スケルトンハウス‐きまぐれCafe

生活とビジネス

そのときの思いや状況で、いろいろなことを話し合ってきた喫茶店。きまぐれに、思いつくままに・・・

彼岸の中日・秋分の日

2020-09-26 09:06:07 | 日記・エッセイ・コラム

 


 今日(2020年9月22日)は“お彼岸の中日”ということで、「おはぎ」を買って食しました。

01_ohagi

 そもそも“お彼岸”は仏教の行事のようです。彼岸の入りは9月19日、彼岸の終りは9月25日の7日間となっています。

 秋の“彼岸の中日”は「秋分の日」と重なっています。この日から徐々に冬に向かっていくといわれています。

 ちなみに、仏様へのお供え物兼お供えする人の食品として、春は「ぼたもち」、秋は「おはぎ」となっているようです。

 この「ぼたもち」と「おはぎ」は同じもののようです。春の彼岸の頃開花の盛りとなる“牡丹の花”をお供えし、秋には彼岸の頃開花の盛りとなる“萩の花”をお供えするという仏様への質素な気遣いです。

02_haginotera

 このことから、春に作るものを「ぼたもち」、秋に作るものを「おはぎ」と呼び分けています。

 また、「秋分の日」は天文観測による秋分が起こる日であり、秋分とは二十四節気の第16番目の節気。昼と夜の長さがほぼ等しいが厳密には昼が若干長い。現行暦9月中旬、22日か23日になるようです。

 更に、このお彼岸の期間にほぼ被るように設定されているのが、「動物愛護週間」です。






【関係先】

 〇 9月20日から9月26日は動物愛護週間です《東大阪市》

 〇 環境省HP 動物愛護週間



【関連記事】

 ○ 2020年今年の干支/庚子(かのえ ね)

 ○ 「萩の寺」明光寺/地元で遊ぶ

 〇 秋といえば

 〇 「おはぎ」、「ぼたもち」、「あんころもち」の違い






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「切る」と「割る」のちがい

2020-09-19 08:36:28 | 日記・エッセイ・コラム

 

 私は以前からテレビ等で「一定の基準を満たしていない、つまり結果が下回る」ことを「切る」と言っているのが大変気になっていました。
 “切る”はボーダーラインを超えることで、“割る”はボーダーラインを下回ることだと覚えていたからです。

SanseidoDaijirinImaje


 “切る”について調べていると、「Weblio辞書 三省堂 大辞林 第三版 ( 動ラ五)」に次の記述があるのを確認しました。
  ⑯  数値が、ある目安・限界よりも小さくなる。割る。
   《切》 「 100メートル競走で10秒を-・る」 「上昇率が10パーセントを-・る」


 このことから考えると、“切る”と“割る”は同じで、ボーダーラインよりも小さくなることだと記述しています。

 私が“切る”と“割る”を別の意味(互いに逆)であると分けて考える方が間違っていたことになります。


 しかし、同じ「Weblio辞書 三省堂 大辞林 第三版 ( 動ラ五[四] )」で“割る”を検索してみると、次のような記述がありました。

  ⑥  数量がある基準を保てなくなる。ある基準からはみ出す。 「ドルは一時一〇〇円を-・った」 「与党は過半数を-・りそう
     だ」 「定員を-・る」



 以上のことから考えると、“切る”は数値が一定の基準を下回る事象について使用し、“割る”は数量が一定の基準を下回る事象について使用するのだということが分かりました。




【関係先】

 〇 Weblio 辞書 Weblioとは










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流し台の掃除

2020-09-12 08:25:41 | 日記・エッセイ・コラム

 

 

 流し台、現在ではシステムキッチンと言う方が分って貰い易いのかと思います。これのシンク廻りの清掃についてお困りの方が多そうです。特にゴミ収納籠と菊型ゴム蓋があるワン型トラップのものに悩みが多そうです。

 ステイホームの今、普段やらないことを遣ってみてはいかがでしょう?

 

「何をどうやって掃除すればいいの?」


「ゴム蓋やゴミ籠にヌメヌメ、プヨプヨしたものが付いていて気持ち悪い!」



 私は昭和46年~48年(1971~1973年)、某厨房機器メーカーのルートセールスをしていました。採用時の研修で営業マンとしてのあるべき姿・言動の他、グリル付ガステーブル(コンロ)の清掃・修理や流し台の掃除の仕方についての実技研修がありました。これはユーザーに直接対面する販売店への教育・アドバイスが行えるようにと会社が考えていたことによります。

 シンク廻りの掃除については、「定性的面」と「物理的面」の二つがあると思いますので、これについて言及させていただきます。

 先ず「定性的」には、流し台のシンク廻りは食器や調理器具と同じと考えることです。洗面台やトイレのそれとは一線を画します。

 次に「物理的」には、流し台の排水構造、掃除道具を確認し、日常的な掃除でどこを綺麗にするかを知ることです。日常的な掃除とは、「気持ち悪くならないうちに!」というインターバルです。
 下図は「ワン型トラップの構造の略図です。

01_wantrapの構造

 トラップの付属品すべてとトラップの内側、底、排水パイプの内側と外側(トラップ内)、そしてシンクを綺麗にします。

 掃除用具は、小型のパームたわし、所謂「亀の子たわし」とパイプブラシを使います。洗剤は日常食器洗いなどに使っている中性の台所洗剤、できる事なら「セスキ液(炭酸ソーダ)」と「(掃除用)重曹液」を使います。

 ミニキューブのメラミンスポンジも便利に使えます。


02_tawashi


 


