閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

都議選

2017-06-29 08:15:20 | 閃き
今週から都議選が始まったね

豊洲、築地とオリンピックの問題が中心のように思われるが、それも大切なポイントだが、それよりも東京都という巨大な自治体全体を考える必要があるのは当然だ

テレビの報道では各政党が街頭演説している様子が映しだされているのだが、自民党の独裁を都議選から阻止しよう、などという内容を聞いていて呆れる気持ちが沸いてくる

最近は国会の状況をそのまま地方自治に持ち込んで議論するのは筋が違うように思う

確かに地方自治選は国選に反映する傾向があるようだが、同じでは無い筈である


遙か昔に首都機能を地方へ移転したらどうかという提案が持ち上がった事がある

首都直下型地震が発生した時に政府機能が麻痺してしまう事を懸念して、東京に首都を残しつつ、各省庁の庁舎などを地方へ分散させるという首都機能の移転案は、当時とても理に適った物だと感じた

兎角、何でも集中させる東京から、そういったものを除いていったら、また新しい形も見えてくるに違いない

本来はそういった大所高所から観た考え方で主張し合う中で相応しい議員を選ぶ権利が住民にはあるはずなのだが

都議選までもりだかけだと持ち出すようでは呆れてくるのも理解して頂けると思う


東京の持つ魅力は計り知れない程、大きなものがあるに違いない

朝ドラで描かれるのも地方から東京へ行くものが多く、夢を描いて上京する物が多いのだが

電車が乗客に接触しただけで何十万人に影響が出る現在の過密状態は、はたして正常と言えるのであろうか

災害でも無いのに渋滞している首都高は果たして災害時にはどうなってしまうのであろうか

こういった私の疑問は何処へ訴えたら良いのだ、誰に託したら良いのだ

都議選は本来必要なものを考え直すチャンスだと思うのであるが…



市の助成金の行方

2017-06-28 07:45:32 | 閃き
この所、市の助成金に関する話しを耳にする

一般ゴミの焼却処理量を減らして資源のリサイクルを推進させようと、市から助成金を拠出して分別したり特別に回収したりしているのだが、こうして集められた資源が業者の手によって中国などに輸出されているという実態をみて

これでは結果的に市が中国の為に助成金を出して集めさせているのと変わらないのでは無いか?という指摘がある

市とすれば専門業者にまとめて処理してもらえばその後は関係ないと言いたいのであろうが、元々の目的から言えば的外れになっている


生活保護制度は日本国民に対して行う制度であるが、外国人の世帯にも支給されている場合があり実質違法となっている

外国人にとっては、外国人と言うだけで就職できない等のハンデがあるので、市も見捨てられずに適用して支給しているというのだが、現状ではこれを聞きつけた外国人達が集まってきており、市の支出額は増加の一途を辿っている

支給するのは勿論、税金から賄われている事を思えば、ただ支給するのでは無く、就職の斡旋も含めた抜本的な解決策を講じなければ解決はしないだろう


この他にも探せば出てくるかもしれないが、専門担当者でなければ判らない内容であるし、前任者から継続しているという理由から見直すこともしていない市の体制に問題がある

年金もそうだが、既得権益といわれる、一端もらった物は例え間違いでも貰い続ける権利によって止められないという理屈も納得が行かない

誰だって間違いはある、一端拠出したものが間違いだからと言って返却しろとは言えないまでも、間違っていたので止めますというのが通らなければ改善はできない

司法は不利益になる原因に当人の責は無いので賠償しろと言うのかもしれないが、それでも悪い物は正さないと駄目なのである


今回は面白いテーマでは無かったな

多胎児セミナー

2017-06-26 20:24:46 | 閃き
長女が双子を身ごもった知らせに、とても驚いた

長女にとっては3度目の出産、我々も5人目の孫だと考えていたが、一挙に6人となる位に考えていた

長女は入院する病院から紹介された多胎児のセミナーに爺婆も参加するように頼まれたので参加した


前半部分は講演会と聞き、孫達が預けられている託児室へ行った

暫く孫達を相手に遊んでいたが、その内孫達は大勢いる年上の子供達の方へ引き込まれていってしまった

仕方なく周りを見回すと底には子供達が20数人いた

大きな子は中学生位であろうか、小さな子は首も据わっていないようだった

広い部屋を縦横無尽に飛び回っている子供達を見て気付いた

この子供達の殆どが双子だったのである

何故、双子と判るかと言えば服装がお揃いだった事と背格好や髪型が同じだったことからである

お揃いのTシャツを着たボランティアのお母さん達数人が泣きじゃくる子供達をなだめているのだが、その中に明らかに小さな女の子が、もっと小さな子を抱っこしてあやしている

ひょっとして兄弟なのかと推測したが正解は判らない

後でその女の子に尋ねたら6歳だという

その女の子が抱いていたのは1歳半位の女の子だったが、兄弟では無かった


男の双子は周囲を気にせずゴーイングマイウウェイ

双子でない男の子や女の子は1人で静かに遊んでいる

こんな小さな時分から毎日の様子が伺えるのは不思議でさえあった


後半はグループディスカッション

婿の代わりに父親のグループに参加した

多胎児の出産は予想をしていたより遙かに大変な事態であるようだった

夫婦は元より両親(爺婆)の協力も不可欠で、落ち着く迄は私用を捨てる程の覚悟がいる

その代わり、それ以降は楽しさも2倍でやってくるという言葉に参加した者皆救われたに違いない


経験者の話を聞くことで自分が置かれた状況を認識するセミナーは大変に有意義である

それよりも、双子の子供達を一同に見て、皆一応に優しく面倒見が良い印象を得たのは、1人ではないからなのであろうか

人生、学ぶことが多い

哀しい死

2017-06-24 17:06:59 | 閃き
商店街で古くから文房具店を営んでいたご主人で、教員だった方が92歳でお亡くなりになった

葬儀には大勢の方達が参列されて故人の人柄が偲ばれる


ところで、お亡くなりになったといえば元アナウンサーの小林麻央さんの死去には深い悲しみが沸く

34歳という若さの早すぎる死に加え、幼いご子息やご主人の悲しみも計り知れ間物がある

この所、ガンでお亡くなりになる方達が多い気がしている

今年になってもう幾度も袖を通した喪服も、その死因の殆どがガンだった記憶である

ガンが発覚して意向、手術が出来なければ抗がん剤に頼るしか無くなるのだが、いずれの場合も副作用に苦しみ抜かれている

生きようとする気力を振り絞り、再び元気な身体を取り戻して家族や親しい友人達と楽しい一時を過ごしたい

そう願いながらもガンの進行に負けて帰らぬ人となる

周囲も段々と悟るように受け入れて、最後の時を少しでも先に延ばそうと笑顔で励まし続ける

本当に酷な事である


故人となってからは、蛇尾に付されて天に昇るまでは諦めがつかないものだ

そして、いるはずの場所にいるべき人がいなくなる寂しさで再び涙が溢れてくる

本当に哀しい死には、出来れば会いたくないものである

ご冥福をお祈り申し上げる

払い戻し

2017-06-23 16:00:11 | 閃き
21日、東京へ向け出張に部下と向かっていた

早朝から降り出した雨も激しさを増しているのだが、そこは新幹線、時刻通りに発車した

今回の出張は途中で下車して東京の業者と落ち合って訪問する予定だった

我々の新幹線は時刻通りに目的地に到着したのだが、雨の降り方が段々と激しくなってくる

どうも、新幹線は雨雲を追い越してしまったらしい

駅を降りると新幹線が大雨のために止まっているという情報が構内に流れた

東京の業者は途中の駅で停止して缶詰になっているらしい

仕方なく我々だけで客先を訪問する事になった


打合せは無事終了し、それなりの手応えを掴んでお暇する事にしたが、会議が終わる頃には新幹線が動き始めるのではないかと笑い話になった

タクシーを待つ間も外は横殴りの暴風雨である

駅に戻ってみると運転が再開されていた

東京の業者からも連絡が入りこのまま引き返すという

我々も東京方面へ向かうことにした


目的地に到着すると、何と特急券が戻ってきた

戻ってきた特急券には払い戻しの赤い刻印が印刷されている

どうも遅れた事による払い戻しのようなのだが、我々にとっては時刻通りとは行かないまでも、ほぼ予定通りの行動が出来ているので、善良な市民としてお返しする事にしたのだが、何ともとんだミスである

この様な払い戻しもあると考えれば、この暴風雨のお陰で今日一日JR東海はただ働きに違いないと心配したほどである

飛行機ならば勝手に欠航となりチケットの払い戻しが行われるが、旅行代理店の手数料は戻ってこない

チケットを取り直して割引の無い高い料金が必要になる事を思えばJR東海は良心的な配慮であると思う

そんな気持ちは払い戻さなくても結構です