訪韓4

昨日は台風１５号が去り韓国の夏を感じる事が出来たが

今日は次に上陸する台風１４号の影響で朝から一日中雨だった

まぁ、外を歩くのでは無いから過ごしやすい気温だ


商談は比較的スムーズに進行し、午前中の手応えは上々だった

サポート頂いている韓国商社と一緒に昼食を摂ったが、豆屋という店だった

メニューは大豆料理専門だが、湯豆腐に豆腐を使ったチジミ、豆乳を使用した冷麺と味付けも薄味でヘルシーだ

焼肉ばかり食べていては流石に身体に悪いとブームになっているらしい

そういえば、韓国人は男女ともスマートなイメージだったが、ぽっちゃり系の人をよく見掛けた

私も毎晩焼肉ばかりで、胃がもたれているので、こういった昼食は有り難い

しかし、韓国人はよく呑み、よく食べ、食べるのが早い

きっと胃袋が大きな人ばかりなのだろう


食事の後は日本ではカラオケだが、韓国ではビールだ

お腹一杯の所にビールはとても辛いが、彼らは提供されたスナック菓子を食べながらぐいぐい呑む

食事合戦は、完全に白旗である

訪韓３

昨日の訪問先は午後からの打ち合わせになった

此処でのプレゼンは話題も多く長丁場になった


韓国は日本から仕事を奪い、景気が良いと思っていたが

韓国全体から見れば儲かっている業界と、そうでない業界の格差が大きく、全体でいえば不景気だという


私はプレゼンをしながら割り切れない気持ちになった

日本の技術を海外に売ろうとしている行為が、ものづくり日本にとってはマイナスに働く可能性があるからだ

我社の販売量は少ないから大して影響等は無いと言い訳して、ドンドン販売を伸ばしていった会社を知っている

外貨を稼ぐ為だから、何処へでも売ると息巻いている会社を知っている


技術は常に向上して行かねばならない

今の技術は明日には他社が真似て追随してくると覚悟して、更なる高いレベルを目指さない限り売れ続ける事は出来ない

向上心が無くなった時、衰退が始まると先輩技術者がよく話していたのを思い出す

現状維持は衰退と同じなのだ


これも言い訳なのかもしれない

訪韓２

夕方5時韓国仁川向けの飛行機は8時間遅れで出発し

嵐の余韻が残る中をまるでジェットコースターの様に着陸した

仁川空港には、いつもの賑わいは無くガランとした印象で、こんな風景は珍しい事だった

約束していた韓国の方には遅い時間にも関わらず迎えに来て頂いて恐縮した

彼と遅い夕食を簡単に済ませ、眠りに落ちた


初日の予定は全てキャンセルとなり、今日はホテルで客先と打ち合わせを行い、次の街まで行かなければならない

昨日の疲れは有るものの、ビジネスは待ってくれない
限られた時間では足らない位だったが、良い打ち合わせが出来た


打ち合わせを終え、仁川市に送って頂く途中、交差点の信号で止まると、左側で何か大きな音がして街路樹の枝が折れて落ちるのが見えた

運転している韓国人は「自殺た」と叫んだ

見ると、若い男性が道路に俯せに横たわっている

飛び降り自殺だった

辺りは騒然となり、行き交う女性は悲鳴を上げた

携帯電話で救急車を呼んでいる

何故か、赤信号が長く感じられた

そのまま留まる訳にいかないから、車を発進させたが、ハンドルをにぎる韓国人は涙を流して悲しんでいた

教育熱心な親からのプレッシャーに耐え切れない若者の自殺が急増しているそうだ

私もこのような事が目の前で起こった事に大きなショックを受けた


日本も韓国も、望まない方向に進んでいる

社会の犠牲者になっている

日本も韓国も、見えない所に大きな問題が有るのは同じだ

韓国が身近になっていた

韓国訪問

さて、本日から週末迄、韓国へ出張する

前置きはブログに書いてきたので省略するが、周りからは心配する声を掛けられて来た


サンプルを沢山抱え、行商の叔父さんさながらの姿で空港へ向かった

台風１５号の影響で発着時間が遅れる可能性がある事が心配だが

それでも少し早めに到着するように出発した


空港に着いてチェックインカウンターへ行った

カウンター前にはバリケードがあり、制服姿の女性が並んでいた

どうやら私の便は欠航になった様だ

仕方なく私は旅行代理店へ電話をした


旅行代理店の担当者は、欠航便を振り替える便が無いため、全てキャンセルにするという

仕事が待っている私は、担当者に別便を探させた

しかし、空席が無いというので、仕方なく直接カウンターへ行き、空席を探す事にした

幸運にも他の航空会社の遅延便に空席を見付け、チケットを購入することが出来た

約6時間、空港内で待つことになった

搭乗案内時間が遅れなければ、フライトは出来るだろう


空港内のラウンジで、何杯目が判らないビールを呑み、待っている内に少々眠くなって来た

寝過ごさない様に気合いを入れながら、ひたすらに待っている

この後は明日のお楽しみだ

夏バテ

イベントの翌日の日曜日の朝は何故だか起き上がれなかった

身体が怠くて眠くて仕方ない

ベッドの中でいつもの時間に目覚めたが、何時しか再び眠ってしまった


11時過ぎにようやく起き上がってリビングへ下りて行くと、娘達は既に方付けを終えて帰っていた

ボーっとしていると妻がやって来たので、ブランチに素麺を頼んだ

少々面倒臭そうにしながらも承諾してもらい、お腹を満たすと、又身体が怠くなり眠くなって、そのまま眠ってしまった


目が覚めると妻の姿はない

きっとベッドで昼寝してるだろうとテレビのゴルフ中継を観ながら、スナック菓子に手を伸ばした

考えてみれば10日休み無く仕事したので疲れていたのかもしれない

イベントが終了し、気も抜けたので一度に疲れが出たようだ


こうなると、只ひたすらに眠るしかない

テレビも途中で止めて又眠った

我が家の中には、お眠りオーラが充満していたに違いない

夕食も簡単に済ませて、テレビも観ないで眠った

そんなに眠ると夜眠れなくなりそうだが、スーッと眠りについた

24時間の内、いったいどれ位眠っていただろうか

恐らくは半分以上であろう

夏バテ解消には、睡眠が１番であると、月曜日の朝に実感した