立会い試験

ある機械メーカーの研究所で、ある装置の立会い試験を依頼したので、訪問して立会い試験を行った

勿論、立会い試験は有償で高額であるが、丸一日を費やして特性を調べるのでお値打ちともいえる


本日行う試験の目的と目標を伝え、具体的な段取りを決める

有償の試験であるからか、なるべく効率よく沢山やろうという思惑があるようだ


試験を担当してくれるのは、若い男女の所員と営業を担当する男性の三名だが、休みなく懸命に務めてくれた

それも、途中経過を観ながら検討を加え修正してくれる

初めてという事もあり、推測と結果が結び付かなかったが、それなりに満足している


まぁ、世の中そんなに簡単に物事が進むとは思わないが、新しい事に挑戦して新たな世界を手に入れたいと考えるのは技術者の夢だ


ノーベル賞には、とても比較にならないが、一つの技術の確立と応用が明日の商品をつくると信じている

生産量が減少していく中、新たな商品の開発は不可欠である

一丁やってやるかぁ

体力回復

仕事が終わり、明日一番で必要なものを受け取りに行かなければならなくなった

その会社は我社から自宅近くを通り、更に1時間先にある

一日中車で走り回り疲れているので、妻を誘って一緒に行く事にした

何故なら、その帰り道に日帰り温泉に寄る為だ

疲れがピークになると妻を誘うその温泉は平日の夜が空いている


身体を洗い、お決まりの寝湯に入る

丁度良い温度で、腰から背中、肩、首までを大きめの泡がほぐしてゆく

両手を組み、首の後に回して親指で首をマッサージすると、時間を忘れてしまう程に気持ちが良い


たっぷり寝湯を楽しんだ後は、露天風呂で身体をクールダウンする

丁度、満月に近い美しい月を観ながら、月見風呂と洒落るから気持ちも和む


仕上げは、これまたお決まりの薬湯だ

薬湯にしっかり浸かった後は、冬のカサカサ肌がシットリして、湯上がり気分が良いのだ


勿論、妻を同伴したメリットとして、湯上がりのビールで体力回復完了だ

こんな時は、妙に機転が利いてくるもんだなぁ

大人の酒

取引先の保険会社の社長さんと食事に出掛けた

年に１～２回の割で行っている

実は食事会の参加者は３名で、もう一人は薬剤師でドラッグストアの社長である

薬剤師の社長は多忙でドタキャンが多いが、今回もそのパターンだったので、仕方なく保険会社の社長と二人で出掛けた


話題は、互いの愚痴や悩み事など、無沙汰しているので話題は尽きない

ひとしきり喋り、お腹が満腹になると、もう一軒行く

ワインやカクテル等が楽しめる、所謂ショットバーである

カウンターに腰を下ろしてお勧めの赤ワインを呑んだ後、カクテルをオーダーする事にした


今回はジンベースのカクテルにしてみた

ホワイトレディ、ギムレットと定番を呑んだ後、マティーニをオーダーした

マティーニと言えば００７のジェームボンドを思い出す

ボンドが好むのはジンではなく、ウォッカベースだと記憶している


すると、カウンターの端に座っていた若いカップルの男性がバーテンに、私が呑んでいるマティーニについて質問している

彼は、強い酒か？と聞いていたので、私はお節介に「大丈夫、大丈夫」と薦めた

彼はマティーニをオーダーして一口呑んだ後、「大人の酒ですね」と言った

酒に大人や子供向けがあるはずもないが、何となく理解出来る


帰り際に、またお節介にも彼に一言声を掛けた

「大人の酒は色々あるから、二人で楽しんでね」


大人の酒は大人の男をつくるのだ

暴走老人

石原慎太郎都知事が国政に復帰すると発表して、政界は右往左往しているようだ

衆議院の解散を目前に、議員さんは国政よりも、自分の当落で頭が一杯のようだ

石原都知事は８０歳という高齢にもかかわらず、この国の為に立ち上がったと発言した

これを受けて、田中真紀子文科相は「暴走老人」と評したとか

まぁ、田中大臣は以前から口が悪く、この程度でよく文科相が務まると呆れる


８０歳となれば、政界引退する年齢だが、会見でその事を質問され「若いもんがもっと頑張れ」と叱咤したそうだ

最期のご奉公だと言っているが、その気力に頭が下がる


そもそも、政治家がサラリーマン化してきているので、国の将来等、考えていないと思える

選挙に右往左往する必要無く、国を憂いて尽力する政治家がいかに少なくなった事か


つくづく、人間は年齢では無く、意志と行動が重要かということだ

高齢社会になれば、高齢者が活躍して当たり前

若者には負けずに頑張ってもらいたい


そう言う私も頑張らねば

(勿論、政治ではなく、毎日の生活のことだけど)

消失

今朝、いつもの時間に目覚め、ブログをアップしようとしたが、何故か慌ただしく、送りそびれていた

仕事中は勿論、仕事に追われ、ブログの事など忘れていた

昼食時にも、思い出す事無く終え、気付けば退社時間になっていた


慌てて、本日分をアップしようとして、メールの未送信フォルダを見ると、アップ予定の原稿が無い

あれ～、アップしたっけ？と送信フォルダを見たが見当たらない

原稿が消失した！


アップ予定の原稿は我が原稿だが、だからといって二度と同じ原稿は書けるものではない

何故？どうして？

今更考えてみても始まらないので、家で一杯やりながら消失してしまった事を書くことにした


自家製のイカの塩辛を肴に芋焼酎をやりながら、アイアンシェフを観ている

宮川大輔のレポートで佐野さん佐野さんと連呼するのが耳に付くが、楽しんで観ている


いつの間にか、消失からアイアンシェフになりそうだが、それでも仕方ないか


取り敢えず、ここら辺りで失礼します