閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

復帰の力

2011-03-28 12:29:09 | 閃き
東日本大震災から二週間が過ぎた

ブログは3月9日にアップしたきりで19日振りである

11日の日からブログ所では無かったし、被災地のレポートや色々な批判めいた内容など書く気にも成らなかった

今も本心は書きたくないのかも知れない

それ程私にとってショックな出来事だった

一瞬にして、多くの命と日常を奪われた、やり場の無い悲しみは、余りにも大きすぎる

そんな中ではブログ等不要だった、いや邪魔ものであった

最近まで、頭の中にも全く存在していなかった


ただ、時間と共に、ようやく、ほんの少し、心が動く様になったからか

又、書いてみようと思う様になってきた

しかし、自分自身の片方で、何故?何を?何のために?と問いただす自分がいる

この所「閃き」など無かったのか?有っても気付かなかったのか?

それとも、心に余裕が足りなかったのか?

今は、「閃き」が有ったら何でも書いてみようと考えている

そんな力は若い人達の、ひたむきさから頂いた力だった

お役人

2011-03-09 06:44:38 | 閃き
ある省庁の地方事務所へ行った

各都道府県に有るのではなく、地方と呼ばれる範囲を管轄している

そこへはある事業を進めるに当たって、何らかの国の支援を受けられないかを聞くために訪問した

結果的には支援を受ける制度(法律)が無いために駄目だったが

そういった支援制度は政権が変わり、事業仕分によってその制度が無くなったり、バラマキと言われない為にかなり狭い範囲に絞って継続している

こんな所も国家予算による影響が伺える

独立行政法人などの省庁の外殻団体は、省庁で出来ない仕事を丸ごと担当してきた

それは丸投げだと批判され、天下りの温床だと言われて、これも仕分されて無くなったが、同時に仕事(制度)も無くなった

無駄な仕事(制度)は無くせば良いが、民間の力だけでは出来る事が限られてくる

財政が赤字なので仕方ない事だと、我慢出来れば良いが、「今は選択と集中ですよ」と言ったお役人の言葉が気にかかった

何を選択するか、どの程度集中するのか、この辺りが最も重要で難しい所だ

何処となく、覇気が無く、仕事を手に余していている様に感じたお役人を見て

日本の現状について、更に不安を感じるようになった

啓蟄

2011-03-07 06:51:46 | 閃き
3月6日は啓蟄だった

段々と暖かくなって、地中から虫が出てくる季節の事

春分の日から一年を24等分してた二十四節の一番最後の節

季節を現すのに、虫を使うなんて面白いと思う

そこで虫を使った言葉を探してみたが、結構見付かった

虫の知らせ、虫の息、虫酸が走る、虫が良い、虫の居所が悪い、感の虫、虫けらの様な、虫が好かない、腹の虫が納まらない、弱虫、苦虫を噛む、虫が付く、虫が食う…

女性にとっては、兎角毛嫌いされる存在の虫だが

かなり身近な存在で有るからこそ、こんなにも言葉があるのだろう

元々虫はちっぽけなもの、弱いものを現す言葉として使われているが

身の回りの何か得体の知れない不思議な存在のものを虫に例える事で

目に見えず不確かなものが、さも有るかの様に感じる
日本人が持つ、繊細な表現能力の結果だ

腰痛

2011-03-06 12:56:31 | 閃き
寒さと共に腰痛がやって来た

昨年の春先に初めて発症したが、夏と共にどこかに去っていった

昨年の厳しい寒さには顔を出さなかったが、今年になって又、痛み始めた

最初は肩凝りがひどいと思う様になり、痛みが肩から背中へ、腰へ、尻へと下がり

ついには右足太ももに激痛が走る様になった

昨年と全く同じ症状だ

今は薬で痛みを抑えている
飲めば嘘の様に痛みが無くなるが、その内効かなくなったり、手放せなくなったりしそうで、不安を抱いている

暖かな国では腰痛が無くなると聞いた事がある

だから、なるべく身体を冷やさない様にして、出来るだけ温める様にしている

温泉療養が効果的とも聞くが、時間も無いので何時か時間が出来たらと考えている

立ったり座ったりする動作の時が最も辛い

段々と暖かくなるので、少しずつ体を動かして見ようと考えている

展示会

2011-03-05 08:21:03 | 閃き
展示会が開催されたので見学に行った

私の知る限りでは国内最大級の規模である

出展者は国内外の企業を始め、大学や研究所など数え切れない数で

出展内容も様々で、多岐に渡っている

私は展示会場の隅から隅までゆっくり見る様にしている

興味があるブースでは資料を貰ったり、話しを聞いたりするから、更に時間が長くなる

勿論、展示内容全てが解るはずも無く、素通りする事も多いが

各ブースには最先端技術や、独自の技術を活用した商品が並んでいるので

まるで宝石が並んでいるようである

日本の国内経済は未だに低迷しているが、ここだけは別世界だ

来場者数が物凄く多く、まるで縁日か初詣の様な人出で、大変な活気なのである

私は展示会の活気の中に、明日の日本を、世界を見る思いがする