閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

大晦日

2015-12-31 19:15:32 | 閃き
大晦日を迎えた

家では昨日から掃除をしている

長女家族は婿の実家に昨日から帰っているので、お陰で家の掃除が捗っている

昨日は冷蔵庫の中を大掃除、中途半端に残された食材を処分した

冷蔵庫の中も綺麗にして、さっぱりした


今日は玄関と下駄箱

床を磨き靴を全て出して整理し、革靴は全て磨いた

整理してみると靴を整理しろという長女の靴が最も沢山有った

見れば、おそらく安物の靴ばかり

色々な靴を履きたいと思うだろうし、手軽に手に入るのだが、如何なものだろうか?

妻の革靴が出てきたが、手入れが不足で汚い

しかし、ブランドの良い靴なので手入れをすると見違えるほど綺麗になった

やっぱり、良い品質の靴は長持ちする事を実感した

仕上げはお風呂

全て綺麗にして気持ちよく入浴できる


全て、終わりいつもの大晦日だが今日は我々夫婦と実母と三女だけの年越しである

今年1年はそれぞれにとってどういう一年だったのだろうか

そして、来年はどういう年になるのだろうか?


NHKの「まっさん」の録画を観ながらゆっくり新年を迎える事になる

皆様、本当にお世話になりました

来年も宜しくお願いします。










コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

赤めだか

2015-12-29 14:04:43 | 閃き
昨夜の「赤めだか」は面白かった

落語好きな事もあるが、談春が小説を書いていたとは知らなかった

立川談志役にビートたけし談春役に二宮君というのも面白いキャスト、その他にもちょい役で有名人が沢山出演していたのも驚いた


談志の練馬の家は以前「劇的ビフォーアフター」で談志の長女がリフォームしたのを観たが、その家は志らくが住むと記憶している

その家での思い出を志らくが語っていたが、それとも重なってより楽しめた


談志が亡くなった時、個人的には好きでは無い事を書いたが、それ以降改めて談志を初め立川流の一門である志の輔、談春、談笑等を聞いたり、談志に関するテレビ番組を観る中で大変興味を持つようになっていた

全てを肯定するつもりは無いが、考え方や言葉の中には実に言い得て妙なものが多くある

落語の上辺だけしか知らない噺家よりも、毒舌だがハッキリした主張を持つ噺家も興味がある


談志の台詞に「嫉妬とは自分より能力がある者に対して、自分のレベルまで勝手に下げて自分を押しつけようとする行為」と言っていたが、正しくその通りだと感じた

又、「現実は正しい、自分の周りと自分の違いを受け入れて、その違いを分析したら後は行動するのみ」というのも教えられた

噺家は話術が上手い筈だが殆どは自分の気持ちを素直に伝えられないという矛盾した人間なのだと思う


落語をリズムとテンポを大切にして「言葉尻を飲まないように」語り続けるには、相当量の稽古が必要なのである

その土台が出来上がった後、自分の個性をどう出して、自分なりの作品に高めて行くかは、その噺家の持つ力に他ならない

年末年始はゆっくり本でも読もうと考えていたのだが、ビデオで落語も観たくなりそうである



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

良い味

2015-12-28 07:35:20 | 閃き
今年も我が家のクリスマス会の夜がやってきた

3女らの家族が一同に集まってクリスマスのイベントを行うのだ

年々家族が増えて賑わいを増していくが、これが時の流れであり、いずれはメンバーも変わって行く

今年のイベントは今年のメンバーでしか出来ないとしみじみ思うのはやはり歳なんだろうと思う


毎度の様にささやかなプレゼント交換をしているが、どの家族も毎日の忙しさに時間も無くプレゼント選びも苦戦しているようだ

高価で無く相手が喜ぶ品物って本当に時間を掛けないと選べないものだ

今年も妻が、丸鶏を仕入れてきて焼いてくれた

鶏は大きなものでも意外とお値打ちに購入することが出来るとは妻の便

馴染みのお肉屋さんに頼んでおけば冷凍したものを購入出来る

そして翌日は恒例のラーメン

丸鶏でスープをとって作る素人料理である

丁度、婿が参加している消防団の賄いに特異の料理を作るように言われて昼間から仕込みをしていた

肉好きの婿は唐揚げや焼き豚を作るのがお得意なので、我が家向きにも焼き豚を作ってもらった

麺は市販の麺、細麺と太麺を購入した


クリスマスイベントの夜からスープを取り始めるのだが、今年の鶏は余り良い味が出ない

鶏肉の味は悪くは無かったが、人数が増えてスープを取る量が多くなったことも関係しているのかもしれない

仕方なく翌日にスーパーで鶏ガラを購入して取り直すことにしたが、安売りスーパーの鶏ガラは良い味が出ない事は経験済みだったので期待はしなかった

それから可能な限りスープを煮たが、今一つコクが出ない

仕方なく出汁調味料を使用する事で夕食に供することが出来た


本来、骨の持っている味はそのものの味といっても過言では無い

薄っぺらい経験や生活の中からでは良い味が出るはずも無い

この鶏は、おそらく擁護されて育ってきたんだろうと考えた


それならば、自分はどうなのだろうか?

