閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

小火

2010-11-30 06:47:05 | 閃き
小火と書いて「ぼや」と読む

冬の時期に起こりやすいが、起こしたくない火事

江戸の世なら「華」であるが御免被りたい


昼休みに駅前の銀行に行った

銀行は駅前ビルの中にあって、スーパーの一階の一画にある

ビルに入ると突然けたたましくベルが鳴り出した

お昼時とあって、店内はかなりの人達でごった返していたので、騒然となると思ったが、意外と皆冷静だった

それは、ベルが早く鳴り止んだ為で、避難誘導も無かったし、店員達が落ち着いて対象した事も重要であったと思う


銀行で整理券を取り順番を待っていると、一人の男が入って来て、陽気に銀行員に詫びていた

小火の原因は地下の食品売場で、試食販売をしてる人が魚を焼いたらしく、その煙りを検知したとの事

「お陰で火災報知器のテストが出来ました」等と冗談にもならない事を大声で話していた


午後になり、郊外の取引先に行ったが、打ち合わせ中に消防車のサイレンが聞こえてきた

その時は余り気にも留めなかったが、近くの工場で小火があった


今年も、残すところ後少し、二度ある事はなんとやら

火の用心
気をつけるに限る
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風呂

2010-11-29 05:47:04 | 閃き
日本人は風呂好きだ

それも大きな風呂が良い

旅や仕事の疲れを取り、身体をほぐすのには、大きな風呂で手足を伸ばすに限る

寒いこの時期は特に、手足の指先からジーンと温まるのが分かる

腰が温まり、背中から肩にかけて感じていた張りが徐々に溶けるように無くなって行くと、正に「極楽」である

こうなると、殆どの人は泳いでみたくなるのではないか

それも平泳ぎでだ

平泳ぎは身体を大きく伸ばす仕草であるから、ほぐれた身体を実感するのに適している

ただし、公衆マナーを守る日本人は、子供でなければ泳ぐ事などはしないだろう

でも、貸し切りのように一人占めした時、ちょっと泳いだ経験はあるだろう

これも風呂の楽しみの一つだ


最近、地方の温泉地の宿の大浴場に行くと壁に「下着の間違いにご注意下さい」と書かれた貼紙を目にするようになった

男性の下着は似た様な色や形で、旅館の浴衣でやって来るから、脱衣の籠はどれも似ている

おそらく籠の場所が分からなくなるからだろう

他人の下着を身につけるのは、誰もが嫌だろうが、間違えた当人は、間違えたと思っていないから、当然気付かない

折角気持ち良くなっても、これでは台無しだ

なるべく派手な下着を身につけ、間違えにくい場所の籠を選ばないと、風呂を満喫出来ないかも知れない
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爆発

2010-11-28 07:21:46 | 閃き
爆発と聞くと危険な感じを受ける

通常ではありえない状態である


会議でちょっとした口論が起こった

原因は些細な事だが、場の雰囲気が変わった

何か溜まっていたのだろうか、爆発してしまったのだ

爆発した方は当然興奮するので、口調が強くなる

これは若い人に良く見られるが、キレると言うらしい

こんな時年配は冷静で、当事者であれば受け流し、傍観者であれば仲裁に入る

論点をしっかり把握して、感情に左右されずに、ぶれないから出来る技である

こんな時「大人だな」と感じる

口角泡を飛ばす程の議論で白熱する事は必要な事だ

でもそれは、あくまでも議論でなければならない

爆発するまで溜めなくてもと思うが、溜まるのは仕事が原因とは限らない

プライベートが原因であっても爆発する事がある

爆発する方は、それで暫くは納まるが、周りに少なからず影響を与える

多様化する生活の中で、一様ではないが、爆発しないようにコントロールするのは自分だ

「大人」に成りたいものだ
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1cm四角の文字

2010-11-27 05:38:14 | 閃き
私の兄貴分と慕う先輩から教えて頂いた

「自分の名前を一文字1cm四角の大きさで書きなさい」と突然言われたら、あなたならどう書くだろうか?


普段そのような大きさの字を書かないので、ピンとこないだろう

大体この位だろうと思って書いてはみるが、皆一様に小さな字を書くそうだ



例えば定規で1cmの四角(升目)を書いて、そこに書けば良いのに

と考えた方は正解である

あてずっぽうで書いてしまった後に
何だ、そんなことかと考えた方は、残念ながら不正解となる

「一文字1cm四角の大きさで書きなさい」と具体的に指示されても、結果として出来ないという事である

トンチ話しと考えている方も多いだろうが、仕事だったらどうだろうか

仕事だったら「定規を使って」と明確にすべきだ、と言われる方もあるだろう

1cm四角の大きさで字を書く方法は色々考えられる

あえて具体的に示していないから、どう考えたかという応用問題なのだ

マニュアルに従って仕事をさせられる事に馴れてしまうと、段々と考える事をしなくなる

何か問題が発生した時、中々解決策が出てこないから、結局解決出来ないと答えがでる

どれ位対策を講じたかを調べると、精々二つか三つである事が多い

色々対策を講じたと言うなら、最低六つは試す必要があると先輩は言う

数が多ければ良い訳ではなく、余り対策を講じないですぐに諦めてしまう事が問題なのだ


「1cm四角の大きさの字を書く」という、意味は結構大きい
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看板

2010-11-26 05:19:21 | 閃き
街の中で頭を上げて、ぐるりと見回すと、実に様々な標識や看板を見ることが出来る

目に飛び込んで来る、それらの標識や看板の一つひとつの意味までは理解出来ていないが

訪問しようとする「○○株式会社」を探す時は、看板が役に立つ
探す会社名が分かってるからだ


先日、横浜へ行った時、「みなとみらい線」に乗ろうと駅に向かった

通りに出て、地下へ下りるいつもの形の入口を探したが見当たらないので、近くの方に尋ねると
「Mの看板が駅のマークですよ」と教えられた

みなとみらい線は何度か利用しているが、「M」のマークが「みなとみらい線」マークだとは知らなかった


中華街で食事をして、再び駅に戻ろうとした時、老夫婦に「駅は何処か」と尋ねられたので
「Mの看板が駅のマークですよ」と、早速、教えられた様に説明した


「M」のマークが分からずに、同じ様に迷った人は他にもいるだろう

地元に暮らす人は、看板など無くても駅の場所を知っている

看板は分からない人の為にあるのだから、分かり易い方が良い

駅のマークが標識の様に全国共通ならば迷う事も無いと思うが、「M」のマークを一度覚えてしまえば済む話しでもある


初めて訪れる人にとって、便利=解り易さ、であるなら何か方法があるだろう


単なる田舎者の愚痴である
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