、そこにある安心感を漂わせていた。月が無ければ僕らは生きていけない。

そんなわけで、震災後、陰鬱な気分で心も体も閉じ籠り気味な諸君、スーパームーンを目撃せよ。月の出は18時40分頃。月の位置が地平線に近ければ近いほど、スーパーなムーンがウォッチ出来るみたいだよ。

心に花を、心に月を。

3.21西川口ハーツ詳細

2011-03-20 13:10:42 | Weblog
3月21日(月)西川口Hearts
松本耕平presents
『ほのぼの会 特別編~音楽のチカラ~』
チケット\1800(ドリンク別\500)
open/start 18:00/18:30

出演者
TRASH BOX JAM
小川恭平
池田秀史
ヌマノカズシ
松本耕平

トラッシュの出演時間は午後7時頃からです。どうぞよろしく。

急な話しですが、ライブです。

2011-03-20 11:39:08 | Weblog
急な話です。普段なら断る話です。がしかし、今回は受けました。誠に急な話しです。

明日、3/21(祝)、trash box jam、西川口ハーツでライブをやります。
ステージを使わずに、アンプラグドで演奏します。18時頃開演。六組くらい出ます。
急な話しですが、来られる人はぜひ。


昨日はトラッシュの集会。来るべきストリート復活の日に向けて、試行錯誤をする日。久しぶりに三人が集まった。
集会も終わろうかという頃、電話が鳴った。電話の相手は、以前トラッシュでイベントに出演させてもらった耕平君。「急なんですけど、ライブに出てくれませんか?」。
普段なら、話しを受けて、メンバーに相談して、スケジュール調整して、受けたり受けなかったりするわけだが・・・。メンバーはここにいる。そして、ライブは二日後、考える余裕はない。今決めないといけない。
「こんな時期に・・・」なのか「こんな時期だから・・・」なのか、そこが迷いどころだった。

メンバーが揃っているところにピンポイントで電話がかかってきた。もう、それだけでも運命的なものを感じる。出した結論は・・・「こんな時期だから・・・演ろう」だった。

こんな時だから、歌いたい。歌うことしか出来ないから、唄を歌おう。それでいい。

交通手段等を確認して、来られる人はぜひ。

快適に暮らしてください。

2011-03-19 03:42:25 | Weblog
FUKUSHIMA50と呼ばれる人たちがいる。今この時も、放射能汚染覚悟で暗闇の中で原発の修復に心血を注いでいる人たち。数百万人の命を救うために、自分の命を顧みずに志願した人たち。この勇敢な戦士たちのことを海外のメディアはこぞって報道している。家族のtwitterやインタビューを交えて放送している。日本では報道されない。規制がかかっているのだろうか?そうだとしたら、この国はちょっと恐い。中国みたいだ。報道に値しないと思っているのだろうか?そうだとしたらこの国の報道に価値などない。

東京電力の女子社員が実名、所属部署を明かし、「自分の彼氏は今も逃げずに原子力発電所で夜勤を続けている」と東京電力の社員の努力を記した文章を国民に向けて発信した。自分の命を顧みず、空腹と疲労と戦いながら、足を引き摺りながら、寝ず食わずで働いている東電社員の実情を書いている。
この記事に「原発担当じゃなくても一般人から見れば東電社員なんだから叩かれて当たり前」や「天災なら普通に同情されてる。でも人災だから叩かれてる」と、批判的な意見もあるそうだ。

どう思う?僕には、東電が叩かれている理由がわからない。誰か、教えてくれたらいいよ。

僕は東京電力は好きじゃないよ。だって、清志郎の曲に圧力をかけて、ラジオで流さないようにしたからさ。でもさ、今回は違うだろ?って気がするけどな。地震列島において、原発の建設と存在を容認してきたすべての人の責任だろ?昼夜を問わず、季節を問わず、電気を使い放題に使ってきた全ての人の責任だろ?チェルノブイリに住みたい人なんているわけないだろ?莫大な補助金と税金欲しさに原発誘致を推進した、時の権力者と住民の責任だろ?そういう観点から見て、今回の原発事故は人災と言えるんだよ。

