気の置けない関係

日曜の夕方、妻と二人でいつもより早い夕食をしながらニュース番組を観ていた時の事である

丁度、夏の甲子園の各地区予選の結果が報じられていた時、妻が唐突にこう切り出してきた


私、高校時代に後輩の野球部のピッチャーから告白されたことがあるの

えっ、何それ？と考えつつも何も応えなかったのだが、更に続けて

私、高校時代に壁ドンってゆうの経験があるの

流石に無反応ではと感じて、凄いねと応えた

妻は、娘にも話したが凄いと言ってたと自慢げに続けた

こんな話を聞くのは初めてだったが、初めてなので思考が広がる


まあ、今となっては自慢できる事としてこれ位の話は軽い気持ちであったのだろう

歳を重ねて、いつしか年老いた自分にとっては、青春時代の甘酸っぱい体験

しかし、聞かされた方はリアクションに困る

素直に聞いてあげたので良いだろうが、嫉妬してみせるのもおかしいし、無関心でも気に入らないだろう


何事も無く過ぎ去った会話であったが、そういった気の置けない関係である証拠

夫婦も長く続けるとこんな風になってくる事を報告しておく

涙が出るほど嬉しい

私のブログを読み続けて頂いている方には説明する必要が無いと思うが、念の為に説明する

今年に入り、ある申請を行うために一生懸命に書類の作成に没頭していた

勿論通常の業務の他にである

その結果が発表されて、採択されたという嬉しい結果の連絡があった

最近、こんなに長い間の時間を費やして取り組んできた事が無かったためなのか、とても嬉しくて本当に涙が出るほど嬉しかった

否、涙が溢れた


連絡があった事を皮切りに、周辺の関係者達もこの情報を聞きつけてお祝いの電話やメールが相次いだ

家族にも当然報告したが、夜中までかかった事も度々あって、そんな姿を観ていてくれたもともあり我が事の様に喜んでくれた


加計学園の問題でもブログに書いたが、こういった申請書はブラッシュアップして行く事が重要なのである

我々も実に数年の時を費やして仕上げていったので、その内容の良さは手前味噌ではあるがある程度の自信があった

しかし、審査するのは第三者である

結果は蓋を開けてみなければ判らないのである


こんな苦しみが加計学園や今治市にはあっただろう

申請書を仕上げて行く為にはより確実に実現出来るだけの綿密な計画が必要である

この為には文科省のアドバイスを受けながら進めているはずである

ボーリング調査だって確実な建設費用を算出するためには必要である

京産大は時間が無かったから出来なかった、というのは負けた理由なのである

従って、早く取りかかった方が有利である


京産大は公募が知らされなければ早く取りかかれないと文句が出そうだが、当然である

早くやった方が有利だし、公募が始まる前から色々な情報を入手して、相談やアドバイスを受け、事前に準備する

この事は不公平では無く、やる気の違いである

こんな事は民間なら当たり前のことで、それを理解せずに無理矢理曲がった方向へ導こうとする民進、共産の議員達の非常識さが露呈しているのも気付かずに、追求した気になって喜んでいるから国民からは支持されないのである


