閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

ちょっと早い冬支度

2016-10-31 07:25:43 | 閃き
初秋の好天に恵まれた休日の朝、気に掛かっていた壊れていたブラインドを修理する事にした

ブラインドを修理するためには窓を全開にして外側と内側から協力する必要がある

朝食後、肌寒い外気に身を引き締めながら取りかかった

ちょっと特殊な構造のブラインドなので時間が必要だった


取り付ける最中に吹き抜けになっている壁に埃が溜まっているのを発見した

よく見るとあちこちに付着している

年末には窓を開け放して高い壁を掃除するなんて寒くて出来ないからと、少々早いが掃除する事にした

長い伸縮ハシゴを持ち込んで掃除機を腰にぶら下げ、ハシゴを登り無理をしない程度に掃除機で埃を吸い込む

何度かに分けて部屋中をぐるりと一周掃除をした

変なところに拘る正確なので、兎に角、丁寧に掃除をしたので、いつの間にかお昼になっていた


作業をしながら東大寺のすす払いを思い浮かべていた

こんな掃除はいつでも出来る様だが、思い切って取りかかったのは年末が近いせいかもしれない

壁が終わると今度は床である

掃除が行き届かない狭いところを中心に小物を片付けながら掃除をしていった

ついでに、部屋の観葉植物の鉢を植え替えて、こちらも一足早い冬支度をした

冬の間は我が家で最も日当たりの良い2階の一角を植物用に使用している

妻はそこに洗濯物を干してはいるので、妻に任せれば気の済むように配置するだろう


庭には春先に咲く花が開花し朝顔と夕顔が並んで咲いている

パッションフルーツの実が再び大きくなり、一体今はどの季節なのか判らなくなっている

陽が西に傾く頃、一段と寒くなったので終了

あっという間に1日が終わった


チップ

2016-10-29 07:24:30 | 閃き
チップはどうしても馴染めない

以前ブログにチップの本質について学んだ事を書いたが、ハワイでのチップは全く別のものの様に感じた


チップとはその施設の人にお願いして仕事をお願いした場合に支払う謝礼金である

従ってセルフのお店では当然必要ない

レストランでは基本がセルフであると考えると判りやすい

注文を取ってくれてテーブルまで運んでもらえば当然チップの対象となり、スーツケースを運んでもらったり、掃除をしてもらうのも同じ考え方である

タクシーでは基本は支払う必要は無いが、混雑を避け早く着いたなどの場合には得をしたお礼として支払う

久し振りに訪れたハワイでは、お勘定のレシートにチップが10%、15%、20%の3通りくらいが予め計算されて提示されている

チップは強要するものではなく、あくまでもお礼の意味があるのだが、計算出来ないということで目安に書かれていると推測した

しかし、どことなくどれかを選んで支払えと言われている気がして腑に落ちない

きっと大人しい日本人なら真ん中の15%を選択するだろうという策略もあるのかもしれない

ツアーガイドブックでもチップは15%を目安にと書かれている場合が多いように見受けられるが、本来は決まりが無いし、アメリカ人だってサービスが悪ければ支払わない時だってあるのだ


店の店員はサービスを良くして沢山のチップを獲得する様に働くので、常連だろうが何だろうが努力をしている筈である

一見さんで入店した観光客にとってはサービスが良くても悪くても2度と来なければ払わなくても関係ないかも知れないが、そんな輩が増えると日本人の評判が悪くなり、入店お断りなんてならないようにする為にガイドブックはそう書かれているに違いない


高級なレストランは料理の単価も高いから総額が高くなり、同じ比率でもチップの額が多くなるから誰もが高級店で働きたいと願うのだ

従ってチップはある意味店と従業員の間のギブアンドテイクになっている仕組みでもあると言える

先日、友人がワイキキの高級レストランで友人3人と食事をした時、1600ドルを超えたと話していたが、チップは15%で240ドル(約2万5千円)になる

チップはどうしても馴染めない



US Army Museum

2016-10-28 06:35:39 | 閃き
フォートデロシービーチパークの中にアメリカ陸軍博物館がありました

妻にお願いして付き合ってもらい入館

受付で名簿に記入するだけで無料で入場できます(寄附の箱があります)