今日は寒い。冷えるね。蛍光灯の電気一つ。暖房はつけていないからダウンを着てる。靴下もズボンも二枚(笑)。

うちのバンドのメンバーのマコと話した。震災以来、節電に努め、台所の小さい電気の下でご飯を食べているらしい。いつも薄暗くて寒い部屋にいて気持ちが荒んできたと言っていた。
知り合いの中には、停電していないのに、ろうそく一つで生活している人もいる。5インチくらいのスーパーミニテレビを食い入るように見つめて、被災地の惨状に涙を流している。現地に彼女はボランティアに行きたいと言っていた。
家族団欒の時間を電気無しで過ごして、穏やかな気持ちになった人もいる。電気の意味について考え始めた人もいる。

極端な僕が言うことでもないのかもしれないが、極端じゃなくてもいいんだと思うよ。部屋を真っ暗にしなくてもいいと思うよ。電気一個点けて部屋を明るくして、厚着して過ごせばいいんだよ。ずっと続けられる生活のスタイルを見つけ出していけばいいんだよ。無用なものを排除して、少しだけ我慢して、快適に過ごせばいいんだよ。「快適に」がポイントなんだよ。本当の快適さを知るために、今この時期があるのかもしれないね。探してごらんよ。結構、あるもんだよ・・・快適さって。

最近、パチンコ屋が・・・悪にしか思えない・・・。ホントに。


今日は支離滅裂だ。

I've Sung For You

2011-03-18 02:47:30 | Weblog

届かない僕の言葉 届かない君の言葉
暗闇の光の中 手を伸ばし探すような
そばで手を握るような 温もりを分けるような
暗闇の光の中 手を伸ばし握るような

誰かの泣き声が聞こえた気がした
優しき海と風のその向こうで

音も立てずはぐれた空の色
君がくれた色とりどりのmy pictures and missing piece.
涙ならまだここに閉じ込めたまま
I’ve sung for you

空っぽの僕の詩は 空っぽの僕の唄は
暗闇の光の中 横たわる礫のような

君の泣き声が聞こえた気がした
眠らない街のその向こうで

音も立てずはぐれた空の色
君がくれた色とりどりのmy pictures and missing piece.
悲しみならまだここに閉じ込めたまま
I’ve sung for you

暗闇の中で、ポロポロと涙が零れた。

2011-03-18 01:43:35 | Weblog
「地震の夜、東京のあらゆる道路が車で埋まった。事故が起きない。海外のメディアは称賛した。違う。あれはパニック。家に帰りたいという静かなパニックだった。原発事故が露呈して店頭で品物が売り切れた。日本では強盗がない。海外のメディアは褒めた。違う。あれは強奪だった。お金を払った強奪だった。」(twetterへの投稿より)

石原慎太郎はこう言った。「アメリカのアイデンティティーは自由。フランスは自由と博愛と平等。日本はそんなものはない。我欲だよ。物欲、金銭欲。日本人のアイデンティティーは我欲。この津波をうまく利用して我欲を1回洗い落とす必要がある。やっぱり天罰だと思う」

石原都知事の発言は直ちにバッシングの放火を浴び、都知事は謝罪した。「天罰」という言葉がやり玉に上がったわけだが・・・注視するべき言葉はそこではないのではないか。被災者に天罰がくだったなどと発言する政治家などいるわけがない。揚げ足取りのように、そこをクローズアップして騒ぎ立てるマスコミの知的レベルの低さには問題がある。注目するべきは、日本人のアイデンティティは我欲・・・という発言なのではないか。もし、日本人のアイデンティティが我欲ならば、それは果てしなく悲しいことだ。だがしかし、悲しいかな・・・それは事実だと実感する。

今、国中で物資が不足している。ガソリンも食料も懐中電灯も電池も・・・。国中の中には、もちろん被災地も含まれる。被災地には何もない。被災地は東北。氷点下10度にも届きそうな極寒の土地。被災地にガソリンや灯油や食料が足りないというニュースが毎日のように流れる。暖房の無い避難所で、毛布一枚で夜を明かす被災者。死者が出始めている。。
首都圏では、ガソリンスタンドに延々と車が並ぶ。計画停電が発表されて以来、スーパーやコンビニから食料が消えたという。被災地では、子供が餓死し始めている。
餓死の心配の無い人たちが列を作って食料を買い漁っている。

