閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

手作り

2010-12-31 10:21:58 | 閃き
仕事で社外に出る時、たまに弁当持参で行く事がある

行き先の付近には食事をする場所もコンビニもあるのだが、何故かその場所へ行く時は弁当持参と決まっている

妻も朝早く起きて、弁当を作らなければならないので申し訳なく思うが、実は私は楽しみなのだ

今の寒い時期はやはり、ランチジャーがいい

ご飯も温かくて味噌汁も温かい

同僚達も皆同じで、昼は一同揃って弁当タイムだ

弁当の楽しみは、おかずが何かという事だが、同僚の一人は味噌汁の器にカレーを入れて来て、カレーライスにした

彼は独身者なので、うなずける考えだ

更に彼は手作りの漬物まで持参して来て、皆に振る舞った

白菜に昆布やスルメ、唐辛子等が一緒に漬け込んであって、ピリ辛で美味しかった

さすがに、弁当の中身までは見せ合う事はしないが、皆一応に嬉しそうに食べていた

手軽さと豪華さ、安さてコンビニ弁当が人気だが、やはり手作りの弁当に勝るものは無い

世の妻帯者達よ、たまには無理を言って弁当を作ってもらいなさい

その弁当の中の奥様の愛情を味わう事がきっと出来ますよ
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鏡餅

2010-12-30 06:57:05 | 閃き
お正月に欠かせないものの一つに餅がある

一説には三種の神器の一つである鏡(青銅鏡)を模しているそうだ

最近では年間を通して食べられる様だ

田舎では自家製のもち米を臼と杵でついて餅にしていたが、段々と少なくなっている様だ

臼と杵の時代から餅つき器で餅を作る時代があり、専門業者に依頼するようになったりもした


処で、お正月の餅は何時つくのであろうか

めでたい餅なので当然縁起を大切にする

九のつく日は苦に通じるといって避ける人もいる

二十九日は二九で「ふく=福」に通じると、その日につく人もいる

一般には二十八日の八が末広がりに通じるので、最も多いようだ

最近ではプラスチック入りの手頃な鏡餅が売られているので、縁起も担ぎようが無いが、どうせ飾るのであれば良い縁になる方が良い

心の持ちようだが、折角のお正月なので、こんな処にもこだわりたい
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御用納め

2010-12-29 07:20:45 | 閃き
一般に師走の二十八日は公官庁や企業等の御用納めである

当日の内容は様々であろうが、本日をもって年内の業務は全て終了となる

一般には大掃除を済ませて、全員揃って納会を行い終了する

新たな年を気持ち良く迎える為には大掃除と納会は欠かせる事が出来ない

けじめを重んじる日本では、この終わりの儀式は大切だ

外国では単なる年の変わり目、月末月初程度の認識で、せいぜい祝日になってる位だが

日本では、この儀式は全て新年を「新たな始まり」として迎える為に行っていると言っても過言では無い

12月29日から翌1月4日の仕事初め迄の約一週間は実に大きな変化がある

考えれば、一週間程度でそんなに変化するはずも無いのだが

リセットボタンを押した位の変化に感じる

これは終わりをキチンと意識しているからである

「始まりの為の終わり」とはこう言う事だと思う

だからこそ、御用納めは大切なのだ

自分自身の御用納めも大切にしたい
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プレッシャー

2010-12-28 07:52:24 | 閃き
得意先の技術開発担当者と面談した

彼はいわゆる転職組で、入社後三年目であるが、能力が高く、彼とは色々な仕事に取り組んで来た

余り口外は出来ないが、歴代の担当者の中では1番ではないかと思っている

そんな彼が私の所へ相談にやって来た

相談と言うよりも愚痴に近いものだった

文字通り彼は入社して以来、得意先の社長から、かなり期待をされていたようだったが、年末賞与の査定で、社長からかなり不満があると言われ、査定も厳しく、かなりダウンしたようだった

以来、彼は悩んでいて、いたたまれなくなって相談とも愚痴とも取れる事を話しに来たようだ

社長の期待は承知しているものの、雑務に追われて結果が出せないでいるようだ

しかし、それをどう解決したら良いのか分からないのだ


目の前の仕事に追われて、課題とする仕事が出来ない事が、社長の不満なのだろうと思い、彼にその辺りの話しをした

もともと優秀なせいか、すぐに理解して、すっきりしたと帰っていった


開発という仕事は、その成果が表明に現れにくく、評価されないのではと勘違し易いので、ついつい目に付き易いルーティンワークを優先させ、課題業務を後回しにする

以前「千円札は拾うな」という本がヒットしたが、正にその通りである

若い内は、がむしゃらに仕事をこなせばいいが、管理職近くになるほど仕事の仕方が問われる様になる

それがプレッシャーとなり、焦りを生み、押し潰されて愚痴になり、他人のせいだと逆恨みをするようになり、ついには転職するはめになるのだ


そうなる前に「閃き」を見て、楽しく充実した人生が過ごせる様にしなさい

と言える様に私も頑張らねばならない
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善き昔

2010-12-27 07:22:21 | 閃き
先日も取引先の社長と新規のお客様の所へ訪問した

応対頂いたのは、執行役員兼所長だったが、私よりは少し先輩であった

一通り商談をした処で、ある大手メーカーの話しになった

今回紹介した様な新しい商品をそのメーカーに持って行くと、「おっ、面白そうだな、今度の休みにやってみよう、だからお前も出てこい」と応じてくれたと言う

そういったテストは決まって休日に行うのが当たり前だったし、休日出勤がどうのこうのと言わないし、テストの許可権限は、その担当者が持っていた

テストの結果が良くても悪くても、知識や技術に対する貪欲なまでの興味と仕事にかける情熱は強くて、周りからは言わば「出来る人」と呼ばれる人なのである

それが今はルールに縛られ、無難を善しとし、決して冒険をしようとしない

と、歎いていた

所長はその大手メーカーと古くから長く関わって来たからこそ、そう言えるのだと思う

「現物、現実、現場」の意味を今は本当に理解されていないと、嘆くように言われた言葉に、所長の気持ちの重さを感じた

コンプライアンスは大切な事であるが、昔の良い所まで無くさせて来ているようだとも話された

この辺りの兼合いを理解して、上手くやれる仕組みを作って、個人のモチベーションを上げ、面白いと何でも興味を持ってやってみることが技術力を向上させ、将来の日本の力となるのだと思う

ガンバレ日本
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