ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

コルシカの空に消えた幻

2011-04-06 15:26:18 | Weblog
桜の蕾。降り注ぐ陽射し。水面に映る風の色々。
水中に突撃する小さな鳥・・・身に付けた生きる術。
生活という名の日常・・・繰り返される日常は人々のリアルな安息。

いくつも描く絵空事。
目の前にあるのは際限のないフィクション。

「雲が綺麗だね」って君がいう。
「さよならまたね」って僕がいう。

缶コーヒーとサンテグジュペリ。
一言、言っておくね。
僕はワガママじゃない。キママなだけだよ。


ただいま。

2011-04-02 15:19:18 | Weblog
ただいま。未明に無事帰還しました。

丸六日、1900キロ超の強行軍。土埃にまみれた車に感謝。
この時期に大量のガソリンを消費したことは、まるで褒められたことではないが、行けてよかった。全財産を使い果たした。

大義のない旅が、こんなにも自分を追いつめるものだとは思わなかった。思ったが思わなかった。想像と現実のギャップだ。一番辛かったのは、寒さでも空腹感でもなく、疲労感でも恐怖感でもなく・・・そこだ。

自分が見てきたものを、どうやって伝えていけばいいのか・・・今はそれを深く考えている。

トラッシュミーティングに合わせて帰って来んだけど、残念ながら今日のミーティングはなくなってしまった。

とりあえず、壁のある部屋でのんびり過ごすことにしよう。

ただいま。無事に帰ったよ。

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2011-04-01 13:47:04 | Weblog
原発周辺。放射能退避区域。交差点にはパトカーがいる。入っても何も言わない。自己責任ってやつだ。

交差点を一度直進。ちょっと止まって、Uターン。右折。ちょっと進んでUターン、交差点を左折。
この間、三度パトカーに見られている。これはまずい。
同じ場所で三度見かけたら、そいつは犯人だ。何かの犯人に決まってる。とりあえず逮捕だ。と、警官や刑事の中で日常的にささやかれているに決まっている。これはまずい。おれは犯人じゃない。本当だよ、犯人じゃないんだ。

パトカーは追っては来なかった。良かった。

山道をしばらく上っていくと・・・ガーン( ̄◇ ̄;)・・・通行止め。地震の影響だ。ガーン( ̄◇ ̄;)またあの交差点を・・・。

仏の顔も三度までと言うだろう。四度目はもう、ただでは済まない。犯人じゃないのに・・・弁護士もつけてもらえずに、いきなり判決とか言い渡されるんだよ。君、有罪だよ。裁判長、意義あり!通行止めだったんです!ダメ、君、有罪。ガビーン( ̄◇ ̄;)

あぁ、悲しかった。犯人じゃないのにな。

今、原発周辺は有事なので、四度目でもスルーでした。あぁ、良かった。

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2011-04-01 11:26:13 | Weblog
砂浜じゃなかった所が、今は砂浜だ。

疲れた足でトボトボと歩いていると、砂に埋まったオロナミンCを見つけた。オロナミンCを砂から救出して、飲んだ。津波の味がするかと思ったが、津波の味はしなかった。オロナミンCの味がした。

津波に巻かれて砂に埋まったオロナミンCの味は忘れない。

元気はつらつ、とまではいかないが、ちょっと元気が出た。