日本からハワイに入居した先人達の子や孫達はアメリカ兵として日本と戦う事になり、その心中はどうだったのだろうと思いを巡らせます

一時は日系人がハワイの人口の40%を占めるほど関わりが深かったのですが、太平洋戦争に向けてアメリカによる統治が始まり、日本が真珠湾に奇襲攻撃を加えた後は敵国人として扱われたとも聞きますが、日系人部隊として参戦する事でアメリカ人である事を示したのでしょう

飛行機が登場するまでは戦艦が戦争の主役でしたが、飛行機による攻撃力に取って代わると、益々ハワイは拠点として重要になっていったのです

現在では長距離弾道ミサイルや宇宙衛星によって地位も変化しているようですが、今でも日系人と判る方にお会いするとホッとするのは共通のDNAのなせる技でしょうか

世界の銀座に程近い公園にこういった軍関係の施設があるのもアメリカらしいと感じました


立場が変わると見方も変わる

バカンスに興じる事が出来るのも先人達が過去に苦難を経験し、反省し、乗り越えてきたからに違いありません

若者向きでは無いかも知れませんが、じっくり見学したい場所でした


ダイヤモンドヘッド登山

2016-10-27 10:01:56 | 閃き
結婚式に振り回されて時間も無いのだが、それでも少しはとオプショナルツアーに参加する事にした

本当はパールハーバーを見学したかったのだが、7・8時間必要と聞いて諦めてダイヤモンドヘッドへ登ることにした


朝5時前に起床して集合場所へ向かうと夜中の内に雨が降ったらしく路面は濡れていたが、早朝にも関わらず歩いている人が多い

ツアー参加者は我々を含めて3カップル、動物園の脇を通ると直ぐに入り口に到着する

到着するとミネラルウォーターを1本づつ渡され、入山料の1ドルを支払って貰った後は、1時間半後に集合するように言われただけである

登山道は一本道、他の人にくっついて歩けば自然に山頂の展望台まで行けるらしい

1㎏の水を余分に背負ってゆっくり歩き始めると丁度、日の出時間と重なって東の山頂からご来光を拝むことができた


登り始めると直ぐに下山者とすれ違った

GooD morning おはようございます、と挨拶を交わすがその人数の多さにいつしか口を噤む様になっていたのは息切れし始めた事が原因である

細い登山道だし、ひっきりなしに下山者とすれ違うので先を歩く人を追い抜くことが出来ない

所々にある眺望の良い場所で休憩を取りながら妻を先頭に歩き続けた

階段を登った所に洞窟が出現、しかも真っ暗である

僅かに足下が明るいので転けることは無いが、後ろにいたオーストラリア人から「ローソクは持ってるか?」と突然のジョークに「Didn't you see?」とつい言ってしまった

こんな時、気の利いたジョークで返せたらと暫くはあれこれと考えながら歩いた

心臓破りの急勾配の階段とらせん階段を登ると展望台に到着する

トンネルを出たら急な階段は登らずに左へ進めば楽だったと一回りして気付いたが後の祭り

展望台でゆっくり景色を楽しんでも30分前には集合場所に到着してしまった

タロイモのドーナツを食べさせられて証明書を手渡され9時前にはホテルへ戻った


それからお昼まで二人で眠りについた

世界の銀座

2016-10-26 07:30:28 | 閃き
ハワイのカラカウア大通り周辺は正しく銀座である

高級ブランドのショップが軒を並べ華やかである

友人にその事を告げると、銀座では無く世界の銀座だと言う

そう考えると不思議さも消える


通りに高級車が走り、リムジンが行き交う光景など日常では見掛けることは無い

場所柄、Tシャツと短パンサンダル姿の通行人が多いのでつい忘れてしまうが、銀座なのである

ワイキキの一等地に立ち並ぶ高級ホテルに滞在する人達は当然セレブなのである


ワイキキのホテルの一日の滞在客数は平均9万人だそうな

年間を通してこれだけ集客する場所はハワイくらいではなかろうか

全体的に物価が高いと感じていたが、よくよく考えれば当然である

毎年、何度もバカンスにやってきている方達がマンションを購入するのも判る気がする

妻と二人で再びハワイの土地を踏むことは無いだろうね