負ける訳です

韓国からの帰りの機内でのお話

客先との打ち合わせも終わり、インチョン空港迄、社長を始め役員の方々に見送り頂いた

このような歓待で交渉に負ける訳にはいかないが、悪い気がしない

この徹底振りには負けそうだ


空港カウンターでチェックインを済ませ、手荷物を預け、出国手続きへ進む迄、社長一行は帰らないので、仕方なく出国手続きをすることになる

随分早くチェックインしたので、前方の通路側の席にしたと、カウンターの女性が云った


しかし、飛行機に搭乗してみると、前方だが中央の三人掛けの真ん中のシートだった

通路側と言ったのに間違えたのかと思ったが、そんなのは有り得ない

私は身体がでかいから、ゆっくり座って行けるようにしてくれたのかとも考えたが

何と日本人の若い女性が右側のシートに来たので、仕方なく左側のシートへ移動した


その若い女性はシートに着くなり、瞬く間に寝落ちしてしまった

余程疲れていたのか、何と両足を前方のシートの上に投げ出した

映画館で、恐いお兄さんがよくやってる恰好だ


その女性はスカートだったので更に驚き、娘を持つ親父としてはとんでもないと、キャビンアテンダントに伝えて毛布を幾重も掛けて貰った

全く情けない事だ

韓国のキャビンアテンダントは、全く恥知らずの日本人女性だと、呆れ返ったに違いない

これでは、何をやっても負ける訳です