閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

軍艦島2

2019-07-31 13:29:00 | 閃き
上陸ツアーに参加した時ガイドさんが島内に調査団が入っていると聞いていたが、アスベストが発見されて暫くの間、見学禁止になったというニュースを観て、悪運の強さを自覚した

もし 、旅の日程がずれていたらと思うと、感謝に絶えない

調査の結果を受けて早期の再開を願います

そして、私が感じたことを共有していただければと想います

軍艦島

2019-07-30 19:02:28 | 閃き
今回の西への旅のもう1つの目的は世界遺産群の中にある軍艦島への訪問だ

貴重な時間の合間を縫って無理矢理ねじ込んだ


乗船した観光船のガイドさんの語りが文学的で且つ叙情的なので、ある意味冷静に話が聴けた

この島は韓国徴用工問題にもなっているので、外国人観光客に配慮した表現になっているのだろうと思っていた


軍艦島は正式には端島と言うが、実は島ではなく岩礁を埋め立てて採炭用に開発された場所である

古くは1810年頃に佐賀藩が採炭していたが、製鉄用として良質だったからだ

明治に入り三菱が採掘件を買い取り、日本国の製鉄増産による近代化に向け、「未来の島」という名前で最盛期は5000人を越える人が住んでいた

この島の建物が鉄筋コンクリート製の高層建築で、今でもその姿を保っている

部屋は一家が住むには十分な広さであり、学校や病院、食堂やマーケット、公衆浴場など生活に必要なインフラは勿論、神社や娯楽施設も充実していた

昭和初期、日本のテレビの普及率が未だ8%の頃に、この島の普及率は100%だった事をみても、労働者が高収入であった事が理解できる


日本の近代化に貢献するための増産は石炭だけではなく、製鉄、繊維、セメント等多岐にわたり、多くの産業で外国人労働者も働いている

この島に立って、「未来の島」と言われて、以前は活気があり、豊かな生活があった事実を感じた

その様な環境の中で、韓国が製作した徴用工の映画の奴隷の様に働かせた印象は微塵もなかった

ガイドさんの言葉に、かつてこの島で働いた、産まれ育った人達がこの島を訪れた時、廃墟になった建物と自分の姿を重ねて写真を決して撮らないという

この島は故郷ではないく、この島で生きたからだという


正確にいうと軍艦島そのものは世界遺産ではない

軍艦島は見た目が軍艦に似てるから付けられた愛称で、名前から戦争に結び付けられ易く、徴用工の悪いイメージが覆い被る

しかし、その実態は日本の近代化にとって、この島の歴史を除いては語れないからこそ世界遺産群の中に含まれていることが、ガイドさんの伝えたかった事だったのだろう


乗船前に暑さ対策用ので飲物を自販機で購入したとき、慌ててお釣りを忘れていると、わざわざ届けてくれた長崎住民の優しさに触れていた

このような素晴らしい住民の住む場所だから、余計にそう感じたのかもしれない







お見舞い

2019-07-29 06:14:00 | 閃き
今回、西に旅する目的はいくつかある

1つは若い時にお世話になった方がお亡くなって10年になるが、そのお墓参り

そしてもう1つは、兄のように慕っている方のお見舞いである

その方は癌で現在は自宅で静かにその時を待っている状態である

いつも一緒に会っている某会社の社長さんと連れ立ってご自宅へ行った


抗癌剤の副作用で膨れ上がっていた身体は、食事が摂れずに痩せ細って、知り合った当時を思い出させてくれる程若く感じた

言葉もしっかりとしていて、声だけを聴けばお元気なのかと感じる

おそらく最終ステージだろうが、何と声を掛けて良いか判らない

話題は昔話に終始した

時折、我々に会えて良かったと涙されるので、もらい泣きしていたが、それでも少しでも食べて生き長らえて欲しい気持ちを伝えるのが精一杯だった

また、二人でお見舞いに来るから元気を出して食べてくださいとお願いし、記念写真を撮ってお暇した

今回を最期にせずにまた、お会いしたいと願っている

寺の世話人会

2019-07-28 07:55:00 | 閃き
今年度から寺の世話人になった

毎年交代する町内もあるが、私の町内は6~7年間務める習慣がある

菩提寺は隣町で先祖が当地に移り住んで少数ながら檀家がいる

従って檀家が少ない為に長く務めるのだ


先祖の有り難さは身に染みているが、坊主の生臭さには相変わらず閉口する

世話人達が数十人集まった総会では色んな改革案が提案されるが、お年寄りが多い世界では難しい

それを良いことに旧態依然とした体質に甘んじている生臭坊主には以前から反感があった

そんな感情を持つ人間が世話人になったのだから寺は困ると思いきや微塵もない

そんな気持ちでもあれば檀家の意見を聞けていただろう


高齢化と人口流出で檀家は減る一方

仏教から神道へ変わる家も多くなっている

坊主丸儲けは風前の灯なのに、気付かないのは 、僧業になっているからだろう

もう一度、修行をしなさい

法律と姿勢

2019-07-27 08:25:00 | 閃き
最近警察の取り逃がしの不祥事が続いているが何故だろうか

私は警察官を縛る法律が問題だと考えている


アメリカでも逃走する犯人は多くいるが、囲まれた途端素直になり自らうつ伏せになり手を頭の後ろで組む姿勢をとるのは撃ち殺されない為である

アメリカの警察官は相手が銃などの武器を持っているのを前提にしているから、身を守るのを優先して例え容疑者でも同様の姿勢をとらせる

間違えられた人も不穏な状態が晴れるまでは素直に従うのは、それが警察官にとっては当然の行動だと理解しているからだ

平和な国日本も多様化する社会と流入する外国人の文化の違いによって変わらねばならない

何も警察官に容易に発砲を許可するのではない

アメリカでも過剰防衛で罰せられる警察官はいる

日本の警察官をもっと信頼して逃亡犯に発砲出来る法律改正をしても良い

この僅かな違いが、自衛権も含めて見直される事を望む