閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

テレビ故障

2013-07-31 05:22:39 | 閃き
とうとうこの日がやって来た

我が家の薄型プラズマテレビが故障したのだ

9年前に購入したもので、当時は1インチ1万円が相場だったが、特別セールで半額だった


少し前から調子が悪いと思っていた

症状は電源をいれても画面が映らず、音声が少し流れて電源が切れる

不思議なのは、その後リモコンのチャンネルボタンを押すたびに同じ症状を繰り返す


映画好きの妻はテレビが無いと生きていけないと嘆いた

早速、ネットでテレビの価格を調べた


テレビの価格は40インチ位迄は驚く程安くなっている

50インチを越えると段々高くなり、70インチからは更に上昇する

勿論、機種の新しいものも高い


有名ネット販売のサイトを見て、妻はあるセット販売に注目した

LED液晶テレビにブルーレイの録画装置、スピーカー付きの台、3Dの映画ソフト付きのセット

特に下取りが有ることに魅力があるようだった


しかし、他の情報も調べてからと、色んなサイトをチェック

妻は、早く決めろと言い、再びセット販売を調べたら、僅か1時間足らずで完売となってしまっていた


ショックを受けた妻は、無口になり寝室へ引き揚げた

早くしないと夫婦仲まで壊れそうだ


翌日確認したら妻の勘違いである事が判明したが、そのままにしておく事にした

記憶喪失

2013-07-30 06:59:12 | 閃き
昨夜は同級生の定例飲み会があったが、帰宅してからの記憶が全く無い

朝、目覚めたらソファーで眠っていた


酒を呑むと直ぐに眠くなってしまう事はあるのだが、こんな事は初めてだった

そう言えば、昨夜同級生の一人が、言葉が思い出せない事が酷くなったと言っていた


これらの共通の症状は、記憶が喪失してしまっている事


たしか自らの身体に危険が及ぶとき、意識を無くす様になっているとか

具体的には、高い所から落ちた時等の場合、痛みから脳を守る為に自ら気を失う

従って私の場合は、蓄積するストレスから解放させる為に、酒の作用を借りて無理矢理記憶を喪失させた

こう解釈しなければ、悲しくていられない


しかし、酒を呑んで1度も目覚めず、ぐっすりと眠ると身体が随分楽になるものだ

ストレスや悩みから解放されて、ぐっすり眠るのは、身体の為には善いことだ


胃と頭の感じから暴飲暴食はしていない

頭の中はスッキリしているから、ストレスの発散だったのかもしれない


妻も私のイビキに悩む事なく昨夜は眠ったに違いないから

結果的には、全てが丸く納まったということだ

記憶喪失の事は、このまま忘れ去るのだろうね

深海生物

2013-07-29 06:01:51 | 閃き
娘達が深海生物の特番を観ていた

ダイオウイカや深海鮫の調査のドキュメンタリー番組だ


水深200m以下はトワイライトゾーンと言われる光が届かない真っ暗な世界

こんな暗い世界に何故、深海生物達は居るのか?


水深の浅い所は圧倒的に魚が豊富である

それは食物連鎖が存在する世界

所謂、弱肉強食の世界だ


深海生物は皆、弱肉強食の世界を避けて、比較的安全な深海の世界へ移り住んだ

しかし危険が無くなった訳ではないので、襲われ難くする為に巨大化していったと考えられている


巨大化すると安全にはなるが、動きが遅くなる

動きが遅いと補食しにくいから、知恵が必要になる

ここから先の説明は番組を観て欲しい


夜、餌になるオキアミや桜えびを追って、体長5mのメガマウスと呼ばれる鮫が深海から海面近く迄やってくる

メガマウスの歯は退化して無いのと同じ

ある意味これは進化したと言える


深海生物の姿は一億年前から変わっていない

変わる必要が無かったからだ

従って、生きた化石と呼ばれるのだが、私にはそれを古臭いとは思えない

それは環境に順応した一つの結果なのだから

中国の愛人事情

2013-07-28 05:50:33 | 閃き
いつだったか、テレビ番組で中国の愛人事情について特集されているのを観た

中国バブルを背景に集中した利権を持つ共産党の役員や行政の上部達が溢れる裏金によって愛人を囲い

愛人村と呼ばれる高級住宅街の豪邸に住まわせる

こういったスキャンダルが発覚して問題になっているようだ


日本でも、バブル時代に夕ぐれ族、愛人バンクがもてはやされ、売春禁止法で逮捕される等話題になった


金を手にした男は若い女を求め、同時に彼女達も良い生活を求めて割りきった付き合いを受け入れる

誰が考えても正常ではないが、今に始まった事ではない


粋な黒塀、見越しの松の家と言えば、お目かけさんの家だ

こう聞いて理解出来る人は相当な歳

春日八郎の「お富さん」の出だしである


ちなみに関東では妾の事をお目かけさん、関西ではお手かけさんと呼ぶ


話を戻すが、こういった事情の背景には格差社会がある

つまり、稼げる人とそうでない人の差が大きいのだ

こんなアンバランスが非常識な構図を生み出す

景気が日本全体に良くならないと、再びこんな世間に成り下がってしまう事が心配だ

お疲れ様会

2013-07-27 07:17:09 | 閃き
同僚が定年を迎えたので、お疲れ様会をした

定年と言っても再雇用なので表面上は何も変わらない

しかし、一応区切りなので二人だけで一杯呑んだ

日頃から飲み仲間ではないが、同世代としては当然だが、敢えて社内の者には声を掛けなかった


居酒屋で食事をして、彼のプライベートな話を初めて聞いた

人生は様々であるが、彼は大人である


そして彼の行き付けのスナックへ

この店がまた、大変楽しい

兎に角会話が面白い


お客は同世代、店のママも従業員も同世代

私は、その面白い会話を楽しんだ


気を遣う必要など微塵も無いこういう店に人は集まるのだろう

彼はこの店では寡黙であるが、時々会話に乗って突っ込みを入れる

彼らしいポジションだと感じた


節目になる時、人は考える

その後の人生を見詰める時には過去を振り返るもの


今まで経験してきた苦労が、決して無駄になっていない事を自覚する

仕事の厳しさを知り、責任の重さを知る

そして、将来の夢や生き甲斐を見付けて行く


少ない年金も頼りにして、身体と相談しながら、まだまだ働かなければならない時代

経験を活かして、どう終着するか?は自己責任なのだ