閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

デジタル秤

2013-02-28 12:51:12 | 閃き
最近、労務関係のセミナーによく参加している

話を聴けば聴くほど世は変わったと痛感する

会社の為、社長の為に頑張るなんて期待してはいけない

労使は完全契約になる

雇用から定年の65歳までの収入を明示して、契約通りの労働を課す

完全個別契約になるかもしれない


昔は、義理と人情を天びん秤に掛けて、どっちが重いかとは唄の文句だが

これからは義理と人情はデジタル秤で計ることになるかもしれない

その重さによって反映させなければ人間味は残らない


ただ働くだけなら日本人でなくても、外国人でもロボットでも同じになったら、日本が終わるだろう

コンプライアンスを前提に将来の予測をすると描く事ができる一例だが

本当に今の若い人たちは、そう望んでいるのだろうか


企業は益々ガードを固くする

不確かな約束は口にしなくなる

もし、こうなったらとか、将来の方針はと、出来もしない事をいえば騙されたと言われかねない


私は、決してそうなって欲しくないが、セミナー講師の意見を集約するとそう聴こえてくる

ハッキリするデジタル秤は便利だが、どっちが重いと考える天びん秤の方が好きなんだけどなぁ

知らなくても良いこと

2013-02-27 06:51:13 | 閃き
今の世の中には沢山の情報が溢れている

その中には必要の無い、むしろ知らなかった方が良い情報もある


火の無い所に煙は立たないと言うが、最近では火が無くても煙を立てるから困りもんだ


厨房が汚い等という風評を流されたら、その店の死活問題だが

人の口には戸は立たぬといって、防ぐ事など出来ない


そんな情報は店を信頼し旨い料理を食べに来ている客には必要の無い情報だ


この様な情報を鵜呑みにして騒ぎ立てる者達は上辺で物事を見ている

本質を見ることが出来ないから、見た目に騒ぎ出す

狼だと騒いだら皮を被った羊だったということだ

従って本質を見極める力量を養う必要がある

以前、「千円札は拾うな」という本がヒットしたが、正しくその通りである

目の前の小銭に執着して大金を失するの例えだ


人生万事塞翁が馬

所詮、成るようにしかならないが、本質を見極める力量の有無は人生を大きく左右する


最近は知らなくても良いと思う情報には耳を塞ぐ様にしているが、一度は聞かなければ必要かどうか解らない

それで生活に支障は無いし、余計な情報が無い分、必要な情報がすんなり入る


念のため、これは必要な情報だよ

正念場

2013-02-26 04:33:44 | 閃き
事を成し遂げようとする場合、決してすんなりと進むばかりではない事は説明する必要も無いだろう

理想と現実の差がある中で、理想に近づける為には可成りの努力が必要だ

しかし、現状を鑑みれば実現には難しい事もある

こんな時、理想を追い求めるか、現実を見て落とし処を探すか迷う事がある


しかし、現実を鑑みれば答えは単純である

期待や願望も実現して行かなければ、只の夢に終わる

更には、途中で諦めてしまい、中途半端になってしまう

そうならない為には必ずやり抜くと言う強い意志が必要だ

ここが正念場になる


理想が有る以上あくまでもそこに向かって進まねばならぬ

中途半端な落とし処等は無い

有るとすれば途中の通過点なのである


3億円の家に住むのが夢なら、年収4~5百万では実現は難しい

宝くじにでも当たれば可能だが、現実性がない

生きている内に達成しなければ意味がない

少なくとも年収を今の10倍にする事を実現しない限り夢に終わる

可能性はゼロではない

出来ると思うか、諦めるかを決めるのは自分自身だ

諦めずに初志貫徹

迷った今が正念場

住宅探し

2013-02-25 06:52:52 | 閃き
末娘がこの春卒業し、何とか就職することになった

就職先はケーブルネットワークの会社で、とある地方都市の支局に配属になったので、早速住宅探しを行う必要があった


住宅探しと言っても会社から幾つか条件を付けられているし、推薦されてもいるので、選択肢は少ない

末娘と妻を伴い、その街の不動産紹介所へ出掛けた


最近は部屋を借りるにも、小難しくなった

宅建の資格を持つ担当員が出てきて事細かく説明する

物件を選び下見をして契約手続きを終えるまでに裕に4時間は必要だ


最近では家賃も銀行振替からカード支払になり、それも指定のクレジットカードに加入しなければならない

契約期間も最低2年で、2年毎の契約更新時に契約金が発生する

又、2年以内に転居する場合も違約金が発生する


アパートや賃貸マンションは空き部屋対策が大変で、建設会社が管理会社となって運営しているので事細かく取り決められている


見知らぬ街の様子を見たり聞いたりしながら物件を決めた

ここまでは親が関わるが、この先は自分で賄わなければならない

部屋の家具等は生活しながら必要なものを揃えれば良い

焦らずに頑張って欲しいと願うばかりだ

アップルパイ

2013-02-23 23:17:11 | 閃き
数日前、妻と買い物へ行った時に、妻はパイシートを買い物かごに入れていた


夕方に次女夫婦がやって来て夕飯を一緒に食べることになった

私と妻で手分けして料理を作った


食後に次女は私が作るケーキやシュークリームを食べた事がないと妻に話していた

それを受けて妻は、お父さんにアップルパイを作らせようとパイシートを買ってあると話していた

パイシートを見た時にはそんなことになりそうな気がしていた


そんな事で夕食後にアップルパイを作ることになった

早速、アップルパイのリンゴを煮る

これは手馴れている

市販のパイシートを延ばしてパイ皿に敷きフォークで細かく穴を開けて、煮込んだリンゴを並べた


この次のパイの上のシートをどうするかで妻ともめた

パイシートを延ばしてきしめんの様に切断して編む事にしたのだが

いつものように妻は大雑把に編んで行く

折角ここまで精魂込めて進めてきたのに、1度にやる気が抜けていった

私は後の行程を妻に託して手を引いた


結果は上手く焼けてそれなりに仕上がったが

肝心の次女夫婦は待っている間に眠ってしまった

従って、味見は明日に延期となった

夜中近くまでかかって作らなくてもよかったと

行く先の無い怒りを飲み込んだ

きっとアップルパイは苦い味になるのだろう