 トラップの付属品の全てを取り外します。

①菊割れゴム

03_gomufuta

 表裏、細い溝など、たわしで丁寧に汚れを落とします。

②ゴミ収納籠

04_gomikago

 籠の内側、外側、底の内外、縁など万遍なくたわしで丁寧に汚れを落とします。

③ワン

05_wan

 トラップの底のほうに取り付けられています。左に回すと取り外せます。ワンを取り外すと排水パイプが見えます。
 ワンの内外の汚れを、たわしで丁寧に落とします。

④トラップと排水パイプ

06_trap&pipe

 トラップの内側、水が溜まっている底部、排水パイプの外側の汚れをたわしで丁寧に落とします。排水パイプの内側は、パイプブラシで綺麗にします。

 排水パイプの内側の掃除に、使い古しの歯ブラシなどを使ってもいいのですが、パイプ内に落としてしまわないよう十分注意しましょう。パイプ内に小さい物を落とすと、取り除くのがとても厄介になります。


 これらの掃除が終われば、それぞれの付属品を元に戻します。
 このとき、ゴミ収納籠に細かい目の袋状ネットを装着しておけば、ゴミを捨てるのが簡単になります。

07_net

 流し台を見た目にも綺麗に保つには、色んなものをシンク内に置かないことです。
 古くから「三角コーナー」が調理クズなどの投入場として活用されてきましたが、ワン型トラップには大型のゴミ収納籠が具備されていますので、「三角コーナー」を利用しないようにすれば、掃除対象物も減り、シンクもスッキリします。

08_sankaku

09_sukkiri

 シンクに“ザラザラ”した手触りがある場合は、水垢や油が付いています。台所用中性洗剤で洗ってもとれないときは、洗浄用の重曹(炭酸水素ナトリウム)とスポンジで擦ってやれば、“ツルツル、ピカピカ”になります。

10_pikapika

 少しの手間を惜しまず、この清掃を週1~2回、更には重曹液を噴霧しておけば、ヌメヌメ、ブヨブヨが付くことはありません。

 また、菊割れゴムとゴミ収納籠を抗菌加工したものに交換すると、掃除の効果が長続きするようです。




【関係先】

 ○ 家事の宅配 kajitaku 「掃除のプロに聞く!シンク掃除の方法とは?」









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「おがら」って何!

2020-09-05 08:35:32 | 社会・経済

 

 



 なんか聞き覚えがある。でもわからない。 近所のスーパーマーケットに行くと、8月15日ぐらいまで店頭に並んでいました。75cm位のものとその半分位のものの二種類です。

 「おがら」は近年の仏教の風習で盂蘭盆会に必要なもののようです。ご先祖様の霊をお迎えし、お送りするときに必要なもののようです。

 それ以前は「迎え火」や「送り火」はお客様や神霊を“迎える”或いは“お送りする”ために焚く火のことでした。

 この「迎え火」や「送り火」は宗教・宗派には関わりなく、各地で行われていました。

 7月或いは8月の13日と16日に行われる迎え火・送り火は仏教の盂蘭盆会のもののようです。江戸時代に定着したようです。

 私は無宗教だし、私の故郷ではやっていなかったし、関西より西の居住が長いのでその関係かどうかは判りませんが、「おがら」が何なのか分からず、少し調べてみることにしました。

 調べた範囲では次のように記されていました。

image

 「おがら」とは、麻の皮を剥いだ茎の部分を指します。漢字では「苧殻」と書き、麻幹(あさがら)とも呼ばれます。お盆の迎え火・送り火や茅葺屋根の下地などに使われていました。

 日本では、麻は清浄なものとして扱われていました。麻で作られた「おがら」を燃やすことにより、空間を清めるという意味があります。

お盆の迎え火
 お盆は一年に一度、ご先祖さまが家に帰ってくる時期。
 昔からお盆入りの日は各家庭で“迎え火“を焚いてお迎えしていました。
 迎え火とは、ご先祖さまが迷わないように、「家はここですよ」と目印にしてもらう風習です。
 ご先祖様が無事に家へたどりつけるよう、庭先で「おがら」を燃やすことです。ご先祖様が帰ってくるといわれる夕方に火を焚きます。一般には家の門口や玄関で行います。手順は次の通りとされています。
 ①新歴でのお盆なら7月12日、旧歴でのお盆なら8月12日の夕方以降辺りが暗くなってから庭先に焙烙(ほうろく 耐熱性の平皿)を置き、「おがら」を短く折って載せる。
 ②「おがら」に火をつけてしばらく燃やす。
 ③「おがら」の火を頼りに、ご先祖様が家に戻ってくる。
 ④完全に火を消してから家に入り、仏壇にお供え物をして手を合わせる。

 お墓へお迎えに行くなら12日の夕刻までに!

お盆の送り火
 ご先祖様を送り出すため、再び庭先で「おがら」を燃やすことです。16日の盆明けの日の夕刻以降あたりが暗くなってから行われ、手順は以下の通りとなっています。
 ①新歴でのお盆なら7月13日、旧歴でのお盆なら8月13日の夕方、庭先に焙烙(ほうろく)を置き、「おがらを」短く折って載せる。
 ②「おがら」に火をつけてしばらく燃やす。
 ③「おがら」の火に送られて、ご先祖様があの世に帰ってゆく。
 ④完全に火を消してから仏壇の片づけを始める。

 お墓へお送りに行くなら、16日の夕刻までに!


【関連記事】

 〇 法要とは







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