首都圏の電力が足りない。計画停電では乗り切れないほどの電気需要があるという。理由は、冷え込みによる暖房機器の利用による電力需要の増加。被災地の今夜の天候は吹雪だ。寒いのは誰だ?九死に一生を得て生き残ったのに、避難所で死んでいく人がいる。
多分、こういうことなんだろう。
普段通りの暖かい部屋と温かい食事。明るい部屋でテレビを観ながら、「被災した人たちは本当にかわいそうだね、何か出来ることはないかな?・・・おいおい、また停電するかもって言ってるよ。勘弁してくれよ」

原子力発電所の問題に揺れている。国土の半分以上が、放射能汚染の危険にさらされている。

「ラジオへの投稿で福島の高校生が「発電所のトラブルで、停電になってしまい全国のみなさんに迷惑かけてすみません」って。涙が出たよ。停電?大丈夫!こっちは大丈夫!って伝えたい。(twitterへの投稿より)

心優しき少女に教えてあげて欲しい。その原子力発電所が産む全ての電力は首都圏の人たちのものなんだよと。その原発が生み出す電力は1ワット足りとも、福島の人たちが使うことはないんだよと。原子力の危険は全部地方に押し付けて、都会の人たちが電力だけ吸い取ってしまっているんだよと。だから謝る必要なんて微塵もないんだよと。


日本人のアイデンティティは我欲である。津波でも押し流すことの出来ないほどの我欲である。石原慎太郎も、たまには的を射たことを言う。日本人は礼儀正しく他人を踏みつけにする。時に、死に瀕した人をも踏みつけにする。

旅をしていて一番恐いのは、あからさまに意地悪をしたり差別をしてくる人ではない。一番恐いのは、優しいふりをした優しくない人だ。それは、生きる上での話でもある。

日常まではまだ遠い。いつか被災地の人々からお礼を言われる日が来た時に、恥ずかしい想いをしないで済むような行動を、僕らはしなければいけないのだろう。義援金を送ることも出来る。でも、まずは、被災した人々から、食料を奪わないことだ。燃料を奪わないことだ。
お金を払えば何をしてもいい、法律に従っていれば何をしてもいい・・・そう思うこと、そう思っていること・・・それこそが我欲というものなんだと想う。

レイディオレイディオ、この気持ちを伝えてDJ!

2011-03-16 00:07:56 | Weblog
ライオンの詩の第三回。youtubeのsingxxxxxチャンネルにて絶賛放送中。


ライオンチャンネルへガオォォォガオ

あぁ、携帯で聴く人でパケ放題に入ってない人は注意した方がいいらしいよ。ごひゃくまんえんくらい取られるらしいよ。ドコモとかに。ドコモとかに。あぁ、びっくり。
パケ放題に入ってない人は、自宅のパソコンか、ケーズデンキの店頭のパソコンで大音量で聴きましょう。




I was born to forget...

2011-03-11 04:47:13 | Weblog
バイクって危ない。事故も危ないけど、荷物も危ない。・・・忘れていたよ。

高円寺から荻窪に寄っての帰り道。気温零度。寒い寒い。急ぎ足ならぬ急ぎバイクで家路へ。高速を使えば40分ほどか・・・それほど遠くはない。いつもの場所にバイクを停めて、ヘルメットを脱いでバイクを降りる。早くストーブにあたらないと死んでしまう。荷物を外して・・・ガーン。ガビーン。ガビビーン。にっ、にっ、荷物がない。ない。ない。バッグがない。ない。ない。気温零度の寒空の下、違う意味で凍り付く。・・・どこだ?どこで落とした?・・・わかるわけない。高速を逆走して探しにいけるわけもない。もう・・・あきらめるしかない。
あきらめるしかないが、あきらめきれない。ネクスコに電話をかけてみる。すると、探してあげるよという返事。しばし待つ。荻窪警察にも電話をかけてみる。これは無駄だった。そうこうしている間に、ネクスコから着信あり。君の荷物らしきものが所沢近辺で発見されたらしいと。所沢なんとか隊の電話番号を教えてもらい、荷物を確認する。バッグの特徴を言うと・・・ビンゴォォォ!オレのだ。やった。やった。やったぁ。神様仏様所沢なんとか隊様。ラッキーボーイは健在なり!・・・すると、所沢なんとか隊の人が言う。間違いなくあんたのなんだけどさぁ・・・なんつうの?うん、御愁傷様って言うの?もうボロボロなんだよね。ボロボロっていうより・・・うーん、クソボロ。・・・チーン。ポクポクポク。チーン。ひどすぎる。むごすぎる。ラッキーボーイはどこへ消えた。。。
で、これどうする?と所沢なんとか隊が聞いてくるので、僕はこう言うしかないだろ?・・・処分してください。

バッグの中身の上着・・・いまだ行方不明。きっと空の彼方に舞い上がって、星になったんだね。青春時代を共に過ごしたアルファのN3ーB・・・星になってしまったんだね。横田のアニキが憧れて、真似して買ったN3-B。オリジナルが消えてしまった今、横田のアニキ、君のがオリジナルだ。嬉しいだろ?嬉しいのか?オレが泣いてるのに、本当に嬉しいとか言っちゃうのか?さよならN3-Bのオールドモデル。さよなら、上野まで買いにいったオールドモデル。・・・ネクスコ東日本が現在も捜索中。

北海道でも荷物落としたのに・・・。つい先日も落ちそうになってる荷物を見て、気をつけなきゃって思ったばかりなのに・・・。悔しい。・・・自分の記憶喪失気味の脳みそ・・・僕は、それが悔しいのだよ。

パラパラマンガ I'   m busy...

高円寺でコーヒー

2011-03-10 18:53:18 | Weblog
あぁ、寒い。寒いからコーヒー。
知らない街ってのはいいやね。駅前のストリートミュージシャン、七時で撤収。高円寺で歌うってのもいいかもなぁ。しかし、飲み屋が多いな。でも飲んでる人は疎ら。活気があるのかないのか・・・飲み屋があるってこと自体が活気がある証拠か。
線路脇、崩れてしまいそうなアパートがたくさん。住んじゃおうかな。部屋の壁の一メートル隣を電車が走る。いいね。ここまで近いと素敵に思える。
しかし、空気が悪い。街の上空を薄灰色のスモッグが包み込んでる。環七より内は、汚染指定第一級区域だ。

もう三月も中旬に入ろうというのに・・・寒いな。焼き付けるような陽射しが恋しい。

さぁ時間だ。魂の陽光・・・を拝見しにいってこよう。

ふむふむ。

2011-03-10 09:21:14 | Weblog
次回のライブのオープニング映像は、これに決まりだ。



パラパラマンガ drop kick


細かい所まで神経を配ったいい作品ですね。キックの後のMCハマーのような足運びなんて最高です。
いじめられっこが勇気を振り絞って、いじめっこに立ち向かう話ですね。この後、仲直りをして握手をする二人の姿まで浮かんでしまいました。感動の友情物語に・・・花丸二重丸。

レイディオォォォの時間。

2011-03-08 08:03:29 | Weblog
ライオンの詩の第二回。youtubeのsingxxxxxチャンネルにて絶賛放送中。

感想はシング宛にEメールorこの記事のコメント欄へ書き込みorトィターへの投稿で。あっ、twitterのことね。

ではでは、チェキラ!あっ、check it outね。チェキラ!!!

ライオンチャンネルへガオ

あぁ、携帯で聴く人でパケ放題に入ってない人は注意した方がいいらしいよ。ひゃくまんえんくらい取られるらしいよ。ドコモとかに。ドコモとかに。あぁ、恐い恐い。
パケ放題に入ってない人は、自宅のパソコンか、ソフマップの店頭のパソコンで大音量で聴きましょう。

2011.3.5西川口ハーツ・レビュー~ソウルシャインとの絆物語?

2011-03-08 03:56:50 | Weblog
我が人生のベストライブ。ながーいこと音楽をやっていて、色んなバンドでたーくさんライブをやって来て、そんな中で、ベストライブだなんて想ったことは一度たりとも無い。でも、想った。想っちゃった。ベストライブ。
歌が上手に歌えたとか、歌詞を間違えなかったとか、ベースを間違えなかったとか、MCを噛まなかったとか・・・そういうんじゃなくてさ・・・。伝えたいものが伝えられた。伝えたいものを伝えきった・・・そんな感じかな。

鬼頭にーさんのバンド、ソウルシャイン・・・にーさんも言っていたが、韓国の社員ではない。Soul Shine。とにかく凄まじかった。凄いではなく、凄まじい。これほどのバンドを・・・今まで観た事がないってくらいに凄まじかった。
当たり前のことだが、リハーサルから圧巻。ホンモノは違う。隙がない。隙なんてある訳が無い。ホンモノなんだから。ちょっとは隙があった方が可愛いってもんじゃないですか、にーさん?と言いたくなるくらい隙がない。上手いと隙がないは違う。上手いのは当たり前。その上で隙がない。

いざ、トラッシュのリハーサル。マコは手が震えたってさ。さすがのマコも手が震えるって言えば・・・ソウルシャインがどのくらい凄まじかったが分かるでしょう?

リハを終えて、いつものまったりな待ち時間。にーさんからのお誘い。「飲み行こう!」。いやいや、ライブ前に飲まないでしょ?もともと飲まないけど。「そうだね、ライブ前だしね。じゃぁ、飯行こう!どっか飯食える所ある?」。
にーさん&ソウルシャインにとっては初めての西川口。飯が食える場所ぐらい案内しないと罰が当たる。「飯なら行きますよ」と、総勢11人でハーツを出る。「11人だと、なかなか入れる店無いっすよねぇ・・・ファミレスとかっすかね?」「うん、そうだね」なんて話をしている矢先。ハーツから100メートルほど。目に入った一軒目のお店。午後四時の飲み屋。完全に呑み屋。飲み屋でしかない店。にーさんは一ミリほどの躊躇いもみせずに暖簾をくぐっていった。「開いてるってよぉ」。・・・西川口案内・・・必要ないじゃん。
強面だけど優しいにいさん。「飯ものが無いと、シング君たちが困るからさ、先に聞いておかないとね。聞いてあげるね」。もう、聞いてくれちゃってるもの。。。初めての西川口案内とか・・・関係ないもの。

テーブル二つに11人。ソウルシャインテーブルに次々と運ばれて来る酒、酒、酒。ビール、ウーロン杯、次から次へと空いていく。景気づけに一杯とかではない。完全に飲んでいる。うける。
そして、ソウルシャインのメンバーの方々、全員、いい人なのである。トラッシュの面々をさりげなく気遣いながら、色々な話をしてくれる。・・・結局三時間近く?飲み会。楽しかった。そしてライブハウスに戻り、本番へ。

ソウルシャインはトラッシュの二つ前。一個間を空けてくれるところが、ハーツ側のブッキングの妙。さすがだ。
ソウルシャインの演奏が凄まじいのは言うまでもないが、リハと本番はやっぱり違う。隙のない最高の演奏に「リアルな本気」と言うスパイスが加わっている。リハと本番の演奏の違いは感じない。でも、確実に違う。髪の毛一本分くらい違う。その髪の毛一本分の違いが・・・凄過ぎて言葉には出来ない。もう、完全に、ソウルシャインの宣伝マンになってるな・・・オレ。

トラッシュの楽屋入り。演奏終了後の汗だくソウルシャインと挨拶。ベースの慶舟さんが言ってくれた。「客席で観てるからね」。いよいよトラッシュのステージだ。

僕はこう想う。僕は上手くもなんともない。唄だってフラットしてばっかりで全然上手じゃないし、ベースなんて・・・メンバー不在で弾き始めてそのまま四年・・・シンギングベーシストのつもりは未だに無い。つまりヘタッピ以前の問題である。「客席で観てるからね」と優しい声をかけてくれた超絶ベースの慶舟さんにみせられるものなんて・・・ねぇ。困るよぉ。

