閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

地域交流会

2016-03-31 07:21:54 | 閃き
経済団体の地区別委員会が主催した地域懇談会に参加した

経済団体の会員数は多いのだが、会員は経済団体そのものの活動や価値について自覚が無く、経済が逼迫してくると脱会傾向が強くなる

地域の経済状況も良いと言えない状況下で個人商店や小規模事業者の方々を招いた地区限定の懇談会なので興味を抱いた

第1回目ということもあり参加者は40名程と多くは無かったが、老若男女様々な方が参加されていた

事業主、その奥様、息子さんもいれば会社を代表した社員もいる

自己紹介の後、グループトークが始まった


開催にあたって、こういったグループトークは世代や立場が違いすぎるので纏まらないのではと心配されていたと言うが、いざ始まってみるとかくグループは白熱したディスカッションが繰り広げられた

最近の若い人達はこういった活動を避けて独自路線ばかり進み、周りの事など無関心だと思っていたが、いやいやしっかりした考え方を持ち、足下から始めるしっかりした活動を行っていた

個人事業主の方やご婦人達も、現状について問題意識を持たれていて打開したいという強い意欲さえ感じる事ができた

日頃から自分の思いを外に向かって語る場所が無かったのであろうか、参加者は誰もが熱く語っていた

それだけ意識の高い方達が参加しただけかもしれないが、主催者の予想を遙かに上回る成果を上げることが出来たようだった


狭い地区の中なのに顔も名前も知らない会員達は、今回の交流会を通して顔と名前が一致した

身近にこんな素敵なデザインをする会社があったの!

リフォームを専門とする工務店さんだったとは知らなかった!

中堅どころの会社ではこんなに素敵な商品を作っていたとは知らなかったわ!

などなど、会員同士のコミュニケーションも深まったことも大きな成果だと感じた


時間は瞬く間に過ぎ、各グループは消化不良気味であったが、誰もが楽しかったと笑顔で帰って行かれたのが印象的だった

私自身、参加させて頂いてとても新鮮な気持ちだったし、楽しいと感じた

主催者からは第2回3回と継続して行くので是非参加して思いを形にして行きましょうと挨拶ががあったので、チャンスがあったら又参加したいし、別の同僚にも勧めてみたいとも感じた


身近には面白い方達が沢山いることを知った

本末転倒

2016-03-30 07:27:06 | 閃き
本末転倒とは今更説明する事も無かろうが、本来の目的とはまるで違った方向へ向かう行動を取っている事を言うのだが、よく観察してみると身の回りには随分多いような気がしている

最初に気付いたのは洗面所にある液体石鹸の容器が汚れていた事である

帰宅した後には手と顔を洗い、うがいをしている

長女達が引っ越して行った時にそれまで使っていた液体石鹸も持ち出したようで無くなっていた

そこで妻に買い置きはないかと訊ねた時に何処からか持ってきたものだ

使おうとした時、容器の汚れに気が付いて先ず石鹸で容器を洗い綺麗にした

綺麗にする為の石鹸容器が汚れていては本末転倒だと考えたのである


本来癒やされる場所であるリビングが散らかっていたり、料理をつくるキッチン周りが汚れているのも同じである

総ずると汚れは綺麗にするべきとなる


子供に習い事を押しつけたり、進む進路を決めつける事も同じなのであろう

本来は子供の幸せを願って行う行為の筈なのだが、いつしか親の好み、親のエゴイズムに陥っている場合がある


ある有名な会社の社長は色んな所へ出掛けては話を聞き、直ぐに感化されて社内で実行するように言い触らすそうだが、落語の後生鰻の様だと考えていた

その社長も会社の発展を思って色々な話を聞き参考にしているのだろうが、言うことがコロコロ変わるので社員はウンザリしている

将来の糧となる筈を謳い文句にして、無理な仕事を押しつける上司は本末転倒どころか詐欺と言われる程酷い輩もいる


欲しいものを子供に与え、食べたい物ばかりを与え、我慢を無くして欲望を増長させ、努力を無くして親の庇護で解決する教育は、人間として堕落させる始まりとも言えるのだが、これも本末転倒である

これは地元の中学校長の通信文に記載されたものだが、子供を千尋の谷に落とすライオンの親の心境を幼少期の家康(竹千代)のエピソードで紹介していたが、全くの同感である

書き切れないが、皆さんの周りにも結構多いのではと思う

横綱相撲

2016-03-29 06:57:47 | 閃き
千秋楽の優勝のかかった結びの大一番、横綱白鵬は突進する日馬富士をかわしてあっけなく勝った相撲に対して開場は大ブーイングを浴びせた

