自民党総裁選で各候補者が介して議論する機会が増えたことは大変良い事だと思う
討論会で主張する内容の違いが明確になり自分の考え方との違いも明確になる
候補者の意見の中で方向が異なるテーマの1つに防衛の敵基地攻撃能力がある
河野太郎はこの能力は昭和の考え方で意味が無いと主張し第一撃を打たせない抑止力を取るべきだと曖昧なすり替え回答を繰り返す
他の候補者はハッキリ言わないが、敵基地攻撃能力とはどういう事か
例えば北朝鮮が保有するミサイル発射基地(移動式含む)が10か所あると仮定し、その内の1か所から日本に向けてミサイルが発射されたら全ての発射基地を攻撃する
河野太郎は発射した基地に対してのみ反撃するから効果が無いと主張するが全く頓珍漢
モグラ叩きの様な敵基地攻撃等防衛手法として考える事こそズレた考え方だ
アメリカを始めEU、ロシア、中国でも自国に直接ミサイル攻撃を受けたらミサイル発射基地のみならず重要な軍事施設や主要都市の中枢施設迄も反撃する
これらの国が保有する核ミサイルが何千基もある理由は、予め敵と想定している国のそれぞれの目標にセットされているから膨大な数が用意されているのだ
本来の抑止力はこういったものだが戦争放棄を詠う日本では攻撃されたらという前提が縛りになっている為に明確に出来ないのだ
具体的に相手からミサイルや攻撃をさせない抑止力の方法を示さない河野太郎は無策で綺麗事を言う共産党と同じだ
現在の日本はこれだけ安全が脅かされようとしているかという危機感が欠落している
一国のリーダーの方針が防衛に大きな影響を与える
かつて民主党政権下で鳩山由紀夫総理が竹島は韓国領土とコメントした途端韓国軍が不当に上陸し実効支配したのは記憶に新しい
そういった過去の汚点を覆い隠すのは反省の上に立った改善が出来ないという事だ
正しく敵基地攻撃能力について考えなければならない