話はちょっと逸れる。
去年、新宿ネイキッドロフトというライブハウスで、シングソロライブなんてものを何度かやらせてもらった。単身乗り込んで原点に戻るなんて言っちゃってさ。乗り込んだはいいけど・・・そこは魔物がうようよと棲む海。原点に戻るどころか、原点よりも前に戻っちゃうような感じで・・・。若さという何にも負けない武器を持っていたあの頃の方が全然ましだってくらいにショックを受けた。オレはなんだ?何をしてきたんだ?ってね。鬼頭にーさんともそこで出逢った。鬼頭さんを初め、出逢う人全員上手かった、凄かった。オレはなんだ?こんなに長い間、何をしてきたんだ?ってね。
そんな「オレってなんだ?」な毎日の中で、見つけたものがある。それは・・・ハートだ。拙いギターをジャカジャカとかき鳴らし、歌う。自分のメロディと自分の言葉を唄にして伝える。オレは何をしてきた?・・・うん、ずっとそうしてきた。上手くもなんともないのに、ここまでやって来たのは、やって来れたのは、伝えたいものがあったからなんだ。
色んなものを武器にして戦う人がいる。時々、他人の武器を羨ましく想う。自分は何も持ってないと、センチメンタルになる。
原点に還った僕は、あの頃のままの僕ではなかった。だいぶ経験を積んで、ほんの少しだけ賢くなった僕がいた。自分が持つ武器に気づくだけの賢さを持った僕が。魔物がうようよと棲む海で学んだこと。・・・そう、僕の武器はハートだ。

話は楽屋に戻る。
そうだな。と僕は想う。ソウルシャインのメンバーとスタッフの青木さんは、みんな客席で観てくれているだろう。今日の出演者のみんなも客席にいることだろう。そして、トラッシュの演奏を楽しみに来てくれたみんなが待っていてくれるのだろう。
「これは真剣勝負だ。気合いを入れてやらねばならない。最高のハートを観てもらおうじゃないか」。僕は、自分の胸を叩いてみせた。
自分の武器をしっかりと握ったら、恐れるものはない。自分以上でもなく、自分以下でもない、等身大の自分がいるだけ。それでいい。それじゃなきゃダメなんだ。

鬼頭にーさんは、初めて会った時から尊敬する人物だった。長い間、どんな荒波をもかいくぐって来た人だ。そのとてつもない存在感は、僕の憧れでもある。
今回はにーさんにみせる初めてのバンドライブ。セットリストは僕が組んだ。にーさんに聴いてもらいたいと想う曲を選んだ。ちょっと反対されても押し切った。独りよがりのセットリストではない。自己紹介をするようなセットリストだ。うちのギターはこんなギターを弾きますよ。うちのドラムはこんなドラムを叩くんです。うちのお客さんはこんな風に目を輝かせたり、飛び跳ねたりしながら音楽を楽しむんですよ。そして、僕が伝えたい言葉は・・・こんな感じです。

予定調和のアンコールを含み全7曲。ハートを伝えきって客席にお辞儀をする僕がいた。伝えきった。楽しかった。最高だった。お辞儀をしながら、「今日は届いたよね?」と心の中で聞いていた。

自分たちの演奏を終えて、ソウルシャインの面々とはさらに仲良くなった。気がする。みんな「良かったよ」と言ってくれた。慶舟さんとは遊ぶ約束もした(笑)。

トラッシュのメンバー、ファン、スタッフには絆がある。ソウルシャインにも絆がある。そして、トラッシュとソウルシャインの間にも絆が出来た。音楽が生んだ絆。これは勲章みたいなものだ。勲章みたいな絆だ。

長々と書いた。絆物語。楽しい夜だった。ライブから二日経った。もう想い残すことはない・・・などと想いかけたが(笑)、まだまだやることはたくさんある。まずは目の前に立ちはだかった壁を乗りこえなければ。。。乗りこえられるのか?・・・乗りこえられなければ、壁ごとぶち壊してやるぜ!・・・的な気合いで頑張るつもり。