我々だって公募の前から当然のように準備をして、締め切りまでにどれだけ高められたかが勝負である

何度も言うが、これは違法な事では無くて、やる気の違いである

余り、こんな詰まらない事を書くと折角の喜びが低下するのでやめにするが、採択されたから堂々と書けることなのでお許し願いたい

本当に嬉しい

北朝鮮の技術

昨夜遅くにまたしても長距離弾道弾ミサイル（ICBM）と思われる飛翔体が発射されたと緊急で報じられた

今回の飛行時間は45分で通常高度ならアメリカ西部にも到達できるという

益々技術が進歩する北朝鮮の技術について私見を述べたい


北朝鮮の脅威で報道されている内容は、核若しくは化学兵器を搭載したICBMを保有することで北朝鮮の国際的な立場を確実にし、現体制の維持存続が目的であるというもの

それを阻止するために国際的に北朝鮮に対して経済的な報復措置を執り中止させようというものであるが、その効果は現れていないと感じている

これらの技術について分析してみると、詳しい知識を持たない私でも見えてくるものがある


兎角、目立つのが核であり、化学兵器である

これらの兵器保有が驚異になっている事は間違いが無い

しかし、これらの兵器はミサイル技術が無ければ驚異とはならない

つまり、未だ大丈夫、位にしか報道しないミサイルの実験こそが大問題で、阻止しなければならない点だと思う

思い返してみると、北朝鮮のミサイルの実験は近距離のものまで時折失敗していると報道していた為に、北朝鮮のミサイル技術は大したことが無いと軽く観ていた

それがこの所、目を見張るばかりの進歩である

この技術の基本には半導体技術が不可欠である


世界の半導体の生産量でトップ７社はアメリカ５社、韓国２社である

今日の新聞で韓国サムスンが再びトップに返り咲いたと報じていたが、これらの主要なメーカーは西側にあると言っても良い

それが何故北朝鮮に容易に利用されるのであろうか

こういったコアな技術は自国で開発し使用出来るようになる為には膨大な時間が必要である


日本で今日発射される民間企業初の衛星ロケットの制御には４個数百円という安価なICが使用されるのだが、これは衛星程度の制御ならではのこと

ゲームで衝撃的だった任天堂のファミリーコンピュータの方が月面に着陸したアポロ１１号に搭載されていたものより優れていたというが、核開発やICBMの制御にこの程度のICで良いとは考えにくい

実際は判らないが、例えばICの様にこの方向から開発阻止の手立てがないだろうか？

土用の丑の疑惑

先日２５日は土曜の丑の日であった

当日は相当の方が鰻を食されたに違いない

最近のウナギの稚魚の乱獲によって漁獲量が不足し手の届かない高級魚になった為に食する機会が激減してしまったが、今年は昨年に比べて若干漁獲量が増えた事で若干安くなったことで大手スーパーでも大量に販売していたので、前述の表現をした

肝心の我が家は？と言えば残念ながら軽くスルーされる結果となった

このトップクラスのご意向は判っていたので当然忖度して日常会話に鰻のうの字も言葉に出していない


この２５日を迎えるにあたり偶然仕事で外出する機会があった

高速道路を使用して出かけて行くのであるが、途中昼食をサービスエリアで摂ることになった

ここではいつもの様に軽く済ませるつもりでいたが、なんと期間限定の鰻セットが！

小丼の鰻丼に小鉢の蕎麦かうどんを選択できる

価格もそんなに違わないのでためらうこと無く注文した


どうせ低価格の鰻丼である

安い中国製の硬い鰻だと期待も半分一口食べてみると、ふっくらとした食感で、あの鰻の旨さが広がって行くではないか

気付けば瞬く間に鰻丼は空になっていた

久し振りに満足している胃袋の隙間に小丼の蕎麦を流し込み完食

満足できる昼食であった


週末は婿が一時帰宅で帰ってくる事もあり、妻と長女は鰻を計画する気配

当然都合の悪いことは黙殺して何食わぬ顔でご相伴にあずかる予定である

例え証人喚問されえも食べましたとは言えない

亜熱帯気候

梅雨は明けたというのに全国的に不純な天候が続いている

雨の降り方に偏りが有り、被害が発生する地域もあり台風だけでは無い新たな不安要素として問題視されている

雨が降りながらも気温が高いのは亜熱帯での気候である

ベトナムのジャングルに行ったとき、湿度の高さと気温の高さで汗びっしょりになり、車の影で着替えた思い出が蘇る

従ってジャングルにいるような気分になってくるのである


高温多湿の環境では水分をとっても解決はされない

何故、ハワイの人気が高いかと言えば、気温は高いが湿度が低いのでサラッとした爽快感があるためだ

空調の整った室内で温度と湿度を適正に保たれた環境で過ごす事ができれば言うことはないだろうが、例えば生産工場であれば温度は兎も角、湿度までは難しい（中には湿度を調整された生産工場も勿論あります）

熱中症もこういった多湿で高温の環境下でも起こるので、注意が必要である

本音で言えば、多湿か高温のどちらかにして欲しい


この様な気候の変動はやはり地球の環境の変化の影響であろう

地球温暖化と言われるが、局所的には気温が低下している場合もあり、全体の気温が高くなるのでは無く、地球規模で気候が変化しているというのが正しいようである

ある大学教授の説では、これは排出二酸化炭素の為ではなく太陽の熱量の変化による影響の方が大きいという

詳しくは知らないが、月の距離が毎年少しずつ離れて行っているという事は、太陽系内の重力バランスに変化が出ているということになる

地球と太陽の距離についてどうなのかは知らないが、太陽の熱量自体が減少しているのか、増えているのか、太陽との距離が近くなっているのか遠のいているのか、いずれにしても何らかの変化があるのではないかと考えてしまう


亜熱帯気候になる事によって今まで地域的に存在しなかった生物や植物が見られるようになると共に病気の心配も出てくる

日本の四季が無くなってゆくのであればハワイの気候になると日本も住みやすくなるのになあ