スケルトンハウス‐きまぐれCafe

生活とビジネス

そのときの思いや状況で、いろいろなことを話し合ってきた喫茶店。きまぐれに、思いつくままに・・・

「萩の寺」明光寺/地元で遊ぶ

2013-10-05 08:15:42 | 日記・エッセイ・コラム



「秋の日は釣瓶落とし」

  そんな言葉がしっくりくる昨今、山上憶良が詠んだ歌を思い出しました。この歌が元となって「秋の七草」が決まったとの説があります。

  萩の花
 尾花 葛花 瞿麦(なでしこ)の花
  姫部志(をみなへし)
 また藤袴 朝貌の花
  (万葉集・巻八
1538


  といった訳で、101日、季節の花である“萩の花”を観に、須磨・妙法寺の「萩の寺」明光寺(みょうこうじ)に行きました。

  「萩の寺」明光寺は、神戸市営地下鉄妙法寺駅から東へ徒歩
18分の位置に在ります。
  住所は、神戸市須磨区妙法寺字岡775-3
 です。



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  神戸市須磨区の高取山山麓にある明光寺は、秋の七草の一つ萩の神戸きっての名所で、「萩の寺」として知られています。
  十数種・約500株が境内を埋め尽くすように咲き乱れる萩の見ごろは9月中旬から下旬頃です。

  この寺の創建時期は不明ですが、古くは天台宗で明光寺といい、1650年(慶安3年)の検地では阿弥陀堂とだけ表示されており、1692年(元禄5年)には伽藍が建立されておりました。後に黄檗宗(おうばくしゅう)に改宗されたようです。
本尊は阿弥陀如来木像です。


  バス道でありながら、狭い対向二車線の県道
22号から、更に狭い参道の山道を上がり切ったところに、普通車23台分程度の駐車スペースがあります。



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  駐車スペース右手の石段十数段を上がると本堂があります。



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  平成912月に、「新・こうべ花の名所50選」に選定されたようです。



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  訪れたのが少し遅かったため、萩の花は盛りを過ぎていました。05_mgp2366_2



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【関係情報】

○秋の七草(「広辞苑」第六版より)
  秋の野に咲く代表的な七種の草で、萩(はぎ)・薄(すすき
=尾花)・葛(くず)・撫子(なでしこ)・女郎花(おみなえし)・藤袴(ふじばかま)・桔梗(ききょう)の称。
  万葉集では桔梗のかわりに朝顔を入れるが、この朝顔も桔梗のこと。

黄檗宗(おうばくしゅう)
  臨済宗、曹洞宗に次ぐ禅宗の一つ。
  本山は隠元隆(いんげん
 りゅうき)の開いた、京都府宇治市の黄檗山萬福寺(おうばくさん まんぷくじ)。

○隠元隆(いんげん
 りゅうき)
  念仏禅を特徴とする明朝禅を日本に伝えた。
  また、日本における煎茶道の開祖ともされている。
  いんげん豆(隠元豆)は、隠元が来日した際に日本に持ち込んだため、その名が付いたとされる。


【関係サイト】

  ○ 神戸市須磨区のみどころ
(神社・寺院)

  ○ 黄檗山萬福寺










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