P.S.
さっき連絡が入りまして、6/19(日)西川口ハーツにて、再びトラッシュ&ソウルシャインの競演が決まったそうです。またまた楽しみだね。ソウルシャインは変わらず隙のない演奏をしてくれるんだろうけれど・・・トラッシュは10メートルくらい空いた隙を、9メートル50センチの隙に狭められるように、ガンバリマス。・・・まだ象が通れるけど・・・。少しずつ、一歩ずつ。


2011.3.5(sat.)西川口ハーツ
set list

1.3グラムの奇跡
2.ハローグッバイ
3.太陽の季節
4.愛よりも愛な恋の詩
5.ジュークボックススター
6.スマイル
7.メッセージ2010~史上最長版

来てくれた人、どうもありがとう。これからも応援よろしくね。

写真は慶舟さんとのツーショット。かっこいいし、可愛いし、ちょっとおかしいし、意味わかんないし、ベース超上手いし、ちょっと近寄りがたい雰囲気出してる癖に超いい人だし、彼女の両親来てて緊張してるし・・・ハチャメチャで素敵な人です。

知らない人に起こされた。

2011-03-07 12:36:39 | Weblog
ポカポカの日曜日・・・何をしようかな。・・・そうだ、京都に行こう。今行こう。

ライブが終わって、ホッとして、ちょっと気が抜けて・・・ポカポカの日曜日。バイクでどこかへ出かけたい。・・・京都はいいやね。何がいいって聞かれても困るけど、京都がいいやね。・・・京都が好き。

でも、考えてみたら、日曜日の朝まで丸二日寝てない。眠い。出かけたいけど眠い。寝たらポカポカを堪能出来ない。でも京都は遠い。京都はダメでもポカポカは堪能したい。・・・もういいや・・・近所で。

まだ肌に馴染まない新しい黒い革ジャン。黒のチャップス。ポカポカなのにフル装備。気合いを入れて旅の練習。真冬仕様の革ジャンなのでインナーは薄手。シートにバッグとフリースのブランケットを括りつける。バッグの中身はお弁当とレジャーシート。

一時間くらい走る。ポカポカなのをいいことに、ヘルメットのシールドを外して走ったら・・・寒くて死ぬかと想った。バイクの体感温度を舐めてはいけない。少年やおっさんたちが、野球やらサッカーやらをしている大きな公園、の隅の方。バイクを停めてレジャーシートを広げる。ポカポカと暖かい。さぁ、何をしよっかなぁ。バッグの中から、本、ブログを書く用のキーボード、音楽を聴くようにヘッドフォン・・・色々出て来る。全部出す。さぁ、何すっかなぁ。

眠いなぁ。あぁ、寝てないんだ、オレ。

チャップスを枕に、寝転がる。ちょっと肌寒い。ブランケットを広げて掛けてみる。ブランケットは寝袋タイプ。寝袋の中に入ってみる。暖かい。音楽をかける。・・・眠る。ポカポカ・・・気持ちいい。

誰かの声がする。誰かが呼んでいるよ。目を覚ますと知らない人が立っていた。僕に話しかけているようだ。
「五時に閉めますよ」

寝ぼけた頭で考える。ここって閉まる公園なのか?うん、きっとそうなんだ。辺りを見回すと、続々と車が公園を出て行く。時間は4時50分。煙草を吸いながら考える。
「知らない人に起こされちゃったなぁ・・・。公園で知らない人に起こされる人って・・・ホームレスの人以外にもいるんだなぁ・・・オレとか・・・しかも完全に寝袋に入ってたし。・・・うけるなぁ。」


そんな日曜日。帰って来ると、明日は雪との知らせ。・・・京都行かなくて良かったなぁ。今度は五時で閉まらない公園で寝よう。

今日はライブだよ。

2011-03-05 06:05:38 | Weblog
2011.3/05(sat)

TRASH BOX JAM / THE BOULES / warms / BOOTS STRAP / LimiTe♪♪
Soulshine(鬼頭径五:V&G/宮城司:G/本多慶舟:B/伊藤孝喜:D)

Open 18:00/Start 18:30 Adv \1800/Door \2100

今日はライブだからね。
トラッシュの出番は21時過ぎ。鬼頭にーさんのバンドソウルシャインの出番は20時。
みんな来てね。