閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

単行本

2015-06-30 07:45:02 | 閃き
長距離の出張に出掛けた時に駅の売店などで購入するのは、客先へのお土産と単行本

長い移動時間の合間に読みふけるには、雑誌よりも単行本が丁度良い

数日の出張なら1冊は簡単に読み切れる

しかし、移動中でも連日の疲れから、つい睡魔に襲われる事もあるし、宿泊している夜は殆ど客先との会食で遅く帰るので読む時間など無いので、殆どは行き帰りの移動中と言うことになる


今まで色々なジャンルの本を読んできたが、移動中の本は読みやすい本が良い

色々考えさせられるものは嬉々として読み進められないので推理ものの判りやすいものに手が伸びる

恐らく、多くの読者がいるであろう作者のものに手が伸びるもう一つの理由は、妻の存在である

妻も私同様、否、私以上に本が好きである

ベットに入るなり読みふけって寝不足になることも度々

最近でこそ、タブレットを抱えて何かの映像を観ているので本は読まなくなったが、好きなことは間違いが無い


どうせ購入するなら妻が好きな作者のものをと考えるのだが、実は妻の好きな作者を多くは知らない

駅の売店に置いてある程度の品揃えでは、多くの作者の作品が並ぶはずも無く、どうしても有名で人気が有り、売れ筋の本、というところが現状だ


今回の長期出張では、前回読み切れなかったものを途中から読み直したが、どうせ程なく読み切るので、いつもの様に駅の売店でもう一冊購入してしまった

しかし、今回の出張は毎日のハードスケジュールにより、移動中は兎に角眠っていたので、新たに購入した本はほんのさわり程度しか読めなかった

こんな事なら買わずにいたかったと反省している

購入した本は有名作家の最新盤で長編小説であるが、この本はひょとすると妻が書店で購入しかねないと考えている


妻が購入する前に告白して先に読ませると、私の興味が失せる

だが、黙っていて同じ本を購入するのも勿体ない

未だ、言い出せずに私の鞄に眠っている




またも爆発した

2015-06-29 12:31:29 | 閃き
28日、アメリカ・フロリダの空軍基地から打ち上げられた民間の輸送用ロケットファルコン9がまたしても打ち上げ後に爆発した

このロケットは国際宇宙ステーション(ISS)に物資を運ぶ為のロケットだが、前回も打ち上げに失敗している


このロケットには千葉工大の流星観測用カメラ「メテオ」が搭載されており、ISSの日本実験棟「きぼう」に取り付けられ2年間の観測を行う予定だった

前回の打ち上げ失敗の時、大学の教授は、もう1個予備があったので次回に希望を繋げるコメントを言っていたが、残念な結果になった


ファルコン9はISSに物資や食料を合計2500㎏届ける予定だったそうだが、ロケットの打ち上げに相次いで失敗した為に、次の手立てが全く無くなったようだ


ISSにはロシアのロケット「ミール」が使用されているが、スペースシャトルの様な複数回使用できる機体ではないので、しょっちゅう発射する訳にはいかない

同様にファルコン9も予備の機体が無いので、暫くは打ち上げさえ出来ないだろう

ISSの食料は残り4ヶ月程、だから、直ぐに手立てに取りかかる必要がある

そうしなければ映画「ゼロ グラビティ」が現実のものになってしまう


この所、小型の打ち上げロケットでは、日本製のロケットが立て続けに成功しているので、いっそ日本のロケットを使用した方が良いのではないかと考えるのだが、隣町までちょこっと車でお出かけするのとは訳が違う

