閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

壺算

2014-05-10 06:50:10 | 閃き
ホームセンターへバケツを2個買いに行くように頼まれた

何に使うのかは解らぬまま、出掛けて行った


売場には大小様々なバケツが並んでいる

最初は10リットルのバケツを手に取ったが、大は小を兼ねると、15リットルのバケツにした

万一買って帰って小さいと言われるよりはと考えた

代金は1個410円、2つで820円


買って帰ると、なんともう一回り大きい物が欲しいと言う

仕方なくホームセンターへ行き交換してもらう事にした


20リットルのバケツの値段は15リットルのバケツの倍で1個820円、2つで1640円だ

落語の壺算なら、支払った820円と15リットルのバケツ代金820円で1640円になるので

20リットルのバケツ2個を持って帰れるのだが、ホームセンターでは上手くいかない


先ず15リットルの払い戻しを行ってから、改めて20リットルのバケツを購入しなければならない

至極当たり前の事だが、あまりにも落語の壺算に状況が似ていたので残念だった

誤魔化すつもりではなく、その時の店員の反応が見たかったのだ


落語の話は、現実には到底ならない

そんな算段をするのが壺算なのである

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2 コメント

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壺算のマクラ (iina)
2014-11-13 09:54:28
「壺算」の枕の話題を、ブログにしてみましたが、むかし、釣り銭詐欺でだまされるタバコ屋だったかがニュース沙汰になってました。

上野の鈴廣亭で、人間国宝になって初めて聴いた柳家小三治がトリの日の、その弟子・柳家三之助の演目の枕でした。 ^^

「時そば」で遣りあってみたらいかがでしょうか ?

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時そば (sirobe-san)
2015-03-20 18:42:49
時を間違えて多く支払いそうです。
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