この事について、白鵬も期待に添えない相撲をとったことについて謝罪した

しかし、私は白鵬の謝罪は必要がなかったのではと考えている


確かに横綱ともなれば、横綱相撲の言葉通り、動じることなくがっちりと受け止めて勝ちきる強さを見せつける必要があると思われている

それだけ横綱には大きな期待が寄せられていると言っても過言ではないと思う

横綱相撲を期待していた観客のボルテージは最高潮に上がっていたと思う

それなのに突進してくる日馬富士から逃げるようにかわして勝ったのだから文句が出たのだろう

だが、白鵬は反則をしたのではない

突進してくる日馬富士を受け止める事も出来たのだろうけれども、冷静にみていた白鵬がとっさに変わった

こんな相撲はよくある事で珍しい事ではない

これが中日くらいだったら、簡単に済まされていたと思うが、優勝を決める千秋楽の結びの一番だと許されないということはおかしな事だ


相撲はショーではなく勝負の世界である

大きな体や力だけに頼っている訳ではない

多彩な技も勝利する為には必要なことである

私は猪突猛進の日馬富士よりも、冷静に対処した白鵬の方が一枚上手だったと印象を持った

変化しないという鉄の約束でもあるのなら別だが、そんなルールは聞いたことがない

あるとすれば一部の煩い輩の我が儘にしか聞こえない


日本人は勝てば善いのではなく、勝ち方が美しくなければならない、等と嘯く輩がいるとしたら、それは本当に勝負の世界を知らない人だと思う

横綱は白線錬磨の経験を持ち、あらゆる相手にも自由に変化してキッチリと勝ちきる事ができる強さをもっていると思っている

私は白鵬は流石に強いと見直した程である

ショッピングセンター

2016-03-28 07:34:28 | 閃き
夫婦二人きりの生活になると、又夫婦で出掛けることが多くなってきた

今までは、孫の子守があるのでどちらかが家に居て留守番をするのだが、二人きりの今は夫婦伴って出掛ける様にしている


来月の初めに海外出張があるので、その準備を始めることにした

訪問する国は2カ国、期間は1週間である

海外は何度も言っているので取り立てて準備など無いようだが、今まで愛用していたスーツケースが壊れた為、新調したのを皮切りにあれこれと準備を始めた

海外出張は慣れもあって直前まで準備など手に付かなかったが、今回は何故だか仕切り直す気持ちが強い

それで、不測するものを購入する為に買い物に出掛けることにした


買い物に行く車中で妻と何処へ行くか話し合う

保有する商品券があるので、系列のショッピングセンターへ行けという

その系列であれば、いつも映画を見に行く所が一番大きいのだが、店内のお店やフードコートも飽きてきて他へ行けという

仕方なく、規模はそんなに大きく無いが最も街の中心に近い店舗へ行く事にした


店舗は地下1階、1階、2階でその上は全て駐車場となっている

流石に土地代の高い中心部ではこんな構造になるのだろう

店内に入り、あれこれと見て回るのだが印象は品不足感が先立った

どちらかと言えばお年寄り向けの品揃えが多い気がしているのだが、店内には小さな子供連れの夫婦も多い

デパートとは違って高級感は無いのだが、お値打ちな商品が並んでいる

両手に抱える程、春物の服を抱えて買い物をしていた30代の若い男性が印象的だった


ショッピングセンターのもう一つの楽しみは食事

有名なファストフード店を始め色々な店舗が入っているのだが、やはり古さを感じた

中心地に近い立地なので、少し歩くだけで周りには色々な外食店舗が建ち並んでいる

日曜日のお昼なのに行列が出来ないフードコートをみれば理解出来る

やっぱり郊外にある巨大なショッピングセンターが人気なのだろうか

この店舗は長くない気がした

悪食

2016-03-27 07:30:58 | 閃き
悪食と言うのは目の前にあるものなら何でも食べてしまう事を指して言うのだが、外来魚のブラックバスの別名である

食というのは身体に影響する為に多くの捕食生物は選んで食べている

これは身体に悪いものを体内に入れない防御策であり、とても大切な事なのである

鼻の効く動物は臭いを嗅ぎ分けて食べられるかどうか判断している

暖かい国の人々は冷たいものは食べない習慣がある

冷たいもの=危険なものであり、加熱して菌などを死滅させた後に食べれば安心なのである


先日、「保育園落ちた、日本死ね」というブログが話題になったが、その原因は保育園不足であり、保育士不足である事は連日のニュースで話題になっている

この状況を受けて、某野党議員が保育士の給料を上げる法案を提出すると息巻いているのをテレビで観た

確かに、保育士の待遇改善を行えば保育士の増加に繋がるであろうと思うが、果たしてそれだけで善いのであろうか?


保育園が足りているかどうかについては保育園への入園希望者と受け入れ定員の比較だけでは論じられない

2人以上子供が居る場合で上のお子さんと一緒の保育園に入れたくても空きが無く、他の保育園へ回されるケースがあると言うが、離れた保育園へ入れる訳にもいかないだろう

会社勤めの行き帰りに子供の送迎を行うので、住宅近くよりも駅近く、職場近くの保育園に人気が集中するというので、保育園の増設にはそういった実態も把握しなければならないだろう

そして、更にそういった事情は各地方、各都市によって望まれる条件は異なるであろうから、本当に各自治体が働く親たちの側に立った見知が必要になる


自治体においても、不測だという現状を踏まえて保育園を増設すれば良いかといえば、少子化の中で将来的に観るバランスも考慮しなければ税金の無駄と言われてしまう

更に保育士の給料の上昇分を賄う財源をどうするかという問題が残る

保育料に反映させるのは簡単だろうが、それでは親はもっと困るに違いない

それではその財源を国が負担するというのであれば、益々国の予算は肥大化して収支が合わなくなってくる


こういった事は保育園の事だけでは無く、日本国が抱える全ての事について同じである

それなのに、お母さん達の人気を得ようとする無能な議員達が話題になった問題について十分な解決策も検討せず、簡単に給与を上げる法律を作ると言い放つ姿を見ると本当に嫌気が差してくる

こういった無能な議員の出す法案はその時話題に登ったもで、目の前に来た餌を何も考えず食べるので悪食である

しかも悪食議員は勝手に決めた無責任な法案の責任すら取ろうとしないことから、単なる人気取りであることが判る

悪食は身を危険にするのだよ