今からロケットを作るにしても相当の時間が必要になるが、日本のお家芸である小型ロケット分野でなるべく早く実現してもらいたい

SF映画のように簡単に宇宙へ飛び立てる宇宙船を作るには至らないが、小型宅急便の気楽さで取り組まないと、千葉工大が浮かばれないのだと思う

帰路

2015-06-28 06:16:00 | 閃き
土曜日の午前中、最後の取引先と打ち合わせを終え、一緒に昼食を済ませて帰路についた

5時間近くの大移動、列車に乗り込む前にあれこれ買い集めた

列車に乗り込む途端に呑み始めて 、あっという間に眠っていた

よく乗り過ごさなかったと感心する


長距離出張の疲れが1度に吹き出す

同時にお腹も膨れてはち切れそうだ

これではダイエットは振り出しに戻るどころか行き過ぎてしまっているだろう


列車の中から妻にメールを入れる

迎えに来る妻と食事をする約束をしているのだ

しかし、膨れあがったお腹は減ることはない

仕方なく駅の到着時刻を30分遅く知らせて、その間に何とかしようと企んだが、お腹は簡単に引っ込まない

約束のイタリアレストランでは、ワインばかり呑んで誤魔化したが、思わぬ予算オーバーに見舞われた


お腹が引っ込む代わりに財布が薄くなる事態に陥った

これでは本当に絶食しなければならなくなりそうだ


極端

2015-06-27 06:45:51 | 閃き
得意先の株主総会に出席した日の夕食は得意先の取締役の方々と会食する事になっていた

ホテルまでタクシーで迎えに来て頂いて、乗り合わせて夕食会場へ向かう

そのお店は得意先がよく使用する庶民的なお店だ


食事をしながら仕事の話をする

得意先の社長にわざわざセッティングして頂いたのだ


社長の会話は面白いが、兎に角よく喋る、全体の会話の6割は下回らない

そして長い

例え話が多くて、周囲に解りやすいようにという気持ちが伝わってくる

そんな社長が、言い訳の様に自らの会話は極端にしていると言い出した

詰まり、対論を通して議論する場合、両極端な例を出して話す方が判りやすいと思っているのだ

しかし、例え話が極端すぎて返って判りにくいとは周囲の取締役の声で

例えば、ちょっとダイエットしてみるなんてことを話す場合、絶食するという所まで極端に偏った発言をするので話が噛み合わない


ただ、ホテルに帰り改めて考えてみたが、極端なところまで寄せて考えてみる事は大変良いんじゃないかと思った

一端、極端な所まで寄せて考えてみて改めて適切な所まで戻して観てみると思わぬ気付きがある


日本人はバランス感覚を重んじるので、中庸にしようとする為、どうしても中心からものを観る

しかし、内側からしか見ないという事なので、改めて外側から観ると見えなかったものが見えてくる

それが極端に寄せるという事なのだ

一般には極端に寄せる事は難しい

それはなにより前述の中庸にする気質があることと、実際に極端に寄せる事など有り得ないからだが、それが実は中途半端になっている事が多い

だから社長の様に一端極端に寄せてみる事が如何に大切であるか気付くのである

中々難しい事だが、言葉に出さずに試みてみたいと考えた



お見立て2

2015-06-26 07:22:12 | 閃き
出張先で購入した新しいYシャツを着る

だが、ちょっと違和感がある

サイズがきついのだ

お見立てしてもらう時に首回りのサイズを計測して見立てているので間違いはないのだが、きついのだ


最近痩せてお腹も引っ込んできたはずが、出張で会食が嵩んだ結果、お腹が出っ張ったのかとお腹を引っ込める

しかし、胸回りもきつく感じる

着るのを諦めようとも考えたが、替えるYシャツが無い

お腹を引っ込めるか上着をきればごまかせるだろうと、そのまま出かけた


しかし、日頃のだらけた生活習慣では、お腹を引っ込めつつ食事する事も、維持する事も出来ない

気が付けばはち切れそうなお腹になっている

これではせっかく痩せた事を見せたいと考えていたのに逆効果だ


ホテルに帰りYシャツを見てみると「スリムタイプ」と書かれていた

詰まり痩せた人用のシャツだったのだ


そういえばお見立てしてくれた店員の叔母様は色や形にばかり気が行っていたなあと思い出す

こんなシャツを購入して、妻に見られたら無駄なお金を遣ったとしかられるのは必至

帰宅寺に着ようと考えていたが、バッグの中に忍ばせる事になりそうだ

早く痩せてごまかさなければねえ