60年近く生きてきて、良い味が出るのであろうか?

そんな時、若手の芸人が悪事に手を染めて逮捕されたと報道されたが、彼も良い味は出ないだろう

艱難辛苦を乗り越えろと迄は言わないにしても、懸命に生きることで良い味が出ると思いたい

良い味を出したいものである



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三太苦労する

2015-12-26 07:46:07 | 閃き
クリスマスの夜に正月に開催される高校の同級会の幹事会を装って叔父さん3人が集まった

装ったというと偽装であるが、実際には幹事としての打合せを行っているので嘘では無い

仕事を少しだけ早く上がり、午後7時高校近くの中華料理店に集合した

クリスマスに中華料理も変だが、叔父さんには相応しいかもしれない

食事の時に、気の合う同級生ということもあり、ビール、紹興酒と少々呑み進めてしまったが、叔父さん3人は揃ってカラオケBOXへ向かった


叔父さん達の企てはカラオケではあるが、ギターで歌うというもの

幹事長は高校当時から弾き語りが好きで、幹事会にはギターをぶら下げて持ってくる程

そこで一声掛けて3人の叔父さんが集まる事になったのである


カラオケは大きな声で唄っても平気なので、マイクも使わずに当時の懐かしい曲を唄いまくった

言い訳がましくなるが、当時のフォークソングやヒット曲は知ってはいるものの、既に外国の曲にかぶれていたので詳しくは覚えていない

幹事長の弾き語りに合わせるようにしてギターを弾き唄った

もう1人はギターを弾けないのでメインボーカル

一杯呑んだ酒も吹き飛ぶ程の熱唱振りで、声が出てるねえとおだてられると益々ヒートアップして盛り上がる


しかし、様々な曲を唱うのでキーが合わない事がしばしばあるので、即座に転調しなければならず、コードを間違えることもあるが、それもご愛敬である

時間は瞬く間に3時間を経過してお開きとなったが、叔父さん3人は大満足だった

唄いながらクリスマスの夜に叔父さん3人が汗を流して熱唱している様は、本当に三太(3人の太郎)が苦労してるねという親爺ギャグも誰も笑わない

言い得て妙なので笑えなかったようである


三太苦労するバンドは同級会では披露しないことになったが、楽しかったので又やろうと言うことになった

出来れば気の置けない仲間を呼んでもう少し派手にしてもイイネと将来に期待を持ちながら解散した

良い歳頃の叔父さんが深夜ギターを抱えて歩くのもみっともないと帰りはタクシーにしたが、思いがけない高額に酔いも冷めた


クリスマスの定番になったりしてね

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリスマスの約束2015

2015-12-25 07:45:35 | 閃き
昨夜は家からの電話で早く帰ってくるようにと言われた

クリスマスなので家族でテーブルを囲みたいというのがその理由

孫が2歳半になり随分お喋りし始めているので、未だ仕事を頑張っている同僚を残して帰宅した


家に帰ると私を待ち構えていた孫が玄関までお出迎えしてくれて何やら報告してくれる

早々に着替えて食卓に着いた

クリスマスの食事と言っても豪華では無く、鶏のもも肉を婿が焼いてくれていたものがメイン

孫のお喋りに付き合いながら食事をした

豪快に大人と同じ大きさのもも肉にかぶり付く姿は流石に男の子である

食後は長女手作りのブッシュドノエル

洋食は直ぐに腹が溜まるので、リビングでうたた寝をしてしまっていた


目覚めると点けっぱなしになっていたテレビからは小田和正の歌声が聞こえる

夜中まで放置されていたお陰で今年は途中からだったが「クリスマスの約束」を観ることができた

どれほど見逃したかは改めて録画を観直さなければならないが、取りあえず楽しみたい


今年はアコースティックな感じになっていた

PPMやビージーズの懐かしい曲も小田さんのノスタルジックなのだろう

勿論、ピアノもお上手なのだが、私のイメージはギターである

委員会バンドではアコースティックギターが5台も並ぶのは中高生の学園祭の様で面白かった


ただ、何処か引き気味の印象があった事が気に掛かる

インタビューのコメントも意味深な感じがした

「これで終わり」という言葉は出なかったが、小田さんの口から出そうな気がしてヒヤヒヤしながら観ていた


歳を重ねると哲学的な気持ちになるのは同感である

残り僅かな人生を前にして、やってきた事とこれから出来ることの繋がりに何か納得できない部分を感じている

今までの自分とこれからの自分の行動には意味が大切になってくる

気分では無く気持ちの部分の事だ


眠い気持ちの中で観ていたので夢のようなボーッとした感覚だったのかもしれないが、物足りない部分の意味が何だったのかという事の答えを出さずにもう一度ゆっくり観返してみたいと思っている
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする